JPS5922908Y2 - マンホ−ル蓋の鋳型構造 - Google Patents
マンホ−ル蓋の鋳型構造Info
- Publication number
- JPS5922908Y2 JPS5922908Y2 JP13650179U JP13650179U JPS5922908Y2 JP S5922908 Y2 JPS5922908 Y2 JP S5922908Y2 JP 13650179 U JP13650179 U JP 13650179U JP 13650179 U JP13650179 U JP 13650179U JP S5922908 Y2 JPS5922908 Y2 JP S5922908Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manhole cover
- mold
- mold structure
- cover
- molten metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、マンホール蓋とくにその天板部の肉厚を薄く
したものを鋳造する鋳型構造に関するものである。
したものを鋳造する鋳型構造に関するものである。
一般にマンホール蓋を鋳造するには、溶湯を鋳型内に注
入するセキ20を第2図に示すように蓋体21の外周部
22に設けるが重量軽減のため蓋の天板部23を薄くし
たものでは、外周部22も薄くなるため、ここにセキ2
0を接続すると、セキ2oは自ずと偏平なものになって
断面積が狭まいものとなる。
入するセキ20を第2図に示すように蓋体21の外周部
22に設けるが重量軽減のため蓋の天板部23を薄くし
たものでは、外周部22も薄くなるため、ここにセキ2
0を接続すると、セキ2oは自ずと偏平なものになって
断面積が狭まいものとなる。
このため、この部分を通る溶湯の流れが早くなり、鋳型
が砂型の場合は、その表面が溶湯の流れによって荒らさ
れる。
が砂型の場合は、その表面が溶湯の流れによって荒らさ
れる。
このため鋳造される鋳物の肌が荒れたり、溶湯が鋳型に
およはす圧力(張り気)によって、型の合せ目がら溶湯
がもれたり、あるいは鋳型が押されてふくらんだりして
、表面が平らでない蓋が出来上る欠点があった。
およはす圧力(張り気)によって、型の合せ目がら溶湯
がもれたり、あるいは鋳型が押されてふくらんだりして
、表面が平らでない蓋が出来上る欠点があった。
本考案は上記の欠点を解消できるマンホール蓋の鋳型構
造を提供しようとするもので、この手段として蓋の外周
部の下面に複数個の突部を形成するための凹部を設け、
この凹部に溶湯を鋳型内に注入するセキを接続して、セ
キの断面積を大きくとりうるように改良することにより
、上記の欠点を解決しようとするものである。
造を提供しようとするもので、この手段として蓋の外周
部の下面に複数個の突部を形成するための凹部を設け、
この凹部に溶湯を鋳型内に注入するセキを接続して、セ
キの断面積を大きくとりうるように改良することにより
、上記の欠点を解決しようとするものである。
以下実施例を図面に基いて説明する。
まず第1図は、本考案の鋳型によって鋳造されるマンホ
ール蓋1を示すものであり、このマンホール蓋1の外周
部2の下面に複数個の突部3を設ける。
ール蓋1を示すものであり、このマンホール蓋1の外周
部2の下面に複数個の突部3を設ける。
この突部3は、マンホール蓋1の底面とマンホール枠(
図示せず)の蓋受は面との間に土砂が入って、蓋1が持
ち一ヒげられた場合、マンホール蓋1がマンホール枠か
らはずれるのを防止する。
図示せず)の蓋受は面との間に土砂が入って、蓋1が持
ち一ヒげられた場合、マンホール蓋1がマンホール枠か
らはずれるのを防止する。
そしてこれを鋳造する鋳型4が第3〜4図に示すもので
、この鋳型4には突部3を形成するための凹部5を設け
、この凹部5にセキ6を接続する。
、この鋳型4には突部3を形成するための凹部5を設け
、この凹部5にセキ6を接続する。
そしてセキ6には、押湯部7、湯道8、湯口9がつらな
っている。
っている。
このように蓋1の外周部2の下面に突部3を設け、ここ
にセキ6がくるようにしたので、セキ6は従来とちがっ
て深いものとすることができるので、断面積が大きくな
る。
にセキ6がくるようにしたので、セキ6は従来とちがっ
て深いものとすることができるので、断面積が大きくな
る。
このため、セキ6を流れる溶湯の流れは、従来のセキ2
0に比して遅くなるので、砂型の表面が溶湯によって荒
らされ、この結果として製品の鋳肌が荒れたり、あるい
は張り気によって表面が平らでない蓋が出来るおそれは
解消する。
0に比して遅くなるので、砂型の表面が溶湯によって荒
らされ、この結果として製品の鋳肌が荒れたり、あるい
は張り気によって表面が平らでない蓋が出来るおそれは
解消する。
また図面のようにセキ6に隣接して押湯部7を設ければ
、注入された溶湯が冷えにくくなるため、長い間押湯効
果がきいて、内部欠陥がない鋳物をうろことか゛可能と
なる。
、注入された溶湯が冷えにくくなるため、長い間押湯効
果がきいて、内部欠陥がない鋳物をうろことか゛可能と
なる。
また第4図のようにセキ6をリム10に対応する位置に
設ければ、溶湯がリム10に流れやすくなる効果が生ず
る。
設ければ、溶湯がリム10に流れやすくなる効果が生ず
る。
本考案は、このような大きな効果を有する優れた考案で
ある。
ある。
第1図は本案の鋳型によって鋳造されるマンホール蓋を
示す斜視図、第2図は従来の鋳型構造を示す断面図、第
3図は本考案の鋳型構造を示す縦断面図(第4図に於け
るB−B断面図)、第4図は同横断面図(第3図に於け
るA−A断面図)で゛ある。 1−マンホール蓋、2−蓋の外周部、3−突部、4−マ
ンホール蓋用鋳型、5−凹部、6−セキ、7−押湯部。
示す斜視図、第2図は従来の鋳型構造を示す断面図、第
3図は本考案の鋳型構造を示す縦断面図(第4図に於け
るB−B断面図)、第4図は同横断面図(第3図に於け
るA−A断面図)で゛ある。 1−マンホール蓋、2−蓋の外周部、3−突部、4−マ
ンホール蓋用鋳型、5−凹部、6−セキ、7−押湯部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ マンホール蓋の鋳型に於て、蓋の外周部の下面に複
数個の突部を形成する凹部を設け、この凹部にセキを接
続させることにより、セキの断面積を大きくとりうるよ
うにしたマンホール蓋の鋳型構造。 2 セキに隣接して押湯部を設けてなる実用新案登録請
求の範囲第1項記載のマンホール蓋の鋳型構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13650179U JPS5922908Y2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | マンホ−ル蓋の鋳型構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13650179U JPS5922908Y2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | マンホ−ル蓋の鋳型構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5655543U JPS5655543U (ja) | 1981-05-14 |
JPS5922908Y2 true JPS5922908Y2 (ja) | 1984-07-09 |
Family
ID=29367996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13650179U Expired JPS5922908Y2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | マンホ−ル蓋の鋳型構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5922908Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4514325B2 (ja) * | 2000-12-20 | 2010-07-28 | 旭テック環境ソリューション株式会社 | マンホール又はccボックスの鋳造製蓋体 |
JP4625579B2 (ja) * | 2000-12-31 | 2011-02-02 | 旭テック環境ソリューション株式会社 | 集水用蓋の製造方法及び集水用蓋の製造用型 |
-
1979
- 1979-10-01 JP JP13650179U patent/JPS5922908Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5655543U (ja) | 1981-05-14 |
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