JPS63227073A - 高繰返しパルスレ−ザ電極 - Google Patents
高繰返しパルスレ−ザ電極Info
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- JPS63227073A JPS63227073A JP6169787A JP6169787A JPS63227073A JP S63227073 A JPS63227073 A JP S63227073A JP 6169787 A JP6169787 A JP 6169787A JP 6169787 A JP6169787 A JP 6169787A JP S63227073 A JPS63227073 A JP S63227073A
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- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 abstract description 10
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 17
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
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- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
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- H01S3/03—Constructional details of gas laser discharge tubes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、高繰返しパルスレーザ発振装置に係り、特に
、その電極構造に関するものでおる。
、その電極構造に関するものでおる。
(従来の技術)
一般にレーザ発系を得るためには、レーザ媒質中での空
間的に均一な放電の発生を必要とするが、TEACO2
レーザやエキシマレーザ等の短パルスレーザ光を発生さ
せる高繰返しパルスレーザ発(辰装置では、その動作圧
力が数気圧もの高圧であるため、上記の放電は収束し、
アークになりやすい。これを防止するために、主放電空
間の電界分布を調整したり、主放電に先立って予備電離
を行なうのが普通でおる。
間的に均一な放電の発生を必要とするが、TEACO2
レーザやエキシマレーザ等の短パルスレーザ光を発生さ
せる高繰返しパルスレーザ発(辰装置では、その動作圧
力が数気圧もの高圧であるため、上記の放電は収束し、
アークになりやすい。これを防止するために、主放電空
間の電界分布を調整したり、主放電に先立って予備電離
を行なうのが普通でおる。
第3図は、従来の高繰返しパルスレーザ発振装置の一例
を示すものである。即ち、レーザ媒質中に配置される第
1の主電極1に対向する位置に・第2の主電極2が配設
され、前記第1の主電極1の長手方向両側に、複数個の
予備電離電極3aがピーキングコンデンサ4aを介して
、適当な間隔をおいて配設され、また、前記第2の主電
極2にも、その長手方向両側に複数個の予備電離電極3
bが、ピーキングコンデンサ4bを介して、前記予備電
離電極3aと対向する位置に配設されている。
を示すものである。即ち、レーザ媒質中に配置される第
1の主電極1に対向する位置に・第2の主電極2が配設
され、前記第1の主電極1の長手方向両側に、複数個の
予備電離電極3aがピーキングコンデンサ4aを介して
、適当な間隔をおいて配設され、また、前記第2の主電
極2にも、その長手方向両側に複数個の予備電離電極3
bが、ピーキングコンデンサ4bを介して、前記予備電
離電極3aと対向する位置に配設されている。
また、対を成して配設されたこれらの予備電離電極3a
、3bの間には、棒状の誘電体5が密層して挿入されて
いる。
、3bの間には、棒状の誘電体5が密層して挿入されて
いる。
ざらに、対向する2つの主電極1,2の間にはレーザガ
ス流8が流れ、また、2つの主電極1゜2の長手方向端
部には、光共振器ミラー9が配設されている。
ス流8が流れ、また、2つの主電極1゜2の長手方向端
部には、光共振器ミラー9が配設されている。
この様に構成された従来の高繰返しパルスレーザ電極に
おいては、KN返しパルス電圧(HVパルス)が印加さ
れると、HVパルス→ピーキングコンデンサ4a→予備
電離電極3a→誘電体5→予備電離電極3b→ピーキン
グコンデンサ4bの回路に電流が流れ、誘電体5の沿面
放電により紫外線が発生する。この紫外線によって光電
離されて生成される電子が、第1の主電極1と第2の主
電極2間で行なわれる主放電をグロー状の均一な放電と
するために用いられる。
おいては、KN返しパルス電圧(HVパルス)が印加さ
れると、HVパルス→ピーキングコンデンサ4a→予備
電離電極3a→誘電体5→予備電離電極3b→ピーキン
グコンデンサ4bの回路に電流が流れ、誘電体5の沿面
放電により紫外線が発生する。この紫外線によって光電
離されて生成される電子が、第1の主電極1と第2の主
電極2間で行なわれる主放電をグロー状の均一な放電と
するために用いられる。
しかしながら、上述した様な従来の高繰返しパルスレー
ザ電極においては、予備電離電極3a。
ザ電極においては、予備電離電極3a。
3bと誘電体5との間に生じる紫外線の強度が低く、ま
た、この紫外線は一定方向への指向性が無く、2つの主
電極1,20間で四方に照射されるので、主放電の放電
領域が広くなり過ぎ、高山ノJのレーザを得ることがで
きず、効率が非常に悪かった。
た、この紫外線は一定方向への指向性が無く、2つの主
電極1,20間で四方に照射されるので、主放電の放電
領域が広くなり過ぎ、高山ノJのレーザを得ることがで
きず、効率が非常に悪かった。
(発明が解決しようとする問題点)
上記の様に、従来の高繰返しパルスレーザ電極において
は、予備電離によって生じる紫外線の強度が低く、また
、紫外線に指向性が無いので、主放電領域が広くなり過
ぎ、高出力のレーザ光が得られなかった。
は、予備電離によって生じる紫外線の強度が低く、また
、紫外線に指向性が無いので、主放電領域が広くなり過
ぎ、高出力のレーザ光が得られなかった。
そこで、本発明は以上の欠点を除去するために提案され
たもので、その目的は、予備電離により生じる紫外線の
強度を高め、また、紫外線の指向性を高めて、高出力の
レーザ光を得ることができる高繰返しパルスレーザ電極
を提供することにある。
たもので、その目的は、予備電離により生じる紫外線の
強度を高め、また、紫外線の指向性を高めて、高出力の
レーザ光を得ることができる高繰返しパルスレーザ電極
を提供することにある。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
本発明の高繰返しパルスレーザ電極は、予備電離電極と
共に配設される誘電体に、複数個の細溝をその長手方向
に形成し、その細溝内部において沿面放電を起こすよう
に構成したものでおる。
共に配設される誘電体に、複数個の細溝をその長手方向
に形成し、その細溝内部において沿面放電を起こすよう
に構成したものでおる。
(作用)
以上の様な構成を有する本発明によれば、誘電体に形成
した細溝内において沿面放電が起こるようにして、細溝
中の電流密度を高め、発生する紫外線の強度を増大させ
ることができる。
した細溝内において沿面放電が起こるようにして、細溝
中の電流密度を高め、発生する紫外線の強度を増大させ
ることができる。
また、紫外線を細溝に沿って発生させることにより、そ
の指向性を高めて、主放電領域の拡散を防止することか
できる。
の指向性を高めて、主放電領域の拡散を防止することか
できる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて
具体的に説明する。なお、第3図に示した従来型と同一
の部材は同一の符号を付し説明は省略する。
具体的に説明する。なお、第3図に示した従来型と同一
の部材は同一の符号を付し説明は省略する。
■第1実施例
本実施例の構成*
本実施例においては、第1図(A)(B)に示した様に
、第1の主電極1に対向する位置に、第2の主電極2が
配設され、前記第1の主電極1の長手方向両側に、複数
個の予備電離電極12aがピーキングコンデンサ4aを
介して、適当な間隔をおいて配設され、また、前記第2
の主電極2にも、その長手方向両側に複数個の予備電離
電極12bがピーキングコンデンサ4bを介して、前記
予備電離電極12aと対向する位置に配設されている。
、第1の主電極1に対向する位置に、第2の主電極2が
配設され、前記第1の主電極1の長手方向両側に、複数
個の予備電離電極12aがピーキングコンデンサ4aを
介して、適当な間隔をおいて配設され、また、前記第2
の主電極2にも、その長手方向両側に複数個の予備電離
電極12bがピーキングコンデンサ4bを介して、前記
予備電離電極12aと対向する位置に配設されている。
また、対を成して配設されたこれらの予備電離電(※3
a、3bの間には、棒状の誘電体10が密看して挿入さ
れ、さらに、この誘電体10には、前記2つの主電極配
設側に、数mm程度以下の細溝11がその軸方向に形成
されている。
a、3bの間には、棒状の誘電体10が密看して挿入さ
れ、さらに、この誘電体10には、前記2つの主電極配
設側に、数mm程度以下の細溝11がその軸方向に形成
されている。
さらに、第1図(C)に示した様に、誘電体10の上下
に配設される予備電離電極12a、12bには、前記誘
電体10に形成された細溝11と嵌合する突起部13が
形成されている。また、各誘電体10を挟持して配設さ
れた、上下一対の予備電離型4fA12a、12b間の
間隔しは、誘電体10の仝長女lから、予備電離電極1
2a、12bに形成された突起部13の長さ吏2を引い
た値となる(L=吏1−斐2×2)。
に配設される予備電離電極12a、12bには、前記誘
電体10に形成された細溝11と嵌合する突起部13が
形成されている。また、各誘電体10を挟持して配設さ
れた、上下一対の予備電離型4fA12a、12b間の
間隔しは、誘電体10の仝長女lから、予備電離電極1
2a、12bに形成された突起部13の長さ吏2を引い
た値となる(L=吏1−斐2×2)。
なお、第1図(B)においては、2つの主電極1.2の
図中手前側に配設される予備電離電極及び誘電体は省略
しである。
図中手前側に配設される予備電離電極及び誘電体は省略
しである。
本実施例の作用*
この様な構成を有する本実施例の高繰返しパルスレーザ
電極においては、第1図(A>(B)に示した様に、予
備電離電極12aに高繰返しパルス電圧が印加されると
、上下予備電離電極12a。
電極においては、第1図(A>(B)に示した様に、予
備電離電極12aに高繰返しパルス電圧が印加されると
、上下予備電離電極12a。
12b間に配設された誘電体10に高電圧が加わり、細
溝11内において沿面放電が起こる。なお、誘電体10
においては、上下の予備電離電極12a、12b間の間
隔りの方が、誘電体10の仝長髪1より短いNh >1
)ので、誘電体10の表面には沿面放電は起こらず、細
溝11内のみにおいて沿面放電が起こる。
溝11内において沿面放電が起こる。なお、誘電体10
においては、上下の予備電離電極12a、12b間の間
隔りの方が、誘電体10の仝長髪1より短いNh >1
)ので、誘電体10の表面には沿面放電は起こらず、細
溝11内のみにおいて沿面放電が起こる。
上記の様に細溝11内において放電が点弧されると、H
Vパルス→ピーキングコンデンサ4a→予備電離電極1
2a→誘電体10→予備電離電極12b→ピーキングコ
ンデンサ4bの回路に電流が流れ、誘電体10の細溝1
1内の放電により発生する紫外線14によって、主放電
領域を予備電離しながら、ピーキングコンデンサ4が充
電される。そして、ピーキングコンデンサ4の電圧が上
昇して、第1の主電極1と第2の主電極2の間の放電破
壊電圧に達すると、両電極間に主放電15が発生して、
光共娠器(図示せず)の作用でレーザ光が発生する。
Vパルス→ピーキングコンデンサ4a→予備電離電極1
2a→誘電体10→予備電離電極12b→ピーキングコ
ンデンサ4bの回路に電流が流れ、誘電体10の細溝1
1内の放電により発生する紫外線14によって、主放電
領域を予備電離しながら、ピーキングコンデンサ4が充
電される。そして、ピーキングコンデンサ4の電圧が上
昇して、第1の主電極1と第2の主電極2の間の放電破
壊電圧に達すると、両電極間に主放電15が発生して、
光共娠器(図示せず)の作用でレーザ光が発生する。
この様に、本実施例の高繰返しパルスレーザ電極を用い
ると、誘電体10に形成された細溝11内を電流が流れ
るため、誘電体10の表面を電流が流れる場合に比べて
、各細溝11内における電流密度が高くなり、高エネル
ギー電子が多数発生する。その結果、予備電離によって
生じる紫外線14の強度は、従来の紫外線の強度に比べ
て数倍に増大する。
ると、誘電体10に形成された細溝11内を電流が流れ
るため、誘電体10の表面を電流が流れる場合に比べて
、各細溝11内における電流密度が高くなり、高エネル
ギー電子が多数発生する。その結果、予備電離によって
生じる紫外線14の強度は、従来の紫外線の強度に比べ
て数倍に増大する。
また、予備電離によって生じる紫外線14は、誘電体1
0の細溝11内を通って発生するため、指向性が非常に
高く、その照射方向は2つの主電極1,2の電極間方向
のみとなるので、主放電領域が広がることを防止でき、
安定した主放電を行なうことができ、また、注入可能な
エネルギーも大幅に増加するので、高出力のレーザ光を
得ることができる。
0の細溝11内を通って発生するため、指向性が非常に
高く、その照射方向は2つの主電極1,2の電極間方向
のみとなるので、主放電領域が広がることを防止でき、
安定した主放電を行なうことができ、また、注入可能な
エネルギーも大幅に増加するので、高出力のレーザ光を
得ることができる。
■第2実施例
本実施例の構成*
本実施例においては、第2図(A>(B)に示した様に
、第1の主電極1に対向する位置に、第2の主電極であ
るメツシュ電極30が配設され、ピーキングコンデンサ
4を介して前記主電極1と接続されている。
、第1の主電極1に対向する位置に、第2の主電極であ
るメツシュ電極30が配設され、ピーキングコンデンサ
4を介して前記主電極1と接続されている。
また、メツシュ電極30の背面には、誘電体20がメツ
シュ電極30と適当なギャップを設けて配設され、この
誘電体20には、第2図(C)に示した様に、複数個の
細溝21が誘電体2oの前記メツシュ電極30側の表面
上に、光軸方向に形成されている。
シュ電極30と適当なギャップを設けて配設され、この
誘電体20には、第2図(C)に示した様に、複数個の
細溝21が誘電体2oの前記メツシュ電極30側の表面
上に、光軸方向に形成されている。
さらに、誘電体20の一方の側部には、高繰返しパルス
電源(HVパルス)に接続された、一体形状の予備電離
電極22aが配設され、他方の側部には、誘電体表面に
形成された各細溝21に対応して分割されて形成された
予備電離電極22bが配設され、ピーキングコンデンサ
4に接続されている。
電源(HVパルス)に接続された、一体形状の予備電離
電極22aが配設され、他方の側部には、誘電体表面に
形成された各細溝21に対応して分割されて形成された
予備電離電極22bが配設され、ピーキングコンデンサ
4に接続されている。
また、これらの予備電離電極22a、22bには、それ
ぞれ、誘電体20に形成された細溝21に嵌合する突起
部23a、23bが形成され、前記細溝21内に嵌合さ
れている。
ぞれ、誘電体20に形成された細溝21に嵌合する突起
部23a、23bが形成され、前記細溝21内に嵌合さ
れている。
本実施例の作用*
この様な構成を有する本実施例の高繰返しパルスレーザ
電極においては、第2図(A>(B)に示した様に、予
備電離電極22aに高繰返しパルス電圧が印加されると
、予備電離電極22a、22b間に配設された誘電体2
0に高電圧が加わり、細溝21内において沿面放電が起
こる。
電極においては、第2図(A>(B)に示した様に、予
備電離電極22aに高繰返しパルス電圧が印加されると
、予備電離電極22a、22b間に配設された誘電体2
0に高電圧が加わり、細溝21内において沿面放電が起
こる。
上記の様に細溝21内において放電が点弧されると、H
Vパルス→予備電離電極22a→誘電体20→予備電離
電極22b→ピーキングコンデンサ4の回路に電流が流
れ、誘電体20の細溝21内の放電により発生する紫外
線24によって、主放電領域を予備電離しながら、ピー
キングコンデンサ4が充電される。そして、ピーキング
コンデンサ4の電圧が上昇して、主電極1とメツシュ電
極30の間の放電破壊電圧に達すると、両電極間に主放
電25が発生して、先具(辰器(図示せず)の作用でレ
ーザ光が発生する。
Vパルス→予備電離電極22a→誘電体20→予備電離
電極22b→ピーキングコンデンサ4の回路に電流が流
れ、誘電体20の細溝21内の放電により発生する紫外
線24によって、主放電領域を予備電離しながら、ピー
キングコンデンサ4が充電される。そして、ピーキング
コンデンサ4の電圧が上昇して、主電極1とメツシュ電
極30の間の放電破壊電圧に達すると、両電極間に主放
電25が発生して、先具(辰器(図示せず)の作用でレ
ーザ光が発生する。
この様に、本実施例の高繰返しパルスレーザ電極を用い
ると、誘電体20に形成された細溝21内を電流が流れ
るため、誘電体20の表面を電流が流れる場合に比べて
、各細溝21内における電流密度が高くなり、高エネル
ギー電子が多数発生する。その結果、予備電離によって
生じる紫外線24の強度は、従来の紫外線の強度に比べ
て数倍に増大する。
ると、誘電体20に形成された細溝21内を電流が流れ
るため、誘電体20の表面を電流が流れる場合に比べて
、各細溝21内における電流密度が高くなり、高エネル
ギー電子が多数発生する。その結果、予備電離によって
生じる紫外線24の強度は、従来の紫外線の強度に比べ
て数倍に増大する。
また、予備電離によって生じる紫外線24は、誘電体2
0の細溝21内を通って発生するため、指向性が非常に
高く、その照射方向は主電極1とメツシュ電極30の電
極間方向のみとなるので、主放電領域が広がることを防
止でき、安定した主放電を行なうことができ、また、注
入可能なエネルギーも大幅に増加するので、高出力のレ
ーザ光を1qることかできる。
0の細溝21内を通って発生するため、指向性が非常に
高く、その照射方向は主電極1とメツシュ電極30の電
極間方向のみとなるので、主放電領域が広がることを防
止でき、安定した主放電を行なうことができ、また、注
入可能なエネルギーも大幅に増加するので、高出力のレ
ーザ光を1qることかできる。
さらに、メツシュ電極30の背面側から、強力な紫外線
を照射するので、レーザガス成分及びガス圧によらず、
主放電領域を一定に保持することができ、また、レーザ
ガス流8の流れを妨げることもないので、レーザ光の出
カバターンも一定化することができる。
を照射するので、レーザガス成分及びガス圧によらず、
主放電領域を一定に保持することができ、また、レーザ
ガス流8の流れを妨げることもないので、レーザ光の出
カバターンも一定化することができる。
また、本実施例においては、メツシュ電極30と誘電体
20との間にギャップを設けたので、誘電体20の細溝
21内で発生した放電プラズマは、細溝21から外部に
出た後、メツシュ電極30と誘電体20との間で拡散し
、直接主放電領域に出てこない。この様に、予備電離に
よって生じる不純物が主放電領域内に侵入することを防
止できるので、主放電領域におけるレーザガスを清浄な
状態に保つことができる。
20との間にギャップを設けたので、誘電体20の細溝
21内で発生した放電プラズマは、細溝21から外部に
出た後、メツシュ電極30と誘電体20との間で拡散し
、直接主放電領域に出てこない。この様に、予備電離に
よって生じる不純物が主放電領域内に侵入することを防
止できるので、主放電領域におけるレーザガスを清浄な
状態に保つことができる。
[発明の効果]
以上述べた様に、本発明によれば、予備電離電極と共に
配設される誘電体に、複数個の細溝をその長手方向に形
成し、この誘電体に予価電離電極を配設するという簡単
な手段によって、予備電離により生じる紫外線の強度を
高め、また、紫外線の指向性を高めて、高出力のレーザ
光を得ることができる高繰返しパルスレーザ電極を提供
することができる。
配設される誘電体に、複数個の細溝をその長手方向に形
成し、この誘電体に予価電離電極を配設するという簡単
な手段によって、予備電離により生じる紫外線の強度を
高め、また、紫外線の指向性を高めて、高出力のレーザ
光を得ることができる高繰返しパルスレーザ電極を提供
することができる。
第1図は本発明の高繰返しパルスレーザ電極の第1実施
例を示すもので、(A>は側断面図、(B)は斜視図、
(C)は構成部材の拡大斜視図、第2図は本発明の高繰
返しパルスレーザ電極の第2実施例を示すもので、(A
)は斜視図、(B)は側断面図、(C)は誘電体の断面
図、第3図は従来の高繰返しパルスレーザ電極の構成を
示す斜視図である。 1・・・第1の主電極、2・・・第2の主電極、3a。 3b・・・予備電離電極、4a、4b・・・ピーキング
コンデンサ、5・・・誘電体、8・・・ガス流、9・・
・光共振器ミラー、10・・・誘電体、11・・・細溝
、12a。 12b・・・予備電離電極、13・・・突起部、14・
・・紫外線、15・・・主放電、20・・・誘電体、2
1・・・細溝、22a、22b・・・予備電離電極、2
3・・・突起部、24・・・紫外線、25・・・主放電
、30・・・メツシュ電極。 HVIぐル人 ′ニ> 1 i’、 (A) 第 1 図 (8) 第 1r71(C) 第2図(A) 第 2 図(C)
例を示すもので、(A>は側断面図、(B)は斜視図、
(C)は構成部材の拡大斜視図、第2図は本発明の高繰
返しパルスレーザ電極の第2実施例を示すもので、(A
)は斜視図、(B)は側断面図、(C)は誘電体の断面
図、第3図は従来の高繰返しパルスレーザ電極の構成を
示す斜視図である。 1・・・第1の主電極、2・・・第2の主電極、3a。 3b・・・予備電離電極、4a、4b・・・ピーキング
コンデンサ、5・・・誘電体、8・・・ガス流、9・・
・光共振器ミラー、10・・・誘電体、11・・・細溝
、12a。 12b・・・予備電離電極、13・・・突起部、14・
・・紫外線、15・・・主放電、20・・・誘電体、2
1・・・細溝、22a、22b・・・予備電離電極、2
3・・・突起部、24・・・紫外線、25・・・主放電
、30・・・メツシュ電極。 HVIぐル人 ′ニ> 1 i’、 (A) 第 1 図 (8) 第 1r71(C) 第2図(A) 第 2 図(C)
Claims (4)
- (1)第1の主電極と、前記第1の主電極と対向して配
置された第2の主電極と、誘電体を介して配設された予
備電離電極を備えた高繰返しパルスレーザ電極において
、 前記誘電体の長手方向に複数個の溝が形成されているこ
とを特徴とする高繰返しパルスレーザ電極。 - (2)前記誘電体が、その長手方向両端部に予備電離電
極が配設され、前記予備電離電極に形成された突起部が
前記誘電体の溝内に嵌合されたものである特許請求の範
囲第1項記載の高繰返しパルスレーザ電極。 - (3)前記誘電体が、対向して配置された前記第1の主
電極と第2の主電極の両側部に配設されたものである特
許請求の範囲第1項又は第2項記載の高繰返しパルスレ
ーザ電極。 - (4)前記誘電体が、前記第2の主電極の背面に適当な
間隔をおいて配設されたものである特許請求の範囲第1
項又は第2項記載の高繰返しパルスレーザ電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6169787A JPS63227073A (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 高繰返しパルスレ−ザ電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6169787A JPS63227073A (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 高繰返しパルスレ−ザ電極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63227073A true JPS63227073A (ja) | 1988-09-21 |
Family
ID=13178700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6169787A Pending JPS63227073A (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 高繰返しパルスレ−ザ電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63227073A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04146678A (ja) * | 1990-10-09 | 1992-05-20 | Nec Corp | レーザ装置 |
-
1987
- 1987-03-17 JP JP6169787A patent/JPS63227073A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04146678A (ja) * | 1990-10-09 | 1992-05-20 | Nec Corp | レーザ装置 |
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