JPS6219004A - 二点リンク式ロ−タリ−耕耘装置のリンク機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は農用トラクターに装着する二点リンク式作業機
装着装置において、ロータリー耕耘装置の昇降姿勢を規
制するためのリンク機構に関するものである。

（ロ）従来技術 従来から農用トラクターの後部に装着する二点リンク式
の作業機装着装置は存在していたのである。これらの装
着装置は第６図に示す如くリフトアームに枢結したリフ
トリンクの他端をケースサポート等に連結して、リフト
アームの回動を回動することにより、トラクター後部に
固設したヒツチとケースサポートの連結点を中心にロー
タリー耕耘装置を回動し、昇降させていたのである。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 上記の如くヒツチとケースサポートの連結点を中心にロ
ータリー耕耘装置を回動させる構成であると、耕深を決
める尾輪下端とロータリー下端の差が上昇と共に大きく
なるのである。しかも、耕深制御をリヤカバーにて行う
構成であると、壇上作業、均平作業、播種作業等のため
のアタッチメントを使用した時に、耕深の変化に対して
リヤカバーの変動が大きく、精度が悪かったのである。

また、二点式のロータリー耕耘装置のりャカバーは三点
リンク式ロータリー耕耘装置のりャカバーよりも長いた
めに、下降時にリヤカバーが先に当たるためにリヤカバ
ーの長さを調節する必要があったのである。

（ニ）問題を解決するための手段 本発明は以上の点に鑑み、次の如く構成したのである。

ケースサポート側にベベルギヤボックスを固設し、トッ
プリンクマストに左右のビームを固設して、ベベルギヤ
ボックスとメインビームを回動自在としたものにおいて
、本機に固設したプラケットにトップリンク、リンクＡ
、トップリンクマストと直列に連結して枢結し、トップ
リンクとリンクＡの枢結点にリンクＢを枢結し、リンク
Ｂの他端をケースサポートに枢結したものである。

（ホ）実施例 本発明の目的は以上の如くであり、添付の図面に示した
実施例の構成に基づいて、本発明の詳細な説明すると。

第１図は二点リンク式作業機装着装置とロータリー耕耘
装置の側面図。第２図は同じく斜視図。

第３図は二点リンク式作業機装着装置平面図一部所面図
。第４図はベベルギヤボックス部断面図。

第５図はロータリー耕耘装置上昇軌跡を示す側面図。第
６図は従来のロータリー耕耘装置の」１昇軌跡を示す側
面図である。

本発明のリンク機構は、ロータリー耕耘装置を耕耘使用
範囲内で略平行昇降させるためのものであり、そのリン
ク機構を第１図、第２図、第３図にて説明すると。

農用トラクターの油圧ケースにリフトアーム（１）を突
設し、該リフトアーム（１）先端とリフトリンク（２）
を枢結し、該リフトリンク（２）の他端を、ロータリー
耕耘装置（Ｒ）のギヤボックス（５）側部より突設した
ケースサポート（３）の中程にビン（６）にて枢結し、
リフトアーム（１１の回動によりロ−タリー耕耘装置（
Ｒ）を昇降するのである。また、ミッションケースの後
端にブラケット（４）を固設し、トップリンク（７）を
ピン（８）にて枢支している。該トップリンク（７）の
他端をピン（９）にてリンクＡ　（１０）とリンクＢ　
（１１）を枢支し、該リンクＡ　（１０）の他端はボル
ト（１２）に枢支され、該ボルト（１２）はアッパーア
ーム（１３）及びトップリンクマスト（１４）を枢支し
ている。そして、リンクＢ　（１１）の他端は前記ケー
スサポート（３）の内側でビン（６）にて枢支されてお
り、ケースサポート（３）の前端は農用トラクターのミ
ッションケース後端に固設したヒツチ（１５）と枢結さ
れ、ケースサポート（３）の後端はメインビーム外（１
６）及びパイプ（１８）に固設されている。

前記トップリンクマスト（１４）は「＜」の字形に構成
され、上端をリンクＡ　（１０）及びアッパーアーム（
１３）と枢結し、中央部をベベルギヤボックス（５）に
固設され、後端をポル）　（１９）にてステー（２０）
及びデプスフレーム（２１）と枢結している。該デプス
フレーム（２１）後端にはハンガーロンド（２２）を嵌
装し、該ハンガーロンド（２２）下端に尾輪（２３）を
装着している。又、デプスフレーム（２１）中途部とス
テー　（２０）上端をアジャストスクリュー（２４）に
連結し、尾輪（２３）の高さをハンドル（２５）を回転
することにより調整可能としている。

これらリンク機構はヒツチ（１５）後端を中心に回動す
るに従ってロータリー耕耘装置を平行に維持するように
構成するものであるから、第４図に示す如くメインビー
ムを中心にローター等が回動可能としている。即ち、左
右のメインビームをメインビーム外（１６）とメインビ
ーム内（１７）にそれぞれ分割し、メインビーム内（１
７）の内側をギヤケース（５）に固設し、該メインビー
ム内（１７）にパイプ（１８）を外嵌して、回動可能と
しており、該パイプ（１８）外側にトップリンクマスト
（１４）及びメインビーム外（１６）を固設している。

（２６）は抜は止め用のリングである。前記メインビー
ム外（１６）の右端はサイドサポート（２７）を固設し
、左端はギヤケース（２８）を固設している。また、パ
イプ（１８）内側とギヤボックス（５）間にケースサポ
ー）　（３１（３１を固設し、ケースサポート＋３１　
（３１間にユニバーサルジヨイント（２９）を内装して
、ケースサポート（３）の中途部にリフトリンク（２）
及びリンクＢ　（１１）を枢支し、前端をヒツチ（１５
）と枢結している。

（へ）作用 上記のような構成により、次のように作用するのである
。

即ち、第５図に示す如く、リフトアーム（１）を回動さ
せると、リフトリンク（２）を介してケースサボ−Ｈ３
１も回動され、ケースサポート（３）の回動によりリン
クＢ　（１１）を介してトップリンク（７）が回動する
。また、同時にリンクＡ　（１０）がトップリンクマス
ト（１４）を規制してロータリー耕耘装置（Ｒ）の回動
を規制するのである。よって、作業範囲内ｐでは略ロー
タリー耕耘装置を平行に上昇または下降させることがで
きるのである。

（ト）発明の効果 以上のような構成、作用により本発明は次のような効果
が得られるのである。

まず第１に、耕耘作業や代掻き作業等の使用範囲内で略
水平に維持した移動とすることができたので、変動が少
なくなってロータリーによる作業の仕上がりがよくなっ
たのである。

第２に、自動耕深制御時の調整が不要となったのである
。

第３に、スライド装置が不要となり、リヤカバーも短く
て済むようになったのである 第４に、二点リンク式作業機装着装置で三点リンク式作
業機装着装置と同等以上の動きとすることができたので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は二点リンク式作業機装着装置とロータリー耕耘
装置の側面図。第２図は同じく斜視図。 第３図は二点リンク式作業機装着装置平面図一部所面図
。第４図はベベルギヤボックス部断面図。 第５図はロータリー耕耘装置上昇軌跡を示す側面図。第
６図は従来のロータリー耕耘装置の上昇軌跡を示す側面
図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ケースサポート側にベベルギヤボックス（５）を固設し
   、トップリンクマスト（１４）に左右のビームを固設し
   て、ベベルギヤボックス（５）とメインビームを回動自
   在としたものにおいて、本機に固設したブラケット（４
   ）にトップリンク（７）、リンクＡ（１０）、トップリ
   ンクマスト（１４）と直列に連結して枢結し、前記トッ
   プリンク（７）とリンクＡ（１０）の枢結点にリンクＢ
   （１１）を枢結し、リンクＢ（１１）の他端をケースサ
   ポート（３）に枢結したことを特徴とする二点リンク式
   ロータリー耕耘装置のリンク機構。