JPH0528966Y2 - - Google Patents

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JPH0528966Y2
JPH0528966Y2 JP1986107105U JP10710586U JPH0528966Y2 JP H0528966 Y2 JPH0528966 Y2 JP H0528966Y2 JP 1986107105 U JP1986107105 U JP 1986107105U JP 10710586 U JP10710586 U JP 10710586U JP H0528966 Y2 JPH0528966 Y2 JP H0528966Y2
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pivot pin
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はトラクターに作業機を装着するための
三点リンク式作業機装着装置におけるリンクヒツ
チの構造に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来から、リンクヒツチとトツプリンクとの間
に、トツプリンクブラケツトを介装した技術は公
知とされているのである。
例えば、実開昭58−10614号公報に記載の技術
の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記、従来技術である実開昭58−10614号公報
に記載の技術では、リフトアームの上昇回動に際
して、トツプリンクブラケツトは下方へ回動する
ので、トツプリンクブラケツトとユニバーサルジ
ヨイント軸とが接近する方向にあり、両者の間隔
を最初から大きくする必要があり、また、両者が
接近しないようにする為に、リフトアームを大き
く上方へ回動させることが出来ないという不具合
があつたのである。
本考案は上記不具合を解消し、リフトアーム5
とトツプリンクブラケツト1とブラケツトロツド
2とリンクヒツチ3を、略平行回動する四角形の
リンク機構としたので、リフトアーム5の上方へ
の回動により、トツプリンクブラケツト1も上方
へ回動するので、ユニバーサルジヨイント軸11
とトツプリンクブラケツト1とが同じ方向に回動
し、両者の間隔を大きくとる必要が無いように構
成できたのである。
これによりロータリー耕耘装置Rの上昇高さを
高くすることが出来るように構成したのである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成するための構成を説明する。
トラクターの後部に固定したリンクヒツチ3
と、ロータリー耕耘装置の前部に枢支したトツプ
リンク4との間に、トツプリンクブラケツト1を
介装し、該トツプリンクブラケツト1の前部とリ
ンクヒツチ3の後部を枢支ピン16により枢結
し、トツプリンクブラケツト1の後部とトツプリ
ンク4の前部を枢支ピン44により枢結し、前記
トツプリンクブラケツトの両枢結部の上方とブラ
ケツトロツド2の後部を枢支ピン15により枢結
し、ブラケツトロツド2の前部をリフトアーム5
の中途部に枢支ピン17により枢結し、リフトア
ーム5はリフトアーム軸5bを中心に上下回動可
能とした構成において、リンクヒツチ3の後部と
トツプリンクブラケツト1の前部の枢支ピン1
6、及びトツプリンクブラケツト1の上部とブラ
ケツトロツド2の後部の枢支ピン15、及びリフ
トアーム5の中途部とブラケツトロツド2の前部
の枢支ピン17、及びリフトアーム軸5bを、側
面視にて四角形の頂点の位置に配置したものであ
る。
(ホ) 作用 次に作用を説明する。
即ち、第2図に示すようにロータリー耕耘装置
が上昇した際に、PTO軸9とドライブシヤフト
が作る角αと、入力軸12がドライブシヤフトと
作る角βが略一致し、両角が異なることに起因す
る異音の発生を防ぐことが可能になつた。
更に第8図に示すようにトツプリンクマスト1
3の先端部の軌跡は、従来の三点リンク装置では
sのような弧を描いていたのであるが、本考案の
トツプリンク装置ではtのように、通常の耕耘域
において略垂直上昇しロータリー爪とリアカバー
の姿勢を一定に保つことが可能になつた。
(ヘ) 実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
を説明する。
第1図は本考案のトラクターの三点リンク式作
業機装着装置の構造を示す作業状態の側面図、第
2図は本考案の三点リンク装置の側面図、第3図
は同じく本考案の三点リンク装置の斜視図、第4
図はリンクヒツチ部の分解状態斜視図、第5図は
リンクヒツチの斜視図、第6図はトツプリンクブ
ラケツトの斜視図、第7図はブラケツトロツドの
斜視図、第8図はトツプリンクマスト上端部の軌
跡の側面図、第9図は従来の三点リンク式作業機
装着装置での作業状態の側面図である。
第1図にて三点リンク式作業機装着装置の全体
構成から説明する。
トラクターのミツシヨンケース8の上部に油圧
ケース7が載置されている。ミツシヨンケース8
の側方より左右のロアリンク10,10が突設さ
れ、該ロアリンク10,10の後端はロータリー
耕耘装置Rのメインビーム部分に枢支されてい
る。
また、油圧ケース7にリフトアーム軸5bによ
り、上下回動可能に枢支されたリフトアーム5,
5が突設されている。該リフトアーム5,5の後
端よりリフトリンク6,6が枢結垂下されてお
り、該リフトリンク6,6の下端はロアリンク1
0,10の中途部に枢結されている。
また、油圧ケース7の後面にリンクヒツチ3が
固設されている。該リンクヒツチ3とロータリー
耕耘装置Rのトツプリンクマスト13の間に、本
考案の要部であるリンクヒツチ装置及びトツプリ
ンクが配置されているのである。
ミツシヨンケース8の後面よりPTO軸9が突
設されており、該PTO軸9よりユニバーサルジ
ヨイント軸11が、ロータリー耕耘装置Rのギア
ボツクス14より突出した入力軸12へ連結され
ている。
以上のような構成において、本考案の要部はリ
ンクヒツチ3とトツプリンクマスト13の間に配
置するリンクヒツチ装置の構成に関するものであ
る。
第2図、第3図、第4図により本考案のリンク
ヒツチ装置の構成を説明する。
油圧ケース7の後面に固設されたリンクヒツチ
3の後方に、枢支ピン16によりトツプリンクブ
ラケツト1,1を枢支突出し、該トツプリンクブ
ラケツト1,1の上端を、リフトアーム5,5の
中途部に位置する孔5a,5aに枢支ピン17,
17により枢結垂下されたブラケツトロツド2,
2に枢結している。
更にトツプリンクブラケツト1,1の後端に枢
支ピン44によりトツプリンク4を枢支している
のである。
本考案は以上の如く、リンクヒツチ3の後部と
トツプリンクブラケツト1の前部の枢支ピン1
6、及びトツプリンクブラケツト1の上部とブラ
ケツトロツド2の後部の枢支ピン15、及びリフ
トアーム5の中途部とブラケツトロツド2の前部
の枢支ピン17、及びリフトアーム軸5bを、側
面視にて四角形の頂点の位置に配置したものであ
る。
第5図に示すリンクヒツチ3において、3a,
3aはトツプリンクブラケツト1,1との枢支用
孔であり、3b,3bは油圧ケース7への取付け
用孔である。第6図に示すトツプリンクブラケツ
ト1において、1aはリンクヒツチ3との枢支用
孔であり、1bはブラケツトロツド2との枢支用
孔であり、1cはトツプリンク4との枢支用孔で
ある。第7図に示すブラケツトロツド2におい
て、2a,2aはリフトアーム5との枢支用孔で
あり、2b,2bはトツプリンクブラケツト1と
の枢支用孔である。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、従来技術である実開昭58−10614号公
報に記載の技術では、リフトアームの上昇回動に
際して、トツプリンクブラケツトは下方へ回動す
るので、トツプリンクブラケツトとユニバーサル
ジヨイント軸とが接近する方向にあり、両者の間
隔を最初から大きくとる必要があり、また、両者
が接近しないようにする為にリフトアームを大き
く上方へ回動することが出来ないという不具合が
あつたのである。
本考案の場合には、リフトアーム5とトツプリ
ンクブラケツト1とブラケツトロツド2とリンク
ヒツチ3を略平行回動する四角形のリンク機構と
したので、リフトアーム5の上方への回動によ
り、トツプリンクブラケツト1も上方へ回動し、
更にユニバーサルジヨイント軸11とトツプリン
クブラケツト1とが同じ方向に回動するので、両
者の間隔を大きくとる必要が無いのである。これ
によりロータリー耕耘装置Rの上昇高さを高くす
ることが出来るのである。
第2に、第8図に示すようにトツプリンクマス
ト13の先端部の軌跡は、従来の三点リンク装置
ではsのような弧を描いていたのであるが、本考
案のトツプリンク装置ではtのように、通常の耕
耘域において略垂直上昇しロータリー爪とリアカ
バーの姿勢を一定に保つことが可能になつたので
ある。
即ち、通常耕耘域でロータリー耕耘装置を略垂
直上昇させることによりロータリー爪とリアカバ
ーの姿勢を一定に保つことが可能になつたのであ
る。
第3に、第2図に示す如く、ロータリー耕耘装
置を上昇した際のドライブシヤフトの折れ角差を
等しくとることにより、異音の発生を防止するこ
とができ、更に該効果によりロータリー耕耘装置
の上げ高さを高くとることが可能になつたのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のトラクターの三点リンク式作
業機装着装置の構造を示す作業状態の側面図、第
2図は本考案の三点リンク装置の斜視図、第3図
は同じく本考案の三点リンク装置の側面図、第4
図はリンクヒツチ部の斜視図、第5図はリンクヒ
ツチ部の分解状態の斜視図、第6図はトツプリン
クブラケツトの斜視図、第7図はブラケツトロツ
ドの斜視図、第8図はトツプリンクマスト上端部
の軌跡の側面図、第9図は従来の三点リンク式作
業機装着装置での作業状態の側面図である。 R……ロータリー耕耘装置、1……トツプリン
クブラケツト、2……ブラケツトロツド、3……
リンクヒツチ、4……トツプリンク、5……リフ
トアーム、5b……リフトアーム軸、15,1
6,17,44……枢支ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラクターの後部に固定したリンクヒツチ3
    と、ロータリー耕耘装置の前部に枢支したトツプ
    リンク4との間に、トツプリンクブラケツト1を
    介装し、該トツプリンクブラケツト1の前部とリ
    ンクヒツチ3の後部を枢支ピン16により枢結
    し、トツプリンクブラケツト1の後部とトツプリ
    ンク4の前部を枢支ピン44により枢結し、前記
    トツプリンクブラケツトの両枢結部の上方と、ブ
    ラケツトロツド2の後部を枢支ピン15により枢
    結し、ブラケツトロツド2の前部をリフトアーム
    5の中途部に枢支ピン17により枢結し、リフト
    アーム5はリフトアーム軸5bを中心に上下回動
    可能とした構成において、リンクヒツチ3の後部
    とトツプリンクブラケツト1の前部の枢支ピン1
    6、及びトツプリンクブラケツト1の上部とブラ
    ケツトロツド2の後部の枢支ピン15、及びリフ
    トアーム5の中途部とブラケツトロツド2の前部
    の枢支ピン17、及びリフトアーム軸5bを、側
    面視にて四角形の頂点の位置に配置したことを特
    徴とするトラクターのリンクヒツチ構造。
JP1986107105U 1986-07-11 1986-07-11 Expired - Lifetime JPH0528966Y2 (ja)

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JPS6313505U JPS6313505U (ja) 1988-01-28
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810614B2 (ja) * 1975-03-31 1983-02-26 ハインツ ユング ウオ−ムギヤ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810614U (ja) * 1981-07-15 1983-01-24 ヤンマーディーゼル株式会社 ロ−タリ−耕耘装置のトツプリンク装置

Patent Citations (1)

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JPS5810614B2 (ja) * 1975-03-31 1983-02-26 ハインツ ユング ウオ−ムギヤ

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JPS6313505U (ja) 1988-01-28

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