JP2592659B2 - 内燃機関用排気マニホールドおよびその製造方法 - Google Patents
内燃機関用排気マニホールドおよびその製造方法Info
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- JP2592659B2 JP2592659B2 JP63196267A JP19626788A JP2592659B2 JP 2592659 B2 JP2592659 B2 JP 2592659B2 JP 63196267 A JP63196267 A JP 63196267A JP 19626788 A JP19626788 A JP 19626788A JP 2592659 B2 JP2592659 B2 JP 2592659B2
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- Japan
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- exhaust manifold
- core
- combustion engine
- internal combustion
- mold
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
- F01N13/08—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
- F01N13/10—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of exhaust manifolds
- F01N13/102—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of exhaust manifolds having thermal insulation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
- F01N13/14—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00 having thermal insulation
- F01N13/141—Double-walled exhaust pipes or housings
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、セラミックス焼結体製の芯体を金属で鋳ぐ
るんで成る内燃機関用排気マニホールドおよびその製造
方法に関する。
るんで成る内燃機関用排気マニホールドおよびその製造
方法に関する。
（従来技術と問題点） 近年、セラミックス焼結体が耐熱衝撃性に優れている
ことに着目して当該セラミックス焼結体を金属で鋳ぐる
んで成る内燃機関用排気マニホールドが開発されている
が、従来の排気マニホールドは、セラミックス焼結体の
外面が全面にわたって直接金属と接触する構成になって
いるため、セラミックス焼結体からの熱が直接金属に伝
導することとなり、鋳ぐるみ金属あるいはこれに連結さ
れる部材等に熱による悪影響をおよぼす問題があり、実
用化されていないのが現状である。
ことに着目して当該セラミックス焼結体を金属で鋳ぐる
んで成る内燃機関用排気マニホールドが開発されている
が、従来の排気マニホールドは、セラミックス焼結体の
外面が全面にわたって直接金属と接触する構成になって
いるため、セラミックス焼結体からの熱が直接金属に伝
導することとなり、鋳ぐるみ金属あるいはこれに連結さ
れる部材等に熱による悪影響をおよぼす問題があり、実
用化されていないのが現状である。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目
的はセラミックス焼結体から金属への伝導熱量を減少し
得るようにした鋳ぐるみ鋳造法による内燃機関用排気マ
ニホールドおよびその製造方法を提供することにある。
的はセラミックス焼結体から金属への伝導熱量を減少し
得るようにした鋳ぐるみ鋳造法による内燃機関用排気マ
ニホールドおよびその製造方法を提供することにある。
（問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明における内燃機関
用排気マニホールドは、金属におけるセラミックス焼結
体との接触面側に多くの突起を形成してセラミックス焼
結体と金属本体部分との境界部に間隙を画成するように
したものである。
用排気マニホールドは、金属におけるセラミックス焼結
体との接触面側に多くの突起を形成してセラミックス焼
結体と金属本体部分との境界部に間隙を画成するように
したものである。
（作用） 本発明における排気マニホールドでは、セラミックス
焼結体から金属への熱の伝導は、金属の突起部と空気と
を媒体として行なわれることとなり、伝導熱量が大幅に
減少する。
焼結体から金属への熱の伝導は、金属の突起部と空気と
を媒体として行なわれることとなり、伝導熱量が大幅に
減少する。
（実 施 例） 実施例について図面を参照して説明する。第１図にお
いて（１）は、鋳ぐるみ鋳造法による排気マニホールド
の鋳物部を製造するためのフルモールド法用消失模型
で、ポリスチロールで成形されている。そして、該消失
模型（１）は、２分割された分割消失模型で、型合せさ
れて中空体状を成しかつ所定の排気マニホールドの外形
と同一の外形を有するとともに内面に、後述するセラミ
ックス焼結体製の芯体（２）を支持して間隙（Ｃ）を画
成可能な突起（1a）が多数適宜の間隔をおいて形成され
ている。また、消失模型（１）の上端および下端には加
工代を考慮したフランジ部（1b）、（1c）がそれぞれ形
成されている。（２）は排気マニホールドの芯体で、チ
タン酸アルミニウムセラミックス焼結体で構成されてい
る。（３）は、側壁および底壁に中空室（４）を形成し
たフルモールド法用鋳型箱で、該鋳型箱（３）の中空室
（４）は、吸引口（５）で三方口方向切換弁（図示せ
ず）を介して真空ポンプ（図示せず）に連通接続されて
いる。そして、鋳型箱（３）の内面は中空室（４）に通
気可能に構成されている。
いて（１）は、鋳ぐるみ鋳造法による排気マニホールド
の鋳物部を製造するためのフルモールド法用消失模型
で、ポリスチロールで成形されている。そして、該消失
模型（１）は、２分割された分割消失模型で、型合せさ
れて中空体状を成しかつ所定の排気マニホールドの外形
と同一の外形を有するとともに内面に、後述するセラミ
ックス焼結体製の芯体（２）を支持して間隙（Ｃ）を画
成可能な突起（1a）が多数適宜の間隔をおいて形成され
ている。また、消失模型（１）の上端および下端には加
工代を考慮したフランジ部（1b）、（1c）がそれぞれ形
成されている。（２）は排気マニホールドの芯体で、チ
タン酸アルミニウムセラミックス焼結体で構成されてい
る。（３）は、側壁および底壁に中空室（４）を形成し
たフルモールド法用鋳型箱で、該鋳型箱（３）の中空室
（４）は、吸引口（５）で三方口方向切換弁（図示せ
ず）を介して真空ポンプ（図示せず）に連通接続されて
いる。そして、鋳型箱（３）の内面は中空室（４）に通
気可能に構成されている。
次にこのように構成された分割消失模型（１）（１）
および芯体（２）を用いて所望の排気マニホールドを製
造する手順について説明する。まず、第２図に示すよう
に下側の分割消失模型（１）に芯体（２）を装着して消
失模型（１）と芯体（２）との間に間隙（Ｃ）を画成
し、続いて、芯体（２）を装着した分割消失模型（１）
に、上側の分割消失個性（１）を型合せして互に固着
し、型合せ消失模型（Ａ）を構成する。次いで、第３図
に示すように、芯体（２）内蔵の型合せ消失模型（Ａ）
を２個、ポリスチロール製の湯口模型（Ｂ）に装着し、
続いて、これら模型（Ａ）、（Ｂ）を鋳型箱（３）内に
乾燥砂（Ｓ）と共に装入して模型（Ａ）、（Ｂ）を乾燥
砂（Ｓ）内に埋没させる。次いで、鋳型箱（３）内の乾
燥砂（Ｓ）に振動を付与して消失模型（Ａ）の間隙
（Ｃ）内に乾燥砂（Ｓ）を充填し、続いて、鋳型箱
（３）の上端開口部および乾燥砂（Ｓ）上に、樹脂膜等
の非通気性の遮蔽膜（Ｆ）を被せ、その後、鋳型箱
（３）の中空室（４）を真空ポンプ（図示せず）に連通
して乾燥砂（Ｓ）等が装入されている鋳型箱（３）内を
減圧し、これにより、乾燥砂（Ｓ）を固形化せしめる。
この状態の下に、湯口模型（Ｂ）に所定の溶融金属を注
入し、注入された溶融金属が冷却凝固した後、中空室
（４）への吸引作用を停止し、続いて、鋳型箱（３）内
から鋳ぐるみ体を取り出し、湯口を分離するとともに間
隙（Ｃ）内の乾燥砂（Ｓ）を除去して、芯体（２）と突
起部分を除く金属本体部との境界部に間隙を画成した内
燃機関用排気マニホールドを得る。
および芯体（２）を用いて所望の排気マニホールドを製
造する手順について説明する。まず、第２図に示すよう
に下側の分割消失模型（１）に芯体（２）を装着して消
失模型（１）と芯体（２）との間に間隙（Ｃ）を画成
し、続いて、芯体（２）を装着した分割消失模型（１）
に、上側の分割消失個性（１）を型合せして互に固着
し、型合せ消失模型（Ａ）を構成する。次いで、第３図
に示すように、芯体（２）内蔵の型合せ消失模型（Ａ）
を２個、ポリスチロール製の湯口模型（Ｂ）に装着し、
続いて、これら模型（Ａ）、（Ｂ）を鋳型箱（３）内に
乾燥砂（Ｓ）と共に装入して模型（Ａ）、（Ｂ）を乾燥
砂（Ｓ）内に埋没させる。次いで、鋳型箱（３）内の乾
燥砂（Ｓ）に振動を付与して消失模型（Ａ）の間隙
（Ｃ）内に乾燥砂（Ｓ）を充填し、続いて、鋳型箱
（３）の上端開口部および乾燥砂（Ｓ）上に、樹脂膜等
の非通気性の遮蔽膜（Ｆ）を被せ、その後、鋳型箱
（３）の中空室（４）を真空ポンプ（図示せず）に連通
して乾燥砂（Ｓ）等が装入されている鋳型箱（３）内を
減圧し、これにより、乾燥砂（Ｓ）を固形化せしめる。
この状態の下に、湯口模型（Ｂ）に所定の溶融金属を注
入し、注入された溶融金属が冷却凝固した後、中空室
（４）への吸引作用を停止し、続いて、鋳型箱（３）内
から鋳ぐるみ体を取り出し、湯口を分離するとともに間
隙（Ｃ）内の乾燥砂（Ｓ）を除去して、芯体（２）と突
起部分を除く金属本体部との境界部に間隙を画成した内
燃機関用排気マニホールドを得る。
なお、前記実施例では、セラミックス材質はチタン酸
アルミニウムを使用したが、コージェライトやムライト
でもよい。また、前記実施例では注湯に先立って鋳型箱
内を減圧しているが、ガス抜きの良い状況であれば減圧
を必ずしもする必要はない。
アルミニウムを使用したが、コージェライトやムライト
でもよい。また、前記実施例では注湯に先立って鋳型箱
内を減圧しているが、ガス抜きの良い状況であれば減圧
を必ずしもする必要はない。
（発明の効果） 以上の説明からも明らかなように本発明は、セラミッ
クス焼結体製芯体を多数の突起で支持するようにして鋳
ぐるみ、芯体と金属本体部との境界部に間隙を画成する
ようにした内燃機関用排気マニホールドであるから、芯
体から金属への伝導熱量が大幅に減少する効果を奏す
る。また、本発明の製造方法によれば、芯体と金属本体
部との境界部に間隙を画成した排気マニホールドを確実
かつ容易に製造することができる。
クス焼結体製芯体を多数の突起で支持するようにして鋳
ぐるみ、芯体と金属本体部との境界部に間隙を画成する
ようにした内燃機関用排気マニホールドであるから、芯
体から金属への伝導熱量が大幅に減少する効果を奏す
る。また、本発明の製造方法によれば、芯体と金属本体
部との境界部に間隙を画成した排気マニホールドを確実
かつ容易に製造することができる。
図面は本発明の手順を説明するための参考図であり、第
１図は分割消失模型の平面図、第２図は芯体を分割消失
模型に装着し芯体を水平面で切断した状態を示す平面
図、第３図は型合せ消失模型に湯口模型を固着した状態
を示す平面図、第４図は模型をフルモールド法用鋳型箱
にセットした状態を示す縦断面図である。 （１）：型合せ消失模型、（1a）：突起 （２）：芯体、（Ｃ）：間隙
１図は分割消失模型の平面図、第２図は芯体を分割消失
模型に装着し芯体を水平面で切断した状態を示す平面
図、第３図は型合せ消失模型に湯口模型を固着した状態
を示す平面図、第４図は模型をフルモールド法用鋳型箱
にセットした状態を示す縦断面図である。 （１）：型合せ消失模型、（1a）：突起 （２）：芯体、（Ｃ）：間隙
Claims (2)
- 【請求項１】セラミックス焼結体製の芯体と、この芯体
を多数の突起で支持するように鋳ぐるんだ金属本体部と
で構成して、前記突起部分を除く前記金属本体部と前記
芯体との境界部に間隙を画成したことを特徴とする内燃
機関用排気マニホールド - 【請求項２】型合せされて中空体状を成しかつ排気マニ
ホールドの外形とほぼ同一の外形を有するとともに内面
に多数の突起を適宜の間隔をおいて形成した２個の分割
消失模型を準備し、一方の分割消失模型内に、内燃機関
用排気マニホールドの内側形状とほぼ同一の内側形状を
有するセラミックス焼結体製芯体を装着するとともに両
分割消失模型を型合せし、該芯体内蔵の型合せ消失模型
を乾燥砂と共に鋳型箱内に装入して当該型合せ消失模型
を乾燥砂中に埋没させ、前記乾燥砂に振動を付与して前
記型合せ消失模型と芯体との間の間隙内に乾燥砂を充填
し、その後、前記型合せ消失模型に注湯することを特徴
とする内燃機関用排気マニホールドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63196267A JP2592659B2 (ja) | 1988-08-06 | 1988-08-06 | 内燃機関用排気マニホールドおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63196267A JP2592659B2 (ja) | 1988-08-06 | 1988-08-06 | 内燃機関用排気マニホールドおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0246964A JPH0246964A (ja) | 1990-02-16 |
| JP2592659B2 true JP2592659B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=16354964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63196267A Expired - Lifetime JP2592659B2 (ja) | 1988-08-06 | 1988-08-06 | 内燃機関用排気マニホールドおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2592659B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2919210B1 (fr) * | 2007-07-23 | 2009-12-11 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Procede de fabrication d'un collecteur d'echappement a double paroi et collecteur obtenu selon ce procede. |
| CN107486545A (zh) * | 2017-10-18 | 2017-12-19 | 西峡县西泵特种铸造有限公司 | 一种铸件模具及其设计方法 |
-
1988
- 1988-08-06 JP JP63196267A patent/JP2592659B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0246964A (ja) | 1990-02-16 |
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