JP2010007250A - 柱及び建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】断面積を小さくしても座屈が生じにくく、かつ、任意に水平剛性を設定できる柱及び建物を提供する。
【解決手段】柱10は、鉛直荷重を支持する芯材12を有し、芯材12はアングル材26と十字状に形成された十字部材28で構成されている。芯材12の周囲は、鞘管14で囲まれ、鞘管14はボックス状の断面形状とされ、芯材12を緊切して囲んでいる。芯材12と鞘管14は接合されていない。鞘管14は、芯材12の水平方向の変形を抑制する強度を備え、芯材12より短い寸法とされている。芯材12と鞘管14の上部にはソケット16が設けられ、ソケット16は、筒部16Aと筒部16Aの一端を閉じる蓋部16Bを備えている。筒部16Aは、芯材12及び鞘管14の上部を囲み、蓋部16Bは、芯材12の上面に支持され、鞘管14の上面と蓋部16Bの間には、隙間Sが開けられている。筒部16Aの外面には梁18が接合されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、座屈耐力と独立して、水平剛性若しくは変形性能の設定が可能な柱及び建物に関する。
柱は、支持する梁や上部の柱から加えられる、鉛直荷重、地震時の水平荷重、及び曲げモーメントに耐える座屈耐力、水平剛性、及び曲げ耐力を備えていることが求められている。
この結果、柱の外形寸法は大きなものとなり、建物の内部に形成された空間を平面視した場合、空間面積に占める柱の断面積の割合は少なくない。柱の断面積が大きいことによる問題点としては、建物内の有効に活用できる空間が減少する、空間のレイアウトが制限される、視界が遮られ開放感が減少する、階高の高い居室が造りにくい等が挙げられる。
また、柱の水平剛性が大きいと、建物の固有周期を長周期として、地震時の応答速度を低減することができない。
かかる背景から、必要な座屈耐力を備えると共に、水平剛性を任意に設定できる柱が求められている。
ここで、柱の座屈を生じにくくする方法としては、柱の周囲を鋼管で囲み、柱と鋼管の二重構造とする構成が提案されている(特許文献1)。
特許文献1は、火災時に、熱で柱の座屈耐力が低下するのを遅くさせるために、柱の周囲を鋼管で囲み、柱の周囲に空間を設けて熱から遮断したものである。
即ち、図9に示すように、柱(内側鋼部材2)の周囲を外側鋼部材1で囲み、内側鋼部材2に耐火被覆を施す替わりに内側鋼部材2と外側鋼部材1との間に中空部3を形成している。このとき、外側鋼部材1の上下端部は、仕口部のダイアフラム4で内側鋼部材2に連結され、ダイアフラム4に加わる鉛直荷重を内側鋼部材2と分担している。
このような構成とすることで、ダイアフラム4に加わる鉛直荷重は、内側鋼部材2と外側鋼部材1のそれぞれに加わり、柱の座屈耐力が増す。
しかし、特許文献1の構成では、外側鋼部材1の追加により柱の断面積は大きくなってしまう。また、座屈耐力を維持するために、柱の水平剛性は一定値以上が要求されるため、水平剛性を任意に設定することはできない。
特開平5−302399号公報
本発明は、上記事実に鑑み、断面積を小さくしても座屈が生じにくく、かつ、任意に水平剛性を設定できる柱及び建物を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る柱は、芯材と、前記芯材より長さを短くされ、前記芯材を囲む鞘管と、筒部と前記筒部の一端を閉じる蓋部を備え、前記蓋部が前記芯材の上面に該心材へ荷重を伝達可能に支持されて、前記筒部で前記芯材及び前記鞘管の上部を囲み、前記筒部の外面に梁が接合されるソケットと、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、鞘管は芯材より短いため、鉛直荷重は鞘管には作用せず、すべて芯材に作用する。
芯材が鉛直荷重により圧縮され、曲げ変形が生じようとしたとき、芯材の外面が周囲を囲む鞘管の内面に当り、芯材のそれ以上の変形が鞘管で拘束される。この結果、芯材が鉛直荷重で座屈することはなく、加えられた鉛直荷重は下方に伝達される。
鉛直荷重が作用した状態で、地震等によって建物に水平荷重が作用した場合、ソケットを介して鞘管の外面が水平荷重を受け、芯材には作用しない。
これにより、芯材が水平剛性を備えていなくても、芯材が水平荷重で座屈することはない。
また、梁に曲げモーメントが生じた場合には、ソケットの筒部を介して鞘管の上部に曲げ力が加わる。鞘管は、予め定められた曲げ耐力を備えており、また、軸力が作用していないので、大きな変形性能を発揮する。
このように、芯材が鉛直荷重(軸力)を負担し、鞘管が水平荷重と曲げモーメントを負担する構成とすることで、芯材の座屈耐力とは独立して、鞘管の水平剛性若しくは変形性能の設定が可能となる。
また、芯材は、水平荷重と曲げモーメントを負担せず、鞘管は軸力を負担しないため、柱(芯材+鞘管)の外形寸法を小さくでき、柱内の利用空間が大きくなる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の柱において、前記蓋部の下面と前記鞘管の上面に隙間を設けたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、鞘管の上面と蓋部の下面との間に隙間が開けられている。これにより、軸力が鞘管に伝達されないように、鞘管の下部をゴム等で、軸力を逃がすように支持する必要がない。
請求項3の発明は、請求項2に記載の柱において、前記鞘管の下端部を、前記鞘管を支持するスラブ、梁、又は前記ソケットの蓋部に接合したことを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、鞘管の下端部がスラブ、梁、又は前記ソケットの蓋部に接合されている。これにより、鞘管の上部が水平荷重や曲げモーメントを受けたとき、鞘管の下端部が接合されているため、水平荷重や曲げモーメントに対して抵抗できる。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の柱において、前記鞘管は、複数の前記鞘管構成部材で前記芯材を側面から囲み、前記鞘管構成部材同士を接合した接合鞘管であることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、接合鞘管は、複数の前記鞘管構成部材で芯材を側面から囲み、前記鞘管構成部材同士を接合している。これにより、長い芯材でも、容易に鞘管で囲むことができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の柱において、前記ソケットの外面に、前記梁と接続される接合継手を取付けたことを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、梁と接続される接合継手が、ソケットの外面に取付けられている。
これにより、梁とソケットの接合において、梁と接合継手を接合すればよく、接合作業が容易となる。
請求項6の発明は、建物が、請求項1〜5の何れか1項に記載の柱で構築されたことを特徴としている。
これにより、座屈耐力と独立して、水平剛性若しくは変形性能の設定が可能な柱構造を備えた建物が提供できる。
本発明は、上記構成としてあるので、断面積を小さくしても座屈が生じにくく、かつ、任意に水平剛性を設定できる。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態に係る柱10は、鉛直荷重を支持する芯材12を有している。
図1、2に示すように、芯材12は鉛直荷重を受けるアングル材26と、鋼板で十字状に形成された十字部材28で構成されている。
十字部材28は、芯材12の長さ方向に所定の間隔で複数個が配置されている。十字部材28の端部は2枚のアングル材26で外側から挟まれ、ボルト48で接合されている。換言すると、アングル材26の板面26Aが4辺の中央に位置するように、8つのアングル材26で芯材12が構成されている。
このように、十字部材28の設置間隔や、アングル材26の断面積を変えることで、軸力に対する剛性と水平荷重に対する剛性を調整できる。
芯材12は周囲を鞘管14で囲まれている。鞘管14はボックス鋼管とされ、芯材12を緊切して囲んでいる。ここに、緊切して囲むとは、鞘管14の側壁14Aが芯材12の板面26Aにぴったりとくっ付いた状態で囲むことや、少しの隙間を開けて囲むことをいい、側壁14Aと板面26Aは接合されていない。
鞘管14は、芯材12より短い寸法とされ、芯材12の座屈変形を抑制する。また、鞘管14の下端部は、下階の柱20のソケット22の蓋部22Bと溶接接合されている。
芯材12と鞘管14の上部には、ソケット16が設けられている。
ソケット16は、鋼板で成形され、断面が矩形状の筒部16Aと、筒部16Aの一端を閉じる蓋部16Bを備えている。ソケット16は、芯材12と鞘管14の上方から被せられ、筒部16Aは芯材12及び鞘管14の上部を囲み、蓋部16Bは芯材12の上面に支持されている。このとき、芯材12と鞘管14の下端部は、ソケット22の蓋部22Bに支持され、鞘管14は芯材12より短いため、鞘管14の上面と蓋部16Bの間には、隙間Sが開けられている。
また、筒部16Aの外面にはH型鋼の梁18が接合され、芯材12が筒部16を介して梁18を支持している。
上記構成とすることにより、建物(図示せず)からの鉛直荷重(軸力)Pは、鞘管14には作用せず、筒部16を介し芯材12に伝達される。芯材12は、以下に示す座屈補剛効果により、座屈に至ることはない。
詳細には、図3(A)に示すように、芯材12を断面剛性に比べて長さLが長い形状としている。このため、建物の構造上必要とされる軸力P2より小さい軸力P1で座屈する。
しかし、図3(B)に示すように、芯材12を鞘管14で囲めば、芯材12が曲げられたとき、芯材12の外面が鞘管14の内面に当り、芯材12のそれ以上の変形が鞘管14で拘束される。この結果、芯材12にそれ以上の変形は生じず、座屈に至ることはない(座屈補剛効果)。
また、図3(C)に示すように、軸力P2が加わった状態で、地震等により建物に水平荷重が生じた場合、芯材12と鞘管14の上部に水平荷重Hが付加される。このとき、芯材12と鞘管14の水平剛性が低いと座屈に至る。
しかし、鞘管14には軸力Pが作用していないので、水平荷重Hに対して大きな変形性能を発揮できる。鞘管14が水平荷重Hに耐える水平剛性を発揮すれば、芯材12が水平剛性を有していなくても、水平荷重Hにより座屈することはない。
また、図4に示すように、柱10が、梁18に生じた曲げモーメントM1、M2を受けることも考えられるが、鞘管14に予め曲げモーメントM、M2に対抗できる曲げ耐力を持たせておくことで、芯材12が曲げ耐力を備えていなくても、曲げモーメントM1、M2で柱10が座屈することはない。
ここに、従来の柱は、単一の柱材に、軸力P、水平荷重H、及び曲げモーメントM1、M2に耐える耐力を要求していたため、材料剛性と幾何学的条件により決定される値で柱の断面積が決定され、柱を細くすることはできなかった。
これに対し、上述したように、芯材12が鉛直荷重(軸力P2)を負担し、鞘管14が水平荷重Hと曲げモーメントMを負担する構成とすることで、柱10(芯材12+鞘管14)の断面積を小さくでき、建物内の利用空間が大きくなる。更に、芯材12の座屈耐力とは独立して、鞘管14の水平剛性若しくは変形性能の設定が可能となる。
また、鞘管14の下端部がソケット16の蓋部16Bに接合されているため、鞘管14の上部が水平荷重Hや曲げモーメントMを受けたとき、水平荷重Hや曲げモーメントMに対して抵抗できる。
なお、鞘管14で芯材12を囲む方法は、図2(A)に示したように、鞘管14の片方の端部から、芯材12を順次中に引き入れてゆけばよい。しかし、鞘管14と芯材12は緊切していることから、引き入れ作業は困難を伴う。以下に示すように、鞘管14を分割して芯材12を囲む方法が望ましい。
図5に示すように、鞘管30は、ボックス状の1側面を長手方向に分割した第1鞘管30Aと、残りの3つの側面を有する第2鞘管30Bの2つの分割鋼材とされている。先ず、第2鞘管30Bで芯材12を外から囲み、囲んだ状態で第1鞘管30Aで、第2鞘管30Bの開放された側面を塞いで接合し、接合鞘管30とする。これにより、容易に芯材12を囲むことができる。
なお、分割方法は、図5に限定されることはなく、図6(A)に示すように、2つの側面を有する第3鞘管30Cの形状に分割してもよい。
また、図6(B)に示すように、芯材12を構成するアングル材26の板面26Aに対応させて、平板状の第3鞘管30Dに分割してもよい。
いずれの分割であっても、分割鋼材で芯材12を囲み、芯材12を囲んだ後にそれぞれ接合部で接合すれば、接合鞘管30が得られる。
なお、芯材12は、組立タイプで説明したが、これに限定されることはなく、H型鋼、角形断面のほか、丸パイプ形状、中実断面など、さまざまな形状が使用できる。
また、以上説明した鞘管14及び接合鞘管30は、ボックス状の断面形状としたが、ボックス状に限定されることはなく、芯材12の外表面の形状に対応させて選択すればよい。例えば芯材12の断面形状が丸パイプ形状の場合には、断面形状が円形の鞘管がよい。
また、鞘管14の下端部は、ソケット16の蓋部16Bでなく、スラブや梁に接合されていてもよい。
なお、高強度な鋼材を心材12、鞘管14に使用することで、小さい断面積で必要な軸耐力、水平耐力、及び曲げ耐力を確保できる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態に係る柱34は、第1の実施の形態におけるソケット16に梁18との接合継手を取付けた構成である。他は、第1の実施の形態におけるものと同じである。
図7に示すように、柱34の芯材12と鞘管14の上部にはソケット44が設けられ、ソケット44の蓋部44Bは芯材12で支持されている。
ソケット44の筒部44Aの外面には、梁18と接合される接合継手36が取付けられている。
接合継手36は、梁18と同じH型鋼で形成され、一端はソケット44の側面に溶接接合され、他端は梁18とボルト接合される。接合継手36の、梁18とボルト接合される端部には、接合用の貫通孔40が開けられている。
これにより、現場でのソケット44と梁18の溶接接合作業がなくなり、梁18と接合継手36を、継手プレート56を介してボルト接合する作業となり、接合作業が容易となる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態に係る柱50は、第1の実施の形態において鞘管14の上面に設けた隙間部Sを、鞘管14の下面に位置させた構成である。他は、第1の実施の形態と同じ構成である。
図8に示すように、芯材12を囲む鞘管52は、芯材12より短い長さとされ、鞘管52の下面には、鉛直方向に弾性を有する、厚さSの弾性支持部材54が設けられている。
弾性支持部材54により、鞘管52は持ち上げられ、上面は芯材12の上面と同じ高さに設定され、鞘管52の上面とソケット16の蓋部16Bとの間に隙間部Sはない。
これにより、ソケット16を介して鞘管52が鉛直荷重Pを受けても、弾性支持部材54が変形して吸収する。これにより、鞘管52に軸力が作用しづらい。
また、地震時の水平荷重Hや、曲げモーメントM1、M2が発生しても、芯材12と鞘管52が緊切しており、水平耐力、曲げ耐力を発揮する。
(第4の実施の形態)
以上説明した、第1〜第3の実施の形態に係る柱10、34、又は50を用いて、建物を構築することができる(図は省略)。柱10、34、又は50は、従来の柱より断面積が小さいので、室内の利用面積が広い建物を提供できる。
更に、建物の固有周期が長周期となるように、柱10、34、又は50の芯材12及び鞘管14、30、52の水平剛性を設定できる。建物の固有周期を長周期に設定すれば、地震時の応答速度を低減できる。
本発明の第1の実施の形態に係る柱の基本構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る柱の芯材の基本構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る柱の座屈の抑制原理を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る柱の曲げ耐力を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る柱の鞘管の構造を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る柱の鞘管の構造を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る柱の基本構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る柱の基本構成を示す図である。 従来例の鋼管で囲まれた柱の基本構成を示す図である。
符号の説明
10 柱
12 芯材
14 鞘管
16 ソケット
18 梁
30 接合鞘管(分割鋼材)
36 接合継手
54 弾性支持部材

Claims (6)

  1. 芯材と、
    前記芯材より長さを短くされ、前記芯材を囲む鞘管と、
    筒部と前記筒部の一端を閉じる蓋部を備え、前記蓋部が前記芯材の上面に該心材へ荷重を伝達可能に支持されて、前記筒部で前記芯材及び前記鞘管の上部を囲み、前記筒部の外面に梁が接合されるソケットと、
    を有する柱。
  2. 前記蓋部の下面と前記鞘管の上面に隙間を設けた請求項1に記載の柱。
  3. 前記鞘管の下端部を、前記鞘管を支持するスラブ、梁又は前記ソケットの蓋部に接合した請求項2に記載の柱。
  4. 前記鞘管は、複数の鞘管構成部材で前記芯材を側面から囲み、前記鞘管構成部材同士を接合した接合鞘管である請求項1〜3のいずれか1項に記載の柱。
  5. 前記ソケットの外面に、前記梁と接合される接合継手を取付けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の柱。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の柱で構築された建物。
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