JPH0527607Y2 - - Google Patents

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JPH0527607Y2
JPH0527607Y2 JP1985107224U JP10722485U JPH0527607Y2 JP H0527607 Y2 JPH0527607 Y2 JP H0527607Y2 JP 1985107224 U JP1985107224 U JP 1985107224U JP 10722485 U JP10722485 U JP 10722485U JP H0527607 Y2 JPH0527607 Y2 JP H0527607Y2
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surface material
decorative member
upper decorative
gap
core material
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JP1985107224U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、玄関ポーチ等で使用する玄関ポー
チ柱に関するものである。
〔背景技術〕
第6図に従来例を示す。図において、70は上
端を軒天井74に固定して玄関ポーチに立設した
化粧柱の芯材である。芯材70の周囲には、芯材
70の上端部を余して表面材72が外嵌してあ
る。76は、芯材70の上端部の周囲を覆つて設
けた上部飾り部材である。上部飾り部材76は上
端を軒天井74に接し、下端を表面材72の上端
面にねじ78で固定して設けられている。
しかし、このように構成された玄関ポーチ柱に
よると、上部飾り部材76が直接表面材72に固
定されているため、表面材72が熱によつて伸縮
した際に上部飾り部材76がその影響を受けて変
形するという問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、表面材が熱によつて伸縮し
ても柱の上部飾り部材が変形しない玄関ポーチ柱
を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の玄関ポーチ柱は、芯材の周囲に隙間
を介して表面材を外嵌し、表面材の上端部におい
て芯材と表面材との間にピース材を介在させ、表
面材の上端面との間に隙間を介してピース材に固
定した上部飾り部材で芯材の上端部の周囲を覆つ
たもので、表面材の上端部の周囲を覆う垂下部を
上部飾り部材に形成したものである。
この考案の構成によれば、つぎの作用がある。
すなわち、上部飾り部材は、表面材の上端面との
間に隙間を介した状態で、芯材と表面材との間に
介在したピース材に固定して設けられている。し
たがつて、表面材が熱によつて伸縮しても上部飾
り部材は影響を受けず、かつ表面材12が伸長し
ても隙間Aによつて上部飾り部材16に当るのを
防止でき、上部飾り部材の変形を防ぐことができ
る。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第5図に基
づいて説明する。すなわち、この実施例の玄関ポ
ーチ柱は第1図に示すように、芯材10と、この
芯材10の周囲に隙間18を介して外嵌した表面
材12と、この表面材12の上端部において前記
芯材10と前記表面材12との間に介在させたピ
ース材14と、前記芯材10の上端部10′の周
囲を覆いかつ前記表面材12の上端面13との間
に隙間Aを介して前記ピース材14に固定した上
部飾り部材16と、上部飾り部材16に形成され
表面材の上端部の周囲を覆う垂下部17とを備え
たものである。
芯材10は鋼製の角管であり、上端の金属製の
端板20の上面には接続金板22が立設されてい
る。接続金板22は、屋根下地パネルの溝形鋼製
の枠体24にボルト26とナツト28で固定され
ている。また、30は軒天井であり、軒天井30
の下面に上部飾り部材16の上縁部が接してい
る。さらに、32は上部飾り部材16の下縁部を
ピース材14に固定するねじである。なお、ピー
ス材14は表面材12の上端より若干上方に突出
して介在されており、上部飾り部材16と表面材
12の上端面13の間に隙間Aが形成されるが、
この離間を隠すようにして上部飾り部材16に垂
下部17が一体に形成されている。
第2図は、玄関ポーチ柱の全体を示した図であ
る。玄関ポーチ柱の中部と下部において、芯材1
0と表面材12との間に介装した木ピース34,
36に表面材12が釘38,40で固定されてい
る。さらに、木ピース34,36と芯材10との
間には芯材10に釘42,44で固定した木ピー
ス46,48が介装されている。また、接続金板
22にはボルト挿通孔23が設けられている。な
お、第4図は玄関ポーチ柱の中部の拡大図であ
る。
第3図は、第2図の−断面図である。図に
示すように、表面材12は4個の表面材構成部材
12a,12b,12c,12dで筒状に形成さ
れている。各表面材構成部材12a,12b,1
2c,12dは隣接する突出端を重ねて釘38で
同時に木ピース34に固定されている。
第5図は、玄関ポーチ柱の下部の拡大図であ
る。芯材10の下端部10″は表面材12の下端
より下方へ突出しており、芯材10下端の金属製
の端板50の内面にナツト52が溶接されてい
る。そして、端板50の下方からナツト52にボ
ルト54を螺合し、かつボルト54の下端には台
座56を溶接しておく。玄関ポーチ柱の立設に際
しては、ボルト54を回転して玄関ポーチ柱の高
さ調整を行なう。なお、柱は打設したコンクリー
トの土台上に台座56を載せて、脚部をモルタル
で覆つて立設する。
このように構成された玄関ポーチ柱によると、
上部飾り部材16はピース材14にねじ32で固
定して設けられている。また、ピース材14は芯
材10と表面材12との間に介在されているだけ
であり、上部飾り部材16は表面材12に対して
移動自在となつている。しかも、ピース材14は
表面材12の上端より上方に突出して介在されて
いるため、上部飾り部材16と表面材12の上端
面13との間に隙間Aが形成されている。したが
つて、表面材12が熱によつて伸縮しても上部飾
り部材16は影響を受けず、かつ表面材12が伸
長しても隙間Aによつて上部飾り部材16の当た
るのを防止でき、上部飾り部材16の変形を防ぐ
ことができる。また、隙間Aは垂下部17によつ
て隠れ外部から見えないので、上部飾り部材16
と表面材12が一体物であるかのような見栄えの
良い外観が得られる。しかも、隙間Aから雨水等
が内部へ侵入しない。
また、表面材12は4個の表面材構成部材12
a,12b,12c,12dから形成されてお
り、各々釘38で木ピース34に固定するように
なつている。したがつて、従来のように表面材の
端部を突合せて接着剤で接着してコーキング材を
充填する固定に比べて固定強度を強固にして、か
つ美しく固定することができる。しかも、隣接す
る表面材構成部材12a,12b,12c,12
dの突出部を重ねて釘38で同時に固定するので
固定作業に手間がかからない。
なお、表面材12は表面材構成部材に分割され
ておらず、1個の筒体で形成されていてもよい。
〔考案の効果〕
この考案の玄関ポーチ柱によれば、上部飾り部
材が芯材と表面材の間に介在させたピース材に固
定されており、かつ表面材の上端面との間に隙間
を形成してあるので、表面材が熱で伸縮しても上
部飾り部材は影響を受けず、上部飾り部材の変形
を防止することができるという効果がある。ま
た、表面材の上端部の周囲を覆う垂下部を上部飾
り部材に形成したため、隙間が外部から見えず上
部飾り部材と表面材が一体物であるかのような見
栄えの良い外観が得られる。しかも、表面材の上
端面と上部飾り部材との間の隙間から雨水等が内
部へ侵入しない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の部分断面図、第
2図はその一部破断断面図、第3図は第2図の
−断面図、第4図は第2図の部分拡大断面図、
第5図は第2図の部分拡大図、第6図は従来例の
部分断面図である。 10……芯材、12……表面材、14……ピー
ス材、16……上部飾り部材、A……隙間、17
……垂下部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 芯材と、この芯材の周囲に隙間を介して外嵌し
    た表面材と、この表面材の上端部において前記芯
    材と前記表面材との間に介在させたピース材と、
    前記芯材の上端部の周囲を覆いかつ前記表面材の
    上端面との間に隙間を介して前記ピース材に固定
    した上部飾り部材と、この上部飾り部材に形成さ
    れ前記表面材の上端部の周囲を覆う垂下部とを備
    えた玄関ポーチ柱。
JP1985107224U 1985-07-12 1985-07-12 Expired - Lifetime JPH0527607Y2 (ja)

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JP1985107224U JPH0527607Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

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JP1985107224U JPH0527607Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

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Publication Number Publication Date
JPS6216616U JPS6216616U (ja) 1987-01-31
JPH0527607Y2 true JPH0527607Y2 (ja) 1993-07-14

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ID=30983306

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010007250A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Takenaka Komuten Co Ltd 柱及び建物

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JP2820591B2 (ja) * 1993-06-30 1998-11-05 フクビ化学工業株式会社 化粧柱

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JPS5539518A (en) * 1978-09-09 1980-03-19 Rokude Sangyo Kk Ornamental metal pilllar employing cylindrical steel core

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JPS54183299U (ja) * 1978-06-15 1979-12-26

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JPS6216616U (ja) 1987-01-31

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