JPS62161995A - 紡機用トラベラ - Google Patents
紡機用トラベラInfo
- Publication number
- JPS62161995A JPS62161995A JP262186A JP262186A JPS62161995A JP S62161995 A JPS62161995 A JP S62161995A JP 262186 A JP262186 A JP 262186A JP 262186 A JP262186 A JP 262186A JP S62161995 A JPS62161995 A JP S62161995A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traveler
- nickel
- alloy
- hard
- phosphorus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H7/00—Spinning or twisting arrangements
- D01H7/02—Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
- D01H7/52—Ring-and-traveller arrangements
- D01H7/60—Rings or travellers; Manufacture thereof not otherwise provided for ; Cleaning means for rings
- D01H7/604—Travellers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は高速精紡において優れた性能を発揮する紡機用
トラベラに関するものである。
トラベラに関するものである。
従来技術とその問題点
従来の紡機用トラベラは、一般に硬鋼線材を用いて形成
されている。しかし、上記トラベラではスピンドル回転
数が20.000 r、p、m、以上(現在の高速回転
は15.000 r、p、m、〜] 6. Oo o
r、p−m、 ) ではリングとトラベラの摩擦抵抗の
増大と摩擦熱の急激な上昇のため、トラベラが早期に焼
付き飛敗し、連続運転が出来ないという欠点があった。
されている。しかし、上記トラベラではスピンドル回転
数が20.000 r、p、m、以上(現在の高速回転
は15.000 r、p、m、〜] 6. Oo o
r、p−m、 ) ではリングとトラベラの摩擦抵抗の
増大と摩擦熱の急激な上昇のため、トラベラが早期に焼
付き飛敗し、連続運転が出来ないという欠点があった。
本発明の目的は上記問題点を解決した紡機用トラベラを
提供することにある。
提供することにある。
問題点の解決手段
本発明は硬f@線材又は合金鋼線を素材として横形、タ
テ形等所要形状のトラベラに形成し、次いで、上記トラ
ベラの表面に0.2μ〜3μの硬質微粒子を共析物質と
し、ニッケル、リンを含有するニッケル合金をマトリッ
クスとする硬質複合メッキ層を、その厚さが5μ〜15
Pとなるように形成し、次に850℃〜450℃の温度
で、50〜150分の時間をかけて熱処理を行うことに
より、複合メッキ層はマトリックスとしたニッケル合金
が結晶化され、硬質微粒子とマトリックスの密着性が強
化されるため、高硬度で耐摩耗性を良好になした紡機用
トラベラを得る。
テ形等所要形状のトラベラに形成し、次いで、上記トラ
ベラの表面に0.2μ〜3μの硬質微粒子を共析物質と
し、ニッケル、リンを含有するニッケル合金をマトリッ
クスとする硬質複合メッキ層を、その厚さが5μ〜15
Pとなるように形成し、次に850℃〜450℃の温度
で、50〜150分の時間をかけて熱処理を行うことに
より、複合メッキ層はマトリックスとしたニッケル合金
が結晶化され、硬質微粒子とマトリックスの密着性が強
化されるため、高硬度で耐摩耗性を良好になした紡機用
トラベラを得る。
上記マトリックスとして用いられるニッケル合金ハニッ
ケル−リン合金、ニッケル−タングステン−リン合金、
ニッケルーコバルト−りン合金がある。また、硬質微粒
子としては、炭化ケイ素、炭化タングステン、炭化チタ
ン、炭化ホウ素、炭化クロム、酸化アルミニウム、ダイ
ヤモンド、金属微粉末、セラミック、窒化ケイ素などが
ある。また、硬質微粒子の大きさが3μを超えるとメッ
キ層よりの脱落が早くなり、0、2μ未満では耐摩性が
劣る。
ケル−リン合金、ニッケル−タングステン−リン合金、
ニッケルーコバルト−りン合金がある。また、硬質微粒
子としては、炭化ケイ素、炭化タングステン、炭化チタ
ン、炭化ホウ素、炭化クロム、酸化アルミニウム、ダイ
ヤモンド、金属微粉末、セラミック、窒化ケイ素などが
ある。また、硬質微粒子の大きさが3μを超えるとメッ
キ層よりの脱落が早くなり、0、2μ未満では耐摩性が
劣る。
さらに、硬質複合メッキ層の厚さを5 p〜15μとし
友が、5P以下では高速における耐摩耗性において不十
分であり、】5μ以上ではメッキの肌が荒れ、クラック
発生の原因となると共に、処理時間が極めて長くなり、
コストアップになるという欠点がある。
友が、5P以下では高速における耐摩耗性において不十
分であり、】5μ以上ではメッキの肌が荒れ、クラック
発生の原因となると共に、処理時間が極めて長くなり、
コストアップになるという欠点がある。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図に示すように、硬鋼線材を横形のトラベラ形状に
加工し、トラベラ(1)を形成する。
加工し、トラベラ(1)を形成する。
上記トラベラ(1)を、浴組成が
硫酸ニッケル 24 り/1次亜リン酸ナ
トリウム 2117//乳酸
30 り/lプロピオン酸 2 m
l/e硝酸鉛 o、ooot q/
I!で、メッキ条件が浴@90℃、浴のPH4,5に制
御されたメッキ浴中に浸漬し、硬質微粒子として0.4
Pの炭化ケイ素を2 (//lだけ添加しながら撹拌し
、トラベラ(1)もバレルメッキのように回転させなが
ら無電解複合メッキを行った。
トリウム 2117//乳酸
30 り/lプロピオン酸 2 m
l/e硝酸鉛 o、ooot q/
I!で、メッキ条件が浴@90℃、浴のPH4,5に制
御されたメッキ浴中に浸漬し、硬質微粒子として0.4
Pの炭化ケイ素を2 (//lだけ添加しながら撹拌し
、トラベラ(1)もバレルメッキのように回転させなが
ら無電解複合メッキを行った。
これにより、トラベラ(1)の表面にニッケル合金マト
リックス中に炭化ケイ素(!)粒子が共析し外敵した複
合メツΦ被膜層(3)が形成された。さらに上記複合メ
ッキを行った後、熱処理炉において約400℃で約1時
間加熱することにより、無電解ニッケルメッキ被膜がニ
ッケル−リンの結晶化によって、第3図に示すようにH
VlooOの高硬度を得ることができ、また、ニッケル
−リンの結晶化で炭化ケイ素との密着性が強化され、耐
摩耗性が飛ム1的に向上する。また皮膜が平滑で寸法精
度にすぐれておシ、密着性や耐食性も良好となった。
リックス中に炭化ケイ素(!)粒子が共析し外敵した複
合メツΦ被膜層(3)が形成された。さらに上記複合メ
ッキを行った後、熱処理炉において約400℃で約1時
間加熱することにより、無電解ニッケルメッキ被膜がニ
ッケル−リンの結晶化によって、第3図に示すようにH
VlooOの高硬度を得ることができ、また、ニッケル
−リンの結晶化で炭化ケイ素との密着性が強化され、耐
摩耗性が飛ム1的に向上する。また皮膜が平滑で寸法精
度にすぐれておシ、密着性や耐食性も良好となった。
なお、複合メッキ層に含有する硬質微粒子には、高強度
で、耐薬品性、耐摩耗性が犬きく、更に熱伝導率の良好
な炭化ケイ素が最も良く、トラベラの走行により生じる
摩擦熱を放散し易くトラベラ寿命を延長させる利点があ
る。
で、耐薬品性、耐摩耗性が犬きく、更に熱伝導率の良好
な炭化ケイ素が最も良く、トラベラの走行により生じる
摩擦熱を放散し易くトラベラ寿命を延長させる利点があ
る。
発明の効果
本発明の紡機用トラベラは炭化ケイ素などの硬質微粒子
が共析した、硬度の極めて高い硬質複合メッキ層を有し
ているため、トラベラ焼けが発生せず、スピンドル回転
数が20.000 r。
が共析した、硬度の極めて高い硬質複合メッキ層を有し
ているため、トラベラ焼けが発生せず、スピンドル回転
数が20.000 r。
p、 m、〜80.00 Or、p、m、の高速運転域
においても安定した連α運伝が可能とな9、かつ耐摩耗
性が極めてf2れているため、トラベラ寿命が延長でき
るという侵れ九効襲全有するものである。
においても安定した連α運伝が可能とな9、かつ耐摩耗
性が極めてf2れているため、トラベラ寿命が延長でき
るという侵れ九効襲全有するものである。
第1図は本発明の紡機用トラベラの1実施例を示す正面
図、第2図は要部破断断面図、第8図は熱処理温度とN
1−P皮膜硬度との関係図である。 特許出願人 金 井 宏 之′、、゛1第1図
第2図 ? 第3図 惹文理、A、&
図、第2図は要部破断断面図、第8図は熱処理温度とN
1−P皮膜硬度との関係図である。 特許出願人 金 井 宏 之′、、゛1第1図
第2図 ? 第3図 惹文理、A、&
Claims (3)
- (1)硬鋼線又は合金鋼線よりなるトラベラの表面に、
硬質微粒子を共析物質としニッケル、リンを含有するニ
ッケル合金をマトリックスとする硬質複合メッキ層を形
成させたことを特徴とする紡機用トラベラ。 - (2)上記ニッケル合金がニッケル−リン合金、ニッケ
ル−タングステン−リン合金、ニッケル−コバルト−リ
ン合金の1種からなることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の紡機用トラベラ。 - (3)上記硬質微粒子が炭化ケイ素、炭化タングステン
、炭化チタン、炭化ホウ素、炭化クロム、酸化アルミニ
ウム、ダイヤモンド、金属微粉末、セラミック、窒化ケ
イ素のグループから選ばれた少なくとも1種とすること
を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の紡
機用トラベラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP262186A JPS62161995A (ja) | 1986-01-08 | 1986-01-08 | 紡機用トラベラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP262186A JPS62161995A (ja) | 1986-01-08 | 1986-01-08 | 紡機用トラベラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62161995A true JPS62161995A (ja) | 1987-07-17 |
Family
ID=11534477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP262186A Pending JPS62161995A (ja) | 1986-01-08 | 1986-01-08 | 紡機用トラベラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62161995A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6477628A (en) * | 1987-09-12 | 1989-03-23 | Toyoda Automatic Loom Works | Traveler for spinning frame |
JPH0222498A (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-25 | Teikoku Piston Ring Co Ltd | 摺動部材 |
EP1067220A3 (en) * | 1999-07-06 | 2003-03-19 | SBR S.r.l. | Article plated with boron carbide in a nickel-phosphorus matrix, and process and bath for its preparation |
JP2006249453A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Hino Motors Ltd | 複合めっき材 |
CN102995182A (zh) * | 2012-10-31 | 2013-03-27 | 无锡市祁达纺织印染有限公司 | 一种纺织机纱锭 |
CN103009681A (zh) * | 2012-12-27 | 2013-04-03 | 宁夏东方钽业股份有限公司 | 一种高强度耐蚀耐磨切割钢丝及其制备方法 |
CN104831324A (zh) * | 2015-04-30 | 2015-08-12 | 云南民族大学 | 一种Ni-W/SiC复合镀层制备方法 |
CN110835771A (zh) * | 2019-11-21 | 2020-02-25 | 重庆大学 | 一种纺织用钢丝圈表面处理方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5844738A (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-15 | Toshiba Corp | サフアイヤ基板のスクライビング方法 |
JPS605869A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-12 | Hitachi Metals Ltd | プラスチツク成形機用シリンダの製造法 |
-
1986
- 1986-01-08 JP JP262186A patent/JPS62161995A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5844738A (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-15 | Toshiba Corp | サフアイヤ基板のスクライビング方法 |
JPS605869A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-12 | Hitachi Metals Ltd | プラスチツク成形機用シリンダの製造法 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6477628A (en) * | 1987-09-12 | 1989-03-23 | Toyoda Automatic Loom Works | Traveler for spinning frame |
JP2555629B2 (ja) * | 1987-09-12 | 1996-11-20 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 紡機用トラベラ |
JPH0222498A (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-25 | Teikoku Piston Ring Co Ltd | 摺動部材 |
EP1067220A3 (en) * | 1999-07-06 | 2003-03-19 | SBR S.r.l. | Article plated with boron carbide in a nickel-phosphorus matrix, and process and bath for its preparation |
JP2006249453A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Hino Motors Ltd | 複合めっき材 |
CN102995182A (zh) * | 2012-10-31 | 2013-03-27 | 无锡市祁达纺织印染有限公司 | 一种纺织机纱锭 |
CN103009681A (zh) * | 2012-12-27 | 2013-04-03 | 宁夏东方钽业股份有限公司 | 一种高强度耐蚀耐磨切割钢丝及其制备方法 |
CN104831324A (zh) * | 2015-04-30 | 2015-08-12 | 云南民族大学 | 一种Ni-W/SiC复合镀层制备方法 |
CN110835771A (zh) * | 2019-11-21 | 2020-02-25 | 重庆大学 | 一种纺织用钢丝圈表面处理方法 |
CN110835771B (zh) * | 2019-11-21 | 2021-07-06 | 重庆大学 | 一种纺织用钢丝圈表面处理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4193253A (en) | Spinning pot | |
JPS62161995A (ja) | 紡機用トラベラ | |
US4131697A (en) | Method of coating carbon filaments with silicon carbide | |
JPS6138000A (ja) | 紡機用トラベラ | |
US3226924A (en) | Electrolessly plated textile ring traveler | |
JPS6137999A (ja) | 紡機用リング | |
JPH0571685B2 (ja) | ||
US5702763A (en) | Selective codeposition of particulate matter and composite plated articles thereof | |
JP2627343B2 (ja) | 紡機用トラベラ | |
JPH0665470U (ja) | 紡機用リング | |
JP2955693B2 (ja) | 紡機用金属トラベラ | |
JPS6278221A (ja) | 紡機用メタリツクワイヤ | |
JPH03138374A (ja) | 耐摩耗性摺接部材の製造方法 | |
JPS61287665A (ja) | 綾振ドラムの製造方法 | |
JPH02182927A (ja) | 紡機用リング | |
US5674631A (en) | Selective codeposition of particulate matter and composite plated articles thereof | |
JPH0613267Y2 (ja) | バルーンコントロールリング | |
JPH03199433A (ja) | 紡機用リング | |
JPH05106125A (ja) | 紡機用金属トラベラ | |
JPH055230A (ja) | 紡機用リング | |
JPS61245320A (ja) | 紡機用リング | |
JPS6228418A (ja) | 紡績用リングの製造方法 | |
JP2526098B2 (ja) | 紡機用トラベラ | |
JPH0730483B2 (ja) | 紡機用トラベラ | |
JP2526058B2 (ja) | 紡機用トラベラ |