JPS63238058A - 光学活性なオキソ―イソインドリニル誘導体の製法 - Google Patents

光学活性なオキソ―イソインドリニル誘導体の製法

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JPS63238058A
JPS63238058A JP63055954A JP5595488A JPS63238058A JP S63238058 A JPS63238058 A JP S63238058A JP 63055954 A JP63055954 A JP 63055954A JP 5595488 A JP5595488 A JP 5595488A JP S63238058 A JPS63238058 A JP S63238058A
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    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
    • C07D209/44Iso-indoles; Hydrogenated iso-indoles
    • C07D209/46Iso-indoles; Hydrogenated iso-indoles with an oxygen atom in position 1
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光学的に活性なオキソ−イソインドリニル誘
導体の製造方法と、幾つかの特定の光学活性なオキソ−
イソインドリニル化合物とに係わる。
英国特許第1,344,663号は、次の式(A)〔式
中、Rは水素あるいはC6〜C4アルキルであり、R1
は水素、C1〜C,アルキルあるいは基R,。
す、また互いに同じであっても相違してもよいR2及び
R1はそれぞれ水素あるいは01〜C,アルキルである
〕の1−オキソ−2−イソインドリン化合物に係わる。
この特許にはラセミ化合物しか開示されておらず、光学
活性誘導体については一切言及も確認もされていない。
西独特許出願筒2258088号には上記式の光学活性
異性体が一般的に開示されている。しかし、明白に言及
及び確認されているのはRがメチルであり、R1が水素
である式(A)の光学異性体のみである。西独特許出願
筒2258088号の光学活性化合物は、英国特許第1
,344,663号のベルギーでの対応特許であるベル
ギー特許第774,895号にラセミ化合物に関して記
載されているようにして製造されるものとされている。
英国特許第1,344,663号において報告されてい
る一合成方法によれば、上記式(A)のラセミ化合物は
、〇−無水フタル酸を式(B) 〔式中、R及びR1は上記に規定したとおりである〕の
望ましいラセミp−アミノフェニル酢酸誘導体と反応さ
せて得られる、式(C) 〔式中、R及びRoは上記に規定したとおりである〕を
有するラセミフタルイミド化合物を還元して得ることが
できる。
即ち、先行技術によれば、式(A)の光学活性化合物は (i)  式(B)のラセミ化合物を〇−無水フタル酸
と反応させて、式(C)の対応するラセミフタルイミド
化合物を得ること、 にi)得られた式(C)のラセミフタルイミド化合物を
還元して、式(A)の対応するラセミ1−オキソ−2−
イソインドリン化合物を得ること、及び (iii)  得られたラセミ1−オキソ−2−イソイ
ンドリン化合物を式(A)の単一光学異性体に分割する
こと によって製造することができる。
今回、光学的分割を合成の1&後に、即ち最終化合物に
おいてではなくより早い段階に実施することを特徴とす
る新規な方法によって、同じ式(A)の光学活性な1−
オキソ−2−イソインドリン化合物をより有利に調製し
得ることが判明した。
従って本発明は、式(1) 〔式中、RはC1〜C,アルキルであり、R5は水素、
C3〜C4アルキルあるいは−(CH,)、、−N< 
 で、その際nは1あるいは2であり、また互いに同じ
であっても相違してもよいR2及びR1はそれぞれ水素
あるいはCI〜C4アルキルである〕の光学活性化合物
、並びにR1が水素である式(III)の化合物の生理
学的に許容可能な塩基との塩の新規な製造方法の提供を
第一の目的とする。
更に本発明は、既に述べたように西独特許出願筒225
8088号において特定的に確認されていない、Rがエ
チルである上記式(1)を有する光学的に活性な右旋性
異性体の提供を第二の目的とする。
本発明が第一に提供する新規な方法では、(a)  式
(II) 〔式中、R及びR1は上記に規定したとおりである〕の
ラセミ化合物をその光学異性体に分割して、式(II)
の光学活性化合物をそれ自体としてかあるいは塩として
得ること、 (b)  それ自体としてかあるいは塩として上記のよ
うに得られた式(II)の光学活性化合物を〇−無水フ
タル酸と反応させて、式(III)〔式中、R及びR1
は上記に規定したとおりである〕の光学活性フタルイミ
ド化合物を得ること、及び (c)  式(III)の光学活性化合物を還元し、か
つ所望であれば、こうして得られるR1が水素である式
<1>の光学活性化合物をエステル化して応する式(I
II)の光学活性化合物を得、あるいはR1が水素であ
る上記式(1)化合物を生理学的に許容可能な塩基で塩
化して、該化合物の生理学的に許容可能な塩を得る ことによって式(III)の光学活性化合物が製造され
る。
上記式(1)において、01〜C,アルキル基は好まし
くはメチルあるいはエチルである。
R+ るか、あるいは共にメチル基である。
好ましくは、式(1)においてRはメチルあるいはエチ
ルであり、またR1は水素、メチルあるいはエチルで、
最も好ましくは水素である。
R+が水素である式(III)の化合物の生理学的に許
容可能な塩基との塩には、例えばナトリウムあるいはカ
リウムのようなアルカリ金属の水酸化物、例えばカルシ
ウムあるいはマグネシウムのようなアルカリ土類金属の
水酸化物といった生理学的に許容可能な無機塩基か、あ
るいは例えばトリエチルアミン、ベンジルアミンあるい
はとリジンのような脂肪族、芳香族あるいは複素環式ア
ミンや、ジメチルエタノールや、例えばリシン、アルギ
ニンなどのアミノ酸やベタインといっな生理学的に許容
可能な有機塩基との塩などが含まれる。
“右旋性″という語、もしくは記号“(+)″は、化合
物をジメチルホルムアミド(D M F )あるいはメ
タノール(MeOH)あるいはエタノール(Et○H)
に溶解させた稀釈溶液(化合物含量0.1〜1%)が波
長的5891iの光を用いた場合室温で正回転を示す1
ヒ合物に付す。
同様に、“左旋性”という語、もしくは記号”(−)”
は、上記のような稀釈溶液が上記と同一条件下に負回転
を示す化合物に付す。
好ましい式(III)の光学活性化合物は“右旋性”即
ち“(+)”の異性体である。なぜなら、該異性体は゛
左旋性”即ち“(−)”の異性体に比べて高い生物学的
活性、特に鎮痛及び抗炎症活性並びに血小板凝集抑制活
性を示すからである。
既に述べたように、光学的分割を合成の早い段階で実施
する、本発明による式(III)の光学活性な1−オキ
ソ−2−イソインドリン化合物の新規な製造方法は、光
学的分割を合成の最後に、即ち式(1)化合物において
実施する先行技術による公知方法に比べて、特に経済的
な観点から盟著な利点をもたらす。
実際、最終的な式(I)の1−オキソ−2−イソインド
リン化合物を分割すると、少なくとも次のような甚だし
い不都合を招く。
最も不都合なことは、式(III)のラセミ化合物の光
学的分割に由来する望ましくない異性体、即ち左旋性の
対掌体を工程全体を通して再利用し得ないことである。
上記対掌体をラセミ化によって回収しても、特に1−オ
キソ−2−イソインドリン分子が不安定である結果排除
し難い分解生成物が形成されるため収率は低い0回収可
能なラセミ生成物はいずれにせよ純粋でない、そのよう
な生成物の光学的分割を試みたところ、収率並びに達成
される光学的純度の点で不十分な結果しか得られないこ
とが判明した。
上記の結果、式(III)のラセミ化合物の分割に由来
する望ましくない光学異性体の殆どが失われる。
このことは、分割ステップの最後に望ましくない異性体
と共に望ましい右旋性異性体が高比率で廃棄/喪失され
ることを考慮した場合コスト的に非常に不利である。例
えば西独特許出願第2258088号の実施例に報告さ
れた分割収率を参照されたい。
更に、R3が水素である式(III)の化合物を分割す
るために光学活性な塩基を用いなければならず、光学活
性塩基で特に上記西独特許出願に示されているような塩
基、即ちα−メチルベンジルアミン、キニン、キニジン
、シンコニン、シンコニジン、エフェドリン、ブルシン
、モルフイン、ヨヒンビン、ペンゼドリン、メンチルア
ミン、α−(1−ナフチル)−エチルアミン及び2−ア
ミノブタンは公知のように通常きわめて高価である。
そのうえ、これらの高価な塩基を定量的に回収すること
は通常不可能であり、このことも最終ステップのコスト
に甚だしい影響を及ぼす。
本発明の新規な方法は、上述した諸欠点をある程度克服
し得る点で公知方法より改良されており、式(III)
の光学活性な1−オキソ−2−イソインドリン化合物を
はるかに安価に、かつ工業的に生産可能な方法である。
本発明の新規な方法の主要な利点は、光学的分割を合成
の非常に早い段階に式(II)の化合物において実施す
ることによって、完全に再、塑用し得る望ましくない異
性体をほぼ定量的に回収できるようになることである。
上記望ましくない異性体は非常に高い収率でラセミ化で
きる。なぜなら、式(II)化合物はラセミ化条件下に
完全に安定であり、従って分解生成物は形成されないか
らである。
本発明方法によれば、収率の低下を伴わず、かつ補足的
な精製を必要とせずに望ましくない異性体の総てを所望
異性体の処理に由来する残留液と共に製造サイクル中に
再導入することができる。
望ましくない異性体をほぼ完全に回収することによって
、大幅に収率を改善し、コストを低減することが可能と
なる。望ましくない異性体の回収について考慮しつつ収
率を比較すると、式(II)化合物を分割した場合の収
率は式(III)の最終化合物を分割した場合の収率の
少なくとも2倍となる。
更に、望ましくない異性体をほぼ完全に回収し得るため
、工程に必要な式(II)化合物の量を著しく低減でき
ることは明らかであり、従って式(II)中間化合物、
並びに該中間化合物を蜘造するべく前段で実施する合成
において用いる出発物質及び反応物質を著しく節約する
ことができる。
そのうえ、本発明方法による式(U)化合物の光学的分
割は好ましくは、例えば光学的に活性な酒石酸、マンデ
ル酸、ジベンゾイル酒′石酸あるいは樟脳スルホン酸の
ような光学活性酸を用いて実施する。公知のように、光
学活性酸は通常光学活性塩基よりはるかに安価であり(
−例として(+)酒石酸の場合を挙げると、この酸のコ
ストは(+)α−メチルベンジルアミンのコストのせい
ぜい1/10である)、また光学活性酸は光学活性塩基
とは対照的に定量的回収が可能であり、それによってコ
ストは更に低下する。
本発明の方法によれば、非常に高い光学的純度を有する
式(U)の光学活性化合物が得られ、かつその後の合成
諸段階において光学活性の損失は観察されない。
このことから、本発明の新規な方法が該方法に最も類似
した先行技術による式(III)の光学活性化合物の製
造方法よりはるかに有利であることはきわめて明らかで
ある。なぜなら、本発明方法はより高い収率並びにより
低いコストをもたらすと同時に工業生産に適合する方法
であるからである。
本発明は、式(I)の光学活性な1−オキソ−2=イソ
インドリン化合物の合成をより経済的に、かつ工業生産
上より有利に実現する。
本発明の新規な方法の分割ステップ(a)は好ましくは
、既に述べたように例えば光学的に活性な酒石酸、マン
デル酸、ジベンゾイル酒石酸及び樟脳スルホン酸の中か
ら選択した光学活性酸を用いて実施する。
式(II)のラセミ化合物を、例えば上段に特定したも
ののうちの一つである光学活性酸と、例えば水、メチル
、エチルあるいはイソプロピルアルコールといった脂肪
酸アルコール、アセトン、アセトニトリルあるいはメチ
ルエチルケトンのような適当な溶剤中で反応させ、その
際温度は室温から約100℃までの間とし得、また反応
時間は例えば数分から24時間までの間とする。
特に好ましい酸はL(+)酒石酸であり、また特に好ま
しい溶剤は水である。
得られた光学活性塩をその混合物から通常の方法で、即
ち例えば濾過あるいは遠心分離によってか、あるいは分
別結晶によって分離し、単離した所望の光学活性塩を鹸
化して対応する式(I[)の光学活性アミノ化合物を遊
離させるか、あるいは語基をそのまま次の、ステップ(
b)による〇−無水フタル酸との反応に用いる。
鹸化は、例えば水酸化ナトリウムあるいはカリウムとい
ったアルカリ金属水酸化物を用いて、室温程度から30
〜40℃あたりまでの温度の水性媒体中で実施し得る。
先に述べたように、化合物(II)の光学的分割は光学
活性酸を用いて実施することが好ましいが、所望であれ
ばR1が水素である式(II)の化合物の光学的分割は
例えば先に言及したもののうちの一つである光学活性塩
基を用いて実施することも、成果において劣りはするが
可能である。その場合、式(II)化合物の対応する光
学活性塩からの遊には、例えば通常操作により水性媒体
中で塩酸と反応させるような酸処理によって実現する。
所望異性体の処理によって生じた全残留液を合わせて、
望ましくない異性体並びに場合によって存在する分割さ
れない生成物の回収及び再利用のため呻ラセミ化する。
ラセミ化は好ましくは塩基処理によって実施し、その際
、塩基として例えば濃縮水酸化ナトリウムあるいはカリ
ウムのようなアルカリ金属水酸化物を用いて水性媒体中
で、例えば溶剤の沸点のような高温で処理することが好
ましい。
回収した式(II)のラセミ化合物は、循環させて製造
サイクル中に戻す。
〇−無水フタル酸との反応用として式(I[)の光学異
性体の塩を用いる場合、語基は、既に述べたように分割
ステップ(a)から得られる塩そのものであり、即ち好
ましい手法によれば式(II)のラセミ化合物の分割に
用いた酸、例えばL(←)酒石酸との塩である。
方法ステップ(b)による、ステップ(a)から得られ
た所望の式(II)の光学異性体と〇−無水フタル酸と
の反応は、例えば水あるいは酢酸のような極性で、かつ
好ましくは水性の溶剤中で、例えば約50℃から約16
0℃までの間であり得る温度に加熱することによって実
現し得る。
方法ステップ(c)による式(III)の光学活性化合
物の還元は、例えば好ましくは亜鉛及び蟻酸であるかあ
るいは亜鉛及び酢酸であり得る適当な還元剤を用いて、
好ましくは窒素雰囲気下に温度約60〜約160℃、好
ましくは還流温度で、この種の還元に関し有機化学の分
野で文献により公知である手法に従って実現し得る。
得られる式(III)の光学活性化合物は通常の方法で
、即ち例えばエタノールのような脂肪酸アルコールなど
であり得る適当な溶剤からの晶出等によって精製するこ
とができる。
R+が水素である式(III)の光学活性化合物を場合
ある対応化合物を得る時にも、また式(I)の光学活性
化合物の塩化にも通常の方法を用い得る0式(II)の
出発ラセミ化合物は公知化合物であり、あるいはまた公
知化合物から公知方法で製造してもよい。例えば、式(
II)の出発化合物は、対応するニトロ誘導体を公知手
法によって、即ち例えばメタノール、エタノールといっ
たC3〜C6脂肪酸アルコール、水あるいは氷酢酸など
のような不活性溶剤中で5%パラジウム/炭素において
ほぼ室温で実施する水素添加等によって還元することに
より製造することができる。
上記ニトロ誘導体も公知化合物であり、あるいはまた公
知化合物から公知方法で製造してもよい。
既に述べたように、本発明は、Rがエチルである上記式
(III)の光学活性右旋性異性体をその生理学的に許
容可能な塩を含めて提供することを第二の目的とする。
上記のような化合物のうちで好ましいものは、化合物(
+)2−[4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)
フェニルコブチル酸(右旋性異性体)とその生理学的に
許容可能な塩である。
上記式(III)の光学活性フタルイミド化合物、特に
右旋性異性体の提供も、本発明の目的である。
本発明の新規な方法によって得られる式(III)の光
学活性化合物は、優れた鎮痛及び抗炎症活性を有するう
えに、特にRがエチルである式(1)化合物類では高い
血小板凝集抑制活性をも示す。
上記化合物の抗血小板凝集活性は、異なる化学構造を有
する化合物との比較においても同じ構造を有するラセミ
化合物との比較においてもきわめて僅かな投与量で発揮
される。
次表に掲げた血小板凝集抑制データから、例えば、本発
明の光学活性化合物(+>2−[4−(1−オキソ−2
−イソインドリニル)フェニルコブチル酸が例えば米国
特許第4,010,274号に開示された対応ラセミ化
合物より生物学的に優れていることが明らかである0表
示データは、試験化合物の、モルモット及びヒト各々の
富血小板血漿(P RP )において2mcg/mlの
コラーゲンによって誘発した血小板凝集に対する抑制効
果を評価して得た。
血小板凝集抑制効果をED、。値として、即ち誘発した
凝集を対照との比較において30%抑制する投与量で表
す。
友−L 本発明の光学活性化合物、特にRがエチルである式(I
II)の化合物はその抗凝集活性の点で、大脳循環、冠
循環あるいは末梢循環の閉塞性虚血動脈疾患の予防及び
治療に有用であり得る。本発明化合物は特に、例えば間
欠性踵行の治療に適用することが可能である。
本発明化合物は、バイパス移植、動脈内膜切除、経皮的
経内腔血管形成等の後の開通性の維持、静脈血栓塞栓症
の予防、並びに体外循環での血栓症の予防にも有用であ
り得る。
本発明の化合物は、徐放性処方を含めた通常の治療処方
を用いて投与することができる。本発明化合物は好まし
くは経口投与する。従って、好ましい薬剤組成物は、有
効成分を例えばタルク、スターチ、ステアリン酸、ステ
アリン酸マグネシウム、セルロース等のような通常の固
体賦形剤と混合したタブレット、カプセル、ビル等であ
る。
ヒトへの経口投与に適した1日投与量は、成人で約25
mgから約200mgまでであり得る。好ましくは、本
発明化合物は1日2回投与する。
本発明化合物の治療投与量における毒性は非常に低く、
従って本発明化合物は安全に治療に用いることができる
本発明を、以下の非限定的な実施例によって更に詳述す
る。
略号゛″D M F ”はジメチルホルムアミドのこと
である。
実」1倒」− (±)2−(4−アミノフェニル)プロピオン酸(4,
34g)及びL(十)酒石酸(3,94g)を脱イオン
水(28,04g)に混入した混合物を攪拌下に80℃
で10分間加熱する。固体物質が完全に溶解した後、溶
液を攪拌下に自然に室温に到達するまで放置し、その後
頁に24時間攪拌する。温度を20℃にし、析出しな左
旋性の酒石酸塩(A)を遠心分離によって分離して、ラ
セミ化による回収のために除去する。
右旋性の酒石酸塩を含有する溶液を40〜45℃で真空
下に濃縮する。温度を30〜32℃にした後に、35B
a水酸化ナトリウム(1,04g)を10分間を要して
添加する。混合物を30℃で30分間攪拌し、遠心分離
して析出物を収集し、収集した析出物を冷水で洗浄し、
かつ乾燥して、n+、p、が172〜174℃であり、
[αコツが+73.4°(c =0.1%、EtOH)
である(+)2−(4−アミノフェニlし)プロピオン
酸(1,36g)を得る。
右旋性酸の遠心分離及び洗浄から得られる母液を、左旋
性酒石酸塩(A)及び水(13g)と合わせる。
混合物に消石灰(3,8g)を添加し、懸濁液を50℃
に加熱してこの温度に4.5時間維持する。析出した酒
石酸カルシウムを分離するべく熱い懸濁液を遠心分離機
に掛け、分離した酒石酸カルシウムを室温において水で
洗浄する。遠心分離及び洗浄から得られる母液を合わせ
、35Ba水酸化ナトリウム(10,1g)を添加する
。反応混合物を還流させ、蒸留によって幾らかの水分(
24g)を除去した後還流温度に22時間維持する。0
℃から±5℃までの間の温度に冷却後、32%塩酸水溶
液を添加してpl+を4.3とする。懸濁液を15〜2
0℃にして遠心分離する。固体を水で洗浄して乾燥し、
輪、p、146〜148℃のラセミ(±)2−(4−ア
ミノフェニル)プロピオン酸2.52gを回収する。
及1九よ 氷酢酸(17g)に無水フタル酸(3,56g)及び(
+)2−(4−アミノフェニル)プロピオン酸(3,7
8g)を厘次攪拌下に添加する。攪拌下に118℃で8
時間還流させた後、反応混合物を放置して緩慢に室温に
到達させ、その後20℃で更に2時間攪拌する。懸濁液
を遠心分離し、固体を水で十分に洗浄し、かつ真空下に
70℃で乾燥して、m、p、が234〜236℃、[α
]″:が+68°(C=1%、DMF>で−ある(+)
2−[4−(1,3−ジオキソ−2−イソインドリニル
)フェニル]プロピオン酸(5,84g>を得る。
実」1舛」− 窒素雰囲気下に攪拌しつつ操作して、99%蟻酸(37
,5g)に85%亜鉛末(3,25g)及び(+)2−
[4−(1,3−ジオキソ−2−イソインドリニル)フ
ェニル]プロピオン酸(2,5g)を順次添加する。還
流温度で8時間沸騰させた後、反応混合物を60℃に冷
却し、蒸留によって蟻酸を除去する。残渣を水(25g
>と96%硫酸(5,6g)とから得られる硫酸混合物
に取り、得られた懸濁液を窒素雰囲気下に攪拌しつつ5
0℃で30分間加熱する。冷却後、混合物を遠心分離す
る。固体を水で繰り返し洗浄し、脱イオン水(30g)
に懸濁させ、かつ攪拌下に358a水酸化ナトリウムで
処理してp 1112とすることにより溶解させる。 
50℃に加熱flk20%(N)I−)zs(1ml>
を添加し、真空下に濾過を行なって析出物を分離する。
P液に99%蟻酸を、pHが3.5〜4に達するまで攪
拌下に添加する。得られた懸濁液を遠心分離し、固体を
脱イオン水で繰り返し洗浄し、かつ真空下に70℃で乾
燥して2.2gの粗生成物を得、この粗生成物を95%
工°タノールから晶出させて、m、p、が207〜20
8°C1[α]′:が+77.41°(C=1%、DM
F>である純粋な(+)2−[4−(1−オキソ−2−
イソインドリニル)フェニル]プロピオン酸く2g)を
得る。
実」l舛A− (±)2−(4−アミノフェニル)ブチル酸(100g
)及びL(十)酒石酸(83,7g)の懸濁液を完全に
溶解するまで無水エタノール(2000ml>中で還流
温度で加熱すると、その結果生じる塩が室温で1日間晶
出する。析出物を濾過によって分離し、かつ無水エタノ
ールから繰り返し晶出させる。得られた塩を真空下に5
0℃で乾燥して、[α]0が+57°(c=1%、DM
F)である右旋性酒石酸塩70gを得る。
光学活性酸を遊離させるべく、上記塩を水に懸濁させた
後pl+が約4〜5となるまで水酸化ナトリウムを添加
する。得られた懸濁液を濾過し、固体を水で洗浄し、か
つ真空下に60’Cで乾燥して、m、p、が157〜1
58℃、[α]。が+75’(c = 0.1%、Me
OH)である(+)2−(4−アミノフェニル)ブチル
酸(35g)を得る。
酒石酸塩の最初の濾過並びに再晶出に由来する全母液を
合わせ、真空下に蒸留乾固させる。得られた固体残渣を
水(600ml、 5vo1.)に溶解させ、水酸化カ
ルシウム(40g>を添加する。懸濁液を50℃で攪拌
下に加熱する。5時間後、析出した酒石酸カルシウムを
濾過によって分離し、酸性化によってL(+)酒石酸を
回収し、再利用する。水性r液を35%木酸化ナトリウ
ム(200g)で処理し、元の体積の172となるまで
常圧蒸発させ、その後還流下に加熱する。
24時間後溶液を酸性化し、析出物を濾過によって集め
、水で洗浄し、かつ真空下に60℃で乾燥して、+n、
p、が143〜144℃、[(Z]2:がO’(c =
0.1%。
MeOH>であるラセミ〈±)2−(4−アミノフェニ
ル)ブチル酸50gを回収する。
丸11工 無水フタル酸(8,5g)及び(+)2−(4−アミノ
フェニル)ブチル酸(9g)を氷酢酸(140ml)に
混入した混合物を還流下に8時間加熱し、その後約20
℃で冷却する。生じた析出物を濾過によって分離し、水
(100n+l)で洗浄し、かつ真空下に50℃で乾燥
して、―、p、が234〜237℃、[α]フが+71
°(c=1%。
DMF>である(+)2−[4−(1,3−ジオキソ−
2−イソインドリニル)フェニルコブチル酸(13゜4
g)を得る。
幻E桝j工 〇−無水フタル酸(17,8g)と、35%水酸化ナト
リウム(15g)と、(+)2−(4−アミノフェニル
)ブチル酸酒石酸塩(12,7g)との混合物を還流温
度で6時間加熱し、その後約50℃で冷却する。
生じた析出物を濾過によって分離し、50℃の水(10
0ml)で洗浄し、かつ真空下に50℃で乾燥して、m
、p、が234〜237℃、[α]Dが+71”(c=
1%、DMF)である(+)2−[4−(1,3−ジオ
キソ−2−イソインドリニル)フェニルコブチル酸(1
0g)を得る。
(+)2−[4−(1,3−ジオキソ−2−イソインド
リニル)フェニルコブチル酸(l1g)を99%蟻酸(
200m l )に溶解させた溶液に、亜鉛末(18g
)を攪拌下に添加する。混合物を還流温度で8時間加熱
し、その後真空下に蒸発乾固させる。残渣を稀硫酸(1
25ml)に懸濁させ、攪拌する。濾過後に得られた固
体を水(150ml)に懸濁させ、かつ稀釈した水酸化
すl・リウムをpH12となるまで添加することによっ
て溶解させる。20%(NH4)2Sでの処理によって
重金属を除去した後、溶液を蟻酸で酸性化して9114
.5とし、その結果生じる固体を濾過によって分離し、
水で洗浄し、かつ真空下に70℃で乾燥する。 粗生成
物をエタノール(85ml、 8vo1.)から晶出さ
せて、m、p、が197〜198℃、[α]Yが+83
゜(c−1%、DMF)である(+)2−[4−(1−
オキソ−2−イソインドリニル)フェニルコブチル酸(
8,2g)を得る。
夾m 各々重量が0.150gであり、かつ25Bの有効成分
を含有するタブレットを、次のようにして調製すること
が可能である。
タブレット10,000個当たりの組成:(+)2−[
4−(1−オキソ− 2−イソインドリニル)フエ       250gニ
ル]ブチル酸 ラクトース              800gコー
ンスターチ            415gタルク粉
末              30gステアリン酸マ
グネシウム        5g(+>2−[4−(1
−オキソ−2−イソインドリニル)フェニルコブチル酸
と、ラクトースと、172量のコーンスターチとを混合
する。混合物を網目寸法0.5mmの篩に掛ける。コー
ンスターチ(10g)を温水(90m l )に懸濁さ
せ、得られたペーストを粉末の顆粒化に用いる。顆粒を
乾燥し、網目寸法1.4gmの篩で粉砕し、その後残呈
のスターチと、タルクとステアリン酸マグネシウムとを
加え、入念に混合し、タブレットに加工する。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、RはC_1〜C_4アルキルであり、R_1は
    水素、C_1〜C_4アルキルあるいは▲数式、化学式
    、表等があります▼で、その 際nは1あるいは2であり、また互いに同じであっても
    相違してもよいR_2及びR_3はそれぞれ水素あるい
    はC_1〜C_4アルキルである〕の光学活性な化合物
    か、あるいはその生理学的に許容可能な塩を製造する方
    法であって、 (a)式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R及びR_1は前記に規定したとおりである〕
    のラセミ化合物をその光学異性体に分割して、式(II)
    の光学活性化合物をそれ自体としてかあるいは塩として
    得ること、 (b)それ自体としてかあるいは塩として前記のように
    得られた式(II)の光学活性化合物をo−無水フタル酸
    と反応させて、式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔式中、R及びR_1は前記に規定したとおりである〕
    の光学活性フタルイミド化合物を得ること、及び (c)式(III)の光学活性化合物を還元し、かつ所望
    であれば、こうして得られるR_1が水素である式(
    I )の光学活性化合物をエステル化してR_1がC_1
    〜C_4アルキルであるかあるいは前記に規定したよう
    な基▲数式、化学式、表等があります▼である対 応する式( I )の光学活性化合物を得、あるいはR_
    1が水素である前記式( I )化合物を生理学的に許容
    可能な塩基で塩化して該化合物の生理学的に許容可能な
    塩を得ること を含む製造方法。
  2. (2)ステップ(a)において式(II)のラセミ化合物
    を光学活性酸で分割することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。
  3. (3)前記酸が光学的に活性な酒石酸、マンデル酸、ジ
    ベンゾイル酒石酸あるいは樟脳スルホン酸であることを
    特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. (4)ステップ(a)で用いる式(II)のラセミ化合物
    においてRがメチルあるいはエチルであり、R_1は水
    素であることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第
    3項のいずれか1項に記載の方法。
  5. (5)ステップ(b)で用いるべくステップ(a)にお
    いて式(II)の右旋性異性体を分離することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項から第4項のいずれか1項に記
    載の方法。
  6. (6)ステップ(a)で分離した、ステップ(b)での
    使用が求められない式(II)の異性体をラセミ化してス
    テップ(a)で再利用することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項から第5項のいずれか1項に記載の方法。
  7. (7)前記式(III)を有する光学活性化合物を還元し
    、かつ所望であれば、こうして得られるR_1が水素で
    ある式( I )の光学活性化合物をエステル化してR_
    1がC_1〜C_4アルキルであるかあるいは前記に規
    定したような基▲数式、化学式、表等があります▼であ
    る対応する 式( I )の光学活性化合物を得、あるいはR_1が水
    素である前記式( I )化合物を生理学的に許容可能な
    塩基で塩化して該化合物の生理学的に許容可能な塩を得
    ることを含む特許請求の範囲第1項に記載の式( I )
    の光学活性化合物か、あるいはその生理学的に許容可能
    な塩を製造する方法。
  8. (8)式(III)の化合物においてRがメチルあるいは
    エチルであり、R_1は水素であることを特徴とする特
    許請求の範囲第7項に記載の方法。
  9. (9)得られた生成物を不活性なキャリアあるいは賦形
    剤と共に処方することを更に含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項から第8項のいずれか1項に記載の方
    法。
  10. (10)Rがエチルである特許請求の範囲第1項に示し
    た式( I )を有する光学的に活性な右旋性異性体とそ
    の生理学的に許容可能な塩。
  11. (11)化合物(+)2−[4−(1−オキソ−2−イ
    ソインドリニル)フェニル]ブチル酸であることを特徴
    とする特許請求の範囲第10項に記載の右旋性異性体と
    その生理学的に許容可能な塩。
  12. (12)不活性なキャリアあるいは賦形剤を含み、かつ
    特許請求の範囲第10項または第11項に記載の、Rが
    エチルである特許請求の範囲第1項に規定したような式
    ( I )を有する右旋性異性体あるいは該異性体の生理
    学的に許容可能な塩を有効成分として含む薬剤組成物。
  13. (13)血小板凝集抑制剤として用いられることを特徴
    とする特許請求の範囲第12項に記載の薬剤組成物。
  14. (14)間欠性跛行の治療に用いられることを特徴とす
    る特許請求の範囲第13項に記載の薬剤組成物。
  15. (15)血小板凝集抑制剤として用いられることを特徴
    とする特許請求の範囲第10項または第11項に記載の
    、Rがエチルである特許請求の範囲第1項に規定したよ
    うな式( I )を有する右旋性異性体あるいは該異性体
    の生理学的に許容可能な塩。
  16. (16)間欠性跛行の治療に用いられることを特徴とす
    る特許請求の範囲第15項に記載の式( I )の右旋性
    異性体。
  17. (17)特許請求の範囲第10項または第11項に記載
    の、Rがエチルである特許請求の範囲第1項に規定した
    ような式( I )を有する右旋性異性体あるいは該異性
    体の生理学的に許容可能な塩の、血小板凝集抑制剤とし
    て用いられる薬剤組成物の調製における使用。
  18. (18)特許請求の範囲第17項に記載の式( I )の
    右旋性異性体の、間欠性跛行の治療に用いられる薬剤組
    成物の調製における使用。
  19. (19)特許請求の範囲第1項に示した式(II)を有す
    る光学活性異性体をo−無水フタル酸と反応させること
    を含む特許請求の範囲第1項に示した式(III)を有す
    る光学活性化合物の製造方法。
  20. (20)Rがエチルである特許請求の範囲第1項に示し
    た式(III)を有する光学活性化合物。
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