JPS6219005A

JPS6219005A - 二点リンク式ロ−タリ−耕耘装置のリンク機構

Info

Publication number: JPS6219005A
Application number: JP15966985A
Authority: JP
Inventors: 和博末次; 徹深野; 智一宮崎
Original assignee: Seirei Industry Co Ltd
Current assignee: Yanmar Agribusiness Co Ltd
Priority date: 1985-07-18
Filing date: 1985-07-18
Publication date: 1987-01-27
Anticipated expiration: 2009-08-24
Also published as: JPH0665243B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は農用トラクター後部に装着する二点リンク式作
業機装着装置において、ロータリー耕耘装置の昇降を規
制するリンク機構に関するものである。

（ロ）従来技術従来から農用トラクターの後部に二点リンク式の作業機
装着装置を装着したものはあり、これらの装着装置はリ
フトアームとケースサポートをリフトリンクにて連結し
、また、ミッションケース後部に固設したピッチとケー
スサポートを枢支して、リフトアームの回動により連結
点を中心にロータリー耕耘装置を回動させて昇降してい
たのである。

（ハ）発明が解決しようとする問題点上記の如くピッチとケースサポートを連結し、リフトア
ームの回動によりロータリー耕耘装置を回動させる構成
であると、耕深を決めるゲージホイール下端と耕耘爪下
端の差が上昇と共に大きくなるのである。よって、プラ
ケット、トップリンク、リンクＡ、リンクＢ、トップリ
ンクマストを連結して平行移動できるように構成する必
要があったのであるが、このように構成すると、内盛り
耕耘等ゲージホイールにて耕深調節する作業においては
、平行上昇させるためにメインビームが回動し、ゲージ
ホイールとロータリー耕耘爪の高低差が一定しなくなり
耕深調節ができず、ポジションコントロールにて８周節
しければならなかったのである。

（ニ）問題を解決するための手段本発明は以上の問題点を解消するために、次の如く構成
したのである。

メインビームを回動式としたロータリー耕耘装置を二点
リンク式作業機装着装置に装着したものにおいて、ピン
チに枢結したトップリンクと、トップリンクマストに枢
結したリンクＡと、ケースサポートに枢結したリンクＢ
を互いにピンにて枢結した状態と、リンクＢをトップリ
ンクマストとケースサポート間に連結した状態に付け替
え可能としたものである。

（ホ）実施例と作用本発明の目的は以上の如くであり、添付の図面に示した
実施例の構成に基づいて、本発明の構成及び作用を説明
すると。

第１図は二点リンク式作業機装着装置を装備した農用ト
ラクターの全体側面図。第２図はギヤボックス部断面図
。第３図はリンクＡ、リンクＢ、ヒツチ、トップリンク
等に連結した場合のロータリー耕耘装置の上昇軌跡を示
す側面図。第４図はリンクＢとトップリンクマストを連
結した場合の二点リンク式作業機装着装置とロータリー
耕耘装置側面図。第５図は同じく斜視図である。

第１図にて全体構成から説明すると、農用ｌ・ラフター
後部のミッションケース（１１後部にピッチ（２）を固
設し、該ヒツチ（２）後端をケースサポート（３）前端
を枢支ピン（４）にて枢支している。ケースサポート（
３）後端にベベルギヤボックス（５）を固設し、該ヘベ
ルギヤボックス（５）に後述するメインビームを横設し
ている。メインビーム右端にはギヤケース（６）が固設
され、下端にロータリー駆動軸を軸架している。（７）
はりャカバーであり、自動耕深制御をするためのフィー
ドバックをしている。（８）はゲージホイールであり、
マニュアルにて耕深設定するときに、デプスフレーム（
９）中程に枢支したアジャストスクリュー（１０）の先
端のハンドル（１１）を回動することにより耕深を設定
することができるのである。

ロータリー耕耘耕耘装置を平行に移動できるようにする
ためには、第２図に示す如くメインビームを中心にロー
タリー等が回動可能としている。

即ち、左右のメインビームをメインビーム外（１６）と
メインビーム内（１７）にそれぞれ分割し、メインビー
ム内（１７）の内側をギヤボックス（５）に固設し、該
メインビーム内（１７）にパイプ（１８）を外嵌して、
回動可能としており、該パイプ（１８）外側にトップリ
ンクマスト（１４）及びメインビーム外（１６）を固設
している。前記メインビーム外（１６）の右端はサイド
サポート（２７）を固設し、左端はギヤケース（６）を
固設している。また、パイプ（１８）内側とベベルギヤ
ボックス（５）間にケースサボー）　（３）　（３）を
固設し、ケースサポート（３１＋３１間にユニバーサル
ジヨイント（２９）を内装して、ケースサポート（３）
の中途部にリフトリンク（１９）及びリンクＢ　（２１
）を枢支し、前端をヒツチ（２）と枢結している。

次に平行昇降するためのリンク機構を第３図にて説明す
ると、ミッションケース（１）上部に設けた油圧ケース
より突設したリフトアーム（１２）先端にリフトリンク
（１９）を枢結し、リフトリンク（１９）他端をケース
サポート（３）にピン（１３）にて枢支し、また、ピン
（１３）はリンクＢ　（２１）下端とも枢支している。

該リンクＢ　（２１）上端はトップリンク（１５）、リ
ンクＡ　（２０）とピン（２２）にて枢支され、トップ
リンク（１５）の他端はミッションケース（１１後端に
固設したブラケット（２３）に枢結さている。リンクＡ
　（２０）の他端はトップリンクマスト（１４）に枢結
されている。よってリフトアーム（１２）を回動すると
ロータリー耕耘装置（Ｒ）は上界するのであるが、トッ
プリンク（１５）リンクＡ　（２０）、リンクＢ　（２
１）に規制されて、メインビーム（１６）　（１７）が
回動し、ロータリー耕耘装置（Ｒ）は略平行に上昇する
のである。

本発明は上記の如くメインビームが回動するとゲージホ
イールとロータリーが別の動きをしてしまうので、ゲー
ジホイールでは耕深制御ができなくなるのである。よっ
て、ゲージホイールで耕深を設定する作業においては、
従来のピッチｆ２）　ｊｌ（端を中心に回動する構成と
する必要があるのである。

即ち、第４図、第５図に示す如く、トップリンク（１５
）とリンクＡ　（２０）を取り外し、リンクＢ　（２２
）を回動して、トラプリンタマス）　（１４）上端に枢
結するのである。よって、ケースサポート（３）とトッ
プリンクマスト（１４）が固定されることになり、ゲー
ジホイールとロータリーが同一の動きとなり従来どおり
の耕深制御となるのである。

（へ）発明の効果以上のような構成、作用により本発明は次のような効果
が得られるのである。

即ち、メインビーム回動式による平行昇降により精度の
高いリヤカバーによる耕深制御を行ったほうがよい作業
の場合にも、現行のピンチ後端を中心に回動して、ゲー
ジホイールにより耕深制御を行ったほうがよい作業の場
合にも、リンクの回動による差し替えにより、簡単に切
り換えることができるようになったのである。よって、
ヒツチ後端回りと平行移動の２方式の昇降ができるよう
になり、作業範囲が広くなったのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は二点リンク式作業機装着装置を装備した農用ト
ラクターの全体側面図。第２図はギヤボックス部断面図
。第３図はリンクＡ１リンクＢ、ヒツチ、トップリンク
等に連結した場合のロータリー耕耘装置の上昇軌跡を示
す側面図。第４図はリンクＢとトップリンクマストを連
結した場合の二点リンク式作業機装着装置とロータリー
耕耘装置側面図。第５図は同じく斜視図である。２・・・ヒツチ　　　　　３・・・ケースサポート１４
・・・スクリューサポート１５・・・トップリンク　　２０・・・リンクＡ２１・
・・リンクＢ

Claims

【特許請求の範囲】

メインビームを回動式としたロータリー耕耘装置におい
て、ブラケット（２３）に枢結したトップリンク（１５
）と、トップリンクマスト（１４）に枢結したリンクＡ
（２０）と、ケースサポート（３）に枢結したリンクＢ
（２１）を互いにピン（２２）にて枢結した状態と、リ
ンクＢ（２１）をトップリンクマスト（１４）とケース
サポート（３）間に連結した状態に付け替え可能とした
ことを特徴とする二点リンク式ロータリー耕耘装置のリ
ンク機構。