JPS625660B2 - - Google Patents
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- JPS625660B2 JPS625660B2 JP54158704A JP15870479A JPS625660B2 JP S625660 B2 JPS625660 B2 JP S625660B2 JP 54158704 A JP54158704 A JP 54158704A JP 15870479 A JP15870479 A JP 15870479A JP S625660 B2 JPS625660 B2 JP S625660B2
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- JP
- Japan
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- spray
- inlet device
- shed
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- inlet
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Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 33
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B14/00—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
- B05B14/40—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
- B05B14/41—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by cleaning the walls of the booth
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B16/00—Spray booths
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B5/00—Cleaning by methods involving the use of air flow or gas flow
- B08B5/04—Cleaning by suction, with or without auxiliary action
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S118/00—Coating apparatus
- Y10S118/07—Hoods
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は吹付け小屋を通つて送くられているコ
ンベアから懸吊している物体に粉末を吹付けるよ
うに主として企図されている型式の吹付け小屋に
関するものである。吹付け小屋の掃除を容易なら
しめるのみでなく、着色材料が吹付け小屋から逸
出するのを防止するため、この吹付け小屋は吸込
み送風機に接続された入口装置を含んでいる。
ンベアから懸吊している物体に粉末を吹付けるよ
うに主として企図されている型式の吹付け小屋に
関するものである。吹付け小屋の掃除を容易なら
しめるのみでなく、着色材料が吹付け小屋から逸
出するのを防止するため、この吹付け小屋は吸込
み送風機に接続された入口装置を含んでいる。
着色材料を吹付けにより各種の物体に塗布する
場合、吹付けられた材料のある程度の部分が物体
にあたらずに吹付け小屋の内側に展開されること
は不可避である。このことは吹付け小屋の内側表
面が着色材料によりひどく汚染されることを意味
する。この内側表面の汚染は、静電吹付けにおい
ては吹付け小屋の内側表面を吹付けられている物
体と電気的に接続することが安全の理由でしばし
ば必要であることで、ますます悪化される。かく
することで、静電力が内側表面への着色材料の付
着を増大し、その結果かなりの短時間中に、着色
材料のかなりの層が蓄積されることになる。この
吹付け小屋が粉末の吹付けに使用された場合、着
色粒子を内側表面に付着させる静電力が暫時の後
に減ずるにしたがつて、着色材料のかたまりが吹
付けられている物体上に落下する傾向を有する結
果になるのでこの汚染は特にやつかいである。こ
のことは、少くともある種の着色材料からの他の
着色材料に変える場合、吹付けの再開前に吹付け
小屋の内側表面を完全にきれいにすることが絶対
に必要である。着色材料が吹付けられている物体
上へ落下するおそれをさらに排除するためには、
吹付け小屋の内側表面が多かれ少なかれ連続的に
掃除されることが好ましい。
場合、吹付けられた材料のある程度の部分が物体
にあたらずに吹付け小屋の内側に展開されること
は不可避である。このことは吹付け小屋の内側表
面が着色材料によりひどく汚染されることを意味
する。この内側表面の汚染は、静電吹付けにおい
ては吹付け小屋の内側表面を吹付けられている物
体と電気的に接続することが安全の理由でしばし
ば必要であることで、ますます悪化される。かく
することで、静電力が内側表面への着色材料の付
着を増大し、その結果かなりの短時間中に、着色
材料のかなりの層が蓄積されることになる。この
吹付け小屋が粉末の吹付けに使用された場合、着
色粒子を内側表面に付着させる静電力が暫時の後
に減ずるにしたがつて、着色材料のかたまりが吹
付けられている物体上に落下する傾向を有する結
果になるのでこの汚染は特にやつかいである。こ
のことは、少くともある種の着色材料からの他の
着色材料に変える場合、吹付けの再開前に吹付け
小屋の内側表面を完全にきれいにすることが絶対
に必要である。着色材料が吹付けられている物体
上へ落下するおそれをさらに排除するためには、
吹付け小屋の内側表面が多かれ少なかれ連続的に
掃除されることが好ましい。
本発明は、内側表面の手による掃除を排除する
のみでなく、一部は作動中におけるまた一部は着
色材料の取替え時の短時間の作動停止中における
自動的掃除を許すように設計されている上記種類
の吹付け小屋を提供することをその目的としてい
る。本発明はまた吹付け小屋の内側表面から着色
材料を吸出すための入口装置を提供することをそ
の目的としている。
のみでなく、一部は作動中におけるまた一部は着
色材料の取替え時の短時間の作動停止中における
自動的掃除を許すように設計されている上記種類
の吹付け小屋を提供することをその目的としてい
る。本発明はまた吹付け小屋の内側表面から着色
材料を吸出すための入口装置を提供することをそ
の目的としている。
本発明にしたがつて、吹付け小屋が特徴として
その内側表面付近に入口開口を有する入口装置を
有し、この入口装置が作動装置に連結されて前記
内側表面の少なくともある部分に沿つて動くこと
のできる場合に上記の諸目的は達成される。
その内側表面付近に入口開口を有する入口装置を
有し、この入口装置が作動装置に連結されて前記
内側表面の少なくともある部分に沿つて動くこと
のできる場合に上記の諸目的は達成される。
本発明の好ましい一実施例においては、前記入
口装置は吹付け小屋の全長に沿つて延び、上記吹
付け小屋は前記入口装置のそれぞれの端部分と協
同するための案内を有している。
口装置は吹付け小屋の全長に沿つて延び、上記吹
付け小屋は前記入口装置のそれぞれの端部分と協
同するための案内を有している。
全ての作動モードにおいて、たとえば入口装置
内の負圧力が変化する場合にも、適当な掃除を保
証するため、本発明によれば吹付け小屋の内側表
面かまたは入口装置は前記入口装置を前記内側表
面から予定の距離に位置決めするための装置を備
えている。
内の負圧力が変化する場合にも、適当な掃除を保
証するため、本発明によれば吹付け小屋の内側表
面かまたは入口装置は前記入口装置を前記内側表
面から予定の距離に位置決めするための装置を備
えている。
実際上きわめて重要な一実施例においては、吹
付け小屋は、隅部にアーチ形の壁部分を有してい
る実質上矩形の筒形状を有するハウジングから成
つている。この実施例においては、前記案内は前
記ハウジングの内側表面とほぼ同じ高さで前記ハ
ウジングの端部の縁辺の全範囲に沿つて配備され
ている;上記案内は入口装置を前記内側表面から
予定の距離に位置決めし且つ上記入口装置と連結
されたチエーンを受け入れ、かくすることで前記
チエーンの移動により上記入口装置が実質上上記
内側表面の全範囲に沿つて上記内側表面から予定
の距離に移動可能であるように、設計されてい
る。
付け小屋は、隅部にアーチ形の壁部分を有してい
る実質上矩形の筒形状を有するハウジングから成
つている。この実施例においては、前記案内は前
記ハウジングの内側表面とほぼ同じ高さで前記ハ
ウジングの端部の縁辺の全範囲に沿つて配備され
ている;上記案内は入口装置を前記内側表面から
予定の距離に位置決めし且つ上記入口装置と連結
されたチエーンを受け入れ、かくすることで前記
チエーンの移動により上記入口装置が実質上上記
内側表面の全範囲に沿つて上記内側表面から予定
の距離に移動可能であるように、設計されてい
る。
案内をして入口装置をハウジングの内側表面か
ら予定の距離に位置決めさせる代りの他の装置と
して、本発明によれば別個なスペーサ装置を提供
することができる。この実施例は、入口装置内の
負圧力が大であるかまたは入口装置の面積が大き
くて、圧力差に起因して入口装置をハウジングの
内側表面に押し当てる大きな力が存在する場合に
は、特に有利である。
ら予定の距離に位置決めさせる代りの他の装置と
して、本発明によれば別個なスペーサ装置を提供
することができる。この実施例は、入口装置内の
負圧力が大であるかまたは入口装置の面積が大き
くて、圧力差に起因して入口装置をハウジングの
内側表面に押し当てる大きな力が存在する場合に
は、特に有利である。
以下添付図面について本発明を詳述する。
第1図で明らかなとおり、この吹付け小屋は長
手方向に延在する開口8を上表面に有してトンネ
ル様の空間を画定するハウジング3から成つてい
る。上記開口の上方にはコンベア1が配備され、
このコンベアが懸吊されている物体2がこの吹付
け小屋を通り抜けている間に、前記ハウジングの
壁3に設けられている開口内に配列されている多
数のスプレーガン9から吹付けられる着色材料で
被覆されるようにされている。前記ハウジングの
垂直壁と水平壁との間の接合点には、円形のアー
チ状にされた壁部分が配設されているがその目的
は以下において詳細に述べられる。前記ハウジン
グの内側表面はテフロン(ポリテトラフルオロエ
チレン)またはエポキシ樹脂のごとき材料の表面
被覆を有している平らで且つ滑らかな材料、たと
えば薄板金から作くられている。この表面被覆の
目的は前記内側表面への着色材料の付着をできる
だけ減ずることである。エポキシ樹脂が使用され
ている場合には、これに関して、表面被覆内にお
そらく存在する多数の小孔を目つぶしするため、
ワツクスで処理することでこの表面被覆を改善す
ることができる。
手方向に延在する開口8を上表面に有してトンネ
ル様の空間を画定するハウジング3から成つてい
る。上記開口の上方にはコンベア1が配備され、
このコンベアが懸吊されている物体2がこの吹付
け小屋を通り抜けている間に、前記ハウジングの
壁3に設けられている開口内に配列されている多
数のスプレーガン9から吹付けられる着色材料で
被覆されるようにされている。前記ハウジングの
垂直壁と水平壁との間の接合点には、円形のアー
チ状にされた壁部分が配設されているがその目的
は以下において詳細に述べられる。前記ハウジン
グの内側表面はテフロン(ポリテトラフルオロエ
チレン)またはエポキシ樹脂のごとき材料の表面
被覆を有している平らで且つ滑らかな材料、たと
えば薄板金から作くられている。この表面被覆の
目的は前記内側表面への着色材料の付着をできる
だけ減ずることである。エポキシ樹脂が使用され
ている場合には、これに関して、表面被覆内にお
そらく存在する多数の小孔を目つぶしするため、
ワツクスで処理することでこの表面被覆を改善す
ることができる。
健康をそこねるきたない吹付けプロセスをでき
るだけ封じ込めるためこの吹付け小屋の両端は、
水平壁と垂直壁とからある距離だけ内方に延びて
いて、通り抜けての物体2の運搬を許す開口を設
けられているバツフル板または端壁5により、部
分的に閉鎖されている。さらにその上に、側壁3
近くにみぞ孔7が設けられているがその目的は以
下に詳細に述べられる。
るだけ封じ込めるためこの吹付け小屋の両端は、
水平壁と垂直壁とからある距離だけ内方に延びて
いて、通り抜けての物体2の運搬を許す開口を設
けられているバツフル板または端壁5により、部
分的に閉鎖されている。さらにその上に、側壁3
近くにみぞ孔7が設けられているがその目的は以
下に詳細に述べられる。
第2図から明らかであるがこの吹付け小屋の内
部には強力な吸込み送風機と連通している出口1
0を一端部に有している入口装置または吸込み装
置6が配備されている。入口装置6は(第4図か
ら、またある程度は第1図から明らかであるよう
に)吹付け小屋の内側表面に対面した開放側面を
有し、且つまたこの入口装置の両端部は端壁5の
実質上高さ全体に沿つて開口している。入口装置
6の形状は前記ハウジングの中心線に向けて、す
なわち第1図および第4図に図示されているよう
に上向きに、屋根様にされている。この屋根様の
外形の目的は降下した場合の着色材料を前記入口
装置から滑り離すことである。入口装置6は前記
内側表面までの距離が適当な大きさに調節自在で
あるように前記ハウジングに関して懸吊されてい
る。最後に、入口装置6の横断面積はその長さに
沿つて変わつていて、前記ハウジングの内側表面
に面している前記入口装置の端縁部分11と上記
表面との間の流れの速度が、出口10に接続され
ている前記吸込み送風機が作動している場合に入
口装置6の全長に沿つて実質上一定であるように
されている。入口装置6の外側表面と内側表面上
にて着色材料が付着しないように入口装置6を保
持しておくため振動器を備えることができる。
部には強力な吸込み送風機と連通している出口1
0を一端部に有している入口装置または吸込み装
置6が配備されている。入口装置6は(第4図か
ら、またある程度は第1図から明らかであるよう
に)吹付け小屋の内側表面に対面した開放側面を
有し、且つまたこの入口装置の両端部は端壁5の
実質上高さ全体に沿つて開口している。入口装置
6の形状は前記ハウジングの中心線に向けて、す
なわち第1図および第4図に図示されているよう
に上向きに、屋根様にされている。この屋根様の
外形の目的は降下した場合の着色材料を前記入口
装置から滑り離すことである。入口装置6は前記
内側表面までの距離が適当な大きさに調節自在で
あるように前記ハウジングに関して懸吊されてい
る。最後に、入口装置6の横断面積はその長さに
沿つて変わつていて、前記ハウジングの内側表面
に面している前記入口装置の端縁部分11と上記
表面との間の流れの速度が、出口10に接続され
ている前記吸込み送風機が作動している場合に入
口装置6の全長に沿つて実質上一定であるように
されている。入口装置6の外側表面と内側表面上
にて着色材料が付着しないように入口装置6を保
持しておくため振動器を備えることができる。
本発明によれば、入口装置6はこの吹付け小屋
の内部の底部表面に沿つて前後に動くようにされ
ている。これ等の運動により、吹付け静電場内で
行われている場合、吹付け小屋が吹付けられてい
る物体2と電気的に接続されているにもかかわら
ず、この吹付け小屋の底部上での着色材料の厚い
層の形成が防止される。だが、内側表面の表面被
覆が着色材料を余り付着させない性質を有してい
るので、吹付け中に吹付け小屋の側壁と天井とを
必ずしも連続的に掃除する必要はない。着色材料
の取替え時にもこの吹付け小屋の側壁と天井とが
掃除されねばならないが、この掃除はこれ等の表
面に付着した着出材料が上記入口装置に吸取られ
るように、入口装置6をこれ等の表面に沿つて動
かすことで、達成される。このような完全な掃除
サイクル以前においては、スプレイガン9をこの
吹付け小屋の側壁3に設けられている開口から抜
き取る必要があつた。
の内部の底部表面に沿つて前後に動くようにされ
ている。これ等の運動により、吹付け静電場内で
行われている場合、吹付け小屋が吹付けられてい
る物体2と電気的に接続されているにもかかわら
ず、この吹付け小屋の底部上での着色材料の厚い
層の形成が防止される。だが、内側表面の表面被
覆が着色材料を余り付着させない性質を有してい
るので、吹付け中に吹付け小屋の側壁と天井とを
必ずしも連続的に掃除する必要はない。着色材料
の取替え時にもこの吹付け小屋の側壁と天井とが
掃除されねばならないが、この掃除はこれ等の表
面に付着した着出材料が上記入口装置に吸取られ
るように、入口装置6をこれ等の表面に沿つて動
かすことで、達成される。このような完全な掃除
サイクル以前においては、スプレイガン9をこの
吹付け小屋の側壁3に設けられている開口から抜
き取る必要があつた。
入口装置6を上記のごとく動かすことができる
ようにするため、入口装置6は前記のみぞ孔7の
直ぐ外側を走つているチエーン12に両端にて連
結されている。コンベア1において、前記チエー
ンは説明の必要のない配列を有している多数のプ
ーリー上を走つている。このようにチエーン12
を案内することで、コンベア1は前記チエーンの
下方に延在していて、物体2の運搬が吹付け小屋
を通じ妨げられないようにされている。
ようにするため、入口装置6は前記のみぞ孔7の
直ぐ外側を走つているチエーン12に両端にて連
結されている。コンベア1において、前記チエー
ンは説明の必要のない配列を有している多数のプ
ーリー上を走つている。このようにチエーン12
を案内することで、コンベア1は前記チエーンの
下方に延在していて、物体2の運搬が吹付け小屋
を通じ妨げられないようにされている。
第3図から明らかなとおり、一方の側における
端壁5と側壁3との間、他方の側における天井と
底壁との間の隅部区域には案内13が配備されて
いる。できればこれ等の案内は摩擦係数の小さい
材料、たとえばプラスチツク材料から作くられる
ことが好ましい。これ等の案内13の内部には、
チエーン12の外形に対応した形状を有するチヤ
ンネルみぞが設けられている。かくすることで、
前記チエーンは案内13に適当に受け入れられて
案内される。さらにその上に、前記案内は前記チ
ヤンネルみぞとみぞ孔7とに一列に整列するよう
に位置決めされて、チエーンから延びたピン14
がみぞ孔7を貫通して延びることができるように
されている。これ等にピン14に腕15が調節自
在に締着されまた入口装置6の端部にその下方の
隅部においてねじ18により調節自在に締着され
ている。腕15は入口装置6の頂部の線に向けて
延び且つその付近に細長い開口16を有し、且つ
ねじ17が上記開口を貫通して延びて入口装置6
の各端部ごとに1つづつ締着されている。腕15
と入口装置6との間の第2の調節自在な連結はね
じ18により達成されるが、細長い開口16の提
供に起因して前記腕は入口装置6に関してある程
度枢動することができる。相互に関して枢動する
前記腕15の(したがつて、ピン14と、これ等
のピンが延びているチエーン15のリンクとの)
この能力はそれぞれ前記側壁と底壁および側壁と
天井の接合点4におけるアーチ状の区域を通つて
入口装置6を動かす場合に必要である。
端壁5と側壁3との間、他方の側における天井と
底壁との間の隅部区域には案内13が配備されて
いる。できればこれ等の案内は摩擦係数の小さい
材料、たとえばプラスチツク材料から作くられる
ことが好ましい。これ等の案内13の内部には、
チエーン12の外形に対応した形状を有するチヤ
ンネルみぞが設けられている。かくすることで、
前記チエーンは案内13に適当に受け入れられて
案内される。さらにその上に、前記案内は前記チ
ヤンネルみぞとみぞ孔7とに一列に整列するよう
に位置決めされて、チエーンから延びたピン14
がみぞ孔7を貫通して延びることができるように
されている。これ等にピン14に腕15が調節自
在に締着されまた入口装置6の端部にその下方の
隅部においてねじ18により調節自在に締着され
ている。腕15は入口装置6の頂部の線に向けて
延び且つその付近に細長い開口16を有し、且つ
ねじ17が上記開口を貫通して延びて入口装置6
の各端部ごとに1つづつ締着されている。腕15
と入口装置6との間の第2の調節自在な連結はね
じ18により達成されるが、細長い開口16の提
供に起因して前記腕は入口装置6に関してある程
度枢動することができる。相互に関して枢動する
前記腕15の(したがつて、ピン14と、これ等
のピンが延びているチエーン15のリンクとの)
この能力はそれぞれ前記側壁と底壁および側壁と
天井の接合点4におけるアーチ状の区域を通つて
入口装置6を動かす場合に必要である。
入口装置6の内側表面の掃除を容易ならしめる
ため、できればねじ18は分解の目的で容易に接
近可能であるように設計され且つ位置決めされる
ことが好ましい。これ等のねじ18が取外された
場合は、通常この吹付け小屋の内側表面に対面し
ている入口装置の開放側が上向きとなり且つ上記
入口装置の内部が容易に掃除されることができる
ように、入口装置6をピン17の周りに引つくり
返すことが可能である。さらにその上に、入口装
置6とチエーン12との間の前記連結は接続区域
4における内側表面と、入口装置6の長手方向の
端縁部分11との間の距離が接続区域4の湾曲に
もかかわらず実質上一定であるようにされてい
る。
ため、できればねじ18は分解の目的で容易に接
近可能であるように設計され且つ位置決めされる
ことが好ましい。これ等のねじ18が取外された
場合は、通常この吹付け小屋の内側表面に対面し
ている入口装置の開放側が上向きとなり且つ上記
入口装置の内部が容易に掃除されることができる
ように、入口装置6をピン17の周りに引つくり
返すことが可能である。さらにその上に、入口装
置6とチエーン12との間の前記連結は接続区域
4における内側表面と、入口装置6の長手方向の
端縁部分11との間の距離が接続区域4の湾曲に
もかかわらず実質上一定であるようにされてい
る。
チエーン12の駆動のため、できれば、添付図
面には図示されていないがこの吹付け小屋の上方
の側に位置決めされていて、多数の位置スイツチ
により制御される駆動ユニツトが配備されること
が好ましい。この吹付け小屋の底部表面に沿つて
入口装置6を振動させるため、できれば、おそら
く遅延時間を有して前記駆動ユニツトを、したが
つて入口装置6の運動方向を反転させるための少
くとも2つの位置スイツチが接続区域4に配備さ
れることが好ましい。これ等の2つの位置スイツ
チのいずれかの故障の場合に、前記入口装置が側
壁3の1つに沿つて運動して、この壁に設けられ
ている開口を通して挿入されているスプレイガン
9に打当ないことを確実にするため、できれば接
続区域4における位置スイツチは2重にされるこ
とが好ましい。
面には図示されていないがこの吹付け小屋の上方
の側に位置決めされていて、多数の位置スイツチ
により制御される駆動ユニツトが配備されること
が好ましい。この吹付け小屋の底部表面に沿つて
入口装置6を振動させるため、できれば、おそら
く遅延時間を有して前記駆動ユニツトを、したが
つて入口装置6の運動方向を反転させるための少
くとも2つの位置スイツチが接続区域4に配備さ
れることが好ましい。これ等の2つの位置スイツ
チのいずれかの故障の場合に、前記入口装置が側
壁3の1つに沿つて運動して、この壁に設けられ
ている開口を通して挿入されているスプレイガン
9に打当ないことを確実にするため、できれば接
続区域4における位置スイツチは2重にされるこ
とが好ましい。
前記のとおり、着色材料の取替え時には吹付け
小屋の全内側表面を掃除する必要がある。この目
的で、入口装置6は1回またはそれ以上全内側表
面に沿つて動かされる。その際には、下方接続区
域4における位置スイツチの機能は長手方向の開
口8の付近における1群の位置スイツチにより引
継がれる。さらにその上に、その電気結線は、全
てのスプレイガン9がこの吹付け小屋から除去さ
れるまで、入口装置6が下方の接続区域4を通過
するのを防止されるようにされるべきである。
小屋の全内側表面を掃除する必要がある。この目
的で、入口装置6は1回またはそれ以上全内側表
面に沿つて動かされる。その際には、下方接続区
域4における位置スイツチの機能は長手方向の開
口8の付近における1群の位置スイツチにより引
継がれる。さらにその上に、その電気結線は、全
てのスプレイガン9がこの吹付け小屋から除去さ
れるまで、入口装置6が下方の接続区域4を通過
するのを防止されるようにされるべきである。
たとえ前記の案内がこの入口装置と吹付け小屋
の内側表面との間に予定の距離を適当に保持して
いるとしても、この配列はある条件の下において
は不十分である。かくして、前記入口装置内の負
圧力が高く且つ前記入口装置が吹付け小屋の内側
表面に対面した大きな面積(たとえば200×6000
mm)を有していれば、前記入口装置は前記内側表
面に大きな力で押し付けられるであろう。この力
は案内13の磨損を容認することのできないレベ
ルまで増大し且つそれとともに入口装置の著しい
長さに起因してこの入口装置を変形し、その結果
入口開口はその中間部分においてより狭くなるで
あろう。上記の問題の解決のため、本発明はまた
入口装置6の代りとなる他の実施例をも提供す
る。この入口装置はまた中空の本体部材から成り
またこの中空本体部材は屋根様の上表面19と、
前記吹付け小屋の内側表面23に対し実質上垂直
をなしている側表面20とを含んでいる。さらに
その上に、前記本体部材の内側の横断面流れ面積
は前記のとおりその長さに沿つて変化し、その結
果、入口装置と吹付け小屋の内側表面との間の細
長い入口装置21内の流れの速度はこの入口装置
の全長に沿つて実質上一定である。実際におい
て、この入口の流速は出口10に接続された
15KWの吸込み送風機が使用された場合約80m/
秒にもおよんでいる。
の内側表面との間に予定の距離を適当に保持して
いるとしても、この配列はある条件の下において
は不十分である。かくして、前記入口装置内の負
圧力が高く且つ前記入口装置が吹付け小屋の内側
表面に対面した大きな面積(たとえば200×6000
mm)を有していれば、前記入口装置は前記内側表
面に大きな力で押し付けられるであろう。この力
は案内13の磨損を容認することのできないレベ
ルまで増大し且つそれとともに入口装置の著しい
長さに起因してこの入口装置を変形し、その結果
入口開口はその中間部分においてより狭くなるで
あろう。上記の問題の解決のため、本発明はまた
入口装置6の代りとなる他の実施例をも提供す
る。この入口装置はまた中空の本体部材から成り
またこの中空本体部材は屋根様の上表面19と、
前記吹付け小屋の内側表面23に対し実質上垂直
をなしている側表面20とを含んでいる。さらに
その上に、前記本体部材の内側の横断面流れ面積
は前記のとおりその長さに沿つて変化し、その結
果、入口装置と吹付け小屋の内側表面との間の細
長い入口装置21内の流れの速度はこの入口装置
の全長に沿つて実質上一定である。実際におい
て、この入口の流速は出口10に接続された
15KWの吸込み送風機が使用された場合約80m/
秒にもおよんでいる。
前記本体部材がこの吹付け小屋(第6図)の内
側表面23に向けて実質上開放しており且つその
内部にはかなりの負圧力が存在しているので、
19600〜58800ニユートン(2000〜6000KP)にも
およぶ力が表面23に対して生成される。したが
つて、入口装置6はこの大きな荷重に作用されて
も変形されないように且つさらに入口開口21の
幅が影響されないように設計されねばならない。
最後にこの力は入口装置6を作動する駆動ユニツ
トに負担をかけ過ぎないように取り上げられなけ
ればならない。本発明によれば、このことは、表
面23上に滑りストリツプ22を配備し、内側表
面23に沿つて動かされた場合の入口装置6をこ
れ等のストリツプ上で滑動させることで達成され
る。摩擦の減小のため滑りストリツプ22は摩擦
係数の小さい材料から作くられる。できれば、こ
れ等のストリツプは入口装置6の長手方向に垂直
に、したがつてその運動方向に平行に配列される
ことが好ましい。滑りストリツプ22を前記運動
方向に対してある角度(できれば鋭角)をなして
配列することもできる。このようにすることで、
滑にストリツプが入口装置上の同じ区域で摩耗せ
ずに摩耗が内側表面23に対面した入口装置の表
面全体に均等に分布される利点が得られる。さら
にその上に、ごみをこすり落すという効果も得ら
れる。
側表面23に向けて実質上開放しており且つその
内部にはかなりの負圧力が存在しているので、
19600〜58800ニユートン(2000〜6000KP)にも
およぶ力が表面23に対して生成される。したが
つて、入口装置6はこの大きな荷重に作用されて
も変形されないように且つさらに入口開口21の
幅が影響されないように設計されねばならない。
最後にこの力は入口装置6を作動する駆動ユニツ
トに負担をかけ過ぎないように取り上げられなけ
ればならない。本発明によれば、このことは、表
面23上に滑りストリツプ22を配備し、内側表
面23に沿つて動かされた場合の入口装置6をこ
れ等のストリツプ上で滑動させることで達成され
る。摩擦の減小のため滑りストリツプ22は摩擦
係数の小さい材料から作くられる。できれば、こ
れ等のストリツプは入口装置6の長手方向に垂直
に、したがつてその運動方向に平行に配列される
ことが好ましい。滑りストリツプ22を前記運動
方向に対してある角度(できれば鋭角)をなして
配列することもできる。このようにすることで、
滑にストリツプが入口装置上の同じ区域で摩耗せ
ずに摩耗が内側表面23に対面した入口装置の表
面全体に均等に分布される利点が得られる。さら
にその上に、ごみをこすり落すという効果も得ら
れる。
滑りストリツプ22の代りとなる他の装置とし
て、滑りブロツクまたはローラー部材により構成
されている以外は滑りストリツプと同じ働きを有
しているスペーサを本体部材内に配備することが
できる。本体部材内に回転自在に配備されたロー
ラー部材もまた入口装置6を動かす場合に著しく
低い摩擦という大きな利点を提供する。
て、滑りブロツクまたはローラー部材により構成
されている以外は滑りストリツプと同じ働きを有
しているスペーサを本体部材内に配備することが
できる。本体部材内に回転自在に配備されたロー
ラー部材もまた入口装置6を動かす場合に著しく
低い摩擦という大きな利点を提供する。
前記のとおり、入口装置6の下方端縁における
細長い開口21内に毎秒約80メートルの高い流れ
速度が吸込み送風機により生成される。だが、こ
の高い流れ速度は、着色材料がしばしば重く、き
わめて小さい粒子から成り且つしばしば表面23
に静電的に付着されるので、表面23をきれいに
保持する十分な保証とはならない。実験の結果、
着色材料が表面23から多少とも垂直方向に持上
げられる場合にはこの型式の入口装置はきわめて
劣悪な効率を有していることが判明している。ま
た、実質上表面23に沿つて(すなわちこの表面
に平行に)向けられた一様で且つ高い流れ速度を
有する流れのパタンを生成する入口装置が実際上
高い効率を有することもまた実験の結果判明して
いる。これについての可能な説明は、おそらく、
次のようなものであろう。すなわち、着色材料の
粒子に加えられる流れの力は前記静電力に実質上
垂直に向けられ、かくして前記粒子はこの方向に
容易に運動を開始せしめられ且つこれ等の粒子を
表面23から離脱させるに足る大きさの速度まで
加速される。この全ては大きく且つ一様な流れ速
度を有する流れ区域の幅に起因している。このよ
うに加速された場合にこれ等の粒子は、たとえ流
れの速度が後にかなり大きく減ずるとしても流れ
ている空気により有効に運び去られる。
細長い開口21内に毎秒約80メートルの高い流れ
速度が吸込み送風機により生成される。だが、こ
の高い流れ速度は、着色材料がしばしば重く、き
わめて小さい粒子から成り且つしばしば表面23
に静電的に付着されるので、表面23をきれいに
保持する十分な保証とはならない。実験の結果、
着色材料が表面23から多少とも垂直方向に持上
げられる場合にはこの型式の入口装置はきわめて
劣悪な効率を有していることが判明している。ま
た、実質上表面23に沿つて(すなわちこの表面
に平行に)向けられた一様で且つ高い流れ速度を
有する流れのパタンを生成する入口装置が実際上
高い効率を有することもまた実験の結果判明して
いる。これについての可能な説明は、おそらく、
次のようなものであろう。すなわち、着色材料の
粒子に加えられる流れの力は前記静電力に実質上
垂直に向けられ、かくして前記粒子はこの方向に
容易に運動を開始せしめられ且つこれ等の粒子を
表面23から離脱させるに足る大きさの速度まで
加速される。この全ては大きく且つ一様な流れ速
度を有する流れ区域の幅に起因している。このよ
うに加速された場合にこれ等の粒子は、たとえ流
れの速度が後にかなり大きく減ずるとしても流れ
ている空気により有効に運び去られる。
着色材料を運び去る流れている空気の能力をさ
らに改善するため、前記流れのパタンは大きく且
つ一様な流れ速度を有する区域がおそらく表面2
3から引きはがされることのできた着色材料のか
たまりを容易に破壊し且つばらばらにするある程
度の乱流を有する区域に引継がれるように設計さ
れるべきである。
らに改善するため、前記流れのパタンは大きく且
つ一様な流れ速度を有する区域がおそらく表面2
3から引きはがされることのできた着色材料のか
たまりを容易に破壊し且つばらばらにするある程
度の乱流を有する区域に引継がれるように設計さ
れるべきである。
上記の流れのパタンは、側表面20に隣接した
下方の側にて入口装置6は前記吹付け小屋の内側
表面23に対面した表面24を形成するチヤンネ
ルみぞを含んでいる。このチヤンネル形成表面2
4と側表面20とは均等にアーチ状にされた(こ
の場合「均等にアーチ状にされた」なる語は入口
開口21の高さに関連されるべきである)接続点
25を有している。チヤンネル形成表面24の内
方の端縁部分、すなわち下流の端縁と、垂直また
は斜め上方且つ外方に向けられた表面27はまた
均等にアーチ状にされた接続点26を有してい
る。図示されている実施例においては表面27の
上端部は側表面20の中央部分に締着されてい
る。実際において、側表面20と、チヤンネル形
成表面24と、上方に向けられた表面27とは薄
板金から一体に作くられることができる。接続点
25および26における必要な湾曲部は適当な曲
げ半径を有している。
下方の側にて入口装置6は前記吹付け小屋の内側
表面23に対面した表面24を形成するチヤンネ
ルみぞを含んでいる。このチヤンネル形成表面2
4と側表面20とは均等にアーチ状にされた(こ
の場合「均等にアーチ状にされた」なる語は入口
開口21の高さに関連されるべきである)接続点
25を有している。チヤンネル形成表面24の内
方の端縁部分、すなわち下流の端縁と、垂直また
は斜め上方且つ外方に向けられた表面27はまた
均等にアーチ状にされた接続点26を有してい
る。図示されている実施例においては表面27の
上端部は側表面20の中央部分に締着されてい
る。実際において、側表面20と、チヤンネル形
成表面24と、上方に向けられた表面27とは薄
板金から一体に作くられることができる。接続点
25および26における必要な湾曲部は適当な曲
げ半径を有している。
第6図から明らかなとおり、チヤンネル形成表
面24はこの吹付け小屋の内側表面23に平行で
はなくて、入口開口21の流れの横断面積が流れ
の方向に増大するように上記表面に対して鋭角度
をなしている。このようにして接続点25の外方
ある距離にて開始してその内方ある距離まですな
わちチヤンネル形成表面24より下方に延びてい
るバンド形状の区域内の表面23に実質上平行を
なしたきわめて高い速度の流れ成分を併合した流
れパタンが生成される。チヤンネル形成表面24
の向きが斜めであることに起因して、これ等の表
面と吹付け小屋の内側表面23との間の区域内
に、内部の粒子がばらばらとなるように着色材料
のかたまりが容易に破壊される乱流流れパタンが
生成される。この区域内の乱流はまた、半径の減
小で乱流が増大する傾向がありまた半径の増大で
乱流が減少するように、アーチ形の接続点25の
半径に左右される。できればチヤンネル形成表面
24と内側表面23との間の角度は第6図に図示
されている程度であるを可とする。だが、この角
度は利用可能な送風機の効果と、チヤンネル形成
表面24の幅と、接続点25の半径とを考察して
決定されねばならない。実際において良好な効率
を与える角度は内角で5〜25゜であると判明され
ている。さらにその上に実際において、チヤンネ
ル形成表面の適当な幅が約15〜50mmでありまたで
きれば滑りストリツプ22の高さが約2mmである
と判明している。
面24はこの吹付け小屋の内側表面23に平行で
はなくて、入口開口21の流れの横断面積が流れ
の方向に増大するように上記表面に対して鋭角度
をなしている。このようにして接続点25の外方
ある距離にて開始してその内方ある距離まですな
わちチヤンネル形成表面24より下方に延びてい
るバンド形状の区域内の表面23に実質上平行を
なしたきわめて高い速度の流れ成分を併合した流
れパタンが生成される。チヤンネル形成表面24
の向きが斜めであることに起因して、これ等の表
面と吹付け小屋の内側表面23との間の区域内
に、内部の粒子がばらばらとなるように着色材料
のかたまりが容易に破壊される乱流流れパタンが
生成される。この区域内の乱流はまた、半径の減
小で乱流が増大する傾向がありまた半径の増大で
乱流が減少するように、アーチ形の接続点25の
半径に左右される。できればチヤンネル形成表面
24と内側表面23との間の角度は第6図に図示
されている程度であるを可とする。だが、この角
度は利用可能な送風機の効果と、チヤンネル形成
表面24の幅と、接続点25の半径とを考察して
決定されねばならない。実際において良好な効率
を与える角度は内角で5〜25゜であると判明され
ている。さらにその上に実際において、チヤンネ
ル形成表面の適当な幅が約15〜50mmでありまたで
きれば滑りストリツプ22の高さが約2mmである
と判明している。
以上において本発明の好ましい実施例を詳述し
たが本発明の範囲内で各種の変更を施し得ること
はもちろんである。すなわち、入口装置に斜方形
の横断面形状と、できれば調節自在な幅を有する
下向きのみぞ様開口とを与えることができる。入
口装置内の流れの速度を増大するため、出口10
から遠方の端部に入口弁を備えることができる。
たが本発明の範囲内で各種の変更を施し得ること
はもちろんである。すなわち、入口装置に斜方形
の横断面形状と、できれば調節自在な幅を有する
下向きのみぞ様開口とを与えることができる。入
口装置内の流れの速度を増大するため、出口10
から遠方の端部に入口弁を備えることができる。
第1図は概略の横断面図、第2図は縦断面図、
第3図は入口装置と吹付け小屋との間の接続の詳
細図、第4図は第3図のA−A線に沿つた入口装
置の第1の実施例の端面図、第5図は入口装置の
好ましい実施例の側面図、第6図は第5図のB−
B線に沿つた横断面図である。 1……コンベア、2……物体、3……ハウジン
グ、6……入口装置、8……開口、12……駆動
ユニツト、13……案内、20……長手方向側表
面、22……スペーサ装置、23……内側表面、
24……チヤンネル形成表面。
第3図は入口装置と吹付け小屋との間の接続の詳
細図、第4図は第3図のA−A線に沿つた入口装
置の第1の実施例の端面図、第5図は入口装置の
好ましい実施例の側面図、第6図は第5図のB−
B線に沿つた横断面図である。 1……コンベア、2……物体、3……ハウジン
グ、6……入口装置、8……開口、12……駆動
ユニツト、13……案内、20……長手方向側表
面、22……スペーサ装置、23……内側表面、
24……チヤンネル形成表面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 着色材料で塗装されるべき物体を導入するた
めの開口を有するハウジングを含んだ吹付け小屋
において、前記ハウジングの内側表面に対面した
入口を有する入口装置6を備え、この入口装置が
前記ハウジングの前記内側表面の少くともある部
分に沿つて前記入口装置を移動するための駆動ユ
ニツト12に連結されていることを特徴とする吹
付け小屋。 2 特許請求の範囲第1項記載の吹付け小屋にお
いて、入口装置6がハウジング3の全長に沿つて
延びていることと、前記ハウジングが前記入口装
置の端部分と協同するための案内13とその両端
に備えていることとを特徴とする吹付け小屋。 3 特許請求の範囲第2項記載の吹付け小屋にお
いて、前記入口装置6またはハウジング3が前記
入口装置をハウジング3の内側表面23から予定
の距離に位置決めするための装置を備えているこ
とを特徴とする吹付け小屋。 4 特許請求の範囲第3項記載の吹付け小屋にお
いて、案内13が前記内側表面23とほぼ同じ高
さでハウジング3の端部縁辺の全長に沿つて配備
され、前記案内が入口装置6を前記内側表面から
予定の距離に位置決めし且つ前記入口装置に連結
されたチエーン12を受け入れるように設計され
て、前記入口装置が前記チエーンの移動により実
質上全内側表面23に沿つて予定の距離に動かさ
れるようにされていることを特徴とする吹付け小
屋。 5 特許請求の範囲第4項記載の吹付け小屋にお
いて、入口装置6が前記予定の距離の調節を許す
ようにチエーン12に調節自在に連結されている
ことを特徴とする吹付け小屋。 6 特許請求の範囲第3項記載の吹付け小屋にお
いて、入口装置6またはハウジング3の内側表面
23が前記入口装置と前記内側表面との間に予定
の距離を保持するためのスペーサ装置22を備え
ていることを特徴とする吹付け小屋。 7 特許請求の範囲第6項記載の吹付け小屋にお
いて、ハウジング3の内側表面23に隣接して入
口装置6が前記内側表面と協同して空気の流れを
前記内側表面に実質上沿つて前記入口装置に導入
するためのチヤンネル形成表面24を含んで成る
吹付け小屋。 8 特許請求の範囲第7項記載の吹付け小屋にお
いて、チヤンネル形成表面24が入口装置6の
各々の長手方向側表面20に沿つて提供され、前
記チヤンネル形成表面が前記内側表面までの距離
が流れの方向に増大するようにハウジング3の内
側表面23と鋭角を形成することを特徴とする吹
付け小屋。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE7812532A SE424606B (sv) | 1978-12-06 | 1978-12-06 | Sprutbox |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55116465A JPS55116465A (en) | 1980-09-08 |
JPS625660B2 true JPS625660B2 (ja) | 1987-02-05 |
Family
ID=20336538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15870479A Granted JPS55116465A (en) | 1978-12-06 | 1979-12-06 | Spraying shed |
Country Status (16)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4294191A (ja) |
JP (1) | JPS55116465A (ja) |
AT (1) | AT372306B (ja) |
BE (1) | BE880481A (ja) |
CA (1) | CA1139550A (ja) |
CH (1) | CH641980A5 (ja) |
DE (1) | DE2947755A1 (ja) |
DK (1) | DK150099C (ja) |
ES (1) | ES486606A1 (ja) |
FI (1) | FI67308C (ja) |
FR (1) | FR2443287A1 (ja) |
GB (1) | GB2039799B (ja) |
IT (1) | IT1120144B (ja) |
NL (1) | NL185450C (ja) |
NO (1) | NO150548C (ja) |
SE (2) | SE424606B (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CH668008A5 (de) * | 1985-04-30 | 1988-11-30 | H U Ramseier Fa | Elektrostatische pulverbeschichtungsanlage. |
DE3712437A1 (de) * | 1987-04-11 | 1988-10-20 | Gema Ransburg Ag | Pulverbeschichtungskabine |
DE8907538U1 (de) * | 1989-06-16 | 1990-10-18 | Farb-Tec Gesellschaft für Beschichtungskabinen-Systeme mbH, 2000 Hamburg | Kabine zum Sprühbeschichten von Gegenständen mit pulverförmigem Beschichtungsmaterial |
US6027566A (en) * | 1994-02-24 | 2000-02-22 | Blowtherm Canada, Inc. | Paint spray booth |
FR2724583B1 (fr) * | 1994-09-16 | 1996-12-20 | Sames Sa | Cabine de revetement d'objets par projection de materiau pulverulent et procede de nettoyage d'une telle cabine |
US5741178A (en) * | 1994-12-09 | 1998-04-21 | Binks Manufacturing Company | Reducing area, increasing velocity paint booth structure and method |
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US6730167B2 (en) * | 2000-10-05 | 2004-05-04 | Nordson Corporation | Powder coating spray booth with a powder extraction system |
DE10136453A1 (de) * | 2001-07-26 | 2003-02-20 | Wagner Internat Ag Altstaetten | Reinigungseinrichtung einer Pulverbeschichtungskabine |
US6746535B2 (en) * | 2002-03-28 | 2004-06-08 | Dubois Equipment Company, Inc. | Apparatus for spray coating a continuously advancing article |
US7004932B2 (en) * | 2003-01-24 | 2006-02-28 | Lester Szurko | Overspray collection booth |
WO2005009622A1 (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-03 | Nisshin Engineering Inc. | 微粉体の散布装置 |
DE102010049448B4 (de) | 2010-10-23 | 2015-06-25 | Daimler Ag | Lackierkabine mit schutzversiegelter Innenwandung und Verfahren zur Schutzversiegelung der Innenwandung |
US8550030B2 (en) * | 2011-06-02 | 2013-10-08 | Nike, Inc. | Overspray reclaiming system |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US3010129A (en) * | 1957-11-04 | 1961-11-28 | Whirlpool Co | Perambulating kitchen appliances and control means therefor |
DE2219040A1 (de) * | 1972-04-19 | 1973-10-31 | Otto Mueller Ohg Maschinen U T | Spruehkabine zum verspruehen von kunststoffpulver auf gegenstaende zum zwecke ihrer ummantelung mit einer kunststoffschicht |
FR2252735A5 (en) * | 1973-11-28 | 1975-06-20 | Euromat | Powder recovery from electrostatic coating chamber - using paddle scrapers to empty a gravity catch reservoir |
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DE2555067A1 (de) * | 1975-12-06 | 1977-06-16 | Eisenmann Kg Maschinenbau Ges | Vorrichtung zur elektrostatischen pulverbeschichtung |
-
1978
- 1978-12-06 SE SE7812532A patent/SE424606B/sv not_active IP Right Cessation
-
1979
- 1979-11-19 DK DK490479A patent/DK150099C/da not_active IP Right Cessation
- 1979-11-21 NO NO793770A patent/NO150548C/no unknown
- 1979-11-22 GB GB7940448A patent/GB2039799B/en not_active Expired
- 1979-11-27 DE DE19792947755 patent/DE2947755A1/de active Granted
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