JP2912049B2 - 自動車の車体組立方法及び車体構造 - Google Patents

自動車の車体組立方法及び車体構造

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JP2912049B2 JP10611791A JP10611791A JP2912049B2 JP 2912049 B2 JP2912049 B2 JP 2912049B2 JP 10611791 A JP10611791 A JP 10611791A JP 10611791 A JP10611791 A JP 10611791A JP 2912049 B2 JP2912049 B2 JP 2912049B2
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政克 大杉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体をユニット化する
自動車の車体組立方法及び車体構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の製造において、組立ライ
ンでの組立作業の容易化、作業ステーション数の減少を
図るために、自動車の車体又は各部をユニット化するこ
とが種々試みられている。そのうち、車体をユニット化
するものとしては、例えば特開昭63−235174号
公報に開示されるように、車体を、ダッシュパネルを有
しエンジンルームを構成するフロントボディと、フロア
部材を有するロアユニットボディと、ルーフ部材及び左
右のボディサイドパネルを有するアッパユニットボディ
とに分割し、これら3つのボディを互いに結合するよう
にしたものが知られている。また、実開昭64−283
77号公報には、車体をロアユニットボディとアッパユ
ニットボディとの2つに分割し、この両ボディを互いに
結合するようにすることが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものでは、アッパユニットボディとロアユニットボディ
とを結合する場合、アッパユニットボディを、ロアユニ
ットボディに対しその上側から覆い被せるように近付
け、この両ボディの接合部をボルト止め及び接着剤等に
より結合するようにしているため、結合作業中は常に両
ボディを各々所定の状態に保持しなければならないとと
もに、結合個所を多くする必要があり、その結合作業に
手間がかかるという問題がある。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、特に、上記アッパユニ
ットボディとロアユニットボディとの結合方法ないしそ
の結合構造を改良して、組立作業の容易化・迅速化を図
り得る自動車の車体組立方法及び車体構造を提供せんと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、自動車の車体組立方法とし
て、車体を少なくとも、フロア部材を有するロアユニッ
トボディと、ルーフ部材及び左右のボディサイドパネル
を有するアッパユニットボディとに分割し、上記ロアユ
ニットボディを上記アッパユニットボディに対し相対的
にその前側から差し込み、該ロアユニットボディのフロ
ア部材の車幅方向のサイド部をアッパユニットボディの
ボディサイドパネル下縁の係合部に係合させて組付ける
構成とする。
【0006】請求項2記載の発明は、上記ロアユニット
ボディの差し込みを容易にかつ確実に行い、組立作業性
をより高めるために、予め上記サイド部及び係合部のい
ずれか一方を車体前後方向に延びる凹部に形成し、他方
を該凹部にスライド可能に嵌合する凸部に形成する。そ
して、上記ロアユニットボディをアッパユニットボディ
に相対的に差し込む際上記凹部と凸部との嵌合により該
ロアユニットボディの差し込みをガイドするようにす
る。
【0007】また、上記アッパユニットボディとロアユ
ニットボディとを接着剤を用いて結合する場合、作業性
を高めるためには、請求項3記載の発明の如く、上記ロ
アユニットボディの相対的差し込み前に上記凹部内に接
着剤を注入し、ロアユニットボディの差し込み終了時に
この接着剤で凹部内に上記凸部を固着する方法を用いる
ことが望ましい。また、接着結合を確実にするために
は、請求項4記載の発明の如く、上記ロアユニットボデ
ィの差し込み後に上記凹部内に接着剤を注入し、この接
着剤で凹部内に上記凸部を固着する方法を用いることが
望ましい。
【0008】請求項5記載の発明は、請求項2記載の発
明における自動車の車体組立方法と実質的に同一な自動
車の車体構造に関するものであって、次のような構成と
する。
【0009】すなわち、車体が少なくとも、フロア部材
を有するロアユニットボディと、ルーフ部材及び左右の
ボディサイドパネルを有するアッパユニットボディとに
分割され、上記ロアユニットボディは、上記アッパユニ
ットボディに対し相対的にその前側から差し込まれ、該
ロアユニットボディのフロア部材の車幅方向のサイド部
をアッパユニットボディのボディサイドパネル下縁の係
合部に係合せしめて組付けられている。また、上記サイ
ド部及び係合部のいずれか一方は、車体前後方向に延び
る凹部に形成され、他方は該凹部にスライド可能に嵌合
する凸部に形成されており、上記ロアユニットボディを
アッパユニットボディに相対的に差し込む際上記凹部と
凸部との嵌合により該ロアユニットボディの差し込みを
ガイドするように構成されている。
【0010】ここで、請求項6記載の発明は、上記サイ
ド部と係合部との係合構造を簡略化するために、上記係
合部を、ボディサイドパネル下縁の車室内側に設ける構
成とする。また、請求項7記載の発明は、ボディサイド
パネル下縁付近にアクセントを付けるために、上記係合
部を、ボディサイドパネル下縁の車室外側に設ける一
方、該係合部と係合するフロア部材のサイド部を、ボデ
ィサイドパネル下縁を迂回して車室外側まで延設する構
成とする。
【0011】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
車体の組立時には、ロアユニットボディをアッパユニッ
トボディに対し相対的にその前側から差し込み、該ロア
ユニットボディのフロア部材の車幅方向のサイド部をア
ッパユニットボディのボディサイドパネル下縁の係合部
に係合させることにより、両ボディが組付けられる。こ
の場合、ロアユニットボディの相対的差し込み方向(車
体前後方向)と係合による支持方向(上下方向)とが異
なるので、係合部によりロアユニットボディの差し込み
ひいては組付けが支障を来すことがないばかりでなく、
この係合構造によりロアユニットボディを差し込み位置
で支持することができる。そのため、従来の如くロアユ
ニットボディの結合作業が終了するまで該ロアユニット
ボディを支持する必要はなく、また、両ボディの結合方
法として接着剤を容易に用いることができるとともに、
ボルト等による締結個所を可及的に少なくすることがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1〜図3は本発明の第1実施例に係わる
自動車の車体構造を示し、この車体1は、前部フロア部
材21を有するロアユニットボディ2と、ルーフ部材4
1、左右のボディサイドパネル42,42及び後部フロ
ア部材43を有するアッパユニットボディ4とに分割さ
れて、上記ロアユニットボディ2を上記アッパユニット
ボディ4に対し相対的にその前側から差し込み、該ロア
ユニットボディ2の前部フロア部材21の車幅方向の左
右両サイド部をアッパユニットボディ4の左右のボディ
サイドパネル42,42の下縁部に、前部フロア部材2
1の後縁部をアッパユニットボディ4の後部フロア部材
43の前縁部にそれぞれ係合せしめて両ユニットボディ
2,4が組付けられている。この組付けの後、車体1に
対し、エンジン等のパワーユニット5、各車輪のサスペ
ンション6、排気装置7及び燃料タンク8等をサブアッ
センブリしてなるアッセンブリ体9が組付けられる。
【0014】上記ロアユニットボディ2は、前部フロア
部材21の他に、エンジンルームと車室とを仕切るダッ
シュパネル22と、エンジンルームの側壁を構成するフ
ードレッジパネル23,23とを有してなる。上記ダッ
シュパネル22には、その上部にカウルボックス24が
車幅方向に延びて設けられているとともに、ステアリン
グ25を始めとして各種計器類を装備したインパネユニ
ット26、図示しないペダル類及びインシュレータ等の
装備品が取付けられている。また、上記フードレッジパ
ネル23の下部には、車体前後方向に延びるフロントサ
イドフレーム27が設けられ、該フロントサイドフレー
ム27の後端は上記ダッシュパネル22に連結されてい
る。
【0015】上記前部フロア部材21は、軽量でかつ充
分な強度を有するように、図4に示すように、アルミニ
ウム等からなるハニカム構造のものであって、この前部
フロア部材21上には、前部座席(運転席及び助手席)
28,28が据付けられている。
【0016】そして、このようなロアユニットボディ2
に対しては、上記アッパユニットボディ4及びアッセン
ブリ体9を組付けた後に、フードレッジパネル23の外
側にフロントフェンダパネル31が取付けられるととも
に、エンジンルームの上部をを覆うエンジンフード32
及びフロントバンパーユニット33等が組付けられる。
【0017】一方、上記アッパユニットボディ4の各ボ
ディサイドパネル42には、前後二つのドア開口部4
4,45が設けられており、上記ロアユニットボディ2
との組付け後、前側のドア開口部44にはフロントドア
46が、後側のドア開口部45にはリヤドア47がそれ
ぞれ開閉可能に取付けられる。上記ボディサイドパネル
42は、ドア開口部44の前縁部を構成するフロントピ
ラー48と、ドア開口部44の後縁部及びドア開口部4
5の前縁部を構成するセンタピラー49と、ドア開口部
45の後縁部を構成するリヤピラー50と、上記両ドア
開口部44,45の下縁部を構成するサイドシル51と
を有している。
【0018】上記サイドシル51は、図4に詳示するよ
うに、アルミニウムを押出成形してなる閉断面構造のも
のであり、このサイドシル51の車室内側側面には、内
方に突出する上下一対の突出片52,52がサイドシル
51の長手方向(つまり車体前後方向)に亘って一体形
成されている。上記両突出片52,52は、サイドシル
51の車室内側側面と共に車体前後方向に延びる凹部5
3を構成しており、該凹部53には、上記前部フロア部
材21のサイド部の凸部として縁部21aがスライド可
能に嵌合するように設けられて、上記ロアユニットボデ
ィ2をアッパユニットボディ4に差し込む際上記凹部5
3と凸部(前部フロア部材21のサイド縁部)21aと
の嵌合により該ロアユニットボディ2の差し込みをガイ
ドするように構成されている。上記凸部21aは、凹部
53内に接着剤54により固着されている。
【0019】また、上記アッパユニットボディ4の後部
フロア部材43は、図5a〜図5cに示す如く薄板から
なり、上記前部フロア部材21の後縁部との係合部から
後方上向きに立ち上がる立上り部43aと、該立上り部
43aの上端から後方に略水平に延びる水平面部43b
とを有している。この前部フロア部材43は、クロスメ
ンバ55,56及びサイドフレーム(図示せず)等で補
強されているとともに、後部フロア部材43の水平面部
43b上には後部座席57が据付けられる。尚、アッパ
ユニットボディ4には、トランクルームを覆うトランク
リッド58が取付けられる。
【0020】上記前部フロア部材21と後部フロア部材
43との係合構造は、図5a〜図5cに各々示すような
3つの態様がある。すなわち、図5aに示す係合構造で
は、後部フロア部材43とクロスメンバ55との前側接
合部61の前側に、両部材43,55からなる前向きに
開口する断面コ字状の係合部62が形成され、該係合部
62内に前部フロア部材21の後縁部が嵌合されてい
る。また、図5bに示す係合構造では、後部フロア部材
43の前縁部とクロスメンバ55の前縁部との間に、前
向きに開口する断面コ字状のレール部材64が挟持して
設けられ、該レール部材64内に前部フロア部材21の
後縁部が嵌合されている。尚、この場合、後部フロア部
材43の前縁部とクロスメンバ55の前縁部とは、直接
的には接合されずレール部材64を介して接合されてい
る。さらに、図5cに示す係合構造では、後部フロア部
材43とクロスメンバ55との前側接合部61の前側
に、前向きに開口する断面コ字状のレール部材64が後
部フロア部材43に接合して設けられ、該レール部材6
4内に前部フロア部材21の後縁部が嵌合されている。
【0021】次に、上記の車体構造の場合における、車
体組立方法について説明する。
【0022】先ず、図1に示す如くロアユニットボディ
2及びアッパユニットボディ4を各々所定形状に組立て
た後、該アッパユニットボディ4における各ボディサイ
ドパネル42下部のサイドシル51の凹部53内及び後
部フロア部材43の前縁の係合部62内又はレール部材
64内にそれぞれ接着剤54を塗布する。
【0023】続いて、上記ロアユニットボディ2の前部
フロア部材21のサイド縁部21aを、上記アッパユニ
ットボディ4側の凹部53内にアッパユニットボディ4
の前側から挿入嵌合し、この嵌合状態のままロアユニッ
トボディ2の前部フロア部材21をアッパユニットボデ
ィ4の左右のボディサイドパネル42,42間に差し込
む。そして、この差し込みが終了した段階では、上記前
部フロア部材21の後縁部が、上記後部フロア部材43
前縁の係合部62内又はレール部材64内に係合する。
これにより、前部フロア部材21の左右両サイド縁部及
び後縁部が共にアッパユニットボディ4に係合されて、
ロアユニットボディ2とアッパユニットボディ4とが互
いに組付けられる。
【0024】このような組付方法の場合、ロアユニット
ボディ2(前部フロア部材21)の差し込み方向(車体
前後方向)と係合による支持方向(上下方向)とが異な
るので、係合構造によりロアユニットボディの差し込み
ひいては組付けが支障を来すことがないばかりでなく、
この係合構造によりロアユニットボディ2を差し込んだ
位置で支持することができる。そのため、従来の如くロ
アユニットボディ2の結合作業が終了するまで該ロアユ
ニットボディ2を支持する必要はなく、また、両ユニッ
トボディ2,4の結合方法として接着剤54を容易に用
いることができるとともに、ボルト等による締結個所を
可及的に少なくすることができ、組立作業の容易化及び
迅速化を図ることができる。
【0025】しかも、上記ロアユニットボディ2の差し
込みの際には、ロアユニットボディ2の前部フロア部材
21のサイド縁部21aとアッパユニットボディ4側の
凹部53とが嵌合した状態のままでロアユニットボディ
2を差し込み方向にガイドするので、差し込みないし組
付作業を確実かつ迅速に行うことができる。また、本実
施例の如く、ロアユニットボディ2の差し込みに先立っ
て、上記凹部53内等に接着剤54を塗布しておくと、
ロアユニットボディ2の差し込み後それを速かにアッパ
ユニットボディ4に固着することできるので、組付作業
の迅速化をより一層図ることができるとともに、接着剤
54による固着を差し込み時の抵抗等から容易に確認す
ることができる。
【0026】尚、ロアユニットボディ2をアッパユニッ
トボディ4に対し相対的にその前側から差し込むにとき
は、アッパユニットボディ4を固定し、これに近付ける
ようロアユニットボディ2を後方へ移動させて差し込み
を行うだけでなく、逆に、ロアユニットボディ2を固定
し、これに近付けるようアッパユニットボディ4を前方
へ移動させて差し込みを行ってもよいのは勿論である。
【0027】図6〜図8は本発明の第2実施例に係わる
自動車の車体構造を示す。この第2実施例では、ロアユ
ニットボディ2のフロア部材71がダッシュパネル22
側から後部座席57(図1参照)の据付位置まで構成す
るようになっている。尚、車体構造のその他の構成は第
1実施例の場合と同じであり、同一部材には同一符号を
付してその説明は省略する。
【0028】上記フロア部材71は、前部座席28(図
1参照)を載置する第1の水平面部72と、該水平面部
72の後縁から後方上向きに立ち上がる立上り部73
と、該立上り部73の上縁から略水平に延びかつ後部座
席57を載置する第2の水平面部74とを有してなり、
上記第1及び第2の水平面部72,73は共にアルミニ
ウム等からなるハニカム構造のものであり、上記立上り
部73は薄板からなる。
【0029】一方、このようなフロア部材71が差し込
まれるアッパユニットボディ4側ののサイドシル51の
車室内側側面には、サイドシル51の前部側に上記第1
の水平面部72の凸部たるサイド縁部が前後方向にスラ
イド可能に嵌合する第1の凹部75が形成されていると
ともに、サイドシル51の後部側に車室内側に延出する
略水平な棚部76が設けられ、該棚部76の前縁部に上
記第2の水平面部74の凸部たるサイド縁部が前後方向
にスライド可能に嵌合する第1の凹部77が形成されて
いる。
【0030】そして、上記ロアユニットボディ2をアッ
パボディサイド4に対しその前側から差し込んで組付け
るときには、上記第1の水平面部72のサイド縁部を上
記第1の凹部75内に、上記第2の水平面部74のサイ
ド縁部を上記第2の凹部77内にそれぞれ前側から挿入
嵌合し、この嵌合状態のままロアユニットボディ2のフ
ロア部材71を差し込むと、この差込み動作が上記二組
のサイド縁部(凹部)と凹部75,77との嵌合により
ガイドされるようになっている。また、このような差し
込みによる両ユニットボディ2,4の組付けによって、
第1実施例の場合と同様に、その組付作業ひいては車体
の組立作業の大幅な容易化及び迅速化を図ることができ
る。尚、図中、78はフロア部材71の立上り部73に
対応して設けられたクロスメンバである。
【0031】図9,図11〜図19はそれぞれ本発明の
第3〜第12実施例として、上記第1実施例におけるロ
アユニットボディ2の前部フロア部材21のサイド縁部
とアッパユニットボディ4側のサイドシル51との係合
構造の変形例を示す。
【0032】すなわち、図9に示す第3実施例の場合、
前部フロア部材21のサイド縁部の下面には車体前後方
向に延びる凹部81が形成されているとともに、サイド
シル51の車室内側側面には、上記凹部81にスライド
可能に嵌合する凸部82を有する突出片83が形成され
ており、上記凹部81と凸部82との嵌合によりロアユ
ニットボディの前部フロア部材21の差し込みをガイド
し、かつこの差込みが終了したときには前部フロア部材
21をサイドシル51に係合支持する構成になってい
る。尚、この実施例では、前部フロア部材21のサイド
縁部は、サイドシル51の突出片83を下壁部とする凹
部84内に上下方向にあそびを有する状態で挿入されて
外部に露見しないようになっている。また、85及び8
6はそれぞれ前部フロア部材21の上面に設けられたク
ロスメンバ及びシートベルト取付け用ブラケットであ
り、この両部材85,86の上部のサイドシル51側端
部には断面形状が横向きT字状のフック部86a(ブラ
ケットのもののみ図示する)が形成されている。また、
サイドシル51には、車体前後方向に延びかつ上記フッ
ク部材86aがスライド可能に嵌合する凹部87が形成
されている。そして、前部フロア部材21の差し込みの
際上記フック部86aを上記凹部87内に挿入し、ま
た、上記差し込みにより両ユニットボディ2,4の組付
けと同時に上記両部材85,86のサイドシル51への
組付けを行い得るようになっている。
【0033】ここで、上記前部フロア部材21が実施例
の如くハニカム構造のものの場合、この前部フロア部材
21に対し、凹部81を形成する如き加工を施すことは
かなり難しいものである。そのため、例えば図10に示
すように、フロア部材88の車幅方向央部をハニカム構
造の部材88aで、サイド縁部をアルミニウム抽出成形
の部材88bでそれぞれ構成し、上記アルミニウム抽出
成形の部材88bに凹部81を形成するようにしてもよ
い。
【0034】図11に示す第4実施例の場合、前部フロ
ア部材21のサイド縁部には、車体前後方向に延びかつ
高さ寸法がフロア部材21の厚み寸法よりも大きい中空
部材からなる凸部91が設けられているとともに、サイ
ドシル51の車室内側側面には、上記凸部91がスライ
ド可能に嵌合する凹部92が形成されている。そして、
車体の組立時、ロアユニットボディ(前部フロア部材2
1)の差し込み前に上記凹部92内に接着剤93を充填
注入し(図11a)、しかる後、該凹部92内に上記凸
部91を前側から挿入嵌合し、この嵌合状態のまま前部
フロア部材21をアッパユニットボディ側に向けて差し
込む。すると、凸部91内に接着剤93が流入し充填す
るとともに、該凸部92の外表面が接着剤93により凹
部91に嵌合状態で固着されることになる(図11
b)。
【0035】図12に示す第5実施例の場合、前部フロ
ア部材21のサイド縁部には、下方に膨出して厚みが他
の部位に比して厚い凸部としての厚肉部101が形成さ
れているとともに、サイドシル51の車室内側側面に
は、上記厚肉部101がスライド可能に嵌合する凹部1
02が形成されている。そして、車体の組立時、前部フ
ロア部材21の差し込み前に上記凹部102内の下壁面
にビーズ103,103,…入りの接着剤104を塗布
し、この接着剤104上を前部フロア部材21の厚肉部
101を滑らせるよう前部フロア部材21を差し込んで
ロアユニットボディとアッパユニットボディとの組付け
が行われる。この差し込みの際には、上記前部フロア部
材21の厚肉部101がビーズ103を介して凹部10
2内を滑るように移動するので、差込み作業を軽い力で
もって円滑に行うことができる。
【0036】図13に示す第6実施例の場合、サイドシ
ル51の車室内側側面には、前部フロア部材21の凸部
たるサイド縁部21aが前後方向にスライド可能に嵌合
する凹部111が形成されているとともに、該凹部11
1の外周を囲むコ字状の中空部112が形成されてい
る。そして、車体の組立時、前部フロア部材21の差し
込み前に上記凹部111内に熱硬化性の接着剤113を
塗布し(図13a)、しかる後、該凹部111内に前部
フロア部材21のサイド縁部を前側から挿入嵌合し、こ
の嵌合状態のまま前部フロア部材21を差し込む(図1
3b)。続いて、上記中空部112内に蒸気114を供
給し、その熱により上記凹部111内の接着剤113を
硬化させて前部フロア部材21のサイド縁部21aを凹
部111に固着する。
【0037】図14に示す第7実施例の場合、サイドシ
ル51の車室内側側面に形成された凹部121内に接着
剤122を塗布した後、該凹部121に、前部フロア部
材21のサイド縁部に形成された凸部123を嵌合させ
た状態のまま前部フロア部材21を差し込むとき、上記
前部フロア部材21のサイド縁部下面に突出して形成さ
れた突起部124が嵌合する位置決め凹部125を上端
面に有するフロア受け部材126により前部フロア部材
21を支持しつつ差し込みを行う。この方法では、上記
位置決め凹部125と突起部124との嵌合により前部
フロア部材21の車幅方向の位置決めを確実に行うこと
ができるので、差込み作業をより確実に行うことができ
る。
【0038】図15に示す第8実施例の場合、サイドシ
ル51の車室内側側面には、前部フロア部材21の凸部
たるサイド縁部21aが前後方向にスライド可能に嵌合
する凹部131が形成されているとともに、該凹部13
1よりも上側のサイドシル51の車室内側側面を覆うカ
バー部材132が上縁をヒンジ側として上下揺動可能に
取付けられている。そして、車体の組立時、前部フロア
部材21の差し込み前に前部フロア部材21のサイド縁
部21上に接着剤133を塗布する。しかる後、上記カ
バー部材132の下端をサイドシル51から離すように
開き、この状態で上記凹部131内に前部フロア部材2
1のサイド縁部21aを前側から挿入嵌合し、前部フロ
ア部材21を差し込む(図15a)。続いて、上記カバ
ー部材132をサイドシル51に重ねるように閉じ、該
カバー部材132の下端フック部132aで上記前部フ
ロア部材21(サイド縁部21a)上の接着剤133を
そのサイド縁部21aとサイドシル51の凹部131と
の間の隙間に押し込んで圧入する(図15b)。これに
より、上記サイド縁部21aが接着剤133で凹部13
1に固着されるとともに、上記下端フック部132が前
部フロア部材21上に固着され、カバー部材132がサ
イドシル51の車室内側側面を覆って固定される。
【0039】図16に示す第9実施例の場合、サイドシ
ル51の車室内側側面に形成された凹部141内に、前
部フロア部材21のサイド縁部21aを嵌合させて前部
フロア部材21を差し込んだ後に、上記凹部141内に
注入孔142より発泡ウレタン樹脂からなる接着剤14
3を注入して、上記サイド縁部21aを凹部141に固
着する。この方法では、前部フロア部材21の差し込み
の際に抵抗を少くすることができるとともに、接着剤1
43の塗布面からの剥離を未然に防止することができ、
接着結合を確実に行うことができる。尚、この方法で
は、フロア部材21がハニカム構造のものの場合、図に
示す如くフロア部材21の内部に、接着剤143の注入
時に空気を逃すよう空気穴144を設けることが望まし
い。
【0040】図17に示す第10実施例の場合、前部フ
ロア部材21のサイド縁部には上方に略垂直に立上るサ
イド部材151が設けられ、該サイド部材151の外側
面側(サイドシル51側)には、外向きに開口しかつ開
口部が狭くなった凹部152が前後方向に延びて形成さ
れている。一方、サイドシル51の車室内側には、上記
凹部152に前後方向にスライド可能に嵌合する凸部1
53が形成されている。そして、車体の組立時には、上
記凸部153と凹部152とを嵌合した状態のまま前部
フロア部材21を差し込んで両ユニットボディの組付け
を行う。この組付け状態では上記サイド部材151がサ
イドシル51の一部を構成する。この場合には、サイド
シル51の上面に設けられるクロスメンバ85及びシー
トベルト取付け用ブラケット86の上部のサイドシル側
端部を、ロアユニットボディ(前部フロア部材21)の
差し込み前にロアユニットボディ側のサイド部材151
に固定することができる。
【0041】図18に示す第11実施例の場合、サイド
シル51の底面には下向きに開口する第1の凹部161
が、サイドシル51の車外側側面には外向きに開口する
第2の凹部162がそれぞれ車体前後方向に延びて形成
されている。一方、前部フロア部材21のサイド縁部に
は、上記第1の凹部161にスライド可能に嵌合する第
1の凸部163が形成されているとともに、サイドシル
51の下部表面に沿うよう迂回して車外側側面にまで延
びる延出部164が形成され、該延出部164の先端部
には、上記第2の凹部162にスライド可能に嵌合する
第2の凸部165が形成されている。そして、車体の組
立時には、上記サイドシル51の各凹部161,162
内及びサイドシル51下面に接着剤166を塗布した後
(図18a)、上記凸部161,162と凹部163,
164とを第1同士及び第2同士で各々嵌合した状態の
まま前部フロア部材21を差し込んで両ユニットボディ
の組付けを行う(図18b)。この場合には、前部フロ
ア部材21の延出部164がサイドシル51の車外側側
面の下半部を構成することになるので、サイドシル51
に外観上のアクセントを付けることができる。また、フ
ロア部材21のサイド部形状を自由に設定することもで
きる。
【0042】図19に示す第12実施例の場合、前部フ
ロア部材21のサイド縁部には上方に膨出する下部サイ
ドシル171が設けられ、該下部サイドシル171の上
部には、上向きに開口しかつ開口部が狭くなった凹部1
72が前後方向に延びて形成されている。一方、サイド
シル51の下部には、上記凹部152に前後方向にスラ
イド可能に嵌合する凸部173が形成されている。そし
て、車体の組立時には、上記凸部173と凹部172と
を嵌合した状態のまま前部フロア部材21を差し込んで
両ユニットボディの組付けを行う。この組付け状態では
上記下部サイドシル171がサイドシル51の一部を構
成する。この場合には、サイドシル51の上面に設けら
れるシートベルト取付け用ブラケット86の上部のサイ
ドシル側端部を、ロアユニットボディ(前部フロア部材
21)の差し込み前にロアユニットボディ側の下部サイ
ドシル171に固定することができる。
【0043】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、ロアユニットボディをアッパユニットボディに対し
その前側から差し込み、該ロアユニットボディのフロア
部材の車幅方向のサイド部をアッパユニットボディのボ
ディサイドパネル下縁の係合部に係合させて組付けるこ
とにより、従来の如くロアユニットボディの結合作業が
終了するまで該ロアユニットボディを支持する必要はな
く、また、両ボディの結合方法として接着剤を容易に用
いることができるとともに、ボルト等による締結個所を
可及的に少なくすることができるので、組立作業の容易
化及び迅速化を図ることができる。
【0044】また、請求項2記載の発明によれば、上記
サイド部及び係合部のいずれか一方を車体前後方向に延
びる凹部に形成し、他方を該凹部にスライド可能に嵌合
する凸部に形成して、上記ロアユニットボディをアッパ
ユニットボディに差し込む際上記凹部と凸部との嵌合に
より該ロアユニットボディの差し込みをガイドするよう
にしているので、ロアユニットボディの差し込みを容易
にかつ確実に行うことができ、組立作業の容易・迅速化
をより図ることができる。
【0045】上記アッパユニットボディとロアユニット
ボディとを接着剤を用いて結合する場合、請求項3記載
の発明では、ロアユニットボディの差し込み前に上記凹
部内に接着剤を注入し、ロアユニットボディの差し込み
時にこの接着剤で凹部内に上記凸部を固着することで作
業性を向上させることができるとともに、接着の確認を
容易に行うことができる。また、請求項4記載の発明で
は、上記ロアユニットボディの差し込み後に上記凹部内
に接着剤を注入し、この接着剤で凹部内に上記凸部を固
着することで差し込み時に抵抗を少くすることができる
とともに接着剥離を未然に防止することができ、接着結
合を確実に行うことができる。
【0046】請求項5記載の発明によれば、請求項2記
載の発明と同じく、ロアユニットボディの結合作業が終
了するまで該ロアユニットボディを支持する必要はな
く、また、両ボディの結合方法として接着剤を容易に用
いることができるとともに、ボルト等による締結個所を
可及的に少なくすることができる上に、ロアユニットボ
ディの差し込みを容易にかつ確実に行うことができるの
で、組立作業の容易・迅速化をより図ることができる。
【0047】また、請求項6記載の発明によれば、上記
係合部がボディサイドパネル下縁の車室内側に設けられ
ているので、該係合部とフロア部材のサイド部との係合
構造を簡略化することができるとともに、外観への影響
を少なくすることができる。
【0048】さらに、請求項7記載の発明によれば、上
記係合部がボディサイドパネル下縁の車室外側に設けら
れる一方、フロア部材のサイド部がボディサイドパネル
下縁を迂回して車室外側まで延設されているので、該サ
イド部によりボディサイドパネル下縁付近にアクセント
を付けることができるとともに、サイド部等の形状の自
由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる自動車の車体構造
を示す分解斜視図である。
【図2】同じく装備品を取り外した状態の分解斜視図で
ある。
【図3】車体の組立状態を示す斜視図である。
【図4】前部フロア部材とサイドシルとの係合構造を示
す断面図である。
【図5】前部フロア部材と後部フロア部材との係合構造
を示す断面図である。
【図6】第2実施例を示す図2相当図である。
【図7】同じくサイドシル付近の斜視図である。
【図8】フロア部材とサイドシルとの係合構造を示す断
面図である。
【図9】第3実施例を示す図4相当図である。
【図10】前部フロア部材の変形例を示す断面図であ
る。
【図11】第4実施例を示す図4相当図である。
【図12】第5実施例を示す図4相当図である。
【図13】第6実施例を示す図4相当図である。
【図14】第7実施例を示す図4相当図である。
【図15】第8実施例を示す図4相当図である。
【図16】第9実施例を示す図4相当図である。
【図17】第10実施例を示す図4相当図である。
【図18】第11実施例を示す図4相当図である。
【図19】第12実施例を示す図4相当図である。
【符号の説明】
1 車体 2 ロアユニットボディ 4 アッパユニットボディ 21 前部フロア部材 41 ルーフ部材 42 ボディサイドパネル 53,75,77,81,92,102,111,12
1,131,141,152,161,162 凹部 21a,82,91,123,153,163,16
5,173 凸部 54,93,104,113,122,133,166
接着剤 71,88 フロア部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 博章 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−235174(JP,A) 特開 平4−185585(JP,A) 特開 平4−334669(JP,A) 特開 平4−334672(JP,A) 特開 平2−254078(JP,A) 特開 昭63−93686(JP,A) 実開 昭64−28377(JP,U) 実開 平3−47882(JP,U) 実開 昭63−176879(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 65/00 B62D 25/00 B62D 25/20

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体を少なくとも、フロア部材を有する
    ロアユニットボディと、ルーフ部材及び左右のボディサ
    イドパネルを有するアッパユニットボディとに分割し、
    上記ロアユニットボディを上記アッパユニットボディに
    対し相対的にその前側から差し込み、該ロアユニットボ
    ディのフロア部材の車幅方向のサイド部をアッパユニッ
    トボディのボディサイドパネル下縁の係合部に係合させ
    て組付けることを特徴とする自動車の車体組立方法。
  2. 【請求項2】 上記サイド部及び係合部のいずれか一方
    は車体前後方向に延びる凹部に形成され、他方は該凹部
    にスライド可能に嵌合する凸部に形成されており、上記
    ロアユニットボディをアッパユニットボディに相対的に
    差し込む際上記凹部と凸部との嵌合により該ロアユニッ
    トボディの相対的差し込みをガイドする請求項1記載の
    自動車の車体組立方法。
  3. 【請求項3】 上記ロアユニットボディの相対的差し込
    み前に上記凹部内に接着剤を注入し、ロアユニットボデ
    ィの相対的差し込み終了時にこの接着剤で凹部内に上記
    凸部を固着する請求項2記載の自動車の車体組立方法。
  4. 【請求項4】 上記ロアユニットボディの相対的差し込
    み後に上記凹部内に接着剤を注入し、この接着剤で凹部
    内に上記凸部を固着する請求項2記載の自動車の車体組
    立方法。
  5. 【請求項5】 車体が少なくとも、フロア部材を有する
    ロアユニットボディと、ルーフ部材及び左右のボディサ
    イドパネルを有するアッパユニットボディとに分割さ
    れ、上記ロアユニットボディは、上記アッパユニットボ
    ディに対し相対的にその前側から差し込まれ、該ロアユ
    ニットボディのフロア部材の車幅方向のサイド部をアッ
    パユニットボディのボディサイドパネル下縁の係合部に
    係合せしめて組付けられており、上記サイド部及び係合
    部のいずれか一方は、車体前後方向に延びる凹部に形成
    され、他方は該凹部にスライド可能に嵌合する凸部に形
    成されており、上記ロアユニットボディをアッパユニッ
    トボディに相対的に差し込む際上記凹部と凸部との嵌合
    により該ロアユニットボディの差し込みをガイドするよ
    うに構成されていることを特徴とする自動車の車体構
    造。
  6. 【請求項6】 上記係合部は、ボディサイドパネル下縁
    の車室内側に設けられている請求項5記載の自動車の車
    体構造。
  7. 【請求項7】 上記係合部は、ボディサイドパネル下縁
    の車室外側に設けられており、該係合部と係合するフロ
    ア部材のサイド部は、ボディサイドパネル下縁を迂回し
    て車室外側まで延設されている請求項5記載の自動車の
    車体構造。
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