JPS6255122B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6255122B2
JPS6255122B2 JP58251106A JP25110683A JPS6255122B2 JP S6255122 B2 JPS6255122 B2 JP S6255122B2 JP 58251106 A JP58251106 A JP 58251106A JP 25110683 A JP25110683 A JP 25110683A JP S6255122 B2 JPS6255122 B2 JP S6255122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methacrylate
acrylate
trimethylsiloxy
contact lens
silicone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58251106A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60142324A (ja
Inventor
Kozo Takahashi
Koji Tanaka
Kenichi Isobe
Seiji Ichinohe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Menicon Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Toyo Contact Lens Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd, Toyo Contact Lens Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP58251106A priority Critical patent/JPS60142324A/ja
Priority to AU36945/84A priority patent/AU557848B2/en
Priority to CA000470727A priority patent/CA1221789A/en
Priority to GB08432284A priority patent/GB2153371B/en
Priority to DE19843446923 priority patent/DE3446923A1/de
Priority to US06/686,876 priority patent/US4594401A/en
Priority to FR848420078A priority patent/FR2557708B1/fr
Publication of JPS60142324A publication Critical patent/JPS60142324A/ja
Publication of JPS6255122B2 publication Critical patent/JPS6255122B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/04Contact lenses for the eyes

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は酸素透過性硬質コンタクトレンズに関
する。 現在市販されているコンタクトレンズは、その
性状から親水性モノマーである2−ヒドロキシエ
チルメタクリレートなどを主成分とする親水性ポ
リマーやシリコーンラバーなどの軟質疎水性ポリ
マーを使用した軟質コンタクトレンズと、ポリメ
チルメタクリレートなどの硬質材料を使用した硬
質コンタクトレンズとに大別される。これらのう
ち硬質コンタクトレンズは軟質コンタクトレンズ
に比べて、一般にレンズを眼に装用したときの装
用感には劣るが、視力矯正効果や耐久性にすぐれ
ており、また取扱いが簡便であることなどの硬質
コンタクトレンズ特有の利点も多いため現在も広
く使用されている。 ポリメチルメタクリレートを材質とする硬質コ
ンタクトレンズの最大の欠点は、角膜(くろめ)
組織の新陳代謝に必要な酸素を大気中からレンズ
材質を通して角膜へ供給するという酸素透過性に
難があり、そのために長時間装用すると角膜組織
の新陳代謝障害が発生しやすいということであつ
た。 しかし近年酸素透過性の高い材料である、分子
中にシランまたはシロキサン結合(Si−O結合)
を含有する特定のメタクリレート類(以下、シリ
コーン含有メタクリレートという)とメチルメタ
クリレートとの共重合体を材質とする、酸素透過
性にすぐれた硬質コンタクトレンズが出現し、こ
れにより前記の問題をある程度解消できるように
なり、硬質コンタクトレンズに対する臨床的評価
が高まつてきている。 ところが概して前記シリコーン含有メタクリレ
ートを主成分とする共重合体は、通常の硬質コン
タクトレンズの材料であるポリメチルメタクリレ
ートに比べると材質の硬度、硬質性の面で劣り、
脆いものである。かかる材質の硬度、硬質性の不
足はレンズ表面にキズを生じさせやすくレンズの
耐久性に問題が生じ、また所定のレンズ規格形状
による一定品質のものを製造され難くする要因に
なる。 そのために硬質コンタクトレンズとして望まし
い硬度、硬質性を具備する酸素透過性硬質コンタ
クトレンズをうるためには、どうしても比較的硬
度の低い前記シリコーン含有メタクリレートの使
用比率を抑え、反面メチルメタクリレートの使用
比率を高めざるをえなくなり、その結果えられる
共重合体における酸素透過性の向上が抑制されて
しまうというジレンマを生じることになる。 また一般に、コンタクトレンズの厚さを薄くし
て装用感を向上させるには、屈折率の高い材質で
あることが望ましい。 しかるに本発明者らは、叙上のごとき従来技術
の欠点を解消すべく鋭意研究を重ねた結果、シラ
ンまたはシリコーンを含有するスチレンを前記従
来のシロキサン結合含有メタクリレートまたはア
クリレートに代えて、あるいはこれに加えて酸素
透過性硬質コンタクトレンズ材料の主成分として
使用することにより、高い酸素透過性および硬
度、硬質性を有し、しかも屈折率の高い酸素透過
性硬質コンタクトレンズがえられるという驚くべ
き事実を見出し、本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明は一般式(): (式中、は0または1、nおよびmは1〜15
までの整数)で表わされるシランまたはシロキサ
ン結合を含有するスチレンの少なくとも1種から
本質的になる重合体または前記シランまたはシロ
キサン結合を含有するスチレンの少なくとも1種
から本質的になる重合体または前記シランまたは
シロキサン結合を含有するスチレンの少なくとも
1種と疎水性モノマーおよび(または)親水性モ
ノマーから本質的になる共重合体を材質とする酸
素透過性硬質コンタクトレンズに関する。 シランまたはシロキサン結合を含有するスチレ
ン(以下、シリコーン含有スチレンという)には
シランまたはシロキサン結合部分の構造により
種々のものが存在するが、本発明に用いるシリコ
ーン含有スチレンとしては、たとえばつぎの一般
式(): (式中、は0または1、nおよびmは1〜15
の整数)で表わされる化合物があげられる。 前記一般式()で表わされる化合物におい
て、は1よりも0のばあいの方が合成しやすく
安定した化合物となるため好ましく、またnおよ
びmは大きくなる程柔らかく脆い化合物となる。
nおよびmに関しては、1〜5程度のばあいにと
くに望ましい酸素透過性とすぐれた硬度、硬質性
を有し、かつ屈折率の高いコンタクトレンズ材料
をうることができる。 一般式()で表わされる化合物におけるシロ
キサン結合部分は直鎖状および分岐鎖状のいずれ
のシロキサン結合も用いうるが、分岐鎖状のもの
の方が直鎖状のものより硬質性を有するものとな
るため好ましい。 一般式()で表わされる化合物の代表例とし
ては、たとえば、トリメチルシリルスチレン、ペ
ンタメチルジシロキサニルスチレン、ヘプタメチ
ルトリシロキサニルスチレン、ノナメチルテトラ
シロキサニルスチレン、ペンタデカメチルヘプタ
シロキサニルスチレン、ヘンエイコサメチルデカ
シロキサニルスチレン、ヘプタコサメチルトリデ
カシロキサニルスチレン、ヘントリアコンタメチ
ルベンタデカシロキサニルスチレン、ビス(トリ
メチルシロキシ)メチルシリルスチレン、トリス
(トリメチルシロキシ)シリルスチレン、トリメ
チルシロキシ・ペンタメチルジシロキシ・メチル
シリルスチレン、トリス(ペンタメチルジシロキ
シ)シリルスチレン、(トリス・トリメチルシロ
キシ)シロキサニル・ビス(トリメチルシロキ
シ)シリルスチレン、ビス(ヘプタメチルトリシ
ロキシ)メチルシリルスチレン、トリス(メチル
ビス・トリメチルシロキシ・シロキシ)シリルス
チレン、トリメチルシロキシ・ビス(トリス・ト
リメチルシロキシ・シロキシ)シリルスチレン、
ヘプタキス(トリメチルシロキシ)トリシロキサ
ニルスチレン、ノナメチルテトラシロキシ・ウン
デシルメチルペンタシロキシ・メチルシリルスチ
レン、トリス(トリス・トリメチルシロキシ・シ
ロキシ)シリルスチレン、(トリストリメチルシ
ロキシ・ヘキサメチル)テトラシロキシ・(トリ
ス・トリメチルシロキシ)シロキシ・トリメチル
シロキシシリルスチレン、ノナキス(トリメチル
シロキシ)テトラシロキサニルスチレン、ビス
(トリデカメチルヘキサシロキシ)メチルシリス
チレンなどがあげられ、これらは単独でまたは2
種以上混合して用いられる。 前記代表例のなかでも好ましいものとしては、
たとえば式: で示されるトリメチルシリルスチレン、式: で示されるビス(トリメチルシロキシ)メチルシ
リスチレン、式: で示されるトリス(トリメチルシロキシ)シリル
スチレンなどがあげられる。 さらに、本発明に用いるシリコーン含有スチレ
ンとして、たとえばヘプタメチルシクロテトラシ
ロキサニルスチレン、ヘプタメチルシクロテトラ
シロキシ・ビス(トリメチルシロキシ)シリルス
チレン、トリプロピルテトラメチルシクロテトラ
シロキサニルスチレンなどシロキサン結合部分が
環状構造の化合物もあげられ、これらは単独でま
たは2種以上を混合して用いる。 叙上のごとき本発明に用いるシリコーン含有ス
チレンは切削研磨などレンズを機械加工するばあ
いの加工性にもすぐれており、非常に広い使用範
囲で利用可能である。 本発明に用いるシリコーン含有スチレンは単独
重合してもあるいはこれらを共重合してもよく、
えられる重合体は従来の酸素透過性硬質コンタク
トレンズに比してもより一層高い酸素透過性およ
び硬度、硬質性を有し、しかも屈折率の高いすぐ
れた酸素透過性硬質コンタクトレンズ材料であ
る。またえられる重合体の耐薬品性を向上させ、
コンタクトレンズの規格、形状を安定させるため
に、必要に応じて架橋剤が使用される。かかる架
橋剤の具体例としては、たとえばエチレングリコ
ールジメタクリレート、エチレングリコールジア
クリレート、ジエチレングリコールジメタクリレ
ート、ジエチレングリコールジアクリレート、ア
クリルメタクリレート、アリルアクリレート、ト
リメチロールプロパントリメタクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレートなどがあげ
られ、これらのうちから1種または2種以上を選
択して使用するのが好ましい。またその使用量は
共重合に供する全モノマー混合物100部(重量
部、以下同様)中、約0〜20部、より好ましくは
約1〜10部の範囲とするのが好ましい。なお、か
かる架橋剤を前記範囲を超えて多量に使用したば
あいは、えられる重合体の材質がもろくなるので
好ましくない。 さらに、本発明におけるシリコーン含有スチレ
ンは他の疎水性モノマーおよび(または)親水性
モノマーと共重合してもよい。その際、シリコー
ン含有スチレンの使用量は目的とするコンタクト
レンズに要求せられる性質、用いる疎水性モノマ
ーおよび(または)親水性モノマーの種類によつ
て異なるが、通常は重合に供する全モノマー100
部中、約20部以上、より好ましくは約30部以上と
するのが好ましい。かかるシリコーン含有スチレ
ンの含有量が約20部より少ないと、使用効果の発
現に乏しくなり好ましくない。 前記疎水性モノマーは共重合体の強度を高め、
コンタクトレンズとしての耐久性を向上させる目
的に対して使用され、とくにメタクリル酸または
アクルリ酸のアルキルエステルが有効である。か
かるメタクリル酸またはアクリル酸のアルキルエ
ステルの具体例としては、たとえばメチルメタク
リレート、メタルアクリレート、エチルメタクリ
レート、エチルアクリレート、イソプロピルメタ
クリレート、イソプロピルアクリレート、t−ブ
チルメタクリレート、t−ブチルアクリレート、
イソブチルメタクリレート、イソブチルアクリレ
ート、t−アミルメタクリレート、t−アミルア
クリレート、2−エチルヘキシルメタクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、ラウリル
メタクリレート、ラウリルアクリレート、シクロ
ヘキシルメタクリレート、シクロヘキシルアクリ
レートなどがあげられ、それらのうちから1種ま
たは2種以上を選択して使用するのが好ましい。
さらにまたそれらメタクリル酸またはアクリル酸
のアルキルエステルと同等の効果を有するモノマ
ーとしてスチレンなどのスチリル化合物、たとえ
ばスチレン、p−メチルスチレン、m−メチルス
チレン、p−t−ブチルスチレン、m−t−ブチ
ルスチレン、p−1,1,3,3−テトラメチル
ブチルスチレンなど、イタコン酸またはクロトン
酸のアルキルエステル、グリシジルメタクリレー
ト、グリシジルアクリレート、テトラヒドロフル
フリルメタクリレート、テトラヒドロフルフリル
アクリレート、ベンジルメタクリレートなどがあ
げられる。 また叙上のごとき疎水性モノマーのほかに、フ
ルオロアルキルメタクリレート、フルオロアルキ
ルアクリレートなどの疎水性モノマーは、そのホ
モポリマー自体がある程度の酸素透過性を有する
ため、えられる共重合体の酸素透過性をさらに向
上させたり維持するために有効であり、共重合体
の強度を高めレンズの耐久性を向上させ、また耐
薬品性、耐汚染性を向上させる目的に対しても有
効であるため、好ましく使用されうる。かかるフ
ルオロアルキルメタクリレート、フルオロアルキ
ルアクリレートの具体例としては、たとえば2,
2,2−トリフルオロエチルメタクリレート、
2,2,2−トリフルオロエチルアクリレート、
2,2,3,3−テトラフルオロプロピルメタク
リレート、2,2,3,3−テトラフルオロプロ
ピルアクリレート、2,2,3,3,3−ペンタ
フルオロプロピルメタクリレート、2,2,3,
3,3−ペンタフルオロプロピルアクリレート、
2,2,2−トリフルオロ−1−トリフルオロメ
チルエチルメタクリレート、2,2,2−トリフ
ルオロ−1−トリフルオロメチルエチルアクリレ
ート、2,2,3,3−テトラフルオロターシヤ
リアミルメタクリレート、2,2,3,3−テト
ラフルオロターシヤリアミルアクリレート、2,
2,3,4,4,4−ヘキサフルオロブチルメタ
クリレート、2,2,3,4,4,4−ヘキサフ
ルオロブチルアクリレート、2,2,3,4,
4,4−ヘキサフルオロターシヤリヘキシルメタ
クリレート、2,2,3,4,4,4−ヘキサフ
ルオロターシヤリヘキシルアクリレート、2,
2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペ
ンチルメタクリレート、2,2,3,3,4,
4,5,5−オクタフルオロペンチルアクリレー
ト、2,3,4,5,5,5−ヘキサフルオロ−
2,4−ビス(トリフルオロメチル)ペンチルメ
タクリレート、2,3,4.5,5,5−ヘキサフ
ルオロ−2,4−ビス(トリフルオロメチル)ペ
ンチルアクリレート、2,2,3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7−ドデカフルオロペプチ
ルメタクリレート、2,2,3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7−ドデカフルオロヘプチ
ルアクリレート、2,2,3,3,4,4,5,
5,6,6,7,7−ドデカフルオロヘプチルア
クリレート、2−ヒドロキシ−4,4,5,5,
6,7,7,7−オクタフルオロ−6−トリフル
オロメチルヘプチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシ−4,4,5,5,6,7,7,7−オクタ
フルオロ−6−トリフルオロメチルヘプチルアク
リレート、2−ヒドロキシ4,4,5,5,6,
6,7,7,8,9,9,9−ドデカフルオロ−
8−トリフルオロメチルノニルメタクリレート、
2−ヒドロキシ−4,4,5,5,6,6,7,
7,8,9,9,9−ドデカフルオロ−8−トリ
フルオロメチルノニルアクリレート、2−ヒドロ
キシ−4,4,5,5,6,6,7,7,8,
8,9,9,10,11,11,11,−ヘキサデカフル
オロー10−トリフルオロメチルウンデシルメタク
リレート、2−ヒドロキシ−4,4,5,5,
6,6,7,7,8,8,9,9,10,11,11,
11−ヘキサデカフルオロ−10−トリフルオロメチ
ルウンデシルアクリレートなどがあげられ、これ
らのうちから1種または2種以上を選択して使用
される。 叙上のごとき各種疎水性モノマーの使用量は、
共重合に供する全モノマー混合物100部中、約0
〜80部、より好ましくは約10〜70部の範囲とする
のが好ましい。なおかかる疎水性モノマーを前記
範囲を超えて多量に使用したばあいは、目的とす
る酸素透過性を維持できなくなるので好ましくな
い。 前記親水性モノマーはえられる共重合体に親水
性を付与し、水ねれ性のよい硬質コンタクトレン
ズとする目的に対して使用される。かかる親水性
モノマーとしては、たとえば2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリ
レート、N−ビニルピロリドン、ジメチルアクリ
ルアミドなどがあげられ、これらのうちから1種
または2種以上を選択して使用するのが好まし
い。またその使用量は共重合に供する全モノマー
混合物100部中、約0〜20部、より好ましくは約
5〜15部の範囲とするのが好ましい。なおこれら
親水性モノマーを前記範囲を超えて多量に使用し
たばあいは、えられる共重合体が含水性を帯びる
ようになり、その含水された水によつて共重合体
が可塑化されて柔軟性を示すようになり、硬質コ
ンタクトレンズとしての特性が失なわれるので好
ましくない。 前記親水性モノマーの使用に代えて、またはそ
れに加えて、たとえばえられた硬質コンタクトレ
ンズにコロナ放電やプラズマ放電をあてたり、ま
たは塩酸や硝酸などの強酸で処理したりすること
により、その表面に有効な親水性を付与すること
も可能である。前述のプラズマ放電をするばあい
親水性付与の有効性を高め、効果の耐久性を維持
するためにとりわけふさわしいガス雰囲気は空
気、O2,N2,Ar,Heまたはこれらの混合ガスで
あり、0.1Torr〜10Torrの条件下にて使用するの
が望ましい。 本発明に用いるシリコーン含有スチレンは、た
とえべ従来から用いられる酸素透過性モノマーで
あるシリコーン含有メタクリレートまたはシリコ
ーン含有アクリレートなどとの共重合性もよく、
必要に応じてこれらと併用することが可能であ
る。ただしその際には、従来例に比してより高い
酸素透過性を有しながらかつ硬度、硬質性および
屈折率などに充分満足のいくコンタクトレンズを
うるには、双方のモノマーの併用使用量が重合に
供する全モノマー混合物100部中、約20部以上、
より好ましくは約40部以上とするのが好ましく、
またシリコーン含有スチレンとシリコーン含有メ
タクリレートまたはアクリレートの使用重量比が
約20:80〜100:0、より好ましくは約30:70〜
100:0とするのが好ましい。併用使用量が前記
範囲より少ないと満足のいく酸素透過性がえられ
ない。 かかるシリコーン含有メタクリレート、シリコ
ーン含有アクリレートの具体例としては、たとえ
ばペンタメチルジシロキサニルメタクリレート、
ペンタメチルジシロキサニルメチルアクリレー
ト、ペンタメチルジシロキサニルプロピルメタク
リレート、ペンタメチルジシロキサニルプロピル
アクリレート、メチルビス(トリメチルシロキ
シ)シリルプロピルメタクリレート、メチルビス
(トリメチルシロキシ)シリルプロピルアクリレ
ート、トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロ
ピルメタクリレート、トリス(トリメチルシロキ
シ)シリルプロピルアクリレート、モノ〔メチル
ビス(トリメチルシロキシ)シロキシ〕ビス(ト
リメチルシロキシ)シリルプロピルメタクリレー
ト、モノ〔メチルビス(トリメチルシロキシ)シ
ロキシ〕ビス(トリメチルシロキシ)シリルプロ
ピルアクリレート、トリス〔メチルビス(トリメ
チルシロキシ〕シリルプロピルメタクリレート、
トリス〔メチルビス(トリメチルシロキシ)シロ
キシ〕シリルプロピルアクリレート、メチルビス
(トリメチルシロキシ)シリルプロピルグリセロ
ールメタクリレート、メチルビス(トリメチルシ
ロキシ)シリルプロピルグリセロールアクリレー
ト、トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピ
ルグリセロールメタクリレート、トリス(トリメ
チルシロキシ)シリルプロピルグリセロールアク
リレート、モノ〔メチルビス(トリメチルシロキ
シ)シロキシ〕ビス(トリメチルシロキシ)シリ
ルプロピルグリセロールメタクリレート、モノ
(メチルビス(トリメチルシロキシ)シロキシ〕
ビス(トリメチルシロキシ)シリルプロピルグリ
セロールアクリレート、トリメチルシリルエチル
テトラメチルジシロキサニルプロピルグリセロー
ルメタクリレート、トリメチルシリルエチルテト
ラメチルジシロキサニルプロピルグリセロールア
クリレート、トリメチルシリルメチルメタクリレ
ート、トリメチルシリルメチルアクリレート、ト
リメチルシリルプロピルメタクリレート、トリメ
チルシリルプロピルアクリレート、メチルビス
(トリメチルシロキシ)シリルエチルテトラメチ
ルジシロキサニルメチルメタクリレート、メチル
ビス(トリメチルシロキシ)シリルエチルテトラ
メチルジシロキサニルメチルアクリレート、テト
ラメチルトリイソプロピルシクロテトラシロキサ
ニルプロピルメタクリレート、テトラメチルトリ
イソプロピルシクロテトラシロキサニルプロピル
アクリレート、テトラメチルトリイソプロピルシ
クロテトラシロキシビス(トリメチルシロキシ)
シリルプロピルメタクリレート、テトラメチルト
リイソプロピルシクロテトラシロキシビス(トリ
メチルシロキシ)シリルプロピルアクリレートな
どがあげられ、これらのうちから1種または2種
以上を選択して使用するのが好ましい。 叙上のごとくシリコーン含有スチレンとシリコ
ーン含有メタクリレートまたはアクリレートとを
併用することより、シリコーン含有メタクリレー
トまたはアクリレートが可視光線透過性をより一
層向上させるためとか、酸素透過性を向上させた
り維持するための材料コストを低減させるのに有
効であることから、経済性にもすぐれた好ましい
酸素透過性硬質コンタクトレンズがえられる。 叙上のごときモノマー混合物を重合させる方法
は、当該技術分野において通常使用される方法に
よつて容易に行ないうる。たとえば通常の不飽和
炭化水素化合物の重合に使用されるラジカル重合
開始剤を使用し、室温〜約130℃の温度で行なう
ことができる。使用しうるラジカル重合開始剤の
具体例としては、たとえばベンゾイルパーオキサ
イド、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスジ
メチルバレロニトリルなどがあげられ、これらの
うちから1種または2種以上を選択して使用す
る。またその使用量は、重合に供せられる全モノ
マー混合物100部に対して0.01〜1部の範囲が適
当である。 コンタクトレンズへの成形も通常の方法によつ
て行なうことができる。たとえば重合をコンタク
トレンズの形状に対応した型の中で行なつて直接
コンタクトレンズ形状に成形し、さらに必要に応
じてこれを機械的に仕上げ加工することができ
る。また重合を適当な型または容器中で行なつて
ブロツク状、板状または丸棒状の素材をえたの
ち、切削、研磨などの通常の機械的加工によつ
て、所望の形状のコンタクトレンズに成形するこ
ともできる。 叙上のごとくしてえられる本発明の酸素透過性
硬質コンタクトレンズは (a) 硬質コンタクトレンズとして望ましい硬度、
硬質性を有するとともに、脆性においても改善
された材質からなる硬質コンタクトレンズであ
る。 (b) 酸素透過性においても従来の酸素透過性の硬
質コンタクトレンズにくらべてより高い酸素透
過性を有する、 (c) 屈折率においても高い屈折率を有するため、
同じ度数ならより薄いレンズを作ることが可能
であり、それによつて装用感も酸素透過性も向
上させる、などという長所を有する。 つぎに実施例および比較例をあげて本発明をさ
らに詳しく説明するが本発明はかかる実施例およ
び比較例のみに限定されるものではない。 実施例 1 トリメチルシリルスチレン97部、エチレングリ
コールジメタクリレート3部および重合開始剤と
して2,2′−アゾビス−(2,4−ジメチルバレ
ロニトリル)0.25部をよく混合してガラス製試験
管に注入し、栓をして密封した。これを循環式恒
温水槽に入れ、35℃で41.5時間重合を行なつたの
ち、循環乾燥器中にて50℃で6時間、60℃で1.5
時間、70℃で1.5時間、80℃で1.5時間、90℃で1
時間、100℃で1時間、110℃で1時間、120℃で
1時間、130℃で1.5時間段階的に加熱重合を行な
つた。えられた無色透明な重合体を截断し、切削
研磨による機械的加工を実施して硬質コンタクト
レンズをえた。 なお各物質値はそれぞれつぎの方法にしたがつ
て測定した。 (1) 酸素透過係数〔c.c.・cm/cm2・sec・mmHg〕は
理科精機工業(株)製の製科研式フイルム酸素透過
率計を使用し、35℃で0.9生理食塩水中にて、
直径12.7mm、厚さ0.2mmの試験片について測定
した。 (2) ビツカース硬度〔7.5NHv〕は(株)明石製作所
製硬度計を使用し、20℃、45%RHの恒温恒湿
室内で直径12.7mm、厚さ4.0mmの試験片につい
て測定した。 (3) 屈折率〔n20 〕はエルマ光学(株)製のエルマ

型アツベ屈折率計を使用し、20℃、45%RHの
恒温恒湿室内で直径12.7mm、厚さ4.0mmの試験
片について測定した。 (4) 可視光線透過率〔%〕は、(株)島津製作所製の
島津自記分光光度計UV−240を使用し、20℃の
蒸留水中で直径12.7mm、厚さ0.50mmの試験片に
ついて測定した。 えられた結果を第1表に示す。 比較例 1 実施例1で使用したトリメチルシリルスチレン
に代えて、シリコーン含有メタクリレートの一種
であるトリメチルシリルプロピルメタクリレート (構造式:
【式】) を97部使用したほかは実施例1と同様にして重合
および加工を行ない硬質コンタクトレンズを作成
した。えられたレンズの物性値測定結果を第1表
に併せて示す。
【表】 実施例 2 トリメチルシリルスチレン50部、ドデカフルオ
ロペンチルメタクリレート39部、トリメチロール
プロパントリメタクリレート11部および重合開始
剤として2−2′−アゾビス−(2,4−ジメチル
バレロニトリル)0.25部を用いたほかは実施例1
と同様にして重合および加工を行ない、硬質コン
タクトレンズを作成した。えられた硬質コンタク
トレンズの物性値の測定結果を第2表に示す。 なお比較のために、登録商標「メニコンO2
(東洋コンタクトレンズ(株)製)で知られる市販の
酸素透過性硬質コンタクトレンズの物性を第2表
に併記する。
【表】
【表】 第1表および第2表に示されるごとく本発明の
酸素透過性硬質コンタクトレンズは、従来のもの
に比較してすぐれた硬度、硬質性を有するととも
に、非常に高い酸素透過性能をも具備しており、
屈折率においてもすぐれたものであつた。 実施例 3〜18 共重合における各成分およびその使用量を第3
表に示すものにかえたほかは実施例1と同様にし
て実験を行ない、それぞれ目的とする酸素透過性
硬質コンタクトレンズをえた。それらの主要物性
値を併せて第3表に示す。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(): (式中、は0または1、nおよびmは1〜15
    までの整数)で表わされるシランまたはシロキサ
    ン結合を含有するスチレンの少なくとも1種から
    本質的になる重合体、または前記シランまたはシ
    ロキサン結合を含有するスチレンの少なくとも1
    種と疎水性モノマーおよび(または)親水性モノ
    マーから本質的になる共重合体を材質とする酸素
    透過性硬質コンタクトレンズ。 2 が0であり、nおよびmが1〜5の整数で
    ある特許請求の範囲第1項記載の酸素透過性硬質
    コンタクトレンズ。
JP58251106A 1983-12-28 1983-12-28 酸素透過性硬質コンタクトレンズ Granted JPS60142324A (ja)

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