JPS5924436A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

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JPS5924436A
JPS5924436A JP13306582A JP13306582A JPS5924436A JP S5924436 A JPS5924436 A JP S5924436A JP 13306582 A JP13306582 A JP 13306582A JP 13306582 A JP13306582 A JP 13306582A JP S5924436 A JPS5924436 A JP S5924436A
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悠一 久保田
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西松 正治
Osamu Shinoura
治 篠浦
Shigeru Shimada
繁 島田
Kazunori Tamasaki
玉崎 和則
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオ、テープ、コンピュータ。
テープ、オーディオ、テープまたはフロッピーディヌク
等の磁気記録媒体の改良に関する。
従来技術 従来、この種の磁気記録媒体は、一般に熱硬化性バイン
ダを用い、多価インシアネート基含有化合物に代表され
る架橋剤と、バインダ中の水酸ノ、(、アミン基等に代
表される反応性官能基との化学反応で、バインダ間に三
次元網目構造を形成させ、これに潤滑剤を添加すること
により、磁気記録媒体としての耐久性、走行性及び環境
信頼性の向ヒを図ることが行なわれてきた。
前記潤滑剤としては、従来より、例えばシリコンオイル
、脂肪酸、脂肪酸エステル、二硫化モリブデン、グラフ
ァイト等が公知である。その内で、炭素原子数10〜1
6なるRCO基(アルキル基、但しR= CnH2n+
1 )を有する脂肪酸エステル及び融点44〜70°C
の脂肪酸を含有せしめ、両者の相乗効果により、使用温
度O〜40°Cの広範な温度条件において、極めて優れ
た耐摩耗性と滑性を確保した磁気記録媒体が提案(特公
昭51−390’ 81号)され、従来より熱硬化性バ
インダに広く汎用されている。
従来技術の欠点 しかしながら、特公昭51−39081号で代表される
従来技術は、熱硬化性バインダを使用することが必須で
あっにため、次のような欠点があった。
(イ) 添加剤として前記脂肪酸エステル及び前記脂肪
酸を含有する磁性塗料を支持体上に塗布し乾燥させた後
、カレンダ処理を行ない、テープを巻取る時、熱硬化反
応が始まっていないため、磁性塗膜が強固でなく、塗膜
中の添加剤にブルーミングが生じる。このため、添加剤
として使用できる前記脂肪酸エステル及び脂肪酸の範囲
が狭くなるという制約があった。
(ロ) 従来の熱硬化型の磁気記録媒体は、磁性塗料を
塗布した後1例えば70°Cの温度条件で、2〜20時
間もの長時間の間、オーブン等に入れて熱硬化させる必
要があった。この熱硬化工程において生じるブロッキン
グまたは巻しすり等を避けるために、やはり添加剤種に
制約を加えざるを得なかった。
本発明の目的 そこで本発明は上述する従来の欠点を除、去し、アルキ
ル基を有する脂肪酸エステル及び脂肪酸を添加剤として
用いる場合に、その使用範囲を拡大し得るようにした磁
気記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の構成 上記目的を達成するため、本発明は、バインダにアルキ
ル基を有する脂肪酸エステル及び脂肪酸を含有せしめた
磁気記録層を有する磁気記録媒一体において、前記バイ
ンダは、放射線感応樹脂であることを特徴とする。
−L述のように、従来の熱硬化性樹脂に代えて、放射線
感応樹脂をバインダとして用いると、当該放射線感応樹
脂を含有する磁性塗料の支持体への塗布及び乾燥、カレ
ンダ処理の後、巻取り前に、放射線照射により磁性塗膜
中に含まれる放射線感応樹脂を硬化させることができる
ため、巻取り時の塗膜が強固になる。このため、当該磁
気記録媒体を巻取る時、塗膜中の添加剤のブロッキング
がなく、従来の熱硬化型/ヘインダの場合より、添加剤
の使用可能な範囲が拡大される。例えば、特公昭51−
39081号に示す従来例では、炭素原子数10〜16
のRCO基を有する脂肪酸エステル及び融点44〜70
°Cの脂肪酸までしか使用できなかったが、本発明にお
いては、炭素原子数9以上のRCO基を有する脂肪酸エ
ステル及び融点32〜81 ’Cの脂肪酸まで使用する
ことが可能になる。
また、本発明に係る磁気記録媒体は放射線を照射して硬
化させるものであるから、従来必要であった熱硬化工程
が不要になり、添加剤種の制約が緩和される。
更に、0〜60°Cの広範な温度条件下で、静止画像が
長時間安定で、かつ浸み出しのないビデオテープとして
製品化するのに、炭素原子数9以上、望ましくは炭素原
子数lO〜18のRCO基を有する脂肪酸エステル及び
融点32〜81°Cの脂肪酸まで使用し得ることが解っ
た。また、これらの学則は、何れか一方のみでは満足す
べき結果は得られず、2種の組合せによって始めて相乗
効果が得られることが解った。
本発明で用いる放射線感応樹脂とは、放射線照射により
ラジカルを発生し、架橋或いは重合することにより硬化
するような、分子鎖中に不飽和二重結合を1個以上含む
樹脂である。高分子物質には、放射線照射により崩壊す
るものと、分子間に架橋を起すものがあることが知られ
ている。後者の例としてはポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリアクリル酸エステル、ポリアク
リルアミド、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ボリビニ
ルピロリドンゴム、ポリビニルアルコール、ポリアクロ
レイン等が上げられ、このような架橋型ポリマーがその
まま磁性層に用いられる。
更に、本発明で用いられる放射線感応樹脂は、熱可塑性
樹脂を放射線感応変性することによっても調製され、こ
の方が硬化速度等の面から好ましい。放射線感応変性の
具体例としては、ラジカル重合性を有する不飽和二重結
合を示すアクリル酸、メタクリル酸あるいはそれらのエ
ステル化合物のようなアクリル系二重結合、ジアリルフ
タレートのようなアリル系二重結合、マレイン酸、マレ
イン酸誘導体等の不飽和結合等の放射線照射による架橋
あるいは重合乾燥する基を分子中に導入することである
。その他、放射線照射により架橋重合する不飽和二重結
合であれば用いることができる。次に具体例を示す。
(A)塩化ビニル系共重合体 塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、
塩化ビニル−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル−
ビニルアルコール−プロピオン酸ビニル共重合体・、塩
化ビニル−酢酸ヒニルーマレイン酸共重合体、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル−末端OH側鎖アルキル基共重合体等。
商品名としては、例えばU−CC社のVROH,vYN
C,VYEGXまたはVERR等が挙げられる。
上記共重合体は、後に述べる手法により、アクリル系二
重結合、マレイン酸系二重結合、アリル系二重結合を導
入することにより、放射線感応変性が行なわれる。
(B)飽和ポリエステル樹脂 フタル酸、インフタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、
マレイン酸誘導体、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸
、のような飽和多塩基酸と、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、1.2プロピレングリコール、1.3ブタンジオー
ル、ジプロピレングリコール、1.4ブタンジオール、
1゜6ヘキサンジオール、ペンタエリスリット、ソルビ
トール、グリセリン、ネオペンチルグリコール、1.4
シクロヘキサンジメタツールのような多価アルコールと
のエステル結合により得られる飽和ポリエステル樹脂、
またはこれらのポリエステル樹脂を5OJa等で変性し
た樹脂(バイロン53S)。
これらも、後に述べる手法により、放射線感応変性が行
なわれる。
(C)不飽和ポリエステル樹脂 分子鎖中に放射線硬化性不飽和二重結合を含有するポリ
エステル化合物。例えば−に記(B)項の熱可塑性樹脂
として記載の多塩基酸と多価アルコールのエステル結合
から成る飽和ポリエステル樹脂で、多塩基酸の一部をマ
レイン酸とした放射線硬化性不飽和二重結合を含有する
不飽和ポリエステル樹脂、プレポリマー、オリゴマー等
を挙げることができる。
飽和ポリエステル樹脂の多塩基酸及び多価アルコール成
分は、前記(A)項に記載した各化合物を挙げることが
でき、放射線硬化性不飽和二重結合としてはマレイン酸
、フマル酸等を挙げることができる。
放射線硬化性不飽和ポリエステル樹脂の製法は、多塩基
酸成分1種以上と多価アルコール成分1種以上に、マレ
イン酸、フマル酸等を加えて常法、即ち触媒存在下、1
80〜200°Cの温度条件で、窒素雰囲気下で脱水或
は脱アルコール反応の後、240〜280°CまでA温
させ、0.5〜l mmHgの減圧下での綜合反応によ
り、ポリエステル樹脂を得ることができる。マレイン酸
やフマル酸等の含有量は、製造時の架橋、放射線硬化性
等から酸成分中1〜40モル%、好ましくは10〜30
モル%とする。
(D)ポリビニルアルコール系樹脂 ポリビニルアルコール、ブチラール樹脂、アセタール樹
脂、ホルマール樹脂及びこれらの成分の共重合体。
これらもそこに含まれる水酸基を、後に述べる手法によ
り、放射線感応変性させることができる。
(E)エポキシ系樹脂、フェノキシ樹脂ビスフェノール
Aとエピクロルヒドリン、メチルエピクロルヒドリンと
の反応によるエポキシ樹脂。例えばシェル化学社製のエ
ピコート152.154.828.1001.1004
.1007、ダウケミカル社製のDEN431.DER
732、DER511、DER331または大日本イン
キ社製のエピクロン400、エピクロン800等。更に
上記エポキシ樹脂の高重合度樹脂として、UCC社製の
フェノキシ樹脂(PKHA、PKHC,PKHH)、臭
素化ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとの共重合
体、大日木インキ社製のエピクロン145.152.1
53.1120等。
これらの樹脂も、そこに含まれるエポキシ基を利用して
、放射線感応変性が行なわれる。
(F)繊維素系誘導体 各種分子量の繊維素系誘導体もまた、熱可塑性プラスチ
ック成分として効果的である。その中でも特に効果的な
ものは、硝化綿、セルローズアセトブチレート、エチル
セルローズ、ブチルセルローズ、アセチルセルローズ等
が好適である。
これらも、樹脂中の水酸基を活用して後(こ述べる手法
により放射線感応変性が行なわれる。
その他、放射線感応変性に用いることのできる樹脂とし
ては、ポリエーテルエステル樹脂、ポ1)ビニルピロリ
ドン樹脂及び誘導体(PVPオレフィン共重合体)、ポ
リアミド樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂、スピ
ロアセクール樹脂、水酸基を含有するアクリルエステル
及びメック1ノルエステルを少なくとも一種以上重合成
分として含むアクリル系樹脂等も有効である。
この他に使用可能なバインダ成分としては、単量体とし
て、アクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミド、メタ
クリルアミド等がある。二重結合のあるバインダとして
は、種々のポリエステル、ポリオール、ポリウレタン等
をアクリル系二重結合を有する化合物で変性することが
できる。必要に応じて、多価アルコールと多価カルボン
酸とを配合することによって、種々の分子量のものも得
られる。放射線感応樹脂としては、上に掲げた例は、そ
の一部に過ぎない。
更に、上記放射線感応変性熱可塑性樹脂に熱可塑性エラ
ストマーまたはプレポリマーをブレンドすることにより
、一層強靭な塗膜を形成することができる。加えて、こ
れらエラス)・マー或はプレポリマーが、同様に放射線
感応性に変性された場合には、より−・層効果的である
。次に、上記放射線感応変性熱可塑性樹脂と組合せるこ
とのできるエラストマー或はプレポリマーの例の挙げる
(A)ポリウレタンエラストマー、プレポリマー及びテ
ロマー。
ポリウレタンエラストマーは耐摩耗性、ポリエステルテ
レフタレートフィルムへの接着性の点で特に有効である
。このようなウレタン化合物の例としては、インシアネ
ートとして、2.4−トルエンジイソシアネート、2 
、6−1−ルエンジイソシアネート、1.3−キシレン
ジイソシアネート、1.4−キシレンジイソシアネート
、1.5−ナフタレンジイソシアネート、m−フェニレ
ンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート
、3.3′−ジメチル−4,4′−ジフェニルメタジイ
ソシアネート、3.3′−ジメチルヒフエニレンジイソ
シアネート、4,4′−ビフェニレンジイソシアネート
、ヘキサメチレンジイソシアネート、インフォロジイソ
シアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート
、テスモシュールL、デ°スモジュールN等の各種多イ
曲イソシアネートと、線状飽和ポリエステル(エチレン
グリコール、ジエチレングリコール、グリセリン、トリ
メチロールプロパン、1.4−ブタンジオール、1.6
−ヘキサンジオール、ペンタエリスリアト、ソルビトー
ル、ネオペンチルグリコール、1.4−シクロヘキサン
ジメタツールのような多価アルコールと、フタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、コハク酸、ア
ジピン酸、セパシン酸、のような飽和多1u央酸との縮
重合によるもの)、線状飽和ポリエーテル(ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラ
エチレングリコール)やカプロラクタム、ヒドロキシン
含有アクリル酸エステル、ヒドロキシン含治メタアクリ
ル酸エステル等の各種ポリエステル類の縮重合物より成
るポリウレタンエラストマー、テロマーが有効である。
これらのエラストマーを放射線感応変性の各種熱可・W
性プラスチックとそのまま組合せても良いが、更にウレ
タンエラストマーの末端のインシアネート基または水酸
基と反応するアクリル系二重結合またはアリル系二重結
合等を有する単量体と反応させることにより、放射線感
応性に変性することも非常に効果的である。
(B)アクリルニトリル−ブタジェン共重合体エラスト
マー シンクレアペトロケミカル社製、ポリBDリクイッドレ
ンジとして市販されている末端水酸基のあるアクリルニ
トリル−ブタジェン共重合体プレポリマー、或は日本ゼ
オン社製、ハイカー1432J等のエラストマーは、特
にブタジェン中の二重結合が放射線によりラジカルを生
じ、架橋及び重合させるエラストマー成分として適して
いる。
(C)ポリブタジエンエラストマー シンクレアペトロケミカル社製、ポリBDリクイッドレ
ンジR−15等の低分子量水酸基を有するプレポリマー
が、特に熱oT塑製プラスチックとの相溶性の点で好適
である。R−15プレポリマーにおいては、分子末端が
水酸基となっているため、分子末端をアクリル系不飽和
二重結合を付加することにより放射線感応性を高めるこ
とか可′ 能であり、結合剤として更に有利となる。
また、ポリブタジェンの環化物たる日本合成ゴム社製の
CBR−M2O3も熱可塑製プラスチンクとの組合せに
より、優れた性能を発揮する。特に、環化されたポリブ
タジェンは、ポリブタジェンが本来的に有する不飽和結
合のラジカルによる放射線による架橋重合の効率が良く
、結合剤として擾れた性質を有している。
その他、熱可塑性エラストマー及びそのプレポリマーの
系で好適なものとしては、スチレンーブクジエンゴム、
塩化ゴム、アクリルゴム、インプレンゴム及びその環化
物(日本合成ゴム社製ClR701)、エポキシ変性ゴ
ム、白物可塑化飽和線状ポリエステル(東洋紡/ヘイロ
ン#300)等のエラストマー等も、放射線感応変性処
理を施すことにより有効に利用することができる。
本発明において、溶剤を使用する場合は、アセトン、メ
チル、イソブチル、ケトン、シクロヘキサノン等のケト
ン類、メタノール、エタノール、インプロパツール、ブ
タノール等の、インシアネート系熱硬化型バインダでは
使用できなかったアルコール類、テトラヒドロフラン、
ジオキサン等のエーテル結合を有するもの、ジメチルフ
ォルムアミド、ビニルピロリドン、ニトロプロパン等の
溶剤、!・ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素の希釈
剤ないしは溶剤を用いる。
コーティングに使用する支持基体としては、現在磁気記
録媒体用基材として広く活用されているポリエチレンテ
レフタレート系フィルム、更に、耐熱−性を要求される
用途としては、ポリイミドフィルム、ポリアミドイミド
フィルム等が活用され、特にポリエステル系フィルムに
おいては、薄物ベースではl軸延伸、2軸延伸処理を施
して利用するケースが多い。
本発明において活用される磁性体微粉末は、γ−Fe2
03  、  Coドープy  Fe20B  、Co
ドープy  Fe20B−Fe=304固溶体、CrO
2もしくはCO系化合物被着型y −Fe203 、 
Go系化合物被着型Fe3O4(y−Fe203の中間
酸化状態をも含む。またここで言うGo系化合物とは、
酸化コバルト、水酸化コバルト、コバルトフェライト、
コバルトイオン吸着物等、コバルトの磁気異方性を保磁
力向上に活用したものを指す。)、及びCo、 Fe−
Go、Fe−Go−Ni、Go−Ni等の強磁性金属元
素を主成分とするものである。その製法としては、Na
BH4等の還元剤による湿式還元法、酸化鉄表面をSi
化合物で処理した後、H2ガス等により還元する乾式還
元法、或は低圧アルゴンガス気流中で真空法着する真空
M着法等を挙げることができる。また、単結晶バリウム
フェライト微粉も使用できる。
以りの磁性体微粒子は、針状形態或は粒状形態のものを
使用し、磁気記録媒体の用途によって選択する。
本発明に係る放射線硬化型磁気記録媒体は、インタに関
しても、通常の磁気記録媒体で使用れている各種帯電防
止剤、研磨剤等を、用途にせて添加することも有効であ
る。
前記放射線感応樹脂を含有する磁性塗膜を硬させるのに
使用する活性エネルギー線としては電子線加速器を線源
とする電子線が1次に述べ理由で特に有効である。ただ
しその他にも、Go’を線源としたγ−線、5r90を
線源としたβ−線X線を線源としたX−線等も使用する
ことがでる。
即ち、電子線加速器を線源とする場合は、吸線量の制御
、製造工程ラインへの導入のための離放射線の自己遮閉
、工程ライン諸設備とシーンス制御等との接続のし易さ
等の点で有利であ。電子加速器は、従来、コツククロフ
ト型、バブグラフ型、共振変圧器型、鉄心絶縁変圧器型
リニアアクセレータ型等、主として、高電圧をする方式
の差により、各種の加速器が実用化され゛いる。しかし
、磁気記録媒体は、汎用用途に使Jバ   5れる場合
、lOミクロンμ丁の薄い磁性膜のもさ   のが殆ど
であり、上記加速器で通常使用される1合   000
KV以上の高加速電圧は不必要であり、300KV以下
の低加速電圧の電子線加速器で充分化   である。低
加速電圧加速器においては、システム自体のコストも低
下するが、更に電離放射線の遮る   閉設備費用の点
で有利である。この遮閉設備コスゞ0    トの有利
さについて、表1に示す。
き l又 取 ケ る ン (放射線利用研究会報告書 8P、日本原子力会議19
79年8月)より引用与 〔 す 表1に示すように、300KV以下の電子加速器におい
ては、遮閉材として最大3crnの鉛板を用いて電子線
被照射部を含む加速管全体を覆うことで、漏洩X線を充
分に遮断することができる。このため、高額な電子線照
射室を別に設ける必要もなく、システム自体も磁気記録
媒体製造ラインの1システムとして組込むことが可能に
なり1例えば磁気テープ、磁気シートの電子線による乾
燥、硬化をオンラインで処理することができるようにな
る。
このような具体的なシステムとしては、米国エナージー
サイエンス社(ESJ社)によって製造されている低電
圧タイプの電子線加速器(エレクトロカーテンシステム
)、RPC社電子電子加速器ロード、ビー11.システ
ム)、西独ポリマーフィジックス社の自己化閉型スキャ
ニング型低電圧タイプ電子線加速器等が好適である。1
50〜300KVの低征′圧加速器を使用し、前述の放
射線感応樹脂含有のバインダ塗膜を硬化させた場合、高
温、高湿走行耐久性において、吸収線量が5Mradを
越えると、オーデ゛イオ、メモリ用ではヘッドの磁性膜
脱落、ビデオ用途では回転シリンダへの同様の付着量が
増加して好ましくない。他方、0.5〜5Mradの吸
収線量では、電子線による重合及び架橋密度が適当であ
るため、磁性塗膜が適度の柔軟性と剛直性とを持つバラ
ンスの取れたものとなり、磁性層−へ・ノド間の耐摩耗
性も向上し、ヘッド付着、シリンダ付着の無い優れた磁
気記録媒体が得られる。
また、放射線架橋に際しては、N2カスまたはHeガス
等の不活性ガス気流中で放射線を記録媒体に照射するこ
とが重要である。磁気記録媒体の磁性48分のように、
磁性顔料充填重度の非常に高い塗膜は、非常に高い多孔
質となっているために、空気中で放射線を照射すること
は、バインダ架橋の架橋に際し、放射線照射により生じ
た03等の影響で、ポリマー中に生じたラジカルが有効
に架橋反応のために働くことを阻害する。この影響は、
磁性層表面は当然としても、多孔質のために、塗膜内部
までバインダ架橋の阻害を及ぼす。従って、活性エネル
ギー線を照射する部分の雰囲気は、酸素濃度が最大でも
1%、望ましくは3oooppm以ドのN2. He、
CO2等の不活性ガス雰囲気に保つことが特に重要とな
る。
分散機としてはボールミル等が使用される。ボールミル
以外にも、サウンドグラインドミル、ロールミル、高速
インペラー分散機、ホモジナイザー、超音波分散機等の
各種装置が使用し得る。
次に実施例及びその比較例を挙げて本発明の内容を更に
具体的に説明する。
実施例1 磁性粉 CO被着針状y −Fe20B      100重量
部(長軸0.4 g、中軸0.05g、Hc’6000
e)帯電防W剤 カーボンブラック        5重量部(三菱カー
ボンブラック、MA−600)α−AI203 (0,
5用粒状)     2重量部分散剤 大豆油粕製レシチン       3重量部メチルエチ
ルケトン/トルエン 100重量部(50150) [−記組成分をボールミル中にて3時間混合し、剣状磁
性酸化鉄γ−Fe20′3を分散剤により良く湿潤させ
る。次に、 塩化ビニル−ビニルアルコール共重合体(重合度的30
0)       15重量部アクリル二重結合導入ポ
リエーテル ウレタンエラストマー     15重量部(固形分換
算) 溶剤 メチルエチルケトン/トルエン 20000°C501
50) 脂肪酸エステル X種       2重量部脂肪酸 
    Y種       1重量部の混合物を良く混
合溶解させる。これを、先に磁性処理を行なったボール
ミル中に投入し、再び42時間混合分散させる。
このようにして得られた磁性塗料を15pLmのポリエ
ステルフィルム上に塗布し、永久磁石(1600ガウス
)」−で配向させ、赤外線ランプまたは熱風により溶剤
を乾燥させ、かつ表面平滑化処理を施した後、ESI社
エレクトロカーテンタイプ電子線加速装置を使用し、加
速電圧150KV、電極電流10mA、全照射量0 、
5Mradから8 Mradの条件で、N2ガス雰囲気
下、残02濃度500ppm前後にて電子線照射を行な
い、磁性塗膜の重合、乾燥及び硬化反応を行なった。こ
うして得られた磁気記録媒体を1/2インチ幅に切断し
、ビデオテープを得た。
この場合、前記脂肪酸エステル種をX種、脂肋醇種をY
種とし、X種及びY種を種々選択して実験したところ、
炭素原子数lO〜18なるRCO基を有する脂肪酸エス
テル及び融点32〜81′Cの脂肪酸を含有せしめた広
範囲の組合せで、0〜60°Cの温度範囲において、浸
み出しがなく、しかも静IF画像が長時間安定したビデ
オテープが得られた。次にこれを詳しく説明する。
まず、脂肪酸エステル及び脂肪酸をそれぞれ単独で添加
して、−10°Cの田境下での静止画像の再生実験及び
60°C160%の高温高湿下で取出した後の浸み出1
7現象による走行性試験を行なったところ、脂肪酸エス
テル単独添加の場合は、60°C160%の高温高湿下
の走行性試験で、即ぐに走行ストップとなり、また脂肪
酸単独添加の場合は、−10°Cの環墳下での静止画像
再生時間が15分以下の短時間であった。
次に脂肪酸エステルX種及び脂肋醇Y種について、 脂肪酸エステルX種を (a)カプリル酸エステル  C,7)1,5COOC
4He(b)カプリン酸エステル  CclH1qCO
OC4Hq(c)  ミリスチン酸エステAJ  C1
3H71COOC4Hq(’d )ステアリン酸エステ
ル C12)137C00C4He脂肪酸7種を (1)カプリル酸      融点17°C(2)カプ
リン酸       l! 32°C(3)ミリスチン
酸     l/ 54℃(4)ステアリン酸    
  /l 69℃(5)ベヘン酸       778
1°C(6)セロチン酸      // 88℃とし
、X種と7種の各組合せについて、走行性試験を行なっ
た。その結果を第1図に示す。第1図は、前記ビデオテ
ープを60℃、60%の高温高湿の環境下に40時間保
存した後、このビデオテープを取出し、常温で、EIA
J規格オープンリールVTR(松下電器製NV−312
0) ニテ走行させ、ヘッドドラムとピンチローラ間に
日本自動制御製のテンションアナライザーIVA−50
0型をセットし、走行時間に対する走行性を調べたもの
である。第1図において、横軸に脂肪酸エステルX種を
取り、縦軸に脂肪酸Y種をパラメータとしたVTRによ
る摩擦を取っである。
第1図から明らかなように、脂肪酸エステルX種として
、炭素原子数8のアルキル基を有するカプリル酸エステ
ル(a)を使用した場合、走行摩擦が非常に大きくなり
、初期から全く走行しない。脂肪酸Y種では、融点17
℃及び88°Cのカプリル酸(1)及びセロチン#(6
)のものでも同様の結果を示した。これらの走行しない
サンプルを調べてみたところ、塗膜に粘着性かあること
が解った。
これに対し、炭素原子数10〜19のアルキル基をする
カプリン酸エステル(b)〜ステアリン酸エステル(d
)を使用した場合は、融点32〜81’C!の脂肪酸Y
種の組合せに対して、走行摩擦が100〜170程度の
小さい値となり、走行性が非常に良好になる。
次に本発明に係る放射線硬化型磁気記録媒体を、熱硬化
型のものと比較するため、下記比較例に従って熱硬化型
磁気記録媒体のサンプルを製造した。
比較例 磁性粉 Go被看針状γFe403      120部(長軸
0.4用、単軸0.05 g、Hc13000e)帯電
防止剤 カーボンブラック        5部(三菱カーボン
ブラック、MA−600)α−AI203 (0,5I
j、粒状)     2部分散剤 大豆油精製レシチン       3部溶剤 メチルエチルケトン/トルエン 100fjll(50
150) 上記組成分をボールミル中にて3時間混合し、針状磁性
酸化鉄γ−F e203を分散剤により良く湿潤させる
。次に、 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 15部(ユニオンカ
ーバイト社製VA、G)I)熱可塑性ウレタン樹脂  
    15部(日本ポリウレタン社製、ニラポラン3
032)溶剤 メチルエチルケトン/トルエン 200部(50150
) 脂肪酸エステル X種       2部脂肪酸   
  Y粁       1部の混合物を良く混合溶解さ
せる。この場合、脂肪酸エステルX種及び脂肪酸Y種は
、実施例1に従って種々選定する。これらを、先に磁性
処理を行なったボールミル中に投入し、再び42時間混
合分散させる。分散後、磁性塗料中のバインダの水酸基
を主体とした官能基と反応し、かつ架橋結合し得るイソ
シアネート化合物(バイエル 社製、デスモジュールL
)の5部(固形分換算)を、L記ボールミル仕込塗料に
添加し、20分間混合を行なった。こうして得られた磁
性塗料を151部mのポリエステルフィルム1.に塗布
し、永久磁石(1600ガウス)上で配向させ、赤外線
ランプまたは熱風により溶剤を乾燥させた後、表面平滑
処理を施し、更にこの後、80°Cのオーブン中に48
時間保持し、インシアネート化合物による架橋反応を促
進させた。得られたテープを172インチ幅に切断し、
ビデオテープを得た。
第2図に上記比較例の走行性試験結果を示す。
試験方法、グラフ軸の取り方及びパラメータの取り方等
は第1図の場合と同様である。この第2図から明らかな
ように、熱硬化型とした場合には、放射線硬化型の場合
に良好な走行性を示した脂肪酸エステル(b)〜(d)
と、カプリン酸(2)及びベヘン酸(5)との組合せで
、走行摩擦が非常に大きくなり、初期から全く走行しな
い。脂肪酸7種として、ミリスチン酸(3)及びベヘン
酸(4)との組合せが、かろうじて実用性を持つだけで
ある。即ち熱硬化型の場合は、本発明に係る放射線硬化
型に比べて添加剤の適用範囲が狭くなるのである。
実施例2 Fe合金針状磁性粉        120重量部(長
軸0.3 gm 、短軸0.04gm 、 HcllO
ooe)分散剤 オレイン酸           2重量部溶剤 メチルエチルケトン/トルエン 100重量部(501
50) 上記組成物を強力ミキサーにて3時間混合し、磁性合金
微粉末を分散剤により良く湿潤させる。次に、 ポリビニルブチラール樹脂     18重量部(積木
化学工業製、BL3)   (固形分換算)アセチル基
5モル% ブチラール基40モル% ホルマール基20モル% 水酸基35モル% 重合度約300 アクリル二重結合導入ウレタン エラストマー           12重量部(固形
分換算) 溶剤 メチルエチルケトン/トルエン  200重量部(50
150) ミリスチン酸ブチル         3重量部カブリ
ソ酸             1重量部の混合物を良
く溶解させる。これを先の磁性粉処理物と高速ミキサー
により1時間1o分混合し、す・ンドグラインドミルを
用いて4時間混合分散を行なった。
このようにして得られた磁性塗料を1571mのポリエ
ステルフィルム上に塗布し、磁場配向、溶剤乾燥及び表
面平滑化処理等の必要な処理を施した後、エレクトロカ
ーテンタイプ電子線加速装置を使用して、加速電圧15
0KeV、電極電流lOmA、吸収線量5Mradの条
件で、N2ガス雰囲気下にて電子線を照射し、塗膜を硬
化させた。得られたテープを1/2インチ幅に切断し、
ビデオテープを作成した。これを実施例1と同様の方法
で評価したところ同様の結果が得られた。
実施例3 Fe合金針状磁性粉        120重量部(長
軸0.3 p−re 、短軸0.04 g m 、 H
clioooe)カーボンブラック         
5重量部(王菱カーボンブラックMA−BOO)a−A
1203 (0,5gm粒状)     2重量部分散
剤 オレイン酸           2重量部溶剤 メチルエチルケトン/トルエン 100重量部(501
50) 上記組成物を3時間混合し、磁性合金微粉末を分散剤に
よく分散させる。次に、 飽和ポリエステル樹脂       15重量部(ダイ
ナミートノーベル社製、L−411)アクリル二重結合
導入ポリカプロラクタムウレタンプレポリマー    
  15重量部溶剤 メチルエチルケトン/トルエン 200重量部(507
50) パルミチン酸アミル       1.5重量部ミリス
チン酸           0.5重量部の混合物を
、先の磁性処理物と共に高速ミキサーにより1時間10
分混合し、サンドミルな用いて4時間分散を行なった。
この後、実施例1及び実施例2と同様の方法に従って、
支持基体に対する磁性塗膜の形成、放射線照射硬化処理
及びテープ化等の処理を行ない、同様のビデオテープを
作成した。このようにして得られたビデオテープについ
て、実施例1.2と同様の評価試験を行なったところ、
同様の結果が得られた。
本発明の効果 以北述べたように、本発明は、バインダにアルキル基を
有する脂肪酸エステル及び脂肪酸を含有せしめた磁気記
録層を右する磁気記録媒体において、前記バインダは、
放射線感応樹脂であることを特徴とするから、アルキル
基を有する脂肪酸エステル及び脂肪酸を添加剤として用
いて、特性改善を図る場合に、この添加剤の使用範囲を
拡大し得るようにした磁気記録媒体を提供することがで
きる。なお、本発明は録画用の磁気テープのみならず、
結合剤と粉末磁性材料から成る磁気記録層を非磁性基体
上に形成せしめた構成の磁気記録媒体に広く応用し得る
ものであることは論するまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る磁気記録媒体の走行性試験結果を
示す図、第2図は従来の熱硬化型磁気記録媒体の走行性
試験結果を示す図である。 揮 1 図 胆些咋習μλ口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  バインダにアルキル基を有する脂肪酸エステ
    ル及び脂肪酸を含有せしめた磁気記録層を有する磁気記
    録媒体において、前記/置ンダは、放射線感応樹脂であ
    ることを特徴とする磁気記録媒体。
  2. (2) 前記脂肪酸エステルは、炭素原子数9以」二の
    アルキル基を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の磁気記録媒体。
  3. (3) 前記脂肪酸は、融点32〜8100であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載
    の磁気記録媒体。
  4. (4) 前記磁気記録層は、コバルト変性磁性酸化鉄及
    び合金磁性体粒子から選ばれる少なくとも一種の磁性粒
    子を含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項、
    第2項または第3項に記載の磁気記録媒体。
  5. (5) 前記バインダに対する放射線の照射は、不活性
    ガス気流中にて行なうことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項、第2項、第3項または第4項に記載の磁気記録
    媒体。
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