JPS63242786A

JPS63242786A - 自動車の車体構造

Info

Publication number: JPS63242786A
Application number: JP7720487A
Authority: JP
Inventors: Norio Kazama; 風間　憲男
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1987-03-30
Filing date: 1987-03-30
Publication date: 1988-10-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は自動車の車体構造に関する＠従来の技術自動車のフロア、ボディサイドは、自動車工学全書第１
９巻自動屯の製造法；昭和５５年４月２０日山海堂発行
の１７８Ｐ〜１７９Ｐの項目７・４「車体組立工程」に
記載の内容から明かなように、ルーフ、エンジンコンパ
ートメント等ト共に、閉断面構造の各種強度部材を骨格
として、順次に各種パネル材を接合してホワイトボディ
を構成し、これを塗装工程、儀装工程に順次移送して最
終的に各種の機能部品、内装部品を組付けるようにして
いる。

発明が解決しようとする問題点ホワイトボディの組立ておよび織製工程では、それぞれ
のメインラインにおいて前述の要領で順次に組立て作業
が行われるため、メインラインが長大化してそれだけ設
備も大型化、膨大化してコスト的に不利となってしまう
。また、フロア、ボディサイドが予め構成されてしまう
と、補装工程でフロア内側、ボディサイド内側に各種部
品を組付ける場合に、作業者がキャビン内に入シ込んで
、あるいはボディサイドの車体開口部より手作業で行わ
なければならず、多大な労力と時間とを要してしまう。

そこで、本発明は車体の組立てはもとより内部機能部品
の組付けの作業性、およびこれらの組立て１組付けの目
出度を高めることができる自動車の車体構造を提供する
ものである。

問題点を解決するための手段フロア機能部品を備えたフロアアッセンブリと、内部機
能部品を備えたボディサイドアッセンブリとを車幅方向
で突合わせて結合する構造であって、前記フロアアッセ
ンブリのリヤフロアパネル側縁には、ボディサイドアッ
センブリと重合して結合する立上がり壁を形成すると共
に、この立上がシ壁に棚部を形成して、この棚部上にフ
ロアボードを保合、定置しである。

作用フロアアッセンブリとボディサイドアッセンブリは相互
に車幅方向で突合わせて結合される。リヤフロアパネル
のフロアボードは、これらフロアアッセンブリとボディ
サイドアッセンブリとの結合完了後、核リヤフロア側縁
の立上がり壁に形成し之棚部上に保合、定置される。

実施例以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述する。

第１．２図において、１は車体を示し、本実施例ではこ
の車体１は大きくは、フロアアッセンブリ２と、ボディ
サイドアッセンブリ３と、ルーフアッセンブリ４および
エンジンコンパートメント５とに分割した各構成体から
なっている。

フロアアッセンブリ２は、フロントフロアパネル６、リ
ヤフロアパネル７、サイドメンド８等を予め接合して仕
上げ塗装してあって、これらフロアバネル６．７には各
種シート９．シフトレバ−１０ｔ−始めトシテサスペン
ションユニツ）１１等のフロア機能部品をサブアッセン
ブリしである。

リヤフロアパネル７の側縁には、ボディサイドアッセン
ブリ６と重合して結合する立上が！ｌｌｌｌ壁底形成あ
る。本実施例ではこの立上がり壁としてリテーナプレー
ト１２ｔ−用いており、このリテーナプレート１２は、
リヤフロアパネル７側縁をフランジアップした基部に設
けた複数個の凹部７ａに下縁舌片１２ｆＬｔ−差込むと
共に、上縁フック部１２ｂｔ−サイドメンバ８の一側延
設部の上縁に係着して定置しである。このリテーナプレ
ート１２の所定部位には複数個のウェルドナツト４３ｔ
−配設してあって、本実施例ではこのウェルドナット４
３自体を棚部１６として、該棚部１６上に後述するよう
にフロアボード１４を係着、定置できるようにしである
。

ボディサイドアッセンブリ３は、サイドシル１５゜ルー
フサイトレール１６．フロントピラー１７゜センターピ
ラー１８．リヤビラ−１９等の骨格部材に、リヤフェン
ダ２０等の各種パネル材を予め接合して仕上げ塗装しで
ある。このボディサイドアッセンブリ３の内側には、ボ
デイサイドガーニツシエやサンバイザーその他の内装部
品、内部機能部品（図示省略）をサブアッセンブリしで
ある。

ルーフアンセンブリ４は、ルーフ骨格部材のルーフボウ
を予め接合して仕上げ塗装しであると共に、ルームラン
プ等の内部機能部品、およびルーフトリム等の内装部品
をサブアッセンブリ（ルー７ボウ、ルームランプ、ルー
フトリムは何れも図示省略）しである。

エンジンコンパートメント５は、フードレッジパネル２
１．フロントサイドメンバ２２．ダッシュパネル２３を
予め接合して仕上げ塗装してあって、該エンジンコンパ
ートメント５にはパワートレーンを始めとしてその補機
類、電装部品、ラジェータ等のエンジンルーム内機能部
品２４やサスペンション２５等が組付けられると共に、
ダッシュパネル２３にはステアリングを始めとし、て各
釉計器類、ペダル類等の室内機能部品２６が組付けられ
ている。

本実Ｍ　例でハ、フロントバンパー２９．ヘッドランプ
６０．フロントグリル６１をラジェータコアサポート２
８全ベースとしてサブアッセンブリして、エンジンコン
パートメント５と別のフロントエンドアッセンブリ２７
として構成している。

−１＊、ＩＪヤバンパ−３４，リヤコンビネーションラ
ンプ３５等は、リヤパネル６３全ベースとしてサブアッ
センブリして、フロアアッセンブリ２と別のリヤエンド
アッセンブリ６２として構成している。

フロントフェンダ３６．エンジンフード３７゜サイドド
ア６８．パックドアロ９およびフロントウィンドウパネ
ル４０等は、前記各アッセンブリの結合完了後に組付け
られる。

フロアアッセンブリ２とエンジンコンパートメント５は
車体前後方向で突合わせて、具体的にはフロントフロア
パネル６前端部とダッシュパネル２３下側後端部とを突
合わせてボルト・ナツト結合される。

ボディサイドアッセンブリ６は、フロアアッセンブリ２
．エンジンコンパートメント５に対して車幅方向で突合
わせてボルト・ナツト結合される。

このボルト轡ナツト結合の際、フロアアッセンブリ２の
リヤ７０アバネルフ側縁部では、ウェルドナツト４３と
ボルト４４との締結によりリテーナプレート１２の本固
定が行われて棚部１３の位置が確定し、後述するように
該棚部１６上にフロアボード１４が係着、定置される。

ルーフアッセンブリ４は、７０ントルーフレール４１．
リヤルーフレー／Ｉ／４２と共にボディサイドアッセン
ブリ３の上方より突合わせてボルト・ナツト結合される
。また、フロントエンドアッセンブリ２７はエンジンコ
ンパートメント５に前方より突合わせてボルト・ナツト
結合される。リヤエンドアッセンブリ６２は、フロアア
ッセンブリ２、ボデイサイドアツセンブするに対して後
方より突合わせてボルト・ナツト結合される。

フロアボード１４は、ボディサイドアッセンブリ６をフ
ロアアッセンブリ２に結合した段階で、あるいは前述の
ように各アッセンブリの結合が完了した段階で、棚部１
３上に係合、定置して組付けられるが、作業上は少しで
も自由空間が取れる前記ボディサイドアッセンブリろと
フロアアッセンブリ２との結合完了段階で組付けること
が望ましい。このようにフロアボード１４を棚部１３上
に組付けることによって、フロアボード１４がリヤフロ
アパネル７面から離間配置されるため、フロアボード１
４ｔ−リヤフロアパネル７の面形状に制約を受けること
なくフラットに容易に成形できる利点がある他、該フロ
アボード１４によって車室側のボディサイドアッセンブ
リ６とフロアアッセンブリ２との結合部分を隠蔽できて
、内装作業を簡素化できる利点がある。本実施例ではウ
ェルドナット４６自体を棚部１６として有効利用してい
るが、場合によって第２図鎖線で示すようにリテーナプ
レート１２の上縁部に内側に向けて７ランジ１２ｂｔ−
複数個切起し成形して、これら７ランジ１２ｂを棚部１
６としてもよい。

発明の効果以上のように本発明によれば、フロアアッセンブリとボ
ディサイドアッセンブリとを車幅方向で突合わせて結合
するようにしであるため、これらフロアアッセンブリ、
ボディサイドアッセンブリを別々のラインで接合、塗装
９ｍ装組立てでき、特にそれぞれのアッセンブリの内装
部品、ｍ製部品の組付けを自由空間で行えて、作業性を
一段と向上することができ、ロボットによる自動組立て
の完全実施化を含めて組立ての自由度を拡大できて大幅
なコストダウンに寄与することができる。

また、前述のようにフロアアッセンブリ、ボディサイド
アッセンブリをサプラインで構成することができるので
、メインラインの短縮化およびそれに伴う設備の小型、
減縮化を実現することもできる。更に、フロアアッセン
ブリのりヤス０アバネルはその側縁の立上がシ壁でボデ
ィサイドアッセンブリと結合して、この立上がシ壁に形
成した棚部上にフロアボードを保合、定置しであるため
、該フロアボードによってリヤ７０アバネルとボディサ
イドアッセンブリとの結合部分を隠蔽できて内装構造、
内装作業を簡素化することができる。

しかも、このフロアボードはリヤフロアパネル面から離
間配置されるため、リヤフロアパネル面形状に左右され
ることなくフラット面に成形できて、成形性９組付性に
も非常に有利となる等、数々の実用上の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す車体の全体的な分解斜
視図、第２図はフロアボードの固定部分を示す断面図で
ある。２・・・フロアアッセンブリ、３・・・ボディサイドア
ッセンブリ、７・・・リヤフロアパネル、９，１０゜１
１・・・フロア機能部品、１２・・・立上がり壁（リテ
ーナプレート）、１３・・・棚部、１４・・・フロアボ
ード。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）フロア機能部品を備えたフロアアッセンブリと、
内部機能部品を備えたボディサイドアッセンブリとを車
幅方向で突合わせて結合する構造であって、前記フロア
アッセンブリのリヤフロアパネル側縁には、ボディサイ
ドアッセンブリと重合して結合する立上がり壁を形成す
ると共に、この立上がり壁に棚部を形成して、この棚部
上にフロアボードを係合、定置したことを特徴とする自
動車の車体構造。