JPS63119456A - レチノイルクロライドの製造法 - Google Patents

レチノイルクロライドの製造法

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JPS63119456A
JPS63119456A JP62235043A JP23504387A JPS63119456A JP S63119456 A JPS63119456 A JP S63119456A JP 62235043 A JP62235043 A JP 62235043A JP 23504387 A JP23504387 A JP 23504387A JP S63119456 A JPS63119456 A JP S63119456A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C403/00Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone
    • C07C403/20Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone having side-chains substituted by carboxyl groups or halides, anhydrides, or (thio)esters thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、レチノイ7酸講導体への直接的転化に適当で
あるレチノイルクロライドを尚収率及び高純度でS1遺
するだめの特に穏やかな方法に関する。
レチノインl!+!誘導体は有用な薬理学的性質及び他
の性質を有することが知られている。たとえばオール−
トランスレチノイン酸のある種のエステル及シアミド誘
導体は米国特許$4,190,594号及ゾ第4,10
8,880号に有用な紫外IIA(U■)吸収性を有す
るとして開示されている。米国特許第4,055,65
9号には、オール−トランスレチノイン酸のエステル及
びアミドの、にきびの処置における使用が開示されてい
る。N−(4−ヒドロキシフェニル)−オールートラン
スレチナミドは米国特許第4.323,581号に咄乳
動物の肺ガンの防止に有用であると開示されている。
レチノイン酸は今までにレチノイド合成における出発物
質として報告されている。レチノイド合成における多く
の合成経路に共通なことは、レチノイン酸の、種々の塩
素化剤例えば塩化チオニル又は正塩ブリの作用によるレ
チノイルクロライドへの転化である。これらの試剤の使
用と関連する共通の問題は、特に大規模な合成において
、レチノイルクロライド及びレチノイン酸の転化中の塩
素化剤に対する不安定性である0例えばR,C,ム−7
(Moon)らは、キャンサー・リサーチ(Cance
r  Research )、39.1339(197
9)において、ベンゼン中室温下、数時間にわたる正塩
ブリの作用によってレチノイン酸からレチノイルクロラ
イドを製造する方法がベンゼン−レチノイルクロライド
溶液の重合体副生物からの傾斜を必要とすることを報告
している。ムーンの方法の場合、重合体副生物は多分容
易に重合するレチノイン酸の敏感性の結果として生成す
る。 Y、E”、シー+7−(S healy)らがザ
・ツヤ−ナル・オブ・7フーマシユーテイカル・サイエ
ンシーズ(the  J oul・naloE  P 
hirmaceutical  S 1cnces)、
’73−1748(1984)に報告する同様の方法で
は、生成物のレチノイルクロライドを、若者が1燐化合
物1′?′あると報告しているゴム状沈澱物から除去し
なければならない、いずれの場合にも、レチノイドの収
量はにナノイルクロライド中間体の貧弱な収率と品質の
結果として低下する。出発物質即ちレチノイン酸の価格
が高いことを考えると、そのような方法は不利である。
更にレチノイルクロライドの溶液は迅速な光、酸素、熱
及び塩栽触媒による分解を受けやすい。
M、Wオラル(Maoral)及びZ、アーノルド(A
rnold)、テトラヘドロンーレターズ(Tetra
hedronLetters)、1支、9〜12(19
60)の文献において、智者はある種のペプチドの製造
における試剤としてノメチルクロルホルマミジニウムク
ロライドの使用を記述している。H,H,ボスハード(
B osshard)らは、ヘルプΦヒム・アクタ(H
elv、Chim、Acti)、■、1653(195
9)において、塩化チオニルの存在下における触媒量の
DMF(多分触媒のジメチルクロルホルマミノニウムク
ロライドを生成)の作用による種々のカルボン酸の酸ク
ロフィトへの軟化を報告している。しかしながら、ボス
ハードの条件をオール−トランスレチノイン酸のオール
ートランスレチノルクロライドへの転化に適用した場合
、レチノイン酸の分解が迅速に起こり、低い収率と不純
な生成物をもたらす。
今回、ノメチルクロルホルマミシニウムクロライドを式
(II)のレチノイン酸と共に試剤能力量で用いる場合
、下式に従って穏やかな条件下に、式(I)の対応する
レチノイルクロライドが尚収率及び高純度で直後製造で
きることが発見された:↓   (Ill) 次いでレチノイルクロライド(1)を式HY(但しYは
後述する通りである)の活性水素化合物と反応させれば
、式(ff)のレチノイン酸誘導体をIll造すること
ができる0本発明の方法の重要な観点は穏やかや塩素化
条件において短い反応時間で、レチノイルクロライドを
レチノイン酸から高収率及び高純度で製造することにあ
る。
本発明の方法において、式(1)のレチノイルクロライ
ドは式(II) の対応するレチノイン酸を、不活性な有mts媒中でノ
メチルクロルホルマミジニウムクロライド(II) (CI、)214=CIICI  Ole  (Ill
)を作用させて塩素化することにより製造される。
好ましくはレチノイル誘導体特にレチノイルクロライド
の溶液の、熱、光、酸素、塩基、溶媒、反応時間及び塩
素化剤に討する敏感性を考えると、速い且つ激しい分解
及び重合を避けるために、レチノイルクロライドの合成
及び分離中に注i?、深くaSされた反応条件が維持さ
れる0本発明によれば、試剤量のジメチルクロルホルマ
ミノニウムクロライドを塩素化剤として用いることによ
り、好ましくはそれを予しめ分離された固体として或い
は不活性〃スで激しく一掃した溶液形で用いることによ
り、レチノイルクロライドの高収率と^純度が達成され
る。
式(、I )の生成物レチノイルクロライドは、引き続
き文献で公知の或いは有機化学に秀でる者には容易に明
白な方法により、式HY(但しYはアミン又はアルコー
ルを定義するのに必要とされる残りの原子を表わす)の
活性水素化合物と反応させることがで外る。この生成物
は対応するレチノイン酸誘導体例えば式(■)(但しY
は該アミド又はエステルを定義するのに必要とされる残
りの原子を表わす)のアミド又はエステルである。この
例は以下のものを含むが、これに限定されるものではな
い: N−(4−ヒドロキシフェニル)−オール−トランスー
レチナミド、 N−(4−ヒドロキシフェニル)−13−シスーレチナ
ミ ド、 N−(4−ヒドロキシフェニル)−11−シスーレチナ
ミド、 N−(4−))キシフェニル)−オールートランスーレ
ナナミド、 N−(4−エトキシフェニル)−オール−トランスーレ
チナミド、及び メチルーオールートランスーレチンエート。
式(1)、(II)及び(IV)の化合物中に多くのフ
ルケンニ本結合が存在することに基づいて多くのシス/
トランス異性体の組合せが可能であるから、レチノイン
酸、レチノイルクロフィト、レチノイド又はレチノイ2
陵誘導体とは、すべての可能なシス/トランス異性体の
組合せを包含するものと定義される。しかしながら、式
(II)の特別なし千/イン酸及び対応する式(I)の
レチノイルクロフィトは次のものを含む: a) オール−トランスレチノイン酸及びオール−トラ
ンスレチノイルクロライド; b) 13−シス−レチノイン酸及び13−シス−レチ
ンイルクロフィト; c)11−シス−レチノイン酸及び11−シス−レチノ
イルクロライド; d)  7−シスーレチノイン7及17−シス−レチノ
イルクロライド。
更に詳細には、式(I)の酸の、ノメチルクロルホルマ
ミジニウムクロライド(11)との反応に対する種々の
反応因子は以下の通りである:1菟 反応溶媒は出発レチノイン酸が少くとも一部溶解し且つ
レチノイルクロライド生成物に反応しない不活性な有機
溶媒である。好ましくは溶媒は極性非プロトン性溶媒(
dipolar  aproLic  5olvent
)であり、アルコール或いは第1又は2級アミンでない
、その例はエーテル、アミド、芳香族炭化水素−エステ
ル、ハロカーボン、ニトリル、スルホキシド、及び炭化
水素例えばジエチルエーテル、テトラヒドロ7ラン、ノ
オキサン、N、N−ジメチルホルムアミド、ベンゼン、
トルエン、酢酸エチル、塩化メチレン、アセトニトリル
、ジメチルスルホキシド、スルホラン、及びヘキサンを
含む。
好適な溶媒はN、N−ジメチルホルムアミドである。
一般に生成物を最高の収率及び純度で得るためには、選
択する溶媒が水を含まず且つ脱気されているべきである
又茅111 一般にレチノイルクロライド及びその溶液の、重合及び
副生物の生成に対する敏感性は、高収率及び高純度の生
成物を得るために反応時間を最小にすることを必要とす
る。本発明の方法は約2時間までの反応時間であり、約
45分〜1時間時間が好ましく、そして約45分〜1時
間が好適である。室温において2時間を越える反応時間
は重合と分解のために望ましくない。
槁−庶一 生成物レチノイルクロフィト並びに出発レチノイン酸の
重合及び分解を避けるために、本方法では反応温度を約
50℃以下例えば約O゛〜約40℃1こ維持することが
好適であ雫)、約20°〜約25℃が最も好適である。
醜m途− レチノイルクロライドの溶液の、酸素との接触による重
合及び分解に対する敏感性を考えるに、反応を、酸素を
実質的に排除した雰囲気下に行なうことが好適である。
例えば窒素又はアルゴンの不活性な雰囲気は生成物の高
収率及び高純度を維持するために使用することができる
牡然艮ダ レチノイルクロライドの溶液の、日光又は通常の部屋の
照明に対する敏感性を考えると、普通溶液の露呈される
光の量を減じ或いはその種類を変える手段が施される。
最も簡単な方法は′X質的にすべての光を排除し且つ反
応を暗所で行なうことである。しかしながら、例えば処
理中に光が必要ならば、露光の時間及び強度を最小にナ
ベきであり或いは赤色又は黄色光が使用される。他に露
光を調節するために赤色又は黄色のガラス装置を使用し
てもよい。
塩素化剤 本発明の方法で用いる塩素化剤はジノチルクロルホルマ
ミノニウムクロライドであり、これはボスハードらの、
方法の応用である実施例1又は3の方法でg1造するこ
とができる。νメチルクロルホルマミジニウムクロライ
ドを他の塩素化剤の代りに用いる利点は、反応tIi?
闇の短いこと、反応温度の低いこと、副生物の生成が少
ないこと、及び大規模な合成に移しやすいことである。
用いるノメチルクロルホルマミジニウムクロライドの量
は用いるレチノイン酸の量に凡そ化学量論的に等しい、
即ち約0.99〜約1.10モル当量でなければならな
い。これより少ない量の使用は、酸の酸クロライドへの
金子完全な転化のために貧弱な収率をもたらす、逆に1
.10モル当量より多い量の使用は副生物の生成と不純
な生成物をもたらし、特に大規模において^収率を得る
べく精製するのが困難となる。
本発明の方法に従って式(1)のレチノイルクロライド
を*aするためには、式(II)の適当なレチノイン酸
の不活性な溶媒中の混合物を、種々の反応因子に対して
上述した条件に従ってジメチルクロルホルマミノニウム
クロライド約1当量で処理する。得られる生成物は対応
する酸クロライドの反応溶媒中のW#液であり、次いで
これを蒸発させて所望のレチノイルクロライドを生成し
、或いは他に式(N)のレチノイドの製造に対する爪杆
溶液として直接使用する。そのような溶液の適当な取り
扱いは、上述したように光、熱、wt素などの影響を最
小にするように注意することである0式(1)のレチノ
イルクロライドのW#液を弐YHの活性水素物質と反応
させて式(IV)のレチノイン酸誘導体を製造する場合
、反応は前述した米国特許に記述されている方法に従っ
て行ないうる。
次の実施例及び本明細書を通して次の略号を使用するこ
とがある:E(トランス);Z(シス): r’: t
zO(ジエチルエーテル): E to A e(酢酸
エチル);MeOH(メタノール):EtOH(、メタ
ノール);THF(テトラヒドロ7ラン);DMF(N
、N−ジメチルホルムアミド):hple(高速液体ク
セマドグラフィー:v/v(容量対!l!F量比)、断
らない限りすべての温度は℃(セラ氏)で報告する。
実施例1 ジメチルクロルホルマミジニウムクロライドを、H,H
,ボスハードら、ヘルプ・ヒム・アクタ、支2?−11
653(1959)の方法に従って[また。
DMFを4Aシープ上で貯蔵し、使用前に少くとも1時
間アルゴンを激しくバブリングさせて脱気した(アルゴ
ンの出口にCaSO4乾燥トラップを使用)、すべての
中間体のすべての移しかえはアルゴン下で行なった。1
21の3ツロ丸底フラスコ中において、乾燥DMF[2
24g、ジエチルエーテル(6,61)中3.06モル
】を、〃スを発生させるほど迅速にオキザリ、ルクロラ
イド(390g。
3.07モル)で処理した。直ぐに無色の沈殿が生じ、
反応は発熱であった。1時間後、溶媒を真空下に蒸発さ
せて標記の化合物を白色の固体として得た。フラスコの
真空を除(時に、アルゴンを系中に吹きこんだ。
実施例2 オール−ランス−レチノイルクロライド式(■): レチノイン酸(オール−トランス、860FK、2゜8
6モル)の乾燥DMF(3,5ffi)中スラリーを、
実施例1からの粗白色固体のシメチルクロルホルマミノ
ニウムクロライドに添加した。レチノイン酸はテトラヒ
ドロ(tetratogen)であるから注意を払った
。室温で減光(7−ド灯を消灯)下に45分間攪拌した
後、明深赤色のレチノイルクロライド溶液を水冷した0
次いでこの溶液をレチノイン酸誘導体の合成に使用して
もよい。
実施例3 ツメチルホルムアミド(44a、og、 8,28モル
)の無水ジエチルエーテル(12,ON)中溶液を準備
した。この攪拌しであるDMFの溶液にシュウ酸クロラ
イド(78o、o、、、6.28モル)を調節された速
度で添加した。室温で激しい反応が始まった。この混合
物は急速なガス(Co、Co、)の発生のために冷却し
はじめた。添加速度はこのガスの発生の制御に依存した
0本実施例の規模において、添加は約1八時間以内に完
了した。添加の開始時に固体の生成物が沈殿し始め、添
加中蓄積しつづけた。添加の完了後1時間攪拌を継続し
た。この段階で懸濁液を易動性に維持するために更なる
エーテルの添加の必要なことがあった。次いで反応器に
外部から水蒸気を適用しつつ減圧(10,01oIl)
下に:I#媒を蒸発させた。エーテルの除去が完了した
後真空を除く際にはアルゴンを反応容器に添加した。S
色の試剤のW量は定量的であった。
実施例4 オニーノにど一トーラーイスレチ/イルクーp7−4)
’オール−トランス−レチノイン酸(1720g、5゜
72モル)のジメチルホルムアミド(7,Ol)中入ラ
リ−を、アルゴン下に攪拌しながらジメチルクロルホル
マミノニウムクロライド(804,Og。
6.28モル)に添加した。室温での添加後1/、〜1
時間にわたつ′ζ間断的な攪拌を続けた7この方法によ
る酸クロフィトの生成は激しい反応でなく、実際には僅
かに発熱であることがあった。しかしながら反応温度で
20℃以下に低下したならば、反応速度は遅くなった0
反応なLlcで監視した2エタノール又はメタノール中
で消失する試料のtICがレチノイン酸の不存在を示す
場合酸クロライドの収量は定量的であると推定できた。
即ちエチル又はメチルエステルだけがtlcで検出でき
た。
このレチノイルクロライドは透明な深赤色の溶液であっ
た。この溶液が1時間以上室温のままでいるならば、そ
れは着しく分解し、暗色となり、時間(2〜3時間)と
共に黒色の重合体物質が沈殿した。
実施例5 オール−トランス−4−ヒドロキシフェニル)ト九ナミ
ド4−HPR 実施例4の方法に従って調製した無水の脱気したジメチ
ルホルムアミド(DMF)350zl中オール−トラン
スレチノイルクロライド(0,20モル)の溶液を、無
水の脱気したDMF(200zl)中の蒸留したトリエ
チルアミン(0,40モル、55゜811)及びp−ア
ミ/フェノール(87,3gvO,8モル)の冷溶液に
滴々に添加した。この添加中湿度を10〜15℃に保っ
た。暗色の反応物を、tlc分析が残存する酸クロライ
ドを示さなくなるまで(約2時間)室温で攪拌した0次
いで4−HPRが結晶化するまで水をゆっくり添加した
。暗黄褐色の固体を集め、水洗し、乾燥し、エタノール
/水から結晶化させ、次いでトルエン/アセトンから再
結晶することにより、4−HP R(hplnでの純度
〉99%)を42FK又は収率53%で得た。
実施例6 ヒル−トランスー4−(メト遣−辷入五と2に−)に天
−ナーミ ド a、オーバーヘッド攪拌磯、温度計、滴[゛猛斗及びバ
ブラーを備えた500xlの3ツロ丸底7ラスコに、ジ
エチルエーテル約13011乾燥DMF5.5m1(5
,24g、 0.072モル)を入れた。これを攪拌し
ながら20〜25分間にわたりオキザリルクロライド6
.3xIC53,14g、 0.72モル)を滴下しつ
つ処理した。ガスの発生は非常に徹しかった。添加の完
了後(ガスの発生の終了後)約50分開山色の沈殿が観
察され、そして溶媒を真空下に除去した。白色の固体(
ノメチルクロルホルマミジニウムクロライド)をアルゴ
ン下に入れた。
この白色の固体にDMF約90zl中オール−トランス
レチノイン酸21.03g(0,070モル)を添加し
た。混合物は濁った橙色になり、次い″C透明な暗赤色
となった。この溶液を室温で35分間攪件し、次いで水
浴中で冷却した。赤色のレチノイルクロライド溶液を1
0〜0℃で20分180こわたりDMF95z1中4−
メトキシアニリン25.8、(0,21モル)の溶液に
滴下した。この暗赤色の溶液を、添加の完了後火に11
/2時間水浴中で冷却した。この溶液に水(50111
)を添加した。固体がすぐに沈殿しはじめた。混合物を
濾過し、固体を冷水200R1で洗浄した。この明黄色
の固体を熱エタノール約900m1に溶解した。得られ
た暗赤色の溶液を室温まで冷却させた。沈殿は約1時N
i後にa察された。混合物を濾過した。黄色のふわふわ
した固体を得た。この物質を少量の冷エタノールと約2
00+1の水で洗浄した。固体を真空下に夜通し乾燥し
、融点175〜177℃の黄色の結晶固体を集めた。濾
液から生成物の第2の結晶を得た(f色の結晶の粉末6
.35g、融点157〜161℃)。
b、実施例6aと同様の方法に従い、レチノイン1!1
!22.5g(0,075モル)及び再結晶しりp−/
トキシアニリン27.0g(0,22モル)を用いるこ
とにより、融点178〜179℃の生成物を定量的な収
量30.4gで得た。
実施例7 13−シス−4−ヒドロキシフェニルレチナミこ乾燥の
脱気したDMF6.0*1に、オキザリルクロライド(
0,1モル、146mg>eooCで添加した。白色の
沈殿が生成した。スフリーを15分間攪拌した後、乾燥
の脱気したDMF4.Ome中13−シスレチノイン酸
300Bの溶液を添加した。20分後にメタノール中で
消失させた付加物のticは、酸りty’yイドの生成
が殆んど完了したことを示した。この酸クロライド#!
液を、乾燥のIBI、気したDMF2.0i+1中の昇
華させた4−アミノフェノール327mgの溶液に添加
した。この反応混合物を光から保護しつつ0℃で2.5
時間攪拌した。水(6,7zi’)を添加し、反応物を
結晶が生成するまで攪拌した6次いで結晶を集めた。メ
タノール、次いでエタノール/水からの結晶化により、
13−シス−4−(ヒドロ贅ジフェニル)レチナミド1
86mg(収率48%)を得た。
実施例8 f−A=−)ランス−4−エトキシフェニル)ヒーナニ
を一y オキザリルクロライド5.0xi及び乾燥1) M F
125a1の混合物をアルゴンの雰囲気下に60時間?
l*した。得られたノメチルクロルホルマミジニウムク
ロライドの懸濁液を、室温で攪拌しながらオール−トラ
ンスレチノイン酸15.0gを添加した。得られた透明
な赤橙色の溶液を0.1℃まで冷却し、4−エトキシア
ニリン20.5t1を滴々に添加して処理した。殆んど
すぐに黄色の固体が結晶しはじめた。添加の完了後、水
50*1を添加し、黄色の固体を濾過によって集めた。
エタ/−ルから2度再結晶することにより標題の化合物
18.53g(88,9%)を融点188〜189℃の
黄色の固体として得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a) 式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) のレチノイン酸及びジメチルクロルホルマミジニウムク
    ロライドの混合物を不活性な有機溶媒中で反応させ、そ
    して b)随時レチノイルクロライドを不活性な有機溶媒から
    単離する、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) のレチノイルクロライドの製造法。 2、該不活性な有機溶媒が極性非プロトン性溶媒である
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、該極性非プロトン性溶媒がエーテル、アミド、芳香
    族炭化水素、エステル、ハロカーボン、ニトリル、スル
    ホキシド、又は炭化水素からなる群から選択される特許
    請求の範囲第2項記載の方法。 4、該不活性な有機溶媒がジエチルエーテル、N,N−
    ジメチルホルムアミド、トルエン、又は塩化メチレンで
    ある特許請求の範囲第3項記載の方法。 5、不活性な有機溶媒がN,N−ジメチルホルムアミド
    である特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、反応を約50℃以下の温度に維持する特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 7、反応を約0℃ないし50℃以下の温度に維持する特
    許請求の範囲第5項記載の方法。 8、反応温度を約20℃ないし50℃以下に維持する特
    許請求の範囲第6項記載の方法。 9、反応温度を約20℃ないし約40℃に維持する特許
    請求の範囲第6項記載の方法。 10、反応時間が約30分間ないし約1(1/2)時間
    である特許請求の範囲第1項記載の方法。 11、反応時間が45分間ないし1時間である特許請求
    の範囲第8項記載の方法。 12、反応を不活性な雰囲気下に行なう特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 13、反応を窒素又はアルゴンの雰囲気下に行なう特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 14、反応を光の実質的な不存在下に行なう特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 15、レチノイン酸がオール−トランスレチノイン酸、
    13−シスレチノイン酸、11−シスレチノイン酸、及
    び7−シスレチノイン酸からなる群から選択される特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 16、該レチノイルクロライドが式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) のオール−トランスレチノイルクロライドである特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 17、ジメチルクロルホルマミジニウムクロライドが少
    くとも凡そ化学量論的量で存在する特許請求の範囲第1
    6項記載の方法。 18、該反応混合物が該式(II)のレチノイン酸、ジメ
    チルクロルホルマミジニウムクロライド及び該不活性な
    有機溶媒から本質的になる特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 19、該ジメチルクロルホルマミジニウムクロライドを
    予じめ固体として単離する特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 20、該ジメチルクロルホルマミジニウムクロライドを
    、不活性なガスで散布した溶液として使用する特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
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