JPS62222013A - サイホン式転炉出鋼口の炉体取付装置 - Google Patents
サイホン式転炉出鋼口の炉体取付装置Info
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- JPS62222013A JPS62222013A JP61064403A JP6440386A JPS62222013A JP S62222013 A JPS62222013 A JP S62222013A JP 61064403 A JP61064403 A JP 61064403A JP 6440386 A JP6440386 A JP 6440386A JP S62222013 A JPS62222013 A JP S62222013A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
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- C21C5/42—Constructional features of converters
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はサイホン式転炉出鋼口の炉体取付装置に係り、
詳しくは、転炉炉体の出鋼口取付部に、サイホン式転炉
出鋼口を取り付けあるいは取り外す場合に行なわれる着
脱作業の分野で利用されるものである。
詳しくは、転炉炉体の出鋼口取付部に、サイホン式転炉
出鋼口を取り付けあるいは取り外す場合に行なわれる着
脱作業の分野で利用されるものである。
転炉内で溶解した金属または合金などの溶湯の自由表面
には溶滓が覆うように浮遊する。転炉を（頃転させて出
鋼口より溶湯を取り出す場合、とりわけ出鋼終期にあっ
ては、溶滓も同時に流出しようとする。溶湯に溶滓が混
入することは好ましくなく、溶湯のみを取り出す工夫が
試みられている。
には溶滓が覆うように浮遊する。転炉を（頃転させて出
鋼口より溶湯を取り出す場合、とりわけ出鋼終期にあっ
ては、溶滓も同時に流出しようとする。溶湯に溶滓が混
入することは好ましくなく、溶湯のみを取り出す工夫が
試みられている。
それを実現するものに、特公昭５６−５４３６６号公報
に記載された分離出湯装置がある。これはサイホン式出
鋼法を採り入れたもので、出湯姿勢で水平面と交わる面
内に迂曲する出湯通路が設けられ、その出湯通路から取
り出された溶湯流の後尾残湯の静圧により、溶湯流に追
尾流動する溶滓の静圧と釣り合わせて、その溶滓の流出
を阻止するようにしたものである。
に記載された分離出湯装置がある。これはサイホン式出
鋼法を採り入れたもので、出湯姿勢で水平面と交わる面
内に迂曲する出湯通路が設けられ、その出湯通路から取
り出された溶湯流の後尾残湯の静圧により、溶湯流に追
尾流動する溶滓の静圧と釣り合わせて、その溶滓の流出
を阻止するようにしたものである。
上述した迂曲する出湯通路がサイホン式転炉出鋼目であ
り、この出鋼口は転炉の出鋼口取付部に取り付けられる
。サイホン式転炉出鋼口は、外面の鉄皮の内側に耐火材
が張り付けられたもので、溶湯が通過することにより耐
火材が損耗するので、その補修のためにしばしば炉体へ
の取り付は取り外し作業が必要となる。転炉の出鋼口近
傍は溶湯により熱負荷を受けるなどするうちに経年変化
を起こす。補修されたサイホン式転炉出鋼口にあっても
同じ状況にあり、両者の寸法に狂いが生じることは避け
られない。また、転炉本体は転炉傾動装置によって正逆
３６０度回軸回転であるが、その停止精度によって炉体
側出鋼口取付部中心の停止位置は、毎回若干の誤差を生
じる。したがって、サイホン式転炉出鋼口を転炉の出鋼
口取付部に取り付けるにあたって、毎回両者の芯を合わ
せる必要がある。しかも、サイホン式転炉出鋼口の取り
付は取り外し作業は、転炉操業の合間の限られた時間内
に済ませる必要があり、作業の正確さと共に迅速性の高
いことが望まれる。
り、この出鋼口は転炉の出鋼口取付部に取り付けられる
。サイホン式転炉出鋼口は、外面の鉄皮の内側に耐火材
が張り付けられたもので、溶湯が通過することにより耐
火材が損耗するので、その補修のためにしばしば炉体へ
の取り付は取り外し作業が必要となる。転炉の出鋼口近
傍は溶湯により熱負荷を受けるなどするうちに経年変化
を起こす。補修されたサイホン式転炉出鋼口にあっても
同じ状況にあり、両者の寸法に狂いが生じることは避け
られない。また、転炉本体は転炉傾動装置によって正逆
３６０度回軸回転であるが、その停止精度によって炉体
側出鋼口取付部中心の停止位置は、毎回若干の誤差を生
じる。したがって、サイホン式転炉出鋼口を転炉の出鋼
口取付部に取り付けるにあたって、毎回両者の芯を合わ
せる必要がある。しかも、サイホン式転炉出鋼口の取り
付は取り外し作業は、転炉操業の合間の限られた時間内
に済ませる必要があり、作業の正確さと共に迅速性の高
いことが望まれる。
サイホン式転炉出鋼口と出鋼口取付部とは、一般にそれ
ぞれのフランジ部をボルト・ナンドにより結合すること
により、連結されるようになっている。しかし、両者の
連結に際しフランジの各ボルト孔を相互に一致させるた
め、多くの工数が必要となるほか、全てのボルト・ナツ
トを緊締するにもまた多くの工数が必要となる問題があ
る。このボルト・ナンドを用いることによる工数上の問
題は、サイホン式転炉出鋼口を転炉炉体から取り外す場
合にもまた発生する。
ぞれのフランジ部をボルト・ナンドにより結合すること
により、連結されるようになっている。しかし、両者の
連結に際しフランジの各ボルト孔を相互に一致させるた
め、多くの工数が必要となるほか、全てのボルト・ナツ
トを緊締するにもまた多くの工数が必要となる問題があ
る。このボルト・ナンドを用いることによる工数上の問
題は、サイホン式転炉出鋼口を転炉炉体から取り外す場
合にもまた発生する。
そのため、上記した取り付は取り外し作業を迅速にでき
ること、また、その施工作業が容易であることが、実機
転炉への適用における不可欠な要素となる。それを実現
したものとして、実開昭５７−１５４７５０号公報に提
案されたサイホン式転炉出鋼口の着脱構造がある。これ
によれば、転炉へのサイホン式転炉出鋼口の取り付は取
り外しの隙のホイストまたは炉前クレーンなどによる作
業負荷の軽減を図ることができる。
ること、また、その施工作業が容易であることが、実機
転炉への適用における不可欠な要素となる。それを実現
したものとして、実開昭５７−１５４７５０号公報に提
案されたサイホン式転炉出鋼口の着脱構造がある。これ
によれば、転炉へのサイホン式転炉出鋼口の取り付は取
り外しの隙のホイストまたは炉前クレーンなどによる作
業負荷の軽減を図ることができる。
しかしながら、上記した着脱構造を採用しても約４５〜
６０分の取り付は取り外し時間を必要とし、この間転炉
操業の中断が避けられず、それら作業のより一層の迅速
化が望まれる。また、重量物であるサイホン式転炉出鋼
口を炉前クレーンなどによって転炉炉体に取り付ける作
業あるいは転炉本体から取り外す作業は、作業性や安全
性に欠ける問題を内在し、それらの点についても改善が
必要とされる。
６０分の取り付は取り外し時間を必要とし、この間転炉
操業の中断が避けられず、それら作業のより一層の迅速
化が望まれる。また、重量物であるサイホン式転炉出鋼
口を炉前クレーンなどによって転炉炉体に取り付ける作
業あるいは転炉本体から取り外す作業は、作業性や安全
性に欠ける問題を内在し、それらの点についても改善が
必要とされる。
本発明は上記の問題を有利に解決するためになされたも
ので、その目的は、サイホン式転炉出鋼口の取り付は取
り外し作業時間の大幅な短縮を図り、転炉操業の中断を
極力短時間に納めると共に、上記転炉出鋼口の取り付は
取り外しを遠隔操作によって可能とすることにより、作
業性・安全性を改善することができるサイホン式転炉出
鋼口の炉体取付装置を提供することである。
ので、その目的は、サイホン式転炉出鋼口の取り付は取
り外し作業時間の大幅な短縮を図り、転炉操業の中断を
極力短時間に納めると共に、上記転炉出鋼口の取り付は
取り外しを遠隔操作によって可能とすることにより、作
業性・安全性を改善することができるサイホン式転炉出
鋼口の炉体取付装置を提供することである。
本発明のサイホン式転炉出鋼口の炉体取付装置の特徴を
、以下に第１図を参照して述べる。転炉２の炉体７下を
移動する受網台車６上に、受網台車６の移動方向および
それと直交する方向に移動可能な下部台車９と上部台車
１０とが設置され、その上部台車１０には、垂直な支持
フレーム１６に案内され、サイホン式転炉出鋼口５を乗
載して昇降する載置テーブル１７が搭載され、そのサイ
ホン式転炉出鋼口５のフランジ部５ａの各ボルト孔設定
位置に対応して、先端に取付ボルト２１を装着可能とし
たボルト締結解除装置２０が載置テーブル１７上に設け
られ、上部台車１０には出鋼口取付部４を観察する遠隔
操作用テレビカメラ１９が配設されていることである。
、以下に第１図を参照して述べる。転炉２の炉体７下を
移動する受網台車６上に、受網台車６の移動方向および
それと直交する方向に移動可能な下部台車９と上部台車
１０とが設置され、その上部台車１０には、垂直な支持
フレーム１６に案内され、サイホン式転炉出鋼口５を乗
載して昇降する載置テーブル１７が搭載され、そのサイ
ホン式転炉出鋼口５のフランジ部５ａの各ボルト孔設定
位置に対応して、先端に取付ボルト２１を装着可能とし
たボルト締結解除装置２０が載置テーブル１７上に設け
られ、上部台車１０には出鋼口取付部４を観察する遠隔
操作用テレビカメラ１９が配設されていることである。
以下に、本発明のサイホン式転炉出鋼口の炉体取付装置
を、その実施例を示した図面に基づいて詳細に説明する
。第１図はサイホン式転炉出鋼口の炉体取付装置ｌを転
炉２との関係において示した正面図で、第２図はその側
面図である。両図において、転炉２は傾転された状態に
あって、第３図の仮想線で示す姿勢にあり、トラニオン
リング３の近傍に位置する出鋼１コ取付部４が真下に向
けられ、サイホン式転炉出鋼口５と接合されるフランジ
面４ａが水平となる位置で停止している。
を、その実施例を示した図面に基づいて詳細に説明する
。第１図はサイホン式転炉出鋼口の炉体取付装置ｌを転
炉２との関係において示した正面図で、第２図はその側
面図である。両図において、転炉２は傾転された状態に
あって、第３図の仮想線で示す姿勢にあり、トラニオン
リング３の近傍に位置する出鋼１コ取付部４が真下に向
けられ、サイホン式転炉出鋼口５と接合されるフランジ
面４ａが水平となる位置で停止している。
転炉２の下方は通常受網台車６が走行できるようになっ
ており、それに乗載されてサイホン式転炉出鋼口５の炉
体取付装置１が、炉体７下に搬入されるようになってい
る。このサイホン式転炉出鋼口５の炉体取付装置１を受
網台車６を用いて炉体７下に搬入するようにしたのは、
次の理由による。転炉２の出鋼口取付部４にサイホン式
転炉出鋼口５を取り付けるには、転炉周辺のスペースか
らみて、炉前・炉上・炉裏・炉下の４ケ所が挙げられる
。しかし、炉前においては炉前クレーンの専有が必要と
なり、他の転炉の操業に支障をきたし、かつ、位置合せ
作業が複雑なものとならざるを得ない。炉上では転炉排
ガス処理装置のフードの移動が必要で、炉上から短時間
にサイホン式転炉出鋼口５を取り換えることは不可能で
あり、炉裏ではスペースがなく、通常その個所にクレー
ンを有する場合はない。一方、炉下においては、サイホ
ン式転炉出鋼口５を受網台車６の軌道を用いて搬入搬出
することができる利点があり、がっ、従前より設置され
ている受網台車６を利用すれば安価な装置とすることが
できる。
ており、それに乗載されてサイホン式転炉出鋼口５の炉
体取付装置１が、炉体７下に搬入されるようになってい
る。このサイホン式転炉出鋼口５の炉体取付装置１を受
網台車６を用いて炉体７下に搬入するようにしたのは、
次の理由による。転炉２の出鋼口取付部４にサイホン式
転炉出鋼口５を取り付けるには、転炉周辺のスペースか
らみて、炉前・炉上・炉裏・炉下の４ケ所が挙げられる
。しかし、炉前においては炉前クレーンの専有が必要と
なり、他の転炉の操業に支障をきたし、かつ、位置合せ
作業が複雑なものとならざるを得ない。炉上では転炉排
ガス処理装置のフードの移動が必要で、炉上から短時間
にサイホン式転炉出鋼口５を取り換えることは不可能で
あり、炉裏ではスペースがなく、通常その個所にクレー
ンを有する場合はない。一方、炉下においては、サイホ
ン式転炉出鋼口５を受網台車６の軌道を用いて搬入搬出
することができる利点があり、がっ、従前より設置され
ている受網台車６を利用すれば安価な装置とすることが
できる。
上述したサイホン式転炉出鋼口の炉体取付装置１には、
受網台車６に乗載された固定フレーム８の上で前後左右
に移動する下部台車９と、下部台車１０とが設置されて
いる。本例にあっては下部台車９は受網台車６の走行方
向と一致する前後方向に移動でき、その移動量は、受網
台車６の停止精度による出鋼口取付部４との芯ずれを補
うことができる範囲とされ、下部台車９と同様に上部台
車１０は、第２図に示すように下部台車９の移動方向と
直交する方向である左右方向に移動でき、その移動量は
、転炉トラニオン軸方向の炉体鉄皮の経年変化などによ
る芯ずれを補うことができる範囲である。したがって、
それぞれの台車９，１０にはローラ１１，１２が取り付
けられ、固定フレーム８と下部台車９の上面には、下部
台車９と上部台車１０の走行軌道となるライナ１３，１
４が張設され、図示しない油圧シリンダなどの伸縮機構
により、下部および上部台車９．１０を移動させ、芯出
し操作が行なわれるようになっている。
受網台車６に乗載された固定フレーム８の上で前後左右
に移動する下部台車９と、下部台車１０とが設置されて
いる。本例にあっては下部台車９は受網台車６の走行方
向と一致する前後方向に移動でき、その移動量は、受網
台車６の停止精度による出鋼口取付部４との芯ずれを補
うことができる範囲とされ、下部台車９と同様に上部台
車１０は、第２図に示すように下部台車９の移動方向と
直交する方向である左右方向に移動でき、その移動量は
、転炉トラニオン軸方向の炉体鉄皮の経年変化などによ
る芯ずれを補うことができる範囲である。したがって、
それぞれの台車９，１０にはローラ１１，１２が取り付
けられ、固定フレーム８と下部台車９の上面には、下部
台車９と上部台車１０の走行軌道となるライナ１３，１
４が張設され、図示しない油圧シリンダなどの伸縮機構
により、下部および上部台車９．１０を移動させ、芯出
し操作が行なわれるようになっている。
これらの構成が、サイホン式転炉出鋼口５の中心を出鋼
口取付部４の中心に一致させるサイホン式転炉出鋼口移
動手段１５を形成している。
口取付部４の中心に一致させるサイホン式転炉出鋼口移
動手段１５を形成している。
上部台車１０の上には垂直なコラムををする支持フレー
ム１６があり、この支持フレーム１６に沿って昇降可能
な載置テーブル１７が搭載され、載置テーブル１７はサ
イホン式転炉出鋼口５を乗載した状態で昇降する構造と
なっている。なお、載置テーブル１７の昇降手段として
本図では昇降用シリンダ１８を示しているが、載置テー
ブル１７を吊持するワイヤなどを巻き上げ巻き下げする
手段でもよく、要は、載置テーブル１７を水平状態で昇
降できる構造になっていればよい。また、サイホン式転
炉出鋼口５は、そのフランジ部５ａが水平姿勢となるよ
うに予め載置テーブル１７に乗載され、一方、転炉２の
出鋼口取付部４はそのフランジ部４ａが水平となる位置
で停止され、このフランジ部４ａと上記サイホン式転炉
出鋼口５との芯出しならびに載置テーブル１７の上昇に
よって両者を接合させることができるようになっている
。
ム１６があり、この支持フレーム１６に沿って昇降可能
な載置テーブル１７が搭載され、載置テーブル１７はサ
イホン式転炉出鋼口５を乗載した状態で昇降する構造と
なっている。なお、載置テーブル１７の昇降手段として
本図では昇降用シリンダ１８を示しているが、載置テー
ブル１７を吊持するワイヤなどを巻き上げ巻き下げする
手段でもよく、要は、載置テーブル１７を水平状態で昇
降できる構造になっていればよい。また、サイホン式転
炉出鋼口５は、そのフランジ部５ａが水平姿勢となるよ
うに予め載置テーブル１７に乗載され、一方、転炉２の
出鋼口取付部４はそのフランジ部４ａが水平となる位置
で停止され、このフランジ部４ａと上記サイホン式転炉
出鋼口５との芯出しならびに載置テーブル１７の上昇に
よって両者を接合させることができるようになっている
。
上記の両フランジ部４ａと５ａの接合を図るため、炉体
取付装置１の上部台車１０から張り出された取付アーム
１８に、出鋼口取付部４を観察することのできる遠隔操
作用テレビカメラ１９が設置されている。このテレビカ
メラ１９は、転炉２の炉下に作業者が入ることなく炉体
取付装置ｌの操作を可能とするためのもので、出鋼口取
付部４を観察する方向に向け、出鋼口取付部４ならびに
出鋼口取付部４の付近を映すことにより、上述した上部
台車１０と下部台車９の移動操作および載置テーブル１
７の上昇操作を行なって、サイホン式１伝炉出鋼口５の
フランジ部５ａと出鋼口取付部４のフランジ部４ａとの
位置合わせを実施することができる。なお、載置テーブ
ル１７上に図示しないガイド等補助手段を配置しておけ
ば、サイホン式転炉出鋼１コ５を乗載する段取りがよく
なり、また、その作業を容易にすることができて好まし
い。
取付装置１の上部台車１０から張り出された取付アーム
１８に、出鋼口取付部４を観察することのできる遠隔操
作用テレビカメラ１９が設置されている。このテレビカ
メラ１９は、転炉２の炉下に作業者が入ることなく炉体
取付装置ｌの操作を可能とするためのもので、出鋼口取
付部４を観察する方向に向け、出鋼口取付部４ならびに
出鋼口取付部４の付近を映すことにより、上述した上部
台車１０と下部台車９の移動操作および載置テーブル１
７の上昇操作を行なって、サイホン式１伝炉出鋼口５の
フランジ部５ａと出鋼口取付部４のフランジ部４ａとの
位置合わせを実施することができる。なお、載置テーブ
ル１７上に図示しないガイド等補助手段を配置しておけ
ば、サイホン式転炉出鋼１コ５を乗載する段取りがよく
なり、また、その作業を容易にすることができて好まし
い。
上記サイホン式転炉出鋼口５は載置テーブル１７上の同
一位置に搭載するように配慮されており、その位置にお
けるサイホン式転炉出鋼口５のフランジ部５ａの図示し
ない各ボルト孔の位置に、ボルト締結解除装置２０が設
けられている。このボルト締結解除装置２０は、先端に
取付ボルト２１を装着可能な着装部２２ならびに回転駆
動部２３および昇降手段２４を備え、本例では、片側２
基反対側２基の計４基が設けられる。ところで、出鋼口
取付部４のフランジ部４ａには、取付ボルト２１の頭部
の雄ネジに対応する雌ネジが設けられ、テレビカメラ１
９の観察によりながら、フランジ部４ａとフランジ部５
ａとを一致させ、取付ボルト２１を回転させながら昇降
手段２４により上昇操作して、両フランジ部４ａ、５ａ
を連結させるようにしている。また、サイホン式転炉出
鋼口５の転炉２の炉体７からの取り外しは逆の操作によ
り行なうことができる。なお、ボルト締結解除装置２０
は図示例に限るもでなく、構成上取付ボルト２１の着装
部、回転駆動部、昇降手段を備えればよく、また取付ボ
ルトとじて他の形式のものを採用することもできる。
一位置に搭載するように配慮されており、その位置にお
けるサイホン式転炉出鋼口５のフランジ部５ａの図示し
ない各ボルト孔の位置に、ボルト締結解除装置２０が設
けられている。このボルト締結解除装置２０は、先端に
取付ボルト２１を装着可能な着装部２２ならびに回転駆
動部２３および昇降手段２４を備え、本例では、片側２
基反対側２基の計４基が設けられる。ところで、出鋼口
取付部４のフランジ部４ａには、取付ボルト２１の頭部
の雄ネジに対応する雌ネジが設けられ、テレビカメラ１
９の観察によりながら、フランジ部４ａとフランジ部５
ａとを一致させ、取付ボルト２１を回転させながら昇降
手段２４により上昇操作して、両フランジ部４ａ、５ａ
を連結させるようにしている。また、サイホン式転炉出
鋼口５の転炉２の炉体７からの取り外しは逆の操作によ
り行なうことができる。なお、ボルト締結解除装置２０
は図示例に限るもでなく、構成上取付ボルト２１の着装
部、回転駆動部、昇降手段を備えればよく、また取付ボ
ルトとじて他の形式のものを採用することもできる。
さらに、サイボン式転炉出鋼口５を載置テーブル１７の
所定位置に乗載するように配慮することにより、遠隔操
作用テレビカメラ１９を所定角度で、転炉２側の基準点
に視点を合致させるべく台車等を操作することにより、
サイホン式転炉出鋼口５と出鋼口取付部４との芯出しを
行なうことができ、その後載置テーブル１７を上昇させ
、サイホン式出鋼口５を持ち上げることにより、出鋼口
取付部４に合わせることができ、遠隔操作の簡素化が図
られる。
所定位置に乗載するように配慮することにより、遠隔操
作用テレビカメラ１９を所定角度で、転炉２側の基準点
に視点を合致させるべく台車等を操作することにより、
サイホン式転炉出鋼口５と出鋼口取付部４との芯出しを
行なうことができ、その後載置テーブル１７を上昇させ
、サイホン式出鋼口５を持ち上げることにより、出鋼口
取付部４に合わせることができ、遠隔操作の簡素化が図
られる。
以上述べた構成の炉体取付装置１によれば、次のように
して重量物であるサイホン式転炉出鋼口５と転炉２の出
鋼口取付部４の着脱を行なうことができる。待機場所に
おいて載置テーブル１７にサイホン式転炉出鋼口５を乗
載し、炉体取付装置１を受網台車６でもって転炉２の下
へ搬入する。
して重量物であるサイホン式転炉出鋼口５と転炉２の出
鋼口取付部４の着脱を行なうことができる。待機場所に
おいて載置テーブル１７にサイホン式転炉出鋼口５を乗
載し、炉体取付装置１を受網台車６でもって転炉２の下
へ搬入する。
その際、サイホン式転炉出鋼口５のフランジ部５ａが真
上となるように、その姿勢が保持される。
上となるように、その姿勢が保持される。
受網台車６が炉体７下の予め決められた位置に停止する
と、テレビカメラ１９で転炉２の出鋼口取付部４の近傍
が観察され、このカメラ１９で撮られた映像はオペレー
タ室に映し出される、そして、この映像をオペレータが
見て、受網台車６の走行を操縦した後、炉体取付装置１
の下部台車９および上部台車１０を移動させ、続いて載
置テーブル１７の上昇操作がなされ、前述したように両
フランジ部４ａ、５ａの連結がなされる。
と、テレビカメラ１９で転炉２の出鋼口取付部４の近傍
が観察され、このカメラ１９で撮られた映像はオペレー
タ室に映し出される、そして、この映像をオペレータが
見て、受網台車６の走行を操縦した後、炉体取付装置１
の下部台車９および上部台車１０を移動させ、続いて載
置テーブル１７の上昇操作がなされ、前述したように両
フランジ部４ａ、５ａの連結がなされる。
また、逆にサイホン式転炉出鋼口の取り外しに際しては
、載置テーブルを空にしたまま上記操作がなされ、連結
する場合と逆向きに取付ボルトを回転させて両者の連結
を解除する。炉体７側がらサイホン式転炉出鋼口５を取
り外して載置テーブル１７上に乗載させ、その後、受網
台車６は転炉２の炉下より引き出される。
、載置テーブルを空にしたまま上記操作がなされ、連結
する場合と逆向きに取付ボルトを回転させて両者の連結
を解除する。炉体７側がらサイホン式転炉出鋼口５を取
り外して載置テーブル１７上に乗載させ、その後、受網
台車６は転炉２の炉下より引き出される。
本発明は以上詳細に説明したように、サイホン式転炉出
鋼口を炉体に取り付けまたは炉体がら取り外すに際し、
転炉下から行なうようにしたので、炉前クレーンは不要
となり、他転炉への操業上の悪影響を防止することがで
きる。また、サイホン式転炉出鋼口を取り付けるべき転
炉においても、サイホン式転炉出鋼口を予め炉体取付装
置上に位置決めして炉下に搬入することができることが
ら、芯出しから連結に至る時間の大幅な短縮が実現され
、従来の４５〜６０分から５〜６分での所要時間で済ま
せることができる。さらに、受網台車を利用するように
したので安価な装置となり、テレビカメラを用いて遠隔
操作できることから、炉体付着物の落下環より作業者を
守ることもできる。
鋼口を炉体に取り付けまたは炉体がら取り外すに際し、
転炉下から行なうようにしたので、炉前クレーンは不要
となり、他転炉への操業上の悪影響を防止することがで
きる。また、サイホン式転炉出鋼口を取り付けるべき転
炉においても、サイホン式転炉出鋼口を予め炉体取付装
置上に位置決めして炉下に搬入することができることが
ら、芯出しから連結に至る時間の大幅な短縮が実現され
、従来の４５〜６０分から５〜６分での所要時間で済ま
せることができる。さらに、受網台車を利用するように
したので安価な装置となり、テレビカメラを用いて遠隔
操作できることから、炉体付着物の落下環より作業者を
守ることもできる。
第１図は本発明のサイホン式転炉出鋼口の炉体取付装置
の概略正面図、第２図はその側面図、第３図はサイホン
式転炉出鋼口の取り付は取り外し作業時の転炉の傾転姿
勢を説明する概略図である。 ２・・−転炉、４・−・出鋼口取付部、５−サイホン式
転炉出鋼口、５ａ・−フランジ部、６−受網台車、７−
炉体、９−下部台車、１（１−・上部台車、１６・−・
支持フレーム、１７−載置テーブル、１９−遠隔操作用
テレビカメラ、２０−ボルト締結解除装置、２１−取付
ボルト。
の概略正面図、第２図はその側面図、第３図はサイホン
式転炉出鋼口の取り付は取り外し作業時の転炉の傾転姿
勢を説明する概略図である。 ２・・−転炉、４・−・出鋼口取付部、５−サイホン式
転炉出鋼口、５ａ・−フランジ部、６−受網台車、７−
炉体、９−下部台車、１（１−・上部台車、１６・−・
支持フレーム、１７−載置テーブル、１９−遠隔操作用
テレビカメラ、２０−ボルト締結解除装置、２１−取付
ボルト。
Claims (1)
- （１）転炉炉体下を移動する受網台車上に、受網台車の
移動方向およびそれと直交する方向に移動可能な下部台
車と上部台車とが設置され、 その上部台車には、垂直な支持フレームに案内され、サ
イホン式転炉出鋼口を乗載して昇降する載置テーブルが
搭載され、 そのサイホン式転炉出鋼口のフランジ部の各ボルト孔設
定位置に対応して、先端に取付ボルトを装着可能とした
ボルト締結解除装置が載置テーブル上に設けられ、 上記上部台車には出鋼口取付部を観察する遠隔操作用テ
レビカメラが配設されていることを特徴とするサイホン
式転炉出鋼口の炉体取付装置。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61064403A JPS62222013A (ja) | 1986-03-22 | 1986-03-22 | サイホン式転炉出鋼口の炉体取付装置 |
| BR8701264A BR8701264A (pt) | 1986-03-22 | 1987-03-20 | Aparelho para a montagem de um tubo com orificio de sangramento de conversor do tipo de sifao,sobre um vaso de conversor |
| DE8787302439T DE3760741D1 (en) | 1986-03-22 | 1987-03-20 | Apparatus for mounting a siphon type converter tap hole pipe onto a converter vessel |
| AT87302439T ATE47156T1 (de) | 1986-03-22 | 1987-03-20 | Vorrichtung zum anbringen eines siphonabstichrohres an ein konvertergefaess. |
| US07/028,442 US4776083A (en) | 1986-03-22 | 1987-03-20 | Apparatus for mounting a siphon tapping tube onto a converter vessel |
| EP87302439A EP0240214B1 (en) | 1986-03-22 | 1987-03-20 | Apparatus for mounting a siphon type converter tap hole pipe onto a converter vessel |
| KR1019870002583A KR900007662B1 (ko) | 1986-03-22 | 1987-03-21 | 싸이펀식 전로 출강구 노체 부착장치 |
| CA000532754A CA1282229C (en) | 1986-03-22 | 1987-03-23 | Apparatus for mounting a siphon type converter tap hole pipe onto a converter vessel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61064403A JPS62222013A (ja) | 1986-03-22 | 1986-03-22 | サイホン式転炉出鋼口の炉体取付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62222013A true JPS62222013A (ja) | 1987-09-30 |
Family
ID=13257311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61064403A Pending JPS62222013A (ja) | 1986-03-22 | 1986-03-22 | サイホン式転炉出鋼口の炉体取付装置 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4776083A (ja) |
| EP (1) | EP0240214B1 (ja) |
| JP (1) | JPS62222013A (ja) |
| KR (1) | KR900007662B1 (ja) |
| AT (1) | ATE47156T1 (ja) |
| BR (1) | BR8701264A (ja) |
| CA (1) | CA1282229C (ja) |
| DE (1) | DE3760741D1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6874708B2 (en) * | 2003-02-13 | 2005-04-05 | Illinois Tool Works Inc. | Automatic air-assisted manifold mounted gun |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1479445A (fr) * | 1966-03-22 | 1967-05-05 | Kerma Corp | Installation de manutention de la cuve d'un four et véhicule afférent à cette installation |
| US3872566A (en) * | 1974-02-27 | 1975-03-25 | Gca Corp | Multiplexed integrated circuit chip bonding system |
| SU556024A1 (ru) * | 1975-08-18 | 1977-04-30 | Украинский Филиал Государственного Всесоюзного Ордена Трудового Красного Знамени Научно-Исследовательского Технологического Института Ремонта И Эксплуатации Машинотракторного Парка (Уф Госнити) | Стенд дл сборки и разборки узлов машин |
| SU560728A1 (ru) * | 1975-11-14 | 1977-06-05 | Предприятие П/Я Г-4781 | Привод к съемнику в виде гидравлического домкрата |
| SU709428A1 (ru) * | 1977-01-21 | 1980-01-15 | Производственно-Техническое Объединение "Автотранстехника" | Специализированный пост дл замены агрегатов трансмиссии трехосного автомобил |
| US4173729A (en) * | 1977-06-24 | 1979-11-06 | Rca Corporation | Cathode-ray tube having a stepped shadow mask |
| JPS5594430A (en) * | 1979-01-11 | 1980-07-17 | Kawasaki Steel Corp | Separating and tapping device of molten metal and molten slag |
| US4290306A (en) * | 1979-03-05 | 1981-09-22 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for probing into a refining furnace or the like for temperature measurement for sampling, or for both |
| JPS598756B2 (ja) * | 1979-12-27 | 1984-02-27 | 川崎製鉄株式会社 | 溶滓カツト出鋼方法 |
| JPS614509A (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-10 | Agency Of Ind Science & Technol | 多孔質ガラス膜細管の束着板 |
| US4707663A (en) * | 1985-08-15 | 1987-11-17 | Fonar Corporation | Nuclear magnetic resonance apparatus using low energy magnetic elements |
-
1986
- 1986-03-22 JP JP61064403A patent/JPS62222013A/ja active Pending
-
1987
- 1987-03-20 DE DE8787302439T patent/DE3760741D1/de not_active Expired
- 1987-03-20 US US07/028,442 patent/US4776083A/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-03-20 AT AT87302439T patent/ATE47156T1/de not_active IP Right Cessation
- 1987-03-20 BR BR8701264A patent/BR8701264A/pt not_active IP Right Cessation
- 1987-03-20 EP EP87302439A patent/EP0240214B1/en not_active Expired
- 1987-03-21 KR KR1019870002583A patent/KR900007662B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1987-03-23 CA CA000532754A patent/CA1282229C/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR870009037A (ko) | 1987-10-22 |
| CA1282229C (en) | 1991-04-02 |
| US4776083A (en) | 1988-10-11 |
| BR8701264A (pt) | 1987-12-29 |
| DE3760741D1 (en) | 1989-11-16 |
| ATE47156T1 (de) | 1989-10-15 |
| EP0240214B1 (en) | 1989-10-11 |
| EP0240214A1 (en) | 1987-10-07 |
| KR900007662B1 (ko) | 1990-10-18 |
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