JPS63131324A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

Info

Publication number
JPS63131324A
JPS63131324A JP27831186A JP27831186A JPS63131324A JP S63131324 A JPS63131324 A JP S63131324A JP 27831186 A JP27831186 A JP 27831186A JP 27831186 A JP27831186 A JP 27831186A JP S63131324 A JPS63131324 A JP S63131324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
magnetic
magnet
magnets
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27831186A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Takasugi
高杉 康史
Yasuhiko Igarashi
五十嵐 庸彦
Yutaka Shimizu
豊 清水
Yosuke Hitomi
洋介 人見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP27831186A priority Critical patent/JPS63131324A/ja
Publication of JPS63131324A publication Critical patent/JPS63131324A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 工 発明の背景 技術分野 本発明は、磁気記録媒体の製造方法に関する。
さらに詳しくは、磁性粉とバインダーとを含有する磁性
層を有するディスク状の磁気記録媒体の製造方法に関す
る。
先行技術とその問題点 ディスク状の磁気記録媒体は、一般に長尺の非磁性支持
体上に磁性塗料を塗布し、その後、熱風等で強制乾燥し
た後、所望の磁性層厚さとしてディスク状に打ち抜いて
製造される。
このようにして製造されたディスク状の磁気記録媒体に
おいて、磁性層中に含有される磁性粉は、規則性のない
いわゆるランダムな配向をしていることが必要である。
 すなわち、ディスク状の媒体はその使用に際して、回
転させながら、磁気、ヘッドとディスク周方向に摺動さ
せて記録再生するものである。 従って磁性粉が一定方
向に配向している場合には、原理的には磁気ヘッドが配
向方向に沿って摺接するときに最大出力を、配向方向に
対して直角に摺接するときに最小出力を得る。 このた
め媒体の回転に伴なって出力変動が現われる。
このような出力変動はモジュレーションと呼ばれており
、モジュレーションの悪化はデータの読み取り誤差を多
くし、実用上問題となる。
従って、このモジュレーション値を小さくするには前記
の媒体の製造過程において、磁性層中の磁性粉の配向を
極力おさえて、ランダムな配向の状態とすればよい。
ところが、通常の製造方法では、一連の工程中でグラビ
アコート法等の塗布や、塗布後の搬送・平滑化処理等の
際に磁性層中に剪断応力が加わるため、磁性層中に含有
される磁性粉は、支持体の搬送方向に機械的配向ないし
自然配向してしまう。
このような磁性粉の機械的ないし自然配向をキャンセル
し、ランダムな状態の配向を得るための提案が種々行わ
れている。
例えば、磁界の方向を交互に変更し、かつ磁界の強さを
減少させるような磁界を用いるもの(特開間第54−1
59204号公報)、ローラ軸方向に多数の円筒状永久
磁石を同種のものが相対するように密着配置した兼配向
用ローラないしこのローラとフィルム長手方向と一致す
る方向に配向するように作用する配向装置との併用(特
開間第57−189344号、同第57−189345
号公報)、フィルムの長手方向に対して斜めに磁化され
た磁場を用いるもの(特開昭58−141446号公報
)、フィルムの幅方向両側に異極を対向させて配設した
各対向磁石間にフィルムを導出入させるもの(特開間第
59−203243号公報)、厚み方法に着磁された複
数個の帯状磁石の着磁の向きが走行方向に交互に反転す
る装置(特開間第60−124029号公報)、所定の
コイルが巻かれた巻線枠中にフィルムを通過させ、フィ
ルム幅方向に磁界をかけるランダム配向装置(特開間第
60−138737号公報)等がある。
しかしながら、これらのものでは、用いる磁性粉の物性
や、磁性塗料の粘度、機械的作用による自然配向の程度
、フィルム搬送スピード等の諸条件に影響され、容易に
しかも安定して支持体の全幅にわたって一桂にランダム
配向化したものが得にくいという欠点がある。
また、支持体の広幅化を行なったりした場合、磁石が大
型複雑化し、結果的に幅方向でのバラツキが大きくなる
などの欠点をも有している。
また、磁性層上に配向装置に起因するスジが生じたり、
不必要な凹凸が形成される場合もあり、好ましくない。
このような問題に対処するために、本発明者らは、すで
に出願済である特願昭61−195830号および特願
昭61−196648号において、磁石と搬送される支
持体との位置および寸法を規定し、ランダム配向化の良
好な製造方法を提案している。
さらに、ランダム配向のバラツキを防止するために、昭
和61年11月18日付で磁石両端にヨーク等を設け、
しかも磁石とヨークと、搬送される支持体との位置およ
び寸法の関係を規定する製造方法をも提案している。
このような製造方法は、ランダム配向するのにきわめて
すぐれた製法ではあるが、その反面製造工程の実情から
考えると、製造工程条件の変更に対しては、きわめて迅
速な対処が取りづらいという問題も残っている。
すなわち、製造工程中に、磁性塗料の粘度は、塗料のロ
フトによフてもその値が異なり、また、製品の品種等を
変更する場合もある。
このような場合には、その都度、上記提案の位置を設定
しなければならないし、また極端な場合には、ヨーク等
を完全につくりなおさなければならなくなる。 そこで
、ランダム配向に優れ磁場調整の容易な手段を有する磁
気記録媒体の製造方法が必要となってくる。
■ 発明の目的 本発明の目的は、磁性粉とバインダーとを含有する磁性
層を有するディスク状の磁気記録媒体を製造するに際し
て、用いる磁石の磁場調整が容易で磁性層中に含有され
る磁性粉をランダムに配向し、モジュレーションを向上
させる製造方法を提供することにある。
■ 発明の開示 このような目的は、下記の本発明によって達成される。
すなわち第1の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性
粉とバインダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石に
よって磁界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に
打ち抜く磁気記録媒体の製造方法において、支持体幅方
向に延在する永久磁石からなる磁石を支持体と対向して
配置し、支持体幅方向に磁界を印加し、しかもこの磁石
の支持体幅方向の少なくとも一つの側面に軟磁性板を接
続し磁場調整を行うことを特徴とする磁気記録媒体の製
造方法である。
第2の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバイ
ンダーとを含有する磁性塗料を塗布し、支持体幅方向に
延在する永久磁石からなる第1および第2の磁石によっ
て磁界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち
抜く磁気記録媒体の製造方法において、支持体幅方向に
延在する磁石からなる第1および第2の磁石を支持体を
挾んで対向して配置し、支持体幅方向に磁界を印加し、
しかもこの磁石の少なくとも一方の磁石の支持体幅方向
の少なくとも一つの側面に軟磁性板を接続し、磁場調整
を行うことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法である
第3の発明は、長尺の非磁性支持体上に磁性粉とバイン
ダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界
を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁
気記録媒体の製造方法において、支持体幅方向に延在す
る永久磁石からなる磁石を支持体と対向して配置し、支
持体幅方向に磁界を印加し、この磁石の支持体側幅方向
の両端部にヨークまたは補助磁石を磁石の支持体側平面
の位置より支持体方向に突出するように連接し、しかも
この磁石の支持体幅方向の少なくとも一つの側面に軟磁
性板を接続し、磁場調整を行うことを特徴とする磁気記
録媒体の製造方法である。
第4の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバイ
ンダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁
界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く
磁気記録媒体の製造方法において、支持体幅方向に延在
する永久磁石からなる第1および第2の磁石を支持体を
挾んで対向して配置し、支持体幅方向に磁界を印加し、
この磁石の少なくとも一方の支持体側幅方向の両端部に
ヨークまたは補助磁石を磁石の支持体側平面の位置より
支持体方向に突出するように連接し、しかもこの磁石の
少なくとも一方の磁石の支持体幅方向の少なくとも一方
の側面に軟磁性板を接続し、磁場調整を行うことを特徴
とする磁気記録媒体の製造方法である。
■ 発明の具体的構成 以下、本発明の具体的構成について、詳細に説明する。
第1図〜第15図は、それぞれ本発明の磁気記録媒体の
製造方法の実施例を示したものである。
第1図において、巻き出しロール1から引き出された長
尺・フィルム状の非磁性支持体2上には、グラビアコー
ト、エアドクターコート、ブレードコート、エアナイフ
コート、スクイズコート、含浸コート、リバースロール
コート、トランスファーロールコート、スプレィコート
等の種々の塗布手段によって磁性塗料3が膜状に塗布さ
れる。
なお、第1図には、これらの塗布手段の1例として、リ
バースロールコートのロール41.45.49が示され
ている。
なお、同図において、磁性塗料3は、ノズル7から各ロ
ールに供給されており、ロール41に近接して、ドクタ
ーブレード8が配置されでいる。
非磁性支持体2は通常ポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレンナフタレート等のポリエステル類、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン類、セルローストリアセテー
ト等のセルロース誘導体、ポリイミド、ポリカーボネー
ト、ポリサルホン、芳香族アラミド、芳香族ポリエステ
ル等の各種樹脂が用いられる。
これらの中では、特に、ポリエステル、ポリアミド、ポ
リイミド等を用いることが好ましい。
磁性塗料3には、後述の針状の磁性粉、バインダー、溶
剤等が含有される。
このような塗布工程の後に、通常は、次工程として非磁
性支持体上に設層された磁性塗料3のランダム配向化が
行われる。
なお、・この配向の前にウェット膜面のスムージング化
や塗膜規制等に関する種々の処理が行われてもよいが、
支持体長手方向の自然配向を助長するような処理はでき
るだけさけた方が好都合である。
本発明における配向は、前述したように塗布手段等によ
って、自然配向された磁性粉をできるかぎり無配向状態
にするためのものである。
本発明において、ランダム配向の手段は、永久磁石と必
要に応じ設けられる磁石の支持体幅方向の両端部に設け
られた磁界発生手段、すなわちヨークないし補助磁石と
によりて構成され、これに後述のように軟磁性板を接続
するものである。
磁石としては、はぼ直方体状の磁石5を用いる。
この磁石5は、例えば第1図〜第4図に示されるように
、通常、複数個の単位磁石511の異極同士を支持体幅
方向に直列に接続し一体化し、1つの磁石単位51.5
3.55とし、通常、これらを支持体長手方向に一体化
して構成される。
この場合、支持体幅方向および長手方向には必ずしも単
位磁石511や磁石単位51.53.55を接続する必
要はないが、このようにすることによって、磁界はより
安定化する。
また、磁石5のサイズ決定や変更も容易となる。
なお、各単位磁石511は、設計上、磁界強度が等しい
ものを用いるのが有利である。
そして、単位磁石511の最大エネルギー、積(B H
) TjJaxは、通常0. 1〜40MGOe程度と
する。
このような磁石5は非磁性のケース中に収納してもよい
このような−石5は、第1図〜第3図に示されるように
、長尺の連続搬送される非磁性支持体2の好ましくは下
方部に、間隙路111gを隔てて、支持体2の幅方向に
磁界が印加されるように支持体とほぼ平行に設置される
このような磁石5の支持体幅方向の側面、すなわちS極
およびN極の両端異極面を除いた4つの側面の少なくと
も1つの面上には軟磁性板10が接続される。
この軟磁性板10は、磁石からの漏えい磁束の磁路を短
絡し、漏えい磁界強度を変化させ、磁界調整を容易に行
うためのものである。
従って、軟磁性板10の形状には特に制限はなく、適宜
選定すればよいが、通常は平板状形状とし、その大きさ
は、固着される磁石5の側面とほぼ同程度とされる。 
そして、通常は、磁石側面を完全に覆うように固着する
このような、軟磁性板10は、上述したように磁石5の
4つの側面上の少なくとも1つの面上に固着されるが、
なかでも、下記に示すような態様で構成することが好ま
しい。
(1)対向する両側面 (2)下面 (3)片側面 (4)片側面と下面 (5)対向する両側面と下面 (6)上面 (7)上面と下面 (8)上面と片側面 (9)上面と対向する両側面 (lO)上面、下面と対向する両側面 (11)上面、下面と片側面 なかでも特に好ましくは上下前後対称となるように構成
することである。
このような軟磁性板10としては、通常、鉄、パーマロ
イ等の軟磁性材料の板材及びフェライト粉を粉体状もし
くはプレス成形した形で用いる。
なお、軟磁性板10は、一つの磁石側面を覆うのに必ず
しも一個で足りるとは限らず、二個以上の軟磁性板を用
いてもよい。
軟磁性板10によって磁場調整を行うには、必要とする
磁界強度に応じ、材質、厚さ、接続する個数等を適宜変
更すればよい。 そして、これらは容易に実験的に求め
られるので、製造に先立ち、用いる磁石に応じこれらを
実験的に求めておく。
なお、軟磁性板10の厚さは、一般にO8l■■〜10
mm程度とする。
このような軟磁性板10−が接続・固着された磁石5は
支持体2の幅方向にほぼ均一な磁界が生じるように設置
される。 そのため通常第2図に示されるように磁石5
は支持体2の幅方向とほぼ平行に(好ましくは90±3
°)配置し、支持体2の長手方向の中心線および幅方向
のある線に対してほぼ対称になるように設置することが
好ましい。 そして、磁石5の磁極は、支持体2の幅方
向(搬送方向と直角の方向)のいずれかの一端部をN極
、他端部をS極とし、磁界が支持体2の幅方向に印加さ
れるようにする。
このような磁石5と磁性塗料3が塗布された支持体2と
の位置関係は、下記の関係式を満足するように規制する
ことが好ましい。
こうすることにより、均一なランダム配向が行われ、例
えばモジュレーション値は良好になる。
すなわち、磁石5の幅(支持体2の幅方向と同一方向)
をIll、支持体2の幅をio、支持体2と磁石5との
間隙距離をgとした場合、11=1.1 io 〜3.
0ILQ 、より好ましくは1.5iLO〜2.54!
Qかっg=0.05io 〜l oIL、) 、より好
ましくはo、tIt(1〜o、5IL(、の条件を満足
することが好ましい。
alが1.ll1o未溝になると支持体幅方向の磁束分
布が悪化し一様なランダム配向化ができなくなる。 g
が0.051Q未満になると支持体2の幅方向両端部で
の磁束密度が、幅方向中央部のそれと比べて大きくなり
、一様なランダム配向化ができなくなるほか、磁性塗料
3により磁石5が汚れたり、あるいは、磁石5によって
塗膜に傷を生しるおそれがある。
また、j21が3.OuOをこえたり、gが1.0J2
0をこえると、ランダム配向に要する磁束密度が低下し
て、本発明の実効がなくなる。
支持体2の搬送方向に沿った磁石5の長さ22は、0.
  IILl −0,711より好ましくは0.2It
l〜0.6Itiである。 12  が0.111未満
となると、磁束密度が低下し、本発明の実効がなくなる
また、Il、2が0.7J21 をこえると、磁界印加
時間の上昇を抑えるために支持体2の搬送スピードを上
昇させなければならず、製造上困難が生じる。
なお支持体2の搬送スピードは5〜500m/分程度と
すればよい。
さらに、支持体2の厚さ方向の磁石5の長さ13は0.
01it1〜0.5IL1 、より好ましくはO,os
xi〜0.3filである。
Il3がo、oti1未満となると磁束密度が低下し、
本発明の実効がなくなる。 ま た、13が0.511
をこえると磁界強度が大きくなりすぎるため、磁束分布
の制御が困難となる。
このように、本発明では、ランダム配向化を行うために
、支持体2の幅方向に均一な磁界を発生するように、主
磁石5を支持体2との位置関係を満足させるようにする
ことが好ましい。
そして、第2図に示されるように磁石5を、通常、複数
個(第2図では3本)の磁石単位51.53.55を一
体化することによって作製すれば、上記の範囲を変化さ
せることはきわめて容易である。
さらに本発明において、上述した磁石5の支持体幅方向
の両端部には、第5図〜第15図に示されるようにヨー
ク9が磁石5の支持体側平面の位置より、支持体方向に
突出して配置されることが好ましい。
ヨーク9としては、このものが磁石5の支持体幅方向端
部にいくにつれ、支持体に近づくように構成されること
が好ましい。
このような具体例が第5図〜第11図に示される。 第
5図および第7図には数個の板状のヨーク片901.9
02.903.904を積層し、ヨーク9としたものお
よびヨーク片901’ 、902’ 、903’ 、9
04’ を積層し、ヨーク9′としたものがそれぞれ示
されている。
この場合、図示のごとく数個のヨーク片は、順次長さが
小さくなるように積層され、磁石5の支持体幅方向端部
ではヨーク片の端面をそろえヨーク片の他端面が磁石の
中心から遠ざかるように順次積層される。
そして、積層されたヨーク9の外側<!fi石端面側)
端面は、図示のごとく通常磁石5の側面端面にほぼ一致
するように構成することが好ましく、そのため積層され
る各々のヨーク片901.902.903.904の支
持体幅方向の幅は、上に積層されるにつれ小さな幅のも
のを用いることになる。
これらのことは、ヨーク9′についても同様である。
第8図および第9図には、はぼ三角柱状のヨーク9が磁
石5の支持体幅方向の端部に設けられている。
この場合、ヨーク9の三角柱の1つの側面は、磁石5の
支持体側表面と連接しており、残り2つの側面のうち一
方の側面991は支持体幅方向端部側にいくにつれ支持
体2に近づくような側面形状をなしている。 側面99
1の形状は、平坦面でも湾曲面でもよい。
このようにヨーク9の形状は磁石5の支持体幅方向両端
にいくにつれ支持体に連続して接近するように構成され
ることが特に好ましいのであるが、第10図および第1
1図に示されるように高さが順次大きくなる個数のヨー
ク片を非連続状に支持体長手方向に平行に配置して構成
することも可能である。
このようなヨーク9の支持体長手方向の長さは、通常磁
石5の支持体長手方向のそれとほぼ同程度とされる。
また、ヨーク9の支持体側表面と、磁石5の支持体幅方
向とが、はぼ平行となるようなヨーク形状のものを用い
てもよい。
具体例が第12図〜第15図に示される。
第12図および第13図に示されるヨーク9はほぼ直方
体状をなし、1つの側面が磁石5の支持体側平面の両端
にそれぞれ連接するように配置されている。
このような断面矩形形状をなすヨーク9の支持体幅方向
の両端部91.95特に外側端面95は第13図に示さ
れるように磁石5の支持体幅方向の外側端面551にほ
ぼ一致するように配置されるのが通常である。
また、このようなヨーク9の支持体長手方向の長さは、
通常、磁石5の支持体長手方向の長さ22とほぼ同一の
長さとされ、磁石5の支持体長手方向における断面とほ
ぼ合致するよう配置される。
なお、このようなヨーク9と磁石5との配置位置関係は
前述の第5図〜第11図のヨークの場合にも同様に適用
できるものである。
第14図および第15図には、上述した第12図および
第13図のものと実質的にほぼ同一の効果を有する変形
例が示される。 すなわち、はぼ直方体形状で磁石の厚
さi3より厚いヨーク9を磁石5の支持体幅方向の外側
端面551に連接し、ヨーク9の一部を磁石5の支持体
側平面より支持体方向へ突出させて構成している。 以
上具体例として述べたきたような種々の形状のヨーク9
は、その支持体幅方向長さをyl、磁石5の支持体側平
面の位置より突出している長さをylとした場合、これ
らは以下の関係を満足するように構成されることが好ま
しい。
すなわち ClLr   Jio)72≦’j r < 1 r 
/ 20 < y 2 < g ylが(ffi2−ILo)/2未満となると磁石5か
ら発生する支持体幅方向への磁界の分布が悪化するため
ランダム配向が十分に行えない。
2、/2をこえると、他方のヨークと接触するため発生
する磁界が弱まってしまう。
またylが0となると本発明を構成せず本発明の効果が
現われない。
そしてgをこえると、支持体幅方向への磁界分布が悪化
するためランダム配向を十分に行うことができない。
なお、本発明のヨーク9はほぼ同形状同寸法のものを2
個用い磁石5の支持体側両端部に対称となるように設置
される。
ylについては、ヨークの突出高さが変化するので、y
lは支持体幅方向両端の最大高さである。
なお、この場合支持体幅方向の高さとしては、内方の最
低高さくyamin)を最大高さくy2max)から引
いた値をylで除した値が0< (yl ff1aX 
−y2■!n) / yr <0−5程度となるように
すればよい。
このようなヨーク9は、通常透磁性の材料からなるが、
磁界が発生できるものであれば、特に限定されるもので
はなく、補助磁石等を用いてもよい。
このように、本発明では、ランダム配向をより容易に行
うために、ランダム配向磁石に軟磁性板を接続し支持体
2の幅方向に均一な磁界が発生するように、必要に応じ
て主磁石5と支持体2とヨーク9との位置関係を定めた
ものである。
磁性塗料3には、支持体2幅方向に、5〜300G、通
常10〜200G程度の磁界が均一に印加される。
なお、支持体の幅IloはlO〜5ooc11程度とす
ればよい。
本発明においては、上記の所定の軟磁性板を接続し、か
つ両端部に一対のヨーク9を有する磁石5を支持体2の
上方もしくは下方の一方(好ましくは下方)に設ければ
よいが、より好ましい態様においては、第5図〜第7図
に示されるように、上方および下方の両方にそれぞれ設
ける。
こうすることによってモジュレーション値は向上する。
より好ましい態様として上方および下方の両方に主磁石
を設ける場合には、第1の磁石の寸法を上記のとおりi
1、x2、i3とし第2の磁石の対応する寸法にダッシ
ュを付して11  ’、IL2 ′、23 ′とすれば
、1m  =1.1fo 〜3.offiQ12  =
0.ll11〜0.7j2゜13  =0.01R1〜
0.51゜ fi、  ’=0.5j2.〜1.OJ2゜R,2’=
0.54!2〜1、oIL2Il3 ’=Q、  51
3 〜1.CM!3また第1および第2の磁石と支持体
との間隙g、g”は、 g  =O,tin 〜2.oIL、。
g’=0.110〜2−011Q であり、1つの磁石のみ用いるときと比較して間隙を2
倍にできる。
これらの限定理由は上記と全く同じである。
また第2の磁石は一般に第1の磁石と同寸法とするが、
上記のとおり、Il2程度まで小さくしても十分その効
果が発揮されるものである。
このような場合、ヨーク9ないし補助磁石は第1および
第2の磁石の一方に設ければよいが、より好ましい態様
においては両方に設ける。
この場合、第2の磁石のヨーク9等のサイズ’JI’、
’j2’ は、好ましくは3’l 、 y2と等しくさ
れるが、磁石サイズとの関係で1つのみの磁石を用いる
と、 (x +  i o ) / 2≦y+ < It 1
/ 20 < y2 < g (Il、+ ’ −j20 )/2≦’/ l’ < 
11 + ’ / 20〈y2′くg′ とすればよい。
塗設後、以上述べてきたように塗装後ランダム配向され
た磁性塗料3は、通常、乾燥炉6等の内部に設けられた
熱風、遠赤外ランプ、電気ヒーター等の公知の乾燥手段
によって乾燥・固化される。 また、バインダーとして
後述するような放射線硬化型の化合物を用いた場合には
、各種の放射線照射装置をさらに付加して用いる。 こ
のようにして磁性層を固化した後に、必要に応じて表面
平滑化処理を行う。
次いで、打ち抜きプレス機等によって所定のディスク形
状に打ち抜き、さらに二次加工を行い、媒体を作製する
このようにして製造されるディスク状の磁気記録媒体の
磁性塗料3は、前述したように、針状の磁性粉とバイン
ダー、必要に応じて各種添加剤と通常、溶剤とを含有す
る。
磁性粉の長軸/短軸の軸比としては、任意であるが、通
常2〜20の軸比をもつ針状のものに効果がある。
針状の磁性粉としては、金属磁性粉、コバルト被着酸化
鉄粉、γ−Fe2O3粉等のいずれであってもよい。
本発明に用いる金属磁性粉は、 ])  a −F e OOH(Goethite)、
β−F e 00 H(Akaganite) 、  
7− F e OOH(Lepidocrocite)
等のオキシ水酸化鉄や;a−Fe203 、y −Fe
203 、Fe3O4、y−Fe20:l−Fe3O4
(固溶体)等の酸化鉄や: Co、Mn、Ni%Ti、AJ!、Bi%B、P、Ag
等の金属の1つまたは2つ以上がドープされ、その表面
にアルミニウム化合物またはケイ素化合物を吸着、被着
したものを、還元性ガス気流中で加熱還元して、鉄また
は鉄を主成分とする磁性粉末を製造する方法、 2) 金属水溶液よりN a B H4により液相還元
して作製する方法、 3) あるいは低圧力の不活性ガス雰囲気中で金属を蒸
発させて作成する方法等により得られる。
金属磁性粉の組成としては、Fe、Co、Niの竿体お
よび、これらの合金、またはこれらの単体および合金に
、Cr、Mn、Co、Ni、さらにZn、Cu、Zr、
A11%Ti。
Bi、Ag、Pt等を添加した金属が使用できる。
また、これらの金属にB、C,Si、P、Nなどの非金
属元素を少量添加したものでも末完 □明の効果は失わ
れない。
あるいは、Fe4N等、一部室化ないし炭化された金属
磁性粉であってもよい。
さらに、金属磁性粉は、粒子表面に酸化被膜を有するも
のであってもよい。
また、γ−Fe2O3粉としては、 a −F e OOH(goethite)を400℃
以上で脱水してα−−Fe203とし、H2ガス中で3
50℃以上で還元してFe3O4とし、さらに250℃
以下で酸化して作製したものを用いればよい。 また、
γ−FeOOH(レピッドクロサイト)を脱水、還元酸
化してもよい。
コバルト被着酸化鉄粉としては、 γ−Fe203粒子やFe3O4粒子の表面から数10
λ以内のごく薄い層にCo2+を拡散させたものを用い
ればよい。
なあ、磁性粉は0.01〜1−程度の粒径とする。
このような磁性粉末は、通常バインダー100重量部に
対し100〜900重量部程度含有される。
バインダーとしては、放射線硬化性樹脂、熱硬化性ない
し反応型樹脂、熱可塑性樹脂等が用いられる。
放射線硬化性樹脂を用いる場合、その具体例としては、
ラジカル重合性を有する不飽和二重結合を示すアクリル
酸、メタクリル酸、あるいはそれらのエステル化合物の
ようなアクリル系二重結合、ジアリルフタレートのよう
なアリル系二重結合、マレイン酸、マレイン酸誘導体等
の不飽和結合等の放射線照射による架橋あるいは重合乾
燥する基を熱可塑性樹脂の分子中に含有または導入した
樹脂である。 その他放射線照射により架橋重合する不
飽和二重結合を有する化合物であれば用いることができ
る。
放射線照射による架橋あるいは重合乾燥する基を熱可塑
性樹脂の分子中に含有または導入した樹脂としては、樹
脂中にマレイン酸やフマル酸等を含有するもので、その
含有量は、製造時の架橋、放射線硬化性等から酸成分中
1〜40モル%、好ましくは10〜30モル%である。
放射線硬化性樹脂に変性できる熱可塑性樹脂の例として
は、特に次のような塩化ビニール系共重合体が好適であ
る。
塩化ビニール−酢酸ビニール−ビニールアルコール共重
合体、塩化ビニール−ビニールアルコール共重合体、塩
化ビニール−ビニールアルコール−プロピオン酸ビニー
ル共重合体、塩化ビニール−酢酸ビニール−マレイン酸
共重合体、塩化ビニール−酢酸ビニール−ビニルアルコ
ール−マレイン酸共重合体、塩化ビニール−酢酸ビニー
ル−末端OHfill alアルキル基共重合体、例え
ばucc社製VROH,VYNC1VYEGX%VER
R,VYESlVMCA。
VAGH,UCARMAG520、UCARMAG52
8等が挙げられる。
そして、このものにアクリル系二重結合、マレイン酸系
二重結合、アリル系二重結合を導入して放射線感応変性
を行う。
これらカルボン酸を含有してもよい。
この他、飽和ポリエステル樹脂、ポリビニルアルコール
系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノキシ系樹脂、繊維素誘
導体等が好適である。
その他、放射線感応変性に用いることのできる樹脂とし
ては、多官能ポリエステル樹脂、ポリエーテルエステル
樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂および誘導体(pvp
オレフィン共重合体)、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹
脂、フェノール樹脂、スピロアセタール樹脂、水酸基を
含有するアクリルエステルおよびメタクリルニスエルを
重合成分として少なくとも一種含むアクリル系樹脂等も
有効である。
そして、これらは単独で、あるいは2種以上併用して用
いられる。
エラストマー、プレポリマー、オリゴマーも使用でき、
その好適例としては、ポリウレタネラストマーもしくは
プレポリマーがある。
ポリウレタンの使用は耐摩耗性、および支持体、例えば
PETフィルムへの接着性が良い点で特に有効である。
 ウレタン化合物の例としては、イソシアネートとして
、2.4−1−ルエンジイソシアネート、2.6−トル
エンジイソシアネート、1.3−キシレンジイソシアネ
ート、1.4−キシレンジイソシアネート、1゜5−ナ
フタレンジイソシアネート、m−フェニレンジイソシア
ネート、p−フェニレンジイソシアネート、3.3′−
ジメチル−4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、4゜4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、3
.3′−ジメチルビフェニレンジイソシアネート、4.
4′−ビフェニ゛レンジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、イソフォロンジイソシアネート、
ジシキロヘキシルメタンジイソシアネート、デスモジュ
ールし、デスモジュールN等の各種多価イソシアネート
と、線状飽和ポリエステル(エチレングリール、ジエチ
レングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン
、1,4−ブタンジオール、1.6−ヘキサンジオール
、ペンタエリスリット、ソルビトール、ネオペンチルグ
リコール、1.4−シクロヘキサンジメタツールの様な
多価アルコールと、フタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸の様な飽和多
塩基酸との縮重合によるもの)、線状飽和ポリ、エーテ
ル(ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコール)やカプロラクタム
、ヒドロキシル含有アクリル酸エステル、ヒドロキシル
含有メタクリル酸エステル等の各種ポリエステル類の縮
合物により成るポリウレタンエラストマー、プレポリマ
ーが有効である。
こわらのウレタンエラストマーの末端のイソシアネート
基または水酸基と、アクリル系二重結合またはアクリル
系二重結合等を有する単量体とを反応させることにより
、放射線感応性に変性することは非常に効果的である。
 また、末端に極性基としてOH,Cool等を含有す
るものも含む。
さらに、不飽和二重結合を有する長鎖脂肪酸のモノある
いはジクリセリド等、イソシアネート基と反応する活性
水素を持ち、かつ放射線硬化性を有する不飽和二重結合
を有する単量体も含まれる。
上述のアクリル変性塩化ビニル系共重合体とのこれらウ
レタンエラストマーの併用は、配向度および面粗れの改
良に特に好適である。
この他、アクリロニトリル−ブタジェン共重合エラスト
マー、ポリブタジェンエラストマーも好適である。
またポリブタジェンの環化物、日本合成ゴム製CBR−
M901も熱可塑性樹脂との組合せによりすぐれた性質
を有している。
その他、熱可塑性エラストマーおよびそのプレポリマー
の系で好適なものとしては、スチレン−ブタジェンゴム
、塩化ゴム、アクリルゴム、イソプレンゴムおよびその
環化物(日本合成ゴム製ClR701)があり、エポキ
シ変性ゴム、内部可塑化飽和線状ポリエステル(東洋紡
バイロン#300)等のエラストマーも放射線感応変性
処理を施すことにより有効に利用できる。
この他、各種放射線硬化性不飽和二重結合を有するオリ
ゴマー、モノマーも好適に用いられる。
熱可塑性樹脂としては軟化温度が150℃以下、平均分
子量10,000〜200,000、重合度200〜2
.000程度のものである。
熱硬化樹脂または反応型樹脂としてもこのような重合度
等のものであり、塗布、乾燥後に加熱することにより、
縮合、付加等の反応により分子量は無限大のものとなる
ものである。 そして、これらの樹脂のなかで、樹脂が
熱分解するまでの間に軟化または溶融しないものが好ま
しい。
具体的には例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリ
ウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、ブチラール樹脂、ホル
マール樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、シリコー
ン樹脂、アクリル系反応樹脂、ポリアミド樹脂、エポキ
シ−ポリアミド樹脂、飽和ポリエステル樹脂、尿素ホル
ムアルデヒド樹脂などの縮重合の樹脂あるいは高分子量
ポリエステル樹脂とイソシアネートプレポリマーの混合
物、メタクリル酸塩共重合体とジイソシアネートプレポ
リマーの混合物、ポリエステルポリオールとポリイソシ
アネートの混合物など、低分子量グリコール/高分子量
ジオール/トリフェニルメタントリイソシアネートの混
合物など、上記の縮重合系樹脂とインシアネート化合物
などの架橋剤との混合物、塩化ビニル−酢酸ビニル(カ
ルボン酸含有も含む)、塩化ビニル−ビニルアルコール
−酢酸ビニル(カルボン酸含有も含む)、塩化ビニル−
塩化ビニリデン、塩化ビニル−アクロニトリル、ビニル
ブチラール、ビニルホルマール等のビニル共重合系樹脂
と架橋剤との混合物、ニトロセルロース、セルロースア
セトブチレート等の繊維素系樹脂と架橋剤との混合物、
ブタジェン−アクリロニトリル等の合成ゴム系と架橋剤
との混合物、さらにはこれらの混合物が好適である。
このような、熱硬化性樹脂を硬化するには、一般に加熱
オーブン中で50〜80℃にて6〜100時間加熱すれ
ばよい。 あるいは低速度にて、80〜120℃にてオ
ーブン中を走行させてもよい。
上述したようなバインダーの中で、耐久性および磁性層
との接着強度を向上させるには、特に放射線硬化性樹脂
を含有させることが好ましい。
このような放射線硬化性樹脂をバインダーとして用いた
場合、硬化に際して電子線を用いる場合には、放射線特
性としては、加速電圧100〜750Kv、好ましくは
150〜300に■の放射線加速器を用い、吸収線量を
0.5〜20メガラツドになるように照射するのが好都
合である。
特に照射線源としては、吸収線量の制御、製造工程ライ
ンへの導入、電離放射線の遮蔽等の見地から、放射線加
熱器により電子線を使用する方法および後述する紫外線
を使用する方法が有利である。
一方、磁性塗膜の硬化に際して、紫外線を用いる場合、
上述したような、放射線硬化性樹脂を含有するバインダ
ーの中には、光重合増感剤が加えられる。
この光重合増感剤としては1、従来公知のものでよく、
例えばベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエ
ーテル、α−メチルベンゾイン、α−クロルデオキシベ
ンゾイン等のベンゾイン系、ベンゾフェノン、アセトフ
ェノン、ビスアルキルアミノベンゾフェノン等のケトン
類、アントラキノン、フエナントラキノン等の゛ キノ
ン類、ベンジルスルフィド、テトラメチルチウラムモノ
スルフィド等のスルフィド類、等を挙げることができる
。 光重合増感剤は樹脂固形分に対し、0.1〜10重
量%の範囲が望ましい。
紫外線照射は、例えばキセノン放電管、水素放電管など
の紫外線電球等を用いればよい。
さらに、磁性塗料には、溶剤、無機顔料、分散剤、潤滑
剤等が含まれていてもよい。
溶剤としては特に制限はないが、バング−の溶解性およ
び相溶性等を考慮して適宜選択される。
例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイゾブチ
ルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、ギ酸エチル
、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、メタノール
、エタノール、イソプロパツール、ブタノール等のアル
コール類、トルエン、キシレン、エチルベンゼン等の芳
香族炭化水素類、イソプロピルエーテル、エチルエーテ
ル、ジオキサン等のエーテル類、テトラヒドロフラン、
フルフラール等のフラン類等を単一溶剤またはこれらの
混合溶剤として用いられる。
これらの溶剤はバインダーに対して10〜10000w
1%、特に100〜5000wt%の割合で用いる。
このような磁性塗料の粘度は、塗布の段階で5〜too
oocp程度である。
なあ、支持体上には、下地層の下地処理が施されていて
もよい。
そして、・磁性層は、支持体の片面に設けられても、両
面に設けられてもよい。
片面のみに設けるときには、バックコート層を設けても
よく、磁性層にはトップコート層を設けてもよい。
■ 発明の具体的作用効果 本発明によれば、支持体2の幅方向に磁界を発生する永
久磁石の所定位置に軟磁性板が固着されるため、用いる
磁石の磁場調整が容易となり、しかも安定して均一磁界
が発生するので、モジュレーション特性も良好となる。
■ 発明の具体的実施例 以下、本発明の具体的実施例を示し、本発明をさらに詳
細に説明する。
〔実施例1〕 (磁性塗料l) コバルト被着γ−Fe203 (長軸0.6−1短軸0.08%、 Hc 730 0e)       100重量部カー
ボンブラック (帯電防止用、三菱カーボンブラック MA−600)        20重量部α−AIt
203粉末(0,5−粒状)10重量部 溶剤(メチルエチルケトン/トルエン/メチルイソブチ
ルケトン 40/30/30 )100重量部 上記組成物をボールミル中にて3時間混合し、針状磁性
酸化鉄を分散剤によりよく湿潤させた。
次にバインダーとして アクリル二重結合導入塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニル
アルコール共重合体(マレイン酸含有:MW40,00
0)   24重量部(固型分換算)、 アクリル二重結合導入ポリエーテルウレタンエラストマ
ー(MW30,000)6重量部(固型分換算)、 ペンタエリスリトールトリアクリレート3重量部 溶剤(MEに/トルエン/メチルイソブチルケトン40
/30/30)      260重量部ステアリン酸
/ミリスチン酸/べ一、ン酸各1重量部 および ステアリン酸量−セチル      5重量部を混合溶
解させた。
これを磁性粉混合物の入フたボールミル中に投入し、再
び42時間混合分散させた。
このようにして得られた磁性塗料を媒体の磁性層の原料
とし、第1図に示される製造ライン(ただし、軟磁性板
は接続しない。 また磁石5′は用いなかった。)を用
い、下記に示すように磁気記録媒体を製造した。
支持体としては幅300a+m、75#m厚のポリエス
テル(PET)フィルムを使用し、その搬送スピードは
100 m/l1inとした。
リバースロールコートによって塗膜を塗布した。
次に、下記の大きさの磁石5を用いてランダムな配向を
行った。
すなわち、用いた磁石の大きさは、11=2、 OIl
、(1=600mm%112 =0. IXfl =6
0+am、  IL3 =0.3X11  =180m
+s。
ギャップ長さg = 90 m+sとした。
なお、単位磁石511は15  X20”mmとした。
また、各磁石単位511の磁力は、最大エネルギー積(
B H) waX 4 、 OMGOeとした。
なお、この場合、支持体中央部の塗膜面上での印加磁界
は75Gとした。
次いで、乾燥炉を通過させ、表面平滑化処理を行い、放
射線照射装置内を通過させて塗膜を乾燥硬化させた。 
その後、支持体幅方向に3枚の3.5″デイスク媒が得
られるように打ち抜いて媒体サンプルを作製した。
なお、放射線の吸収線量は5メガラツドとした。
このサンプルについて、モジュレーションとして下記の
Ml 、M2を測定したところ、Ml =2%、M2=
2%であった。
なお、モジュレーションMl 、M2の測定は下記の通
りである。
゛トラックー周の最大振幅のところで測定される平均振
幅と、そのトラックの最小振幅のところで測定される平
均振幅を測定する。 前者をA、後者をBとしたとき、
モジュレーションは次式で求められる。
モジュレーションは最内周トラックで2fで測定した。
本発明の実施例では、支持体の幅方向にて3枚のディス
クの打ち抜きを行ワている。 従って、両端部と中央部
とから打ち抜かれたディスク媒体についてモジュレーシ
ョンを測定し、それらの値を Ml (両端打ち抜き部分について測定)M2  (中
央打ち抜き部分について測定)とし、計10個のサンプ
ルについて平均した。
磁性塗料1中にメチルエチルケトン/トルエン/メチル
イソブチルケトン=4/3/3なる混合溶剤を80重量
部加えて磁性塗料2を作製した。 このものを用いて上
記の製造方法に準じて支持体上に塗設−ランダム配向等
を行い媒体サンプルを作製した。 ランダム配向磁石は
上記のものと同様のものを用いた。
その結果、得られたモジュレーションはMl =5、M
2=5であった。
そこで、さらに最適なモジュレーション値を得るために
、ギャップjよび磁界調整を行った。
すなわち、ギャップgを広げg=1.OXfig=30
01111として、塗膜面中央部での磁界を60Gと調
整した場合、モジュレーション値は、Ml =5%、M
2=3%とやや向上したが、磁界の均一性がそこなわれ
るためか、均一でしかも良好なモジュ・レーション値は
得られなかった。
そこで、本発明の軟磁性板を設置した配向磁石を用いて
ランダム配向を行った。
すなわち、第4図に示されるように配向磁石の支持体面
とほぼ垂直となる2つの側面(SおよびN極を形成する
面を除く)に、厚さ0.51fim、材質 鉄の軟磁性
板を両側面がそれぞれすっかり覆われるように固着させ
た。 なお、ランダム配向に際して、塗膜中央部での磁
界は60Gとした。 このように配向磁石の磁場を軟磁
性板を用いて、磁場調整し、このものを用いてランダム
配向したサンプルのモジュレーション値はM1=2%、
M2=2%であった。
〔実施例2〕 (Mi磁性塗料) Fe合金針状磁性粉 (長軸0.2EBm、短軸0.03p、Hc1500 
0e)     100重量部α−AIL203粉末(
0,5−粒状)10重量部 溶剤(メチルエチルケトン/トルエン/シクロへキサノ
ン50/25/25)200重量部上記組成物を強力ミ
キサーにて3時間混合し、磁性合金粉末を分散剤により
よく湿潤させる。
アクリル二重結合導入塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニル
アルコール共重合体(マレイン酸含有;MW40,00
0)  20重量部(固型分換算)、 アクリル二重結合導入ポリエーテルウレタンエラストマ
ー(MW30,000) 5重量部 (固型分換算)、 ペンタエリスリトールトリアクリレート3重量部 溶剤(MEに/トルエン/シクロへキサノン:50/2
5/25)     180重量部ステアリン酸   
       2重量部ステアリン酸ブチル     
  1重量部ステアリン酸i−セチル     8重量
部を混合溶解させる。
これを先の磁性粉処理物と高速ミキサーにより、1時間
充分混合し、サンドグラインドミルを用いて4時間混合
分散を行った。
このようにして得られた磁性塗料を媒体の磁性層の原料
とし、第1図に示される製造ラインを用い、第1および
第2の磁石を支持体を挾んで対向して配置し、下記に示
すような磁気記録媒体を製造した。 但し、支持体の幅
を5001nlに広げて実施した。 支持体塗膜面中央
部での磁界は50Gとした。
第1および第2の磁石はそわぞtLfil =!11 
 ’  =2.  Oxj!o =1000mm、  
ff12  =j22  ’  =0.  I  XJ
21  =  1 00mm、  Il、3  =4!
3 ’  =0. 3XJ!1  =30011111
とし、ギャップg=g’=75mmとした。
なお、本実施例では、ヨークとして第8図および第9図
に示される形状のもの(はぼ三角柱形状)を用い、その
寸法はyx =yt ’ =0.75Xfig =37
511. y2 =’J2 ’ =0.15g=111
fimとした。 このものを用い゛Cランダムな配向を
行った。
なお、単位磁石511の大きさおよび磁力は上記実施例
の場合と同様である。
磁石によるランダム配向後の処理工程は、実施例1の場
合と同様とし、サンプルを作製した。
このサンプルについてモジュレーションを測定したとこ
ろ、M、、=2%、MI2=2%、M13=2%であっ
た。
この場合、支持体の幅500mmのものを用いているの
で、3.5“ディスクを支持体幅方向に5枚打ち抜いて
、各々のモジュレーション値を測定した。
ここでMllは支持体の両端打ち抜き部分について測定
したものであり、M12は中央部打ち抜き部分について
の測定したものであり、M13は両端部打ち抜き部分と
中央部打ち抜き部分との間に位置するものについて測定
したものである。
なお、サンプル数は前記のとおりである。
これに対し、上記磁性塗料2中のバインダー中の3成分
を各々21,5,2.5重量部とした以外は、磁性塗料
2と同様とし、磁性塗料3を作製した。
このものを用いて、上記の製造方法に準じて(なお、ラ
ンダム配向用の磁石に軟磁性板はとりつけていない。)
、支持体上に塗設・ランダム配向等を行い媒体サンプル
を作製した。
ランダム配向磁石は上記のもの(軟磁性板はとりつけて
いない。)と同様のものを用いた。
その結果、得られたモジュレーションはM 11=5%
、M、2=5%、MI3=5%であった。
これに対し、このような配向磁石の各々の2つの側面に
第4図に示されるような軟磁性板を設けた。
すなわち、支持体を隔てて上下1対の第1および第2の
配向磁石の支持体とほぼ一平面となるそれぞれの2つの
側面(SおよびN極を形成する面を除く)に、厚さ0.
75m1Il、材質 鉄の軟磁性板を側面がそれぞれす
っかり覆われるように固着させた。
このように配向磁石の磁場を軟磁性板を用いて磁場調整
しく磁性塗膜の中央部での磁界は40G)、ランダム配
向したサンプルのモジュレーション値はM、、=2%、
M+2=2%、MI3=2%であった。
なお、軟磁性板を用いずに、ギャップgの調整のみでラ
ンダム配向を行った場合、最適の値としてM、、=6%
、M12=5%、M+3=3%を得るのがやっとであっ
た。
実施例1および2の結果より、磁性塗料の物性、特に粘
度の変化に対しては、本発明に示すようなランダム配向
磁石と軟磁性板を用いることによって磁場調整は容易に
行うことができ、しかもモジュレーション値はきわめて
すぐれたものになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の製造工程の概略側面図である。 第2図は、本発明における磁石と支持体との関係を示す
平面図である。 第3図は、第2図の正面図である。 第4図は、主磁石とその側面に軟磁性板を設けた斜視図
である。 第5図は、2木の磁石と支持体との関係を示す正面図で
ある。 第6図および第7図は、それぞれ第5図の平面図および
底面図である。 第8図、第10図、第12図、および第14図は、磁石
と支持体とヨークとの関係を示す平面図である。 第9図、第11図、第13図、および第15図はそれぞ
れ第8図、第10図、第12図および第14図の正面図
である。 符号の説明 l・−巻き出しロール、2・−非磁性支持体、3・−磁
性塗料、 41.45.49−・・ロール、 5・−磁石、 51.53.55−4fi石単位。 511一単位磁石、  6・−乾燥炉、9−ヨーク、 
   10・−軟磁性板出願人  ティーディーケイ株
式会社 の FIG、2 FIG、3 1+   m F I G、 6 FIG、7 FIG、10 F I G、 14

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダーと
    を含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印加
    し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記録
    媒体の製造方法において、 支持体幅方向に延在する永久磁石からなる磁石を支持体
    と対向して配置し、支持体幅方向に磁界を印加し、しか
    もこの磁石の支持体幅方向の少なくとも一つの側面に軟
    磁性板を接続し磁場調整を行うことを特徴とする磁気記
    録媒体の製造方法。
  2. (2)磁石の寸法および配置位置が l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.05l_0〜1.0l_0 (ここに、l_0は非磁性支持体の幅、l_1は磁石の
    支持体幅方向の長さ、l_2は磁石の支持体長手方向の
    長さ、l_3は磁石の支持体厚さ方向の長さ、gは支持
    体と磁石との間隙の長さである。)の条件をみたすよう
    に設置されており、軟磁性板の厚さが0.1〜10mm
    であり支持体幅方向中央部の塗膜面での磁界が10〜2
    00Gである特許請求の範囲第1項に記載の磁気記録媒
    体の製造方法。
  3. (3)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダーと
    を含有する磁性塗料を塗布し、支持体幅方向に延在する
    永久磁石からなる第1および第2の磁石によって磁界を
    印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気
    記録媒体の製造方法において、 支持体幅方向に延在する磁石からなる第1および第2の
    磁石を支持体を挾んで対向して配置し、支持体幅方向に
    磁界を印加し、しかもこの磁石の少なくとも一方の磁石
    の支持体幅方向の少なくとも一つの側面に軟磁性板を接
    続し、磁場調整を行うことを特徴とする磁気記録媒体の
    製造方法。
  4. (4)第1および第2の磁石が同方向の磁界を発生し、 l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.1l_0〜2.0l_0 l_1′=0.5l_1〜1.0l_1 l_2′=0.5l_2〜1.0l_2 l_3′=0.5l_3〜1.0l_3 g′=0.1l_0〜2.0l_0 (ここに、l_0は非磁性支持体の幅、l_1およびl
    _1′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体幅方向
    の長さ、l_2およびl_2′はそれぞれ第1および第
    2の磁石の支持体長手方向の長さ、l_3およびl_3
    ′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体厚さ方向の
    長さ、gおよびg′はそれぞれ支持体と磁石との間隙の
    長さである。)であり軟磁性板の厚さが0.1〜10m
    mであり支持体幅方向中央部の塗膜面での磁界が10〜
    200Gである特許請求の範囲第3項に記載の磁気記録
    媒体の製造方法。
  5. (5)長尺の非磁性支持体上に磁性粉とバインダーとを
    含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印加し
    、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記録媒
    体の製造方法において、 支持体幅方向に延在する永久磁石からなる磁石を支持体
    と対向して配置し、支持体幅方向に磁界を印加し、この
    磁石の支持体側幅方向の両端部にヨークまたは補助磁石
    を磁石の支持体側平面の位置より支持体方向に突出する
    ように連接し、しかもこの磁石の支持体幅方向の少なく
    とも一つの側面に軟磁性板を接続し、磁場調整を行うこ
    とを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  6. (6)磁石の寸法および配置位置 l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.05l_0〜2.0l_0 (ここに、l_0は非磁性支持体の幅、l_1は永久磁
    石の支持体幅方向の長さ、l_2は磁石の支持体長手方
    向の長さ、l_3は磁石の支持体厚さ方向の長さ、gは
    支持体と磁石との間隙の長さである。)の条件をみたし
    、かつヨークまたは補助磁石の支持体幅方向の長さをy
    _1、磁石面から支持体方向への突出高さをy_2とし
    たとき、 (l_1−l_0)/2≦y_1<l_1/20<y_
    2<g の条件を満たし、軟磁性板の厚さが0.1〜10mmで
    あり支持体幅方向中央部の塗膜面での磁界が10〜20
    0Gである特許請求の範囲第5項に記載の磁気記録媒体
    の製造方法。
  7. (7)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダーと
    を含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印加
    し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記録
    媒体の製造方法において、 支持体幅方向に延在する永久磁石からなる第1および第
    2の磁石を支持体を挾んで対向して配置し、支持体幅方
    向に磁界を印加し、この磁石の少なくとも一方の支持体
    側幅方向の両端部にヨークまたは補助磁石を磁石の支持
    体側平面の位置より支持体方向に突出するように連接し
    、しかもこの磁石の少なくとも一方の磁石の支持体幅方
    向の少なくとも一方の側面に軟磁性板を接続し、磁場調
    整を行うことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  8. (8)第1および第2の磁石が同方向の磁界を発生し、 l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.05l_0〜2.0l_0 l_1′=0.5l_1〜1.0l_1 l_2′=0.5l_2〜1.0l_2 l_3′=0.5l_3〜1.0l_3 g′=0.1l_0〜2.0l_0 (ここに、l_0は非磁性支持体の幅、l_1およびl
    _1′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体幅方向
    の長さ、l_2およびl_2′はそれぞれ第1および第
    2の磁石の支持体長手方向の長さ、l_3およびl_3
    ′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体厚さ方向の
    長さ、gおよびg′はそれぞれ支持体と磁石との間隙の
    長さである。)の条件を満たし、軟磁性板の厚さが0.
    1〜10mmであり支持体幅方向中央部の塗膜面での磁
    界が10〜200Gである特許請求の範囲第7項に記載
    の磁気記録媒体の製造方法。
  9. (9)少なくとも一方の磁石に設けられるそれぞれのヨ
    ークまたは補助磁石の支持体幅方向の長さをy_1、磁
    石面から支持体方向への突出高さをy_2としたとき、 (l_1−l_0)/2≦y_1<l_1/20<y_
    2<g である特許請求の範囲第7項または第8項に記載の磁気
    記録媒体の製造方法。
  10. (10)第1および第2の磁石にヨークまたは補助磁石
    が設けられ、第1および第2の磁石のそれぞれのヨーク
    または補助磁石の支持体幅方向の長さをy_1およびy
    _1′、磁石面から支持体方向への突出高さをy_2お
    よびy_2′としたとき、 (l_1−l_0)/2≦y_1<l_1/20<y_
    2<g (l_1′−l_0)/2≦y_1′<l_1′/20
    <y_2′<g′ である特許請求の範囲第7項または第8項に記載の磁気
    記録媒体の製造方法。
  11. (11)l_1=l_1′、l_2=l_2′、l_3
    =l_3′、g=g′、y_1=y_1′、y_2=y
    _2′ である特許請求の範囲第10項に記載の磁気記録媒体の
    製造方法。
JP27831186A 1986-11-21 1986-11-21 磁気記録媒体の製造方法 Pending JPS63131324A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27831186A JPS63131324A (ja) 1986-11-21 1986-11-21 磁気記録媒体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27831186A JPS63131324A (ja) 1986-11-21 1986-11-21 磁気記録媒体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63131324A true JPS63131324A (ja) 1988-06-03

Family

ID=17595568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27831186A Pending JPS63131324A (ja) 1986-11-21 1986-11-21 磁気記録媒体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63131324A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59142751A (ja) * 1983-02-04 1984-08-16 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気記録媒体の製造法
JPS61160835A (ja) * 1985-01-09 1986-07-21 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気記録媒体の製造方法および装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59142751A (ja) * 1983-02-04 1984-08-16 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気記録媒体の製造法
JPS61160835A (ja) * 1985-01-09 1986-07-21 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気記録媒体の製造方法および装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0610856B2 (ja) 磁気記録媒体
JPS59177727A (ja) 磁気記録媒体
JPH0612564B2 (ja) 磁気記録媒体
JPS63131324A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JP2523290B2 (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPS6313124A (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JPS6353720A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPS63136321A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPS63129521A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPS6352329A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPS6381628A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPS62137718A (ja) 磁気記録ディスクの製造方法
JPS59127225A (ja) 磁気記録媒体
JPS63146216A (ja) 磁気記録媒体
JPS6079520A (ja) 磁気記録媒体
JPS5965929A (ja) 磁気記録媒体及びその製造方法
JPH0673172B2 (ja) 磁気記録媒体
JPS6374119A (ja) 磁気記録媒体
JPH0778867B2 (ja) 磁気記録媒体
JPH0546016B2 (ja)
NL8402557A (nl) Magnetisch registreerschijf en werkwijze voor het vervaardigen hiervan.
KR850001005B1 (ko) 자기기록매체
JPH0685215B2 (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPS61243941A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPS6285403A (ja) 磁気記録媒体