JPH03227582A - パルスレーザ装置 - Google Patents
パルスレーザ装置Info
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- JPH03227582A JPH03227582A JP2047190A JP2047190A JPH03227582A JP H03227582 A JPH03227582 A JP H03227582A JP 2047190 A JP2047190 A JP 2047190A JP 2047190 A JP2047190 A JP 2047190A JP H03227582 A JPH03227582 A JP H03227582A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/09—Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping
- H01S3/097—Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping by gas discharge of a gas laser
- H01S3/0971—Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping by gas discharge of a gas laser transversely excited
- H01S3/09713—Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping by gas discharge of a gas laser transversely excited with auxiliary ionisation, e.g. double discharge excitation
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/02—Constructional details
- H01S3/03—Constructional details of gas laser discharge tubes
- H01S3/038—Electrodes, e.g. special shape, configuration or composition
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、パルスレーザ装置に係り、特に、その放電部
及び電源構成に改良を施したパルスレーザ装置に関する
ものである。
及び電源構成に改良を施したパルスレーザ装置に関する
ものである。
(従来の技術)
放電励起方式のガスレーザ装置では、レーザガス中で空
間的に均一なグロー放電を発生させてレーザ発振を得て
いるが、横方向励起パルスCO2レーザやエキシマレー
ザを始めとするパルスレーザ装置では、レーザガス圧力
が大気圧量4二であり、さらに、電子付着性の強いガス
成分を含んでいるため、上記グロー放電を均一に点弧す
ることは困難である。このため、グロー枚重点弧に先立
って予備電離を行うと共に、高速のパルス電圧を放電部
に印加してグロー放電を形成するのが一般的である。
間的に均一なグロー放電を発生させてレーザ発振を得て
いるが、横方向励起パルスCO2レーザやエキシマレー
ザを始めとするパルスレーザ装置では、レーザガス圧力
が大気圧量4二であり、さらに、電子付着性の強いガス
成分を含んでいるため、上記グロー放電を均一に点弧す
ることは困難である。このため、グロー枚重点弧に先立
って予備電離を行うと共に、高速のパルス電圧を放電部
に印加してグロー放電を形成するのが一般的である。
第3図は、従来のパルスレーザ装置の放電部構成及び励
起電源回路の一例を示す図である。即ち、一対の主電極
1,2が対向して配設され、主電極1.2で囲まれた空
間内にレーザガスが充填されている。また、主電極2は
接地されている。一方、主電極1には予備電離fIit
f+3aが接続され、両者は電気的に同電位になってい
る。この予備電離電極3aと予備電離電極3bとは、ギ
ャップ4を介してレーザガス中に対向して配設されてい
る。また、予備電離電極3bは主電極1と絶縁されてレ
ーザガス中から引き出され、コンデンサCs5g、:接
続されている。さらに、充電用インダクタンス6の一端
は予備電離電極3bとコンデンサCs5に共通接続され
、他端は接地されている。また、コンデンサCs5はス
イッチ7を介して接地されると共に、充電抵抗8を介し
て高圧電源HV9に接続されている。さらに、主電極1
.2間にはコンデンサCblOが接続されている。そし
て、これらのコンデンサ及びインダクタンス類は、一つ
もしくは複数個が並列に接続されて構成されている。ま
た、紙面に垂直方向には光共振器(図示せず)が配設さ
れている。
起電源回路の一例を示す図である。即ち、一対の主電極
1,2が対向して配設され、主電極1.2で囲まれた空
間内にレーザガスが充填されている。また、主電極2は
接地されている。一方、主電極1には予備電離fIit
f+3aが接続され、両者は電気的に同電位になってい
る。この予備電離電極3aと予備電離電極3bとは、ギ
ャップ4を介してレーザガス中に対向して配設されてい
る。また、予備電離電極3bは主電極1と絶縁されてレ
ーザガス中から引き出され、コンデンサCs5g、:接
続されている。さらに、充電用インダクタンス6の一端
は予備電離電極3bとコンデンサCs5に共通接続され
、他端は接地されている。また、コンデンサCs5はス
イッチ7を介して接地されると共に、充電抵抗8を介し
て高圧電源HV9に接続されている。さらに、主電極1
.2間にはコンデンサCblOが接続されている。そし
て、これらのコンデンサ及びインダクタンス類は、一つ
もしくは複数個が並列に接続されて構成されている。ま
た、紙面に垂直方向には光共振器(図示せず)が配設さ
れている。
この様に構成された従来のパルスレーザ装置は、以下に
述べるように動作する。即ち、切間状態においては、ス
イッチ7は開いており、高圧電源11v9−充電抵抗8
−コンデンサCs5−充電用−fンダクタンス6−接地
の経路で、コンデンサCs5は充電されている。一方、
コンデンサCblOは充電されていないので、主電極l
は接地電位となっている。次いで、スイッチ7が閉じら
れると、コンデンサCs5のスイッチ7側の電位は接l
II!電位となるので、コンデンサCs5の予/fa′
Ff1離電極3b側の電位は、コンデンサCs5に充電
された極性と逆の極性で予mmpti、電極3bに加わ
る。−方、予備電離電極3aは接地電位なので、ギャッ
プ4には高電圧が加わり、ギャップ4でスパーク放電が
発生する。このスパーク放電により発生する紫外線によ
って、主IIf!l、2間のレーザガスが予備電離され
る。また、コンデンサCs5に蓄えられた電荷は、スイ
ッチ7−コンデンサCs5−予備電離電極3b−ギャッ
プ4−子備電離電極3a−主電極1−コンデンサCbl
Oの経路で流れ、コンデンサCb 10が充電されてい
く。この様にしてコンデンサCblOの電圧が1−昇し
て、主電極1.2間に加わる電圧がレーザガスの放電破
壊電圧以上に達すると、主電極1,2間にグロー放電1
1が形成され、レーザガスが励起され、図示していない
光共振器の作用でレーザ光が紙面垂直方向に出射される
。
述べるように動作する。即ち、切間状態においては、ス
イッチ7は開いており、高圧電源11v9−充電抵抗8
−コンデンサCs5−充電用−fンダクタンス6−接地
の経路で、コンデンサCs5は充電されている。一方、
コンデンサCblOは充電されていないので、主電極l
は接地電位となっている。次いで、スイッチ7が閉じら
れると、コンデンサCs5のスイッチ7側の電位は接l
II!電位となるので、コンデンサCs5の予/fa′
Ff1離電極3b側の電位は、コンデンサCs5に充電
された極性と逆の極性で予mmpti、電極3bに加わ
る。−方、予備電離電極3aは接地電位なので、ギャッ
プ4には高電圧が加わり、ギャップ4でスパーク放電が
発生する。このスパーク放電により発生する紫外線によ
って、主IIf!l、2間のレーザガスが予備電離され
る。また、コンデンサCs5に蓄えられた電荷は、スイ
ッチ7−コンデンサCs5−予備電離電極3b−ギャッ
プ4−子備電離電極3a−主電極1−コンデンサCbl
Oの経路で流れ、コンデンサCb 10が充電されてい
く。この様にしてコンデンサCblOの電圧が1−昇し
て、主電極1.2間に加わる電圧がレーザガスの放電破
壊電圧以上に達すると、主電極1,2間にグロー放電1
1が形成され、レーザガスが励起され、図示していない
光共振器の作用でレーザ光が紙面垂直方向に出射される
。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記の様な従来のパルスレーザ装置において
は、主電極1.2によって構成される主放電空間を一様
に予備電離することが、主放電の安定性や発振効率を高
める上で重要な課題とな−)でいる。そのため、予備電
離電極3をできるだけ主放電空間に近付け、予#I電離
電極の配設位置及び紙面垂直方向の間隔等を最適化する
必要があった。また、予#I電離電極において点弧させ
るスパーク放電から発生する不純物ガスや金属粒子が、
主放電の安定性の低下やレーザガスの寿命低減をもたら
していた。さらに、予備電離電極3はスパーク放電によ
って損耗するため、スパーク放電の開始時間がばらつき
、レーザ出力の変動が増加するといった欠点があった。
は、主電極1.2によって構成される主放電空間を一様
に予備電離することが、主放電の安定性や発振効率を高
める上で重要な課題とな−)でいる。そのため、予備電
離電極3をできるだけ主放電空間に近付け、予#I電離
電極の配設位置及び紙面垂直方向の間隔等を最適化する
必要があった。また、予#I電離電極において点弧させ
るスパーク放電から発生する不純物ガスや金属粒子が、
主放電の安定性の低下やレーザガスの寿命低減をもたら
していた。さらに、予備電離電極3はスパーク放電によ
って損耗するため、スパーク放電の開始時間がばらつき
、レーザ出力の変動が増加するといった欠点があった。
また、寿命がきた予備電離電極3を適宜交換する必要が
あった。さらに、予備電離電極はレーザガス中に突出し
て配設されるため、主電極近傍のガス流速分布を乱す結
果となり、主放電電流の注入密度に粗密ができ、放電安
定性の低下や発振効率の低下を招いていた。
あった。さらに、予備電離電極はレーザガス中に突出し
て配設されるため、主電極近傍のガス流速分布を乱す結
果となり、主放電電流の注入密度に粗密ができ、放電安
定性の低下や発振効率の低下を招いていた。
この様に、従来の予備電離方式においては、予備電離電
極の長寿命化が図れず、レーザ運転動作範囲の拡大、発
振効率の向」二が実現できなかった。
極の長寿命化が図れず、レーザ運転動作範囲の拡大、発
振効率の向」二が実現できなかった。
本発明は、以上の欠点を解消するために提案されたもの
で、その目的は、−様な予備電離を可能として、レーザ
発振効率を向上させ、また、予備電離電極の長寿命化を
図り、レーザ放電とレーザ出力の長期安定化を可能とし
た、高性能で長寿命のパルスレーザ装置を提供すること
にある。
で、その目的は、−様な予備電離を可能として、レーザ
発振効率を向上させ、また、予備電離電極の長寿命化を
図り、レーザ放電とレーザ出力の長期安定化を可能とし
た、高性能で長寿命のパルスレーザ装置を提供すること
にある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、レーザガス循環用送風機と熱交換機を備えた
レーザ風胴内に一対の主電極を対向配置し、前記主電極
間にレーザガスを循環させるパルスレーザ装置において
、前記主電極のレーザガス流路の上流側に予備放電発生
用電極を配置し、この予備放電発生用電極を予備電離用
電源に接続し、また、前記主電極を主電源に接続し、前
記両電源をそれらの大切を制御するタイミング制御装置
に接続したことを特徴とするものである。
レーザ風胴内に一対の主電極を対向配置し、前記主電極
間にレーザガスを循環させるパルスレーザ装置において
、前記主電極のレーザガス流路の上流側に予備放電発生
用電極を配置し、この予備放電発生用電極を予備電離用
電源に接続し、また、前記主電極を主電源に接続し、前
記両電源をそれらの大切を制御するタイミング制御装置
に接続したことを特徴とするものである。
(作用)
本発明のパルスレーザ装置においては、主放電空間と離
れた部位に配設された予備放電発生用電極において予備
電離放電を点弧し、この予備電離放電によって生成され
るプラズマを、レーザ風胴内を循環するガス流によって
主放電空間に導くことによって、予備電離放電を得るこ
とができる。
れた部位に配設された予備放電発生用電極において予備
電離放電を点弧し、この予備電離放電によって生成され
るプラズマを、レーザ風胴内を循環するガス流によって
主放電空間に導くことによって、予備電離放電を得るこ
とができる。
また、予備放電発生用電極条件を主放電電極と独立して
設定することが可能となり、適宜必要量の予備電離プラ
ズマを発生させることができる。
設定することが可能となり、適宜必要量の予備電離プラ
ズマを発生させることができる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて
具体的に説明する。なお、第3図に示した従来型と同一
の部材には同一の符号を付して、説明は省略する。
具体的に説明する。なお、第3図に示した従来型と同一
の部材には同一の符号を付して、説明は省略する。
本実施例においては、第1図に示した様に、レーザガス
循環用送風機1.2と熱交換機13を備えたレーザ風胴
14内に、一対の主電極1,2が対向配置され、前記主
電極1.2間にレーザガス15を循環させるように構成
されている。また、−対の予備放電発生用電極16が、
前記主電極1゜2のレーザガス流路の」二流側に対向配
置され、レーザ風胴14の外部に設けられたT−備電離
用電源17に接続されている。さらに、主電極1.2は
主電源18に接続され、前記予6i電離用重源17と共
にタイミング制御装Ft19に接続されている。
循環用送風機1.2と熱交換機13を備えたレーザ風胴
14内に、一対の主電極1,2が対向配置され、前記主
電極1.2間にレーザガス15を循環させるように構成
されている。また、−対の予備放電発生用電極16が、
前記主電極1゜2のレーザガス流路の」二流側に対向配
置され、レーザ風胴14の外部に設けられたT−備電離
用電源17に接続されている。さらに、主電極1.2は
主電源18に接続され、前記予6i電離用重源17と共
にタイミング制御装Ft19に接続されている。
なお、前記予備放電発生用電極16は、中心導体の表面
を高誘電率材料で被覆して構成されている。
を高誘電率材料で被覆して構成されている。
また、主電極1,2に近接する部位には、絶縁物20が
配設されている。さらに、紙面垂直方向には、磁界発生
装置と光共振器(図示せず)が配設されている。
配設されている。さらに、紙面垂直方向には、磁界発生
装置と光共振器(図示せず)が配設されている。
この様な構成を有する本実施例のパルスレーザ装置は、
以下に述べる様に作用する。即ち、初期状態では、主電
極1.2及び予備放電発生用電極16には電圧は加わっ
ていない。そして、第2図に示す時刻1−0において、
タイミング制御装置19からの指令によって予備電離用
電源17が動作し、時刻1=0からt=1までの間、予
備放電発生用電極16に高電圧パルスが印加される。こ
の予備放電発生用電極】6の表面は高誘電率材料で覆わ
れているので、一対の予備放電発生用電極16間には、
時刻t−0からt−1までの間、−様なパルス状予備グ
ロー放電21aが発生する。
以下に述べる様に作用する。即ち、初期状態では、主電
極1.2及び予備放電発生用電極16には電圧は加わっ
ていない。そして、第2図に示す時刻1−0において、
タイミング制御装置19からの指令によって予備電離用
電源17が動作し、時刻1=0からt=1までの間、予
備放電発生用電極16に高電圧パルスが印加される。こ
の予備放電発生用電極】6の表面は高誘電率材料で覆わ
れているので、一対の予備放電発生用電極16間には、
時刻t−0からt−1までの間、−様なパルス状予備グ
ロー放電21aが発生する。
このパルス状予備グロー放電21aは、循環するレーザ
ガス流の作用でガス流路の下流側に移動していく。そし
て、時刻t=2で予備放電発生用電極16と主電極1.
2の中間(第2図中21bで示す位!りまで移動し、時
刻t=3では主電極1゜2間に到達する。一方、主電源
18には、前記時刻t−3においてタイミング制御装置
19から指令が送られ、時刻t−3からt−4までの間
、主電極1,2間に主放電パルス電圧が印加される。
ガス流の作用でガス流路の下流側に移動していく。そし
て、時刻t=2で予備放電発生用電極16と主電極1.
2の中間(第2図中21bで示す位!りまで移動し、時
刻t=3では主電極1゜2間に到達する。一方、主電源
18には、前記時刻t−3においてタイミング制御装置
19から指令が送られ、時刻t−3からt−4までの間
、主電極1,2間に主放電パルス電圧が印加される。
その結果、主電極1.2間にグロー放電11が点弧し、
図示していない光共振器の作用によって、紙面垂直方向
にレーザ光が出射される。この様な予備電離放電及び主
放電が、タイミング制御装置19からの指令に基づいて
、所定の間隔をおいて繰り返し点弧される。即ち、第2
図に示した様に、t=6において、タイミング制御装置
19からの指令によって予備電離用電源17が動作し、
時刻t=6からt=7までの間、予備放電発生用電極1
6に高電圧パルスが印加され、一方、主電源18には、
時刻t=9においてタイミング制御装置19から指令が
送られ、時刻t−9からt−10までの間、主電極1.
2間に主放電パルス電圧が印加される。また、予備電離
用電源17と主電源18とが共にタイミング制御装置1
9に接続されているため、予備放電発生用電極条件を主
放電電極と独立して設定することが可能となり、適宜必
要量の予備電離プラズマを発生させることができる。
図示していない光共振器の作用によって、紙面垂直方向
にレーザ光が出射される。この様な予備電離放電及び主
放電が、タイミング制御装置19からの指令に基づいて
、所定の間隔をおいて繰り返し点弧される。即ち、第2
図に示した様に、t=6において、タイミング制御装置
19からの指令によって予備電離用電源17が動作し、
時刻t=6からt=7までの間、予備放電発生用電極1
6に高電圧パルスが印加され、一方、主電源18には、
時刻t=9においてタイミング制御装置19から指令が
送られ、時刻t−9からt−10までの間、主電極1.
2間に主放電パルス電圧が印加される。また、予備電離
用電源17と主電源18とが共にタイミング制御装置1
9に接続されているため、予備放電発生用電極条件を主
放電電極と独立して設定することが可能となり、適宜必
要量の予備電離プラズマを発生させることができる。
なお、レーザ風胴14内に設置されたレーザガス循環用
送風機12の作用で、第1図中の矢印方向にレーザガス
15の流路が形成され、また、熱交換機13によって、
土竜tii1.2間のグロー放電により発生する熱を除
去することができるように構成されている。
送風機12の作用で、第1図中の矢印方向にレーザガス
15の流路が形成され、また、熱交換機13によって、
土竜tii1.2間のグロー放電により発生する熱を除
去することができるように構成されている。
この様に、本実施例によれば、主電極1.2と離れた位
置に配設した一対の予備放電発生用電極16において予
備電離放電を点弧し、この子!電離放電によって生成さ
れるプラズマを、レーザ風胴14内を循環するレーザガ
ス流によって主放電空間に導き、予備電離効果が得られ
るようにしたため、従来のスパーク放電を不要とするこ
とができる。その結果、スパーク放電による不純物ガス
や金属粒子の発生を防止することができるので、主放電
の安定性を維持し、レーザガスの寿命の低減を防止する
ことができる。また、スパーク放電が発生しないので、
予備放電発生用型IIV!16がla耗することがなく
、予備放電発生用電極16の寿命を長期間にわたって維
持することが可能となる。
置に配設した一対の予備放電発生用電極16において予
備電離放電を点弧し、この子!電離放電によって生成さ
れるプラズマを、レーザ風胴14内を循環するレーザガ
ス流によって主放電空間に導き、予備電離効果が得られ
るようにしたため、従来のスパーク放電を不要とするこ
とができる。その結果、スパーク放電による不純物ガス
や金属粒子の発生を防止することができるので、主放電
の安定性を維持し、レーザガスの寿命の低減を防止する
ことができる。また、スパーク放電が発生しないので、
予備放電発生用型IIV!16がla耗することがなく
、予備放電発生用電極16の寿命を長期間にわたって維
持することが可能となる。
さらに、予備放電発生用電極16が主電極から離れた位
置に配設されているため、主電極近傍のガス流速分布を
乱すこともなく、放電の安定性及び発振効率の向」二が
実現できる。また、P備放電発生用電極条件を主放電電
極と独立して設定することが可能となり、適宜、必要量
のT−備電離プラズマを発生させることができる。
置に配設されているため、主電極近傍のガス流速分布を
乱すこともなく、放電の安定性及び発振効率の向」二が
実現できる。また、P備放電発生用電極条件を主放電電
極と独立して設定することが可能となり、適宜、必要量
のT−備電離プラズマを発生させることができる。
なお、本発明は上述[7た実施例に限定されるものでは
なく、予備グロー放電の発生手段としては、高周波電磁
界によるもの、電子線によってプラズマを発生ずるもの
、紫外線照射によってプラズマを発生するもの等、種l
・の手段を適用することができる。
なく、予備グロー放電の発生手段としては、高周波電磁
界によるもの、電子線によってプラズマを発生ずるもの
、紫外線照射によってプラズマを発生するもの等、種l
・の手段を適用することができる。
「発明の効果1
以」二述べた様に、本発明によれば、主電極のレーザガ
ス流路の上流側に予備放電発生用電極を配置し、この予
備放電発生用電極を予備電離用電源に接続し、また、主
電極を主電源に接続し、さらに両電源をそれらの大切を
制御するタイミング制御装置に接続することによって、
−様な予備電離を可能として、レーザ発振効率を向」二
させ、また、予備電離電極の長寿命化を図り、レーザ放
電とレーザ出力の長期安定化を可能とした、高性能で長
寿命のパルスレーザ装置を提供することができる。
ス流路の上流側に予備放電発生用電極を配置し、この予
備放電発生用電極を予備電離用電源に接続し、また、主
電極を主電源に接続し、さらに両電源をそれらの大切を
制御するタイミング制御装置に接続することによって、
−様な予備電離を可能として、レーザ発振効率を向」二
させ、また、予備電離電極の長寿命化を図り、レーザ放
電とレーザ出力の長期安定化を可能とした、高性能で長
寿命のパルスレーザ装置を提供することができる。
第1図は本発明のパルスレーザ装置の一実施例を示す構
成図、第2図は第1図に示した実施例の作用を示す図、
第3図は従来のパルスレーザ装置の一例を示す構成図で
ある。 1.2・・・主電極、3a、3b・・・予備電離効果、
4・・・ギャップ、5・・・コンデンサCs、5・・・
充電用インダクタンス、7・・・スイッチ、8・・・充
電抵抗、9・・・高圧電源HV、10・・・コンデンサ
Cb、11・・・グロー放電、12・・・レーザガス循
環用送風機、13・・・熱交換機、14・・・レーザ風
胴、15・・・レーザガス、16・・・予備放電発生用
電極、17・・・予備電離用電源、18・・・主電源、
19・・・タイミング制御装置、20・・・絶縁物。 1つダイミンク”?14P舊−1 ( 第 図 第 2 図 へり 第 3−
成図、第2図は第1図に示した実施例の作用を示す図、
第3図は従来のパルスレーザ装置の一例を示す構成図で
ある。 1.2・・・主電極、3a、3b・・・予備電離効果、
4・・・ギャップ、5・・・コンデンサCs、5・・・
充電用インダクタンス、7・・・スイッチ、8・・・充
電抵抗、9・・・高圧電源HV、10・・・コンデンサ
Cb、11・・・グロー放電、12・・・レーザガス循
環用送風機、13・・・熱交換機、14・・・レーザ風
胴、15・・・レーザガス、16・・・予備放電発生用
電極、17・・・予備電離用電源、18・・・主電源、
19・・・タイミング制御装置、20・・・絶縁物。 1つダイミンク”?14P舊−1 ( 第 図 第 2 図 へり 第 3−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 レーザガス循環用送風機と熱交換機を備えたレーザ風
胴内に一対の主電極を対向配置し、前記主電極間にレー
ザガスを循環させるパルスレーザ装置において、 前記主電極のレーザガス流路の上流側に予備放電発生用
電極を配置し、この予備放電発生用電極を予備電離用電
源に接続し、また、前記主電極を主電源に接続し、前記
両電源をそれらの入切を制御するタイミング制御装置に
接続したことを特徴とするパルスレーザ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2047190A JPH03227582A (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | パルスレーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2047190A JPH03227582A (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | パルスレーザ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03227582A true JPH03227582A (ja) | 1991-10-08 |
Family
ID=12028017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2047190A Pending JPH03227582A (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | パルスレーザ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03227582A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04324986A (ja) * | 1991-04-25 | 1992-11-13 | Mitsubishi Electric Corp | 放電励起パルスレーザ発振装置 |
-
1990
- 1990-02-01 JP JP2047190A patent/JPH03227582A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04324986A (ja) * | 1991-04-25 | 1992-11-13 | Mitsubishi Electric Corp | 放電励起パルスレーザ発振装置 |
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