JPH01151276A - パルスレーザ電極 - Google Patents
パルスレーザ電極Info
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- JPH01151276A JPH01151276A JP30951387A JP30951387A JPH01151276A JP H01151276 A JPH01151276 A JP H01151276A JP 30951387 A JP30951387 A JP 30951387A JP 30951387 A JP30951387 A JP 30951387A JP H01151276 A JPH01151276 A JP H01151276A
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/02—Constructional details
- H01S3/03—Constructional details of gas laser discharge tubes
- H01S3/038—Electrodes, e.g. special shape, configuration or composition
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、パルスレーザ発振装置に係り、特に。
そのパルスレーザ電極に関するものである。
(従来の技術)
一般にレーザ発振を得るためには、レーザ媒質中での空
間的に均一な放電の発生を必要とするが、TEACO□
レーザ、TEMACO,レーザ等の短パルスレーザ光
を発生させるパルスレーザ発振装置では、その動作圧力
が散気圧もの高圧力であるため、上記の放電は集束し、
アーク放電になりやすい、これを防止するために、主放
電に先立って予備電離を行うのが普通である。第4図は
、従来のパルスレーザ発振装置の一例を示すものである
。
間的に均一な放電の発生を必要とするが、TEACO□
レーザ、TEMACO,レーザ等の短パルスレーザ光
を発生させるパルスレーザ発振装置では、その動作圧力
が散気圧もの高圧力であるため、上記の放電は集束し、
アーク放電になりやすい、これを防止するために、主放
電に先立って予備電離を行うのが普通である。第4図は
、従来のパルスレーザ発振装置の一例を示すものである
。
即ち、第4図に示したように、レーザ媒質中に配置され
る主電極1に対向する位置に、主電極2が配設され、前
記第1の主電極1の長手方向両側に、複数個の予備電離
電極3aがピーキングコンデンサ4aを介して、適当な
間隔をおいて配設され、また、前記第2の主電極2の長
手方向両側に複数個の予備電離電極3bが、ピーキング
コンデンサ4bを介して、前記予備電離電極3aと対向
する位置に配設されている。
る主電極1に対向する位置に、主電極2が配設され、前
記第1の主電極1の長手方向両側に、複数個の予備電離
電極3aがピーキングコンデンサ4aを介して、適当な
間隔をおいて配設され、また、前記第2の主電極2の長
手方向両側に複数個の予備電離電極3bが、ピーキング
コンデンサ4bを介して、前記予備電離電極3aと対向
する位置に配設されている。
また、対向して配設された2つの主電極1,2はパルス
電源5に接続されている。
電源5に接続されている。
更に、対向する2つの主電極1,2の長手方向両端部に
は光共振器6が配設され、レーザ光7が出力される。
は光共振器6が配設され、レーザ光7が出力される。
この様に構成された従来のパルスレーザ発振装置におい
ては、パルス電圧(HVパルス)が印加されると、HV
パルス→ピーキングコンデンサ4a→予備電離電極3a
→予備電離電極3b→ピーキングコンデンサ4bの回路
に電流が流れ、予備電離電極3aと予備電離電極3b間
で発生する放電によって紫外線が発生する。この紫外線
によって光電離されて生成される電子が第1の主電極1
と第2の主電極2間で行われる主放電をグロー状の均一
な放電とするために用いられる。
ては、パルス電圧(HVパルス)が印加されると、HV
パルス→ピーキングコンデンサ4a→予備電離電極3a
→予備電離電極3b→ピーキングコンデンサ4bの回路
に電流が流れ、予備電離電極3aと予備電離電極3b間
で発生する放電によって紫外線が発生する。この紫外線
によって光電離されて生成される電子が第1の主電極1
と第2の主電極2間で行われる主放電をグロー状の均一
な放電とするために用いられる。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上述したような従来のパルスレーザ発振
装置においては、レーザガスの流路中に予備電離電極が
配置されているので、送風抵抗の増大を招いたり、主放
電領域のガス密度に粗密を生じさせる結果となっていた
。また、予備電離電極3a3b間に発生する紫外線の強
度が低く、紫外線によって電離される電子の密度は10
’/cdと少なく、また、紫外線強度分布も均一でなか
った。レーザガスを循環する構造状から予備電離電極3
a3bは分割して配設されているため、主放電領域を照
射する紫外線強度に粗密ができ易く、予備電離電極3a
、3bの近傍における電子密度は高くなり、この結果主
放電の電流密度分布に粗密が発生して、注入可能電力が
制限されていた。このように、局所的に電流密度が高い
ところが生じるためレーザ励起効率が低下し全体のレー
ザ発振効率も低かった。
装置においては、レーザガスの流路中に予備電離電極が
配置されているので、送風抵抗の増大を招いたり、主放
電領域のガス密度に粗密を生じさせる結果となっていた
。また、予備電離電極3a3b間に発生する紫外線の強
度が低く、紫外線によって電離される電子の密度は10
’/cdと少なく、また、紫外線強度分布も均一でなか
った。レーザガスを循環する構造状から予備電離電極3
a3bは分割して配設されているため、主放電領域を照
射する紫外線強度に粗密ができ易く、予備電離電極3a
、3bの近傍における電子密度は高くなり、この結果主
放電の電流密度分布に粗密が発生して、注入可能電力が
制限されていた。このように、局所的に電流密度が高い
ところが生じるためレーザ励起効率が低下し全体のレー
ザ発振効率も低かった。
そこで、本発明は以上の欠点を除去するために提案され
たもので、その目的は、予備電離により生じる紫外線の
強度を高め、また、紫外線強度分布の一様性を確保する
とともに、送風抵抗を減じて、高効率大出力のレーザ光
を得ることができるパルスレーザ電極を提供することに
ある。
たもので、その目的は、予備電離により生じる紫外線の
強度を高め、また、紫外線強度分布の一様性を確保する
とともに、送風抵抗を減じて、高効率大出力のレーザ光
を得ることができるパルスレーザ電極を提供することに
ある。
(発明の構成〕
(問題点を解決するための手段)
本発明のパルスレーザ電極は、第2の主電極の長手方向
両側に誘電体よりなる細隙を密着して配設し、細隙の内
側に前記第2の主電極と対向する位置に、予備電離電極
を配設し、かつ細隙の開口方向が主電極1及び主電極2
で作る放電空間内側に向、くように調整し、HVパルス
を予備電離電極と第1の主電極間に印加する様に構成し
たものである。
両側に誘電体よりなる細隙を密着して配設し、細隙の内
側に前記第2の主電極と対向する位置に、予備電離電極
を配設し、かつ細隙の開口方向が主電極1及び主電極2
で作る放電空間内側に向、くように調整し、HVパルス
を予備電離電極と第1の主電極間に印加する様に構成し
たものである。
(作 用)
上のような構成を有する本発明によれば、主電極2の端
部と予備電離電極との間の誘電体表面で起こる沿面放電
により、強力な紫外線を発生させることができる。
部と予備電離電極との間の誘電体表面で起こる沿面放電
により、強力な紫外線を発生させることができる。
また、光軸方向に一様に沿面放電させること番こより紫
外線の強度分布を一様とすることができ電流密度の均一
な主放電を点弧することができる。
外線の強度分布を一様とすることができ電流密度の均一
な主放電を点弧することができる。
(実施例)
以下本発明の一実施例を第1図及び第2図にもとづいて
具体的に説明する。なお、第4図に示した従来型と同一
の部材は同一の符号を付して説明省略する。
具体的に説明する。なお、第4図に示した従来型と同一
の部材は同一の符号を付して説明省略する。
本実施例においては、第1図の斜視図及び第2図の断面
図に詳細に示したように、第1の主電極1に対向する位
置に、第2の主電極2が配設されている。主電極1の長
手方向両側にガス流路を形成する誘電体8a、8bが配
設されている。主電極1はピーキングコンデンサ9を介
して主電極2と接続されている。この主電極2の電極長
手方向と直、父方向の両端部は、電極の長手方向と平行
方向に鋭角で切断された形状であり、電極の端部が細隙
12a、b中に入っている点が主電極1と異なる。さら
に、主電極2の前記両端部には、誘電体10a。
図に詳細に示したように、第1の主電極1に対向する位
置に、第2の主電極2が配設されている。主電極1の長
手方向両側にガス流路を形成する誘電体8a、8bが配
設されている。主電極1はピーキングコンデンサ9を介
して主電極2と接続されている。この主電極2の電極長
手方向と直、父方向の両端部は、電極の長手方向と平行
方向に鋭角で切断された形状であり、電極の端部が細隙
12a、b中に入っている点が主電極1と異なる。さら
に、主電極2の前記両端部には、誘電体10a。
10b及び誘電体11a、 llbよりなる細隙12a
、 bが形成されており、前記細隙12a、bの内側に
前記第2の主電極と対向する位置に、予備電離型t!1
13a。
、 bが形成されており、前記細隙12a、bの内側に
前記第2の主電極と対向する位置に、予備電離型t!1
13a。
13bを配設し、かつ前記細隙12a、bの開口方向が
前記主電極1及び主電極2で作る放電空間内側に向くよ
うに調整し、前記HVパルスを予備電離電極13a、
bと前記第1の主電極1間に印加する様に構成したもの
である。この2個の予備電離電極13a、 13bはそ
れぞれパルス電源(HVパルス)に配線のインダクタン
スが等しくなるように接続されている。
前記主電極1及び主電極2で作る放電空間内側に向くよ
うに調整し、前記HVパルスを予備電離電極13a、
bと前記第1の主電極1間に印加する様に構成したもの
である。この2個の予備電離電極13a、 13bはそ
れぞれパルス電源(HVパルス)に配線のインダクタン
スが等しくなるように接続されている。
この様な構成を有する本実施例のパルスレーザ電極にお
いては、予備電離電極13a、 bに高繰り返しパルス
電圧が印加されると、配線のインダクタンスを均等に効
果によって1両予備電離電極13a。
いては、予備電離電極13a、 bに高繰り返しパルス
電圧が印加されると、配線のインダクタンスを均等に効
果によって1両予備電離電極13a。
b→細隙12a、bの内表面→主電極2→ピーキングコ
ンデンサ9→主電極1の経路を電流が等しく分流する。
ンデンサ9→主電極1の経路を電流が等しく分流する。
即ち、細隙12a、 12bの内部表面を沿面放電の状
態で電流が流れる。この電流による予備電離放電によっ
て生じた紫外線14は主電極1及び主電極2で形成する
主放電空間に照射される。また、上述したようにこの電
流はピーキングコンデンサ9を充電しながら主電極そし
てアースに流れる。
態で電流が流れる。この電流による予備電離放電によっ
て生じた紫外線14は主電極1及び主電極2で形成する
主放電空間に照射される。また、上述したようにこの電
流はピーキングコンデンサ9を充電しながら主電極そし
てアースに流れる。
これにともないピーキングコンデンサ9の電圧が上昇し
て、主電極1と主電極2間の電圧が放電破壊電圧に達す
ると、両電極間に主放電15が発生して、光共振器(図
示せず)の作用レーザ光が発生する。
て、主電極1と主電極2間の電圧が放電破壊電圧に達す
ると、両電極間に主放電15が発生して、光共振器(図
示せず)の作用レーザ光が発生する。
この様に、本実施例のパルスレーザ電極を用いると、細
隙12a、b中の誘電体表面を電流が流れるため従来の
予備電離電極間で発生する放電と比較して電流密度が高
まり、予備電離放電により発生する紫外線の強度は、従
来の紫外線強度に比べて数倍に増大する。
隙12a、b中の誘電体表面を電流が流れるため従来の
予備電離電極間で発生する放電と比較して電流密度が高
まり、予備電離放電により発生する紫外線の強度は、従
来の紫外線強度に比べて数倍に増大する。
また、予備電離によって生じる紫外線14は、細隙12
a、bの開口方向が成す角度を主放電空間に対して調整
することにより、その照射方向を制御でき、前記主放電
空間を有効に照射することができる。その結果紫外線1
4によって生じる電子数が従来の予備電離方式に比較し
て数倍以上になり、主放電15の安定性が増すと共に主
放電電流密度の高い放電が可能になる。
a、bの開口方向が成す角度を主放電空間に対して調整
することにより、その照射方向を制御でき、前記主放電
空間を有効に照射することができる。その結果紫外線1
4によって生じる電子数が従来の予備電離方式に比較し
て数倍以上になり、主放電15の安定性が増すと共に主
放電電流密度の高い放電が可能になる。
さらに、主電極1,2の長手方向すなわち細隙12の長
手方向に渡って均一に予備電離放電を点弧するので、主
放電空間を照射する紫外線14も主電極の長手方向に均
一となり、電流密度分布の均一な主放電15を実現でき
る。
手方向に渡って均一に予備電離放電を点弧するので、主
放電空間を照射する紫外線14も主電極の長手方向に均
一となり、電流密度分布の均一な主放電15を実現でき
る。
以上より、高電流密度の主放電を一様に安定して点弧で
きるので、大出力のレーザ光を得ることができる。また
1強力な紫外線の照射方向を制御できるので、主放電領
域を一定に保持することができ、レーザ光の出力安定度
が高まりまたレーザ出カバターンも一定化することがで
きる。さらに。
きるので、大出力のレーザ光を得ることができる。また
1強力な紫外線の照射方向を制御できるので、主放電領
域を一定に保持することができ、レーザ光の出力安定度
が高まりまたレーザ出カバターンも一定化することがで
きる。さらに。
従来の予備電離方式と比較して、ガス流路でもある前記
主放電領域を通過するガス流に対して障害物がないため
ガス流の密度分布が撹乱されず、主放電電流の電流密度
分布が不拘=になることがない、その結果放電収縮が発
生せず発振効率が従来の予備電離方式に比較して大幅に
向上している。
主放電領域を通過するガス流に対して障害物がないため
ガス流の密度分布が撹乱されず、主放電電流の電流密度
分布が不拘=になることがない、その結果放電収縮が発
生せず発振効率が従来の予備電離方式に比較して大幅に
向上している。
次に本発明の他の実施例を説明する。本実施例において
は、第3図に示したように、第1の主電極1に対向する
位置に、第2の主電極2が配設されている。主電極1の
長手方向両側にガス流路を形成する誘電体8a、 8b
が配設されている。主電極1はピーキングコンデンサを
を介して主電極2と接続されている。この主電極2の電
極長手方向と直交方向の両端部は、電極の長手方向と平
行方向に鋭角で切断された形状であり、その先端部は細
隙12中に入る構成となっている。パルス電源(H■パ
ルス)は前記主電極1と主電極2間に接続されている。
は、第3図に示したように、第1の主電極1に対向する
位置に、第2の主電極2が配設されている。主電極1の
長手方向両側にガス流路を形成する誘電体8a、 8b
が配設されている。主電極1はピーキングコンデンサを
を介して主電極2と接続されている。この主電極2の電
極長手方向と直交方向の両端部は、電極の長手方向と平
行方向に鋭角で切断された形状であり、その先端部は細
隙12中に入る構成となっている。パルス電源(H■パ
ルス)は前記主電極1と主電極2間に接続されている。
予備電離電極13a、bはそれぞれ配線のインダクタン
スが等しくなる様に同容量のコンデンサ16a、 16
bを介してアース電位である主電極1に接続される。ま
た前記主電極1と前記主電極2間に接続するコンデンサ
容量が前記主電極1と前記予備電離電極間に接続するコ
ンデンサ9の容量以上である様に構成している。
スが等しくなる様に同容量のコンデンサ16a、 16
bを介してアース電位である主電極1に接続される。ま
た前記主電極1と前記主電極2間に接続するコンデンサ
容量が前記主電極1と前記予備電離電極間に接続するコ
ンデンサ9の容量以上である様に構成している。
この様な構成を有する本実施例のパルスレーザ電極にお
いては、主電極1にパルス電圧が印加されると、主電極
2→ピーキングコンデンサ16a、 b→主電極1の順
に電流がながれピーキングコンデンサ16a、 bが充
電される。これと同時に主電極2→細隙12a、 bを
構成する誘電体lO1及び11の誘電体の内表面→両予
備電離電極13a、b−+:Iンデンサ16a、b→ア
ースの経路を電流が等しく分流する。
いては、主電極1にパルス電圧が印加されると、主電極
2→ピーキングコンデンサ16a、 b→主電極1の順
に電流がながれピーキングコンデンサ16a、 bが充
電される。これと同時に主電極2→細隙12a、 bを
構成する誘電体lO1及び11の誘電体の内表面→両予
備電離電極13a、b−+:Iンデンサ16a、b→ア
ースの経路を電流が等しく分流する。
即ち、細隙12a、 bの誘電体内表面を沿面放電の状
態で電流が流れる。この電流による予備電離放電によっ
て生じた紫外線は主電極1及び主電極2で形成する主放
電空間に照射される。また、ビーキングコンデンサ9の
電圧が上昇して、主電極1と主電極2の間の電圧が放電
破壊電圧に達すると、両生電極間に主放電が発生して、
光共振器(図示せず)の作用でレーザ光が発生する。
態で電流が流れる。この電流による予備電離放電によっ
て生じた紫外線は主電極1及び主電極2で形成する主放
電空間に照射される。また、ビーキングコンデンサ9の
電圧が上昇して、主電極1と主電極2の間の電圧が放電
破壊電圧に達すると、両生電極間に主放電が発生して、
光共振器(図示せず)の作用でレーザ光が発生する。
この様に、本実施例のパルスレーザ電極を用いると、細
隙中の誘電体表面を電流が流れるため従来の予備電離電
極間で発生する放電と比較して電流密度が高まり、予備
電離放電により発生する紫外線の強度は、従来の紫外線
強度に比べて数倍に増大する。また、コンデンサ容量1
6a、 bを変化させることによって誘電体表面をなが
れる電流値を可変できるため予備電離放電により発生す
る紫外線強度の制御が可能になる。更に、コンデンサ1
6a、bの容量を適切に選択することにより予備電離放
電開始時刻と主放電開始時刻との時間遅れも調節するこ
とが可能となり、CO,レーザ、エキシマレーザ等、対
象とするレーザに応じて最適な予備電離を行うことがで
きる。
隙中の誘電体表面を電流が流れるため従来の予備電離電
極間で発生する放電と比較して電流密度が高まり、予備
電離放電により発生する紫外線の強度は、従来の紫外線
強度に比べて数倍に増大する。また、コンデンサ容量1
6a、 bを変化させることによって誘電体表面をなが
れる電流値を可変できるため予備電離放電により発生す
る紫外線強度の制御が可能になる。更に、コンデンサ1
6a、bの容量を適切に選択することにより予備電離放
電開始時刻と主放電開始時刻との時間遅れも調節するこ
とが可能となり、CO,レーザ、エキシマレーザ等、対
象とするレーザに応じて最適な予備電離を行うことがで
きる。
また、予備電離によって生じる紫外線は、細隙12a、
bの開口方向を主放電空間に対して調整することにより
、その照射方向を制御でき、前記主放電空間を有効に照
射することができる。
bの開口方向を主放電空間に対して調整することにより
、その照射方向を制御でき、前記主放電空間を有効に照
射することができる。
以上より1本実施例においては−様な主放電を高い電流
密度で安定にしかも効率よく点弧可能で有るばかりでな
く、運転ガス圧力等の諸条件に応じて予備電離強度、及
び予備放電と主放電との時間間隔を自由に制御可能であ
るため、 CO,パルスレーザを最適な動作条件で運転
することができる。
密度で安定にしかも効率よく点弧可能で有るばかりでな
く、運転ガス圧力等の諸条件に応じて予備電離強度、及
び予備放電と主放電との時間間隔を自由に制御可能であ
るため、 CO,パルスレーザを最適な動作条件で運転
することができる。
以上述べたように、本発明によれば、第2の主電極の長
手方向と直行する方向に誘電体よりなる細隙を前記主電
極に密着して配設し、予備電離電極と第2の主電極間で
誘電体表面上に沿面放電を起こさせることによって、予
備電離により生じる紫外線強度を高め、また、紫外線の
指向性を高めて、高出力のパルスレーザ光を得ることが
できるパルスレーザ電極を提供することができる。
手方向と直行する方向に誘電体よりなる細隙を前記主電
極に密着して配設し、予備電離電極と第2の主電極間で
誘電体表面上に沿面放電を起こさせることによって、予
備電離により生じる紫外線強度を高め、また、紫外線の
指向性を高めて、高出力のパルスレーザ光を得ることが
できるパルスレーザ電極を提供することができる。
第1図は本発明の一実施例を示すパルスレーザ電極の斜
視図、第2図は第1図に示すパルスレーザ電極の断面図
、第3図は本発明の他の実施例を示すパルスレーザ電極
の断面図、第4図は従来のパルスレーザ発振装置に用い
られる電極の概略構成図である。 1.2・・・主電極、 3a、b・・・予備電
離電極、4a、b・・・ピーキングコンデンサ、5・・
・パルス電源、 6・・・光共振器、7・・・レー
ザ光、 、 −8a、、b−・・・誘電体。 9・・・ピーキングコンデ、10a、b・・・誘電体を
、11a、b・・・誘電体を、12a、b・・・細 隙
。 13a、b・・・予備電離電極、14・・・紫外線、1
5・・・主放電。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 第1図 第2図 第3図
視図、第2図は第1図に示すパルスレーザ電極の断面図
、第3図は本発明の他の実施例を示すパルスレーザ電極
の断面図、第4図は従来のパルスレーザ発振装置に用い
られる電極の概略構成図である。 1.2・・・主電極、 3a、b・・・予備電
離電極、4a、b・・・ピーキングコンデンサ、5・・
・パルス電源、 6・・・光共振器、7・・・レー
ザ光、 、 −8a、、b−・・・誘電体。 9・・・ピーキングコンデ、10a、b・・・誘電体を
、11a、b・・・誘電体を、12a、b・・・細 隙
。 13a、b・・・予備電離電極、14・・・紫外線、1
5・・・主放電。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 第1図 第2図 第3図
Claims (2)
- (1)第1の主電極と、この第1の主電極と対向して配
置された第2の主電極と、この第2の主電極の長手方向
両側に誘電体よりなる細隙を密着して配設し、前記細隙
の内側に前記第2の主電極と対向する位置に、予備電離
電極を配設したパルスレーザ電極。 - (2)第1の主電極と第2の主電極間に接続するコンデ
ンサ容量が前記第1の主電極と予備電離電極間に接続す
るコンデンサ容量以上としたことを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載のパルスレーザ電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30951387A JPH01151276A (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | パルスレーザ電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30951387A JPH01151276A (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | パルスレーザ電極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01151276A true JPH01151276A (ja) | 1989-06-14 |
Family
ID=17993903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30951387A Pending JPH01151276A (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | パルスレーザ電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01151276A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4113241A1 (de) * | 1991-04-23 | 1992-10-29 | Lambda Physik Forschung | Gepulster gasentladungslaser |
CN106953225A (zh) * | 2016-01-06 | 2017-07-14 | 北京礡德恒激光科技有限公司 | 一种板条放电预电离横向激励大气压激光器 |
-
1987
- 1987-12-09 JP JP30951387A patent/JPH01151276A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4113241A1 (de) * | 1991-04-23 | 1992-10-29 | Lambda Physik Forschung | Gepulster gasentladungslaser |
CN106953225A (zh) * | 2016-01-06 | 2017-07-14 | 北京礡德恒激光科技有限公司 | 一种板条放电预电离横向激励大气压激光器 |
CN106953225B (zh) * | 2016-01-06 | 2019-10-08 | 北京礴德恒激光科技有限公司 | 一种板条放电预电离横向激励大气压激光器 |
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