JPH022832Y2 - - Google Patents

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JPH022832Y2
JPH022832Y2 JP19959383U JP19959383U JPH022832Y2 JP H022832 Y2 JPH022832 Y2 JP H022832Y2 JP 19959383 U JP19959383 U JP 19959383U JP 19959383 U JP19959383 U JP 19959383U JP H022832 Y2 JPH022832 Y2 JP H022832Y2
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JP19959383U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、竪柱と垂木等を連結して骨組を形成
し、骨組の外周に外壁板を取付けて形成した簡易
家屋等に使用されるその竪柱と垂木との連結構造
に関するものである。
〈従来技術〉 従来、竪柱等の支柱と垂木等との連結構造とし
ては、実開昭57−110211号公報に記載された支持
柱と垂木との連結構造、実開昭58−2202号公報に
記載された屋根支持装置等が一般に知られてい
る。
しかしながら前記の従来技術は例えば、実開昭
57−110211号公報に記載された第2図のように固
着部材30,31を締結すると、キヤツプを介し
ても支持柱1が空間イの方向に窪んでしまうとの
欠点があつた。
また、実開昭58−2202号公報の従来例も第7図
に示すようにボルト18を締結すると柱が窪んで
しまうとの欠点があつた。
〈考案の目的〉 かくして本考案は前記従来の欠点、問題点に対
処すべく案出されたものであり、竪柱と垂木とを
連結する際に、締結部材を強固に締結しても竪柱
の凹みを防止出来、また前記凹みを防止するため
に補強部材を要することなく凹みを防止出来る竪
柱と垂木との連結構造を提供することを目的とす
るものである。
さらに組立時の位置決めをも容易になしうる竪
柱と垂木との連結構造を提供することを目的とす
るものである。
〈考案の構成〉 本考案による竪柱と垂木との連結構造は、 内壁と外壁との接合部に横片と縦片とによつて
内方に窪む凹部を対向させて形成してなる断面略
方形状の中空竪柱と、 前記竪柱の内壁と、一方の凹部を形成する縦片
までの寸法lと略等しい幅Lを有する垂木との連
結構造であり、 前記竪柱上端に垂木が嵌入する切欠き部を形成
し、垂木前端を他方の凹部を形成する横片に当接
させると共に、垂木側壁を前記一方の凹部を形成
する縦片に当接させ、竪柱と垂木とを貫通する締
結部材により両者を固定して構成されているもの
である。
〈実施例〉 以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明す
る。
図面第6図は本考案による簡易家屋Aを示す横
断面図である。図面において符号1は竪柱を示
す。
該竪柱1は内部に中空部Bを有する略方形状で
あり、かつ外周壁2の一部と、外周壁2から突出
する突片4とにより、相隣る側壁に凹溝5,5が
形成されている。
また前記凹溝5内には屋外側のコーナー部にビ
スホール6が設けられている。
ところでこの竪柱1の外周壁2は相隣る外壁4
0,40と内壁41,41とを有して構成されて
いる。そしてこの外壁40と内壁41との接合部
には横片42と縦片43とによつて内方に窪む第
1凹部44と第二凹部45とを対向させて形成し
てあるものである。
該竪柱1,1は建物躯体Cから離間した位置に
各々立設されることになる。
また前記竪柱1,1の中間位置には前面中間柱
7が立設される。
該前面中間柱7は中空部Bを有して断面略方形
状をなす基部8と室外側側壁9に向きを逆にして
形成された凹溝5,5を有している。さらにこの
室外側側壁9の中間位置にはビスホール6が設け
られている。
また符号10は側面中間柱であり、該側面中間
柱10は建物躯体Cと第6図に向かつて左右の竪
柱1,1との間に前記前面中間柱7と同様の構成
を有して立設されることになる。
ところで、第2図aにおいて符号11は垂木を
示すが、これら垂木11……は第6図に図示する
様に取付ボルト12……により竪柱1,1及び前
面中間柱7に連結されている。
しかして第7図、第8図を参照して竪柱1と垂
木11との連結状態につき説明する。
竪柱1の上端には、該竪柱1の建物躯体Cに対
向する内壁41に切欠き部46が形成されてい
る。そしてこの切欠き部46に垂木11の先端が
嵌入している。
ところでこの垂木11の幅Lは前記竪柱1の一
方の内壁41と第一凹部44を形成する縦片43
との間の寸法lと略等しいものとされており、よ
つて垂木11の先端を前記切欠き部46に嵌入す
ると垂木11の側壁47,47は内壁41と第一
凹部44の縦片43に当接することになる。
尚、前記垂木11の前端48は切欠き部46に
嵌入すると同時に第二凹部45の横片42に当接
するものであり、垂木11取付けに際する位置決
めが容易になしうるものである。
その後、竪柱1の外壁40、内壁41、及び垂
木11の両側壁47,47に穿設された透孔49
……に取付ボルト12を貫通し、ナツト50を締
結することにより竪柱1と垂木11との連結は完
了する。
尚、連結する際の取付ボルト12の貫通位置で
あるが、なるべく第一凹部44近傍位置の外壁4
0に前記透孔49を穿設するのが好ましいもので
ある。
すなわちこの第一凹部44を構成する横片42
と縦片43が補強部材となるため取付ボルト12
を強固に締結したとしても外壁40が凹むことが
ないからである。
次に、前記の如く連結された垂木11……の他
端は、第4図に示すように建物躯体Cに取付けら
れた建物躯体取付金具13を介して建物躯体Cに
取付けられることとなる。
尚、前記垂木11……の他端の取付けの際には
波板掛14を前記建物躯体取付金具13上に載置
して同時に建物躯体Cに固着するものとする。
また、竪柱1,1、前面中間柱7及び側面中間
柱10は地中に立設するものとする。
しかして、その状態から、第2図a,bに示す
ように複数本の野縁15……を垂木11……上に
載置し、取付ビス16……で固着すると共に、竪
柱1と前面中間柱7の間等に複数の胴縁17……
を取付けてある。尚、第6図に示すように、胴縁
17……の取付けは、竪柱1及び中間柱7に突出
形成された突出壁18……に胴縁17の両端を当
接させ、取付ビス16により両者を連結するもの
とする。
また、第4図において符号19は雨樋を示す。
この雨樋19は平板状の平坦部20とこの平坦部
20より階段状に下がる樋部21とを有して構成
されている。該雨樋19はその平坦部20を竪柱
1,1及び前面中間柱7の上端に架設し、取付ビ
ス16……を夫々のビスホール6……に螺挿して
締結し取付けられている。
ところで、第4図に示すように雨樋19の樋部
21の室内側側壁22と竪柱1,1及び前面中間
柱7の前壁23とは離間して連結されており、前
記雨樋19と竪柱1,1及び前面中間柱7との間
には凹部24が形成されることになる。
また、第4図、第6図に図示する様に符号33
は竪枠を示すが、該竪枠33は建物躯体Cに添接
され、建物躯体取付金具13と地面間に立設され
ている。
さらに第2図bに示すように、取付けた野縁1
5及び雨樋19の端部を被覆すべく側枠25,2
5を両側の垂木11,11に当接して取付ビス1
6,16により固着してある。
尚、該側枠25の取付け状態についての概略は
第5図に示す。
ところで、符号26は屋根に載置されている外
壁板を示す。
該外壁板26は波板状をなしており、その一端
側は波板掛14の波板取付凹部27内に収納さ
れ、かつその他端側は雨樋19の樋部21内に位
置する様に配置されている。
また、この外壁板26はつまみ部28とこのつ
まみ部28の裏面より突設されているフツク部2
9とよりなる取付具30により野縁15及び雨樋
19に取付けられている。すなわち外壁板26よ
り取付具30のフツク部29を挿入し、このフツ
ク部29を野縁15及び雨樋19の係止片31に
前記フツク部29を係止させて外壁板26を取付
けてある。尚外壁板26は波板状をなしているた
め弾発性を有しており、この弾発性を利用して有
効に、強固に取付けることができるものである。
第4図、第6図において符号32は簡易家屋A
の側面に取付けられる外壁板を示す。
この外壁板32は竪柱1と前面中間柱7の間、
竪柱1と側面中間柱10の間、側面中間柱10と
竪枠33の間に取付けられている。
すなわち外壁板32の両端部を竪柱1等に形成
された凹溝5内に収納することにより取付けられ
ている。
この際重要なことは、第6図に示すように竪柱
1の凹溝5内に設けられたビスホール6を外壁板
32の外側に位置するように外壁板32の端部を
収納することである。この様に収納しないとビス
ホールから侵入した雨水等が室内に流入する恐れ
があるからである。
また第4図に示すように、外壁板32の上端は
雨樋19の樋部21と竪柱1,1及び前面中間柱
7との間に設けた凹部24内に嵌着してある。
尚、第4図に示すように、取付具30を外壁板
32から差し込み、そのフツク部を胴縁17の係
止片31に係止して外壁板32を取付けてある。
また符号34は雨落し用の鎖を示し、該鎖34
は樋部21に穿設された透孔に係止して外部に垂
下している。
ところでこの簡易家屋Aのドアであるが、該ド
アDは予め方形状に枠組みしたドア枠Eを竪枠3
3等に固着し、その後ドアDを組込んである。
〈考案の効果〉 かくして本考案は以上の構成よりなり、本考案
による竪柱と垂木との連結構造であれば、取付ボ
ルトを強固に締結しても、竪柱の外壁が凹むおそ
れがない。また補強部材を使用しなくとも、すな
わち部品点数を少なくして外壁の凹みを防止する
ことができるというすぐれた効果を奏するもので
ある。
さらに竪柱の第一凹部、第二凹部の形成により
組立時の位置決めが容易に行えるという効果をも
奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は簡易家屋を示す斜視図、第2図a,b
は簡易家屋の組立状態を示す状態図、第3図は外
壁板の取付状態図、第4図は簡易家屋の縦断面
図、第5図は側枠の取付状態を示す概略断面図、
第6図は簡易家屋の横断面図、第7図、第8図は
竪柱と垂木との連結状態を示す横断面図、斜視図
である。 A……簡易家屋、B……中空部、C……建物躯
体、D……ドア、E……ドア枠、1……竪柱、2
……外周壁、4……突片、5……凹溝、6……ビ
スホール、7……前面中間柱、8……基部、9…
室内側側壁、10……側面中間柱、11……垂
木、12……取付ボルト、13……建物躯体取付
金具、14……波板掛、15……野縁、16……
取付ビス、17……胴縁、18……突出壁、19
……雨樋、20……平坦部、21……樋部、22
……室内側側壁、23……前壁、24……凹部、
25……側枠、26……外壁板、27……波板取
付凹溝、28……つまみ部、29……フツク部、
30……取付具、31……係止片、32……外壁
板、33……竪枠、34……鎖、40……外壁、
41……内壁、42……横片、43……縦片、4
4……第一凹部、45……第二凹部、46……切
欠き部、47……垂木の側壁、48……垂木の前
端、49……透孔、50……ナツト、L……垂木
の幅、l……竪柱の内壁と第一凹部の縦片までの
寸法。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内壁41と外壁40との接合部に横片42と縦
    片43とによつて内方に窪む凹部44,45を対
    向させて形成してなる断面略方形状の中空竪柱1
    と、 前記竪柱1の内壁41と、一方の凹部44を形
    成する縦片43までの寸法lと略等しい幅Lを有
    する垂木11との連結構造であり、 前記竪柱1上端に垂木11が嵌入する切欠き部
    46を形成し、垂木前端48を他方の凹部45を
    形成する横片42に当接させると共に、垂木側壁
    47を前記一方の凹部44を形成する縦片43に
    当接させ、竪柱1と垂木11とを貫通する締結部
    材12により両者を固定してなることを特徴とす
    る竪柱と垂木との連結構造。
JP19959383U 1983-12-29 1983-12-29 竪柱と垂木との連結構造 Granted JPS60110506U (ja)

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JP19959383U JPS60110506U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 竪柱と垂木との連結構造

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JP19959383U JPS60110506U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 竪柱と垂木との連結構造

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Publication Number Publication Date
JPS60110506U JPS60110506U (ja) 1985-07-26
JPH022832Y2 true JPH022832Y2 (ja) 1990-01-23

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JP19959383U Granted JPS60110506U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 竪柱と垂木との連結構造

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JPS60110506U (ja) 1985-07-26

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