JPH0648027Y2 - 手摺り基部の防水構造 - Google Patents
手摺り基部の防水構造Info
- Publication number
- JPH0648027Y2 JPH0648027Y2 JP4632287U JP4632287U JPH0648027Y2 JP H0648027 Y2 JPH0648027 Y2 JP H0648027Y2 JP 4632287 U JP4632287 U JP 4632287U JP 4632287 U JP4632287 U JP 4632287U JP H0648027 Y2 JPH0648027 Y2 JP H0648027Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- sheet
- handrail
- cylindrical
- handrail base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
本考案は、テラスなど手摺りの手摺り柱を支持させるた
めの手摺り土台の下端部を防水するための構造に関す
る。
めの手摺り土台の下端部を防水するための構造に関す
る。
従来にあっては、第３図に示すように手摺り土台２は角
柱状をしており、このため防水シート８も手摺り土台２
の２面を覆うＬ形シート９の下端から鍔状シート４を延
出したものとなっており、この防水シート８を２枚合わ
せて手摺り土台２下部を覆い、２枚のＬ形シート９の合
わせ目にコーキング７を施すと共にＬ形シート９の上端
と手摺り土台２との間にもコーキング７を施し、更に鍔
状シート４の外周を基盤５に溶着していた。このため、
直角に突き合わせられる２枚のＬ形シート９の側縁間の
コーキング処理が不完全となり易かった。
柱状をしており、このため防水シート８も手摺り土台２
の２面を覆うＬ形シート９の下端から鍔状シート４を延
出したものとなっており、この防水シート８を２枚合わ
せて手摺り土台２下部を覆い、２枚のＬ形シート９の合
わせ目にコーキング７を施すと共にＬ形シート９の上端
と手摺り土台２との間にもコーキング７を施し、更に鍔
状シート４の外周を基盤５に溶着していた。このため、
直角に突き合わせられる２枚のＬ形シート９の側縁間の
コーキング処理が不完全となり易かった。
本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは手摺り土台の下端部の
防水を完全にすることにある。
であり、その目的とするところは手摺り土台の下端部の
防水を完全にすることにある。
本考案手摺り基部の防水構造は、手摺り柱１の下端を支
持するための円柱状をした手摺り土台２を基盤５の上に
立て、下端外周に鍔状シート４を周設された円筒状の円
筒シート３により前記手摺り土台２の少なくとも下部を
覆い、円筒シート３の上部をバンド６により結束すると
共に円筒シート３の上端と手摺り土台２との間にコーキ
ング７を施し、鍔状シート４の外周縁を基盤５に溶着し
て成ることを特徴とするものである。しかして、手摺り
土台２を円柱状とすると共に円筒シート３を円筒状とし
たので、１本の円筒シート３を手摺り土台２の下部に挿
通させて覆うことができ、従来例のように継ぎ目のコー
キング部分から水が浸入する恐れがないものである。更
に、円筒シート３の上端をコーキング７するだけでな
く、円筒シート３の上部をバンド６で結束してあるの
で、円筒シート３の上端からも水が浸入しにくいもので
ある。 以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述する。鋼製の
手摺り土台２は第１図に示すように円筒状に形成されて
おり、手摺り土台２の下面は第２図に示すようにテラス
10の金属製のデッキプレート11（基盤５）の上面に熔接
により固定されている。防水シート８は、円筒状をした
合成樹脂製の円筒シート３の下端外周に環状をした合成
樹脂製の鍔状シート４を一体に成形したものである。し
かして、手摺り土台２をデッキプレート11に熔接した
後、手摺り土台２の外周に鍔状シート４を下にして円筒
シート３を通して円筒シート３により手摺り土台２の下
部を覆う。同時に、鍔状シート４により手摺り土台２の
下端外周とその周囲のデッキプレート11を覆う。円筒シ
ート３の上部はバンド６によりしっかりと手摺り土台２
に結束され、更に上端にはコーキング剤によりコーキン
グ７を施され、これにより円筒シート３の上端から水が
浸入するのを２重に防止してある。また、鍔状シート４
の外周は加熱や有機溶剤系の接着剤などによりデッキプ
レート11に溶着されており、鍔状シート４の外周から水
が浸入するのを防止されている。従って、手摺り土台２
の下面に水が浸入し、発錆させたり、腐敗させたりする
のを防止できるのである。この後、デッキプレート11の
上にはコンクリート12を打ってテラス10の床が形成さ
れ、この時手摺り土台２はコンクリート12内に埋設され
るが、手摺り土台２の上面はコンクリート12の表面より
も突出している。コンクリート12の養生が完了したら、
手摺り土台２の上面にはテラス10の周囲を囲む手摺りの
手摺り柱１の下端が熔接され、手摺り柱１が垂直に支持
されるのである。更に、手摺り柱１の下部と手摺り土台
２の上部とはコンクリートブロック13内に埋設される。
持するための円柱状をした手摺り土台２を基盤５の上に
立て、下端外周に鍔状シート４を周設された円筒状の円
筒シート３により前記手摺り土台２の少なくとも下部を
覆い、円筒シート３の上部をバンド６により結束すると
共に円筒シート３の上端と手摺り土台２との間にコーキ
ング７を施し、鍔状シート４の外周縁を基盤５に溶着し
て成ることを特徴とするものである。しかして、手摺り
土台２を円柱状とすると共に円筒シート３を円筒状とし
たので、１本の円筒シート３を手摺り土台２の下部に挿
通させて覆うことができ、従来例のように継ぎ目のコー
キング部分から水が浸入する恐れがないものである。更
に、円筒シート３の上端をコーキング７するだけでな
く、円筒シート３の上部をバンド６で結束してあるの
で、円筒シート３の上端からも水が浸入しにくいもので
ある。 以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述する。鋼製の
手摺り土台２は第１図に示すように円筒状に形成されて
おり、手摺り土台２の下面は第２図に示すようにテラス
10の金属製のデッキプレート11（基盤５）の上面に熔接
により固定されている。防水シート８は、円筒状をした
合成樹脂製の円筒シート３の下端外周に環状をした合成
樹脂製の鍔状シート４を一体に成形したものである。し
かして、手摺り土台２をデッキプレート11に熔接した
後、手摺り土台２の外周に鍔状シート４を下にして円筒
シート３を通して円筒シート３により手摺り土台２の下
部を覆う。同時に、鍔状シート４により手摺り土台２の
下端外周とその周囲のデッキプレート11を覆う。円筒シ
ート３の上部はバンド６によりしっかりと手摺り土台２
に結束され、更に上端にはコーキング剤によりコーキン
グ７を施され、これにより円筒シート３の上端から水が
浸入するのを２重に防止してある。また、鍔状シート４
の外周は加熱や有機溶剤系の接着剤などによりデッキプ
レート11に溶着されており、鍔状シート４の外周から水
が浸入するのを防止されている。従って、手摺り土台２
の下面に水が浸入し、発錆させたり、腐敗させたりする
のを防止できるのである。この後、デッキプレート11の
上にはコンクリート12を打ってテラス10の床が形成さ
れ、この時手摺り土台２はコンクリート12内に埋設され
るが、手摺り土台２の上面はコンクリート12の表面より
も突出している。コンクリート12の養生が完了したら、
手摺り土台２の上面にはテラス10の周囲を囲む手摺りの
手摺り柱１の下端が熔接され、手摺り柱１が垂直に支持
されるのである。更に、手摺り柱１の下部と手摺り土台
２の上部とはコンクリートブロック13内に埋設される。
本考案は叙述のごとく構成されているから、手摺り土台
を円柱状とすると共に円筒シートを円筒状としたので、
１本の円筒シートを手摺り土台の下部に挿通させて覆う
ことができ、従来例のように継ぎ目のコーキング部分か
ら水が浸入する恐れがないものである。更に、円筒シー
トの上端をコーキングするだけでなく、円筒シートの上
部をバンドで結束してあるので、円筒シートの上端から
も水が浸入しにくいものである。
を円柱状とすると共に円筒シートを円筒状としたので、
１本の円筒シートを手摺り土台の下部に挿通させて覆う
ことができ、従来例のように継ぎ目のコーキング部分か
ら水が浸入する恐れがないものである。更に、円筒シー
トの上端をコーキングするだけでなく、円筒シートの上
部をバンドで結束してあるので、円筒シートの上端から
も水が浸入しにくいものである。
第１図は本考案の一実施例を示す斜視図、第２図は同上
の施工状態を示す断面図、第３図は従来例の斜視図であ
る。 １…手摺り柱、２…手摺り土台、３…円筒シート、４…
鍔状シート、５…基盤、６…バンド、７…コーキング。
の施工状態を示す断面図、第３図は従来例の斜視図であ
る。 １…手摺り柱、２…手摺り土台、３…円筒シート、４…
鍔状シート、５…基盤、６…バンド、７…コーキング。
Claims (1)
- 【請求項１】手摺り柱の下端を支持するための円柱状を
した手摺り土台を基盤の上に立て、下端外周に鍔状シー
トを周設された円筒状の円筒シートにより前記手摺り土
台の少なくとも下部を覆い、円筒シートの上部をバンド
により結束すると共に円筒シートの上端と手摺り土台と
の間にコーキングを施し、鍔状シートの外周縁を基盤に
溶着して成る手摺り基部の防水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4632287U JPH0648027Y2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 手摺り基部の防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4632287U JPH0648027Y2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 手摺り基部の防水構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63152831U JPS63152831U (ja) | 1988-10-06 |
| JPH0648027Y2 true JPH0648027Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=30865880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4632287U Expired - Lifetime JPH0648027Y2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 手摺り基部の防水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648027Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-27 JP JP4632287U patent/JPH0648027Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63152831U (ja) | 1988-10-06 |
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