JP2000026395A - N−アルキル−α−ジアルキルアミノアセトヒドロキサム酸化合物の製造方法 - Google Patents

N−アルキル−α−ジアルキルアミノアセトヒドロキサム酸化合物の製造方法

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JP2000026395A
JP2000026395A JP10198996A JP19899698A JP2000026395A JP 2000026395 A JP2000026395 A JP 2000026395A JP 10198996 A JP10198996 A JP 10198996A JP 19899698 A JP19899698 A JP 19899698A JP 2000026395 A JP2000026395 A JP 2000026395A
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acid
alkyl
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Masaharu Kitamura
雅晴 北村
Daisuke Urazoe
大祐 浦添
Hideto Mori
英登 森
Akio Sato
昭男 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反応時間が短く、副生物の生成が抑制され、
目的物が収率良く得られるN−アルキル−α−ジアルキ
ルアミノアセトヒドロキサム酸化合物の製造方法を提供
する。 【解決手段】 一般式(1): 【化1】 [ 式中R1 、R2 、R3 は、互いに同一または異なって
いてもよいアルキル基を表わす]で表わされるα−ジア
ルキルアミノ酢酸エステル化合物にN−アルキルヒドロ
キシルアミンを反応せしめて一般式(2): 【化2】 [ 式中R1 、R2 は上記と同じ意味を持ち、R4 はアル
キル基を表わす]で表わされるN−アルキル−α−ジア
ルキルアミノアセトヒドロキサム酸化合物を製造する方
法であって、反応を水と非プロトン性極性有機溶媒から
なる混合系中で行う方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱アシル化剤など
として有用なN−アルキル−α−ジアルキルアミノアセ
トヒドロキサム酸化合物の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】N−アルキル−α−ジアルキルアミノア
セトヒドロキサム酸誘導体は、実質的に中性の条件下、
有機溶媒中でエステル類を脱アシル化するのに有用な高
選択的反応剤である(有機合成化学協会誌第47巻,795
(1989)、 Tetrahedron Lett.,30, 207 (1989)、特開昭
63−316755号公報、特公平6−99382号公
報、特開昭63−316743号公報)。特公平6−9
9382号公報には代表例としてN−メチル−α−ジメ
チルアミノアセトヒドロキサム酸の製造方法が記載され
ており、該明細書は水とメタノールからなる混合溶媒
中、N,N−ジメチルグリシンメチルエステルに水酸化
ナトリウムの存在下N−メチルヒドロキシルアミン塩酸
塩を反応させる方法を記載している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の製造方法では室
温での反応時間が7日と長く、製造を行う場合のコスト
アップ要因となるため満足すべき方法とは言い難い。さ
らに本発明者らの検討によれば、上記反応条件では、原
料であるN,N−ジメチルグリシンメチルエステルの加
水分解が副反応として起こり、問題を引き起こすことが
明らかとなった。すなわち、副生したN,N−ジメチル
グリシンを除去するには特定の操作が必要であり、処理
量、所要人員、時間、目的物の収率低下などを考慮する
と有利な方法とは言えず、そのため副反応を起こさない
効率的かつ有利な製造方法の開発が望まれていた。従っ
て本発明の目的は、反応時間が短く、副生物の生成が抑
制され、目的物が収率良く得られるN−アルキル−α−
ジアルキルアミノアセトヒドロキサム酸化合物の製造方
法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の事情
に鑑み、N−アルキル−α−ジアルキルアミノアセトヒ
ドロキサム酸化合物の工業的製造法について鋭意研究し
た結果、予想外にも水とある特定の非プロトン性極性有
機溶媒からなる混合系中で反応を行うことによって、所
望のN−アルキル−α−ジアルキルアミノアセトヒドロ
キサム酸化合物が効率よく製造できることを見出し、本
発明を完成するに到った。すなわち本発明は、(1)一
般式(1):
【0005】
【化3】
【0006】[ 式中、R1 、R2 、R3 は、互いに同一
または異なっていてもよいアルキル基を表わす]で表わ
されるα−ジアルキルアミノ酢酸エステル化合物にN−
アルキルヒドロキシルアミンを反応せしめて一般式
(2):
【0007】
【化4】
【0008】[式中、R1 、R2 は上記と同じ意味を持
ち、R4 はアルキル基を表わす]で表わされるN−アル
キル−α−ジアルキルアミノアセトヒドロキサム酸化合
物を製造する方法であって、前記反応を水と非プロトン
性極性有機溶媒からなる混合系中で行うことを特徴とす
る方法、(2)非プロトン性極性有機溶媒が、ジメチル
スルホキシド、ヘキサメチルホスホトリアミド、アセト
ニトリル、プロピオニトリル、N,N−ジメチルアセト
アミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピ
ロリドンおよびテトラメチルウレアからなる群より選択
される少なくとも1つであることを特徴とする(1)項
に記載の方法、(3)非プロトン性極性有機溶媒がアセ
トニトリルおよびプロピオニトリルからなる群より選択
される少なくとも1つであることを特徴とする(1)ま
たは(2)項のいずれか1項に記載の方法、(4)反応
温度が20〜80℃の範囲であることを特徴とする
(1)から(3)項のいずれか1項に記載の方法、及び
(5)一般式(2)で表わされる化合物がN−メチル−
α−ジメチルアミノアセトヒドロキサム酸もしくはN−
メチル−α−ジエチルアミノアセトヒドロキサム酸であ
る(1)から(4)項のいずれか1項に記載の方法を提
供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】上記一般式で表される化合物を詳
細に説明する。式中、R1 、R2 、R3 は好ましくは炭
素数1から6のアルキル基、例えばメチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
シクロヘキシル基を表わし、より好ましくはメチル基ま
たはエチル基である。R1 、R2 の好ましい組み合わせ
としては、これら2つが共にメチル基あるいはエチル基
である場合を挙げることができる。R3 はメチル基、エ
チル基のいずれであっても良いが、好ましくはメチル基
である。またR4 は好ましくは炭素数1から7のアルキ
ル基、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イ
ソプロピル基、n−ブチル基、シクロヘキシル基、ベン
ジル基を表わし、より好ましくはメチル基である。次
に、一般式(1)で表される化合物の具体例を以下に示
すが、本発明はこれに制限されるものではない。
【0010】
【化5】
【0011】次に本発明の製造方法における反応条件等
について詳述する。本発明方法は水と非プロトン性極性
有機溶媒からなる混合系中で反応が実施されることを特
徴とする。ここで非プロトン性極性有機溶媒としては、
例えばジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホトリ
アミド、アセトニトリル、プロピオニトリル、N,N−
ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリドン、テトラメチルウレアが挙げ
られる。これらの溶媒のうちでも、ジメチルスルホキシ
ド、アセトニトリル、プロピオニトリル、N,N−ジメ
チルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミドが反
応で好ましく使用され、アセトニトリル、プロピオニト
リルがより好ましく使用される。使用する溶媒の量は、
反応成分を溶解しうる範囲で適宜定めることができ、特
に制限はないが、通常α−ジアルキルアミノ酢酸エステ
ル化合物に対し重量比で0.3〜100倍、好ましくは
0.5〜20倍、より好ましくは0.5〜5倍である。
反応を行わせる際の水との混合比率は、結晶の析出で攪
拌不能になる等の工程操作上の問題等を引き起こさず、
かつ反応の進行を妨げない限りは任意であるが、有機溶
媒/水の混合比率(体積比)は1/2〜1/20、好ま
しくは1/5〜1/20である。例えば有機溶媒として
アセトニトリルを使用する場合アセトニトリル/水の混
合比率(体積比)は1/1〜1/20、好ましくは1/
3〜1/20、より好ましくは1/5〜1/20、有機
溶媒としてプロピオニトリルを使用する場合プロピオニ
トリル/水の混合比率(体積比)は1/2〜1/20、
好ましくは1/5〜1/20である。
【0012】反応は20〜80℃の範囲で実施される
が、好ましくは30〜70℃、より好ましくは30〜5
0℃の範囲で実施される。反応剤であるN−アルキルヒ
ドロキシルアミンとしては遊離のものの他その塩類でも
良く、具体的にはN−メチルヒドロキシルアミン、N−
メチルヒドロキシルアミン硫酸塩、N−メチルヒドロキ
シルアミン塩酸塩、N−エチルヒドロキシルアミン塩酸
塩、N−ベンジルヒドロキシルアミン塩酸塩などが挙げ
られるが、N−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩の使用
が好ましい。N−アルキルヒドロキシルアミン硫酸塩、
N−アルキルヒドロキシルアミン塩酸塩を使用する場合
は、中和のため0.9〜1.2当量、好ましくは1当量
のアルカリ、具体的には水酸化ナトリウムの共存下で反
応は実施される。一般式(1)で表わされるα−ジアル
キルアミノ酢酸エステル化合物に対するN−アルキルヒ
ドロキシルアミンの当量数は、例えば0.9〜6.0当
量、好ましくは0.9〜3.0当量、より好ましくは
0.9〜1.5当量である。反応時間は仕込み量、反応
温度により異なるが、通常6〜15時間である。
【0013】以上説明した水と非プロトン性極性有機溶
媒からなる混合系中で反応を実施することにより、反応
が促進され、かつ好ましくない加水分解反応が大幅に抑
制される。有機溶媒のみでは反応は著しく遅いか、ある
いはまったく進行しない。水のみを溶媒とすると、加水
分解体であるN, N−ジアルキルグリシン、例えばN,
N−ジメチルグリシンがかなりの量副生するため不利で
ある。
【0014】本発明の方法により製造される一般式
(2)で表されるN−アルキル−α−ジアルキルアミノ
アセトヒドロキサム酸化合物としては、例えばN−メチ
ル−α−ジメチルアミノアセトヒドロキサム酸、N−メ
チル−α−ジエチルアミノアセトヒドロキサム酸、N−
エチル−α−ジメチルアミノアセトヒドロキサム酸、N
−ベンジル−α−ジメチルアミノアセトヒドロキサム
酸、N−ベンジル−α−ジn−プロピルアミノアセトヒ
ドロキサム酸、N−シクロヘキシル−α−ジメチルアミ
ノアセトヒドロキサム酸、N−エチル−α−ジn−ブチ
ルアミノアセトヒドロキサム酸、N−メチル−α−ジシ
クロヘキシルアミノアセトヒドロキサム酸などが挙げら
れるが、なかでもN−メチル−α−ジメチルアミノアセ
トヒドロキサム酸、N−メチル−α−ジエチルアミノア
セトヒドロキサム酸が本発明の方法により好ましく製造
される。
【0015】以下実施例、比較例によって本発明を更に
詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。
【0016】
【実施例】実施例1 水酸化ナトリウム23.1 gおよびN−メチルヒドロキシル
アミン塩酸塩47.4 gを水(53ml)に溶解し、この溶液
にプロピオニトリル(5.3 ml)を加えた。引き続き
N,N−ジメチルグリシンメチルエステル59.8 gを加え
た。反応混合物を50℃で合計5時間攪拌すると、ガスク
ロマトグラフィー上原料の残存率5.5 % 、N−メチル−
α−ジメチルアミノアセトヒドロキサム酸の生成率91.0
%、N,N−ジメチルグリシンの副生率4.4 % となっ
た。反応混合物を室温まで冷却の後、アセトニトリルで
抽出した。アセトニトリル層を濃縮し、残留物(66 g)
にアセトニトリル(660 ml)を加えて十分に振り混ぜ
た後、不溶物を濾過して除去した。濾液を濃縮し、残留
物をイソプロピルアルコール/ヘキサン(体積比1/
1)から再結晶して40.5g(収率 65.1 %)の純粋なN−
メチル−α−ジメチルアミノアセトヒドロキサム酸を得
た。各種物性データは特公平6−99382号公報記載
のそれと一致した。反応分析、生成物の純度検定に使用
したガスクロマトグラフィー条件は以下の通りである。 カラム :50 %(シアノプロピルフェニル)メチ
ルポリシロキサン0.53mm× 30 m キャリアーガス:ヘリウム 流速 :33.9ml 検出 :FID カラム温度 :100 ℃→ 200℃(昇温 10 ℃/分)
【0017】実施例2 実施例1に記載の方法に従い、水(110 ml)とアセト
ニトリル(11ml)からなる混合溶媒中、N−メチルヒ
ドロキシルアミン塩酸塩95 g、水酸化ナトリウム46 g、
N,N−ジメチルグリシンメチルエステル120 g を反応
させ、85g(収率63.1%)の純粋なN−メチル−α
−ジメチルアミノアセトヒドロキサム酸を得た。各種物
性データは特公平6−99382号公報記載のそれと一
致した。
【0018】比較例1 水酸化ナトリウム88 gを水(440 ml)に溶解し、この
溶液に氷冷しながらN−メチルヒドロキシルアミン塩酸
塩184 g のメタノール(220 ml)溶液を加えた。白濁
した反応混合物を氷冷下30分攪拌ののち、N,N−ジメ
チルグリシンメチルエステル257.7 g を加えた。反応混
合物を室温で計7日攪拌すると、ガスクロマトグラフィ
ー上原料が消失した。減圧下大部分の溶媒を留去し、残
留物にメタノールを加えて十分に振り混ぜた後不溶物を
濾過して除去した。濾液を濃縮し、ペースト状物質を得
た。このものはガスクロマトグラフィーで分析したとこ
ろ約36 %のN,N−ジメチルグリシンが混入していたた
め、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製した。
クロロホルム/メタノール(9/1)で溶出し、148 g
の固形物を得た。アセトンから再結晶し、129.7 g (44.
6 %)の一番晶を得た。また濾液から得られた固形物につ
いても同様にアセトンから再結晶し、9.4 gの二番晶を
得た。よって得られた純粋なN−メチル−α−ジメチル
アミノアセトヒドロキサム酸は139.1 g (収率 47.8%)
であった。
【0019】比較例2 水酸化ナトリウム131 g を水(400 ml)に溶解し、こ
の溶液に氷冷しながらN−メチルヒドロキシルアミン塩
酸塩273 g の水(400 ml)溶液を加えた。引き続き
N,N−ジメチルグリシンメチルエステル384 g を加え
た。反応混合物を室温で3日攪拌すると、ガスクロマト
グラフィー上原料の残存率2.3 % 、N−メチル−α−ジ
メチルアミノアセトヒドロキサム酸の生成率51.5 %、
N,N−ジメチルグリシンの副生率45.1 %となった。減
圧下大部分の溶媒を留去し、残留物にクロロホルム、つ
いで無水硫酸マグネシウムを加えて十分に振り混ぜた
後、不溶物を濾過して除去した。濾液を濃縮し、残留物
をアセトン/メタノール(50/1)から再結晶して186
gの結晶を得た。このものはガスクロマトグラフィー、
1H-NMRで分析したところ、それぞれ数% のN,N−ジメ
チルグリシンおよびN−メチルヒドロキシルアミンが混
入していたため、再度クロロホルム(3L)に溶解し、
不溶物を濾過して除去した。濾液を濃縮し、残留物をア
セトン/メタノール(12/1 )から再結晶して111 g
(収率 25.6 %)の純粋なN−メチル−α−ジメチルアミ
ノアセトヒドロキサム酸を得た。
【0020】以上説明した実施例および比較例より、水
と非プロトン性極性有機溶媒からなる混合系中で反応を
実施する本発明の製造方法によれば反応時間が短く、副
生物が少ないため目的物の収率もよく、また製造工程も
簡略化されていることがわかる。本発明の製造方法の優
位性、有用性は明白である。
【0021】
【発明の効果】本発明の方法により、脱アシル化剤とし
て有用なN−アルキル−α−ジアルキルアミノアセトヒ
ドロキサム酸化合物を効率よく製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 英登 神奈川県小田原市扇町2丁目12番1号 富 士写真フイルム株式会社内 (72)発明者 佐藤 昭男 神奈川県小田原市扇町2丁目12番1号 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC59 BB18 BB20 BB21 BB22 BB24 BB26 BB31 BB41 BC10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1): 【化1】 [式中、R1 、R2 、R3 は、互いに同一または異なっ
    ていてもよいアルキル基を表わす]で表わされるα−ジ
    アルキルアミノ酢酸エステル化合物にN−アルキルヒド
    ロキシルアミンを反応せしめて一般式(2): 【化2】 [式中、R1 、R2 は上記と同じ意味を持ち、R4 はア
    ルキル基を表わす]で表わされるN−アルキル−α−ジ
    アルキルアミノアセトヒドロキサム酸化合物を製造する
    方法であって、前記反応を水と非プロトン性極性有機溶
    媒からなる混合系中で行うことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 非プロトン性極性有機溶媒が、ジメチル
    スルホキシド、ヘキサメチルホスホトリアミド、アセト
    ニトリル、プロピオニトリル、N,N−ジメチルアセト
    アミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピ
    ロリドンおよびテトラメチルウレアからなる群より選択
    される少なくとも1つであることを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 非プロトン性極性有機溶媒がアセトニト
    リルおよびプロピオニトリルからなる群より選択される
    少なくとも1つであることを特徴とする請求項1または
    2のいずれか1項に記載の方法。
  4. 【請求項4】 反応温度が20〜80℃の範囲であるこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 一般式(2)で表わされる化合物がN−
    メチル−α−ジメチルアミノアセトヒドロキサム酸もし
    くはN−メチル−α−ジエチルアミノアセトヒドロキサ
    ム酸である請求項1から4のいずれか1項に記載の方
    法。
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