JPS6320741Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6320741Y2 JPS6320741Y2 JP551384U JP551384U JPS6320741Y2 JP S6320741 Y2 JPS6320741 Y2 JP S6320741Y2 JP 551384 U JP551384 U JP 551384U JP 551384 U JP551384 U JP 551384U JP S6320741 Y2 JPS6320741 Y2 JP S6320741Y2
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- Japan
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- mounting board
- waterproof
- welded
- mounting
- periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000009408 flooring Methods 0.000 claims 1
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Floor Finish (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はシート防水施工面における支柱取付
装置、更に詳しくは、軟質塩化ビニル製の防水シ
ートを敷設したヘランダ、屋上等の床にフエン
ス、タラツプ等の支柱を取付ける装置に関する。
装置、更に詳しくは、軟質塩化ビニル製の防水シ
ートを敷設したヘランダ、屋上等の床にフエン
ス、タラツプ等の支柱を取付ける装置に関する。
この種の支柱取付装置にあつては、軟質塩化ビ
ニル等よりなる防水シートが敷設された床面上に
おいて前記支柱を立設固定しなければならないた
め、その固定のためのボルトやねじが上記防水シ
ートを貫通することになり、従つてこの部分の防
水処理に充分な配慮が払われなければならない。
ニル等よりなる防水シートが敷設された床面上に
おいて前記支柱を立設固定しなければならないた
め、その固定のためのボルトやねじが上記防水シ
ートを貫通することになり、従つてこの部分の防
水処理に充分な配慮が払われなければならない。
然るに、従来、この種の支柱取付装置として
は、第3図に示すように、コンクリート等よりな
る建築物躯体の床下地20上に軟質塩化ビニル等
よりなる防水シート24を敷設する一方、該防水
シート上において、支柱21の下端にフランジ状
に溶着固着された取付板22を、固定用ねじ26
により防水シート24を貫通して躯体の床下地2
0に固定し、然る後、取付板22の周縁部、及び
固定用ねじ26の頭部の周辺部等をシーリング材
23で封水処理した構造のものが一般的であつ
た。ところが、上記シーリング材23の施工不備
等によつて往々にして漏水を生じ易いのみなら
ず、シーリング材自体の経時的劣化、損傷によ
り、長期間にわたつての完全な防水効果を保持で
きず、耐久性に劣るというような問題点があつ
た。
は、第3図に示すように、コンクリート等よりな
る建築物躯体の床下地20上に軟質塩化ビニル等
よりなる防水シート24を敷設する一方、該防水
シート上において、支柱21の下端にフランジ状
に溶着固着された取付板22を、固定用ねじ26
により防水シート24を貫通して躯体の床下地2
0に固定し、然る後、取付板22の周縁部、及び
固定用ねじ26の頭部の周辺部等をシーリング材
23で封水処理した構造のものが一般的であつ
た。ところが、上記シーリング材23の施工不備
等によつて往々にして漏水を生じ易いのみなら
ず、シーリング材自体の経時的劣化、損傷によ
り、長期間にわたつての完全な防水効果を保持で
きず、耐久性に劣るというような問題点があつ
た。
この考案は上記のような問題点を解決しようと
するものであり、以下、その構成を第1図及び第
2図に示す実施例について説明する。
するものであり、以下、その構成を第1図及び第
2図に示す実施例について説明する。
これらの図において、1はベランダや屋上等に
施工されるフエンスとかタラツプ等の支柱であ
り、下端に適宜のねじ止め片8が嵌挿固着されて
いる。2は円板状等の取付基板であり、鋼板から
なる金属芯板2aの上下両面に塩化ビニル樹脂等
からなる樹脂被覆層2b,2cが接着固定された
所謂塩ビ鋼板等よりなる。而して、該取付基板2
は、その下面側からねじ孔7を通じて取付ねじ3
を前記ねじ止め片8にねじ込むことにより、該支
柱1の下端にフランジ状に一体的に固着されてい
る。かつ一方、該取付基板2自体は、コンクリー
ト躯体の床下地5上に敷設された軟質塩化ビニル
製の防水シート4上に載置され、該シートを貫通
する固定用ねじ6により床面に強固に固定される
と共に、更にこの固定用ねじ6による固定部位の
内方の位置において、下面側の樹脂被覆層2cが
溶剤型接着材により防水シート4の上面に水密状
態に溶着接合一体化されている。12はこの環状
溶着部を示す。もつとも、この溶着部12は、取
付基板2の下面に略全体的に形成するものとして
も良い。なお、前記固定用ねじ6は、取付基板2
に穿たれた取付孔13を通じて、かつ床下地5に
予め埋設された開脚型アンカープラグ11にねじ
込まれることにより、該床下地5に強固にねじ込
み固定されたものである。
施工されるフエンスとかタラツプ等の支柱であ
り、下端に適宜のねじ止め片8が嵌挿固着されて
いる。2は円板状等の取付基板であり、鋼板から
なる金属芯板2aの上下両面に塩化ビニル樹脂等
からなる樹脂被覆層2b,2cが接着固定された
所謂塩ビ鋼板等よりなる。而して、該取付基板2
は、その下面側からねじ孔7を通じて取付ねじ3
を前記ねじ止め片8にねじ込むことにより、該支
柱1の下端にフランジ状に一体的に固着されてい
る。かつ一方、該取付基板2自体は、コンクリー
ト躯体の床下地5上に敷設された軟質塩化ビニル
製の防水シート4上に載置され、該シートを貫通
する固定用ねじ6により床面に強固に固定される
と共に、更にこの固定用ねじ6による固定部位の
内方の位置において、下面側の樹脂被覆層2cが
溶剤型接着材により防水シート4の上面に水密状
態に溶着接合一体化されている。12はこの環状
溶着部を示す。もつとも、この溶着部12は、取
付基板2の下面に略全体的に形成するものとして
も良い。なお、前記固定用ねじ6は、取付基板2
に穿たれた取付孔13を通じて、かつ床下地5に
予め埋設された開脚型アンカープラグ11にねじ
込まれることにより、該床下地5に強固にねじ込
み固定されたものである。
10は好ましくは軟質塩化ビニルシート等より
なる合成樹脂製の防水カバーであり、中央部に突
設された支柱貫通孔9に支柱1を貫通せしめた状
態で前記取付基板2の上面に覆い被せられ、かつ
上記支柱貫通孔9の周辺部が支柱1の周りにおい
て取付基板2の上面側の樹脂被覆層2bに、前記
同様溶剤型接着剤による環状溶着部14により水
密に溶着接合一体化されている。更にこの防水カ
バー10は、周縁部に取付基板2より外方に突出
状に延設された袴部10aを有し、該袴部10a
が取付基板2の周側面を覆つてかつ周縁部下面を
防水シート4に前記同様の溶剤型接着剤による溶
着部15をもつて水密に溶着接合一体化されてい
る。
なる合成樹脂製の防水カバーであり、中央部に突
設された支柱貫通孔9に支柱1を貫通せしめた状
態で前記取付基板2の上面に覆い被せられ、かつ
上記支柱貫通孔9の周辺部が支柱1の周りにおい
て取付基板2の上面側の樹脂被覆層2bに、前記
同様溶剤型接着剤による環状溶着部14により水
密に溶着接合一体化されている。更にこの防水カ
バー10は、周縁部に取付基板2より外方に突出
状に延設された袴部10aを有し、該袴部10a
が取付基板2の周側面を覆つてかつ周縁部下面を
防水シート4に前記同様の溶剤型接着剤による溶
着部15をもつて水密に溶着接合一体化されてい
る。
上記のような支柱1の取付構造の施工は、予め
第2図に示すように合成樹脂製の防水カバー10
を溶着部14で取付基板2に接合一体化してお
き、該取付基板2に支柱1を取付ねじ3によつて
取付けたのち、接着部12及び固定用ねじ6によ
つて取付基板2を防水シート4上に固定する。こ
の際、固定用ねじ6のねじ込みは、防水カバー1
0の袴部10aを上方に撓曲させることにより、
取付孔13を露出させることによつて行いうる。
次いで、防水カバー10の周縁の袴部10aを取
付基板2の周側面に沿わせて折り込み、その周縁
部下面を防水シート4上に溶剤型接着剤の塗布に
よる溶着部15により溶着接合して第1図に示す
ような態様に支柱1の取付を完了するものであ
る。
第2図に示すように合成樹脂製の防水カバー10
を溶着部14で取付基板2に接合一体化してお
き、該取付基板2に支柱1を取付ねじ3によつて
取付けたのち、接着部12及び固定用ねじ6によ
つて取付基板2を防水シート4上に固定する。こ
の際、固定用ねじ6のねじ込みは、防水カバー1
0の袴部10aを上方に撓曲させることにより、
取付孔13を露出させることによつて行いうる。
次いで、防水カバー10の周縁の袴部10aを取
付基板2の周側面に沿わせて折り込み、その周縁
部下面を防水シート4上に溶剤型接着剤の塗布に
よる溶着部15により溶着接合して第1図に示す
ような態様に支柱1の取付を完了するものであ
る。
なお、合成樹脂製防水カバー10は、予め第1
図に示すような断面形状に成形されたものを用い
ても良い。かつこの場合、その材質として硬質の
合成樹脂からなるものを用いても良い。この場合
には、取付基板2を床面上に固定したのちに、該
基板に対して防水カバー10の溶着接合が行われ
ることはいうまでもない。
図に示すような断面形状に成形されたものを用い
ても良い。かつこの場合、その材質として硬質の
合成樹脂からなるものを用いても良い。この場合
には、取付基板2を床面上に固定したのちに、該
基板に対して防水カバー10の溶着接合が行われ
ることはいうまでもない。
この考案に係る支柱取付装置は、上述のような
構造を有するものであるから、シート防水施工面
上においての支柱1の固定は、その下端に一体に
固着された取付基板2を介して、固定用ねじ6に
より比較的簡易な作業で充分強固に行うことがで
きるのはもちろん、その取付部分の防水効果はこ
れを完璧なものとすることができる。即ち、外部
から雨水等が浸入するおそれのある部分は、合成
樹脂製防水カバー10の中央部の支柱貫通孔9の
周縁と支柱1との間、及び同防水カバー10の周
縁下面と防水シート4との間の2個所であるが、
前者からの雨水等は、取付基板2との相接面間に
おいて溶着部14によつて封水される一方、支柱
1の下端と取付基板2との間から更にねじ孔7を
経て防水シート4上に達しても、取付基板2と防
水シート4との間の溶着部12によつて封水され
て固定用ねじ6の貫通部分にまで到達することは
ない。また、後者から雨水は、いうまでもなく合
成樹脂製防水カバー10の袴部10aと防水シー
ト4との溶着部15によつて内部への浸入を阻止
される。従つて、漏水の原因となる床下地5内へ
の雨水等の浸入は完全に防止され、高い防水効果
を実現しうる。
構造を有するものであるから、シート防水施工面
上においての支柱1の固定は、その下端に一体に
固着された取付基板2を介して、固定用ねじ6に
より比較的簡易な作業で充分強固に行うことがで
きるのはもちろん、その取付部分の防水効果はこ
れを完璧なものとすることができる。即ち、外部
から雨水等が浸入するおそれのある部分は、合成
樹脂製防水カバー10の中央部の支柱貫通孔9の
周縁と支柱1との間、及び同防水カバー10の周
縁下面と防水シート4との間の2個所であるが、
前者からの雨水等は、取付基板2との相接面間に
おいて溶着部14によつて封水される一方、支柱
1の下端と取付基板2との間から更にねじ孔7を
経て防水シート4上に達しても、取付基板2と防
水シート4との間の溶着部12によつて封水され
て固定用ねじ6の貫通部分にまで到達することは
ない。また、後者から雨水は、いうまでもなく合
成樹脂製防水カバー10の袴部10aと防水シー
ト4との溶着部15によつて内部への浸入を阻止
される。従つて、漏水の原因となる床下地5内へ
の雨水等の浸入は完全に防止され、高い防水効果
を実現しうる。
しかも、上記封水作用を果す上記各溶着部1
2,14,15は、いずれも溶剤型接着剤等によ
る樹脂相接面間での溶着による手段で接合された
ものであるため、経時的に劣化するおそれがな
く、上記の防水機能を長期にわたつて確実に保持
し得て耐久性を向上しうる効果を有する。
2,14,15は、いずれも溶剤型接着剤等によ
る樹脂相接面間での溶着による手段で接合された
ものであるため、経時的に劣化するおそれがな
く、上記の防水機能を長期にわたつて確実に保持
し得て耐久性を向上しうる効果を有する。
第1図はこの考案の実施例を示す縦断面図、第
2図は取付基板に防水カバーを取付けた施工前の
状態を示す断面図、第3図は従来の一般的な支柱
取付装置を示す縦断面図である。 1……支柱、2……取付基板、2a……金属芯
板、2b,2c……樹脂被覆層、3……取付ね
じ、4……防水シート、5……床下地、6……固
定用ねじ、9……支柱貫通孔、10……防水カバ
ー、10a……袴部。
2図は取付基板に防水カバーを取付けた施工前の
状態を示す断面図、第3図は従来の一般的な支柱
取付装置を示す縦断面図である。 1……支柱、2……取付基板、2a……金属芯
板、2b,2c……樹脂被覆層、3……取付ね
じ、4……防水シート、5……床下地、6……固
定用ねじ、9……支柱貫通孔、10……防水カバ
ー、10a……袴部。
Claims (1)
- 支柱1の下端に、金属芯板2aの上下両面に樹
脂被覆層2b,2cを有する取付基板2が取付ね
じ3等をもつて一体に固着され、該取付基板2が
床面防水シート4を貫通して躯体の床下地5にね
じ込まれた固定用ねじ6により床面に固定される
と共に、少なくともこの固定用ねじ6の部位より
も内方の位置において前記取付基板2の下面側樹
脂被覆層2cが前記防水シート4上面に水密に溶
着接合され、また中央部に前記支柱1の貫通した
支柱貫通孔9を有する合成樹脂製防水カバー10
が前記取付基板2上に覆い被せられ、かつ該防水
カバー10の前記支柱貫通孔9の周辺部が支柱1
の周りにおいて前記取付基板2の上面側樹脂被覆
層2bに水密に溶着接合一体化される一方、同防
水カバー10の周縁に外方突出状に延設された袴
部10aが取付基板2の周側面を覆つてかつ周縁
部下面を前記防水シート4に溶着接合されてなる
シート防水施工面における支柱取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP551384U JPS60117940U (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | シ−ト防水施工面における支柱取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP551384U JPS60117940U (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | シ−ト防水施工面における支柱取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60117940U JPS60117940U (ja) | 1985-08-09 |
JPS6320741Y2 true JPS6320741Y2 (ja) | 1988-06-08 |
Family
ID=30482084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP551384U Granted JPS60117940U (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | シ−ト防水施工面における支柱取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60117940U (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002070252A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-08 | Tsutsunaka Sheet Bosui Kk | 防水層上の支柱立設構造 |
JP2010236177A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Sekisui House Ltd | シート防水床の構造物固定構造 |
US8557070B2 (en) | 2009-09-14 | 2013-10-15 | Joel A. Stanley | Method of mounting objects to polymeric membranes |
US7935202B2 (en) * | 2009-09-14 | 2011-05-03 | Stanley Joel A | System for mounting objects to polymeric membranes |
JP2011074581A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Gantan Beauty Ind Co Ltd | 持出部材の設置構造、その設置方法、及びそれを用いた外設部材の取付構造 |
-
1984
- 1984-01-18 JP JP551384U patent/JPS60117940U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60117940U (ja) | 1985-08-09 |
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