JP2753088B2 - パルスガスレーザ発振装置 - Google Patents

パルスガスレーザ発振装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はパルスガスレーザ発振装置に関する。
(従来の技術) 第3図はガスレーザ発振装置の構成図である。
ガスレーザ管(不図示)の内部には第1電極30と第2
電極31が対向配置されている。これら放電電極30、31の
うち放電電極30の表面上には、それぞれ導線(ワイヤ)
32を内部に配線した各ガラス管33が配置されており、こ
れら導線32は共通接続されて第2電極31に接続されてい
る。又、第1と第2の電極30、31の間には放電用コンデ
ンサ34、35が接続されている。
一方、充放電回路36には高電圧電源H.Vが備えられ、
この高電圧電源H.Vに充電抵抗37を介してサイラトロン
等のスイッチ38が接続されるとともに充放電コンデンサ
39が接続され、かつこの充放電コンデンサ39にコイル40
が接続されている。そして、充放電コンデンサ39が第1
電極30に接続されている。なお、図示しないが第1及び
第2電極30、31の長手方向の両側には、光共振器を構成
する高反射ミラー及び出力ミラーが配置されている。
このような構成であれば、スイッチ38が開いている状
態に充放電コンデンサ39は充電され、スイッチ38の閉動
作により充放電コンデンサ39に蓄えられた電荷が各放電
用コンデンサ34、35に移行する。
この電荷の移行により各放電用コンデンサ34、35は充
電されて、これら放電用コンデンサ34、35に印加される
電圧は高くなる。この状態に各導線32と各ガラス管33と
の間に印加される電圧が高くなってこれら導線32とガラ
ス管33との間にコロナ放電が生じる。このコロナ放電に
より第1と第2電極30、31との間は予備電離され、続い
て第1と第2電極30、31との間に主放電(グロー放電)
が発生する。
この結果、光共振器において光共振が生じて出力ミラ
ーからレーザビームが出力される。なお、予備電離方式
には上記方式の他にUV予備電離方式、X線予備電離方式
などがあるが、いずれの方式も上記方式と同様に第1と
第2電極30、31との間を予備電離するものとなってい
る。
ところで、上記コロナ予備電離方式は、第1と第2電
極30、31との間の放電空間における放電方向に対してほ
ぼ直角方向に多数のガラス管33を配置してあるので、主
放電方向に対して直角方向に幅広くかつ大面積のレーザ
ビームが出力されるが、予備電離能力が低くかつ高エネ
ルギー密度の放電を点弧することができない。
そこで、予備電離能力を向上させるために高電圧電源
H.Vの出力電圧を高くするとガラス管33の寿命が短くな
り、さらにはガラス管33の破壊が起こる。
そのうえ、主放電に対しても電圧を供給するため、ス
イッチ38としては高電圧に耐えてスイッチング速度の速
いものを使用する必要があるうえその寿命も短くなる。
又、各ガラス管33との間は予備電離が生ぜず、このため
レーザビームのエネルギー密度が縞状となって不均一と
なる。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように予備電離能力が低いうえに、この予備電
離能力を向上させるために高電圧電源H.Vの出力電圧を
高くするとガラス管33の寿命が短くなり、さらにガラス
管33の破壊が起こる。又、レーザビームのエネルギー密
度が不均一となる。
そこで本発明は、予備電離能力を高くするとともにガ
ラス管の寿命が長くでき、かつ均一なエネルギー密度の
レーザビームを出力できるパルスガスレーザ発振装置を
提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、ガスレーザ管内部に互いに対向配置された
第1電極及び第2電極と、 これら第1電極と第2電極との間に配置され荷電粒子
を通過させる構造の第3電極と、 第1電極と第3電極との間に接続された充放電回路
と、 第1電極と第3電極との間を予備電離してトリガ放電
を発生させこのトリガ放電により生じた荷電粒子を第3
電極を通して第2電極と第3電極との間に供給するトリ
ガ放電回路と、 第2電極と第3電極との間に接続され荷電粒子の供給
によりこれら第2電極と第3電極との間に主放電を発生
させる高電圧を供給する高電圧電源と、 を備えたパルスガスレーザ発振装置である。
又、本発明は、ガスレーザ管内部に互いに対向配置さ
れた第1電極及び第2電極と、 これら第1電極と第2電極との間に配置され荷電粒子
を通過させる構造の第3電極と、 第1電極と第3電極との間に接続された充放電回路
と、 第1電極と第3電極との間を予備電離してトリガ放電
を発生させこのトリガ放電により生じた荷電粒子を第3
電極を通して第2電極と前記第3電極との間に供給する
トリガ放電回路と、 第2電極と第3電極との間に接続され荷電粒子の供給
によりこれら第2電極と第3電極との間に主放電を発生
させる高電圧を供給する高電圧電源と、 ガスレーザ管内部に封入されたガスレーザ媒質をガス
レーザ管内で循環させて第1電極と第3電極との間及び
第2電極と第3電極との間にそれぞれ流通させる循環手
段と、 この循環手段によるガスレーザ媒質の流通の上流側に
おける第1電極と第3電極との間への流通路に第2電極
と第3電極との間への流通路よりも狭い部分を形成する
気圧調整手段と、 を備えたパルスガスレーザ発振装置である。
(作用) このような手段を備えたことにより、充放電回路から
第1電極と第3電極との間に電力が供給されると、トリ
ガ放電回路の作用によってこれら第1電極と第3電極と
の間が予備電離されてトリガ放電が発生し、このトリガ
放電により生じた荷電粒子が第3電極を通過して第2電
極と第3電極との間に供給される。このとき第2電極と
第3電極との間には高電圧電源から高電圧が供給されて
いるので、荷電粒子の供給により第2電極と第3電極と
の間に主放電が発生する。かくして、光共振が生じてレ
ーザビームが出力される。
又、上記手段に加えて、ガスレーザ管内の第1電極と
第3電極との間の気圧が気圧調整手段により第2電極と
第3電極との間の気圧よりも低く調整され、この結果、
第2電極と第3電極との間のガスレーザ媒質は、電極間
の圧力差により第3電極を通過して第1電極と第3電極
との間に流入して除去される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図はパルスガスレーザ発振装置の構成図である。
ガスレーザ管1の内部には、第1電極2と第2電極3
とが対向配置されるとともに、これら第1電極2と第2
電極3との間に第3電極4が配置されている。このうち
第3電極4には、第2図に示すように平板に多数の穴5
が形成され、電子やイオンなどの荷電粒子が通過するよ
うになっている。
このように第1電極2と第2電極3との間に第3電極
4が配置されることにより、第1電極2と第3電極4と
により第1放電空間Aが形成されるとともに第2電極3
と第3電極4とにより第2放電空間Bが形成される。
上記第1電極2と第3電極4との間には、トリガ放電
回路として、放電用コンデンサCp1、Cp2が接続されると
ともに、第1電極2の表面上にはそれぞれ導線6を内設
した多数のガラス管7が配置されている。これら導線6
は共通接続されて接地されている。
又、第2電極3と第3電極4との間には各放電用コン
デンサCp3、Cp4が接続されるとともに、第3電極4には
各充電用コイルL1、L2が接続されている。そして、第2
電極3には、ダイオードD及び抵抗R1を介して高電圧電
源H.Vが接続されている。これにより、各放電用コンデ
ンサCp3、Cp4は、高電圧電源H.Vにより予め充電された
状態にある。なお、これら放電用コンデンサCp3、Cp4
印加される電圧は、第2放電空間Bに電子が供給された
ときに第2電極3と第3電極4との間に主放電が発生す
るレベルになっている。
さらに、ガスレーザ管1の内部には、送風機8が配置
されている。
充放電回路9には、高電圧電源H.Vが備えられ、この
高電圧電源H.Vに充電抵抗R2を介してサイラトロン等の
スイッチ10及び充放電用コンデンサCaが並列接続され、
かつ充放電用コンデンサCaに充電用コイルL3が接続され
ている。そして、充放電用コンデンサCaと充電用コイル
L3との接続点が第1電極2に接続されている。
一方、ガスレーザ管1の内部には、各気圧調整片20、
21が設けられている。これら気圧調整片20、21の配置位
置は、第1乃至第3電極2、3、4から見てガスレーザ
媒質の流れの上流側にあって、送風機8によるガスレー
ザ媒質の流れ方向に沿って平行で、かつ第1電極2と第
3電極4とにそれぞれ対応している。
つまり、気圧調整片20はガスレーザ管1の内壁に設け
られ、又気圧調整片21は第3電極4に連続する如く設け
られている。そして、これら気圧調整片20、21は、それ
ぞれ対向する面側が凸状に形成されてガスレーザ媒質の
流路を狭くしている。
次に上記の如く構成された装置の作用について説明す
る。
スイッチ10が開いている状態に充放電用コンデンサCa
は充電され、スイッチ10の閉動作により充放電用コンデ
ンサCaに蓄えられた電荷が各放電用コンデンサCp1、Cp2
に移行する。
この電荷の移行により各放電用コンデンサCp1、Cp2
充電されて、これら放電用コンデンサCp1、Cp2に印加さ
れる電圧は急激に高くなる。このとき第2電極3と第3
電極4との間は、予め高電圧電源H.Vにより高電圧が印
加されている。
この状態に、各導線6と各ガラス管7との間に印加さ
れる電圧は高くなり、これら導線6とガラス管7との間
にコロナ放電が生じる。このコロナ放電により第1電極
2と第3電極4との間の第1放電空間Aは予備電離さ
れ、続いてこれら第1電極2と第3電極4との間にトリ
ガ放電が生じる。このトリガ放電によって第3電極4の
各穴5からは、電子、イオンなどの荷電粒子が多数第2
放電空間Bに供給される。
一方、第2電極3と第3電極4との間は、上記の如く
高電圧電源H.Vにより予め高電圧が印加されているの
で、大量の荷電粒子の供給及び放電による短波長の光が
トリガとなって第2電極3と第3電極4との間のガスレ
ーザ媒質が励起され、これにより第2電極3と第3電極
4との間に主放電が発生する。
以上のように各導線6と各ガラス管7との間には放電
用コンデンサCp1、Cp2の電圧が印加されてコロナ放電が
生じ、このコロナ放電により、第1電極と第3電極4の
間に放電が発生し、この放電がトリガとなって、第2電
極3と第3電極4との間に主放電が発生する。
かくして、光共振器において光共振が生じて出力ミラ
ーからレーザビームが出力される。
一方、送風機8の駆動によってガスレーザ管1内のガ
スレーザ媒質は循環している。この場合、送風機8によ
り送風されたガスレーザ媒質は、各気圧調整片20、21の
間を通って第1電極2と第3電極4との間に流れ、これ
と共に気圧調整片21の凹面に沿って第2電極3と第3電
極4との間に流れる。
このとき、各気圧調整片20、21によってガスレーザ媒
質の流通路が狭くなっているので、第1電極2と第3電
極4との間の第1放電空間Aの流量の方が第2電極3と
第3電極4との間の第2放電空間Bの流量よりも小さ
い。従って、第1放電空間Aと第2放電空間Bとを同じ
体積とすると、第1放電空間Aの気圧の方が第2放電空
間Bの気圧よりも低くなるので、第2電極3と第3電極
4との間に流れるガスレーザ媒質は、第3電極4の各穴
5を通って第2電極3と第3電極4との間に流入する。
第2放電空間Bでの主放電により生じた不純物は、第
1放電空間Aにおけるガスレーザ媒質の流れによって生
じる気圧差によって第2放電空間Bから第1放電空間A
へと流入する。この結果、不純物は、速く除去されて次
の主放電を速く発生させることが可能となる。
このように上記一実施例においては、放電用コンデン
サCp3、Cp4を通して第2電極3と第3電極4との間に予
め高電圧を印加し、この状態に第1電極2と第3電極4
との間に電力を供給してこれら第1電極2と第3電極4
との間を予備電離してトリガ放電を発生させ、このトリ
ガ放電により生じた荷電粒子を第3電極4の各穴6を通
過させて第2電極3と第3電極4との間に供給し、これ
と共に各放電用コンデンサCp3、Cp4により電圧を第1電
極2と第2電極3との間に印加し、上記の荷電粒子をト
リガとして、第2電極3と第3電極4との間に主放電を
発生させる構成にしたので、第3電極4と第2電極3と
の間に主放電を発生させ高電圧を印加しても、予備電離
させるための各導線6及び各ガラス管7には、第1放電
空間Aを予備電離させる程度の低い電圧を印加だけでよ
く、これにより各導線6及び各ガラス管7に高電圧を印
加することなく、各ガラス管7の寿命を長くできる。
又、第2電極3と第3電極3との間には第1放電空間
Aの放電により荷電粒子だけでなく放電による短波長の
光も第2放電空間Bに供給されて主放電のトリガとして
作用する。これにより、第2放電空間Bでの予備電離能
力を向上させたのと等価となり、面積が広くかつエネル
ギー密度が均一で高効率なレーザビームが出力される。
又、スイッチ10は、第1放電空間Aを予備電離してト
リガ放電を発生させるエネルギーを供給すれば良いの
で、スイッチング動作電圧を低下できるとともにスイッ
チング時間も比較的立ち上がりの遅いもの、例えば半導
体素子でもでも半永久的に使用できる。従って、スイッ
チ10に対する負荷が軽減されて寿命を延ばせる。
さらに、主放電が発生する第2放電空間Bとトリガ放
電の第1放電空間Aとは分かれているので、ガスレーザ
媒質の流れは第2放電空間Bで高速に行うことによって
高繰り返しレーザ発振を円滑にでき、かつ第1電極2と
第3電極4との間に印加する電圧は第2放電空間Bでの
主放電を安定して発生させるレベルで良く、充放電回路
9のスイッチ10→コンデンサCa→コンデンサCp1(及び
コンデンサp2)→グラウド(アース)へのループでのイ
ンダクタンス成分を厳密に低減する必要がないので構成
が簡単となり、その構成も出力されるレーザビームの出
力レベルに応じて容易に構成できる。
一方、ガスレーザ管1内の第1電極2と第3電極4と
の間の第1放電空間Aでの気圧の気圧を各気圧調整片2
0、21により第3電極4と第2電極3との間の第2放電
空間Bでの気圧よりも低く調整して、第1放電空間Aで
のガスレーザ媒質を第2放電空間Bでの流量より大きく
したので、第2放電空間Bのガスレーザ媒質が第3電極
4を介して第1放電空間Aに流入して、主放電により生
じた不純物を速やかに除去できる。
従って、送風機8及びその付属装置を大型化すること
なしにパルスレーザビームの繰り返し数を増加できる。
そのうえ、送風機8の寿命を延ばすことができる。
なお、本発明は上記一実施例に限定されるものでなく
その主旨を逸脱しない範囲で変形しても良い。
例えば、空間Aの予備電離はUV予備電離方式やX線予
備電離方式を使用しても良い。又、第3電極4は穴5を
多数形成したものでなく格子状に形成されたものでも良
く、とにかく荷電粒子を通過させる形状であれば良い。
又、各気圧調整片20、21は凸状の形状でなく他の形状
としてもよく、要するに第1放電空間Aの気圧が第2放
電空間Bの気圧よりも低下させるようなものであればよ
い。
[発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、予備電離能力を
高くするとともにガラス管の寿命を長くでき、かつ均一
なエネルギー密度のレーザビームを出力できるパルスガ
スレーザ発振装置を提供できる。
又、本発明によれば、予備電離能力を高くするととも
にガラス管やスイッチの寿命を長くできると共に均一な
エネルギー密度のレーザビームを出力でき、かつパルス
レーザビームの繰り返し数が増加しても大型の送風機等
を使用せずに確実に不純物を除去して主放電を発生でき
るパルスガスレーザ発振装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係わるパルスガスレーザ発振装置の一
実施例を示す構成図、第2図は同装置における第3電極
の構成図、第3図は従来装置の構成図である。 1…ガスレーザ管、2…第1電極、3…第2電極、4…
第3電極、6…導線、7…ガラス管、Cp1〜Cp4…放電用
コンデンサ、H.V…高電圧電源、9…充放電回路、20,21
…気圧調整片。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスレーザ管内部に互いに対向配置された
    第1電極及び第2電極と、 これら第1電極と第2電極との間に配置され荷電粒子を
    通過させる構造の第3電極と、 前記第1電極と前記第3電極との間に接続された充放電
    回路と、 前記第1電極と前記第3電極との間を予備電離してトリ
    ガ放電を発生させこのトリガ放電により生じた荷電粒子
    を前記第3電極を通して前記第2電極と前記第3電極と
    の間に供給するトリガ放電回路と、 前記第2電極と前記第3電極との間に接続され前記荷電
    粒子の供給によりこれら第2電極と前記第3電極との間
    に主放電を発生させる高電圧を供給する高電圧電源と、 を具備したことを特徴とするパルスガスレーザ発振装
    置。
  2. 【請求項2】ガスレーザ管内部に互いに対向配置された
    第1電極及び第2電極と、 これら第1電極と第2電極との間に配置され荷電粒子を
    通過させる構造の第3電極と、 前記第1電極と前記第3電極との間に接続された充放電
    回路と、 前記第1電極と前記第3電極との間を予備電離してトリ
    ガ放電を発生させこのトリガ放電により生じた荷電粒子
    を前記第3電極を通して前記第2電極と前記第3電極と
    の間に供給するトリガ放電回路と、 前記第2電極と前記第3電極との間に接続され前記荷電
    粒子の供給によりこれら第2電極と前記第3電極との間
    に主放電を発生させる高電圧を供給する高電圧電源と、 前記ガスレーザ管内部に封入されたガスレーザ媒質を前
    記ガスレーザ管内で循環させて前記第1電極と第3電極
    との間及び前記第2電極と第3電極との間にそれぞれ流
    通させる循環手段と、 この循環手段による前記ガスレーザ媒質の流通の上流側
    における前記第1電極と前記第3電極との間への流通路
    に前記第2電極と前記第3電極との間への流通路よりも
    狭い部分を形成する気圧調整手段と、 を具備したことを特徴とするパルスガスレーザ発振装
    置。
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