JPS62267101A - 集成材の製造方法 - Google Patents

集成材の製造方法

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JPS62267101A
JPS62267101A JP11164086A JP11164086A JPS62267101A JP S62267101 A JPS62267101 A JP S62267101A JP 11164086 A JP11164086 A JP 11164086A JP 11164086 A JP11164086 A JP 11164086A JP S62267101 A JPS62267101 A JP S62267101A
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JP
Japan
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press
adhesive
heating
high frequency
pressure
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JP11164086A
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JPH0467482B2 (ja
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三木 保二
熱田 美憲
忠男 加藤
内藤 春吉
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Taisei Kogyo KK
Taihei Machinery Works Ltd
Fuji Electronics Industry Co Ltd
Miki Riken Kogyo KK
Original Assignee
Taisei Kogyo KK
Taihei Machinery Works Ltd
Fuji Electronics Industry Co Ltd
Miki Riken Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、集成材の製造方法、特に詳しくは、フローリ
ングに適した集成材の製造方法に関するものである。
[従来の技術1 従来、集成材は、任意の巾、厚さ及び長さを有するピー
スの複数枚を、接着面に接着剤を塗布して積層し、これ
を加圧または加熱加圧して接着剤を硬化させることによ
って作られている。
この場合、積層体の加圧または加熱加圧手段として、加
圧のみを行うコールドプレス、熱板で加熱加圧するホッ
トプレス、または電極に高周波を印加して加熱加圧する
高周波プレスのいずれか1つが使用されているが、これ
らの加圧手段による接着は、作業性または製品の品質に
おいて、以下に述べる問題点がある。
即ち、コールドプレスによる加圧接着は、養生塵におけ
る加圧状態での長時間養生を必要とするばかりでなく、
ターンバックルの締付け、取外しに手数を必要とするの
で、 ′4L<作業性が悪い欠点がある。
一方、ホットプレスによる加熱加圧接着は、両熱板付近
の接着剤は加熱によって硬化するが、内部の接着剤を硬
化させるには熱圧時間を長くする必要があるので、両側
面は過乾燥、延いては絶乾に近い状態となる。この状態
は、材厚に比例して顕著となり、材質の劣化を招き、品
質が著しく低下するので、材厚100mm以上は実質上
接着は困難であるという欠点がある。
また、高周波プレスによる加熱接着は、積層体の内部か
らの加熱によるために、内部の接着剤が完全に硬化する
まで加熱を必要とする。この場合、加熱し過ぎると接着
剤が沸騰劣化して接着不良を起したり、炭火現象(黒コ
ゲ)を生じる。また逆に加熱が不足すると、温度が上ら
ないために接着剤の硬化が不十分で接着不良を生ずるの
で、高周波の加熱時間並に加熱温度は厳格に管理する必
要がある。
したがって、圧締時間はホットプレスに比べて短縮可能
となるが、極度の短縮はできず、さらに、ピースの含水
率が高いと、加圧解除後に接着部が剥離するパンク現象
を生じて品質が低下する欠点がある。このパンク現象は
、ピースの含有水分が加熱によって水蒸気となり、これ
が接着面に塗布した接着剤及び積層体表面部分の含有水
分に妨げられて外部に放出されないために接着が妨げら
れることで生ずるものであり、ピースの含水率が16〜
185以上になると発生する。
上述のように、高周波プレスによる加熱加圧は、含水率
の許容@Al71Iが狭いために、これを含水率の異な
る複数種類のピースによって形成される集成材に使用す
るためには、各ピースの含水率が均一に15%以下に低
下するように調整しなければならない欠点もある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明者らは、実験によって、集成材の加熱加圧接着に
高周波プレスとホットプレスを併用すると、含水率が高
くしかもそのばらつきが大きいピースよりなる集成材で
あっても、過熱やパンクによる品質の低下を生ずること
なしに接着できること、及び、高周波プレスとホー/ 
)プレスを併用すると、ホットプレスによる両表面より
の加熱と高周波による内部よりの加熱により、ホットプ
レスまたは高周波プレス各々単独のプレスよりも加熱時
間が短縮され、かつホットプレス、高周波プレス各々の
もつ前述の欠点を除去できることを知見したことにより
、集成材の加熱加圧接着にホットプレスと高周波プレス
を併用することによって、集成材製造の作業性を向上さ
せるとともに品質の良好な集成材を得ることを、発明が
解決しようとする問題点とするものである。
E問題点を解決するための手段] 本発明は、接着面に熱硬化性接着剤を塗布した複数のピ
ースを積層し、このピース積層体を積層方向に加圧する
とともに、接着面と平行な方向を高周波、ホットプレス
で加熱加圧して接着剤を硬化させることによって、上記
問題点を解決したものである。
[作 用] 高周波、ホットプレスで加熱加圧すると、積層体は両表
面部分と中心部分から加熱されるので、加熱加圧時間が
、高周波プレス単独の場合に比べて40〜50%、ホッ
トプレス中糠の場合に比べて90%以上短縮される。こ
の場合、表面部分の加熱によって積層体表面部分の含水
率が低下するので、中心部分の含有水分は表面部分に移
行して表面部分から放出され、しかも接着面と平行方向
に加熱するので、表面部分からの含有水分の放出が、硬
化する接着剤によって妨げられることがない。
したがって、表面部分が退転状態になることがなく、ま
た含水率の高いピースが混在していても、パンク現象を
生ずることがない。
また、積層体の積層方向も加圧することによって、接着
面と平行方向に加熱加圧しても、積層体にずれや剥離が
生じないので、加熱加圧を上下方向または左右方向何れ
〒も行うことができる。
[実施例] 第1図は、本発明の実施に使用する高周波、ホット!動
側圧プレス(以下、単に連動側圧プレスという。)の−
例を示し、該連動側圧プレスは、積層体Aを接着面と平
行な方向に加熱加圧する高周波、ホットプレスlと、積
層体Aを積層方向に圧締する側圧プレス2とで構成され
ている。
高周波、ホットプレスlは、対向して配設された電極4
.4とその背面の熱板5.5よりなり、電極間の積層体
Aを加熱加圧するもので、熱板5とプレス可動部及び床
との間には、積層体Aに高周波を均一に印加するための
絶縁体6.・・台が設けられており、電極4.4は高周
波発生装置7に電気的に接続され、熱板5は、蒸気その
他の適宜の熱源により 100〜150℃に加熱される
一方、側圧プレス2は、積層体Aを積層方向に圧締する
加圧板8.8を有し、図示を省略している適宜の機構に
より、高周波、ホットプレスlと連動して積層体Aの圧
締な行う。面して、上記高周波、ホットプレスlは8 
kg/cm″、側圧プレス2は20kg/crn’の加
圧力を有し、高周波発生装置7は、70K Wの出力を
有している。
上記積層体Aにおけるピースaの接着面には、熱硬化性
接着剤が塗布されており、該接着剤は、集成材に必要な
JAS二類浸漬剥離試験に耐えるものが要求され、ユリ
ア系、メラミン系、ユリア・メラミン共重合体系、ビニ
ルウレタン系の接着剤が使用される。
次に、上記連動型側圧プレスによる集成材の製造を説明
する。
複数のピースaの接着面に熱硬化性接着剤を塗布して積
層した積層体Aを、接着面を上下方向として高周波、ホ
ットプレスlの電極4に載置し、高周波発生装置7によ
って電極4.4に高周波を印加して、プレスlで接着面
と平行方向に加熱加圧するとともに、その積層方向を側
圧プレス2の加圧板8,8で加圧する。
高周波、ホットプレスlによる加熱加圧の当初は、ピー
スaの電極4,4に当接する表面部が熱板5で加熱され
て、積層体Aの表面部分の含水率が低下し始めるととも
に、表面部の接着剤も加熱によって硬化し始める。また
、積層面の中心部分も高周波誘電加熱によってその含水
率も低下し始めるとともに、接着剤も硬化し始める。こ
の場合、表面部の含水率が熱板5で加熱されて低下して
いるので、中心部の水分は支障なく表面部に移行して、
ここでさらに加熱されることによって外部に放出される
これによって、ピースの含水率に大幅な変動があっても
、高周波加熱によるパンク現象を生ずることがなく、ま
た熱板5,5によって積層体Aの表面部分が過熱される
こともない。
したがって、a屠体Aは、積層面の表面部と中心部の両
方から加熱されるばかりでなく、これによって、ピース
の含水率が平均化されながら低下するので、含水率が8
%以下ないし20%台の多数のピースが混在している集
成材であっても、パンク現象を生ずることなく、しかも
短時間に接着剤の硬化が完了する。
次に、下記の条件で行った、ホットプレスのみの加熱加
圧、高周波プレスのみの加熱加圧及び本発明による加熱
加圧との対比を示す。
l接着剤 小麦粉(中力粉)20 硬化剤[三木理研CA(商品名)]4 2試料 された長さ 桧材  15■−×105腸量X  4,000層■×
80枚蹟層3接着条件 接着剤塗布m           200g/cm’
熱板スチーム圧並に温度(2kg/cゴ)120°C第
1表 格する集成材を1!Iることができた。
[発明の効果1 本発明は、側圧連動プレスによって集成材の積層方向を
押圧した状態で熱板及び高周波による加熱加圧を行うの
で、積層体を構成するピースは、熱板に当接する表面部
及び高周波誘電加熱による中心部の両方から加熱される
ので、ホットプレスのみで加熱する場合に比べて、加熱
時間を40〜50%短縮して作業性を向上することがで
きる。
また積層面と平行方向に加圧して中心部の水分の移行が
接着層によって妨げられないために高周波加熱による水
分の表面部への移行が容易なので、パンク現象を生ずる
ことがなく、かえってこの水分によって表面部が過熱さ
れて退転状態となることも防止できるので、これらによ
って生ずる品質の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施に使用する側圧連動プレスの正
面図である。 l ・・高周波ホットプレス、 2・・側圧プレス、 A拳・積層体、    a・・ピース。 特許出願人 三木理研工業株式会社 (外3名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、接着面に熱硬化性接着剤を塗布した複数のピースを
    積層し、このピース積層体を積層方向に加圧するととも
    に、接着面と平行な方向を高周波、ホットプレスで加熱
    加圧して接着剤を硬化させることを特徴とする集成材の
    製造方法。
JP11164086A 1986-05-15 1986-05-15 集成材の製造方法 Granted JPS62267101A (ja)

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JPS62267101A true JPS62267101A (ja) 1987-11-19
JPH0467482B2 JPH0467482B2 (ja) 1992-10-28

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JPH081616A (ja) * 1994-06-22 1996-01-09 Ibiden Co Ltd 集合材
CN102303338A (zh) * 2011-09-05 2012-01-04 宿迁市曙光木业有限公司 一种杨木集装箱底板的制作工艺
CN106182222A (zh) * 2016-08-25 2016-12-07 江苏辛巴地板有限公司 一种实木复合地板生产工艺

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