JPH01206922A - 脱穀装置の選別制御装置 - Google Patents

脱穀装置の選別制御装置

Info

Publication number
JPH01206922A
JPH01206922A JP3150588A JP3150588A JPH01206922A JP H01206922 A JPH01206922 A JP H01206922A JP 3150588 A JP3150588 A JP 3150588A JP 3150588 A JP3150588 A JP 3150588A JP H01206922 A JPH01206922 A JP H01206922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
sorting
value
state
threshing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3150588A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0665261B2 (ja
Inventor
Kazuyuki Maeoka
前岡 和之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP63031505A priority Critical patent/JPH0665261B2/ja
Publication of JPH01206922A publication Critical patent/JPH01206922A/ja
Publication of JPH0665261B2 publication Critical patent/JPH0665261B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Threshing Machine Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、脱穀クラッチにて作動状態と停止状態とに切
り換え自在な脱穀装置と、その脱穀装置における扱室か
らの漏下処理物を選別処理する選別装置とが設けられ、
前記選別装置は、漏下処理物量に応じた選別状態に調節
自在で、且つ、選別回収した二番物を前記扱室に還元さ
せるように構成され、そして、前記扱室へ供給される穀
稈供給量を設定時間毎に繰り返し検出する供給量検出手
段と、前記二番物の還元量を前記設定時間毎に繰り返し
検出する二番還元量検出手段と、前記供給量検出手段に
て検出される前記穀稈供給量の設定個数分の値と、前記
二番還元量検出手段にて検出される前記還元量の設定個
数分の値とを前記設定時間毎に更新しながら記憶する記
憶手段と、前記記憶手段に記憶された第1設定時間前の
前記穀稈供給量の値と第2設定時間前の前記還元量の値
とに基づいて現時点における前記漏下処理物量を検出す
る処理物量検出手段と、その処理物量検出手段の検出情
報に基づいて、前記漏下処理物量が大なるほど大なる漏
下処理物量に対応した選別状態とな4ように、前記選別
装置の選別状態を自動調節する選別状態制御手段とが設
けられている脱穀装置の選別制御装置に関する。
(従来の技術〕 上記この種の脱穀装置の選別制御装置は、扱室からの漏
下処理物量が、扱室へ供給される穀稈供給量と扱室へ還
元される二番物の還元量の両方に応じて変動することか
ら、穀稈供給量と二番還元量の両方に基づいて、漏下処
理物量を検出して、その検出した漏下処理物量に基づい
て、選別装置の選別状態を自動調節するように構成され
たものである。
但し、穀稈供給量の検出時点に対応する処理物が、扱室
から漏下するのは、脱穀装置の作動特性に応じて決まる
第1設定時間後であり、又、扱室へ還元される二番物に
対応する処理物が漏下するのは、更に、所定時間後とな
る第2設定時間後であることから、設定時間毎に穀稈供
給量と還元量とを検出して、その検出した穀稈供給量と
還元置火々の設定個数分の値を、設定時間毎に更新しな
がら記憶させておき、現時点における漏下処理物量を、
記憶手段に記憶されている第1設定時間前の穀稈供給量
と第2設定時間前の還元量とに基づいて、検出するよう
にしているのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記脱穀装置の選別制御装置においては、記
憶手段に記憶されている第1設定時間前の穀稈供給量と
、第2設定時間前の還元量とから、現時点における漏下
処理物量を検出するように構成されていることから、以
下に示すような不都合があった。
つまり、作業途中で、脱穀クラッチが切り操作されると
、処理物が扱室や選別装置内に滞留する状態で作業中断
することになるが、記憶手段の記憶情報を更新し続ける
と、扱室や選別装置に滞留している処理物に対応した第
1設定時間前の穀稈供給量や第2設定時間前の還元量の
値が変わってしまうことになり、次に脱穀クラッチを入
り操作して作業を再開した時点における選別状態が、脱
穀クラッチを切り操作した直前までの状態に対応しなく
なり、作業再開時点に、脱穀装置外に穀粒が飛散して三
番ロスが多くなる虞れがある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、そ
の第1目的は、脱穀クラッチを一旦切り状態に操作した
後に、再度入り状態に操作して作業を再開する際にも、
選別装置の選別状態の調節を、作業中断時点における漏
下処理物量に対応した選別状態から再開できるようにす
ることにある。
又、第2目的は、選別装置から扱室へ還元される二番物
の還元量を、直接検出するセンサ等を設けることなく、
的確に検出できるようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による脱穀装置の選別制御装置の第1の特徴構成
は、前記脱穀クラッチが入り状態にあるか切り状態にあ
るかを検出するクラッチ操作状態検出手段が設けられ、
前記記憶手段は、前記クラッチ操作状態検出手段の検出
情報に基づいて、前記脱穀クラッチが切り状態にある場
合には、記憶情報の更新を停止するように構成されてい
る点にある。
又、第2の特徴構成は、上記第1の特徴構成に加えて、
前記二番還元量検出手段は、前記第1設定時間前の前記
穀稈供給量の値に1未満の第1設定値を乗算した乗算値
又は設定値を減算した減算値と、前記第2設定時間前の
前記還元量の値に1未満の第2設定値を乗算した乗算値
又は設定値を減算した減算値とを加算した値を、現時点
における前記還元量の値として検出するように構成され
、前記処理物量検出手段は、前記第1設定時間前の前記
穀稈供給量の値と前記第2設定時間前の前記還元量の値
とを加算した値を、前記漏下処理物量として検出するよ
うに構成されている点にある。
〔作 用〕
上記第1の特徴構成においては、脱穀クラッチの入り切
り状態を検出して、脱穀クラッチが切り状態にある場合
には、記憶手段の記憶情報の更新を停止させることによ
り、脱穀クラッチが再度入り操作された作業再開時点に
対応する穀稈供給量と還元量との記憶情報が変わらない
ようにするのである。
ところで、扱室から漏下する処理物の一部が二番物とし
て還元されることになり、且つ、扱室に還元された二番
物は、それに対応する漏下処理物量を暫時減少させなが
らも、その一部が繰り返し扱室に還元される状態となる
ものである。
そこで、請求項2記載の特徴構成においては、上記請求
項1記載の構成に加えて、記憶手段に記憶されている第
1設定時間前の穀稈供給量から、その穀稈供給量に対応
する二番物の還元量を求め、且つ、その二番物に対応す
る漏下処理物のうちの一部が二番物として再度扱室へ還
元される状態となる第2設定時間前の還元量の値とを求
め、それら求めた値を加算した値を、現時点における還
元量として算出させると共に、記憶手段に記憶されてい
る第2設定時間前の還元量の値と、第1設定時間前の穀
稈供給量の値とを加算した値を、扱室からの漏下処理物
量として求めさせるのである。
〔発明の効果〕
従って、請求項1記載の構成によれば、脱穀クラッチが
切り状態にある場合には、記憶手段の記憶情報の更新が
停止されるので、脱穀クラッチを再度入り状態に操作し
て作業を再開しても、脱穀クラッチを切り操作した時点
における漏下処理物量に対応する情報に基づいて、適正
通りに、選別装置の選別状態を自動調節できる。
又、請求項2記載の構成によれば、二番還元量を供給量
検出手段にて検出された穀稈供給量に基づいて、しかも
、検出される穀稈供給量の変動に対応する状態で算出で
きるので、二番物の還元量を検出するためのセンサ等の
特別な装置を設ける必要がなく、装置構成の簡素化を図
りながらも、選別装置の選別状態を、現時点における実
際の漏下処理物量に対応した選別状態に自動調節させる
ことができる。
もって、作業再開時における三番ロスの発生を的確に抑
制できるに至った。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第6図に示すように、クローラ走行装置(1)を備えた
機体(V)の上部に、脱穀装置(2)が搭載され、且つ
、刈取部(3)が前記機体(V)の前部に付設されて、
コンバインが構成されている。
前記刈取部(3)は、引き起こし装置(4)、穀稈の株
元を切断する刈刃(5)、及び、刈取穀稈を機体後方に
搬送する搬送装置(6)とを備えている。
第7図に示すように、前記機体(V)に搭載されたエン
ジン(E)の出力が、ベルトテンション式の脱穀クラッ
チ(7)を介して前記脱穀装置(2)に伝動され、且つ
、ベルトテンション式の走行うラッチ(8)を介して前
記クローラ走行装置(1)の走行用変速装置(9)に伝
動されている。
つまり、前記脱穀装置(2)は、前記脱穀クラッチ(7
)にて作動状態と停止状態とに切り換え自在に構成され
ているのである。
又、前記走行用変速装置(9)に伝動される出力の一部
が、ベルトテンション式の刈取りラッチ(10)を介し
て前記刈取部(3)に伝動されている。
但し、詳述はしないが、前記機体(V)の前後進切り換
え並びに車速は、前記走行用変速装置(9)を手動操作
することにより、人為的に調節されることになる。
第8図に示すように、前記脱穀装置(2)は、扱胴(1
1)を収納する扱室(A)、前記刈取部(3)から供給
される横倒れ姿勢の穀稈を挟持搬送するフィードチェー
ン(12)、排塵用の横断流ファン(13)、トウミ(
14)と揺動選別板(15)とからなる選別装置(B)
、穀粒回収用の1番口(16)、及び、選別回収した二
番物を前記扱室(A)に還元させるための穀粒回収用の
2番口(17)の夫々を備えている。
前記扱室(A)の下部には、穀粒選別用の受網(18)
が設けられ、前記扱室(八)の終端部には、前記扱室(
A)内に残存する処理物を排出する排出口(19)が開
口されている。
但し、以下の説明において、前記受網(18)を漏下す
る処理物及び前記排出口(19)を通して排出される処
理物を、前記扱室(A)からの漏下処理物と総称する。
前記揺動選別板(15)は、前記トウミ(14)の上方
に位置するグレンパン(20)、そのグレンパン(20
)に引き続いて位置するチャフシーブ(21)、そのチ
ャフシーブ(21)に引き続いて位置するストロ−ラッ
ク(22)、前記チャフシーブ(21)の始端側の下方
に位置する補助グレンパン(23)、及び、その補助グ
レンパン(23)に引き続いて位置するグレンシーブ(
24)の夫々を備え、それらが左右一対の側板(25)
の間に取り付けられている。
尚、第8図中、(Sl)は、前記フィードチェーン(1
2)にて搬送される穀稈層の厚み(Q)に基づいて前記
扱室(A)への穀稈供給量(Q)を検出する穀稈供給量
検出手段としての供給量検出用センサ、(26)は前記
排出口(19)に対向して配置される排出口用のグレン
パン、(27)はそのグレンパン(26)に引き続いて
位置し、且つ、横方向に並ぶ複数本の杆材であり、それ
らのグレンパン(26)及び杆材(27)は前記揺動選
別板(15)と共に揺動されるようになっている。又、
(28)は前記杆材(27)上の処理物に作用する刃付
き回転体である。
前記供給量検出用センサ(S1)について説明すれば、
前述の如く、前記脱穀装置(2)は、変速前の前記エン
ジン(E)の出力にて駆動されるようになっていること
から、前記フィードチェーン(12)による穀稈搬送速
度は、刈取速度に拘らず略一定の速度となる。従って、
車速つまり刈取速度が大なるほど刈取穀稈量が大になり
、その結果、単位時間当たりに前記フィードチェーン(
12)にて搬送される穀稈層の厚み(D)が大になる。
つまり、前記フィードチェーン(12)にて搬送される
穀稈層の厚み(D)は、前記扱室(A)へ供給される穀
稈供給it(Q)に対応するのである。
説明を加えれば、第9図にも示すように、前記フィード
チェーン(12)にて搬送される穀稈を下方に向かって
押圧挟持する挟持レール(12A)が、スプリング(1
2B)にて下方に向かって弾性付勢された状態で、搬送
方向に沿って設けられている。そして、前記挟持レール
(12A)の搬送始端側箇所に、その上下変位量をポテ
ンショメータを利用して検出する前記供給量検出用セン
サ(Sl)が付設され、もって、前記挟持レール(12
4)の上下変位量を穀稈層の厚み(D)として検出する
ように構成されている。
前記選別装置(B)は、前記チャフシーブ(21)の間
隔(S)を大小に調節すると共に、前記トウミ(14)
による選別風量を強弱に調節することにより、前記扱室
(A)からの漏下処理物量の大小に応じて、選別状態を
調節自在に構成されている。
先ず、前記チャフシーブ(21)の間隔(S)を大小に
調節するための構成について説明する。
第10図乃至第12図に示すように、前記チャフシーブ
(21)は、処理物移送方向に並置される帯板状部材(
a) 、 (a”)にて構成され、そして、その帯板状
部材(a)、(a’)の隣合うものの間に形成される間
隔(S)を変更調節自在に構成されている。
説明を加えれば、複数個の帯板状部材(a)のうちの一
つの帯板状部材(a゛)の上端部が、前記左右一対の側
板(25)を貫通する支点軸(29)に外嵌され、且つ
、その帯板状部材(a゛)の下端側の両端部夫々に、前
記側板(25)に形成された長孔(b)を貫通する連結
ピン(30)が止着されている。
前記支点軸(29)及び前記連結ピン(30)の夫々に
外嵌者される左右一対のリンク(31)が設けられ、そ
の左右一対のリンク(31)の一方に操作アーム(32
)が取り付けられている。
前記−つの帯板状部材(a゛)を除く他の帯板状部材(
a)は、コの字状の取付金具(33)を用いて前記側板
(25)に取り付けられている。
つまり、前記コの字状の取付金具(33)は、上端側の
軸部分(33a)が前記側板(25)に貫通止着され、
且つ、下端側の軸部分(33b)が前記側板(25)に
形成された長孔(b)に貫通するように構成されている
。そして、前記他の帯板状部材(a)の下端側の両端部
夫々が、前記取付金具(33)の下端側の軸部分(33
b)に外嵌者されている。
前記連結ピン(30)及び複数個の取付金具(33)の
下端側の軸部分(33b)が、連係板(34)にて接続
され、もって、各帯板状部材(a)、(a”)を、それ
らの上端側を支点にして一体揺動させることにより、前
記間隔(S)を変更調節するように構成されている。
そして、前記間隔(S)を変更調節するためのチャフ調
節用の電動モータ(Ml)が、前記脱穀装置(2)の固
定枠側に設けられ、前記間隔(S)が小となる閉じ側に
付勢するスプリング(35)が、前記操作アーム(32
)に連設され、その操作アーム(32)と、前記電動モ
ータ(Ml)にて正逆転駆動される螺軸(36)に咬合
するコマ部材(37)とが、レリーズワイヤ(38)に
て連動連結されている。
尚、第10図中、(S2)は前記間隔(S)の調節状態
を前記コマ部材(37)の位置変化として検出するチャ
フ開度検出用ポテンショメータであって、その操作レバ
ー(39)の遊端部が、前記コマ部材(37)に連結さ
れている。
又、(40a) 、 (40b)は前記間隔(S)が調
節限度に達すると前記操作レバー(39)にて押圧操作
されるスイッチであって、前記電動モータ(Ml)を自
動停止させるために設けられている。
前記トウミ(14)による選別風量を強弱に調節するた
めの構成について説明すれば、前記トウミ(14)は、
その回転数を変速して選別風量を変更調節できるように
構成されている。
説明を加えれば、第13図及び第14図に示すように、
前記トウミ(14)の回転軸(14^)に付設された入
力プーリ(41)が、左右一対のプーリ部分(41a)
 、 (41b)に分割形成され、そして、その左右一
対のプーリ部分(41a) 、 (41b)の間隔を変
更調節して前記トウミ(14)の回転数を変更調節する
いわゆる割すプーリ式の変速装置(42)に構成されて
いる。
前記左右一対のプーリ部分(41a) 、 (41b)
の−方(41a)は、前記回転軸(14A)に固着され
、他方(41b)は、前記回転軸(14^)の軸方向に
摺動自在に外嵌されている。
但し、前記摺動側の他方のプーリ部分(41b)は、固
定側の一方のプーリ部分(41a)に付設の連結ビン(
45)にて連結され、前記両プーリ部分(41a) 、
 (41b)は、一体回転しながら、且つ、その間隔を
変更調節できるようになっている。
前記両プーリ部分(41a) 、 (41b)の間隔を
変更調節する構成について説明すれば、前記摺動側のプ
ーリ部分(41b>のボス部にベアリング(46)を用
いて取り付けられた第1カム形成部材(47)と、前記
脱穀装置(2)の固定枠側に取り付けられた第2カム形
成部材(48)との夫々に、前記第1カム形成部材(4
7)の回転に伴って、前記両ブーり部分(41a) 、
 (41b)を遠近移動させるためのカム突起(47a
) 、 (48a)が形成されている(第15図参照)
そして、風景調節用の電動モータ(Mりが、前記脱穀装
置(2)の固定枠側に付設され、前記第1カム形成部材
(47)に、変速操作用の操作アーム(49)が付設さ
れ、その操作アーム(49)と前記電動モータ(Mりに
て正逆転駆動される螺軸(50)に咬合するコマ部材(
51)とが、レリーズワイヤ(52)にて連動連結され
、もって、前記風ffl調節用の電動モータ(M2)に
て前記第1カム形成部材(47)が回転操作されて、前
記トウミ(14)の回転数を変更調節するように構成さ
れている。
尚、第13図中、(43)は前記エンジン(E)の出力
を前記入力プーリ(41)に伝動する伝動プーリ、(4
4)はテンションプーリ、(S1)は変速状態つまり選
別風量を前記コマ部材(52)の位置変化として検出す
るトウミ風量検出用ポテンショメータであって、その操
作レバー(53)の遊端部が、前記コマ部材(52)に
連結されている。又、(54a)。
(54b)は前記コマ部材(52)が変速限度に達する
と前記操作レバー(53)にて押圧操作されるスイッチ
であって、前記電動モータ(Mりを自動停止させるため
に設けられている。
次に、前記チャフシーブ(21)の間隔調節用の電動モ
ータ(Ml)及び前記トウミ(14)の選別風量調節用
の電動モータ(M2)を作動させて、前記選別装置(B
)の選別状態を自動調節するための制御構成について説
明する。
第1図に示すように、マイクロコンピュータ利用の制御
装置(55)が設けられ、その制御装置(55)に、前
記扱室(八)からの漏下処理物量(VOL)に応じて選
別状態を自動調節するか否かを指示する手動操作式の自
動スイッチ(SW)、前記脱穀クラッチ(7)の入り操
作に連動してONする脱穀スイッチ(S0)、前記供給
量検出用センサ(So、前記チャフ開度検出用ポテンシ
ョメータ(Sり、前記トウミ風量検出用ポテンショメー
タ(S3)、前記自動スイッチ(SW)がOFF状態に
ある時に前記チャフ開度を手動設定するためのチャフ開
度調節用ポテンショメータ(S4)、前記自動スイッチ
(SW)がOFF状態にある時に前記トウミ風量を手動
設定するためのトウミ風N調節用ポテンショメータ(S
1)、及び、前記漏下処理物量(VOL)に対応する目
標選別状態を、例えば、稲であるか麦であるか、あるい
は濡れている穀稈であるか等の処理条件に応じて補正す
るための条件設定用ポテンショメータ(S6)の夫々が
接続されている。
つまり、前記脱穀スイッチ(S0)が、前記脱穀クラッ
チ(7)の入り切り状態を検出するクラッチ操作状態検
出手段に対応することになる。
尚、図中、(56)は、前記選別装置(B)の選別状態
が自動調節される状態にあるか否かを表示するための自
動ランプであって、前記自動スイッチ(SW)のONに
連動して点灯されるようになっている。
そして、前記制御装置t (55)は、前記自動スイッ
チ(S−)がON状態にあり、且つ、前記脱穀スイッチ
(S0)がONL、て前記脱穀クラッチ(7)が入り状
態にある時に、予め設定記憶された情報及び各種の入力
情報に基づいて、前記両電動モータ(M1) 、(Mt
)を制御して、前記選別装置(8)の選別状態を自動調
節するように構成されている。
つまり、前記制御装置(55)を利用して、前記漏下処
理物量(VOL)を検出する処理物量検出手段(100
)、その処理物量検出手段(100)の検出情報に基づ
いて、前記漏下処理物量(VOL)が大なるほど大なる
漏下処理物量に対応した選別状態となるように、前記選
別装置(B)の選別状態を自動調節する選別状態制御手
段(101)、前記二番物の還元量(F)を検出する二
番還元量検出手段(102)、前記供給量検出手段とし
ての供給量検出用センサ(St)にて検出される穀稈供
給量(Q)の設定個数分の値と前記二番還元量検出手段
(102)にて検出される還元量 (F)の設定個数分
の値とを、設定時間毎に更新しながら記憶する記憶手段
(103)の夫々が構成されているのである。
前記選別装置(B)の選別状態の調節について説明すれ
ば、刈取穀稈量が増大して前記脱穀装置(2)に導入さ
れる穀稈量が多くなるほど、前記フィードチェーン(1
2)にて搬送される穀稈層の厚み(D)が大になって前
記扱室(A)における単位時間当たりの扱処理量が増大
することになる。
その結果、前記フィードチェーン(12)にて搬送され
る穀稈層の厚み(D)が大なるほど前記扱室(A)から
の漏下処理物it (VOL)が大になり、前記穀稈層
の厚み(D)と前記扱室(A)からの漏下処理物量(V
OL)とが対応すると見做すことができるのである。
そこで、基本的には、前記供給量検出用センサ(St)
の検出情報に基づいて、穀稈供給量(Q)が大なるほど
漏下処理物量(VOL)が大なる状態に対応する選別状
態となるように、つまり、前記チャフシーブ(21)の
開度が大となり且つ前記トウミ(14)による選別風量
が大となるように、トウミ風量とチャフ開度の両方を同
時に自動調節させるように構成しである。
但し、前記扱室(A)からの漏下処理物ffi (VO
L)は、前記扱室(A)への穀稈供給量(Q)のみなら
ず、前記選別装置(B)から前記扱室(A)に還元され
る二番物の還元M (F)の影響を受けることから、前
記二番物の還元量(F)を検出する二番還元量検出手段
(102)を設けて、前記漏下処理物量(VOL)を、
設定時間毎に検出される前記穀稈供給量(Q)と前記還
元量(F)の両方に基づいて検出するようにしているの
である。つまり、前記選別装置(B)の選別状態が、前
記扱室(A)から漏下する実際の漏下処理物量(VOL
)に応じた選別状態となるようにしているのである。
ところで、前記供給量検出用センサ(Sl)にて穀稈層
の厚み(D)を検出された位置にある穀稈が、前記扱室
(A)にて扱処理され、それに対する漏下処理物が、前
記扱室(A)から漏下するのは、前記穀稈層の厚み(Q
)の検出作動時点から前記脱穀袋W(2)の作動特性に
応じて決まる前記第1設定時間(tx)後であり、その
漏下処理物に対応する二番物の漏下処理物が前記扱室(
A)から漏下するのは、更に所定時間後の前記第2設定
時間(t4)後となる。
そこで、前記記憶手段としてのメモリ(103)を、前
記制御装置(55)内のメモリ (図示せず)を利用し
て、いわゆるFIFO式に構成すると共に、そのメモリ
(103)の記憶データが、設定時間毎に更新されるよ
うに、前記制御装置(55)の制御ループが設定時間と
して予め設定された基準時間(Q,5秒に設定しである
)経過する毎に、−巡するようにしである。
そして、詳しくは後述するが、その基準時間毎に、前記
供給量検出用センサ(S1)にて検出される穀稈層の厚
み(D)に基づいて穀稈供給量(Q)を算出すると共に
、最も古い記憶データを消去しながら算出した穀稈供給
量(Q)を記憶させ、且つ、後述の如く、前記第1設定
時間(tx)前の前記穀稈供給量(Q)に基づいて、前
記還元量(F)の現時点における値を算出して、最も古
い記憶データを消去しながら算出した還元it (F)
を前記メモリ(103)に記憶させるようにしである。
次に、第2図に示すフローチャートに基づいて、前記制
御装置(55)の動作を詳述する。
制御が起動されるに伴って、先ず、前記自動スイッチ(
SW)がONであるか否かが判別され、前記自動スイッ
チ(舖)がONである場合には、前記自動ランプ(56
)を点灯させて、前記選別装置(B)の選別状態が自動
調節される状態にあることを表示する。
前記自動スイッチ(針)がONである場合には、前記脱
穀スイッチ(S0)がONであるか否か、つまり、前記
脱穀装置(2)が運転状態にあるか否かを判別する。
前記脱穀スイッチ(S0)がONである場合には、前記
基準時間(Q65秒)の間に、前記供給量検出用センサ
(S1)にて検出される穀稈層の厚み(D)の平均値に
基づいて、下記式(i)から現時点における穀稈供給量
(Q)を算出する。
Q =に、・D ・・・・・・(i) 但し、K、は、予め設定された定数である。
そして、第3図(イ)に示すように、前記メモリ(10
3)に記憶される穀稈供給ffi (Q)の最も古いデ
ータの値を消去しながら、各記憶データを前記基準時間
後のデータに順次更新して、求めた現時点の穀稈供給量
(Q)の値を、前記メモリ(103)の最新値(Q(Q
))として記憶させる。
同様にして、第3図(Q)に示すように、前記メモリ(
103)に記憶されている前記基準時間毎の還元量 (
F)の値を、最も古いデータを消去しながら、各記憶デ
ータを前記基準時間後のデータに順次更新する。
データを更新した後は、下記(ii)式にも示すように
、前記メモリ(103)に記tαされている前記第1設
定時間(tx)前の穀稈供給量(口(tX))の値と、
前記メモリ(103)に記憶されている前記第2設定時
間(td)前の還元量(p(td))の値とを加算した
値を、前記漏下処理物量(VOL)として算出する。
VOI、−〇(Lx) +F(td) ””(ii)つ
まり、この(ii)式に基づいて、前記漏下処理物量(
VOL)を算出する処理が、前記処理物量検出手段(1
00)に対応することになる。
尚、前記データ更新処理は、前記脱穀スイッチ(S0)
がONしている間のみ行われるようにしである。従って
、前記メモリ(103)は、前記脱穀クラッチ(7)が
次に入り操作されるに伴って、切り操作する直前におけ
る前記漏下処理物量(VOL)に対応する選別状態から
制御を再開できるように、切り操作する直前までの前記
穀稈供給量(Q)と前記還元量(F)の夫々の値を記憶
保持する状態を続けることになる。
前記漏下処理物量(VOL)を算出した後は、前記トウ
ミ風量検出用ポテンショメータ(S2)及び前記チャフ
開度検出用ポテンショメータ(S1)にて検出される現
在のトウミ風里及びチャフ開度に基づいて、前記第1設
定時間(tx)前の穀稈供給fi(Q(td))の値に
対応して、前記扱室(A)に還元される二番物の還元率
(K2)と、その二番物のうちの一部が前記第2設定時
間(t4)後に再度前記扱室(A)に還元される二番物
の還元率(K4)とを算出する。
但し、前記扱室(A)から漏下処理物の一部が前記扱室
(A)に二番物として還元されることになり、且つ、還
元された二番物に対応する漏下処理物の一部が、再度前
記扱室(A)に還元されることになる。
従って、前記両還元率(Kり 、(K4)は、夫々、1
未満の値となるものである。又、その値は、前記選別装
置(B)の選別状態に対応して略一定の値と見做すこと
ができるので、第4図に示すように、選別状態に対応す
る前記トウミ風量及びチャフ開度の夫々に対応させて、
予めマツプ化してあり、前記トウミ風量検出用ポテンシ
ョメータ(S2)及び前記チャフ開度検出用ポテンショ
メータ(S3)による各検出値から対応する還元重大々
の値を、還元率算出用マツプから読み出させるようにし
である。
次に、前記還元率算出用マツプを参照して算出した還元
率(Kg)、(に4)の値と、前記第1設定時間(tx
)前の前記穀稈供給量(Q(td))の値と、前記第2
設定時間(t4)前の前記還元量(F(ta))とに基
づいて、下記(iii )式から、現時点における還元
量(F(Q))の値を算出して、その値を更新する。
F(Q)=Kz・q(td)+に4・F (ta)・・
・・・・(iii )つまり、この(iii )式に基
づいて、現時点における還元量(F(Q))の値を算出
する処理が、前記二番還元量検出手段(102)に対応
することになる。そして、上記(iii )式からも明
らかなように、前記穀稈供給量(Q)に乗算する還元率
(lh)が、1未満の第1設定値に対応し、且つ、前記
還元Lt (F)に乗算する還元率(K4)が、1未満
の第2設定値に対応することになる。
そして、前記算出した漏下処理物! (VOL)の値と
、前記条件設定用ポテンショメータ(S6)による設定
値とに基づいて、前記トウミ風量と前記チャフ開度大々
の目標値を算出する。
但し、前記トウミ風量と前記チャフ開度大々の目標値は
、第5図に示すように、前記還元率の算出と同様に、予
め、前記漏下処理物! (VOL)の値と前記条件設定
用ポテンショメータ(S6)による設定値とに対応させ
た状態でマツプ化して、前記制御装置(55)に記憶さ
せてあり、その目標設定用のマツプから前記目標値を読
み出して設定することになる。
一方、前記脱穀オートスイッチ(S%1)がONで、且
つ、前記脱穀スイッチ(S0)がOFFの場合には、次
に脱穀スイッチ(S0)がOFFからONに変化して作
業が再開された場合には、前記脱穀スイッチ(S0)が
ONからOFFに変化する直前の選別状態から作業が再
開されるように、前記メモリ(103)の記憶データの
更新、前記漏下処理物量(VOL)の算出、並びに、そ
の漏下処理物i (VOL)によるトウミ風量及びチャ
フ開度の目標値の更新を停止した状態を維持させるよう
にしである。
一方、前記自動スイッチ(舖)がOFFの場合には、前
記自動ランプ(56)を消灯すると共に、選別状態が手
動調節された状態となるように、前記トウミ風量と前記
チャフ開度の目標値を、前記チャフ開度調節用ボテンシ
ロメータ(s4)及び前記トウミ風量調節用ポテンショ
メータ(s5)の夫々にて手動設定される設定値に設定
することになる。
そして、前記トウミ風量と前記チャフ開度の目標値の夫
々を設定した後は、手動設定であるか自動調節であるか
に拘らず、前記チャフ開度検出用ポテンショメータ(S
2)及び前記トウミ風両検出用ポテンショメータ(S3
)による検出値の夫々が、前記設定された目標値の夫々
となるように、前記選別状態調節用の両モータ(Ml)
、(M2)を操作するモータ操作処理を行うことになる
つまり、前記漏下処理物量(VOL)に応じて、前記ト
ウミ風量とチャフ開度との目標値を設定して、前記選別
状態調節用の両モータ(Mo2(Mz)を操作するモー
タ操作処理が、前記選別状態制御手段(101)に対応
することになる。
但し、詳述はしないが、前記トウミ風量は割りプーリ式
の変速装置(42)によって変更調節されるように構成
されていることから、前記脱穀クラッチ(7)が切り状
態にある時は前記トウミ風量を調節できない構造となっ
ている。従って、前記モータ操作処理において、前記脱
穀スイッチ(S0)がONLでいるか否かを判別させて
、前記脱穀スイッチ(S0)がONLでいない場合には
、前記トウミ風量調節用のモー&、(L)は現在の操作
位置で停止状態を維持させることになる。
モータ操作処理を行った後は、予め設定された基準時間
が経過したか否かを判別して、前記基準時間が経過する
に伴って、前記自動スイ・7チ(S−)の操作状態を判
別する処理からの各処理を繰り返すことになる。
つまり、設定時間としての前記基準時間が経過する毎に
、前記基準時間毎の穀稈供給it ([1)及び還元量
 (P)夫々の複数個を記憶保持する状態で更新しなが
ら、前記第1設定時間(tx)前の穀稈供給量(Q)と
、前記第2設定時間(td)前の還元fit (F)と
に基づいて、現時点における漏下処理物1t(VOL)
を算出し、そして、算出された漏下処理物量(VOL)
に対応した選別状態となるように、トウミ風量とチャフ
開度とを自動調節しながら、制御ループが一巡するよう
にしているのである。
〔別実施例〕
上記実施例では、第1設定時間(tx)前の穀稈供給量
(Q)に1未満の還元率(K2)を乗算した値と、第2
設定時間(t4)前の還元量(P)に1未満の還元率(
K1)を乗算した値とを加算した値を、現時点における
還元量として算出するように構成した場合を例示したが
、例えば、各還元率(に2) 、 (K4)を乗算する
代わりに、設定値を減算するようにしてもよい。
又、上記実施例では、穀稈供給! (Q)を、扱室(八
)に供給される穀稈層の厚み(D)に基づいて検出する
ようにした場合を例示したが、コンバインの車速が速く
なるほど単位時間当たりの刈取穀稈量が多くなって、穀
稈供給量(Q)は車速に比例する関係にあることを利用
して、例えば、前記走行用変速装置(9)の変速出力回
転数に基づいて車速を検出して、その検出車速に基づい
て間接的に穀稈供給量(Q)を検出させるようにしても
よく、供給量検出手段の具体構成は各種変更できる。
又、上記実施例では、トウミ風量とチャフ開度との両方
を調節させて、選別装置(B)の選別状態を調節させる
ように構成した場合を例示したが、トウミ風量又はチャ
フ開度の何れか一方のみを調節させるようにしてもよい
又、上記実施例では、割りプーリ式の変速装置(42)
を用いて前記トウミ(14)の回転数を変速して選別風
量を調節するように構成した場合を例示したが、例えば
、前記トウミ(14)を電動モータ等の変速自在な装置
で駆動するようにしてもよく、選別風量を調節するため
の具体構成、並びに、前記チャフシーブ(21)の開度
を調節するための具体構成等、選別装置(B)の選別状
態を調節するための具体構成は、各種変更できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るコンバインの選別制御装置の実施例
を示し、第1図は制御構成のブロック図、第2図は制御
作動のフローチャート、第3図(イ)は穀稈供給量の記
憶処理の説明図、同図(Q)は還元量の記憶処理の説明
図、第4図は還元率算出用マツプの説明図、第5図は目
標値算出用マツプの説明図、第6図はコンバインの概略
側面図、第7図は伝動系統図、−第8図は脱穀装置の切
り天側面図、第9図は供給量検出用センサの取り付は構
成を示すフィードチェーン搬送始端部箇所の概略側面図
、第10図はチャフシーブの構成を示す切り天側面図、
第11図はその要部拡大側面図、第12図は帯板状部材
の取り付は構造を示す展開平面図、第13図はトウミの
変速構造を示す要部側面図、第14図はトウミの大力プ
ーリ部の切り大正面図、第15図はカム形成部材の展開
平面図である。 (2)・・・・・・脱穀装置、(7)・・・・・・脱穀
クラッチ、(A)・・・・・・扱室、(B)・・・・・
・選別装置、(VOL)・・・・・・漏下処理物量、(
Q)・・・・・・穀稈供給量、(F)・・・・・・還元
量、(K2)・・・・・・第1設定値、(K4)・・・
・・・第2設定値、(S0)・・・・・・クラッチ操作
状態検出手段、(S1)・・・・・・供給量検出手段、
(100)・・・・・・処理物量検出手段、(101)
・・・・・・選別状態制御手段、(102)・・・・・
・二番還元量検出手段、(103)・・・・・・記憶手
段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、脱穀クラッチ(7)にて作動状態と停止状態とに切
    り換え自在な脱穀装置(2)と、その脱穀装置(2)に
    おける扱室(A)からの漏下処理物を選別処理する選別
    装置(B)とが設けられ、前記選別装置(B)は、漏下
    処理物量(VOL)に応じた選別状態に調節自在で、且
    つ、選別回収した二番物を前記扱室(A)に還元させる
    ように構成され、そして、前記扱室(A)へ供給される
    穀稈供給量(Q)を設定時間毎に繰り返し検出する供給
    量検出手段(S_1)と、前記二番物の還元量(F)を
    前記設定時間毎に繰り返し検出する二番還元量検出手段
    (102)と、前記供給量検出手段(S_1)にて検出
    される前記穀稈供給量(Q)の設定個数分の値と、前記
    二番還元量検出手段(102)にて検出される前記還元
    量(F)の設定個数分の値とを前記設定時間毎に更新し
    ながら記憶する記憶手段(103)と、前記記憶手段(
    103)に記憶された第1設定時間(t_x)前の前記
    穀稈供給量(Q)の値と第2設定時間(t_d)前の前
    記還元量(F)の値とに基づいて現時点における前記漏
    下処理物量(VOL)を検出する処理物量検出手段(1
    00)と、その処理物量検出手段(100)の検出情報
    に基づいて、前記漏下処理物量(VOL)が大なるほど
    大なる漏下処理物量に対応した選別状態となるように、
    前記選別装置(B)の選別状態を自動調節する選別状態
    制御手段(101)とが設けられている脱穀装置の選別
    制御装置であって、前記脱穀クラッチ(7)が入り状態
    にあるか切り状態にあるかを検出するクラッチ操作状態
    検出手段(S_0)が設けられ、前記記憶手段(103
    )は、前記クラッチ操作状態検出手段(S_0)の検出
    情報に基づいて、前記脱穀クラッチ(7)が切り状態に
    ある場合には、記憶情報の更新を停止するように構成さ
    れている脱穀装置の選別制御装置。 2、前記二番還元量検出手段(102)は、前記第1設
    定時間(t_x)前の前記穀稈供給量(Q)の値に1未
    満の第1設定値(K_2)を乗算した乗算値又は設定値
    を減算した減算値と、前記第2設定時間(t_d)前の
    前記還元量(F)の値に1未満の第2設定値(K_4)
    を乗算した乗算値又は設定値を減算した減算値とを加算
    した値を、現時点における前記還元量(F)の値として
    検出するように構成され、前記処理物量検出手段 (100)は、前記第1設定時間(t_x)前の前記穀
    稈供給量(Q)の値と前記第2設定時間(t_d)前の
    前記還元量(F)の値とを加算した値を、前記漏下処理
    物量(VOL)として検出するように構成されている請
    求項1記載の脱穀装置の選別制御装置。
JP63031505A 1988-02-12 1988-02-12 脱穀装置の選別制御装置 Expired - Lifetime JPH0665261B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63031505A JPH0665261B2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12 脱穀装置の選別制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63031505A JPH0665261B2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12 脱穀装置の選別制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01206922A true JPH01206922A (ja) 1989-08-21
JPH0665261B2 JPH0665261B2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=12333080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63031505A Expired - Lifetime JPH0665261B2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12 脱穀装置の選別制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0665261B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60199319A (ja) * 1984-03-23 1985-10-08 ヤンマー農機株式会社 収穫機
JPS62213A (ja) * 1985-06-26 1987-01-06 ヤンマー農機株式会社 選別装置
JPS6216238U (ja) * 1985-07-15 1987-01-30

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60199319A (ja) * 1984-03-23 1985-10-08 ヤンマー農機株式会社 収穫機
JPS62213A (ja) * 1985-06-26 1987-01-06 ヤンマー農機株式会社 選別装置
JPS6216238U (ja) * 1985-07-15 1987-01-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0665261B2 (ja) 1994-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02109913A (ja) 脱穀装置の選別制御装置
JPH01206922A (ja) 脱穀装置の選別制御装置
JPH02257807A (ja) コンバインの選別制御装置
JPH01206921A (ja) 脱穀装置の選別制御装置
JPH0272806A (ja) 脱穀装置の選別制御装置
JPH02171114A (ja) 脱穀装置の選別制御装置
JPH02261317A (ja) コンバインの選別制御装置
JPH02142414A (ja) 脱穀装置の選別制御装置
JPS63240719A (ja) コンバインの選別制御装置
JPH02154615A (ja) 操作装置におけるエンド検出装置
JPH0270295A (ja) 制御装置
JPH0269113A (ja) 脱穀装置の選別制御装置
JP3607457B2 (ja) コンバインの脱穀装置
JPH03210123A (ja) コンバインの制御装置
JPH089758A (ja) コンバイン
JPH02174609A (ja) 脱穀装置の清掃用制御装置
JPH09238559A (ja) 脱穀用選別装置
JPH0520A (ja) 脱穀装置の異常検出装置
JPH0358711A (ja) コンバインの選別制御装置
JPH089759A (ja) コンバイン
JPH02119716A (ja) 脱穀装置の選別制御装置
JPH089760A (ja) コンバイン
JPH0624449B2 (ja) コンバインの選別制御装置
JPH02124031A (ja) 脱穀装置の選別制御装置
JPH0624450B2 (ja) コンバインの選別制御装置