JP2506659Y2 - 車体のモジユ―ル組付構造 - Google Patents

車体のモジユ―ル組付構造

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JP2506659Y2 JP1989109576U JP10957689U JP2506659Y2 JP 2506659 Y2 JP2506659 Y2 JP 2506659Y2 JP 1989109576 U JP1989109576 U JP 1989109576U JP 10957689 U JP10957689 U JP 10957689U JP 2506659 Y2 JP2506659 Y2 JP 2506659Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車の車体のモジュール組付構造に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、車体のフロア及びボデーサイドは、ルーフ、エ
ンジンコンパートメント等と共に、閉断面構造の各種強
度部材を骨格部材としており、この骨格部材に順次各種
パネル材を接合してホワイトボデーを構成し、これを塗
装工程、組付工程に順次移送して最終的に各種の機能部
品、内装部品を組み付けるようにしている。
しかしながらこのホワイトボデーの組立及び組付工程
では、それぞれのメインラインにおいて前記の要領で順
次に組立作業が行われるため、メインラインが長大化し
てそれだけ設備が大型化、拡大化してコスト的に不利と
なる。また、フロア、ボデーサイドが予め構成されてし
まうと、組付工程でフロア内側、ボデーサイド内側に各
種部品を組付ける場合に、作業者がキヤビン内に入り込
んで、あるいはボデーサイドの車体開口部より手作業で
行わなければならず、多大な労力と時間とを要してしま
う。
これを改善する車体構造として、第11図に示される如
く、車体をロッカ180でアンダモジュール182とアッパモ
ジュール184とに2分割し、これらのアンダモジュール1
82とアッパモジュール184とをロッカ180において結合す
ることにより車体を構成する、所謂車体のモジュール組
付構造が特開昭64-28377号公報号に開示されている。
しかしながら、この車体のモジュール組付構造におい
ては、第12図に示される如く、アンダモジュール182と
アッパモジュール184とを上下方向(第12図における矢
印A方向及び矢印B方向)から結合するため、アンダモ
ジュール182のフロントピラー186間の寸法C又はアッパ
モジュール184のフロントピラー188間の寸法Dのばらつ
きにより、組付けられなくなる可能性がある。また、ア
ンダモジュール182とアッパモジュール184とを結合する
以前に、フロントピラー186、188にシール剤を塗布した
場合には、結合時にフロントピラー186、188が擦れ、シ
ール剤が剥がれるためシールできなくなる可能性があ
る。このように、組付作業性が極めて悪かった。
またこの車体のモジュール組付構造においては、第13
図に示される如く、ロッカ180の車幅方向外側に結合フ
ランジ部190が突出するため、この結合フランジ部190を
隠すためのカバー192が必要となる。従って、見かけ上
のロッカ部の断面積に対して、カバー192によって形成
される閉断面194の面積だけロッカ180の骨格断面積が縮
小されることになり、ロッカ部の剛性が低下する。
また第14図に示される如く、ロッカ180の後部のリヤ
ホイルハウス部196においても、結合フランジ198を隠す
ためのカバー200が必要となる。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上記事実を考慮し、組付作業性を向上できる
とともに、ロッカ部の剛性を向上することができる車体
のモジュール組付構造を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案は、ルーフ廻りを構
成するアッパモジュールと、このアッパモジュールと分
割されドア開口部廻りを構成するサイドメンバモジュー
ルと、該サイドメンバモジュール及び前記アッパモジュ
ールと分割されアンダボデーを構成するアンダモジュー
ルと、を備え、 前記サイドメンバモジュール及び前記アンダモジュー
ルにて、車体の車幅方向両端下部に車体前後方向に沿っ
て構成されるロッカを、車幅方向に沿って前記サイドメ
ンバモジュールと前記アンダモジュールとで左右に2分
割している車体のモジュール組付構造において、 前記サイドメンバモジュールに設けられ、閉断面構造
とされて前記ロッカの車幅方向外側を構成する第1のロ
ッカと、 前記アンダモジュールに設けられ、閉断面構造とされ
て前記ロッカの車幅方向内側を構成する第2のロッカ
と、 前記第1のロッカ及び前記第2のロッカの上下に設け
られ、前記第1のロッカと前記第2のロッカとを接合す
るための上下のフランジと、 を有し、 前記上下のフランジによって、前記第1のロッカと前
記第2のロッカを接合することによって、前記第1のロ
ッカと前記第2のロッカとの間に閉断面部が形成される
ことを特徴としている。
〔作用〕
上記構成の本考案では、サイドメンバモジュールとア
ンダモジュールとを組み付ける場合に、アッパモジュー
ルとサイドメンバモジュールとが分割されており、かつ
サイドメンバモジュールの第1のロッカ及びアンダモジ
ュールの第2のロッカを上下のフランジで接合すること
によって、サイドメンバモジュールとアンダモジュール
とから形成されるロッカが、3個の閉断面部を有する閉
断面構造となる。
このため、サイドメンバモジュールを車幅方向外側か
らアンダモジュールに組み付けることが可能となり、組
付作業性を向上できるとともに、ロッカの車幅方向外側
にサイドメンバモジュールとアンダモジュールとの結合
部が突出せず、これを覆うカバーを設ける必要がないた
め、ロッカの骨格断面を大きくでき、ロッカ部の剛性を
向上することができる。
また、サイドメンバモジュール及びアンダモジュール
の各ロッカが閉断面構造となっているため、組付け前の
サイドメンバモジュール及びアンダモジュールの各ロッ
カ部の剛性を向上することができる。さらに、ロッカが
3個の閉断面部を有する閉断面構造となるため、ロッカ
の骨格断面を大きくすることなく、ロッカ剛性が格段に
向上する。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図〜第10図に従って説明す
る。
なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢印INは車両内
側方向を、矢印UPは車両上方方向を示す。
第10図に示される如く、車体10のキヤビン廻りはアッ
パモジュール(以下UPMと云う)12、サイドメンバモジ
ュール(以下SMMと云う)14及びアンダーモジュール
(以下UDMと云う)16に3分割されている。
なお、車体10の右側SMMについては、左側SMM14と対称
形となっているため説明及び図示を省略する。
第9図に示される如く、これらの各モジュールの分割
位置はフロントピラー18、ルーフサイドレール20、クオ
ータピラー22、ロッカ24等の閉断面構造とされており、
これらの閉断面構造はそれぞれ長手方向に沿って2分割
され、第10図に示される如く、UPM12、SMM14、UDM16の
各端部骨格部材とされている。すなわちUPM12、SMM14、
UDM16は、それぞれ各端部が閉断面によって構成されて
いる。
また、ドア廻りはSMM14のみで構成されており、前後
のウインドガラアス廻りはUPM12のみで構成されてい
る。
第1図に示される如く、ロッカ24においては、ロッカ
24が長手方向に沿って第2のロッカとしてのUDMロッカ6
4と、第1のロッカとしてのSMMロッカ66とに2分割され
ている。UDMロッカ64及びSMMロッカ66の各車両上下方向
上側からは、上フランジ65A及び上フランジ67Aが車両上
方へ向けてそれぞれ形成されている。またUDMロッカ64
及びSMMロッカ66の各車両上下方向下側からは、接合手
段としての下フランジ65B及び下フランジ67Bが車両下方
へ向けてそれぞれ形成されている。
これらの上フランジ65Aと上フランジ67A、下フランジ
65Bと下フランジ67Bは、互いにボルト30とナット32とに
よって結合されている。従って、ロッカの車幅方向外側
にSMM14とUDM16との結合部が突出することがない。
UDMロッカ64は、ロッカアウタ64Aとロッカインナ64B
とによって閉断面構造とされており、ロッカアウタ64A
の車幅方向内側面の上下両端部にはナット32がそれぞれ
溶着されている。またロッカインナ64Bには、長手方向
に沿って凹部64Cが形成されている。この凹部64Cの車両
上下方向上部は浅くなっており、底部にグロメツト68が
固定されている。このグロメツト68には、ロッカ24の長
手方向に沿って形成された溝68Aが複数個上下方向に配
列されており、これらの溝68Aには、それぞれフユーエ
ルチユーブ70、ブレーキチユーブ72等のチユーブが保持
されている。
また凹部64Cの車両上下方向下部にはワイヤーハーネ
ス74が挿入されている。
SMMロッカ66は、ロッカアウタ66Aとロッカインナ66B
とによって閉断面構造とされている。ロッカインナ66B
には長手方向に沿って凹部66Cが形成されており、この
凹部66CがSMMロッカ64の凹部64Cを覆い、UDMロッカ64と
SMMロッカ66との間に、UDMロッカ64、SMMロッカ66とと
もに、ロッカ24を構成する閉断面部を形成している。
第1図において、符号76はドアアウタパネル、符号78
はドアインナパネル、符号80はドアトリム、符号82はド
アウエザーストリツプ、符号84はスカツフプレート、符
号86はロッカモール、符号88はフロアパネルをそれぞれ
示している。
第2図に示される如く、フロントピラー18の上部にお
いては、フロントピラー18が長手方向に沿ってUPMフロ
ントピラー26とSMMフロントピラー28とに2分割され、
これらはボルト30とナット32によって結合されている。
UPMフロントピラー26は、フロントピラーアウタ26Aと
フロントピラーインナ26Bとによって閉断面構造とされ
ている。このフロントピラーインナ26BのSMMフロントピ
ラー28との結合面には、長手方向に沿って凹部26Cが形
成されており、この凹部26Cには、ワイヤーハーネス34
が挿入されている。またフロントピラーアウタ26Aの内
側面にはナット32が溶着されている。
SMMフロントピラー28は、ドアオープニングアウタ28A
とドアオープニングインナ28Bとによって閉断面構造と
されており、ドアオープニングインナ28は、UPMフロン
トピラー26の凹部26Cの開口部を覆い、UPMフロントピラ
ー26とSMMフロントピラー28との間に、UPMフロントピラ
ー26、SMMフロントピラー28とともに、フロントピラー1
8を構成する閉断面部を形成している。また、ドアオー
プニングインナ28Bの内側面にはナット32が溶着されて
いる。
第2図において、符号36はウインドシールドガラス、
符号38はウインドシードモール、符号40はフロントピラ
ーガーニツシユ、符号42はオープニングトリム、符号44
はフロントドアフレーム、符号46はフロントドアガラ
ス、符号48はフロントドアガラスウエザーストリツプ、
符号50はフロントドアウエザーストリツプをそれぞれ示
している。
第3図に示される如く、フロントピラー18の下部にお
いては、フロントピラー18が長手方向に沿ってSMMフロ
ントピラー28とUDMフロントピラー52とに2分割され、
これらがボルト30とナット32によって結合されている。
SMMフロントピラー28は、フロントピラーアウタ28Aと
フロントピラーインナ28Bとによって閉断面構造とされ
ている。SMMフロントピラー28のUDMフロントピラー52と
の結合面には、長手方向に沿って凹部28Cが形成されて
おり、この凹部28Cにワイヤーハーネス34が挿入されて
いる。また、フロントピラーインナ28Bの閉断面内側面
とフロントピラーアウタ28Aの前端外側面にはナット32
が溶着されている。
UDMフロントピラー52は、フロントピラーアウタ42Aと
フロントピラーインナ52Bとによって閉断面構造とされ
ている。フロントピラーアウタ52Aには、長手方向に沿
って凹部52Cが形成されており、この凹部52CがSMMフロ
ントピラー28の凹部28Cを覆い、UDMフロントピラー52と
SMMフロントピラー28との間に、UDMフロントピラー52、
SMMフロントピラー28とともに、フロントピラー18を構
成する閉断面部を形成している。
第3図において、符号54はドアインナパネル、符号56
はドアアウタパネル、符号58はフエンダ、符号60はリイ
ンフオース、符号62はヒンジリインフオースをそれぞれ
示している。
第4図に示される如く、カウル90においては、カウル
90が長手方向に沿ってUPMカウル92とUDMカウル94とに2
分割され、これらがボルト30とナット32によって結合さ
れている。
UPMカウル92は、カウルアウタ92Aとカウルインナ92B
とによって閉断面構造とされており、カウルアウタ92A
がUDMカウル98との結合面とされている。
UDMカウル94は、カウルアウタ94Aとカウルインナ94B
とによって閉断面構造とされており、カウルインナ94B
がUPMカウル92との結合面とされている。またカウルイ
ンナ94Bのカウルアウタ94Aとの溶着面の裏面には、ナッ
ト32が溶着されている。
UPMカウル92とUDMカウル94との間には、UPMカウル9
2、UDMカウル94とともに、カウル90を構成する閉断面部
が形成されている。
第4図において、符号96はウインドシールドガラス、
符号98はウインドシールドロアモール、符号100はフー
ドアウタ、符号102はフードインナ、符号104はダツシユ
パネル、符号106はカウルリインフオース、符号108はパ
ツドをそれぞれ示している。
第5図に示される如く、アッパバック110において
は、アッパバック110が長手方向に沿ってUPMアッパバッ
ク112とUDMアッパバック114とに2分割され、これらが
ボルト30とナット32によって結合されている。
UPMアッパバック112は、アッパバックリインフオース
インナ112Aとアッパバックリインフオースアウタ112Bと
によって閉断面構造とされており、アッパバックリイン
フオースアウタ112BがUDMアッパバック114との結合面と
されている。
UDMアッパバック114はアッパバックパネル114Aで構成
されており、アッパバックパネル114AのUPMアッパバッ
ク112との結合面の裏面にはナット32が溶着されてい
る。
第5図において、符号116はパツケージトレイ、符号1
18はバックウインドガラス、符号120はラゲージドアを
それぞれ示している。
第6図に示される如く、クオータロック122において
は、クオータロック122が長手方向に沿ってSMMクオータ
ロック124とUDMクオータロック126とに2分割され、こ
れがボルト30とナット32によって結合されている。
SMMクオータロック124は、クオータパネル128とホイ
ルハウスアウタ130とによって閉断面構造とされてお
り、ホイルハウスアウタ130がUDMクオータロック126と
の結合面とされている。またホイルハウスアウタ130の
閉断面内側面にはナット32が溶着されている。
UDMクオータロック126はホイルハウスインナ132で構
成されている。
第6図において、符号134はドアアウタパネル、符号1
36はドアインナパネルをそれぞれ示している。
第7図に示される如く、クオータピラー22において
は、クオータピラー22が長手方向に沿ってUPMクオータ
ピラー138とSMMクオータピラー140とに2分割され、こ
れらがボルト30とナット32によって結合されている。
UPMクオータピラー138は、クオータパネル142とルー
フサイドインナ144とによって閉断面構造とされてお
り、クオータパネル142がSMMクオータピラー140との結
合面とされている。またクオータパネル142の閉断面内
側面にはナット32が溶着されている。
SMMクオータピラー140はリヤドアオープニングインナ
146とリヤドアオープニングアウタ148とによって閉断面
構造とされており、リヤドアオープニングインナ146がU
PMクオータピラー138との結合面とされている。またリ
ヤドアオープニングインナ146の閉断面内側面にはナッ
ト32が溶着されている。
第7図において、符号150はバックウインドガラス、
符号152はリヤドアフレームをそれぞれ示している。
第8図に示される如く、ルーフサイドレール20におい
ては、ルーフサイドレール20が長手方向に沿ってUPMル
ーフサイド156とSMMルーフサイド158とに2分割され、
これらがボルト30とナット32によって結合されている。
UPMルーフサイド156は、ルーフサイドレールアウタ16
0とルーフサイドレールインナ162とによって閉断面構造
とされている。ルーフサイドレールアウタ160はSMMルー
フサイド158との結合面とされており、ルーフサイドレ
ールアウタ160の閉断面内側面にはナット32が溶着され
ている。
SMMルーフサイド158はルーフサイドレールアウタ164
とルーフサイドレールインナ166とによって閉断面構造
とされてている。ルーフサイドレールアウタ164はUPMル
ーフサイド156との結合面とされており、ルーフサイド
レールアウタ164の閉断面内側面にはナット32が溶着さ
れている。
第8図において、符号168はルーフサイドモールデイ
ング、符号170はドアフレーム、符号172はドアガラス、
符号176はルーフをそれぞれ示している。
次に、本実施例の作用に付いて説明する。
本実施例においては、SMM14とUDM16とを組み付ける場
合に、ADMロッカ64及びSMMロッカ66の上側に形成された
上フランジ65Aと上フランジ67Aとを結合するとともに、
ADMロッカ64及びSMMロッカ66の下側に形成された下フラ
ンジ65Bと下フランジ67Bとを結合する。このため、SMM1
4を車幅方向外側からUDM16に組み付けることが可能とな
り、組付作業性を向上できる。また、ロッカ24の車幅方
向外側にSMM14とUDM16との結合部が突出することがな
く、この結合部を覆うカバーを設ける必要がないため、
ロッカ24の骨格断面を大きくできロッカ部の剛性を向上
することができる。
また、UDMロッカ64とSMMロッカ66とがそれぞれ閉断面
構造とされているため、組付け前のSMM14及びUDM16の各
ロッカ部の剛性を向上することができる。
また、UPM12、SMM14、UDM16は、それぞれ各端部が閉
断面によって構成されているため、組付前のUPM12、SMM
14、UDM16のそれぞれの剛性を充分確保できる。
また、ロッカ24を3個の閉断面構造からなるロッカと
することにより、ロッカの骨格断面を大きくすることな
く、ロッカ剛性を格段に優れたものとすることができ
る。
また、ドア廻りをSMM14のみで構成できるため、ドア
廻りの組付精度及びシール性の確保が可能であり、前後
のウインドガラアス廻りをUPM12のみで構成できるた
め、前後のウインドガラアス廻りの組付精度及びシール
性の確保が可能である。
〔考案の効果〕
本考案は上記構成としたため、組付作業性を向上でき
るとともに、組付け前のサイドメンバモジュール及びア
ンダモジュールの各ロッカ部の剛性を向上することがで
きるという優れた効果を有する。また、ロッカの骨格断
面を大きくすることなく、ロッカ剛性を格段に優れたも
のとすることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第9図I−I線断面図、第2図は第9図II-II
線断面図、第3図は第9図III-III線断面図、第4図は
第9図IV-IV線断面図、第5図は第9図V−V線断面
図、第6図は第9図VI-VI線断面図、第7図は第9図VII
-VII線断面図、第8図は第9図VIII-VIII線断面図、第
9図は本考案の車体のモジュール組付構造を示す斜視
図、第10図は本考案の車体のモジュール組付構造を示す
分解斜視図、第11図は従来の車体のモジュール組付構造
を示す分解斜視図、第12図は第11図XII-XII線断面図、
第13図は第11図の車体のモジュール組付構造のロッカ部
を示す車幅方向に沿って切断した断面図、第14図は第11
図の車体のモジュール組付構造のリヤホイルハウス部を
示す車幅方向に沿って切断した断面図である。 10……車体、14……サイドメンバモジュール(SMM)、1
6……アンダモジュール(UDM)、24……ロッカ、64……
UDMロッカ(第2のロッカ)、65A、67A……上フラン
ジ、66……SMMロッカ(第1のロッカ)、65B、67B……
下フランジ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーフ廻りを構成するアッパモジュール
    と、このアッパモジュールと分割されドア開口部廻りを
    構成するサイドメンバモジュールと、該サイドメンバモ
    ジュール及び前記アッパモジュールと分割されアンダボ
    デーを構成するアンダモジュールと、を備え、 前記サイドメンバモジュール及び前記アンダモジュール
    にて、車体の車幅方向両端下部に車体前後方向に沿って
    構成されるロッカを、車幅方向に沿って前記サイドメン
    バモジュールと前記アンダモジュールとで左右に2分割
    している車体のモジュール組付構造において、 前記サイドメンバモジュールに設けられ、閉断面構造と
    されて前記ロッカの車幅方向外側を構成する第1のロッ
    カと、 前記アンダモジュールに設けられ、閉断面構造とされて
    前記ロッカの車幅方向内側を構成する第2のロッカと、 前記第1のロッカ及び前記第2のロッカの上下に設けら
    れ、前記第1のロッカと前記第2のロッカとを接合する
    ための上下のフランジと、 を有し、 前記上下のフランジによって、前記第1のロッカと前記
    第2のロッカを接合することによって、前記第1のロッ
    カと前記第2のロッカとの間に閉断面部が形成されるこ
    とを特徴とする車体のモジュール組付構造。
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