JPH0710Y2 - トラクターの作業機昇降装置 - Google Patents
トラクターの作業機昇降装置Info
- Publication number
- JPH0710Y2 JPH0710Y2 JP1987139166U JP13916687U JPH0710Y2 JP H0710 Y2 JPH0710 Y2 JP H0710Y2 JP 1987139166 U JP1987139166 U JP 1987139166U JP 13916687 U JP13916687 U JP 13916687U JP H0710 Y2 JPH0710 Y2 JP H0710Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- tractor
- lift
- working machine
- hydraulic cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はトラクターの作業機昇降装置に関し、トラク
ターと作業機とのマッチング作業を容易に行わせんとす
るものである。
ターと作業機とのマッチング作業を容易に行わせんとす
るものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] トラクターには、機体後部の作業機を操作するための操
作部を操縦席横に設けたものがあり、一般に、この種の
ものは、作業機を昇降させるための昇降スイッチと、作
業機の傾斜姿勢を調節するための傾斜調節スイッチが設
けられることが多い。また、トラクターと作業機とのマ
ッチング作業を容易にするために、機体後部に昇降用ス
イッチを設けるものもあり、例えば、特開昭62−163611
号公報に記載されたようなものがある。しかしながら、
トラクターと作業機との連結作業を行う際、ロワーリン
ク後端のピン孔と作業機側のピンとは、位置関係が正確
でないと、連結作業が困難となり、特に不慣れな婦女子
では簡単に連結作業が行えないという欠点がある。
作部を操縦席横に設けたものがあり、一般に、この種の
ものは、作業機を昇降させるための昇降スイッチと、作
業機の傾斜姿勢を調節するための傾斜調節スイッチが設
けられることが多い。また、トラクターと作業機とのマ
ッチング作業を容易にするために、機体後部に昇降用ス
イッチを設けるものもあり、例えば、特開昭62−163611
号公報に記載されたようなものがある。しかしながら、
トラクターと作業機との連結作業を行う際、ロワーリン
ク後端のピン孔と作業機側のピンとは、位置関係が正確
でないと、連結作業が困難となり、特に不慣れな婦女子
では簡単に連結作業が行えないという欠点がある。
[問題点を解決するための手段] この考案は前記した不具合に鑑みて提案するものであっ
て、このため、次のような技術的手段を講じた。
て、このため、次のような技術的手段を講じた。
即ち、機体後部の油圧シリンダケースの左右両側部にリ
フトアームを回動自由に枢着し、このリフトアームとロ
ワーリンクとをリフトロッドで連結し、少なくとも一方
のリフトロッドを油圧シリンダーで構成してなるトラク
ターにおいて、操縦席近傍には、リフトアームを昇降回
動させる昇降用スイッチと、油圧のリフトロッドを伸縮
させる伸縮用スイッチとを設け、前記油圧リフトロッド
の横側部にも、昇降スイッチ及び伸縮用スイッチを併設
したことを特徴とするトラクターの作業機昇降装置の構
成とする。
フトアームを回動自由に枢着し、このリフトアームとロ
ワーリンクとをリフトロッドで連結し、少なくとも一方
のリフトロッドを油圧シリンダーで構成してなるトラク
ターにおいて、操縦席近傍には、リフトアームを昇降回
動させる昇降用スイッチと、油圧のリフトロッドを伸縮
させる伸縮用スイッチとを設け、前記油圧リフトロッド
の横側部にも、昇降スイッチ及び伸縮用スイッチを併設
したことを特徴とするトラクターの作業機昇降装置の構
成とする。
[実施例] 以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明する。
まず、構成から説明すると、トラクターの油圧シリンダ
ーケース10の左右両側部にはリフトアーム1、1が回動
自由に枢着され、このリフトアーム1、1とロワーリン
ク3、3との間には、リフトロッド4、4が介装連結さ
れている。
ーケース10の左右両側部にはリフトアーム1、1が回動
自由に枢着され、このリフトアーム1、1とロワーリン
ク3、3との間には、リフトロッド4、4が介装連結さ
れている。
左右のリフトロッド4、4のうち、右側のリフトロッド
4は油圧シリンダー12で構成され、これに作動油を供
給、排出することによって作業機を傾斜させることがで
きるように構成されている。
4は油圧シリンダー12で構成され、これに作動油を供
給、排出することによって作業機を傾斜させることがで
きるように構成されている。
また、操縦席6の横側部には、操縦パネル13が設けら
れ、この操縦パネル13には、リフトアーム3、3を昇降
回動させるための昇降用スイッチ2と、作業機の傾きを
調節するための伸縮用スイッチ5とが設けられている。
れ、この操縦パネル13には、リフトアーム3、3を昇降
回動させるための昇降用スイッチ2と、作業機の傾きを
調節するための伸縮用スイッチ5とが設けられている。
一方、前記油圧シリンダー12の横側部にも、昇降用スイ
ッチ2と伸縮用スイッチ5が設けられており、これを操
作することによって、作業機全体の上げ下げと傾斜調節
とが行えるようにしている。
ッチ2と伸縮用スイッチ5が設けられており、これを操
作することによって、作業機全体の上げ下げと傾斜調節
とが行えるようにしている。
なお、図中符号、7は後輪、8は動力取出軸、9はミッ
ションケース、11はフェンダー、14はスイッチボック
ス、15はトップリンク、16はトップリンク15の取付ヒッ
チ、17はマスト、18ロータリ耕耘装置、19は自在継手軸
である。
ションケース、11はフェンダー、14はスイッチボック
ス、15はトップリンク、16はトップリンク15の取付ヒッ
チ、17はマスト、18ロータリ耕耘装置、19は自在継手軸
である。
次に作用を説明する。通常の調節操作は操縦席側にて行
うものであり、作業者は、操縦席6に座った状態で、昇
降用スイッチ2と伸縮用スイッチ5を操作してロータリ
耕耘装置18を昇降させ、あるいは傾き調節を行う。
うものであり、作業者は、操縦席6に座った状態で、昇
降用スイッチ2と伸縮用スイッチ5を操作してロータリ
耕耘装置18を昇降させ、あるいは傾き調節を行う。
機体後部において、トラクターとロータリ耕耘装置18と
を連結する場合には、作業者は機体から降りて後方へ回
り込み、スイッチ体14に設けられている昇降用スイッチ
2と伸縮用スイッチ5を適宜操作してロワーリンク3、
3全体を昇降回動させ、あるいは片側のみを昇降回動さ
せる。この場合、ロワーリンク3側の孔位置とロータリ
耕耘装置18側のピンの位置があっていないときには、マ
ッチングができないことになるが、この装置では、作業
者は片方の手をスイッチ体14に添えて直にその動きを感
じ取りながら、目線だけは連結個所に向けておけば良い
ので、感覚的にも馴染みやすく、連結作業を容易にする
ことができる。
を連結する場合には、作業者は機体から降りて後方へ回
り込み、スイッチ体14に設けられている昇降用スイッチ
2と伸縮用スイッチ5を適宜操作してロワーリンク3、
3全体を昇降回動させ、あるいは片側のみを昇降回動さ
せる。この場合、ロワーリンク3側の孔位置とロータリ
耕耘装置18側のピンの位置があっていないときには、マ
ッチングができないことになるが、この装置では、作業
者は片方の手をスイッチ体14に添えて直にその動きを感
じ取りながら、目線だけは連結個所に向けておけば良い
ので、感覚的にも馴染みやすく、連結作業を容易にする
ことができる。
[考案の作用効果] この考案は、機体後部の油圧シリンダケースの左右両側
部にリフトアームを回動自由に枢着し、このリフトアー
ムとロワーリンクとをリフトロッドで連結し、少なくと
も一方のリフトロッドを油圧シリンダーで構成してなる
トラクターにおいて、操縦席近傍には、リフトアームを
昇降回動させる昇降用スイッチと、油圧のリフトロッド
を伸縮させる伸縮用スイッチとを設け、前記油圧リフト
ロッドの横側部にも、昇降用スイッチ及び伸縮用スイッ
チを併設したものであるから、機体から降りて左右のロ
ワーリンクを同時に昇降調節することも、片側だけを昇
降調節することもできるものであり、トラクターと作業
機とのマッチング作業を簡単、且つ迅速に行うことがで
きるものである。
部にリフトアームを回動自由に枢着し、このリフトアー
ムとロワーリンクとをリフトロッドで連結し、少なくと
も一方のリフトロッドを油圧シリンダーで構成してなる
トラクターにおいて、操縦席近傍には、リフトアームを
昇降回動させる昇降用スイッチと、油圧のリフトロッド
を伸縮させる伸縮用スイッチとを設け、前記油圧リフト
ロッドの横側部にも、昇降用スイッチ及び伸縮用スイッ
チを併設したものであるから、機体から降りて左右のロ
ワーリンクを同時に昇降調節することも、片側だけを昇
降調節することもできるものであり、トラクターと作業
機とのマッチング作業を簡単、且つ迅速に行うことがで
きるものである。
しかも、昇降用スイッチと伸縮用スイッチともに、上下
に伸縮移動する油圧シリンダー側に取り付けられている
ので、微小な調節領域の微妙な動きを手で直に感じ取る
ことができるものであり、従来のように目だけで確認す
るものに比べ、操作が簡単になると共に、調節の精度が
向上する特徴を有する。
に伸縮移動する油圧シリンダー側に取り付けられている
ので、微小な調節領域の微妙な動きを手で直に感じ取る
ことができるものであり、従来のように目だけで確認す
るものに比べ、操作が簡単になると共に、調節の精度が
向上する特徴を有する。
図はこの考案の実施例を示すものであり、第1図は側面
図、第2図は斜視図である。 符号の説明 1……リフトアーム 2……昇降用スイッチ 3……ロワーリンク 4……リフトロッド 5……伸縮用スイッチ 6……操縦席
図、第2図は斜視図である。 符号の説明 1……リフトアーム 2……昇降用スイッチ 3……ロワーリンク 4……リフトロッド 5……伸縮用スイッチ 6……操縦席
Claims (1)
- 【請求項1】機体後部の油圧シリンダケースの左右両側
部にリフトアームを回動自由に枢着し、このリフトアー
ムとロワーリンクとをリフトロッドで連結し、少なくと
も一方のリフトロッドを油圧シリンダーで構成してなる
トラクターにおいて、操縦席近傍には、リフトアームを
昇降回動させる昇降用スイッチと、油圧のリフトロッド
を伸縮させる伸縮用スイッチとを設け、前記油圧リフト
ロッドの横側部にも、昇降スイッチ及び伸縮用スイッチ
を併設したことを特徴とするトラクターの作業機昇降装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987139166U JPH0710Y2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | トラクターの作業機昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987139166U JPH0710Y2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | トラクターの作業機昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6443612U JPS6443612U (ja) | 1989-03-15 |
JPH0710Y2 true JPH0710Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31402170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987139166U Expired - Lifetime JPH0710Y2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | トラクターの作業機昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1186188B (it) * | 1985-11-08 | 1987-11-18 | Pirelli Cavi Spa | Nastro composito per l'isolamento di cavi elettrici e cavo elettrico che utilizza tale nastro per il suo isolamento |
JPH083215Y2 (ja) * | 1986-02-25 | 1996-01-31 | 三菱農機株式会社 | 圃場作業機における作業部の昇降操作具の配設構造 |
-
1987
- 1987-09-10 JP JP1987139166U patent/JPH0710Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6443612U (ja) | 1989-03-15 |
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