JPS6278221A - 紡機用メタリツクワイヤ - Google Patents
紡機用メタリツクワイヤInfo
- Publication number
- JPS6278221A JPS6278221A JP21571185A JP21571185A JPS6278221A JP S6278221 A JPS6278221 A JP S6278221A JP 21571185 A JP21571185 A JP 21571185A JP 21571185 A JP21571185 A JP 21571185A JP S6278221 A JPS6278221 A JP S6278221A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- carbide
- metallic wire
- hard
- hard fine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
童業上の利用分野
本発明は紡機の楕綿機や空気精紡機等に用いられる耐摩
耗性を有する紡機用メタリックワイヤに関するものであ
る。
耗性を有する紡機用メタリックワイヤに関するものであ
る。
従来技術とその問題点
従来、紡機用メタリックワイヤは耐摩耗性を向上させる
ために、熱処理や各糧耐摩耗性物質の被覆層をつくる等
の方法が行なわれている。
ために、熱処理や各糧耐摩耗性物質の被覆層をつくる等
の方法が行なわれている。
しかし、熱処理により耐摩耗性を付与する場合、浸炭し
た鋼又は炭素鋼を鋼の変態点まで加熱し、冷却して焼入
れを行なうため、焼入れ歪を生じメタリックワイヤの歯
の高さムラが起ったシ、各歯の硬度ムラが生じ、又その
硬度は900Hマ前後位までしか入らないという欠点が
ある。又、耐摩耗性物質の被覆層をつくる一つの方法と
して超硬質金属を溶射して耐摩耗性の高い層を設ける場
合、硬度は高いが表面アラサが粗く、繊維切断を生ずる
という欠点がある。
た鋼又は炭素鋼を鋼の変態点まで加熱し、冷却して焼入
れを行なうため、焼入れ歪を生じメタリックワイヤの歯
の高さムラが起ったシ、各歯の硬度ムラが生じ、又その
硬度は900Hマ前後位までしか入らないという欠点が
ある。又、耐摩耗性物質の被覆層をつくる一つの方法と
して超硬質金属を溶射して耐摩耗性の高い層を設ける場
合、硬度は高いが表面アラサが粗く、繊維切断を生ずる
という欠点がある。
問題点を解決するための手段
本発明は上記欠点を除去するものであり、極めて高い硬
度の耐摩耗性の層を有し、更に上記層の厚みも均一であ
る紡機用メタリックワイヤ金提供するものである。
度の耐摩耗性の層を有し、更に上記層の厚みも均一であ
る紡機用メタリックワイヤ金提供するものである。
即ち、本発明は鋼線又は合金銅線よりメタリックワイヤ
f、形成し、上記により得たメタリックワイヤに、0.
2μ〜3μの硬質微粒子を共析物質として、ニッケル、
リンを含有するニッケル合金をマトリックスとする;礪
[解分散メッキ+iv!fそ)J4みが1 p 〜50
p トfx ル様に形成1..300〜500℃の温
度で60分〜1go分の時間をかけて熱処理を行なうこ
とにより、ニッケル合金のマトリックスの結晶化で硬質
微粒子とマトリックスの密着性も強化されるために、高
硬度で耐摩耗性を良好になした紡機用メタリックワイヤ
である。
f、形成し、上記により得たメタリックワイヤに、0.
2μ〜3μの硬質微粒子を共析物質として、ニッケル、
リンを含有するニッケル合金をマトリックスとする;礪
[解分散メッキ+iv!fそ)J4みが1 p 〜50
p トfx ル様に形成1..300〜500℃の温
度で60分〜1go分の時間をかけて熱処理を行なうこ
とにより、ニッケル合金のマトリックスの結晶化で硬質
微粒子とマトリックスの密着性も強化されるために、高
硬度で耐摩耗性を良好になした紡機用メタリックワイヤ
である。
上記硬質微粒子としては、炭化けい素、炭化タングステ
ン、炭化チタン、炭化ほう素、炭化クロム、酸化アルミ
ニウム、窒化けい素等のセラミック、ダイヤモンド、金
属微粉末などがある。
ン、炭化チタン、炭化ほう素、炭化クロム、酸化アルミ
ニウム、窒化けい素等のセラミック、ダイヤモンド、金
属微粉末などがある。
以下本発明の実施例を図面により説明する。
実施例
鋼線又は合金鋼線より第1図、第2図に示す様な所定の
形状のメタリックワイヤ(1)K加工し、焼入れ、焼戻
し等の熱処理f:施した後、上記メタリックワイヤの歯
部(!)のみセラミック等の硬′IK微粒子を含むニッ
ケル合金をマトリックスとする無! @分散メッキ11
5 f31 i形成し本発明の紡機用メタリックワイヤ
を構成する。
形状のメタリックワイヤ(1)K加工し、焼入れ、焼戻
し等の熱処理f:施した後、上記メタリックワイヤの歯
部(!)のみセラミック等の硬′IK微粒子を含むニッ
ケル合金をマトリックスとする無! @分散メッキ11
5 f31 i形成し本発明の紡機用メタリックワイヤ
を構成する。
上記メッキI5を形成するためには、通常所要のロール
にメタリックワイヤをべた巻き、あるいは溝巻きにて巻
付ける。
にメタリックワイヤをべた巻き、あるいは溝巻きにて巻
付ける。
上記メタリックワイヤ全巻付けたロールを、浴組成が、
硫酸ニッケル 24 (?/1次唾リン酸
ナトリウム 2’ I C1/1乳酸
3017/I’プロピオン酸 2 、
ne/l硝酸鉛 0.0001q/pで、
メッキ条件が浴温90’l’!、浴のPH4,5に制御
されたメッキ浴中に浸漬し、硬′M@粒子として0.4
μの炭化けい素t−2り//だけ添加しながら攪拌し、
ローラも回転若しくは揺動させながら無?!解複合メッ
キを行なつ九。
ナトリウム 2’ I C1/1乳酸
3017/I’プロピオン酸 2 、
ne/l硝酸鉛 0.0001q/pで、
メッキ条件が浴温90’l’!、浴のPH4,5に制御
されたメッキ浴中に浸漬し、硬′M@粒子として0.4
μの炭化けい素t−2り//だけ添加しながら攪拌し、
ローラも回転若しくは揺動させながら無?!解複合メッ
キを行なつ九。
これにより、第3図に示す如くメタリックワイヤの歯部
(!1表面に、ニッケルマトリックス中に炭化けい素(
4)t−共析した複合メッキ’i ti+が形成された
。さらに、上記複合メッキを行った後、熱処理・戸にお
いて約400℃で約1時間加熱することにより、無電解
ニッケルリンメッキ被嗅がニッケルーリンの結晶化によ
って表面硬度1OOO〜12001(vの高硬度を得る
ことができ、またニッケルーリンの結晶化で炭化けい素
の密着性が強化される。
(!1表面に、ニッケルマトリックス中に炭化けい素(
4)t−共析した複合メッキ’i ti+が形成された
。さらに、上記複合メッキを行った後、熱処理・戸にお
いて約400℃で約1時間加熱することにより、無電解
ニッケルリンメッキ被嗅がニッケルーリンの結晶化によ
って表面硬度1OOO〜12001(vの高硬度を得る
ことができ、またニッケルーリンの結晶化で炭化けい素
の密着性が強化される。
なお硬′A微粒子の大きさけ0.2〜3Pがよく0.2
μ未1”1Mでは耐摩性が劣り、8μ全超えるとメッキ
層よりの脱落が早くなる。
μ未1”1Mでは耐摩性が劣り、8μ全超えるとメッキ
層よりの脱落が早くなる。
また、便質複金メッキ層の厚さは1〜50μがよく、1
μ未満では高速における耐摩耗性において不十分であり
、50Pを超えるとメッキの肌が荒n1クラック発生の
原因となるという欠点がある。
μ未満では高速における耐摩耗性において不十分であり
、50Pを超えるとメッキの肌が荒n1クラック発生の
原因となるという欠点がある。
また、上記複合メッキ層の下地にニッケルメッキ層を設
けるとメッキの密着性がより向上する。
けるとメッキの密着性がより向上する。
発明の効果
本発明のメタリックワイヤは上記の如く硬質微粒子を共
析物質とし、ニッケル、リンを言有するニッケル合金を
マトリックスとする硬質複合メッキ層を形成して構成し
ているので、靭性が大きくてしかも耐摩耗性を著るしぐ
向上するものである。
析物質とし、ニッケル、リンを言有するニッケル合金を
マトリックスとする硬質複合メッキ層を形成して構成し
ているので、靭性が大きくてしかも耐摩耗性を著るしぐ
向上するものである。
また表面は滑らかであるので従来の超硬質合金の溶射に
よる局部的摩耗という現象も発生せず、寿命を著るしく
延長する等の優れた効果全有する発明である。
よる局部的摩耗という現象も発生せず、寿命を著るしく
延長する等の優れた効果全有する発明である。
第1図は本発明の1実棒例を示す紡機用学中′イの正面
図、第2図は同ケ面図、第8図は要部拡大図である。
図、第2図は同ケ面図、第8図は要部拡大図である。
(1)・・・メタリックワイヤ
(z)・・・歯部
(3)・・・複合メッキ層
+41・・・硬質微粒子
第1図 第2図
第3図
Claims (2)
- (1)鋼線又は合金鋼線より形成された紡機用メタリッ
クワイヤの少なくとも歯部の表面に、硬質微粒子を共析
物質とし、ニッケル、リンを含有するニッケル合金をマ
トリックスとする硬質複合メッキ層を形成させたことを
特徴とする紡機用メタリックワイヤ。 - (2)上記硬質微粒子が炭化けい素、炭化タングステン
、炭化チタン、炭化ほう素、炭化クロム、酸化アルミニ
ウム、窒化けい素等のセラミック、ダイヤモンド、金属
微粉末等のグループから選ばれた少なくとも1種からな
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の紡機用
メタリックワイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21571185A JPS6278221A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 紡機用メタリツクワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21571185A JPS6278221A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 紡機用メタリツクワイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6278221A true JPS6278221A (ja) | 1987-04-10 |
Family
ID=16676897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21571185A Pending JPS6278221A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 紡機用メタリツクワイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6278221A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01142466U (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-29 | ||
DE19822265B4 (de) * | 1997-06-13 | 2006-07-06 | Rieter Ingolstadt Spinnereimaschinenbau Ag | Offenend-Spinnrotor und Verfahren zu seiner Herstellung |
US20120255143A1 (en) * | 2011-04-08 | 2012-10-11 | Graf + Cie Ag | Saw-Tooth Clothing |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5140330U (ja) * | 1974-09-20 | 1976-03-25 | ||
JPS5160737A (ja) * | 1974-11-21 | 1976-05-26 | Nippon Shinpu Kk | Kinzokushinpu |
JPS51116227A (en) * | 1975-04-03 | 1976-10-13 | Toyoda Automatic Loom Works | Processing method of defiberizing metallic wire in spinning machine |
-
1985
- 1985-09-27 JP JP21571185A patent/JPS6278221A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5140330U (ja) * | 1974-09-20 | 1976-03-25 | ||
JPS5160737A (ja) * | 1974-11-21 | 1976-05-26 | Nippon Shinpu Kk | Kinzokushinpu |
JPS51116227A (en) * | 1975-04-03 | 1976-10-13 | Toyoda Automatic Loom Works | Processing method of defiberizing metallic wire in spinning machine |
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JPH01142466U (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-29 | ||
DE19822265B4 (de) * | 1997-06-13 | 2006-07-06 | Rieter Ingolstadt Spinnereimaschinenbau Ag | Offenend-Spinnrotor und Verfahren zu seiner Herstellung |
US20120255143A1 (en) * | 2011-04-08 | 2012-10-11 | Graf + Cie Ag | Saw-Tooth Clothing |
US8590110B2 (en) * | 2011-04-08 | 2013-11-26 | Graf + Cie Ag | Saw-tooth clothing for a textile machine |
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