JPH0145282Y2 - - Google Patents

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JPH0145282Y2
JPH0145282Y2 JP11902683U JP11902683U JPH0145282Y2 JP H0145282 Y2 JPH0145282 Y2 JP H0145282Y2 JP 11902683 U JP11902683 U JP 11902683U JP 11902683 U JP11902683 U JP 11902683U JP H0145282 Y2 JPH0145282 Y2 JP H0145282Y2
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wall panel
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holes
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JP11902683U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、ベランダ等で用いる袖壁パネルを、
柱体に水密性を有して強固にかつ容易に取付けう
る袖壁パネルの固定構造に関する。
〔背景技術〕
従来ベランダ等で用いる袖壁パネルの取付けに
際しては、第5図に例示するごとく、柱体aに該
袖壁パネルbを固定したうえ、柱体aを化粧する
柱カバーc…を、袖壁パネルcを除いて取着する
ごとく形成しているため、柱カバーcの納まりが
悪く、袖壁パネルbとの間の接続部処理が複雑と
なり、水密性にも劣るものであつた。
〔考案の目的〕 本考案は、柱カバーを、柱体と袖壁パネルとの
間に介在させつつ取付可能とすることにより、前
記問題点を解決しうる袖壁パネルの固定構造の提
供を目的としている。
〔考案の開示〕
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
図において袖壁パネルの固定構造は、柱体2
に、該柱体2を覆う柱カバー3を介在させ、袖壁
パネル4を取付けるものであり、本考案にかかる
構造は、本実施例では、袖壁パネル4の下端部を
固定するのに使用される。柱体2は、角鋼管から
なりかつその両側面には、矩形に枠材21を配し
た枠組に面材22を貼着した所謂壁パネルP,P
が隣設される。なお壁パネルPは、面材22を、
枠材21の外端からやや控えて添着され、従つて
面材21には張出し部23が形成される。又柱体
2には、袖壁パネル4が取付くその上方部に、L
字金具26の垂直片を例えば溶着、ボルト止め等
により固定することによつて、外方に突出する水
平な固定片27を形設する。なお固定片27には
ネジ穴29を穿設する。又柱体2の下方には、そ
の裏面にナツト31を溶着しかつその内孔を外部
に導通させることにより、該柱体2にネジ穴32
を形成する。
柱カバー3は例えば化粧鋼板の折曲げ体であ
り、柱体2とほぼ同長をなすとともに、柱体2と
ほぼ同巾な基片33の両側に、柱体2に向かう小
巾の側片30を設け、かつその内端に外方に張出
す脚片36を設けており、該脚片36は、前記壁
パネルPの張出し部23に載置、固定できる。
又柱カバー3には、前記固定片27を嵌入する
矩形の透孔37と、柱体2の前記ネジ穴32と位
置が合う円形の透孔39とが上下に設けられる。
なお透孔37,39の周囲には、該透孔37,3
9を囲むシール材40,41を外面に設ける。な
おシール材40,41は、スポンジ等の軟質ゴム
からなりかつその表裏に予め粘着材が塗付され
る。
袖壁パネル4は、例えばベランダの袖壁を形成
でき、溝形材からなる枠材43…を矩形に接合し
た枠組44の内外に、面材45,46を添設して
おり、又ベランダ内側に向くその内面には、面材
45下方を取除き、内部に通じる未添着部47を
形成している。該袖壁パネル4には、前記柱体2
に向かう縦の枠材43に、前記固定片27が挿入
しうる孔部49を上方部に設け、又下方部には、
前記ネジ穴32と位置があう孔部50がその下方
部に穿設される。また上の枠材43には、前記孔
部49をへて挿入される固定片27の前記ネジ穴
29位置の上方に、ボルト穴52を透設する。
然して柱カバー3を、その透孔37に固定片2
7を嵌入させかつ透孔39とネジ穴32とを位置
合わせしつつその脚片36が前記張出し部23に
当接するまで押入する。しかる後袖壁パネル4
を、柱体2との間に柱カバー3を介在させつつ柱
体2に近づけ、その固定片27を孔部49から挿
入させ仮保持した上、前記未添着部47からボル
ト53を取入れかつ孔部50、透孔39をへて前
記ネジ穴32に螺入し袖壁パネル4の下端部を固
定できる。その螺締によりシール材41は拡巾し
透孔37の周囲を確実に水密でき、接合部から柱
カバー3内部への雨水の進入を阻止する。又前記
ボルト穴52をへて上方から挿入するボルト54
を、前記固定片27のネジ穴29に螺結し、袖壁
パネル4を固定する。固定によりシール材40は
挟圧され同様に透孔37の周囲を水密できる。な
お前記未添着部47には、面材49を添着し遮閉
する。なお柱カバー3の脚片36は、コーキング
材56等を塗付し、張出し部23を水密する。な
おボルト54は、袖壁パネル4上端に設ける笠木
59を用いて隠蔽する。
〔考案の効果〕
叙上のごとく本考案の袖壁パネルの固定構造
は、柱体に柱カバーを介在させ、袖壁パネルを固
定するものであり、従つて従来構造のような、柱
カバーの切断がなく、従つて柱カバーと袖壁パネ
ルとの接続処理が不用となり施工性を向上しうる
他、柱カバー3は上下に連続しうるため水密性能
を向上する。さらに本考案の構造では袖壁パネル
の1本のボルトによつて固定でき、取付け作業の
能率化をも図るとともに、ボルトが枠組の内部か
ら孔部、柱カバーの透孔を通り柱体のネジ穴に螺
入されるため、ボルトを隠すことが容易となり、
見映えをも向上しうるなど多くの効果を奏しう
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構造による取付例を示す斜視
図、第2図は本考案の一実施例を示す断面図、第
3図はその分解斜視図、第4図は袖壁パネルを例
示する斜視図、第5図は従来構造を例示する斜視
図である。 2…柱体、3…柱カバー、4…袖壁パネル、2
7…固定片、29…ネジ穴、32…ネジ穴、3
7,39…透孔、40,41…シール材、49,
50…孔部、52…ボルト孔、53,54…ボル
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋼管からなる柱体に、該柱体を覆う柱カバーの
    透孔と位置合わせしうるネジ穴を設けるととも
    に、前記柱カバーの外面に前記透孔を囲むシール
    材を配する一方、枠材を矩形に接合した枠組に面
    材を添設してなる袖壁パネルの前記柱体に向かう
    枠材に前記ネジ穴に位置が合う孔部を穿設すると
    ともに、前記袖壁パネルを、枠組の内部から前記
    孔部、透孔を通りネジ穴に螺入されるボルトによ
    つて、柱カバーを介在させつつ前記柱体に固定す
    ることを特徴とする袖壁パネルの固定構造。
JP11902683U 1983-07-31 1983-07-31 袖壁パネルの固定構造 Granted JPS6028113U (ja)

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JP11902683U JPS6028113U (ja) 1983-07-31 1983-07-31 袖壁パネルの固定構造

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JP11902683U JPS6028113U (ja) 1983-07-31 1983-07-31 袖壁パネルの固定構造

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Publication Number Publication Date
JPS6028113U JPS6028113U (ja) 1985-02-26
JPH0145282Y2 true JPH0145282Y2 (ja) 1989-12-27

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0124924Y2 (ja) * 1987-07-21 1989-07-27
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JP2662742B2 (ja) * 1990-03-13 1997-10-15 株式会社村田製作所 バンドパスフィルタ

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JPS6028113U (ja) 1985-02-26

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