JPS6243638Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6243638Y2
JPS6243638Y2 JP16343883U JP16343883U JPS6243638Y2 JP S6243638 Y2 JPS6243638 Y2 JP S6243638Y2 JP 16343883 U JP16343883 U JP 16343883U JP 16343883 U JP16343883 U JP 16343883U JP S6243638 Y2 JPS6243638 Y2 JP S6243638Y2
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JP
Japan
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model
metal frame
sand
approximately
mold
Prior art date
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Application number
JP16343883U
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English (en)
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JPS6071452U (ja
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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は減圧造型における縦鋳込用金枠に関す
る。
従来、第4図に示すように、減圧造型した一対
の完成鋳型20,20を縦型にして鋳込む場合、
湯口部21を金枠22,22上面に露出させる必
要があるため、上側となる金枠22の一側面に切
欠き部23を設ける必要があるが、しかし、第3
図に示す如く、模型板24と型合わせされた金枠
22に乾燥砂より成る減圧造型用砂25を充填し
て減圧鋳型を造型する場合、前記切欠き部23よ
り砂25がこぼれるため、切欠部23を閉鎖する
ように湯口模型21a付の模型板24から砂こぼ
れ防止板26を突設して砂こぼれを防止するよう
にしている。このために、フイルム27の成形が
難しくかつ自動化が困難であつた。
また、砂こぼれ防止板26は模型板24の水平
上面に対して垂直状に設けてあるため、金枠22
外側面と砂こぼれ防止板26の間には、〓間が生
じこの間から砂25がこぼれる問題があつた。さ
らには、金枠22下端面と切欠部23における模
型上面との間の部位において、砂づまりが悪いな
どの問題があつた。
本考案はこれらの問題点を一挙に解決すること
を目的とするものである。
以下に、本考案を第1図および第2図の実施例
に基づき説明する。1は図示されない真空ポンプ
に連通接続された減圧室2を内部に備えかつ上面
に模型3を備えるとともに模型3表面および模型
3部以外の上面に減圧室2に通じる小孔(図示せ
ず)を複数個備えた模型板で、この模型板1の湯
口模型3a部位附近における端部位置には、模型
板1の水平型合わせ面に対して反時計方向廻りに
略100〜120度の上向き傾斜を成す型合わせ面1a
が形成されている。4は図示されない真空源に連
通接続された減圧室5を外周囲に備えかつ内部空
間部には減圧室5に連通接続した複数本の孔あき
管6を備えた減圧用の金枠で、この金枠4の前記
合わせ面1aと型合わせされる一側面には所定高
さを有する切欠部4aが所定幅にわたつて設けら
れているとともに、この切欠部4aの下面には該
切欠部4aの下面中央部附近から内・外方に向か
つて上向き傾斜を成す逆山形状の傾斜面が形成し
てあり該傾斜面のうち一方の外側に面する型合わ
せ面4bとなる傾斜面は模型板1の前記型合わせ
面1aと同じ傾斜に形成してあつて、模型板1と
密接状に型合わせされるようになつている。
また、前記傾斜面のうち他方の傾斜面は水平型
合わせ面に対して略40〜45度の傾斜を成す傾斜面
4cとされ、この部位における砂ずまりが良くな
るようにしてある。7は模型板1および模型3表
面に密着添装された可撓性のフイルム、8は減圧
造型用砂である。
このように構成されたものにおいて、図示され
ない真空ポンプの作動により、減圧室2、模型板
1等に穿設された図示されない小孔を介して模型
板1および模型3表面に負圧作用を及ぼしながら
フイルム7を密着添装するとともに模型板1上面
にフイルム7を介して金枠4を密接状に型合わせ
する。そして、模型板1表面には一様に負圧作用
が及ぼされているため、湯口模型3a部位におい
てもフイルム7は容易に模型板1表面等に密着添
装される。
次いで、模型板1と金枠4とによつて形成され
た空間部に乾燥砂より成る減圧造型用砂8を充填
してのち、金枠4上面を覆うように図示されない
フイルムを被せるとともに金枠4内を減圧室5、
孔あき管6等を介して減圧し金枠4内の減圧造型
用砂8を減圧固化する。つづいて、模型板1およ
び模型3表面に作用している負圧作用を解除して
金枠4内に減圧保持された減圧造型鋳型9から模
型板1等を離型するとともにフイルム7を減圧造
型鋳型9側に移し替える。その後、このようにし
て減圧造型した減圧造型鋳型9に対し同様な操作
により減圧造型した他方の減圧造型鋳型10を型
合わせして、第2図のように、垂直割状の縦型の
完成鋳型として、湯口3bより注湯し、溶湯の凝
固後、減圧造型用砂8に作用している負圧作用を
解いて型ばらしを行う。
以上の説明によつて明らかなように、本考案に
よれば、フイルム成形が容易になつて自動化が可
能になり、また、模型板と金枠の合わせ面が密接
状にフイルムを介して型合わせされるため、砂こ
ぼれがなく、さらには湯口模型附近における砂ず
まりが良くなるなどの効果を有し、この種の業界
に寄与する効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は本考案の注湯状態を示す立体図、第3図は従来
の減圧造型状態を示す断面図、第4図は従来の注
湯状態を示す立体図である。 4a:切欠部、4b:型合わせ面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠体の一側面に、下端面から所定高さを有する
    切欠部4aを所定幅にわたつて設け、該切欠部4
    aにおける下面には、該切欠部4aの下面中央部
    附近からそれぞれ内・外方向に向けて上向き傾斜
    を成す逆山形状の傾斜面を形成するとともに該傾
    斜面のうち一方の外側に面する型合わせ面4bと
    なる傾斜面は水平型合わせ面に対して反時計方向
    廻りに略100〜120度の鈍角を成しかつ内側に面す
    る他方の傾斜面4cは水平型合わせ面に対して反
    時計方向廻りに略40〜45度の鋭角を形成している
    ことを特徴とする減圧造型における縦鋳込用金
    枠。
JP16343883U 1983-10-21 1983-10-21 減圧造型における縦鋳込用金枠 Granted JPS6071452U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16343883U JPS6071452U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 減圧造型における縦鋳込用金枠

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16343883U JPS6071452U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 減圧造型における縦鋳込用金枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6071452U JPS6071452U (ja) 1985-05-20
JPS6243638Y2 true JPS6243638Y2 (ja) 1987-11-13

Family

ID=30358616

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16343883U Granted JPS6071452U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 減圧造型における縦鋳込用金枠

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JPS6071452U (ja) 1985-05-20

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