JPS63136321A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

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JPS63136321A
JPS63136321A JP28225886A JP28225886A JPS63136321A JP S63136321 A JPS63136321 A JP S63136321A JP 28225886 A JP28225886 A JP 28225886A JP 28225886 A JP28225886 A JP 28225886A JP S63136321 A JPS63136321 A JP S63136321A
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support
magnetic
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magnetic recording
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JP28225886A
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English (en)
Inventor
Yasushi Takasugi
高杉 康史
Yasuhiko Igarashi
五十嵐 庸彦
Yutaka Shimizu
豊 清水
Yosuke Hitomi
洋介 人見
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 発明の背景 技術分野 本発明は、磁気記録媒体の製造方法に関する。
さらに詳しくは、磁性粉とバインダーとを含有する磁性
層を有するディスク状の磁気記録媒体の製造方法に関す
る。
先行技術とその問題点 ディスク状の磁気記録媒体は、一般に長尺の非磁性支持
体上に磁性塗料を塗布し、その後、熱風等で強制乾燥し
た後、所望の磁性層厚さとしてディスク状に打ち抜いて
製造される。
このようにして製造されたディスク状の磁気記録媒体に
おいて、磁性層中に含有される磁性粉は、規則性のない
いわゆるランダムな配向をしていることが必要である。
 すなわち、ディスク状の媒体はその使用に際して、回
転させながら、磁気ヘッドとディスク周方向に慴動させ
て記録再生するものである。 従って磁性粉か一定方向
に配向している場合には、原理的には磁気ヘッドが配向
方向に沿って慴接するときに最大出力を、配向方向に対
して直角に摺接するときに最小出力を得る。 このため
媒体の回転に伴なって出力変動か現われる。
このような出力変動はモジュレーションと呼ばれており
、モジュレーションの悪化はデータの読み取り誤差を多
くし、実用上問題となる。
従って、このモジュレーション値を小さくするには前記
の媒体の製造過程において、磁性層中の磁性粉の配向を
極力おさえて、ランダムな配向の状態とすればよい。
ところが、通常の製造方法では、一連の工程中でグラビ
アコート法等の塗布や、塗布後の搬送・平滑化処理等の
際に磁性層中に剪断応力が加わるため、磁性層中に含有
される磁性粉は、支持体の搬送方向に機械的配向ないし
自然配向してしまう。
このような磁性粉の機械的ないし自然配向をキャンセル
し、ランダムな状態の配向を得るための提案が種々行わ
れている。
例えば、磁界の方向を交互に変更し、かつ磁界の強さを
減少させるような磁界を用いるもの(特開昭第54−1
59204号公報)、ローラ軸方向に多数の円筒状永久
磁石を同種のものが相対するように密着配置した無配向
用ローラないしこのローラとフィルム長手方向と一致す
る方向に配向するように作用する配向装置との併用(特
開昭第57−189344号、同第57−189345
号公報)、フィルムの長手方向に対して斜めに磁化され
た磁場を用いるもの(特開昭58−141446号公報
)、フィルムの幅方向両側に異極を対向させて配設した
各対向磁石間にフィルムを導出入させるものく特開昭第
59−203243号公報)、厚み方法に着磁された複
数個の帯状磁石の着磁の向きが走行方向に交互に反転す
る装置(特開昭第60−124029号公報)、所定の
コイルが巻かれた巻線枠中にフィルムを通過させ、フィ
ルム幅方向に磁界をかけるランダム配向装置(特開昭第
60−138737号公報)等がある。
しかしながら、これらのものでは、用いる磁性粉の物性
や、磁性塗料の粘度、機械的作用による自然配向の程度
、フィルム搬送スピード等の諸条件に111され、容易
にしかも安定して支持体の全幅にわたって一様にランダ
ム配向化したものが得にくいという欠点がある。
さらに、上記提案のものは、ランダム配向のバラツキ、
すなわちランダム配向度を具体的にモジュレーション値
として測定した場合、そのバラツキが大きいという欠点
をも有している。
また、磁性層上に配向装置に起因するスジか生じたり、
不必要な凹凸が形成される場合もあり、好ましくない。
このような問題に対処するために、本発明者らは、すで
に出願済である特願昭61−195830号および特願
昭61−196648号において、磁石と搬送される支
持体との位置および寸法を規定し、ランダム配向化の良
好な製造方法を提案している。
さらに、ランダム配向のバラツキを防止するために、昭
和61年11月18日付で磁石両端にヨーク等を設け、
しかも磁石とヨークと、搬送される支持体との位置およ
び寸法の関係を規定する製造方法をも提案している。
しかしながら、所定の好適配向位置に配向磁石が設置さ
れた場合でも、配向磁石による磁場は、その磁石の近傍
に設置される設置物の物性等によって微妙に変化し、こ
のことが結果としてランダム配向化へ悪影響を及ぼして
いる。
■ 発明の目的 本発明の目的は、磁性粉とバインダーとを含有する磁性
層を有するディスク状の磁気記録媒体を製造するに際し
て、磁性層中に含有される磁性粉をランダムに配向し、
モジュレーションを向上させ、しかも安定した配向度が
得られる製造方法を提供することにある。
■ 発明の開示 このような目的は、下記の本発明によって達成される。
すなわち第1の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性
粉とバインダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石に
よって磁界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に
打ち抜く磁気記録媒体の製造方法において、上記磁石が
支持体幅方向に磁界を発生するように設置され、この磁
石の近傍の設置物が非磁性材料からなることを特徴とす
る磁気記録媒体の製造方法である。
また第2の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性粉と
バインダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によっ
て磁界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち
抜く磁気記録媒体の製造方法において、支持体幅方向に
それぞれ同方向の磁界を発生する第1および第2の磁石
を支持体を挟んで対向して配置し、この磁石の近傍の設
置物か非磁性材料からなることを特徴とする磁気記録媒
体の製造方法である。
第3の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバイ
ンダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁
界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く
磁気記録媒体の製造方法において、支持体幅方向に延在
する永久磁石からなる磁石を支持体と対向して配置し、
支持体幅方向に磁界を印加し、この磁石の支持体側幅方
向の両端部にヨークまたは補助磁石を磁石の支持体側平
面の位置より支持体方向に突出するように連接し、しか
もこの磁石の近傍の設置物が非磁性材料からなることを
特徴とする磁気記録媒体の製造方法である。
第4の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバイ
ンダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によつて磁
界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く
磁気記録媒体の製造方法において、支持体幅方向に延在
する永久磁石からなる′JJ1および第2の磁石を支持
体を挟んで対向して配置して支持体幅方向に同方向の磁
界を印加し、この磁石の少なくとも一方の支持体側幅方
向の両端部に磁石の支持体側平面の位置より支持体方向
に突出するようにヨークまたは補助磁石を連接し、しか
もこの磁石の近傍の設置物が非磁性材料からなることを
特徴とする磁気記録媒体の製造方法である。
第5の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバイ
ンダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁
界を印加し、乾燥し、しかる後ディスク状に打ち抜く磁
気記録媒体の製造方法において、上記磁石が支持体幅方
向に延在する永久磁石であり、支持体幅方向に磁界を印
加するように設置されており、磁石の支持体幅方向両端
面を除く少なくとも一面に軟磁性板が接続されており、
この磁石の近傍の設置物が非磁性材料からなることを特
徴とする磁気記録媒体の製造方法である。
第6の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバイ
ンダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁
界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く
磁気記録媒体の製遣方法において、支持体幅方向にそれ
ぞれ同方向の磁界を発生する第1および第2の磁石が支
持体を挟んで対向して配置されており後段磁石の少なく
とも一方の支持体幅方向両端面を除く、少なくとも一面
に軟磁性板が接続されており、しかもこの磁石の近傍の
設置物が非磁性材料からなることを特徴とする磁気記録
媒体の製造方法である。
第7の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバイ
ンダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁
界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く
磁気記録媒体の製造方法において、支持体幅方向に延在
する永久磁石からなる磁石を支持体と対向して配置し、
支持体幅方向に磁界を印加し、この磁石の支持体側幅方
向の両端部にヨークまたは補助磁石を磁石の支持体側平
面の位置より支持体方向に突出するように連接し、磁石
の支持体幅方向両端面を除く少なくとも一面に軟磁性板
を接続し、しかもこの磁石の近傍の設置物が非磁性材料
からなることを特徴とする磁気記録媒体の製造方法であ
る。
第8の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバイ
ンダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁
界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く
磁気記録媒体の製造方法において、支持体幅方向に延在
する永久磁石からなる第1および第2の磁石を支持体を
挟んで対向して配置して支持体幅方向に同方向の磁界を
印加し、この磁石の少なくとも一方の支持体側の幅方向
の両端部に磁石の支持体側平面の位置より支持体方向に
突出するようにヨークまたは補助磁石を連接し、第1お
よび第2の磁石の少なくとも一方の支持体幅方向両端面
を除く少なくとも一面に軟磁性板が接続されておりしか
もこの磁石の近傍の設置物が非磁性材料からなることを
特徴とする磁気記録媒体の製造方法である。
第9の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバイ
ンダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁
界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く
磁気記録媒体の製造方法において、上記磁石が前段およ
び後段磁石を含み、前段&fi石が、支持体の面に対し
、ほぼ垂直方向の磁界を印加するように設置され、後段
磁石が支持体幅方向に延在する永久磁石であり、支持体
幅方向に磁界を印加するように設置されており、少なく
とも後段磁石近傍の設置物が非磁性材料からなることを
特徴とする磁気記録媒体の製造製造方法である。
第10の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバ
インダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって
磁界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜
く磁気記録媒体の製造方法において、上記磁石が前段お
よび後段磁石を含み、前段磁石が、支持体の面に対し、
ほぼ垂直方向の磁界を印加するように設置され、後段磁
石が支持体幅方向に延在する一対の永久磁石からなる第
1および第2の磁石を支持体の上下に対向させて設置さ
せたものであり、支持体幅方向に磁界を印加するように
設置されており、少なくとも後段磁石近傍の設置物が非
磁性材料からなることを特徴とする磁気記録媒体の製造
方法である。
第11の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバ
インダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって
磁界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜
く磁気記録媒体の製造方法において、上記磁石が前段お
よび後段磁石を含み、前段磁石が、支持体の面に対し。
ほぼ垂直方向の磁界を印加するように設置され、後段磁
石が支持体幅方向に延在する永久磁石であり、この後段
磁石により支持体幅方向に磁界を印加し、この後段磁石
の支持体側幅方向の両端部にヨークまたは補助磁石を磁
石の支持体側平面の位置より支持体方向に突出して連接
し、少なくとも後段磁石近傍の設置物が非磁性材料から
なることを特徴とする磁気記録媒体の製造製造方法であ
る。
第12の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバ
インダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって
磁界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜
く磁気記録媒体の製造方法において、上記磁石が前段お
よび後段磁石を含み、前段磁石が、支持体の面に対し、
ほぼ垂直方向の磁界を印加するように設置され、後段磁
石が支持体幅方向に延在する一対の永久磁石からなる第
1および第2の磁石を支持体の上下に対向させて設置し
たものであり、この後段磁石により支持体幅方向に磁界
を印加し、この一対の後段磁石の少なくとも一方の支持
体側幅方向の両端部にヨークまたは補助磁石を磁石の支
持体側平面の位置より支持体方向に突出するように連接
し、後段磁石近傍の設置物が非磁性材料からなることを
特徴とする磁気記録媒体の製造方法である。
第13の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバ
インダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって
磁界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜
く磁気記録媒体の製造方法において、上記磁石か前段お
よび後段磁石を含み、前段磁石が、支持体の面に対し、
ほぼ垂直方向の磁界を印加するように設置され、後段磁
石が支持体幅方向に延在する永久磁石であり、支持体幅
方向に磁界を印加するように設置されており、後段磁石
の支持体幅方向両端面を除く少なくとも一面に軟磁性板
が接続されており、後段磁石近傍の設置物が非磁性材料
からなることを特徴とする磁気記録媒体の製造方法であ
る。
第14の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバ
インダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって
磁界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜
く磁気記録媒体の製造方法において、上記磁石か前段お
よび後段磁石を含み、前段磁石が、支持体の面に対し、
ほぼ垂直方向の磁界を印加するように設置され、後段磁
石が支持体幅方向に延在する一対の永久磁石からなる第
1右よび第2の磁石を支持体の上下に対向させて配置さ
れたものであり、支持体幅方向に磁界を印加するように
設置されており、後段磁石の少なくとも一方の支持体幅
方向両端面を除く少なくとも一面に軟磁性板が接続され
ており、後段磁石近傍の設置物が非磁性材料からなるこ
とを特徴とする磁気記録媒体の製造方法である。
第15の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバ
インダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって
磁界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜
く磁気記録媒体の製造方法において、上記磁石が前段お
よび後段磁石を含み、前段磁石が、支持体の面に対し、
ほぼ垂直方向の磁界を印加するように設置され、後段磁
石が支持体幅方向に延在する永久磁石であり、この後段
磁石により支持体幅方向に磁界を印加し、この後段磁石
の支持体側幅方向の両端部にヨークまたは補助磁石を磁
石の支持体側平面の位置より支持体方向に突出して連接
し、後段磁石の支持体方向両端面を除く少なくとも一面
に軟磁性板が接続されており、後段磁石近傍の設置物が
非磁性材料からなることを特徴とする磁気記録媒体の製
造方法である。
第16の発明は、長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバ
インダーとを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって
磁界を印加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜
く磁気記録媒体の製造方法において、上記磁石が前段お
よび後段磁石を含み、前段磁石が、支持体の面に対し、
ほぼ垂直方向の磁界を印加するように設置され、後段磁
石が支持体幅方向に延在する一対の永久磁石からなる第
1および第2の磁石を支持体の上下に対向させて配置し
たものであり、この後段磁石により支持体幅方向に磁界
を印加し、この一対の後段磁石の少なくとも一方の支持
体側幅方向両端部にヨークまたは補助磁石を磁石の支持
体側平面の位置より支持体方向に突出するように連接し
、後段磁石の少なくとも一方の支持体幅方向両端面を除
く少なくとも一面に軟磁性板が接続されており、後段磁
石近傍の設置物が非磁性材料からなることを特徴とする
磁気記録媒体の製造方法である。
■ 発明の具体的構成 以下、本発明の具体的構成について、詳細に説明する。
第1図〜第18図は、それぞわ本発明の磁気記録媒体の
製造方法の実施例を示したものである。
第1図において、巻き出しロール1から引き出された長
尺・フィルム状の非磁性支持体2上には、グラビアコー
ト、エアドクターコート、ブレードコート、エアナイフ
コート、スクイズコート、含浸コート、リバースロール
コート、トランスファーロールコート、スプレィコート
等の種々の塗布手段によって磁性塗料3が膜状に塗布さ
れる。
なお、第1図には、これらの塗布手段の1例として、リ
バースロールコートのロール41.45.49が示され
ている。
なお、同図において、磁性塗料3は、ノズル7から各ロ
ールに供給されており、ロール41に近接して、ドクタ
ーブレード8が配置されている。
非磁性支持体2は通常ポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレンナフタレート等のポリエステル類、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン類、セルローストリアセテー
ト等のセルロース誘導体、ポリイミド、ポリカーボネー
ト、ポリサルホン、芳香族アラミド、芳香族ポリエステ
ル等の各種樹脂が用いられる。
これらの中では特に、ポリエステル、ポリアミド、ポリ
イミド等を用いることが好ましい。
磁性塗料3には、後述の針状の磁性粉、バインダー、溶
剤等が含有される。
このような塗布工程の後に、通常は、次工程として非磁
性支持体上に設層された磁性塗料3のランダム配同化が
行われる。
なお、この配向の府にウェット膜面のスムージング化や
塗膜規制等に関する種々の処理が行われてもよいが、支
持体長手方向の自然配向を助長するような処理はできる
だけさけた方が好都合である。
本発明における配向は、前述したように塗布手段等によ
って、自然配向された磁性粉をできるかぎり無配向状態
にするためのものである。
本発明において、ランダム配向の手段としては、永久磁
石であって、支持体幅方向に延在する磁石を用いる。
このような配向用の磁石としては、第4〜6図に示され
るように2つの磁石5,5′を用い、支持体を挟んで支
持体の下方および上方に対向して配置することが好まし
いが、第1〜第3図等に示すように下方または上方の磁
石のいずれか1つを用いることもできる。
本発明の磁気記録媒体の製造方法においては、上記の配
向用の磁石5の近傍(5′も用いる場合にはこの近傍)
に置かれている設置物は非磁性材料から構成されている
このように、近傍の設置物を非磁性材料とするのは、磁
石5.5′のランダム配向磁場が近傍の設置物によって
乱れるのを防ぐためである。 そして、このような対処
によってランダム配向は良好でしかも安定し5得られた
媒体の特性、特にモジュレーション値はきわめて優れた
ものとなる。
磁石5.5′の近傍というのは、この磁石の配向磁場が
乱れを生じない範囲での工程中のエリア内を意味するも
のである。 より具体的には磁石から少なくとも使用す
る磁石の最大エネルギー積AX 106GOeで表わさ
れるA値に15を掛けてcmを単位として表現された距
離の範囲内である。 また、非磁性材料とは、軟磁性、
硬磁性以外の材料をいう。
具体的には、例えば磁石5.5′を設置・固定するため
の架台や固定具、またこれらの架台や固定具を支持する
フレームおよび補強材、磁性塗料が塗布された支持体を
所望の位置で走行させるためのガイドロール、およびそ
の軸、軸受等が挙げられる。
最も好ましくは、磁石の配向磁場の乱れを完全に阻止す
るために、一連の製造工程中の装置をも全て非磁性材料
でつくることである。
第1図に示す例でいえば、巻き出しロール1、リバース
ロールコートロール41,45゜49、ノズル7、ドク
ターブレード8、乾燥炉6、その他の補助ロール等を全
て非磁性材料でつくることである。
非磁性材料としては、Ni、Coを除く非磁性の非鉄金
属ならびに合金を用いることが出来るが、強度の点で不
適当な場合には、非磁性鉄鋼材料を用いる。 一般に鉄
鋼材料を非磁性にするには鉄鋼に多量のNi、Cr、M
n、Cuなどの合金元素を加え、常温においてオーステ
ナイト組織を含有させることによって得られる。  こ
のような非磁性鋼としては25%Ni鋼、Mn12〜1
4%含む高Mn鋼、18−8Cr−Ni鋼、Ni−Cr
−Mnオーステナイト鋼などがある。
その他エンジニアリングプラスチックやセラミックス等
も使用可能である。
ところで、ランタム配向用の一方5は、第1図〜第3図
に示されるように、通常、複数個の単位磁石511の異
極同士を支持体幅方向に直列に接続し一体化し、1つの
磁石単位51.53.55とし、通常、これらを支持体
長手方向に一体化して構成される。
この場合、支持体幅方向および長手方向には必ずしも単
位磁石511や磁石単位51.53.55を接続する必
要はないが、このようにすることによって、磁界はより
安定化する。
また、磁石5のサイズ決定や変更も容易となる。
なお、各単位磁石511は、設計上、磁界強度が等しい
ものを用いるいのが有利である。
そして、単位磁石511の最大エネルギー積(B H)
 maxは、通常0 、 1〜40MGOe程度とする
このような磁石5を支持体の下方または」ニガのどちら
か一方に設置する場合には、第1図〜第3図に示される
ように、長尺の連続搬送される支持体2の好ましくは下
方部に、間隙距Hgを隔てて、支持体2の幅方向に磁界
が印加されるように支持体とほぼ平行に設置される。
この場合、主磁石5は、支持体2の上方に配置してもよ
いが、磁性塗料3による磁石5の汚れ等を考慮すると、
支持体2の下方に配置することか好ましい。
さらにこの磁石5は支持体2の幅方向に均一な磁界が生
じるように設置されることが望ましい。 そのため通常
第2図に示されるように磁石5は支持体2の幅方向とほ
ぼ平行に(好ましくは90±3°)配置し、支持体2の
長手方向の中心線および幅方向のある線に対してほぼ対
称になるように設置することが好ましい。 そして、磁
石5の磁極は、支持体2の幅方向(搬送方向と直角の方
向)のいずれかの一端部をN極、他端部をS極とし、磁
界が支持体2の幅方向に印加されるようにする。
本発明においては、この磁石5と磁性塗料3が塗布され
た支持体2との位置関係は、下記の関係式を満足するよ
うに規制することが好ましい。
すなわち、磁石5の幅(支持体2の幅方向と同一方向)
を11、支持体2の幅を、ff1o、支持体2と磁石5
との間隙距離をgとした場合、J2. =1. tJ2
[]〜3.0J20.より好ましくは1 、 51Lo
〜2. 5 JILoかっg=o、0510〜1.0j
2Q、より好ましくは0. 11o〜o、5ILoの条
件を満足することが必要である。
LL、が1.1uO未満になると支持体幅方向の磁束分
布が悪化し一様なランダム配向化ができなくなる。 g
か0.05no未満になると支持体2の幅方向両端部で
の磁束密度が、幅方向中央部のそれと比べて犬きくなり
、一様なランダム配向化ができなくなるほか、磁性塗料
3により磁石5が汚れたり、あるいは、磁石5によって
塗膜に傷を生じるおそれがある。
また、IL、が3. OIl、口をこえたり、gが1.
0Ktoをこえると、ランダム配向に要する磁束密度が
低下してしまう。
支持体2の搬送方向に沿った磁石5の長さ22は、0.
01J2.〜0.742.より好ましくは0.24!、
〜0.6IL1である。
Il2がO,lfi、未満となると、磁束密度が低下し
てしまう。
また、Il、2が0.742.をこえると、磁界印加時
間の上昇を抑えるために支持体2の搬送スピードを上昇
させなければならず、製造上困難が生じる。
このような12の範囲で支持体2の通常の搬送スピード
は5〜500m/分程度とすればよい。
さらに、支持体2の厚さ方向の磁石5の長さ13は0.
01421〜0.5IL1 、より好ましくは0.05
fi、〜0.31.である。
Il3がo、oiIl1未満となると磁束密度が低下し
てしまう。 また、13が0.5Il、をこえると磁界
強度が大きくなりすぎるため、磁束分布の制御が困難と
なる。
このように、本発明ては、ランダム配同化を行うために
、支持体2の幅方向に均一な磁界を発生するように、主
磁石5を支持体2との位置関係を所定のものとすること
が好ましい。
そして、第2図に示されるように磁石5を、通常、複数
個(第2図では3本)の磁石単位51.53.55を一
体化することによって作製すれば、上記の範囲を変化さ
せることはきわめて容易である。
さらに本発明において、上述した磁石5の支持体幅方向
の両端部には、第2図〜第11図に示されるようにヨー
ク9が磁石5の支持体側平面の位置より、支持体方向に
突出して配置することが好ましい。
本発明においては、ヨーク9が磁石5の支持体幅方向端
部にいくにつれ、支持体に近づくように構成されること
が好ましい。
このような具体例が第2図〜第10図に示される。 第
2図〜第6図には数個の板状のヨーク片901.902
.903.904を積層し、ヨーク9としたものが示さ
れている。
この場合、図示のごとく数個のヨーク片は、順次長さが
小さくなるように積層され、磁石5の支持体幅方向端部
ではヨーク片の端面をそろえヨーク片の他端面が磁石の
中心から遠ざかるように順次積層される。
そして、積層されたヨーク9の外側(磁石端面側)端面
は、図示のごとく通常磁石5の側面端面551にほぼ一
致するように構成することが好ましく、そのため積層さ
れる各々のヨーク片901.902.903.904の
支持体幅方向の幅は、上に積層されるにつれ小さな幅の
ものを用いることになる。
第7図および第8図には、ほぼ三角柱状のヨーク9が磁
石5の支持体幅方向の端部に設けられている。
この場合、ヨーク9の三角柱の1つの側面は、磁石5の
支持体側表面と連接しており、残り2つの側面のうち一
方の側面991は支持体幅方向端部側にいくにつれ支持
体2に近づくような側面形状をなしている。 側面99
1の形状は、平坦面でも湾曲面でもよい。
このようにヨーク9の形状は磁石5の支持体幅方向両端
にいくにつれ支持体に連続して接近するように構成され
ることが特に好ましいのであるが、第9図および第10
図に示されるように高さが順次大きくなる個数のヨーク
片を非連続状に支持体長手方向に平行に配置して構成す
ることも可能である。
このようなヨーク9の支持体長手方向の長さは、通常磁
石5の支持体長手方向のそれとほぼ同程度とされる。
また、本発明においては、ヨーク9の支持体側表面と、
磁石5の支持体幅方向とが、ほぼ平行となるようなヨー
ク形状のものを用いてもよい。
具体例が第11図〜第14図に示される。
第11図および第12図に示されるヨーク9はほぼ直方
体状をなし、1つの側面が磁石5の支持体側平面の両端
にそれぞれ連接するように配置されている。
このような断面矩形形状をなすヨーク9の支持体幅方向
の両端面91.95特に外側端面95は第9図に示され
るように磁石5の支持体幅方向の外側端面551にほぼ
一致するように配置される。
また、このようなヨーク9の支持体長手方向の長さは、
通常、磁石5の支持体長手方向の長さIL2とほぼ同一
の長さとされ、磁石5の支持体長手方向における断面と
ほぼ合致するよう配置される。
なお、このようなヨーク9と磁石5との配置位置関係は
前述の第2図〜第10図のヨークの場合にも同様に適用
できるものである。
第13図および第14図には、上述した第11図および
第12図のものと実質的にほぼ同一の効果を有する変形
例が示される。 すなわち、ほぼ直方体形状で磁石の厚
さ2□より厚いヨーク9を磁石5の支持体幅方向の外側
端0面551に連接し、ヨーク9の一部を磁石5の支持
体側平面より支持体方向へ突出させて構成している。 
以上具体例として述べてきたような種々の形状のヨーク
9は、その支持体幅方向長さをy+ 、 −石5の支持
体側平面の位置より突出している長さをy2とした場合
、これらは以下の関係を満足するように構成されること
か好ましい。
すなわち (Ilt −J2o )/12≦y 1 < j2 +
/ 2o<y2<g ylか(IL2−io )/2未満となると磁石5から
発生する支持体幅方向への磁界の分布が悪化するためラ
ンダム配向が十分に行えない。
11/2をこえると、他方のヨークと接触するため発生
する磁界が弱まってしまう。
またy2が0となるとヨークを用いないこととなり、そ
の効果が現われない。
モしてgをこえると、支持体幅方向への磁界分布が悪化
するためランダム配向を十分に行うことができない。
なお、ヨーク9はほぼ同形状同寸法のものを2個用い磁
石5の支持体側両端部に対称となるように設置されるこ
とが好ましい。
y2については、ヨークの突出高さが変化するので、y
2は支持体幅方向両端の最大高さである。
なお、この場合支持体幅方向の高さとしては、内方の最
低高さくy2min)を最大高さくy2max)から引
いた値をylで除した値が0< (y2max −y2
min) /y、 <0.5程度となるようにすること
が好ましい。
このようなヨーク9は、通常透磁性の材料からなるが、
磁界が発生できるものてあれば、特に限定されるもので
はなく、補助磁石等を用いてもよい。
本発明においては、上記の所定の関係を満足し、かつ両
端部に一対のヨーク9を有する磁石5を支持体2の上方
もしくは下方の一方(好ましくは下方)に設ければよい
が、より好ましい態様においては、第4図〜第6図に示
されるように、上方および下方の両方にそれぞれ設ける
こうすることによってモジュレーション値は向上する。
より好ましい態様として上方および下方の両方に主磁石
を設ける場合には、第1の磁石の寸法を上記のとおりl
i 、n2.x3とし第2の磁石の対応する寸法にダッ
シュを付して11 ′、12 ′、J23 ′とすれば
、fit  =1.tg 〜3.oi、)5  =O,
IJZ、〜O−7I1.。
u3  =o、oii、〜0.5ffi1zi  ’=
Q、51.〜1.OLL。
12 ′=0.5fi2〜1.CM!2[3′=0.5
13〜1.C)jZ3 また第1および第2の磁石と支持体との間隙g、g′は
、 g  =o、tio〜2.OfiQ g′=0.110〜2.0JZQ であり、1つの磁石のみ用いるときと比較して間隙を2
倍にてきる。
これらの限定理由は上記と全く同じである。
また第2の磁石は一般に第1の磁石と同寸法とするが、
上記のとおり、1/2程度まで小さくしても十分その効
果が発揮されるものである。
このような場合、ヨーフタないし補助磁石は第1および
第2の磁石の一方に設ければよしλか、より好ましい態
様においては両方に設ける。
この場合、第2の磁石のヨーク9等のサイズ’J+’、
’/2’は、好ましくはyl、ylと等しくされるが、
磁石サイズとの関係で1つのみの磁石を用いると (ILl−io)/2≦Y + < IL1/ 20 
< y 2 < g (x、’−i。)/2≦Y+ ’ <Il、’ / 2
0<y2’<g’ とすればよい。
このような磁石5の支持体幅方向の側面、すなわちS極
およびN極の両端異極面を除いた4つの側面の少なくと
も1つの面上には軟磁性板10を接続してもよい。
第15図には、この具体例として、磁石5の支持体面に
対して垂直方向の2つの側面に軟磁性板10をそれぞれ
とりつけたものが示されている。
この軟磁性板10は、磁石からの漏えい磁束の電路を短
絡し、漏えい磁界強度を変化させ、磁界調整を容易に行
うためのものである。
従って、軟磁性板10の形状には特に制限はなく、適宜
選定すればよいが、通常は平板状形状とし、その大きさ
は、固着される磁石5の側面とほぼ同程度とされる。 
そして、通常は、磁石5側面を完全に覆うように固着す
る。
このような、軟磁性板10を用いる場合には、上述した
ように磁石5の4つの側面上の少なくとも1つの面上に
固着されるが、なかでも、下記に示すような態様で構成
することが好ましい。
(1)対向する両側面 (2)下面 (3)片側面 (4)片側面と下面 (5)対向する両側面と下面 (6)上面 (ア)上面と下面 (8)上面と片側面 (9)上面と対向する両側面 (10)上面、下面と対向する両側面 (1])上面、下面と片側面 なかでも特に好ましくは上下前後対称となるように構成
することである。
このような軟磁性板10としては、通常、鉄、パーマロ
イ等の軟磁性材料の板材及びフェライト粉を粉体状もし
くはプレス成形した形で用いる。
なお、軟磁性板10は、一つの磁石側面を覆うのに必ず
しも一個で足りるとは限らず、二個以上の軟磁性板を用
いてもよい。
軟磁性板10によつて磁場調整を行うには、必要とする
磁界強度に応し、材質、厚さ、接続する個数等を適宜変
更すればよい。 そして、これらは容易に実験的に求め
られるので、製造に先立ち、用いる磁石に応じこれらを
実験的に求めておく。
なお、軟磁性板10の厚さは、一般に0.lll1m〜
10I[l[n程度とする。
さらに、本発明においては、前述してきたような磁石5
.5′を後段の磁石と称すならば、第16図〜第18図
に示されるように支持体の面に対し、ほぼ垂直方向の磁
界を印加するように設置された前段の磁石15.15’
を設置することが好ましい。
用いる前段の磁石は、N−S対向磁石15゜15′であ
り、前述したように、支持体2の面に対し、ほぼ垂直方
向の磁界を印加するように設置されている。 前段の磁
石は、例えば第16図に例示するような、1対のものの
みでなく、これを複数対用いてもよい。
複数の前段の磁石を用いる場合には、これらを間隔なし
で連接したり、間隔をもって配置したり、種々の態様が
可能である。
このような前段の磁石15.15’は、磁場の大きさが
、2〜IIKG程度ものを用いるのが好ましい。
このような前段磁石15.15’ としては、永久磁石
、電磁石、ソレノイド等であってよく、対向磁極間隙は
3〜200 mm程度、支持体長手方向の長さL2  
(第17図に表われている)は、3〜200mm程度、
支持体幅方向の長さり、は、支持体幅の長さ1oに対し
て、L、=1.iIl、、3〜1.5fi、の関係を有
し、その長さは通常、10〜750 cm程度である。
このような前段の磁石15.15’を用いる工程は、前
述した後段の磁石5.5′を用いて行うランダム配同化
をより容易にするための補助手段としでの機能を有する
ものである。
従って、前段の磁石15.15’は、工程の流れの中で
必ず、後段の磁石5.5′の航工程となる。
なお、支持体幅方向中央部の塗膜面での前段磁石15.
15’ による磁界は、10〜300Gであることが好
ましい。
また、前段磁石15.15’ と後段磁石5゜5′ と
の間隙は一般に10〜1000mm程度とする。
後段の磁石5は、前述したように支持体2幅方向に磁界
を印加するように設置されている。
なお、支持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石による
磁界は10〜200Gであることが好ましい。
また、このような後段磁石による塗膜面での磁界を前述
した前段磁石によるそれで除した値は、0.5〜15で
あることが好ましい。
塗設後、以上述べてきたように塗装後ランダム配向され
た磁性塗料3は、通常、乾燥炉6等の内部に設けられた
熱風、遠赤外ランプ、電気ヒーター等の公知の乾燥手段
によって乾燥・固化される。 また、バインダーとして
後述するような放射線硬化型の化合物を用いた場合には
、各種の放射線照射装置をさらに付加して用いる。 こ
のようにして磁性層を固化した後に、必要に応じて表面
平滑化処理を行う。
次いで、打ち抜きプレス機等によって所定のディスク形
状に打ち抜き、さらに二次加工を行い、媒体を作製する
このようにして製造されるディスク状の磁気記録媒体の
磁性塗料3は、前述したように、針状の磁性粉とバイン
ダー、必要に応じて各種添加剤と通常、溶剤とを含有す
る。
磁性粉の長軸/短軸の軸比としては、任意であるが、通
常2〜20の軸比をもつ針状のものに効果がある。
針状の磁性粉としては、金属磁性粉、コバルト被着酸化
鉄粉、γ−Fe2O3粉等のいすねであってもよい。
本発明に用いる金属磁性粉は、 1)   a  −F  e  OOH(Goethi
te)、  β −F e OOH(Akaganit
e) 、  y −F e OOH(Lepidocr
ociLe)等のオキシ水酸化鉄や;a −Fe203
 、y−Fe203 、Fe3O4、y−Fe203−
Fe304  (固溶体)等の酸化鉄や; Co、Mn、Ni、Ti、Al1、Bi、B、P、Ag
等の金属の1つまたは2つ以上がドープされ、その表面
にアルミニウム化合物またはケイ素化合物を吸着、被着
したものを、還元性ガス気流中で加熱通光して、鉄また
は鉄を主成分とする磁性粉末を製造する方法、 2)金属水溶液よりNaBH4により液相還元して作製
する方法、 3) あるいは低圧力の不活性ガス雰囲気中で金属を蒸
発させて作成する方法等により得られる。
金属磁性粉の組成としては、Fe、Co、Niの単体お
よび、これらの合金、またはこれらの単体および合金に
、Cr、Mn、Co、Ni、さらにZn、Cu、Zr、
Afl、Ti、Bi、Ag、Pt等を添加した金属が使
用できる。
また、これらの金属にB、C,Si、P、Nなどの非金
属元素を少量添加したものでも本発明の効果は失われな
い。
あるいは、Fe4N等、一部室化ないし炭化された金属
磁性粉であってもよい。
さらに、金属磁性粉は、粒子表面に酸化被1摸を有する
ものであってもよい。
また、γ−Fe2O3粉としては、 a −F e OOH(goethite)を400 
’C以上で脱水してα−−Fe203とし、H2ガス中
で350℃以上で還元してFe3O4とし、さらに25
0℃以下で酸化して作製したものを用いわばよい。 ま
た、γ−FeOOH(レピッドクロサイト)を脱水、還
元酸化してもよい。
コバルト被着酸化鉄粉としては、 γ−Fe203粒子やFe3O4粒子の表面から数10
人以内のごく薄い層にCo2+を拡散させたものを用い
ればよい。
なお、磁性粉は0,01〜1−程度の粒径とする。
このような磁性粉末は、通常バインダー100重量部に
対し100〜900重量部程度含有される。
バインダーとしては、放射線硬化性樹脂、熱硬化性ない
し反応型樹脂、熱可塑性樹脂等か用いられる。
放射線硬化性樹脂を用いる場合、その具体例としては、
ラジカル重合性を有する不飽和二重結合を示すアクリル
酸、メタクリル酸、あるいはそれらのエステル化合物の
ようなアクリル系二重結合、ジアリルフタレートのよう
なアリル系二重結合、マレイン酸、マレイン酸誘導体等
の不飽和結合等の放射線照射による架橋あるいは重合乾
燥する基を熱可塑性樹脂の分子中に含有または導入した
樹脂である。 その池数射線照射により架橋重合する不
飽和二重結合を有する化合物であれば用いることができ
る。
放射線照射による架橋あるいは重合乾燥する基を熱可塑
性樹脂の分子中に含有または導入した樹脂としては、樹
脂中にマレイン酸やフマル酸等を含有するもので、その
含有量は、製造時の架橋、放射線硬化性等から酸成分中
1〜40モル%、好ましくは10〜30モル%である。
放射線硬化性樹脂に変性できる熱可塑性樹脂の例として
は、特に次のような塩化ビニール系共重合体が好適であ
る。
塩化ビニール−酢酸ビニール−ビニールアルコール共重
合体、塩化ビニール−どニールアルコール共重合体、塩
化ビニール−ビニールアルコール−プロピオン酸ビニー
ル共重合体、塩化ビニール−酢酸ビニール−マレイン酸
共重合体、塩化ビニール−酢酸ビニールービニルアルコ
ールーマし・イン酸共重合体、塩化ヒニールー酢酸ビニ
ールー末端OH側鎖アルキル基共重合体、例えばUCC
社製VROH,VYNC2VYEGX、VERR%VY
ES、VMCA、VAGH%UCARMAG520、U
CARMAG528等が挙げられる。
そして、このものにアクリル系二重結合、マレイン酸系
二重結合、アリル系二重結合を導入して放射線感応変性
を行う。
これらカルボン酸を含有してもよい。
この他、飽和ポリエステル樹脂、ポリビニルアルコール
系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノキシ系樹脂、繊維素誘
導体等が好適である。
その他、放射線感応変性に用いることのできる樹脂とし
ては、多官能ポリエステル樹脂、ポリエーテルエステル
樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂および誘導体(pvp
オレフィン共重合体)、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹
脂、フェノール樹脂、スピロアセタール樹脂、水酸基を
含有するアクリルエステルおよびメタクリルニスエルを
重合成分として少なくとも一種含むアクリル系樹脂等も
有効である。
そして、これらは単独で、あるいは2種以上併用して用
いられる。
エラストマー、プレポリマー、オリゴマーも使用でき、
その好適例としては、ポリウレタネラストマーもしくは
プレポリマーがある。
ポリウレタンの使用は耐摩耗性、および支持体、例えば
PETフィルムへの接着性が良い点で特に有効である。
 ウレタン化合物の例としては、イソシアネートとして
、2.4−トルエンジイソシアネート、2.6−トルエ
ンジイソシアネート、1.3−キシレンジイソシアネー
ト、1.4−キシレンジイソシアネート、1゜5−ナフ
タレンジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネ
ート、p−フェニレンジイソシアネート、3.3′−ジ
メチル〜4.4’  −ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、404′ −ジフェニルメタンジイソシアネート
、3.3′ −ジメチルビフェニレンジイソシアネート
、4,4′ −ビフェニレンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、イソフオロンジイソシアネ
ート、ジシキロヘキシルメタンジイソシアネート、デス
モジュールし、デスモジュールN等の各種多価インシア
ネートと、線状飽和ポリエステル(エチレングリール、
ジエチレングリコール、グリセリン、トリメチロールプ
ロパン、1.4−ブタンジオール、1.6−ヘキサンジ
オール、ペンタエリスリット、ソルビトール、ネオペン
チルクリコール、1.4−シクロヘキサンジメタツール
の様な多価アルコールと、フタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸の様な
飽和多塩基酸との縮重合によるもの)、線状飽和ポリエ
ーテル(ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、ポリテトラメチレングリコール)やカプロラク
タム、ヒドロキシル含有アクリル酸エステル、ヒドロキ
シル含有メタクリル酸エステル等の各種ポリエステル類
の縮合物により成るポリウレタンエラストマー、プレポ
リマーが有効である。
これらのウレタンエラストマーの末端のインシアネート
基または水酸基と、アクリル系二重結合またはアクリル
系二重結合等を有する単量体とを反応させることにより
、放射線感応性に変性することは非常に効果的である。
 また。
末端に極性基としてOH,C0OH等を含有するものも
含む。
さらに、不飽和二重結合を有する長鎖脂肪酸のモノある
いはジクリセリド等、イソシアネート基と反応する活性
水素を持ち、かつ放射線硬化性を有する不飽和二重結合
を有する単量体も含まれる。
上述のアクリル変性塩化ビニル系共重合体とのこれらウ
レタンエラストマーの併用は、配向度および而粗れの改
良に特に好適である。
この他、アクリロニトリル−ブタジェン共重合エラスト
マー、ポリブタジェンエラストマーも好適である。
またポリブタジェンの環化物、日本合成ゴム製CBR−
M901も熱可塑性樹脂との組合せによりすぐれた性質
を有している。
その他、熱可塑性エラストマーおよびそのプレポリマー
の系で好適なものとしては、スチレン−ブタジェンゴム
、塩化ゴム、アクリルゴム、インブレンゴムおよびその
環化物(日本合成ゴム製ClR701)があり、エポキ
シ変性ゴム、内部可塑化飽和線状ポリエステル(東洋紡
バイロン#300)等のエラストマーも放射線感応変性
処理を施すことにより有効に利用できる。
この他、各種放射線硬化性不飽和二重結合を有するオリ
ゴマー、モノマーも好適に用いられる。
熱可塑性樹脂としては軟化温度が150℃以下、平均分
子量10,000〜200,000、重合度200〜2
,000程度のものである。
熱硬化樹脂または反応型樹脂としてもこのような重合度
等のものであり、塗布、乾燥後に加熱することにより、
縮合、付加等の反応により分子量は無限大のものとなる
ものである。 そして、これらの樹脂のなかで、樹脂が
熱分解するまでの間に軟化または溶融しないものが好ま
しい。
具体的には例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリ
ウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、ブチラール樹脂、ホル
マール樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、シリコー
ン樹脂、アクリル系反応樹脂、ポリアミド樹脂、エポキ
シ−ポリアミド樹脂、飽和ポリエステル樹脂、尿素ホル
ムアルデヒド樹脂などの縮重合の樹脂あるいは高分子量
ポリエステル樹脂とイソシアネートプレポリマーの混合
物、メタクリル酸塩共重合体とジイソシアネートプレポ
リマーの混合物、ポリエステルポリオールとポリイソシ
アネートの混合物など、低分子量グリコール/高分子量
ジオール/トリフェニルメタントリイソシアネートの混
合物など、上記の縮重合系樹脂とイソシアネート化合物
などの架橋剤との混合物、塩化ビニル−酢酸ビニル(カ
ルボン酸含有も含む)、塩化ビニル−ビニルアルコール
−酢酸ビニル(カルボン酸含有も含む)、塩化ビニル−
塩化ビニリデン、塩化ビニル−アクロニトリル、ビニル
ブチラール、ビニルホルマール等のビニル共重合系樹脂
と架橋剤との混合物、ニトロセルロース、セルロースア
セトブチレート等の繊維素系樹脂と架橋剤との混合物、
ブタジェン−アクリロニトリル等の合成ゴム系と架橋剤
との混合物、さらにはこれらの混合物が好適である。
このような、熱硬化性樹脂を硬化するには、一般に加熱
オーブン中で50〜80℃にて6〜100時間加熱すれ
ばよい。 あるいは低速度にて、80〜120℃にてオ
ーブン中を走行させてもよい。
上述したようなバインダーの中で、耐久性および磁性層
との接着強度を向上させるには、特に放射線硬化性樹脂
を含有させることが好ましい。
このような放射線硬化性樹脂をバインダーとして用いた
場合、硬化に際して電子線を用いる場合には、放射線特
性としては、加速電圧100〜750KV、好ましくは
150〜300にVの放射線加速器を用い、吸収線量を
0.5〜20メガラツドになるように照射するのが好都
合である。
特に照射線源としては、吸収線量の制御、製造工程ライ
ンへの導入、電離放射線の遮蔽等の見地から、放射線加
熱器により電子線を使用する方法および後述する紫外線
を使用する方法が有利である。
一方、磁性塗膜の硬化に際して、紫外線を用いる場合、
上述したような、放射線硬化性樹脂を含有するバインダ
ーの中には、光重合増感剤が加えられる。
この光重合増感剤としては1、従来公知のものでよく、
例えばベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエ
ーテル、α−メチルベンゾイン、α−クロルデオキシベ
ンゾイン等のベンゾイン系、ベンゾフェノン、アセトフ
ェノン、ビスアルキルアミノベンゾフェノン等のケトン
類、アントラキノン、フエナントラキノン等のキノン類
、ベンジルスルフィド、テトラメチルチウラムモノスル
フィド等のスルフィド類、等を挙げることができる。 
光重合増感剤は樹脂固形分に対し、0.1〜10重量%
の範囲が望ましい。
紫外線照射は、例えばキセノン放電管、水素放電管など
の紫外線電球等を用いればよい。
さらに、磁性塗料には、溶剤、無機顔料、分散剤、潤滑
剤等が含まれていてもよい。
溶剤としては特に制限はないが、バインダーの溶解性お
よび相溶性等を考慮して適宜選択される。
例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、ギ酸エチル
、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、メタノール
、エタノール、イソプロパツール、ブタノール等のアル
コール類、トルエン、キシレン、エチルベンゼン等の芳
香族炭化水素類、イソプロピルエーテル、エチルエーテ
ル、ジオキサン等のエーテル類、テトラヒドロフラン、
フルフラール等のフラン類等を単一溶剤またはこれらの
混合溶剤として用いられる。
これらの溶剤はバインダーに対して10〜1 0000
 wt%、 特に 100〜5000胃し%の割合で用
いる。
このような磁性塗料の粘度は、塗布の段階で5〜100
00Cp程度である。
なお、支持体上には、下地層の下地処理が施されていて
もよい。
そして、磁性層は、支持体の片面に設けられても、両面
に設けられてもよい。
片面のみに設けるときには、バックコート層を設けても
よく、磁性層にはトップコート層を設けてもよい。
■ 発明の具体的作用効果 本発明によれば、ランタム配向用の磁石の近傍の設置物
が非磁性材料となっているため支持体2の幅方向に安定
した均−m界が発生する。
従って、このようにして製造された媒体は、モジュレー
ション特性が均一・できわめて安定した配向度が得られ
る。
■ 発明の具体的実施例 以下、本発明の具体的実施例を示し、本発明をさらに詳
細に説明する。
〔実施例1) (磁性塗料1) コバルト被着γ−Fe203 (長軸0.6−1短軸0.os4、 Hc 730 0e)       100重°量部カ
ーボンブラック (帯電防止用、三菱カーボンブラック MA−600)         20重量部α−AI
1203粉末(0,5−粒状)10重量部 溶剤(メチルエチルケトン/トルエン/メチルイソブチ
ルケトン 40/30/30)   100重量部上記組成物をボ
ールミル中にて3時間混合し、針状磁性酸化鉄を分散剤
によりよく湿潤させた。
次にバインダーとして アクリル二重結合導入塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニル
アルコール共重合体(マレイン酸含有:MW40.oo
o)       24重量部(固型分換算)、 アクリル二重結合導入ポリエーテルウレタンエラストマ
ー(MW30,000)  6重量部(固型分換算)、 ペンタエリスリトールトリアクリレート3爪量部 溶剤(MEK/トルエン/メチルイソブチルケトン 4
0730/30 )    260重量部ステアリン酸
/ミリスチン酸/ベヘン酸各1重量部 および ステアリン酸量−セチル      5重量部を混合溶
解させた。
これを磁性粉混合物の入ったボールミル中に投入し、再
び42時間混合分散させた。
このようにして得られた磁性塗料を媒体の磁性層の原料
とし、第1図に示される製造ラインを用い、下記に示す
ように磁気記録媒体を製造した。 ただし、後段磁石5
,5′において、磁石5′は用いなかった。
支持体としては幅110=300mm、75μs厚のポ
リエステル(PET)フィルムを使用し、その搬送スピ
ードはi Q Q m/minとした。
リバースロールコートによつて塗膜を塗布した。
次に第16図〜第18図に示されるようなN−8対向1
磁石からなる前段磁石15.15’を用いて支持体面に
対しほぼ垂直方向に磁界を印加した。 この場合、前段
磁石15.15’の支持体幅方向長さLlはそれぞれ3
50mm、長手方向長さL2はそれぞれ50mmのもの
を用いた。
その後、下記の大きさの後段磁石5を支持体の下方に設
置して支持体幅方向に磁界を印加し、ランダムな配向を
行った。
用いた後段磁石5の大きさは、λ、 =2.8io 、
Il、2=0.41..13=0.218、g=0.2
ffi、とじた。
なお、単位磁石511は15fLX20’mmとした。
また、各磁石単位511の磁力は、最大エネルギー積(
B H) maX 4 、 OMGOeとした。
なお、後段磁石による支持体幅方向中央部塗膜面での磁
場は、70Gとした。
次いで、乾燥炉を通過させ、表面平滑化処理を行い、放
射線照射装置内を通過させて塗膜を乾燥硬化させた。 
磁性層の厚さは2戸とし、磁性層は支持体の両面にコー
トした。
その後、支持体幅方向に3枚の3.5″デイスク媒が得
られるように打ち抜いて媒体サンプルを作製した。
なお、放射線の吸収線量は5メガラツドとした。
なお、このような製造方法の過程において、配向用の磁
石5を固定するための磁石架台および固定具等の材質を
それぞれ、鉄(S45C)(比較サンプルl)またはス
テンレス1i4(SUS304)(本発明サンプル1)
とした場合の2種のサンプルを作製した。
このようなサンプルについて以下の特性を調べた。
(1)モジュレーション値 トラック1周の最大振幅のところで測定される平均振幅
と、そのトラックの最小振幅のところで測定される平均
振幅を測定する。 前者をA、後者をBとしたとき、モ
ジュレーションは次式で求められる。
モジュレーションは最内周トラックで2fで測定した。
本発明の実施例では、支持体の幅方向にて3枚のディス
クの打ち抜きを行っている。 従って、両端部と中央部
とから打ち抜かれたディスク媒体についてモジュレーシ
ョンを測定し、それらの値を Ml (両端打ち抜き部分について測定)M2  (中
央打ち抜き部分について測定)とし、それぞれ計10個
のサンプルについて平均した。 その結果、上述したよ
うな比較サンプル1の場合、MlおよびM2の値はそれ
ぞれ3%、4%であったのに対して、本発明サンプル1
の場合は、それぞれ〈2%、〈2%であった。
〔実施例2〕 上記実施例1の後段磁石5を用い上記それの製造方法に
準じて以下に示すような磁性塗料を用い、種々の媒体サ
ンプルを作製した。
(@性塗料2) Fe合金針状磁性粉 (長軸0.254、短軸0.o3.m、Hc 1500
 0e)      100重量部α−A1203粉末 (0,5−粒状)        10重量部溶剤(メ
チルエチルケトン/トルエン/シクロへキサノン50/
25/25)  200重量部上記組成物を強力ミキサ
ーにて3時間混合し、磁性合金粉末を分散剤によりよく
湿潤させる。
アクリル二重結合導入塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニル
アルコール共重合体 (マレイン酸含有:Mw40,0
00)      20重川部(固型分換算)、 アクリル二重結合導入ポリエーテルウレタンエラストマ
ー(Mw30,000)   5重量部(固型分換算)
、 ペンタエリスリトールトリアクリレート3重量部 溶剤(M E K / トルエン/シクロヘキサノン、
50/25/25)      180重量部ステアリ
ン酸           2重量部ステアリン酸ブチ
ル        1重量部ステアリン酸i−セチル 
     8重量部を混合溶解させた。
これを先の磁性粉処理物と高速ミキサーにより、1時間
充分混合し、サンドグランドミルを用いて4時間混合分
散を行フた。
なお、この磁性塗料2を用いた場合、磁石5をかえ、支
持体幅方向中央での塗膜面における磁場を40Gとした
(磁性塗料3) 7Fe203(長軸0.4−1 短軸O11戸、 Hc 300  0e)80重量部 r−Fe203(長軸0.6−5 短軸0.1−1Hc 270 0e) 20重量部 カーボンブラック(帯電防止用、三菱カーボンブラック
MA−600)    10重量部α−A!203粉末
(0,5−粒子)3重量部TiO2粉末(0,3−粒子
)   4重量部SiC粉末(0,3−粒子)    
 1重量部溶剤(メチルエチルケトン/トルエン/メチ
ルイソブチルケトン 50/25/25)  100重量部 」二記組成物をボールミル中にて3時間混合し、磁性酸
化鉄を分散剤により、よく湿潤させる。
次に、バインダーとして、 塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体(
Mw20,000) 13.3重量部 (固型分換算) ポリエステルポリウレタン (Mw20,000)     20重量部(固型分換
算)、 溶剤(メチルエチルケトン/シクロヘキサノン/メチル
イソブチルケトン 40/30/30)       
       200重量部を混合溶解させた。
さらに、分散後、磁性塗料中にイソシアネート化合物(
日本ポリウレタン社製コロネートL)を5重量部(固型
分換算)加えた。
なお、この磁性塗料3を用いた場合は、放射線硬化を行
わず、60℃、24時間の熱硬化を行った。 なお、こ
の磁性塗料3を用いた場合、磁石5をかえ支持体幅方向
中央部での塗膜面における磁場の強さを50Gとした。
このようにして作製された硬化後の塗膜(磁性層)の厚
さは2.0−であった。 この膜厚の測定は電子マイク
ロメーターで行った。
これらの塗膜をフィルムの両面に形成し、両面コートと
した。
このような種々の磁性塗料2および3を用い、表1に示
されるようにランダム配向条件を種々かえて作製した媒
体サンプルについてモジュレーションMl 、M2を測
定した。 結果を表1に示す。
なお、サンプルNo、104は、特開間第59−203
243号公報に記載の第1図に示されている磁場配向装
置を用いた比較例である。
この比較例では、フィルムの幅方向両側に異様を対向さ
せて配設した各対向磁石間にフィルムを走行させた。 
この場合、磁石の大きさを長さ100cm、高さ100
 cm、厚み10al111としB Hmaxを4. 
0  MGOeとした。 またヨークは、長さ100c
m、高さlocm、支持体に向けでの長さを20 cm
とした。
なお、支持体幅方向中央部での塗膜面における磁界の強
さを70Gとした。
〔実施例3〕 実施例2において後段磁石として、表2に示されるよう
に第1および第2の磁石5.5′を配置して実験を行っ
た。
結果を表2に示す。
なお、塗膜面での磁界は実施例2と同一にした。
〔実施例4〕 実施例3、サンプルNo、201において、第11図お
よび第12図に示されるヨーク9を第1および第2の磁
石5.5′に接続した、この場合、’J+ =0.9u
Q 、 y2 =0.15gとした。
モジュレーションはM、=2%、M2=2%であった。
〔実施例5〕 実施例3のサンプルNo、201において、厚さ0.8
mmの鉄製の軟磁性板を後段磁石5゜5′の全側面に接
続した。
その後、サンプルNo、203の塗料について、磁石5
.5′をかえることなく、同一の配置でサンプルを作製
したところ、サンプルNo、201と同等の結果を得た
〔実施例6〕 実施例3サンプルNo、201にて、第16図〜第18
図に示される前段磁石を用いた。
この場合、前段磁石15.15’の支持体幅方向長さり
、=350ma1、長手方向長さL2=50mI11と
した。 そして、前段磁石15゜15′による支持体幅
方向中央部塗膜面での磁場は100Gとし、前段磁石1
5.15’ と後段磁石5.5′との間隙りは200L
III+とした。
後段磁石5.5′の単位磁石511゜ 511′の磁力をかえ、サンプルNo、201と同等の
出力およびモジュレーションのみ得られる磁力を求めた
ところ、そのときの支持体幅方向中央部塗膜面での磁場
は30Gであった。
このことから、前段磁石により、後段磁石の磁場を減少
でき、しかも磁石を小型化できることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の製造工程の概略側面図である。 第2図は、本発明における後段磁石と支持体との関係を
示す平面図である。 第3図は、第2図の正面図である。 第4図は、第3図において支持体2の上方にさらに磁石
を加え、2つの磁石と支持体との関係を示す正面図であ
る。 第5図および第6図は、それぞれ第4図の平面図および
底面図である。 第7図、第9図、第11図および第13図は、後段磁石
と支持体とヨークとの関係を示す平面図である。 第8図、第10図、第12図および第14図は、それぞ
れ第7図、第9図、第11図および第13図の正面図で
ある。 第15図は、他の実施例における磁石を示す斜視図であ
る。 第16図は、前段磁石と後段磁石を用いた製造工程の概
略側面図である。 第17図は、前段磁石と後段磁石との関係を示す平面図
である。 第18図は、第17図の正面図である。 符号の説明 1・・・巻き出しロール、  2・・−非磁性支持体、
3−・磁性塗料、 41.45.49−・・ロール、 5.5’−・・後段磁石、 51.53.55−・・磁石単位、 511−・・単位磁石、   6・・・乾燥炉、9−・
ヨーク、 15.15’ ・・・前段磁石 出願人  ティーディーケイ株式会社 代理人  弁理士  石 井 陽 − FIG、2 FIG、3 F I G、 5 FIG、6 FIG、9 F I G、 13 α〕 FIG、I7 FIG、]8 15′ と 一手腕タネ市正−”)!j” (自発)昭和62年 1
月120 1、事件の表示 昭和61年特許願第282258号 2、発明の名称 磁気記録媒体の製造方法 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住  所  東京都中央区日本橋−丁目13番1号名 
 称 (306)  ティーディーケイ株式会社代表者
  大 歳   寛 4、代理人 〒101 住  所  東京都千代田区岩木町3丁目2番2にi千
代田岩木ビル 4階 f1864−4498  Fax、864−62806
、補正の内容 (1)明細書筒88頁5行目のra−−Fe203Jを
ra−Fe203Jと訂正する。

Claims (104)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダーと
    を含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印加
    し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記録
    媒体の製造方法において、 上記磁石が支持体幅方向に磁界を発生するように設置さ
    れ、この磁石の近傍の設置物が非磁性材料からなること
    を特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  2. (2)磁石近傍の範囲が、用いる磁石の最大エネルギー
    積をA×10^6GOeとしたとき、15Acm以内の
    範囲であり、Aが0.1〜40である特許請求の範囲第
    1項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  3. (3)磁石が l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.05l_0〜1.0l_0 (ここにl_0は非磁性支持体の幅、l_1は磁石の支
    持体幅方向の長さ、l_2は磁石の支持体長手方向の長
    さ、l_3は磁石の支持体厚さ方向の長さ、gは支持体
    と磁石との間隙の長さである)の条件をみたすように設
    置されている特許請求の範囲第1項または第2項に記載
    の磁気記録媒体の製造方法。
  4. (4)支持体幅方向中央部の塗膜面での磁石による磁界
    が10〜200Gである特許請求の範囲第1項ないし第
    3項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  5. (5)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダーと
    を含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印加
    し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記録
    媒体の製造方法において、 支持体幅方向にそれぞれ同方向の磁界を発生する第1お
    よび第2の磁石を支持体を挟んで対向して配置し、この
    磁石の近傍の設置物が非磁性材料からなることを特徴と
    する磁気記録媒体の製造方法。
  6. (6)磁石近傍の範囲が、用いる磁石の最大エネルギー
    積をA×10^6GOeとしたとき、15Acm以内の
    範囲であり、Aが0.1〜40である特許請求の範囲第
    5項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  7. (7)第1および第2の磁石が l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.1l_0〜2.0l_0 l_1′=0.5l_1〜1.0l_1 l_2′=0.5l_2〜1.0l_2 l_3′=0.5l_3〜1.0l_3 g′=0.1l_0〜2.0l_0 (ここに、l_0は非磁性支持体の幅、l_1およびl
    _1′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体幅方向
    の長さ、l_2およびl_2′はそれぞれ第1および第
    2の磁石の支持体長手方向の長さ、l_3およびl_3
    ′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体厚さ方向の
    長さ、gおよびg′はそれぞれ支持体と第1および第2
    の磁石との間隙の長さである)となるように設置されて
    いる特許請求の範囲第5項または第6項に記載の磁気記
    録媒体の製造方法。
  8. (8)l_1=l_1′、l_2=l_2′、l_3=
    l_3′、g=g′である特許請求の範囲第5項ないし
    第7項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  9. (9)支持体幅方向中央部の塗膜面での磁石による磁界
    が10〜200Gである特許請求の範囲第5項ないし第
    8項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  10. (10)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダー
    とを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印
    加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記
    録媒体の製造方法において、 支持体幅方向に延在する永久磁石からなる磁石を支持体
    と対向して配置し、支持体幅方向に磁界を印加し、この
    磁石の支持体側幅方向の両端部にヨークまたは補助磁石
    を磁石の支持体側平面の位置より支持体方向に突出する
    ように連接し、しかもこの磁石の近傍の設置物が非磁性
    材料からなることを特徴とする磁気記録媒体の製造方法
  11. (11)磁石近傍の範囲が、用いる磁石の最大エネルギ
    ー積をA×10^6GOeとしたとき、15Acm以内
    の範囲であり、Aが0.1〜40である特許請求の範囲
    第10項に記載の磁気記録媒体の製造方法
  12. (12)磁石が l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_210.5l_1 g=0.05l_0〜1.0l_0 (ここにl_0は非磁性支持体の幅、l_1は磁石の支
    持体幅方向の長さ、l_2は磁石の支持体長手方向の長
    さ、l_3は磁石の支持体厚さ方向の長さ、gは支持体
    と磁石との間隙の長さである)の条件をみたすように設
    置されている特許請求の範囲第10項または第11項に
    記載の磁気記録媒体の製造方法。
  13. (13)ヨークまたは補助磁石の支持体幅方向の長さを
    y_1、磁石面から支持体方向への突出高さをy_2と
    したとき、 (l_1−l_0/2)≦y_1<(l_1/2)0<
    y_2<g である特許請求の範囲第10項ないし第12項のいずれ
    かに記載の磁気記録媒体の製造方 法。
  14. (14)支持体幅方向中央部の塗膜面での磁石による磁
    界が10〜200Gである特許請求の範囲第10項ない
    し第13項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法
  15. (15)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダー
    とを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印
    加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記
    録媒体の製造方法において、 支持体幅方向に延在する永久磁石からなる 第1および第2の磁石を支持体を挟んで対向して配置し
    て支持体幅方向に同方向の磁界を印加し、この磁石の少
    なくとも一方の支持体側幅方向の両端部に磁石の支持体
    側平面の位置より支持体方向に突出するようにヨークま
    たは補助磁石を連接し、しかもこの磁石の近傍の設置物
    が非磁性材料からなることを特徴とする磁気記録媒体の
    製造方法。
  16. (16)磁石近傍の範囲が、用いる磁石の最大エネルギ
    ー積をA×10^6GOeとしたとき、15Acm以内
    の範囲であり、Aが0.1〜40である特許請求の範囲
    第15項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  17. (17)第1および第2の磁石が l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.1l_0〜2.0l_0 l_1′=0.5l_1〜1.0l_1 l_2′=0.5l_2〜1.0l_2 l_3′=0.5l_3〜1.0l_3 g′=0.1l_0〜2.0l_0 (ここに、l_0は非磁性支持体の幅、l_1およびl
    _1′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体幅方向
    の長さ、l_2およびl_2′はそれぞれ第1および第
    2の磁石の支持体長手方向の長さ、l_3およびl_3
    ′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体厚さ方向の
    長さ、gおよびg′はそれぞれ支持体と第1および第2
    の磁石との間隙の長さである)である特許請求の範囲第
    15項または第16項に記載の磁気記録媒体の製造方法
  18. (18)少なくとも一方の磁石に設けられるそれぞれの
    ヨークまたは補助磁石の支持体幅方向の長さをy_1、
    磁石面から支持体方向への突出高さをy_2としたとき
    、 (l_1−l_0/2)≦y_1<(l_1/2)0<
    y_2<g であることを特徴とする特許請求の範囲第15項ないし
    第17項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  19. (19)第1および第2の磁石にヨークまたは補助磁石
    が設けられ、第1および第2の磁石のそれぞれのヨーク
    または補助磁石の支持体幅方向の長さをy_1およびy
    _1′、磁石面から支持体方向への突出高さをy_2お
    よびy_2′としたとき、 (l_1−l_0/2)≦y_1<(l_1/2)0<
    y_2<g (l_1′−l_0/2)≦y_1′<(l_1′/2
    )0<y_2′<g である特許請求の範囲第15項ないし第18項のいずれ
    かに記載の磁気記録媒体の製造方 法。
  20. (20)l_1=l_1′、l_2=l_2′、l_3
    =l_3′、g=g′、y_1=y_1′、y_2=y
    _2′である特許請求の範囲第19項に記載の磁気記録
    媒体の製造方法。
  21. (21)支持体幅方向中央部の塗膜面での磁石による磁
    界が10〜200Gである特許請求の範囲第15項ない
    し第20項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法
  22. (22)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダー
    とを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印
    加し、乾燥し、しかる後ディスク状に打ち抜く磁気記録
    媒体の製造方法において、 上記磁石が支持体幅方向に延在する永久磁石であり、支
    持体幅方向に磁界を印加するように設置されており、磁
    石の支持体幅方向両端面を除く少なくとも一面に軟磁性
    板が接続されており、この磁石の近傍の設置物が非磁性
    材料からなることを特徴とする磁気記録媒体の製造方法
  23. (23)磁石近傍の範囲が、用いる磁石の最大エネルギ
    ー積をA×10^6GOeとしたとき、15Acm以内
    の範囲であり、Aが0.1〜40である特許請求の範囲
    第22項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  24. (24)磁石が l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.05l_0〜1.0l_0 (ここにl_0は非磁性支持体の幅、l_1は磁石の支
    持体幅方向の長さ、l_2は磁石の支持体長手方向の長
    さ、l_3は磁石の支持体厚さ方向の長さ、gは支持体
    と磁石との間隙の長さである)をみたすように設置され
    ている特許請求の範囲第22項または第23項に記載の
    磁気記録媒体の製造方法。
  25. (25)軟磁性板の厚さが0.1〜10mmであり、支
    持体幅方向中央部の塗膜面での磁石による磁界が10〜
    200Gである特許請求の範囲第22項ないし第24項
    のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  26. (26)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダー
    とを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印
    加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記
    録媒体の製造方法において、 支持体幅方向にそれぞれ同方向の磁界を発生する第1お
    よび第2の磁石が支持体を挟んで対向して配置されてお
    り後段磁石の少なくとも一方の支持体幅方向両端面を除
    く、少なくとも一面に軟磁性板が接続されており、しか
    もこの磁石の近傍の設置物が非磁性材料からなることを
    特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  27. (27)磁石近傍の範囲が、用いる磁石の最大エネルギ
    ー積をA×10^6GOeとしたとき、15Acm以内
    の範囲であり、Aが0.1〜40である特許請求の範囲
    第26項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  28. (28)第1および第2の磁石が l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.1l_0〜2.0l_0 l_1′=0.5l_1〜1.0l_1 l_2′=0.5l_2〜1.0l_2 l_3′=0.5l_3〜1.0l_3 g′=0.1l_0〜2.0l_0 (ここに、l_0は非磁性支持体の幅、l_1およびl
    _1′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体幅方向
    の長さ、l_2およびl_2′はそれぞれ第1および第
    2の磁石の支持体長手方向の長さ、l_3およびl_3
    ′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体厚さ方向の
    長さ、gおよびg′はそれぞれ支持体と第1および第2
    の磁石との間隙の長さである)であるように設置されて
    いる特許請求の範囲第26項または第27項に記載の磁
    気記録媒体の製造方法。
  29. (29)l_1=l_1′、l_2=l_2′、l_3
    =l_3′、g=g′である特許請求の範囲第28項に
    記載の磁気記録媒体の製造方法。
  30. (30)軟磁性板の厚さが0.1〜10mmであり、支
    持体幅方向中央部の塗膜面での磁石による磁界が10〜
    200Gである特許請求の範囲第26項ないし第29項
    のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  31. (31)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダー
    とを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印
    加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記
    録媒体の製造方法において、 支持体幅方向に延在する永久磁石からなる磁石を支持体
    と対向して配置し、支持体幅方向に磁界を印加し、この
    磁石の支持体側幅方向の両端部にヨークまたは補助磁石
    を磁石の支持体側平面の位置より支持体方向に突出する
    ように連接し、磁石の支持体幅方向両端面を除く少なく
    とも一面に軟磁性板を接続し、しかもこの磁石の近傍の
    設置物が非磁性材料からなることを特徴とする磁気記録
    媒体の製造方法。
  32. (32)磁石近傍の範囲が、用いる磁石の最大エネルギ
    ー積をA×10^6GOeとしたとき、15Acm以内
    の範囲であり、Aが0.1〜40である特許請求の範囲
    第31項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  33. (33)磁石が l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.05l_0〜1.0l_0 (ここにl_2は非磁性支持体の幅、l_1は磁石の支
    持体幅方向の長さ、l_2は磁石の支持体長手方向の長
    さ、l_3は磁石の支持体厚さ方向の長さ、gは支持体
    と磁石との間隙の長さである)の条件をみたすように設
    置されている特許請求の範囲第31項または第32項に
    記載の磁気記録媒体の製造方法。
  34. (34)ヨークまたは補助磁石の支持体幅方向の長さを
    y_1、磁石面から支持体方向への突出高さをy_2と
    したとき、 (l_1−l_0/2)≦y_1<(l_1/2)0<
    y_2<g であることを特徴とする特許請求の範囲第31項ないし
    第33項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  35. (35)軟磁性板の厚さが0.1〜10mmであり、支
    持体幅方向中央部の塗膜面での磁石による磁界が10〜
    200Gである特許請求の範囲第31項ないし第34項
    のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  36. (36)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダー
    とを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印
    加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記
    録媒体の製造方法において、 支持体幅方向に延在する永久磁石からなる 第1および第2の磁石を支持体を挟んで対向して配置し
    て支持体幅方向に同方向の磁界を印加し、この磁石の少
    なくとも一方の支持体側の幅方向の両端部に磁石の支持
    体側平面の位置より支持体方向に突出するようにヨーク
    または補助磁石を連接し、第1および第2の磁石の少な
    くとも一方の支持体幅方向両端面を除く少なくとも一面
    に軟磁性板が接続されておりしかもこの磁石の近傍の設
    置物が非磁性材料からなることを特徴とする磁気記録媒
    体の製造方法。
  37. (37)磁石近傍の範囲が、用いる磁石の最大エネルギ
    ー積をA×10^6GOeとしたとき、15Acm以内
    の範囲であり、Aが0.1〜40である特許請求の範囲
    第36項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  38. (38)第1および第2の磁石が l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.1l_0〜2.0l_0 l_1′=0.5l_1〜1.0l_1 l_2′=0.5l_2〜1.0l_2 l_3′=0.5l_3〜1.0l_3 g′=0.1l_0〜2.0l_0 (ここに、l_0は非磁性支持体の幅、l_1およびl
    _1′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体幅方向
    の長さ、l_2およびl_2′はそれぞれ第1および第
    2の磁石の支持体長手方向の長さ、l_3およびl_3
    ′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体厚さ方向の
    長さ、gおよびg′はそれぞれ支持体と第1および第2
    の磁石との間隙の長さである)となるように設置されて
    いる特許請求の範囲第36項または第37項に記載の磁
    気記録媒体の製造方法。
  39. (39)少なくとも一方の磁石に設けられるそれぞれの
    ヨークまたは補助磁石の支持体幅方向の長さをy_1、
    磁石間から支持体方向への突出高さをy_2としたとき
    、 (l_1−l_0/2)≦y_1<(l_1/2)0<
    y_2<g であることを特徴とする特許請求の範囲第36項ないし
    第38項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  40. (40)第1および第2の磁石にヨークまたは補助磁石
    が設けられ、第1および第2の磁石のそれぞれのヨーク
    または補助磁石の支持体幅方向の長さをy_1およびy
    _1′、磁石面から支持体方向への突出高さをy_2お
    よびy_2′としたとき、 (l_1−l_0/2)≦y_1<(l_1/2)0<
    y_2<g (l_1′−l_0/2)≦y_1′<(l_1′/2
    )0<y_2′<g である特許請求の範囲第36項ないし第39項のいずれ
    かに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  41. (41)l_1=l_1′、l_2=l_2′、l_3
    =l_3′、g=g′、y_1=y_1′、y_2=y
    _2′の条件をみたすように設置されている特許請求の
    範囲第36項ないし第40項のいずれかに記載の磁気記
    録媒体の製造方法。
  42. (42)軟磁性板の厚さが0.1〜10mmであり、支
    持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石による磁界が1
    0〜200Gである特許請求の範囲第40項または第4
    1項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  43. (43)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダー
    とを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印
    加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記
    録媒体の製造方法において、 上記磁石が前段および後段磁石を含み、前段磁石が、支
    持体の面に対し、ほぼ垂直方向の磁界を印加するように
    設置され、後段磁石が支持体幅方向に延在する永久磁石
    であり、支持体幅方向に磁界を印加するように設置され
    ており、少なくとも後段磁石近傍の設置物が非磁性材料
    からなることを特徴とする磁気記録媒体の製造製造方法
  44. (44)磁石近傍の範囲が、用いる磁石の最大エネルギ
    ー積をA×10^6GOeとしたとき、15Acm以内
    の範囲であり、Aが0.1〜40である特許請求の範囲
    第43項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  45. (45)後段磁石が l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.05l_0〜1.0l_0 (ここにl_0は非磁性支持体の幅、l_1は磁石の支
    持体幅方向の長さ、l_2は磁石の支持体長手方向の長
    さ、l_3は磁石の支持体厚さ方向の長さ、gは支持体
    と磁石との間隙の長さである)の条件をみたすように設
    置されている特許請求の範囲第43項または44項に記
    載の磁気記録媒体の製造方法。
  46. (46)支持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石によ
    る磁界が10〜200Gである特許請求の範囲第43項
    ないし第45項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造
    方法。
  47. (47)前段磁石が、支持体を挟んで支持体の上下に異
    極を対向させて配置されている支持体幅方向長さ1.1
    l_0〜1.5l_0の永久磁石である特許請求の範囲
    第43項ないし第46項のいずれかに記載の磁気記録媒
    体の製造方 法。
  48. (48)支持体幅方向中央部の塗膜面での前段磁石によ
    る磁界が10〜300Gである特許請求の範囲第43項
    ないし第47項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造
    方法。
  49. (49)支持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石によ
    る磁界を前段磁石による磁界で除した値が0.5〜15
    で、前段磁石と後段磁石との間隙が10〜1000mm
    である特許請求の範囲第43項ないし第48項のいずれ
    かに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  50. (50)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダー
    とを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印
    加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記
    録媒体の製造方法において、 上記磁石が前段および後段磁石を含み、前段磁石が、支
    持体の面に対し、ほぼ垂直方向の磁界を印加するように
    設置され、後段磁石が支持体幅方向に延在する一対の永
    久磁石からなる第1および第2の磁石を支持体の上下に
    対向させて設置させたものであり、支持体幅方向に磁界
    を印加するように設置されており、少なくとも後段磁石
    近傍の設置物が非磁性材料からなることを特徴とする磁
    気記録媒体の製造方法。
  51. (51)磁石近傍の範囲が、用いる磁石の最大エネルギ
    ー積をA×10^6GOeとしたとき、15Acm以内
    の範囲であり、Aが0.1〜40である特許請求の範囲
    第50項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  52. (52)後段磁石の第1および第2の磁石が同方向の磁
    界を発生し、 l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.1l_0〜2.0l_0 l_1′=0.5l_1〜1.0l_1 l_2′=0.5l_2〜1.0l_2 l_3′=0.5l_3〜1.0l_3 g′=0.1l_0〜2.0l_0 (ここに、l_0は非磁性支持体の幅、l_1およびl
    _1′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体幅方向
    の長さ、l_2およびl_2′はそれぞれ第1および第
    2の磁石の支持体長手方向の長さ、l_3およびl_3
    ′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体厚さ方向の
    長さ、gおよびg′はそれぞれ支持体と第1および第2
    の磁石との間隙の長さである)である特許請求の範囲第
    50項または第51項に記載の磁気記録媒体の製造方法
  53. (53)l_1=l_1′、l_2=l_2′、l_3
    =l_3′、g=g′である特許請求の範囲第52項に
    記載の磁気記録媒体の製造方法。
  54. (54)支持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石によ
    る磁界が10〜200Gである特許請求の範囲第50項
    ないし第53項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造
    方法。
  55. (55)前段磁石が、支持体を挟んで支持体の上下に異
    極を対向させて配置されている特許請求の範囲第50項
    ないし第54項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造
    方法。
  56. (56)支持体幅方向中央部の塗膜面での前段磁石によ
    る磁界が10〜300Gである特許請求の範囲第50項
    ないし第55項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造
    方法。
  57. (57)支持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石によ
    る磁界を前段磁石による磁界で除した値が0.5〜15
    であり、前段磁石と後段磁石との間隙が10〜1000
    mmである特許請求の範囲第50項ないし第56項のい
    ずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  58. (58)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダー
    とを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印
    加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記
    録媒体の製造方法において、 上記磁石が前段および後段磁石を含み、前段磁石が、支
    持体の面に対し、ほぼ垂直方向の磁界を印加するように
    設置され、後段磁石が支持体幅方向に延在する永久磁石
    であり、この後段磁石により支持体幅方向に磁界を印加
    し、この後段磁石の支持体側幅方向の両端部にヨークま
    たは補助磁石を磁石の支持体側平面の位置より支持体方
    向に突出して連接し、少なくとも後段磁石近傍の設置物
    が非磁性材料からなることを特徴とする磁気記録媒体の
    製造製造方法。
  59. (59)磁石近傍の範囲が、用いる磁石の最大エネルギ
    ー積をA×10^6GOeとしたとき、15Acm以内
    の範囲であり、Aが0.1〜40である特許請求の範囲
    第58項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  60. (60)後段磁石が l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.05l_0〜1.0l_0 (ここにl_0は非磁性支持体の幅、l_1は磁石の支
    持体幅方向の長さ、l_2は磁石の支持体長手方向の長
    さ、l_3は磁石の支持体厚さ方向の長さ、gは支持体
    と磁石との間隙の長さである)の条件をみたし、かつヨ
    ークまたは補助磁石の支持体幅方向の長さをy_1、磁
    石面から支持体方向への突出高さをy_2としたとき (l_1−l_0/2)≦y_1<(l_1/2)0<
    y_2<g の条件を満たす特許請求の範囲第58項または59項に
    記載の磁気記録媒体の製造方法。
  61. (61)支持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石によ
    る磁界が10〜200Gである特許請求の範囲第57項
    ないし第59項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造
    方法。
  62. (62)前段磁石が、支持体を挟んで支持体の上下に異
    極を対向させて配置されている特許請求の範囲第58項
    ないし第61項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造
    方法。
  63. (63)支持体幅方向中央部の塗膜面での前段磁石によ
    る磁界が10〜300Gである特許請求の範囲第58項
    ないし第62項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造
    方法。
  64. (64)支持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石によ
    る磁界を前段磁石による磁界で除した値が0.5〜15
    であり、前段磁石と後段磁石との間隙が10〜1000
    mmである特許請求の範囲第58項ないし第63項のい
    ずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  65. (65)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダー
    とを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印
    加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記
    録媒体の製造方法において、 上記磁石が前段および後段磁石を含み、前段磁石が、支
    持体の面に対し、ほぼ垂直方向の磁界を印加するように
    設置され、後段磁石が支持体幅方向に延在する一対の永
    久磁石からなる第1および第2の磁石を支持体の上下に
    対向させて設置したものであり、この後段磁石により支
    持体幅方向に磁界を印加し、この一対の後段磁石の少な
    くとも一方の支持体側幅方向の両端部にヨークまたは補
    助磁石を磁石の支持体側平面の位置より支持体方向に突
    出するように連接し、後段磁石近傍の設置物が非磁性材
    料からなることを特徴とする磁気記録媒体の製造方 法。
  66. (66)磁石近傍の範囲が、用いる磁石の最大エネルギ
    ー積をA×10^6GOeとしたとき、15Acm以内
    の範囲であり、Aが0.1〜40である特許請求の範囲
    第65項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  67. (67)後段磁石の第1および第2の磁石が同方向の磁
    界を発生し、 l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.1l_0〜2.0l_0 l_1′=0.5l_1〜1.0l_1 l_2′=0.5l_2〜1.0l_2 l_3′=0.5l_3〜1.0l_3 g′=0.1l_0〜2.0l_0 (ここに、l_0は非磁性支持体の幅、l_1およびl
    _1′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体幅方向
    の長さ、l_2およびl_2′はそれぞれ第1および第
    2の磁石の支持体長手方向の長さ、l_3およびl_3
    ′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体厚さ方向の
    長さ、gおよびg′はそれぞれ支持体と第1および第2
    の磁石との間隙の長さである)の条件をみたし、かつ少
    なくとも一方の後段磁石に設けられるそれぞれのヨーク
    または補助磁石の支持体幅方向の長さをy_1、後段の
    磁石面から支持体方向への突出高さをy_2としたとき
    、 (l_1−l_0/2)≦y_1<(l_1/2)0<
    y_2<g である特許請求の範囲第65項または66項に記載の磁
    気記録媒体の製造方法。
  68. (68)第1および第2の磁石にヨークまたは補助磁石
    が設けられ、第1および第2の磁石のそれぞれのヨーク
    または補助磁石の支持体幅方向の長さをy_1およびy
    _1′、第1および第2の磁石面から支持体方向への突
    出高さをy_2およびy_2′としたとき、 (l_1−l_0/2)≦y_1<(l_1/2)0<
    y_2<g (l_1′−l_0/2)≦y_1′<(l_1′/2
    )0<y_2′<g である特許請求の範囲第65項ないし第67項のいずれ
    かに記載の磁気記録媒体の製造方 法。
  69. (69)l_1=l_1′、l_2=l_2′、l_3
    =l_3′、g=g′、y_1=y_1′、y_2=y
    _2′である特許請求の範囲第68項に記載の磁気記録
    媒体の製造方法。
  70. (70)支持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石によ
    る磁界が10〜200Gである特許請求の範囲第65項
    ないし第69項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造
    方法。
  71. (71)前段磁石が、支持体を挟んで支持体の上下に異
    極を対向させて配置されている特許請求の範囲第65項
    ないし70項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方
    法。
  72. (72)支持体幅方向中央部の塗膜面での前段磁石によ
    る磁界が10〜300Gである特許請求の範囲第65項
    ないし71項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方
    法。
  73. (73)支持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石によ
    る磁界を前段磁石による磁界で除した値が0.5〜15
    であり、前段磁石と後段磁石との間隙が10〜1000
    mmである特許請求の範囲第65項ないし72項に記載
    の磁気記録媒体の製造方法。
  74. (74)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダー
    とを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印
    加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記
    録媒体の製造方法において、 上記磁石が前段および後段磁石を含み、前段磁石が、支
    持体の面に対し、ほぼ垂直方向の磁界を印加するように
    設置され、後段磁石が支持体幅方向に延在する永久磁石
    であり、支持体幅方向に磁界を印加するように設置され
    ており、後段磁石の支持体幅方向両端面を除く少なくと
    も一面に軟磁性板が接続されており、後段磁石近傍の設
    置物が非磁性材料からなることを特徴とする磁気記録媒
    体の製造方法。
  75. (75)磁石近傍の範囲が、用いる磁石の最大エネルギ
    ー積をA×10^6GOeとしたとき、15Acm以内
    の範囲であり、Aが0.1〜40である特許請求の範囲
    第74項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  76. (76)後段磁石が l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.05l_0〜1.0l_0 (ここにl_0は非磁性支持体の幅、l_1は支持体幅
    方向の長さ、l_2は磁石の支持体長手方向の長さ、l
    _3は磁石の支持体厚さ方向の長さ、gは支持体と磁石
    との間隙の長さである。)の条件をみたすように設置さ
    れている特許請求の範囲第74項または第75項に記載
    の磁気記録媒体の製造方法。
  77. (77)軟磁性板の厚さが0.1〜10mmであり、支
    持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石による磁界が1
    0〜200Gである特許請求の範囲第74項ないし第7
    6項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  78. (78)前段磁石が、支持体を挟んで支持体の上下に異
    極を対向させて配置されている特許請求の範囲第74項
    ないし第77項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造
    方法。
  79. (79)支持体幅方向中央部の塗膜面での前段磁石によ
    る磁界が10〜300Gである特許請求の範囲第74項
    ないし第78項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造
    方法。
  80. (80)支持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石によ
    る磁界を前段磁石による磁界で除した値が0.5〜15
    であり、前段磁石と後段磁石との間隙が10〜1000
    mmである特許請求の範囲第74項ないし第79項のい
    ずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  81. (81)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダー
    とを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印
    加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記
    録媒体の製造方法において、 上記磁石が前段および後段磁石を含み、前段磁石が、支
    持体の面に対し、ほぼ垂直方向の磁界を印加するように
    設置され、後段磁石が支持体幅方向に延在する一対の永
    久磁石からなる第1および第2の磁石を支持体の上下に
    対向させて配置されたものであり、支持体幅方向に磁界
    を印加するように設置されており、後段磁石の少なくと
    も一方の支持体幅方向両端面を除く少なくとも一面に軟
    磁性板が接続されており、後段磁石近傍の設置物が非磁
    性材料からなることを特徴とする磁気記録媒体の製造方
    法。
  82. (82)磁石近傍の範囲が、用いる磁石の最大エネルギ
    ー積をA×10^6GOeとしたとき、15Acm以内
    の範囲であり、Aが0.1〜40である特許請求の範囲
    第81項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  83. (83)後段磁石の第1および第2の磁石が同方向の磁
    界を発生し、 l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.1l_0〜2.0l_0 l_1′=0.5l_1〜1.0l_1 l_2′=0.5l_2〜1.0l_2 l_3′=0.5l_3〜1.0l_3 g′=0.1l_0〜2.0l_0 (ここに、l_0は非磁性支持体の幅、l_1およびl
    _1′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体幅方向
    の長さ、l_2およびl_2′はそれぞれ第1および第
    2の磁石の支持体長手方向の長さ、l_3およびl_3
    ′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体厚さ方向の
    長さ、gおよびg′はそれぞれ支持体と第1および第2
    の磁石との間隙の長さである)である特許請求の範囲第
    81項または第82項に記載の磁気記録媒体の製造方法
  84. (84)l_1=l_1′、l_2=l_2′、l_3
    =l_3′、g=g′である特許請求の範囲第81項な
    いし83項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法
  85. (85)支持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石によ
    る磁界が10〜200Gである特許請求の範囲第81項
    ないし第84項のいずれかに記載の磁気記録媒体。
  86. (86)前段磁石が、支持体を挟んで支持体の上下に異
    極を対向させて配置されている特許請求の範囲第81項
    ないし85項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方
    法。
  87. (87)支持体幅方向中央部の塗膜面での前段磁石によ
    る磁界が10〜300Gである特許請求の範囲第81項
    ないし86項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方
    法。
  88. (88)支持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石によ
    る磁界を前段磁石による磁界で除した値が0.5〜15
    であり、前段磁石と後段磁石との間隙が10〜1000
    mmである特許請求の範囲第81項ないし87項のいず
    れかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  89. (89)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダー
    とを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印
    加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記
    録媒体の製造方法において、 上記磁石が前段および後段磁石を含み、前段磁石が、支
    持体の面に対し、ほぼ垂直方向の磁界を印加するように
    設置され、後段磁石が支持体幅方向に延在する永久磁石
    であり、この後段磁石により支持体幅方向に磁界を印加
    し、この後段磁石の支持体側幅方向の両端部にヨークま
    たは補助磁石を磁石の支持体側平面の位置より支持体方
    向に突出して連接し、後段磁石の支持体方向両端面を除
    く少なくとも一面に軟磁性板が接続されており、後段磁
    石近傍の設置物が非磁性材料からなることを特徴とする
    磁気記録媒体の製造方法。
  90. (90)磁石近傍の範囲が、用いる磁石の最大エネルギ
    ー積をA×10^6GOeとしたとき、15Acm以内
    の範囲であり、Aが0.1〜40である特許請求の範囲
    第89項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  91. (91)後段磁石が l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.05l_0〜1.0l_0 (ここにl_0は非磁性支持体の幅、l_1は支持体幅
    方向の長さ、l_2は磁石の支持体長手方向の長さ、l
    _3は磁石の支持体厚さ方向の長さ、gは支持体と磁石
    との間隙の長さである)の条件をみたすように設置され
    ており、かつヨークまたは補助磁石の支持体幅方向の長
    さを y_1、磁石面から支持体方向への突出高さをy_2と
    したとき (l_1−l_0/2)≦y_1<(l_1/2)0<
    y_2<g の条件を満たす特許請求の範囲第89項または第90項
    に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  92. (92)軟磁性板の厚さが0.1〜10mmであり、支
    持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石による磁界が1
    0〜200Gである特許請求の範囲第89項ないし第9
    1項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  93. (93)前段磁石が、支持体を挟んで支持体の上下に異
    極を対向させて配置されている特許請求の範囲第89項
    ないし第92項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造
    方法。
  94. (94)支持体幅方向中央部の塗膜面での前段磁石によ
    る磁界が10〜300Gである特許請求の範囲第89項
    ないし第93項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造
    方法。
  95. (95)支持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石によ
    る磁界を前段磁石による磁界で除した値が0.5〜15
    であり、前段磁石と後段磁石との間隙が10〜1000
    mmである特許請求の範囲第89項ないし第94項のい
    ずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
  96. (96)長尺の非磁性支持体上に、磁性粉とバインダー
    とを含有する磁性塗料を塗布し、磁石によって磁界を印
    加し、乾燥し、しかる後、ディスク状に打ち抜く磁気記
    録媒体の製造方法において、 上記磁石が前段および後段磁石を含み、前段磁石が、支
    持体の面に対し、ほぼ垂直方向の磁界を印加するように
    設置され、後段磁石が支持体幅方向に延在する一対の永
    久磁石からなる第1および第2の磁石を支持体の上下に
    対向させて配置したものであり、この後段磁石により支
    持体幅方向に磁界を印加し、この一対の後段磁石の少な
    くとも一方の支持体側幅方向両端部にヨークまたは補助
    磁石を磁石の支持体側平面の位置より支持体方向に突出
    するように連接し、後段磁石の少なくとも一方の支持体
    幅方向両端面を除く少なくとも一面に軟磁性板が接続さ
    れており、後段磁石近傍の設置物が非磁性材料からなる
    ことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  97. (97)磁石近傍の範囲が、用いる磁石の最大エネルギ
    ー積をA×10^6GOeとしたとき、15Acm以内
    の範囲であり、Aが0.1〜40である特許請求の範囲
    第96項に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  98. (98)後段磁石の第1および第2の磁石が同方向の磁
    界を発生し、 l_1=1.1l_0〜3.0l_0 l_2=0.1l_1〜0.7l_1 l_3=0.01l_1〜0.5l_1 g=0.1l_0〜2.0l_0 l_1′=0.5l_1〜1.0l_1 l_2′=0.5l_2〜1.0l_2 l_3′=0.5l_3〜1.0l_3 g′=0.1l_0〜2.0l_0 (ここに、l_0は非磁性支持体の幅、l_1およびl
    _1′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体幅方向
    の長さ、l_2およびl_2′はそれぞれ第1および第
    2の磁石の支持体長手方向の長さ、l_3およびl_3
    ′はそれぞれ第1および第2の磁石の支持体厚さ方向の
    長さ、gおよびg′はそれぞれ支持体と第1および第2
    の磁石との間隙の長さである)の条件をみたし、かつ少
    なくとも一方の後段磁石に設けられるそれぞれのヨーク
    または補助磁石の支持体幅方向の長さをy_1、後段の
    磁石面から支持体方向への突出高さをy_2としたとき (l_1−l_0/2)≦y_1<(l_1/2)0<
    y_2<g である特許請求の範囲第96項または第97項に記載の
    磁気記録媒体の製造方法。
  99. (99)第1および第2の磁石にヨークまたは補助磁石
    が設けられ、第1および第2の磁石のそれぞれのヨーク
    または補助磁石の支持体幅方向の長さをy_1およびy
    _1′、後段の磁石面から支持体方向への突出高さをy
    _2およびy_2′としたとき、 (l_1−l_0/2)≦y_1<(l_1/2)0<
    y_2<g (l_1′−l_0/2)≦y_1′<(l_1′/2
    )0<y_2′<g である特許請求の範囲第96項または第97項に記載の
    磁気記録媒体の製造方法。
  100. (100)l_1=l_1′、l_2=l_2′、l_
    3=l_3′、g=g′、y_1=y_1′、y_2=
    y_2′である特許請求の範囲第98項に記載の磁気記
    録媒体の製造方法。
  101. (101)支持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石に
    よる磁界が10〜200Gである特許請求の範囲第96
    項ないし第100項のいずれかに記載の磁気記録媒体の
    製造方法。
  102. (102)前段磁石が、支持体を挟んで支持体の上下に
    異極を対向させて配置されている特許請求の範囲第96
    項ないし101項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製
    造方法。
  103. (103)支持体幅方向中央部の塗膜面での前段磁石に
    よる磁界が10〜300Gである特許請求の範囲第96
    項ないし102項のいずれかに記載の磁気記録媒体の製
    造方法。
  104. (104)支持体幅方向中央部の塗膜面での後段磁石に
    よる磁界を前段磁石による磁界で除した値が0.5〜1
    5であり、前段磁石と後段磁石との間隙が10〜100
    0mmである特許請求の範囲第96項ないし103項に
    記載の磁気記録媒体の製造方法。
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JPH0223524A (ja) * 1988-07-12 1990-01-25 Hitachi Maxell Ltd 磁気記録媒体の製造方法およびその装置

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