JP3430492B2 - 車体の接合組立方法 - Google Patents

車体の接合組立方法

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JP3430492B2 JP24700493A JP24700493A JP3430492B2 JP 3430492 B2 JP3430492 B2 JP 3430492B2 JP 24700493 A JP24700493 A JP 24700493A JP 24700493 A JP24700493 A JP 24700493A JP 3430492 B2 JP3430492 B2 JP 3430492B2
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    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/20Floors or bottom sub-units
    • B62D25/2009Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、車体の接合組立方法に
関し、更に詳しくは、塗装を施した車体モジュールを溶
接により接合する車体の接合組立方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の自動車の車体組立技術では、先
ず、アンダーボディ部、フロントボディ部、リアボディ
部、ボディサイドパネル、ルーフ部材等を接合すること
によってボディシェルを形成した後、このボディシェル
に塗装を施し、その後、ボディシェルに対しエンジン、
サスペンション、車軸等の駆動系部品や、ハンドル、シ
ート、インスツルメントパネル、トリム、フロアシート
等の装備部品を取付けている。しかしながら、塗装作業
を容易にするため等の理由からボディシェルを構成する
部材毎に、或いは、これら部材をサブアッセンブリしユ
ニット化した車体モジュール毎に塗装を施し、しかる後
に、これら塗装後の部材又はモジュールを接合してボデ
ィシェルを製造する場合がある。この塗装後の車体モジ
ュールを接合してボディシェルを製造する例としては、
特開昭63−235174号公報に記載された車体の組
立技術がある。この技術は、ボディシェルを、エンジン
ルームを形成するフロントボディ部、フロアパネルを含
むアンダボディ部、ボディサイドパネルとルーフ部材と
を含むアッパボディシェル等のユニット(車体モジュー
ル)から構成するようにし、各ユニットごとに塗装を施
し、塗装後の各ユニットに艤装品を取付けた後、各ユニ
ットを接着材或いは、ボルトによって接合し、ボディシ
ェルを組み立てるものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、塗装済
の車体モジュールを接着剤によって接合した場合には、
接着剤が硬化するまでに時間がかかり、この硬化までの
間、接合部を押さえ付けておかなければならないという
問題や、ボルト又はリベット等他の機械的結合手段を併
用しなければならないという問題がある。特に、接着剤
が硬化するまで接着部を押さえつけておくことは、ライ
ン上を流しながら順次組立を行う車体組立には馴染まな
い。更に、接合部からの接着剤のはみ出し、接着剤の劣
化の問題もある。又、塗装済の車体モジュール同志をボ
ルトによって接合する場合には、数多くのボルトを締め
るのに手間がかかる、ボルトアップするための作業スペ
ースが必要である、ボルト締結時に焼き付きが起きると
リカバリーが困難であるといった作業上の問題の他、受
け側にナットを取付けておく必要があり部品点数が増加
する、締結部に力が集中してしまう、ボルトが緩むおそ
れがあるといった構造上の問題も生じる。更に、塗装済
の車体モジュール同志をリベットによって接合する方法
もあるが、一点当たりの硬度が弱いため数多くのリベッ
ト打ちが必要となる、センタ及び孔径を合わせないと接
合強度がでずリベットが切れてしまう等の問題が生じ
る。 【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、接合時の作業性に優れ、且つ、接合の強度も良
好な車体の接合組立方法を提供することを目的としてい
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明によれば、互いに
接合されることにより自動車のボディシェルを形成する
複数の車体モジュールを作り、これら車体モジュールを
塗装し、塗装済車体モジュールに部品を取付け、前記部
品を溶接部から退避させて、車体モジュールの前記溶接
部と車体モジュールに取付けられた部品との間に断熱空
間を形成した状態で、レーザビームを用いて、各車体モ
ジュールを前記車体モジュールの室内側から溶接して互
いに接合することによって自動車のボディシェルを形成
し、前記部品が、車体完成時に、前記溶接部を車室側か
ら覆う部品であることを特徴とする車体の接合組立方法
が提供される。 【0006】 【作用】このような構成を有する本願発明によれば、断
熱空間により、溶接による熱、スパッタ等が部品に届き
にくくなる。また、車体完成時に、溶接による損傷が大
きな面が車室内側に位置することになるので、防錆の点
で優れ、さらに、この損傷が大きな部分が溶接部が部品
によって覆い隠されるので、見栄えが悪化することがな
い。 【0007】 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【実施例】以下図面に従って、本発明の実施例を詳細に
説明する。本実施例は、本発明の自動車車体の接合組立
方法を4ドアセダン車の組立てに適用したものである。
本実施例の自動車のボディシェルBは、複数のユニット
(車体モジュール)によって構成される。即ち、該ボデ
ィシェルBは、車体上部を構成するアッパボディシェル
BUと、車体下部を形成するアンダボディ部BD及び車
体前部を形成するフロントボディ部BFとによって構成
されるロアボディシェルBLとから成っている。先ず、
アッパボディシェルBUと、アンダボディ部BDと、フ
ロントボディ部BFとについて、図1に沿って説明す
る。アンダボディ部BDは、矩形の板状部材であるフロ
アパネル1と、該フロアパネル1に形成された車体前後
方向に延びるトンネル2と、該フロアパネル1の車体前
後方向中央付近に取付けられた車体幅方向に延びるクロ
スメンバ3等から構成されている。フロントボディ部B
Fは、車幅方向両側部で車体前方に向かって延びる左右
一対のフロントサイドフレーム4及びホイールエプロン
レインフォースメント5、前記フロントサイドフレーム
4の後端が当接するとともにキャビン下部の前端を形成
するダッシュロアパネル6、前記フロントサイドフレー
ム4の後端から車幅方向外方に向かって延びるフロント
フレームリア(トルクボックス)7等からなっている。 【0013】更に、アッパボディシェルBUは、キャビ
ン両側部を形成するボディサイドパネル8、車体後部を
形成するリアボディ9、キャビン上部を構成するルーフ
パネル10等から成っている。又、前記サイドボディパ
ネル8によって、フロントピラー11、センタピラー1
2、リアピラー13、更には、キャビン下端の両側部を
車体前後方向に延びる左右一対のサイドシル14等が形
成されている。又、アッパボディシェルBUには、後部
シートRSが取付けられるフロア部15が形成されてい
る。本実施例では、これら車体モジュール(フロントボ
ディ部BF、アンダボディ部BD、アッパボディシェル
BU)を夫々別個に作り、その後、各車体モジュール毎
に塗装を施す。次いで、塗装済の各車体モジュールに、
インスツルメンタルパネルI、ハンドル、シートS、フ
ロアマット、トリム等の装備部品を取付ける(図2)。
更に、その後、装備部品が取付けられた塗装済各車体モ
ジュールを溶接により接合して、車体を構成していく。
フロントボディ部BFとアンダボディ部BDとの接合
は、ダッシュロアパネル6の下端部とフロアパネル1の
前端部とを溶接することにより行われる。又、アンダボ
ディ部BDとアッパボディシェルBUとの接合は、フロ
アパネル1の両側縁部とサイドシル14(又はサイドシ
ル14に取付けられたブラケット)とを溶接し、更に、
フロアパネル1の後端と後部シートの下部に位置するフ
ロア15とを溶接することにより行われる。この溶接工
程における溶接部分は、前記の個所に限定されるもので
なく、車体、又は、車体モジュールの構造によって適宜
変更され得るものである。 【0014】この溶接工程における溶接は、レーザビー
ム等の高密度エネルギビームによる溶接や、抵抗溶接に
よるスポット溶接が用いられる。レーザビーム等の高密
度エネルギビームによって塗装済車体モジュールを接合
した場合には、溶接による熱影響の範囲が狭い範囲に留
まり、塗装面の損傷を最小限に抑えることが可能とな
る。又、連続的な溶接が可能となるため、溶接部分の防
水性や強度が向上する。溶接によって各車体モジュール
を接合してボディシェルを形成した後、エンジン、サス
ペンション、及びその他の部品を取付けて、組立作業を
完了する。尚、前記塗装工程は、各車体モジュールを仮
組立して行ってもよい。この場合は、塗装完了後、塗装
後のボディを車体モジュールに分解して、各車体モジュ
ール毎に装備部品の取付けを行うことになる。本実施例
では、溶接による各モジュール接合後にエンジン、サス
ペンション等をボディシェルに取付けているが、これら
エンジン、サスペンション等をインスツルメンタルパネ
ル、ハンドル、シート、フロアマット、トリム等の装備
部品とともに溶接に先立って各車体モジュールに取付け
てもよい。このように本実施例では、溶接による各車体
モジュールの接合に先立って、分離した状態の車体モジ
ュールに対して部品を取付けているので、取付け作業が
容易となる。 【0015】前記溶接工程は、フロアマット、トリム等
の装備部品取付け後に行われるので溶接時に、溶接部分
近傍に取付けられた装備部品を溶接熱或いはスパッタ等
に起因する損傷から回避するための方策が取られてい
る。以下、この方策を具体的に説明する。この実施例
は、上記の車体の接合組立方法におけるアンダボディ部
BDのフロアパネル1とアッパボディシェルBUのサイ
ドシル14との溶接部(図1又は図2中の3−3線に沿
った断面に相当する部分)での、装備部品(フロアマッ
ト)の保護等に関するものである。図3に示すように、
本実施例では、フロアパネル1の側縁部と、サイドシル
14に取付けられた車体前後方向に延びる断面L字型の
ブラケット22の車幅方向内側部分とを、ボディの室内
側から照射されるレーザビームRによって溶接する。前
記フロアパネル1の車体内側には、フロアマット20が
取付けられているが、溶接工程時にフロアマット20の
車幅方向外方端部を車幅方向内方に折り曲げることによ
って、フロアマット20を溶接部Wから退避させ、ボデ
ィの室内側から溶接を行う。本実施例によれば、フロア
マット20が溶接部Wから退避しているので、溶接部W
からの熱、或いは、スパッタで損傷を受けることがな
い。更に、溶接を室内側から行うので、溶接による損傷
が比較的大きな面が室内側にくるため、防錆性の観点か
らも優れる。加えて、完成品においてはこの損傷を受け
た部分が、フロアマット20の下に位置するので、この
部分が目立たなくなる。図3に示すように、本実施例
は、基本的には前記実施例と同様の構成である。前記実
施例との相違点は、本実施例では前記フロアパネル1の
溶接部Wとフロアマット20との間に別体の断熱材を介
在させておらず、溶接工程時にフロアマット20の車幅
方向外方端部を車幅方向内方に折り曲げることによっ
て、フロアマット20を溶接部Wから退避させて間に断
熱空間Sを形成し、更に、ボディの室内側から溶接を行
っている点である。本実施例によれば、フロアマットが
溶接部Wから退避しているので、溶接部Wからの熱、或
いは、スパッタで損傷を受けることがない。更に、溶接
を室内側から行うので、溶接による損傷が比較的大きな
面が室内側にくるため、防錆性の観点からも優れる。加
えて、完成品においてはこの損傷を受けた部分が、フロ
アマット20の下に位置するので、この部分が目立たな
くなる。 【0016】 【0017】 【0018】 【0019】 【0020】 【0021】 【0022】 【0023】 【0024】 【0025】 【0026】 【0027】 【0028】 【0029】 【0030】 【0031】 【0032】 【0033】 【0034】 【0035】 【0036】 【0037】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、接合時の
作業性に優れ、且つ、接合の強度も良好な車体の接合組
立方法が提供される。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例の接合組立方法により接合
されるボディシェルの各車体モジュールを概略的に示す
斜視図。 【図2】図1の車体モジュールに装備部品を取りつけた
状態を示す斜視図。 【図3】本発明の実施例の接合組立方法によるフロアパ
ネルとサイドシルとの溶接を示す断面図。 【符号の説明】 BU アッパボディシェル BF フロントボディ部 BD アンダボディ部 R レーザビーム W 溶接部 1 フロアパネル 14 サイドシル 20 フロアマット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花川 勝則 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 篠森 正利 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−105133(JP,A) 特開 平4−84685(JP,A) 特開 昭61−273258(JP,A) 特開 昭63−235174(JP,A) 特開 平5−105132(JP,A) 特開 平2−14984(JP,A) 特開 平2−37092(JP,A) 特開 平7−80689(JP,A) 特開 平4−220187(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 65/00 B62D 65/14 B23P 21/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 互いに接合されることにより自動車のボ
    ディシェルを形成する複数の車体モジュールを作り、 これら車体モジュールを塗装し、 塗装済車体モジュールに部品を取付け、 前記部品を溶接部から退避させて、車体モジュールの前
    記溶接部と車体モジュールに取付けられた部品との間に
    断熱空間を形成した状態で、レーザビームを用いて、各
    車体モジュールを前記車体モジュールの室内側から溶接
    して互いに接合することによって自動車のボディシェル
    を形成し、 前記部品が、車体完成時に、前記溶接部を車室側から覆
    う部品である、 ことを特徴とする車体の接合組立方法。
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