JPS6261377B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6261377B2
JPS6261377B2 JP56213530A JP21353081A JPS6261377B2 JP S6261377 B2 JPS6261377 B2 JP S6261377B2 JP 56213530 A JP56213530 A JP 56213530A JP 21353081 A JP21353081 A JP 21353081A JP S6261377 B2 JPS6261377 B2 JP S6261377B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
core
baseboard
recess
gas vent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56213530A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58116952A (ja
Inventor
Hiromasa Aranaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP56213530A priority Critical patent/JPS58116952A/ja
Publication of JPS58116952A publication Critical patent/JPS58116952A/ja
Publication of JPS6261377B2 publication Critical patent/JPS6261377B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は減圧造型鋳型に関するもので、とく
にVプロセス(Vacuum Sealed Process)と呼
ばれている減圧造型法によつて得た鋳型につい
て、中子のガス抜きにとりわけ効果のある中子巾
木支持部分に特色をもつ鋳型について提案する。
上記減圧造型法について説明すると、この方法
はまず摸型面に通気遮断用のフイルム、例えばビ
ニル膜1を被せ、模型にあらかじめ穿けてある細
孔より空気を吸引してビニル膜1を模型に密着さ
せる。次に、ビニル膜1上に砂粒2を振動を与え
ながら詰め、背面を他の合成樹脂膜3で覆つて密
閉し、鋳型内空気を吸引する。その後、模型の圧
力を常圧に戻して模型を引抜き、第1図のように
主型8を造型する。この場合減圧状態にある鋳型
(圧力250〜300mmHg)は外側にかかる大気圧によ
つて強固に維持される。そして、この状態のまま
ビニル膜1で画成された鋳造空間4に溶湯を注入
するのである。
こうした造型法において、例えば第2図に示す
ような中子5を設置する場合、その崩壊性をよく
するために有機砂を使用することが多く、そのた
め注湯に際して普通の鋳物砂に較べると多量のガ
スを発生するが、上述したようにビニル膜1によ
つて通気遮断状態にあるためそのガスが鋳物の一
部分(第2図の矢印A)に残留しブローホールを
多発させるという製品欠陥となる。
そこで、従来上記中子5から発生するガスを抜
き出すために、その巾木7部分を支持している主
型8の部分に第3図に示すように多数のガス抜き
孔6を穿設していた。ところが、この従来鋳型に
施こされていたガス抜き孔6の場合、中子5の位
置決めに際して巾木7をセツトすると、それに伴
つて当該孔6が塞がれたり目詰りを起して、実質
的にガス抜き効果を減殺するという弱点があつ
た。これは本発明のようなVプロセスによる造型
の場合、一般的に高い精度が要求されているため
に、前記中子巾木7と主型支持部のクリアランス
を零に近くしていて、両者の間が密着状態になる
点に起因しているのである。
この発明は、上述した減圧造型法のもとで問題
となるガス抜き孔を有利に克服することを目的と
して創作したものであつて、巾木部分からのガス
抜きが効果的に行える鋳型構造にすることによつ
て製品ブローホール欠陥を無くすることができる
ようにしたのである。この発明の構成の要旨とす
るところは少なくとも鋳物に接する面を含む分割
面を通気遮断膜で遮蔽することにより密閉域をつ
くり、砂粒を詰めたその密閉域内を減圧状態にし
て造型する鋳型において、その鋳型の中子巾木を
支持する部分に凹部を設け、その凹部に面する上
記通気遮断膜に多数のガス抜き孔を穿つたことを
特徴とする減圧造型鋳型の構成にある。以下にそ
の構成の詳細を説明する。
この発明において巾木7の機能は、中子5の位
置決めと、中子5自身のガス抜きにあるから、位
置決めの機能を維持しながらガス抜きを良くする
ため、主型8の巾木7支持部分の中心に凹部9を
つくり、その凹部9に面する前記ビニル膜1aに
ガス抜き孔6′を穿けた構造を採用した。このよ
うな構造にすることによつて、中子挿入時にも上
記ガス抜き孔6′が塞がれることがなくなると同
時に、中子5支持も堅固にしておくことができ
る。
上記した主型8につくる凹部9は、模型製作時
に第5図で示すように巾木の側面7a,7a′の中
腹に突起10,10′を設けるとともに、端面7
bおよび下面7cの略中央に突起11を穿設し、
これを吸引造型時に通気遮断膜1に写し取らせた
のち、中子5セツテイング時には上記各突起1
0,10′,11のない巾木7部分を使うことに
より設けることができる。
実施例によると上記凹部9の間隔aは1〜5mm
で良好な結果が得られた。
以上説明したような鋳型を用いて減圧鋳造を行
う本発明の技術にあつては、従来中子より発生す
るガスを起因とする欠陥を皆無にすることができ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は減圧造型法による造型過程の断面図、
第2図は従来の造型した鋳型を示す断面図、第3
図は鋳型巾木支持部の断面図、第4図は本発明に
かかる鋳型の断面図、第5図は造型時に使う中子
巾木端部の斜視図、第6図は造型時に使う中子巾
木を設置した状態の平面図、第7図は巾木端面に
形成した凹部の詳細を示す部分断面図である。 1……通気遮蔽膜、2……砂粒、3……合成樹
脂膜、4……鋳造空間、5……中子、6,6′…
…ガス抜き孔、7……巾木、7a……側面、7b
……端面、7c……下面、8……主型、9……凹
部、10,10′,11……突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも鋳物に接する面を含む分割面を通
    気遮断膜で遮蔽することにより密閉域をつくり、
    砂粒を詰めたその密閉域内を減圧状態にして造型
    した鋳型において、その鋳型の中子巾木を支持す
    る部分に凹部を設け、その凹部に面する上記通気
    遮断膜に多数のガス抜き孔を穿つたことを特徴と
    する減圧造型鋳型。
JP56213530A 1981-12-28 1981-12-28 減圧造型鋳型 Granted JPS58116952A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56213530A JPS58116952A (ja) 1981-12-28 1981-12-28 減圧造型鋳型

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JP56213530A JPS58116952A (ja) 1981-12-28 1981-12-28 減圧造型鋳型

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Publication Number Publication Date
JPS58116952A JPS58116952A (ja) 1983-07-12
JPS6261377B2 true JPS6261377B2 (ja) 1987-12-21

Family

ID=16640709

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JP56213530A Granted JPS58116952A (ja) 1981-12-28 1981-12-28 減圧造型鋳型

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63313677A (ja) * 1987-06-16 1988-12-21 Daihatsu Motor Co Ltd ロボット用スポット溶接ガン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6281244A (ja) * 1985-10-04 1987-04-14 Hazu Kogyo Kk 減圧鋳型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63313677A (ja) * 1987-06-16 1988-12-21 Daihatsu Motor Co Ltd ロボット用スポット溶接ガン

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JPS58116952A (ja) 1983-07-12

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