JPS63211615A - 固体電解コンデンサ - Google Patents

固体電解コンデンサ

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JPS63211615A
JPS63211615A JP4363587A JP4363587A JPS63211615A JP S63211615 A JPS63211615 A JP S63211615A JP 4363587 A JP4363587 A JP 4363587A JP 4363587 A JP4363587 A JP 4363587A JP S63211615 A JPS63211615 A JP S63211615A
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JP
Japan
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solid electrolytic
electrolytic capacitor
moisture
proof
buffer layer
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Pending
Application number
JP4363587A
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English (en)
Inventor
秀光 竹内
井澤 幸司
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
Nitsuko Corp
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Publication date
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Publication of JPS63211615A publication Critical patent/JPS63211615A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固体電解コンデンサに関するものである。
〔従来技術〕
従来の固体電解コンデンサは、第5図に示すようにアル
ミニウム陽極体に二酸化マンガン(M n01)、カー
ボン、銀ペーストの各層を順次形成したコンデンサ素子
51に陽極リード52を取り付けた後、耐湿性の向上を
目的として陽極リード52とコンデンサ素子51の付根
部分にエポキシ樹脂等の防湿剤をボッティングして防湿
部53を形成し、その後陽極リード52にモールド用の
フレーム54の外部電極部54aを溶接すると共に、陰
極にフレーム54の外部電極部54bを銀ペーストで接
続して外部電極を取り付け、その後にモールド外装を行
なった構造である。
また、第6図に示すようにモールド用のフレーム54の
外部端子部54aに陽極リード52を溶接すると共に陰
極を外部端子部54bに銀ペーストで接続して外部電極
を取り付け、その後にコンデンサ素子51の全体にエポ
キシ樹脂等の防湿剤でアンダーコート部55を形成し、
その後頁にモールド外装を行なった構造である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の構造の固体電解コンデンサでは、エポキシ系
の樹脂剤が耐湿性に優れていることから防湿の優れたも
のとなるが、エポキシ系樹脂のボッティング或いはアン
ダーコーティングをしているため初期の電気特性、特に
tanS(120Hz)とインピーダンス(100KH
z)が悪化するという欠点があった。この悪化の原因は
、エポキシ系樹脂が熱収縮する際コンデンサ素子51の
表面に形成きれたMnO,層の粒子を壊して導電性を阻
害し、抵抗値が大きくなるためと考えられている。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、エポキシ系
樹脂と同等の耐湿性を有し、且つコンデンサの初期の電
気特性に悪影響を与えない固体電解コンデンサを提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明は、コンデンサ素子に
硬化してゲル状になる熱硬化性樹脂又はゴム状弾性体を
含浸させて防湿兼緩衝層を形成すると共に該コンデンサ
素子に外部電極を設け、その上に樹脂モールド外装を施
して固体電解コンデンサを構成した。また、前記防湿兼
緩衝層を形成する熱硬化性樹脂としてシリコン樹脂を用
い、或いは同じく防湿兼緩衝層を形成するゴム状弾性体
としてシリコンボムラ用いた。
〔作用〕
上記の如くコンデンサ素子に硬化してゲル状になる熱硬
化性樹脂又はゴム状弾性体を含浸させて防湿兼緩衝層を
形成したので、固体電解コンデンサの初期の電気特性、
特にt an&とインピーダンスを悪化きせる原因とな
るMnO,層の粒子が破壊されることがなく、初期電気
特性の優れた固体電解コンデンサとなる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る固体電解コンデンサの構造を示す
断面図である。同図において、11はコンデンサ素子で
あり、該コンデンサ素子11は、表面に酸化アルミニウ
ム(ALos)層が形成されたアルミニウム陽極体に二
酸化マンガンM n Ol、カーボン、銀ペーストの各
層を順次形成されてなる。該コンデンサ素子11には、
後述するゲル状に硬化するシリコン樹脂を含浸させてな
る防湿兼緩衝層12が形成されている。コンデンサ素子
11の陽極には外部電極13が溶接きれ、陰極には外部
電極14が銀ペーストにより接着されている。また、コ
ンデンサ素子11の外部に樹脂モールドにより樹脂外装
置5が施されている。
上記固体電解コンデンサ素子の製造方法は、先ず上記の
ように表面に酸化アルミニウム(AptO8)層が形成
されたアルミニウム陽極体に酸化マンガンMnO!、カ
ーボン、銀ペーストの各層を順次形成してなるコンデン
サ素子11を第2図に示すようにゲル状に硬化するシリ
コン樹脂16が収容されている樹脂槽内に入れる。樹脂
槽内はその気圧は5〜501mlHgで樹脂温度は25
〜90°Cに保たれているが、その後気圧を大気圧に戻
すと、シリコン樹脂16はコンデンサ素子11に含浸す
る。そしてその後70℃で10分間放置し、余分のシリ
コン樹脂を拭き取り180″Cの温度に12時間諮らし
シリコン樹脂を硬化させ、防湿兼緩衝層12を形成する
第5図及び第6図に示すようなフレーム54と略同じ形
状の予めシランカップリング剤を塗布したモールド用の
フレームを用意し、該フレームの外部電極13の部分(
第1図参照)にコンデンサ素子11の陽極部を溶接し、
外部電極14の部分(第1図参照)にコンデンサ素子1
1の陰極部を銀ペーストで接着する。その後コンデンサ
素子11の全体に樹脂剤のモールドを施して樹脂外装置
5を形成する。これにより、第1図に示す断面構造の固
体電解コンデンサが完成する。
第3図は上記の如く防湿兼緩衝層12にシリコン樹脂剤
を用いた本発明に係る固体電解用コンデンサと、従来の
防湿用としてエポキシ樹脂剤層を形成した固体電解コン
デンサと、防湿兼緩衝層を形成しない固体電解コンデン
サとの初期電気特性を示す図である。図示するように、
従来の固体電解コンデンサに比較し、tan&及びイン
ピーダンス2が大幅に改善されていることが確認できる
第4図は防湿効果を確認するため、上記本発明に係る固
体電解コンデンサと従来の固体電解コンデンサのプレッ
シャークツカーテスト、即ち高温(130°C)の水蒸
気を圧入(2気圧で封入)した場所で、時間に対する容
量変化をみる試験の結果を示す図である。同図において
、横軸及び縦軸はそれぞれ時間(単位hr)及び容量変
化率(八C/CC%))を示し、また実線Aは本発明に
係る固体電解コンデンサ、点線Bは従来の固体電解コン
デンサを示す。図示するように、容量変化率は本発明に
係る固体電解コンデンサと従来の固体電解コンデンサと
でその隣湿作用が殆ど変わらないことが確認できる。
なお、上記実施例では防湿兼緩衝層12にシリコン樹脂
を含浸させ熱硬化させた場合を示したが、防湿兼緩衝層
12に使用する材料としてはこれに限定されるものでは
なく例えばシリコンゴム剤のように弾性を有し耐湿性を
有する材料であってもよいことは当然である。即ち耐湿
性があり熱収縮等によりM n O、粒子を破壊しない
材料であればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、コンデンサ素子に
硬化してゲル状になる熱硬化性樹脂又はゴム状弾性体を
含浸させて防湿兼緩衝層を形成したので、コンデンサ陽
極体表面に形成されたMn01層の粒子が破壊されるこ
となく、その初期の電気特性、特にtanδとインピー
ダンスの優れた固体電解コンデンサを提供できるという
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る゛固体電解コンデンサの構造を示
す断面図、第2図は本発明に係る固体電解コンデンサの
製造過程を説明するための図、第3図は本発明に係る固
体電解コンデンサと従来の固体電解コンデンサと防湿兼
緩衝層を形成しない固体電解コンデンサのそれぞれの初
期電気特性を示す図、第4図は本発明に係る固体電解コ
ンデンサと従来の固体電解コンデンサのプレッシャーク
ツカーテスト結果を示す図、第5図及び第6図は従来の
固体電解コンデンサの構造を示す図である。 図中、11・・・・コンデンサ素子、12・・・・防湿
兼緩衝層12.13.14・・・・外部電極、15・・
・・樹脂外装。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンデンサ素子に硬化してゲル状になる熱硬化性
    樹脂又はゴム状弾性体を含浸させて防湿兼緩衝層を形成
    すると共に該コンデンサ素子に外部電極を設け、その上
    に樹脂モールド外装を施したことを特徴とする固体電解
    コンデンサ。
  2. (2)前記防湿兼緩衝層を形成する熱硬化性樹脂として
    シリコン樹脂を用いたことを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載の固体電解コンデンサ。
  3. (3)前記防湿兼緩衝層を形成するゴム状弾性体として
    シリコンゴムを用いたことを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載の固体電解コンデンサ。
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