JPH0136332Y2 - - Google Patents
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- JPH0136332Y2 JPH0136332Y2 JP1983180652U JP18065283U JPH0136332Y2 JP H0136332 Y2 JPH0136332 Y2 JP H0136332Y2 JP 1983180652 U JP1983180652 U JP 1983180652U JP 18065283 U JP18065283 U JP 18065283U JP H0136332 Y2 JPH0136332 Y2 JP H0136332Y2
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- mounting member
- solvent
- rooftop
- waterproof sheet
- fixture
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- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 15
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 10
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案はテレビアンテナの支持線等を高層住
宅、ビルデイングその他の屋上に取付ける装置に
関する。
宅、ビルデイングその他の屋上に取付ける装置に
関する。
従来アンテナ支持線等の下端を屋上に取付ける
には、第5図に示すように、防水シート41を敷
いた屋上の立上り壁42の頂面に、第7図に示す
横断面略L字状の鋼板よりなる取付け部材43を
配し、その水平部43aの透孔44を通つた開脚
釘、フイツシヤープラグ等の固定具45が防水シ
ート41を貫通するようにして、取付け部材43
を立上り壁42に固定するとともに、同部材43
の垂直部43bの透孔46に支持線47の下端を
通して止着し、最後に固定具45の頭部を被うよ
うに頭部シーリング剤48を配するとともに、同
部材43の水平部43aの周端面と防水シート4
1の上面とのなす隅部に隅部シーリング剤49を
充填していた。また第6図の場合には、立上り壁
41の内側面の高さの中間部に横断面V字状の取
付け部材53を第5図の場合と同じ手段で固定し
た。
には、第5図に示すように、防水シート41を敷
いた屋上の立上り壁42の頂面に、第7図に示す
横断面略L字状の鋼板よりなる取付け部材43を
配し、その水平部43aの透孔44を通つた開脚
釘、フイツシヤープラグ等の固定具45が防水シ
ート41を貫通するようにして、取付け部材43
を立上り壁42に固定するとともに、同部材43
の垂直部43bの透孔46に支持線47の下端を
通して止着し、最後に固定具45の頭部を被うよ
うに頭部シーリング剤48を配するとともに、同
部材43の水平部43aの周端面と防水シート4
1の上面とのなす隅部に隅部シーリング剤49を
充填していた。また第6図の場合には、立上り壁
41の内側面の高さの中間部に横断面V字状の取
付け部材53を第5図の場合と同じ手段で固定し
た。
しかし、上記の防水処理の場合、シール性が完
全には確保できず、またシーリング剤の劣化のた
めにシール性の長期維持が困難であり、そのため
防水シートの釘貫通孔から漏水が生じることがあ
つた。
全には確保できず、またシーリング剤の劣化のた
めにシール性の長期維持が困難であり、そのため
防水シートの釘貫通孔から漏水が生じることがあ
つた。
この考案は、上記のような点に鑑みてなされた
もので、シール性が長期にわたつて完全に確保で
きるアンテナ支持線等の取付け装置を提供するこ
とを目的とする。
もので、シール性が長期にわたつて完全に確保で
きるアンテナ支持線等の取付け装置を提供するこ
とを目的とする。
この考案による取付け装置は、支持線等の一端
を屋上に取付ける取付け部材の少なくとも下面お
よび上面が溶剤溶解性の合成樹脂よりなり、該下
面が、屋上の所要部に固着せられた溶剤溶解性の
合成樹脂製の防水シートに接着され、取付け部材
が、防水シートを貫通する固定具で屋上に固定せ
られ、固定具の頭部を覆う溶剤溶解性の合成樹脂
製のシール部材が取付け部材の上記上面に接着さ
れているものである。
を屋上に取付ける取付け部材の少なくとも下面お
よび上面が溶剤溶解性の合成樹脂よりなり、該下
面が、屋上の所要部に固着せられた溶剤溶解性の
合成樹脂製の防水シートに接着され、取付け部材
が、防水シートを貫通する固定具で屋上に固定せ
られ、固定具の頭部を覆う溶剤溶解性の合成樹脂
製のシール部材が取付け部材の上記上面に接着さ
れているものである。
この明細書において、取付け部材の下面とは、
板状の取付け部材の両面のうち、屋上を被う防水
シートに接着される面をいい、取付け部材の上面
とはその逆の面をいう。
板状の取付け部材の両面のうち、屋上を被う防水
シートに接着される面をいい、取付け部材の上面
とはその逆の面をいう。
以下、この考案を図示の実施例により具体的に
説明する。
説明する。
第1図および第2図において、高層住宅やビル
デイングの屋上の周縁に設けられた立上り壁1に
は、その下端内側に下部シート接合片2が、また
上端外側に上部シート接合片3がそれぞれ固定具
4で固定されている。上下シート接合片3,2は
いずれも金属板の両面を塩化ビニル樹脂層で被覆
した塩ビ張り金属板よりなり、下部シート接合片
2は横断面L字状であり、上部シート接合片3は
横断面L字部3aとその垂直部下端に設けられた
間隔保持用の内側屈曲部3bとよりなる。固定具
4としては開脚釘、フイツシヤープラグ等が用い
られる。
デイングの屋上の周縁に設けられた立上り壁1に
は、その下端内側に下部シート接合片2が、また
上端外側に上部シート接合片3がそれぞれ固定具
4で固定されている。上下シート接合片3,2は
いずれも金属板の両面を塩化ビニル樹脂層で被覆
した塩ビ張り金属板よりなり、下部シート接合片
2は横断面L字状であり、上部シート接合片3は
横断面L字部3aとその垂直部下端に設けられた
間隔保持用の内側屈曲部3bとよりなる。固定具
4としては開脚釘、フイツシヤープラグ等が用い
られる。
屋上には全面にわたつて塩化ビニルシートのよ
うな合成樹脂製の防水シート5が敷かれ、これの
下面所要部が上下シート接合片3,2の各上面に
接着されている。接着は、たとえば塩化ビニル樹
脂の若干量をテトラヒドロフランのような溶剤に
溶かした溶剤型接着剤を用いて、合成樹脂製の防
水シート5と上下シート接合片3,2の各樹脂層
とを溶着一体化することにより行なう。こうして
防水シート5は立上り壁1に固着されている。
うな合成樹脂製の防水シート5が敷かれ、これの
下面所要部が上下シート接合片3,2の各上面に
接着されている。接着は、たとえば塩化ビニル樹
脂の若干量をテトラヒドロフランのような溶剤に
溶かした溶剤型接着剤を用いて、合成樹脂製の防
水シート5と上下シート接合片3,2の各樹脂層
とを溶着一体化することにより行なう。こうして
防水シート5は立上り壁1に固着されている。
立上り壁1の頂面において防水シート5の上面
には、アンテナ支持線の下端を取付ける取付け部
材6が配されている。これは第7図に示した従来
の取付け部材43と同じく横断面略L字状であつ
て、水平部6aに2つの水平部透孔7を有しかつ
垂直部6bに1つの垂直部透孔8を有する。また
同部材6は硬質塩化ビニル樹脂板か、または第2
図に示すように金属板9の両面を塩化ビニル樹脂
層10で被覆した塩ビ張り金属板よりなるもので
ある。塩ビ張り金属板の塩化ビニル樹脂としては
軟質および硬質のいずれのものでもよく、また金
属板としては亜鉛引き鋼板、ステンレス鋼板、ア
ルミニウム板等が用いられる。そしてこの構成の
取付け部材6は、やはり溶剤型接着剤を用いてそ
の下面を防水シート5の上面に溶着一体化するこ
とにより、防水シート5に固着されている。
には、アンテナ支持線の下端を取付ける取付け部
材6が配されている。これは第7図に示した従来
の取付け部材43と同じく横断面略L字状であつ
て、水平部6aに2つの水平部透孔7を有しかつ
垂直部6bに1つの垂直部透孔8を有する。また
同部材6は硬質塩化ビニル樹脂板か、または第2
図に示すように金属板9の両面を塩化ビニル樹脂
層10で被覆した塩ビ張り金属板よりなるもので
ある。塩ビ張り金属板の塩化ビニル樹脂としては
軟質および硬質のいずれのものでもよく、また金
属板としては亜鉛引き鋼板、ステンレス鋼板、ア
ルミニウム板等が用いられる。そしてこの構成の
取付け部材6は、やはり溶剤型接着剤を用いてそ
の下面を防水シート5の上面に溶着一体化するこ
とにより、防水シート5に固着されている。
さらに取付け部材9は固定具4により立上り壁
1に固定されている。固定具4としてはやはり開
脚釘、フイツシヤープラグ等が用いられている。
そして固定具4の脚部は取付け部材6の水平部透
孔7を経て防水シート5を貫通し、立上り壁1の
内部に埋め込まれている。また取付け部材6の水
平部6aの上面には、固定具4の頭部を覆い隠す
シール部材11が配されている。このシール部材
11は、軟質塩化ビニル樹脂をテトラヒドロフラ
ンのような溶剤に20〜40重量%溶かした混合物を
水平部6a上に配し、ついで溶剤を揮散させるこ
とによつて盛り上り状に形成したものである。こ
の場合上記溶剤は揮発前に取付け部材6の水平部
6aの塩化ビニル樹脂をも溶かすため、シール部
材11は同水平部6aに溶着一体化せられてい
る。第3図に示すシール部材12は、硬質ないし
軟質の塩化ビニル樹脂シートよりなるものであつ
て、たとえば塩化ビニル樹脂の若干量をテトラヒ
ドロフランのような溶剤に溶かした溶剤型接着剤
で取付け部材6の水平部6aに溶着一体化せられ
ている。
1に固定されている。固定具4としてはやはり開
脚釘、フイツシヤープラグ等が用いられている。
そして固定具4の脚部は取付け部材6の水平部透
孔7を経て防水シート5を貫通し、立上り壁1の
内部に埋め込まれている。また取付け部材6の水
平部6aの上面には、固定具4の頭部を覆い隠す
シール部材11が配されている。このシール部材
11は、軟質塩化ビニル樹脂をテトラヒドロフラ
ンのような溶剤に20〜40重量%溶かした混合物を
水平部6a上に配し、ついで溶剤を揮散させるこ
とによつて盛り上り状に形成したものである。こ
の場合上記溶剤は揮発前に取付け部材6の水平部
6aの塩化ビニル樹脂をも溶かすため、シール部
材11は同水平部6aに溶着一体化せられてい
る。第3図に示すシール部材12は、硬質ないし
軟質の塩化ビニル樹脂シートよりなるものであつ
て、たとえば塩化ビニル樹脂の若干量をテトラヒ
ドロフランのような溶剤に溶かした溶剤型接着剤
で取付け部材6の水平部6aに溶着一体化せられ
ている。
こうして立上り壁1に固着された取付け部材6
の垂直部透孔8にアンテナ支持線の下端が通され
止着されている。
の垂直部透孔8にアンテナ支持線の下端が通され
止着されている。
第4図はこの考案の第2の実施例を示すもので
あつて、この場合立上り壁1の内側面の高さの中
間部に、横断面V字状の取付け部材13が配され
ている。この取付け部材13も硬質塩化ビニル樹
脂板、または金属板の両面を塩化ビニル樹脂層で
被覆した塩ビ張り金属板で構成されている。そし
て取付け部材13の下面がやはり溶剤型接着剤に
より防水シート5に溶着一体化せられ、取付け部
材13が固定具4で立上り壁1に固定せられ、固
定具4の頭部を覆うシール部材11が取付け部材
13に接着されている。なお、第4図において第
1図の符号と同じ符号は第1図で説明した部材を
示す。
あつて、この場合立上り壁1の内側面の高さの中
間部に、横断面V字状の取付け部材13が配され
ている。この取付け部材13も硬質塩化ビニル樹
脂板、または金属板の両面を塩化ビニル樹脂層で
被覆した塩ビ張り金属板で構成されている。そし
て取付け部材13の下面がやはり溶剤型接着剤に
より防水シート5に溶着一体化せられ、取付け部
材13が固定具4で立上り壁1に固定せられ、固
定具4の頭部を覆うシール部材11が取付け部材
13に接着されている。なお、第4図において第
1図の符号と同じ符号は第1図で説明した部材を
示す。
以上のとおりで、この考案によるアンテナ支持
線などの取付け装置は、支持線等の一端を屋上に
取付ける取付け部材の、合成樹脂製の下面が、屋
上の所要部に固着せられた合成樹脂製の防水シー
トに接着され、取付け部材が、防水シートを貫通
する固定具で屋上に固定せられ、固定具の頭部を
覆うシール部材が取付け部材に接着されたもので
あるので、取付け部材を屋上の所要位置に堅固に
固定することができる上に、屋上におけるシール
性を長期にわたつて完全なものとすることができ
る。
線などの取付け装置は、支持線等の一端を屋上に
取付ける取付け部材の、合成樹脂製の下面が、屋
上の所要部に固着せられた合成樹脂製の防水シー
トに接着され、取付け部材が、防水シートを貫通
する固定具で屋上に固定せられ、固定具の頭部を
覆うシール部材が取付け部材に接着されたもので
あるので、取付け部材を屋上の所要位置に堅固に
固定することができる上に、屋上におけるシール
性を長期にわたつて完全なものとすることができ
る。
さらに、支持線等取付け用の取付け部材の少な
くとも上面および下面、防水シート、およびシー
ル部材は、いずれも溶剤溶解性の合成樹脂で構成
しているので、これら部材の接着に当り溶剤型接
着剤を用いて各樹脂層を境界面がなくなるように
溶着一体化させることができる。そのため、非溶
剤型接着剤を用いた場合に比べて各部材間の接着
を著しく強固なものとすることができる。
くとも上面および下面、防水シート、およびシー
ル部材は、いずれも溶剤溶解性の合成樹脂で構成
しているので、これら部材の接着に当り溶剤型接
着剤を用いて各樹脂層を境界面がなくなるように
溶着一体化させることができる。そのため、非溶
剤型接着剤を用いた場合に比べて各部材間の接着
を著しく強固なものとすることができる。
第1図および第4図はこの考案の実施例を示す
屋上の立上り壁の垂直断面図、第2図は第1図中
の要部拡大図、第3図は変形例を示す第2図相当
の断面図、第5図および第6図は従来例を示す屋
上の立上り壁の垂直断面図、第7図は従来の取付
け部材の斜視図である。 1……立上り壁、2……下部シート接合片、3
……上部シート接合片、4……固定具、5……防
水シート、6,13……取付け部材、11,12
……シール部材。
屋上の立上り壁の垂直断面図、第2図は第1図中
の要部拡大図、第3図は変形例を示す第2図相当
の断面図、第5図および第6図は従来例を示す屋
上の立上り壁の垂直断面図、第7図は従来の取付
け部材の斜視図である。 1……立上り壁、2……下部シート接合片、3
……上部シート接合片、4……固定具、5……防
水シート、6,13……取付け部材、11,12
……シール部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 支持線等の一端を屋上に取付ける取付け部材
の少なくとも下面および上面が溶剤溶解性の合
成樹脂よりなり、該下面が、屋上の所要部に固
着せられた溶剤溶解性の合成樹脂製の防水シー
トに接着され、取付け部材が、防水シートを貫
通する固定具で屋上に固定せられ、固定具の頭
部を覆う溶剤溶解性の合成樹脂製のシール部材
が取付け部材の上記上面に接着されている、ア
ンテナ支持線等の取付け装置。 (2) 取付け部材が硬質塩化ビニル樹脂板よりな
る、実用新案登録請求の範囲第1項記載の取付
け装置。 (3) 取付け部材が金属板の両面を塩化ビニル樹脂
層で被覆した塩ビ張り金属板よりなる、実用新
案登録請求の範囲第1項記載の取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18065283U JPS6088607U (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | アンテナ支持線等の取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18065283U JPS6088607U (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | アンテナ支持線等の取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6088607U JPS6088607U (ja) | 1985-06-18 |
JPH0136332Y2 true JPH0136332Y2 (ja) | 1989-11-06 |
Family
ID=30391649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18065283U Granted JPS6088607U (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | アンテナ支持線等の取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6088607U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720738U (ja) * | 1980-07-10 | 1982-02-03 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52146945U (ja) * | 1976-04-30 | 1977-11-08 | ||
JPS57198219U (ja) * | 1981-06-13 | 1982-12-16 |
-
1983
- 1983-11-22 JP JP18065283U patent/JPS6088607U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720738U (ja) * | 1980-07-10 | 1982-02-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6088607U (ja) | 1985-06-18 |
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