JPS62213A

JPS62213A - 選別装置

Info

Publication number: JPS62213A
Application number: JP14127085A
Authority: JP
Inventors: 隆史山田
Original assignee: Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Current assignee: Yanmar Co Ltd
Priority date: 1985-06-26
Filing date: 1985-06-26
Publication date: 1987-01-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）発明の分野この発明は、たとえば、コンバインの脱穀装置に装備し
て、脱穀物を選別するような選別装置に関し、さらに詳
しくは、扱胴の下部に揺動選別装置を配設し、との揺動
選別装置に、フィンの傾斜角を可変することで、脱穀物
の通過量を調節する可変チャフシープを備えた選別装置
に関する。

（ロ）発明の背景従来、上述のような可変チャフシープを備えた選別装置
は、たとえば実開昭５４−１３　（ｌ　Ｃ１６２号公報
、実開昭５６−２６５３７号公報によって知られている
。

しかし、これらの従来装置は、二番還元物の絶対量で可
変チャフシープ″ｆ、調節しているので、たとえば、コ
ンバインの走行速度が低速になって、脱穀物の全流量が
少なくなると、二番還元物の還元量も少なくなり、この
少ない状態を二番センサが検出して、可変チャフシープ
を閉方向に調節することになシ、その結果、三番ロスが
多くなる不都合が生じていた。

また、反対にコンバインの走行速度が高速にな−うて、
脱穀物の全流量が多くなると、二番還元物の還元量も多
くなり、この多い状態を二番センサが検出して、可変チ
ャフシープを開方向に調節することになり、その結果、
選別が悪くなる不都合が生じていた。

（ハ）発明の目的この発明は、脱穀物の全流量と二番還元物の還元量とを
比較して、可変チャフシープを調節することで、殻稈の
供給量に過多、過少の変化があっても、適性な選別処麺
が可能となる選別装置の提供を目的とする０に）発明の要約この発明は、脱穀物の全流量を検出する第１のセンサと
、二番還元物の還元量を検出する第２のセンサとの出力
に基づいて可変チャフシープのフィン傾斜角を調節する
比較手段を設けた選別装置であることを特徴とする。

（ホ）発明の効果この発明によれば、脱穀物の全流量仁二番還元物の還元
量との二種のデータを可変チャフシープの調節資料とし
ているので、二番還元量が少なくても全流量が少ないと
き、あるいは二番還元量が多くても全流量が多いときは
、適性な選別状態にあることが判定でき、二番還元物を
絶対量とする従来手段のような可変チャフシープの誤調
節を確実に防止して全流量に対応した適性な選別を得る
ことができる。

（へ）発明の実施例この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面はコンバインに装備される選別装置を示し、第１図
において、脱穀装置＋１１は扱室（２１に扱胴を架設し
、吸口にはフィードチェーン＋４１を張設し、扱室１２
）の下部にはクリンプ網（５１を張架している０上述の
扱室１２１およびその後方の範囲の下部には揺動式の選
別装置（６１が設けられ、この揺動リンク（７）等のリ
ンク機構を介して、前後方向に揺動される０上述の選別装置（６１は、クリンプ網（５１の前部下部
に位置するフィードパン（８）、クリンプ網（５１の後
部下部と排塵口（９）の下部に位置する可変チャフシー
プ＋１０１　、この可変チャフシープ（１０１の後半下
部に位置するグレンシープＩｌｌ　、上述の可変チャフ
シープ（ｔｏ＋の後方に位置するストロ−ラック（１の
を備えている０上述の可変チャフシープＩＱＩは多数の
フィン（１３）・・・が横架され、これらのフィン昧・
・・は、第２図に示すようＩ／（、その傾斜角（ωが大
・小に調節可能に設けられている。

すなわち、フィン（＋３１には舌片（Ｉ４１が連設さ′
れ、この舌片（１４は支＠０５１によって選別装置１１
６１ｆ、構成する機枠（図示省略）に枢着され、さらに
上述の舌片（＋４には支軸（２）より上方の位置に上下
方向に向う長孔帥が形成され、との長孔Ｑｆｊには操作
杆（１７１のビンａＦＡが係合している。

そして、上述の操作杆−は左右の横方向に可動操作され
、この操作によってフィンＯ−が回動し、その傾斜角■
が調節される。

なお、フィン（１３１の傾斜角が大きいときは、脱穀物
の通過量が多くなシ、傾斜角が小さいときは逆に少なく
なる。

また、前述の操作杆−の左右横方向の操作は、たとえば
、モータ出力によって駆動系を駆動するなど、周知手段
で電気的に行なわれる。

第１図において、選別装置（６１の前部下部には唐箕−
が設けられ、この後方には一番スクリユーコンベアーが
内設された一番選別樋１２１＋が設けられ、さらにこの
後方には、二番スクリューコンベア＋２Ｚが内設された
二番選別棚のが設けられ、二番選別棚りの端部にに二番
近元スロワ（財）が連設され、取出された二番還元物は
とのスロワ１２４１によって扱室（２）に還元される。

前述の選別装置（６１の後方上部には吸排座装置□□□
が設けられ、排塵はこの装置鴨より排出口密を介して機
外に排出する。

上述の吸排座装置ｆ２ＦＡの前方上部には四番樋（２７
１が設けられ、排藁チェーン（ハ）で搬送される排藁中
の四番物を選別装置＋６１の中間位置に案内する。

前述め扱室Ｉ２１の殻稈挿入口側には殻稈の供給を検知
する殻稈センサ蜘が設けられ、さらに扱胴（３）の回転
＠−には９回転負荷状態を検出する扱胴センサ鄭１が設
けられ、この扱胴センサ鄭）は回転トルクの高低に比例
した電圧信号全出力し、また扱胴（３）の回転トルクの
高低は脱穀物多い少ないに比例して生じるので、扱胴セ
ンサ叫）の出力変化は脱穀物の全流量の変化として見る
ことができる。

さらに、二番還元スロワ（財）には二番還元物の還元量
を検出する二番センナ（社）が設けられ、この二番セン
サ０２は還元量の多い少ないの変化に比例した電圧信号
を出力する。

第３図は可変チャフシープ＋１０１のフィン傾斜角（４
）を調節するための制御回路を示し、脱穀センサ口りの
出力信１号（電圧）は第１比較器關のマイナス側端子に
入力され、さらに抵抗Ｒ工、Ｒ２で分圧された信号（電
圧］が第２比較器（財）にプラス側端子に入力される。

また、二番センナ（３２の出力信号（電圧）は第１比較
器イ濁のプラス側端子に入力され、また第２比較器（財
）のマイナス側端子に入力される。

前述のように、扱胴センサ口υの出力を分圧すると、第
４図の特性図に示すように、第１．第２の比較器（３３
１（３４１の比較レベル（す、）（ｖ２）間に不感帯レ
ベル（ｖ３）が設定でき、この不感帯レベル（ｖ３）は
脱穀センナ（３１）の出力を基準として、脱穀物の全流
量と二番還元量との割合が適正範囲にあるときの二番セ
ンサ（３２の出力レベル値になるように設定されている
。

そして、脱穀物の全流量が増減しても、二番センサ（３
２の出力レベルが前進の不感帯レベル（ｖ３）内にあれ
ば全流量の増減に比例した割合で、二番還元量も増減し
て相互の割合いは選別の適正範囲にあることを示す。

したがって二番センサ（９）の出力レベルが前述の比較
レベル（ｖｌ）以上のときは、二番還元量が適正範囲を
越えて多いことを示しているので、第１比較器贈よ）出
力が生じ可変チャフシープ＋１０１のフィン傾斜角（副
を大きくして適正範囲になるように制御し、また二番セ
ンナ翰の出力レベルが前述の比較レベルｔｖ２）以下の
ときは二番還元量が適正範囲を下回って少ないことを示
しているので、第２比較器（財）より出力が生じ、可変
チャフシープ（１ｏ）のフィン傾斜角（（至）を小さく
して、適正範囲になるように制御する。

このように上述の実−雄側では、可変チャフシープ（１
０１の調節を脱穀物の全流量と二番還元物の還元量とを
比較して全流量と二番還元量との割合で調節しているの
で、正確な調節が得られる。

なお、上述の実施例では、扱胴センサ０１１によって脱
穀物の全流量を検出しているが、扱胴（３）の扱歯に感
圧素子を装着して、この感圧素子で扱歯にかかる脱穀時
の負荷を検出し、この検出信号を脱穀物の全流量として
もよい。

また第５図は他の例を示し、この実施例の場合コンバイ
ンの走行速度を変速する変速装置の変速レバー１４（ｉ
ｔにポテンションメータ圓を設けて走行速度が高速側に
変速操作されるに比例して出力（゛電圧）信号が高くな
るように設定し、このポテンションメータ（４１１の出
力を、前述の第１実施例で示した扱胴センサ口ｌと同一
条件で、第１比較器關および第２比較器−１に入力して
いる。

上述のポテンションメータ（４１１の出力レベルは、コ
ンバインが高速側に変速され為に対応して、刈取シ量も
多くなりしたがって殻稈の供給量も多くなることで、脱
穀物の全流量も多くなるので、この全流量と比例するこ
とになる。そのために、ポテンションメータ圓の出力を
脱穀物の全流量と見ることかできる。

なお、可変チャフシープｔｉｏ＋の制御動作は前述の第
１実施例の場合と同様に実行される。

さらに、上述の各実施例は比較４瞥（財）で各センサＣ
（１１（３６の出力を比較したが、Ｃ’ＰＵによって処
理することもできる。

この発明の第］のセンナは、実施例の扱胴センサまたは
ポテンションメータ（４１）に対応し、以下同様に、第２のセンサは、二番センサに対応し、比較手段は、比
較４贈（３４またはＣＰＵに対応し、その他は実施例の
同一部品名に対応するも、この発明は実施例の構成のみ
に限定されるものではない。

４、発明の詳細な説明図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は脱穀装置の
断面側面図、＠２図はフィンの部分側面図、第３図は制
御回路図１．第４図は扱胴センサの特性図、第５図は他
の例の制御回路図である。

Claims

【特許請求の範囲】

１、扱胴の下部に揺動選別装置を配設し、この揺動選別
装置にフィンの傾斜角を可変することで脱穀物の通過量
を調節する可変チャフシープを備えた選別装置であって
、脱穀物の全流量を検出する第１のセンサと、二番還元
物の還元量を検出する第２のセンサを設け、上記両セン
サの出力に基づいて、可変チャフシープのフィン傾斜角
を調節する比較手段を設けた選別装置。