JPS5810807Y2 - シ−ト防水用役物金具 - Google Patents

シ−ト防水用役物金具

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Publication number
JPS5810807Y2
JPS5810807Y2 JP1979128198U JP12819879U JPS5810807Y2 JP S5810807 Y2 JPS5810807 Y2 JP S5810807Y2 JP 1979128198 U JP1979128198 U JP 1979128198U JP 12819879 U JP12819879 U JP 12819879U JP S5810807 Y2 JPS5810807 Y2 JP S5810807Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
metal fitting
waterproof sheet
metal fittings
waterproofing
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979128198U
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English (en)
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JPS5647035U (ja
Inventor
武 佐藤
昭三 小林
恵仁 須賀
Original Assignee
ロンシール工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5810807Y2 publication Critical patent/JPS5810807Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はシート防水工法において用いられる役物金具に
関するものである。
シート防水工法はコンクリート建造物の屋上防水工法の
1つとして開発されたもので、従来のアスファルト防水
工法や、ゴムシートを用いた埋込み防水工法には見られ
ない種々の利点を有する。
特に2〜3mmという厚手の塩化ビニル樹脂シートを用
いた露出シート防水工法の場合は■防水シートが弾性と
強度を有するので防水後の屋外が歩行用の床面を形成す
るので、集会場、運動場としての機能を有する。
■防水層が露出しているので漏水欠陥個所が目視で発見
できる。
■シートを貼り込むだけで、押えモルタルや均しモルタ
ルが不要なので、軽量化が図れる二■着色が自在に出来
るのでカラフルな屋根が得られる等の特徴を有する。
しかしながらこの様なシート防水工法に用いられる役物
金具についての研究が遅れており上記の特徴が必ずしも
発揮されない面もあった。
ここで言う役物金具とは屋上におけるルーフドレイン、
コーナードレン、手摺の止め具等何らかの機能、作用を
有する取付金具がシート防水の場合は次の様な機能、作
用が要求される。
即ち(1)防水シートと緊密に連結できる。
(2)防水シートとの連結後の水蜜性が保持できる。
(3)防水シートの厚さが変っても上記(1)〜(2)
の機能が得られる。
(4)防水シートの収縮を抑制し、仮に収縮が生じても
水蜜性が保持できる。
(5) (1)〜(4)の操作が簡単に行える。
等である。
この様な役物金具はシート防水工法によるプールの設営
も応用出来る。
即ちプール底部の水抜きドレン、水面維持のオーバーフ
ロー用ドレン、梯子固定用のハンドル固定具、コースロ
ープ固定具等は夫々上記(1)〜(5)の機能、作用が
要求される。
本考案はこの様な機能、作用を有するシート防水用役物
金具を提供せんとするもので、その実施の数例を図面に
ついて説明すると、役物金具の本体1と、これと嵌合し
合うシート押え金具2とによって防水シー)Aを平行か
つ緊縮状に挾み込んで水蜜性を得る構造で金具本体1の
シート挾み込み面1′にシーリング材5を充填せしめる
凹溝3を周回状に設け、金具本体1とシート押え金具2
との間隔が防水シー)Aの厚さに応じて、取付ボルト4
によって任意に調節可能にしたシート防水用役物金具で
あり第1図は屋上防水のルーフドレン又はプールの水抜
きドレン、第2図はハンドルや支柱の固定具(ラダーハ
ンドルサポート)、第3図はコースロープ固定具(フッ
ク用金具)、第4図はコーナードレン、第5図はオーバ
ーフロー用ドレンの例で、金具本体1はアンカーボルト
7によりコンクリート躯体に埋設固定され、その金具の
周辺部面はコンクリート打設面と一致するようにしであ
る。
金具本体1のシート挾み込み部面1′にはシーリング材
5の充填用凹溝3を周辺よりやや内側の部分に周回状に
設け、この凹溝3中にシーリング材5をコーキングガン
等で充填する。
凹溝3が角溝の場合には角形のシーリングテープを押込
んでも良いが充填状態は凹溝3を充満し、なお且つその
上面に盛り上る状態に充填する。
この様にした後、防水シー)Aを該凹溝3の先まで被覆
し、手などでしっかりと押えつける。
次いで金具本体1に対してこれを嵌合し合うシート押え
金具2をとりつけ防水シーt−Aを挾み込む。
シート押え金具2は金具本体1との関係において防水シ
ートの挾み込み面が、金具本体の挾み込み面と平行にな
っており、取付ボルト4によって防水シー)Aを圧縮的
に接着する。
即ち第1図におけるボルト4は本体1に開けられている
ボルト穴のネジ込み又は埋込みにより起立保持されるが
押え金具2の穴6はボルト4よりも大きな穴で、ボルト
4にセットされた固定用ナツト4′を締めつけることに
より押え金具2は本体1に対し緊縮され防水シー)Aを
圧縮的に接着する。
従来、防水シートは躯体コンクリートに対しては接着剤
により接着されていたが、これら役物金具とは単なる接
着のみか、図面に示すBの位置にのみシーリング材Bを
充填していたにすぎないのでシートのズレや挾み込み部
からの水の逆流があった場合、防水シートと躯体コンク
リートとの接着層に水が浸入し、接着効果の減殺や、更
には接着効果の消失の原因となっていた。
本考案では前記の様な構成よりなるをもって防水シート
の圧縮的接着により充填用凹溝中に充填されたシーリン
グ材が防水シートと金具本体との挾み込み面の広い面に
互って押し拡げられるので、シートのズレや水の逆流の
全くない水密性の優れた防水効果を用いることが出来る
のである。
この様な機能を有する金具を用いたので、防水シートの
厚さが変っても、取付ナツトの締め付は具合いで任意に
調節することが出来る。
また頭つき取付はボルトの場合においても、これを押し
込むことにより押え金具も一緒に金具本体に対して緊縮
されるので、上記と同様、シートの厚さの変化に対して
も任意に調節することが出来るものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の役物金具の夫々の実施例で第1図はルー
フドレンの場合、第2図はハンドル固定具の場合、第3
図はコースロープ固定具の場合、第4図はコーナードレ
ンの場合、第5図はオーバーフロードレンの場合を示す
夫々断面図であり、図中1は本体、2は押え金具、3は
凹溝、4は取付ボルト、5はシーリング材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金具本体と、押え金具とで防水シートを平行かつ緊縮状
    に挾み込んで水蜜性を得る構造とし、該本体のシート挾
    み込み面に充填用凹溝を周回状に設け、該凹溝にシーリ
    ング材を充填し、本体と押え金具との間隔を防水シート
    の厚さに応じて取付ボルトによって調節可能としたシー
    ト防水用役物金具。
JP1979128198U 1979-09-14 1979-09-14 シ−ト防水用役物金具 Expired JPS5810807Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979128198U JPS5810807Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 シ−ト防水用役物金具

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Publication Number Publication Date
JPS5647035U JPS5647035U (ja) 1981-04-27
JPS5810807Y2 true JPS5810807Y2 (ja) 1983-02-28

Family

ID=29360034

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JP1979128198U Expired JPS5810807Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 シ−ト防水用役物金具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63151753A (ja) * 1986-12-15 1988-06-24 日本金属株式会社 屋根材とル−フドレンとの接続装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5287050U (ja) * 1975-12-24 1977-06-29

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JPS5647035U (ja) 1981-04-27

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