JPS643560Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS643560Y2 JPS643560Y2 JP1984120429U JP12042984U JPS643560Y2 JP S643560 Y2 JPS643560 Y2 JP S643560Y2 JP 1984120429 U JP1984120429 U JP 1984120429U JP 12042984 U JP12042984 U JP 12042984U JP S643560 Y2 JPS643560 Y2 JP S643560Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- model
- engraving
- mold
- cavity
- sprue
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003110 molding sand Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、注湯時、型合わせされた鋳型の合わ
せ面に発生する鋳バリの防止に最適な模型板に関
する。
せ面に発生する鋳バリの防止に最適な模型板に関
する。
（従来技術）
一般に、鋳型の型合わせは、キヤビテイを除く
鋳型面全面で型合わせされるため、模型板が変形
している場合とか時間の経過によつて変形した鋳
型を型合わせした場合には、型合わせ面に隙間が
生じ注湯するとそこから溶湯が流出して鋳バリが
発生するなどの問題があつた。
鋳型面全面で型合わせされるため、模型板が変形
している場合とか時間の経過によつて変形した鋳
型を型合わせした場合には、型合わせ面に隙間が
生じ注湯するとそこから溶湯が流出して鋳バリが
発生するなどの問題があつた。
（考案の目的）
本考案はこれらの問題点に鑑みて成されたもの
であつて、型合わせ面からの溶湯の流出を阻止し
て鋳バリの発生を防止可能な模型板を提供するこ
とを目的とするものである。
であつて、型合わせ面からの溶湯の流出を阻止し
て鋳バリの発生を防止可能な模型板を提供するこ
とを目的とするものである。
（考案の構成）
本考案は上面に所定深さの彫り込みを穿ち、こ
の彫り込み位置に製品模型、湯口模型等の模型を
前記彫り込み外周囲との間に所定の間隔をおいて
設けて成ることを特徴とする模型板を要旨とする
ものであつて、以下に、本考案の実施例を添付図
面に基づき説明する。模型板１は上面中央部附近
に所定深さの彫り込み２を穿ち、この彫り込み２
位置に製品模型３、湯口模型４、湯道模型５及び
堰模型６等の模型を彫り込み２外周囲との間に所
定の間隔をおいて設けた構成とされていて、製品
模型３は湯道模型５及び堰模型６を介して湯口模
型４に連通接続されている。７は鋳枠で、模型板
１上面に前記模型及び彫り込み２部を囲繞するよ
うにして置かれている。
の彫り込み位置に製品模型、湯口模型等の模型を
前記彫り込み外周囲との間に所定の間隔をおいて
設けて成ることを特徴とする模型板を要旨とする
ものであつて、以下に、本考案の実施例を添付図
面に基づき説明する。模型板１は上面中央部附近
に所定深さの彫り込み２を穿ち、この彫り込み２
位置に製品模型３、湯口模型４、湯道模型５及び
堰模型６等の模型を彫り込み２外周囲との間に所
定の間隔をおいて設けた構成とされていて、製品
模型３は湯道模型５及び堰模型６を介して湯口模
型４に連通接続されている。７は鋳枠で、模型板
１上面に前記模型及び彫り込み２部を囲繞するよ
うにして置かれている。
このように構成されたものは、模型板１に重ね
合わされた鋳枠７内に鋳物砂を投入し押し固めて
鋳型８を造型すると、この鋳型８面には前記模型
に対応して製品キヤビテイ３′、湯口キヤビテイ
４′、湯道キヤビテイ５′及び堰キヤビテイ６′等
のキヤビテイが形成されるとともにこのキヤビテ
イの外周に沿つて鋳枠７面から所定高さ突設した
所定幅の段付部９が形成される。次いで、対とな
るもう一方の鋳型１０を同様にして造型し、これ
らの一対の鋳型８，１０を、第３図の如く、型合
わせしたあと、湯口カツプ１１より製品キヤビテ
イ３′に注湯すると、溶湯は湯口キヤビテイ４′か
ら湯道キヤビテイ５′、堰キヤビテイ６′を通つて
製品キヤビテイ３′に流入するが、型合わせされ
た鋳型８，１０の段付部９における面圧が従来の
キヤビテイを除く鋳型面にかかる面圧よりも大き
いため、キヤビテイに流入した溶湯はこの段付部
９によつて流出を阻止される。
合わされた鋳枠７内に鋳物砂を投入し押し固めて
鋳型８を造型すると、この鋳型８面には前記模型
に対応して製品キヤビテイ３′、湯口キヤビテイ
４′、湯道キヤビテイ５′及び堰キヤビテイ６′等
のキヤビテイが形成されるとともにこのキヤビテ
イの外周に沿つて鋳枠７面から所定高さ突設した
所定幅の段付部９が形成される。次いで、対とな
るもう一方の鋳型１０を同様にして造型し、これ
らの一対の鋳型８，１０を、第３図の如く、型合
わせしたあと、湯口カツプ１１より製品キヤビテ
イ３′に注湯すると、溶湯は湯口キヤビテイ４′か
ら湯道キヤビテイ５′、堰キヤビテイ６′を通つて
製品キヤビテイ３′に流入するが、型合わせされ
た鋳型８，１０の段付部９における面圧が従来の
キヤビテイを除く鋳型面にかかる面圧よりも大き
いため、キヤビテイに流入した溶湯はこの段付部
９によつて流出を阻止される。
（考案の効果）
以上の説明によつて明らかなように、本考案に
よれば上面に所定深さの彫り込みを穿ち、この彫
り込み位置に製品模型、湯口模型等の模型を前記
彫り込み外周囲との間に所定の間隔をおいて設け
た構成の模型板としたので、鋳型キヤビテイの外
周囲には段付部が形成されて鋳型はこの段付部を
介して型合わせされることとなり、その結果型合
わせのための当り面面積を非常に小さくすること
ができ鋳型の歪等により当り面の隙間を最小にす
ることが可能になると共に型合わせの面圧は従来
の型合わせ面にかかる面圧よりも大きくなつて溶
湯の型合わせ面からの流出が阻止されて鋳バリの
発生が防止される効果を発揮するものである。
よれば上面に所定深さの彫り込みを穿ち、この彫
り込み位置に製品模型、湯口模型等の模型を前記
彫り込み外周囲との間に所定の間隔をおいて設け
た構成の模型板としたので、鋳型キヤビテイの外
周囲には段付部が形成されて鋳型はこの段付部を
介して型合わせされることとなり、その結果型合
わせのための当り面面積を非常に小さくすること
ができ鋳型の歪等により当り面の隙間を最小にす
ることが可能になると共に型合わせの面圧は従来
の型合わせ面にかかる面圧よりも大きくなつて溶
湯の型合わせ面からの流出が阻止されて鋳バリの
発生が防止される効果を発揮するものである。
第１図は本考案の実施例を示す平面図、第２図
は第１図の断面図、第３図は本考案の模型板を用
いて造型した鋳型に、対となる他方の鋳型を型合
わせした状態を示す断面図である。 １：模型板、２：彫り込み、３：製品模型、
４：湯口模型。
は第１図の断面図、第３図は本考案の模型板を用
いて造型した鋳型に、対となる他方の鋳型を型合
わせした状態を示す断面図である。 １：模型板、２：彫り込み、３：製品模型、
４：湯口模型。
Claims (1)
- 上面に所定深さの彫り込みを穿ち、この彫り位
置に製品模型、湯口模型等の模型を前記彫り込み
外周囲との間に所定の間隔をおいて設けて成るこ
とを特徴とする模型板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12042984U JPS6136339U (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | 模型板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12042984U JPS6136339U (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | 模型板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6136339U JPS6136339U (ja) | 1986-03-06 |
| JPS643560Y2 true JPS643560Y2 (ja) | 1989-01-31 |
Family
ID=30679247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12042984U Granted JPS6136339U (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | 模型板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6136339U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5053231A (ja) * | 1973-09-11 | 1975-05-12 |
-
1984
- 1984-08-03 JP JP12042984U patent/JPS6136339U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5053231A (ja) * | 1973-09-11 | 1975-05-12 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6136339U (ja) | 1986-03-06 |
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