JPS6213602B2 - - Google Patents

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JPS6213602B2
JPS6213602B2 JP51147625A JP14762576A JPS6213602B2 JP S6213602 B2 JPS6213602 B2 JP S6213602B2 JP 51147625 A JP51147625 A JP 51147625A JP 14762576 A JP14762576 A JP 14762576A JP S6213602 B2 JPS6213602 B2 JP S6213602B2
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JP
Japan
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signal
line
counter
binary
along
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Application number
JP51147625A
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English (en)
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JPS5276952A (en
Inventor
Maaseru Maauin
Jei Miian Rarufu
Shuroodaa Joorisu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Publication of JPS5276952A publication Critical patent/JPS5276952A/ja
Publication of JPS6213602B2 publication Critical patent/JPS6213602B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/22Analogue/digital converters pattern-reading type
    • H03M1/24Analogue/digital converters pattern-reading type using relatively movable reader and disc or strip
    • H03M1/28Analogue/digital converters pattern-reading type using relatively movable reader and disc or strip with non-weighted coding
    • H03M1/30Analogue/digital converters pattern-reading type using relatively movable reader and disc or strip with non-weighted coding incremental
    • H03M1/308Analogue/digital converters pattern-reading type using relatively movable reader and disc or strip with non-weighted coding incremental with additional pattern means for determining the absolute position, e.g. reference marks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Golf Clubs (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数回回転するシヤフトの角度位置
を表わす信号を発生するための装置に係る。
これまで複数回回転するシヤフトの角度位置を
表わす信号を発生する事が望まれる時には、高度
な分解能と広いレンジとが得られるべきである場
合に2つの回転位置トランスジユーサと共にギヤ
減速装置を用いるのが標準的なやり方であつた。
1方のトランスジユーサは精密な分解能信号を与
えるためにシヤフトにより直接駆動される。他方
のトランスジユーサはギヤ減速装置により駆動さ
れてレンジ信号を発生する。この型式の初期の構
成体は非常に精密で且つコストの高いギヤ減速装
置を必要とした。
2つの回転位置トランスジユーサに用いるため
のギヤ減速装置の複雑さを減少する構成が米国特
許第2944159号に開示されている。この簡単化さ
れたギヤ構成体はアナログ位置信号を与えるため
にカスケード状に電気的接続された2つのシンク
ロ即ちリゾルバと組合わされて米国特許第
3885209号に用いられている。この特許に用いら
れた型式のシンクロ即ちリゾルバが使用されそし
てシヤフトの位置を表わすデジタル出力信号が所
望される時には、アナログ―デジタル変換装置が
必要とされる。高い分解能及び広いレンジがアナ
ログ装置によつて与えられる場合にはデジタル信
号への変換が困難であり、従つてかゝる装置が高
価なものとなる。
本発明の目的はシヤフトの角度位置を表わすデ
ジタル信号を発生しそしてこれまでの装置よりも
簡単である装置を提供することである。
本発明の特徴の1つは2つの回転位置トランス
ジユーサを用い、両トランスジユーサが複数回回
転しそして各トランスジユーサの各回転に対して
同じ信号が発生されるという点で多義性のある信
号を発生する事である。
本発明によれば、回転シヤフトに接続され該回
転シヤフトの回転数の2進表示を与える回転シヤ
フト位置トランスジユーサにおいて、感知しうる
符号を有した第1及び第2のコードデイスクであ
つて、第1のコードデイスクが前記シヤフトの1
回転毎に1回転し、前記第1のコードデイスクが
nを零より大きい整数として2n回転より1だけ
多い回転、すなわち2n+1回転するとき第2の
コードデイスクが2n回転するように前記シヤフ
トによつて相互に関連して回転されるようになつ
た第1及び第2のコードデイスクと、前記第1の
コードデイスクに関連付けられそこに付された前
記符号を感知して回転基準位置からの前記第1の
コードデイスクの1回転毎に2n個の位置パルス
と1つの基準パルスを与えるための第1の感知手
段と、前記第2のコードデイスクに関連付けられ
そこに付された前記符号を感知して前記回転基準
位置からの前記第2のコードデイスクの1回転毎
に1つの基準パルスを与えるための第2の感知手
段と、前記第1および第2の感知手段に相互接続
され前記第1および第2の感知手段からの前記基
準パルスに応答して、前記第1のコードデイスク
が前記回転基準位置から回転した回転数の2進信
号表示として、前記第2の感知手段からの基準パ
ルスとそれに続く前記第1の感知手段からの基準
パルスとの間の間隔における前記第1の感知手段
からの位置パルスの数の直接的な2進カウントを
与えるための信号処理手段とを備えることを特徴
とする回転シヤフト位置トランスジユーサが提供
される。
本発明の3つの別々の実施例が以下に説明され
る。第1の実施例に於いては、第1及び第2の回
転信号発生器が絶対値エンコード化装置である。
従つて電力停止後に電力が回復すると、各発生器
がたゞちにその各々の出力信号を発生し、この際
に論理回路が第1シヤフトの正しい角度位置を表
わす回転位置信号をたゞちに発生する。
第2及び第3の実施例に於いては、第1及び第
2回転信号発生器として増分信号発生装置が用い
られる。然し乍らこれらの両実施例は増分装置を
用いたこれまでの位置トランスジユーサの欠点を
解消する様に構成されている。電力停止後に電力
が回復すると、これまでの増分型式のトランスジ
ユーサは第1基準点の正しい角度位置及び第1シ
ヤフトの正しい回転数とを再現するため初期状態
に戻ること或いは外部基準に基くことが必要とさ
れた。
ここに示す第2及び第3の実施例の構成体はこ
れまでの増分型式のトランスジユーサによつて必
要とされた復帰をいずれも必要としないという効
果を有している。その結果、増分装置の簡単さが
この点に関する絶対値装置の効果と結合される。
第2の実施例においては、電力停止後に電力が回
復すると、第1シヤフトの2回転以内に第1基準
点の正しい角度位置と第1シヤフトの正しい回転
数の回復がなされる。第3の実施例においては、
そのような回復は第1シヤフトの1回転以内にな
される。更に詳述すると、電力停止後に電力が回
復するとき、第2の実施例においては、第1シヤ
フトの絶対回転数を決定するのに第1シヤフトの
2回転が必要とされるのに対して、第3の実施例
では、電力停止後になされた回転を含めて電力停
止時までになされた第1シヤフトの回転数を決定
するには第1シヤフトがその後1回転すれば足り
る。これらの実施例から、当業者にとつてはこれ
ら実施例の明らかな変形態様によつていかにして
より急速な回復が達成され得るかという事も理解
されよう。
本発明の他の目的、特徴及び効果は添付図面を
参照とした以下の説明並びに特許請求の範囲第よ
り明らかとなろう。
さて添付図面を参照すれば、第1図には入力シ
ヤフト101が示されており、第1ギヤ102と
回転位置トランスジユーサ103とが入力シヤフ
トにジヤーナル軸受されている。ギヤ102と相
互にかみ合つているのは別のギヤ104であり、
該ギヤ104と第2の回転位置トランスジユーサ
105とがシヤフト106にジヤーナル軸受けさ
れている。
以下に説明する3つの実施例のうちの第1の実
施例に於いては、トランスジユーサ103及び1
05がデジタルエンコード化装置であり、その
各々は関連トランスジユーサの各回転に対して
2048の別々の出力信号を発生し、各信号は11信号
ビツトを含んでいる。この第1の実施例に於いて
は第1ギヤ102が第2ギヤ104よりも歯数が
1つ少ない。特にここに示す構成に於いてはギヤ
102は歯数が255でありそしてギヤ104は歯
数が256である。
以下で説明する第2の2つの実施例に於いては
トランスジユーサ103及び105が各々回転信
号発生器である。これら実施例の各々に於いて
は、第1トランスジユーサ103が各回転中に2
つのチヤンネルの各々に1024サイクルの電気信号
を発生する。更に第1トランスジユーサ103は
各実施例に関して別々に以下で充分に説明するイ
ンデツクス信号をも発生する。各実施例に於いて
第2のトランスジユーサ105は各実施例に関し
て別々に以下で説明するインデツクス信号のみを
発生する。これらの実施例に於いても第1ギヤ1
02が第2ギヤ104よりも歯数が1つ少ない。
特にここに示す構成に於いては第1ギヤ102は
歯数が256でありそして第2ギヤ104は歯数が
257である。
第2図のブロツク図に示されているのは本発明
の第1の実施例によつて構成された装置の分解能
部分とレンジ部分とである。第2図のブロツクと
第3図及び第4図の回路素子との間に対応を示す
ため第2図の種々の入力及び出力ラインに関して
参照記号が示されている。
この装置の分解能部分は第1レジスタAREGを
備えており、該レジスタはバルドウイン
(Baldwin)の循環エンコーダ、シリーズ5V200又
はその等価体(トランスジユーサ103に対応す
るものとして既に述べられたが詳細には示されて
いない)である第1エンコーダからの多ビツト出
力信号を受け取る様に接続されている。この実施
例に対して選択されたエンコーダはラインEA0
乃至EA10に沿つて11ビツトのグレイコード出
力信号を発生し、従つてレジスタAREGの出力は
2進コード化出力信号を導出するためにグレイコ
ード―2進コードコンバータACONの入力に接続
されている。2進コード化出力信号は以下に述べ
る機能を与えるためにゲート回路GAA及び選択
スイツチSWAに印加される。コンバータACON
の出力信号はストレージレジスタ1STOにも印
加される。
第2図に示された実施例のレンジ部分は選択ス
イツチSWBを備えており、該スイツチはこれも
バルドウインの循環エンコーダ、シリーズ5V200
又はその等価体(トランジユーサ105に対応す
るものとして既に説明したが詳細には示されてい
ない)である第2エンコーダの11ビツトグレイコ
ード出力信号を受け取る。これらの信号はライン
EB0乃至EB10に沿つて印加される。スイツチ
SWBは以下で述べる装置からラインS0乃至S
10に沿つて入力信号をも受け取る。スイツチ
SWBの出力はレジスタBREGに接続され、その
出力は次いでグレイコード―2進コードコンバー
タBCONへ接続される。
コンバータBCON、ゲートGAA及び選択スイ
ツチSWAの出力は減算回路SUBTに供給され、
該回路はこの実施例に於いてはシヤフト101
(第1図)の回転数を表わす信号を発生する。こ
れらの信号は第2のストレージ装置2STO及び
スイツチSWBへ印加される。又、第2図にはタ
イミング信号発生装置TSIGも示されており、該
装置はラインCLOA、MA、MB及びCLOBに沿つ
て出力パルスを発生する。
第3図はモトローラ(Motorola)社の
MC14013又はその等価体である11個のD型フリ
ツプ―フロツプを含んだレジスタAREGを示して
いる。これらの各々は信号発生器TSIGからライ
ンCLOBに沿つてクロツクパルスを受け取る。よ
く知られているようにクロツクパルスがライン
CLOBに沿つて現われた時にはこれらフリツプ―
フロツプ各々がその各々の入力ラインEA0乃至
EA10の入力に基いてその各々の出力ラインAG
0乃至AG10に沿つて出力を発生することがで
きる。ラインEA3及びEA10に沿つて入力信号
を受け取る2つのフリツプ―フロツプはライン
3及び10に沿つて第2の出力をも発生
し、これら出力はラインAG3及びAG10に沿つ
た出力の反転されたものである。この反転された
出力信号3とラインAG0乃至AG2及びAG4
乃至AG10に沿つた第1出力信号はグレイコー
ド―2進コードコンバータACONを構成する。10
個の排他的オアゲートへ図示されたように印加さ
れる。これらの排他的オアゲートはモトローラ社
のMC14507又はその等価体である。
コンバータACONからライン0乃至3に
沿つた出力はラインEA0乃至EA10に沿つてレ
ジスタAREGに印加された各グレイコード数に対
応する各2進コード化数の反転された4つの最下
位ビツトである。レジスタAREGに印加されたグ
レイコード数に対応する2進コード化数の7つの
最上位ビツトはラインAG10及びCA9乃至CA
4に沿つて発生される。ラインCA8及びCA9の
信号はモトローラ社のMC14049又はその等価体
であるインバータ18及び19の入力に印加さ
れ、該インバータはライン8及び9に沿つ
て出力信号を発生する。
モトローラ社のMC14519又はその等価体であ
る4ビツトアンド/オア選択回路から成る選択ス
イツチSWAはライン0乃至3に沿つて発
生された各2進数の反転された4つの最下位ビツ
トと、ラインAG10、CA9、CA8及びE1+
に沿つて現われる信号とを受け取る。ラインE1
+に沿つて印加される信号はここに示す装置に於
いて2進1を表わす電位に等しい一定の正の直流
電位であり、何らかの適当な源(図示せず)から
導出される。このスイツチSWAはパルスが各々
ラインMA又はMBのいずれに沿つてこのスイツ
チに印加されるかに基いてライン0乃至3
に沿つた入力又はラインE1+、10、9
及び8に沿つた入力に対応して出力ライン
0乃至3に出力信号を発生する。モトローラ社
のMC14011又はその等価体である7つのナンド
ユニツトから成るゲートGAAはラインCA4乃至
CA9及びAG10に沿つた入力を受け取りそして
パルスがラインMAに沿つて現われる時に出力ラ
イン4乃至10に沿つて信号を発生する。ラ
イン0乃至3、CA4乃至CA9及びAG1
0に沿つた信号はモトローラ社のMC14013又は
その等価体である11個のD型フリツプ―フロツプ
から成る第1ストレージ装置1STOにも印加さ
れる。ラインCLOBに沿つてクロツクパルスを受
け取ると、これらフリツプ―フロツプの各々はそ
れに印加された入力信号に基いてラインR0乃至
R10に沿つて出力信号を発生する。
第3図のタイミング信号発生器TSIGはモトロ
ーラ社のMC14011又はその等価体である2つの
ナンドゲートN1及びN2を備え、該ナンドゲー
トは抵抗R1,R2及びキヤパシタC1とでもつ
て自走マルチバイブレータを構成し、該マルチバ
イブレータは222/100Hzの周波数でパルスを発生
す る。これらのパルスはラインMA、MB、CLOA
及びCLOBに沿つたパルスを生じるようにD型フ
リツプ―フロツプD1(MC14013又はその等価
体)及びナンドゲートN3、N4(MC14011又
はその等価体)によつて用いられる。発生器
TSIGに隣接したタイミング図に示されているよ
うに、ラインCLOAに沿つたパルスは自走マルチ
バイブレータの周波数に対応する周波数を持つて
おり、そのパルス巾は半サイクルに等しい。この
周波数はトランスジユーサの最高の回転速度に於
けるラインEA0乃至EA10に沿つたトランスジ
ユーサ101の各出力中に少くとも4つの完全な
サイクルのパルスがラインCLOAに沿つて発生さ
れるに充分な程急速であるように選択される。ラ
インMA及びMBに沿つたパルスは互いに補数で
あり、そして自走マルチバイブレータの周波数の
半分に等しい周波数を有しており、そのパルス巾
は半サイクルに等しい。ラインCLOBに沿つたパ
ルスも自走マルチバイブレータの周波数の半分に
等しい周波数を有しているがそのパルス巾は1サ
イクルの3/4に等しい。
第4図に示されているのはここに示す第1の実
施例のレンジ部分である。モトローラ社の
MC14519又はその等価体である3つの4ビツト
アンド/オア選択回路を備えた選択スイツチ
SWBは第2の11ビツトエンコーダからラインEB
0乃至EB10に沿つてグレイコードの入力信号
を受け取る。該スイツチはラインS0乃至S10
に沿つた入力も受け取りそしてパルスがライン
MBに沿つてその選択回路に印加されるか又はラ
インMAに沿つて印加されるかに基いて上記入力
の一方の組又は他方の組に対応してラインBG0
乃至BG10に沿つて出力を発生する。
ラインBG1乃至BG10に沿つたスイツチSWB
の出力はモトローラ社MC14013又はその等価体
である11個のD型フリツプ―フロツプから成るレ
ジスタBREGに印加される。これらのフリツプ―
フロツプはクロツクパルスがラインCLOAに現わ
れる時にラインBG0乃至BG10に沿つて受け取
る入力に基いてライン0乃至10に出力を
与える。
これらのライン0乃至10に沿つたレジ
スタBREGからの出力信号はグレイコード―2進
コードコンバータBCONの1組の入力に印加され
る。このコンバータはモトローラ社のMC14519
又はその等価体である3つの4ビツトアンド/オ
ア選択回路を備えており、そして2つの機能を果
たす。ラインE1+及びMAに信号が現われる時
にこのコンバータはその1組の入力に印加される
ライン0乃至10に沿つた信号にグレイコ
ードからそれに等価な2進コードに変換しそして
この2進コード信号をその出力ラインB0乃至B
10に沿つて印加する。ラインMAに沿つて印加
される信号の各サイクルの、パルスが存在しない
時の半サイクル中にコンバータBCONはラインE
1+に沿つて常時印加される電圧に応答して選択
スイツチとして作動しそしてライン0乃至
10に沿つて該コンバータに印加された入力をそ
の出力ラインB0乃至B10へ転送する。
コンバータBCONからラインB0乃至B10に
沿つた出力信号は減算器SUBTの1組の入力に印
加され、該減算器はモトローラ社のMC14008又
はその等価体の3つの4ビツト全加算器回路を備
えている。上記したようにこの減算器SUBTの他
の組の入力は本装置の分解能部分のスイツチ
SWA及びゲートGAAによつてライン0乃至
10に沿つて印加された信号を受け取る。減算器
SUBTの入力に於いてラインMBに沿つたパルス
が現われない時はこの減算器はその2組の入力に
於ける入力信号の和を表わす信号をその出力ライ
ンS0乃至S10に沿つて発生するように働く。
ラインMBに沿つて印加される信号の各サイクル
の、パルスが存在する半サイクル中はこの減算器
SUBTがその2組の入力に於ける入力信号とライ
ンMBに沿つたパルスにより示される2進1との
和を表わす信号をその出力ラインに沿つて発生す
るように作動する。初めの2つの加算器段の桁上
げ出力KO1及びKO2はよく知られているやり
方で示されたように第2及び第3加算器段の桁上
げ入力KI2及びKI3に接続されている。
減算器SUBTの8つの最上位出力はラインS3
乃至S10に沿つて第2レジスタ2STOに印加
される。減算器SUBTからの全ての出力は上記し
たように選択スイツチSWBに印加される。第2
レジスタ2STOはモトローラ社のMC14013又は
その等価体の8個のD型フリツプ―フロツプを備
えており、各フリツプ―フロツプはラインCLOB
に沿つたパルスの受け取りに応答してラインS3
乃至S10の信号をラインR11乃至R18へ転
送するように作動する。
第5図のブロツク図に示されているのはここに
説明する本発明の第2の実施例である。この実施
例はTRU―Rotaの型式DC―1024―D―11―M―
SD―12V又はその等価体の2つの信号発生器PG
1及びPG2を備えており、これらは各々トラン
スジユーサ103及び105に対応するものであ
る。信号発生器PG1は同様のパルス状出力信号
を2つのチヤンネルに発生する。その1方のチヤ
ンネルの信号は出力ラインXに沿つて印加されそ
して他方のチヤンネルの信号は出力ラインYに沿
つて印加される。回転の方向に基いて、ラインY
に沿つた信号はラインXに沿つた信号よりも90゜
即ち各信号周期の1/4だけ進んだり又は遅れたり
する。前記した説明により、信号発生器PG1の
各回転に対して各信号の1024サイクルがラインX
及びYの各々に沿つて与えられる。更に、信号発
生器PG1はシヤフト101の第1基準点が第1
角度位置にあるたびごとに第1インデツクスパル
スをラインIM1に沿つて発生する。
ラインX及びYに沿つて発生された信号発生器
PG1の出力信号はラインUD、4及び4Uに
沿つて信号を発生する様に作動する信号変調器回
路COND1へ印加され、この信号は両方向性カウ
ンタCN1をしてシヤフト101の第1基準点の
角度位置を表わす出力信号をラインPP0乃至PP
11に沿つて発生せしめる。
カウンタCN1はこれを一杯にするに充分な所
定数の信号を変調器COND1から受け取つた結果
として初期状態に復帰された時にラインに沿
つて信号を発生する。ラインに沿つた信号は
カウンタCN2に印加されそして該カウンタをし
て、シヤフト101の第1基準点が上記第1角度
位置を通過した回数を表わす信号をラインPP1
2乃至PP19に発生せしめる。
信号発生器PG2はシヤフト106の第2基準
点が第2角度位置を通過するたびごとにライン
IM2に沿つて第2インデツクスパルスを発生す
る。ラインIM2に沿つてカウンタCN2に加えら
れるパルス信号により、カウンタCN2は、カウ
ンタCN1からラインPP4乃至PP11に加えられ
る信号をラインPP12乃至PP19へ加えるよう
にさせられる。
第6図に示されているのは第5図の信号整調器
COND1及びカウンタCN1、CN2を備えた回路
素子である。信号整調器COND1は発振器OSCを
備えており、該発振器はラインCL0に沿つてパ
ルスをそしてライン0に沿つて補数パルスを
周波数122.9KHzで発生し、そのパルス巾は周期
の半分である。この信号整調器にはモトローラ社
のMC14013又はこの等価体の複数個のD型フリ
ツプ―フロツプも含まれており、該フリツプ―フ
ロツプはラインX及びYに沿つて信号発生器PG
1からの信号を受け取る。これらのユニツトはラ
インX及びYに沿つて発生された信号に応答して
ラインX1及びX2並びにY1及びY2に信号を
発生する様に用いられる。これらのラインX1、
X2、Y1、Y2に沿つた信号は3つの排他的オ
アゲートNO1、NO2及びNO3(モトローラ社
のMC14507又はその等価体)へ印加され、それ
らの出力は2進化10進乃至は10進デコーダBCD
(モトローラ社のMC14028又はその等価体)へ印
加される。このデコーダBCD並びに1対のノア
及びインバータゲートU1、U2、D1、D2
(モトローラ社のMC14001及びMC14049又はその
等価体)はライン4U、4DN及び4に沿つて
信号を発生する。回転方向に基き、信号発生器
PG1によりラインX及びYに沿つて発生された
信号の各サイクルごとに4つのパルスがライン4
U又は4DNに沿つて発生される。ライン4に
沿つた信号はライン4DNに沿つた信号の補数で
ある。ライン4U及び4DNに沿つた信号は2つ
のノアゲートNA1及びNA2(モトローラ社の
MC14001又はその等価体)と関連してラインUD
に信号を発生する。
両方向性カウンタCN1は直列接続された3つ
の4ビツト2進アツプ―ダウン(可逆)カウンタ
BC1、BC2、BC3を備えている。両方向性カ
ウンタCN2は2つのかゝる4ビツト2進アツプ
―ダウンカウンタBC4及びBC5を備えている。
これらカウンタBC1乃至BC5の各々はモトロー
ラ社のMC14516又はその等価体である。図示さ
れた様に、各カウンタBC1乃至BC3の4本のデ
ータラインP1乃至P4の各々は接地電位に接続
されそしてこれら信号はラインIM1に沿つてカ
ウンタCN1に信号が印加された時に該カウンタ
CN1の出力ラインへ印加される。カウンタCN1
の8つの最上位出力ラインPP4乃至PP11は両
方向性カウンタCN2を構成するカウンタBC4、
BC5各々のデータラインP1乃至P4に接続さ
れて示されている。これらのラインに沿つて印加
される信号はラインIM2に沿つてカウンタCN2
に信号が印加される時に該カウンタCN2の出力
ラインに印加される。カウンタBC1乃至BC5の
各々は良く知られている様に直列に接続されて示
されている。
第7図は本発明の別の実施例のブロツク図を示
している。この実施例はトランスジユーサ103
及び105各々に対応する信号発生器PG3及び
PG4を備えている。信号発生器PG3は2つのチ
ヤンネルに出力信号を発生し、該信号は出力ライ
ンX3及びY3に沿つて印加される。これらの信
号は第5図に関して説明したパルス発生器PG1
の出力ラインX及びYに沿つて印加される信号に
類似している。更に信号発生器PG3はラインIM
3に沿つてインデツクス信号を発生し、該インデ
ツクス信号はシヤフト101の第1基準点が第1
角度位置にあるたびごとに第1レベルから第2レ
ベルへ移行しそしてシヤフト101の第1基準点
が第1角度位置から180゜回転されるたびに第2
レベルから第1レベルへ移行する。このインデツ
クス信号はラインX3及びY3に沿つて印加され
る信号と共にラインIM3に沿つて信号整調器
COND2へ印加される。
信号発生器PG4はラインIM4に沿つてインデ
ツクス信号を発生し、該インデツクス信号はシヤ
フト106の第2基準点が第2角度位置にあるた
びに第1レベルから第2レベルへと移行しそして
シヤフト106の第2基準点が第2角度位置から
180゜回転されるたびに第2レベルから第1レベ
ルへ移行する。このインデツクス信号はライン
IM4に沿つて信号整調器COND2へ印加され
る。
ラインX3、Y3及びIM3に沿つて発生され
た信号発生器PG3の出力信号並びにラインIM4
に沿つて発生された信号発生器PG4の出力信号
は信号整調器COND2の回路へ印加され、そして
それにより発生された信号はライン3Q11、
IM3BSTB、U10及び4XUDに沿つて両方向
性カウンタCN3へ印加される。更に信号整調器
COND2はラインBE、及びIM4BSTBに沿つ
てゲートXOR8及びNOG4並びに両方向性カウ
ンタCN4へ印加される信号をも発生する。ライ
ンU10に沿つた信号は両方向性カウンタCN4
にも印加される。
シヤフト101の第1基準点の角度位置を表わ
すカウンタCN3の出力信号はライン3P4乃至
3P11に沿つて印加される。カウンタCN3は
これが所定数のパルスの受け取りに応答してその
初期状態に復帰される時にラインCO30に沿つ
てカウンタCN4に印加される桁上げ信号をも発
生する。この復帰は第5図及び6図のカウンタ
CN1に関して説明したのと同様に達成される。
ライン3P11の信号はゲートNOG4にも印加
され、そしてラインに沿つて印加された信号
と共働してゲートNOG4から出力信号を発生
し、該出力信号はラインCO40に沿つて全加算
器ADD1へ印加される。この全加算器ADD1は
ライン4P4乃至4P10に沿つて両方向性カウ
ンタCN4へ印加される信号を発生する様に働
く。更にこの全加算器ADD1はライン4P11
Aに沿つてゲートXOR8に印加される信号をも
発生する。ゲートXOR8はライン4P11A及
びBEに沿つて該ゲートに印加された信号に応答
して出力信号を発生する様に作動し、該出力信号
はライン4P11に沿つて両方向性カウンタCN
4へ印加される。
両方向性カウンタCN4はラインCO30に沿つ
て印加された桁上げ信号に応答して、受け取つた
桁上げ信号の数を表わす出力信号をライン3P1
2乃至3P19に発生する。ラインIM4BSTBに
沿つてカウンタCN4に印加される信号により、
該カウンタCN4は、全加算器ADD1及びゲート
XOR8からライン4P4乃至4P11に沿つて
加えるようにさせられる。
第8A図に示されているのは信号整調器COND
2を構成する回路素子である。この信号整調器
COND2はフエアチヤイルド社の“Dual
Differential Line Receivers”型式AM9615又は
その等価体である複数個のバツフア増巾器B1、
B2、B3、B4を備えており、該増巾器は各々
ラインX3、Y3、IM3及びIM4に沿つて印加
されたパルス発生器PG3及びPG4からの信号を
受け取る。増巾器B1及びB2は良く知られてい
る様にラインX3及びY3に沿つて印加された信
号の各サイクルごとにラインX3B及びY3Bに
各々パルスを発生する。増巾器B3及びB4はラ
インIM3及びIM4各々に沿つて印加された各信
号に対してラインIM3B及びIM4Bにパルスを
発生する。又、信号整調器COND2にはRCA社
の型式CD4076BE又はその等価体である複数個の
“COS/MOS 4ビツトD型レジスタ”DIC1及
びDIC2も含まれている。これらユニツトDIC1
及びDIC2はラインX3B、Y3B、及びライン
IM3B、IM4Bに沿つて印加される信号に応答
して各々ラインX3、B1、X3B2、Y3B
1、Y3B2及びラインIM3B1、IM3B2、
IM4B1、IM4B2に信号を発生する様に用い
られる。
又、第8A図及び第8B図にはモトローラ社の
“Quad Exclusive OR Gate”型式MC14507又は
その等価体である複数個の排他的オアゲート
XOR1乃至XOR8と、モトローラ社の“Quad
Two Input Nand Gate”型式MC14011又はその
等価体である複数個のナンドゲートNND2乃至
NND3と、モトローラ社の“Quad Two Input
NOR Gate”型式MC14001又はその等価体である
複数個のノアゲートNOG1乃至NOG4と、モト
ローラ社の“Hex Inverter”型式MC14049又は
その等価体である反転増巾器IA3乃至IA5とが
図示されている。
レジスタDIC2からラインIM3B1及びIM3
B2に沿つた信号は排他的オアゲートXOR1
(第8A図)に印加され、該ゲートはカウンタ
BUD1乃至BUD3(第8B図)に印加される出
力信号を有している。
発振器OSC2は周波数131KHzのパルスを発生
する自走式のものであり、上記パルスはライン
CLO1及び1に印加される。ライン1
のパルスはラインCLO1のパルスの補数であ
る。ラインCLO1はカウンタBUD1乃至BUD5
(第8B図)へ接続される。ライン1はレジ
スタDIC1へ接続される。信号発生器PG3の最
高速度に於けるラインX3及びY3に沿つた信号
の各1/4サイクル中に少くとも4つのパルスがラ
インCLO1に沿つて発生され、以下で説明する
装置がかゝる各サイクルによつて4つのパルスを
発生できる様にする。
第8A図には排他的オアゲートXOR3も示さ
れており、該ゲートはレジスタDIC1からライン
X3B1及びY3B2に沿つて印加された信号を
受け取つて信号を発生し、該信号はモトローラ社
の型式MC14028又はその等価体である2進化10
進―10進デコーダBCD3の入力Bへ印加され
る。更にこのデコーダBCD3はユニツトDIC1か
ら各々ラインY3B1及びX3B2に沿つて入力
A及びCに印加される信号も受け取る。図示され
た様に、ユニツトBCD3の第1及び第4出力ラ
インからの信号はノアゲートNOG1の入力に印
加されそしてユニツトBCD3の第2及び第7出
力ラインからの信号はノアゲートNOG2の入力
に印加される。これらのノアゲートBOG1及び
NOG2によつて発生された信号はラインX3B
及びY3Bに沿つて印加された信号の4倍である
信号をライン4XU及び4XDに沿つて発生するた
めに各々ライン4及び4に沿つて反転増巾
器IA3及びIA4へ印加される。ライン4の信
号はナンドゲートNND2の1方の入力にも印加
され、該ナンドゲートはその他方の入力がライン
D10へ接続され、そしてラインU10に沿つて
カウンタCN3及びCN4へ印加される2進信号を
発生する。同様に、ナンドゲートNND3はライ
ン4及びU10に沿つて印加される信号を有
し、そしてラインD10に信号を発生する。
ノアゲートNOG3はライン4XU及び4XDに
沿つて印加される信号を合成しそしてカウンタ
CN3を構成する3つの2進アツプ―ダウンカウ
ンタBUD1、BUD2及びBUD3(第8B図)の
第1のカウンタの入力へライン4XUDに沿つて
信号を印加し、各カウンタはモトローラ社の型式
MC14516又はその等価体である。第8A図に示
された様に、排他的オアゲートXOR5はライン
IM3B2及びD10に沿つて印加される信号を
受け取りそして排他的オアゲートXOR6の1方
の入力に印加される信号をその出力ラインに発生
し、該排他的オアゲートXOR6の他方の入力は
接地されている。この排他的オアゲートXOR6
はカウンタCN3(第7図及び第8B図)に接地
された出力ライン3Q11を有している。カウン
タCN3(第8B図)は残りの入力ライン3Q0
乃至3Q10は各々接地されている。
両方向性カウンタCN3はラインCO30によつ
てカウンタCN4へ直列に接続され、該カウンタ
CN4は1対の直列接続されたアツプ―ダウンカ
ウンタBUD4及びBUD5を備えている。このア
ツプ―ダウンカウンタBUD4及びBUD5の各々
もモトローラ社の型式MC14516又はその等価体
である。シヤフト101の第1基準点の角度位置
を表わす信号をライン3P0乃至3P11に発生
するに加えて、カウンタCN3は8つの最上位ビ
ツトをライン3P4乃至3P11に沿つて2進全
加算器ADD1へ印加する。
2進全加算器ADD1はモトローラ社の型式
MC14008又はその等価体である2つの直列接続
された“4ビツト全加算器”ADD A及びADD
Bを備えている。第8B図に示された様に、全加
算器ADD1のデータ入力A1乃至A8は接地さ
れている。全加算器ADD1はノアゲートNOG4
の出力からラインCO40に沿つて印加された桁
上げ信号を有している。ノアゲートNOG4はラ
イン3P11及びに沿つて印加される信号を
受け取る。ラインに沿つて印加される信号は
インバータIA5によつて発生されそしてライン
IM4B2及びD10に沿つて排他的オアゲート
XOR7(第8A図)に印加された信号に応答し
て該ゲートにより発生された信号の補数である。
ラインIM4BSTBに沿つて印加されたパルス信
号に応答してカウンタCN4はライン3P12乃
至3P19に対応信号が既に存在していないなら
ば、ライン4P4乃至4P11に沿つて受け取つ
た信号をライン3P12乃至3P19へ印加する
様に作動する。ラインBE及び4P11Aに沿つ
て印加された信号に応答して排他的オアゲート
XOR8により発生されたライン4P11の信号
及び全加算器ADD1から直接得られたライン4
P0乃至4P10上の残りの信号がシヤフト10
1の第1基準点の回転数を2進形態で表わす。
本発明の全ての実施例の作動を理解するため、
各々の作動について以下に説明する。従つて、第
2図、第3図及び第4図に示された第1の実施例
によつて作られた構成体のシヤフト101及び1
06の第1及び第2基準点が各々第1及び第2角
度位置にあるものと仮定すれば、トランスジユー
サ103及び105に対応する2進エンコーダ
各々は零に等価なグレイコード出力を発生する。
前記説明より、シヤフト101のエンコーダはそ
の関連ギヤ102が255の歯に亘り即ち360゜
に亘り回転するごとに2048個の別々の11ビツト信
号を発生するという事が明らかであろう。シヤフ
ト106のエンコーダもそのギヤ104が360゜
に亘つて回転するたびに2048個の別々の出力信号
を発生する。然し乍らこのギヤは歯数が256個で
あり、ギヤ102がその255個の歯に亘つて回転
するたびにギヤ104も255個の歯に亘つて回転
し、これはギヤ104に対する360゜よりも1つ
の歯分だけ小さい。その結果、シヤフト106の
エンコーダはシヤフト101が回転するたびにシ
ヤフト101のエンコーダよりも8個少ない出力
信号を発生する。
上記説明より、シヤフト101及び106のエ
ンコーダからの出力信号は別々の性質であるか
ら、エンコーダからの信号はシヤフト101の第
1基準点が第1角度位置にある時以外は互いに同
期ずれして発生されるという事も理解されよう。
エンコーダの信号発生間のこのような非同期状態
を補償して、シヤフト101の基準点の角度位置
の正しい指示が該シヤフトの各回転中に該シヤフ
トの各位置において発生されるようにしている。
この点詳述するに、2つのエンコーダデイスクか
らの信号は、同時には、すなわち同期しては与え
られない。従つて、第1シヤフトの回転数を指示
する単一の出力信号を与えるには、それら2つの
デイスクの回転時にそれらの2つのデイスクによ
つて与えられる2つの信号の発生の非同期状態を
なんらかの手段にて補償しなければならない。す
なわち、非同期的に発生される2つの信号から瞬
時的に単一の出力信号を発生することはできな
い。従つて、カウンタ等の動作に関して後述する
ように、それらデイスクの回転によつて発生され
る信号をホールド(記憶)するように作用するな
んらかの信号記憶手段を施さねばならない。この
実施例がシヤフト101の第1基準点の角度位置
の正確な指示をいかにして与えるかが理解される
ようにするため、次に述べる作動はシヤフト10
1の1つの特定の位置に於いて生じるものとして
説明する。
ギヤ104はギヤ102が回転するたびにギヤ
102よりも1つの歯分だけ移動が少ないので、
第1及び第2基準点が第1及び第2角度位置に各
各ある状態で両シヤフトが回転を開始されたとす
れば、シヤフト101が各次々に回転する際にシ
ヤフト106の第2基準点の角度位置はシヤフト
101の第1基準点の角度位置に次第に遅れると
いう事が理解されよう。この遅れ角度は各回転に
対して同じ量で増加し、従つてシヤフト101の
回転数を表わす。
第3図及び第4図の実施例がシヤフト101の
第1基準点の角度位置をいかにして指示するよう
に作動するかを理解するため、シヤフト101及
び106は第1及び第2基準点が各々第1及び第
2角度位置にある状態で回転を開始されるものと
仮定する。そして、ある瞬時において、シヤフト
101はある特定の回転位置にあり、このとき、
その第1基準点は、第1角度位置から8分の7回
転以上離れていたものと仮定する。
このような条件の下で、この特定の回転にある
シヤフト101の第1基準点の角度位置をグレイ
コードで表わす信号がレジスタAREGへのライン
EA0乃至EA10に印加される。これと同時に、
シヤフト106の第2基準点の位置をグレイコー
ドで表わす信号が選択スイツチSWBへのライン
EB0乃至EB10へ印加される。又、タイミング
信号発生器TSIGがラインCLOAに沿つて丁度新
たなパルスを発生しており且つラインMAに沿つ
た対応パルスはまだ発生されていないと仮定す
る。その結果、ラインMBにはパルスがなお現わ
れておりそしてスイツチSWBはEB0乃至EB10
に沿つた信号をラインBG0乃至BG10へ印加す
る。従つてラインCLOAに沿つたパルスが発生さ
れそしてレジスタBREGのD型フリツプ―フロツ
プがラインBG0乃至BG10に沿つた信号をライ
ン0乃至10に沿つて生じさせた時には、
シヤフト106の第2基準点の角度位置を表わす
信号がグレイコード―2進コードコンバータ
BCONの1組の入力へ印加される。従つてタイミ
ング信号発生器TSIGがラインMAに沿つてパル
スを発生するに充分な時間が経過した時にコンバ
ータBCONはシヤフト106の第2基準点の角度
位置を2進コードで表わす信号をラインB0乃至
B10に沿つて発生する。
ラインMAに沿つてパルスが発生される際には
タイミング信号発生器TSIGがラインCLOBに沿
つたパルスをも発生する。ラインCLOBに沿つて
印加されるパルスに応答してレジスタAREGのD
型フリツプ―フロツプはラインEA0乃至EA10
に沿つて印加される11個のグレイコード信号ビツ
トををラインAG0乃至AG10に発生せしめる。
更にラインEA3及びEA10に沿つて印加される
信号の補数がライン3及び10に沿つて発
生される。シヤフト101の第1基準点の角度位
置をグレイコードで表わした信号の3つの下位ビ
ツトがラインAG0乃至AG2に沿つてグレイコー
ド―2進コードコンバータACONに印加される。
これらの信号ビツトと、ライン3に沿つてコ
ンバータACONに印加された第4番目の下位ビツ
トの補数とが、グレイコード4つの下位ビツトに
対応する2進コードの4つの下位ビツトの補数を
ライン0乃至3に沿つて与える。シヤフト
101のエンコーダによつて発生された7つの上
位グレイコードビツトはラインAG4乃至AG10
に沿つてコンバータACONへ印加されてライン
CA4乃至CA9に沿つて第5乃至第10番目の上位
ビツトを2進コードで発生し、これらは上記グレ
イコード位置信号の同様のビツトに対応するもの
である。第11即ち最上位ビツトはグレイコードか
ら2進コードへ変換される必要はない。というの
は、このビツトは両コードに於いて常に同じであ
るからである。ラインAG10に沿つたこの最上
位ビツトとラインCA4乃至CA9に沿つた次の6
つの上位ビツトとがゲートGAAへ印加され、該
ゲートはラインMAに沿つたパルスが存在する場
合にはシヤフト101の第1基準点の位置を表わ
す信号の7つの上位ビツトの補数を2進コードで
ライン4乃至10に発生する。
同時にライン0乃至3に沿つた信号が選
択スイツチSWAに印加され、該スイツチはライ
ンMBに沿つたパルスが存在せず且つラインMA
に沿つたパルスが存在する場合にシヤフト101
の第1基準点の位置を示す2進コード信号の4つ
の下位ビツトの補数を表わしているこれら4つの
信号を出力ライン0乃至3へ転送する。シヤ
フト101の第1基準点の位置を示す11個の2進
コード信号ビツトの補数がライン0乃至10
に沿つて減算器SUBTの第2組の入力に印加され
る。前記したように、減算器SUBTはこの時には
その他方の組の入力に於いてラインB0乃至B1
0に沿つて2進コード信号をも受け取りつつあ
る。これらの信号はシヤフト106の第2基準点
の角度位置を表わしている。ラインMBに沿つた
パルスが存在しない場合には減算器SUBTは加算
回路として働いてラインB0乃至B10に沿つた
信号をライン0乃至10に沿つた信号に加算
する。上記で説明したように、ライン0乃至
10に沿つた信号はシヤフト101の第1基準点
の角度位置を表わす2進信号の補数である。従つ
て減算器SUBTはシヤフト106の第2基準点の
角度位置を表わす信号とシヤフト101の第1基
準点の角度位置を表わす信号との間の差を表わす
2進信号、即ちシヤフト106の第2基準点の角
度位置がシヤフト101の第1基準点の角度位置
よりも遅れる角度を表わす2進信号をラインS0
乃至S10に発生する。
上記で仮定された状態でもあるようにシヤフト
101が回転の最後の1/8の部分内にある状態で
は、2つのエンコーダによる信号の発生間の非同
期状態がラインS0乃至S10に沿つた差信号を
してシヤフト101の誤つた回転数を指示せしめ
る。これはこの位置に於いてシヤフト106のエ
ンコーダが信号を発生する前にシヤフト101の
エンコーダがそれに対応する信号を発生する時シ
ヤフト101のエンコーダはシヤフト101のこ
の回転に於いてシヤフト106のエンコーダより
も8つ多くの信号を発生しているために生じる。
前記の説明より、8つの信号がギヤ104の1つ
の歯分に等しいという事を理解すべきである。従
つてこれらの8つの信号はシヤフト106の第2
基準点がシヤフト101の第1基準点よりももう
1つの全回転に等しい角度だけ遅れているという
事を示している。これは回転が完了する前に生じ
るので、減算器SUBTに印加された2つの信号間
の差が第1角度位置を通り越すシヤフト101の
第1基準点の回転数を不正確に指示させないよう
にしなければならない。スイツチSWB、レジス
タBREG、コンバータBCON、減算器SUBT及び
スイツチSWAはラインMBに沿つたパルスが存在
する間は補償回路として働いて、かかる時間中に
正確な指示が発せられるようにする。
この補償機能を達成するため、ラインS0乃至
S10に沿つた減算器SUBTからの出力信号がス
イツチSWBの第2組の入力に印加される。従つ
て、ラインMBに沿つたパルスを受け取る前であ
つて且つラインMAに沿つたパルスが印加され続
ける間には、スイツチSWBの出力ラインBG0乃
至BG10はこれらに沿つて減算器SUBTからの
遅れ角度信号が印加されている。ラインMAに沿
つたパルスの終了の際にラインCLOAに沿つてパ
ルスが発生される時はレジスタBREGの11個のD
型フリツプ―フロツプがこの遅れ角度信号の補数
をライン0乃至10に沿つて印加せしめ
る。これらの信号はコンバータBCONに印加さ
れ、該コンバータはラインMAに沿つたパルスが
存在しない場合は選択スイツチとして働き、これ
ら補数信号をラインB0乃至B10へ転送する。
ラインMAに沿つたパルスが終わりそしてライ
ンMBに沿つたパルスが始まつているので、ゲー
トGAAは禁止され、従つて各ライン4乃至
10はこれに沿つて2進1が印加される。更に、
ラインMBに沿つたパルスに応答して、スイツチ
SWAはラインE1+、10、9、及び
8の入力信号を選択しそしてこれら信号をその出
力ライン0乃至3へ転送する。ライン
8、9及び10に沿つた信号はシヤフト1
01の第1基準点の位置を示す2進数の3つの最
上位ビツトの補数を表わしている。シヤフト10
1の各々の回転中にその第1基準点が回転の最後
の1/8を通り越してその第1角度位置へ向つて移
動しつつある時に、これら3つの最上位ビツトを
表わす信号は、MAパルス中に発生された遅れ角
度信号から減算された時に2つのエンコーダから
の信号の発生間の非同期状態が不正確な位置指示
を生じる遅れ角度信号を発生しない様に充分な大
きさの補償信号を含んでいる。この減算は、ライ
ン10乃至4に沿つた2進信号と、ラインE
1+の2進1信号から生じるライン3に沿つた
2進信号と、第1基準点の位置を表わす2進コー
ド信号の3つの最上位ビツトの補数を示すライン
0乃至2に沿つた信号とを、減算器SUBTの
関連した組の入力に印加する事に依つて達成され
る。これらの信号が減算器の1方の組の入力に印
加され且つ遅れ角度信号の補数がラインB0乃至
B10に沿つて他方の組の入力に印加される状態
では、減算器SUBTはラインMBに沿つたパルス
が存在する間に遅れ角度信号と補償信号との間の
差をラインS0乃至S10に沿つて発生する。ラ
インS3乃至S10に沿つた8つの上位ビツトは
レジスタ2STOの8つのD型フリツプ―フロツ
プに印加される。ラインCLOBに沿つて次のパル
スが発生されると、これらフリツプ―フロツプは
ラインR11乃至R18に沿つて出力信号を発生
し、該出力信号はシヤフト106の第2基準点の
角度位置がシヤフト101の第1基準点の角度位
置より遅れたギヤ104の歯数(整数)の正確な
指示である。上記で説明した様に、これは第1基
準点及び第2基準点が各々同時に第1及び第2角
度位置にあるという上記で仮定した初期状態から
シヤフト101の第1基準点が第1角度位置を通
つて回転した回転数を示している。ラインR11
乃至R18の8ビツトによつて表わされた2進数
がラインR0乃至R10の11ビツトと合成された
時はシヤフト101の第1基準点の角度位置及び
シヤフト101の回転数を表わすデジタル数が発
生される。
ラインMBに沿つたパルスが終わりそしてライ
ンMAに沿つたパルスがラインCLOBに沿つたパ
ルスの発生と実質的に同時に始まるが、減算器
SUBTの作動時間は、ラインMBに沿つたパルス
の終了に応答して補償された遅れ角度信号から補
償されない信号へとこの出力を切り換える際に補
償された信号がレジスタ2STOの8つのD型フ
リツプ―フロツプによる出力としてラインR11
乃至R18に沿つて発生されるに充分な程ゆつく
りであるという事を理解すべきである。
シヤフト101の第1基準点の角度位置を示す
ために第5図及び6図の実施例がいかに作動する
かを理解するため、シヤフト101及び106の
第1及び第2基準点がこれらの第1及び第2角度
位置にあり且つパルス発生器PG1及びパルス発
生器PG2がラインIM1及びIM2に沿つて同時に
それらのインデツクスパルスを発生しているもの
と仮定する。又、シヤフト101の角度回転が増
加するにつれて2進カウンタCN1及びCN2がそ
れらのカウンタを増加する様な方向にシヤフト1
01及び106が回転しているものと仮定する。
前記した説明より、シヤフト101の各回転に対
してパルス発生器PG1がラインX及びYの各々
に1024個の電気パルスを発生するという事は明ら
かであろう。又、カウンタCN1及びCN2のカウ
ントを増加する様にシヤフト101が回転する状
態では、上記した様にラインYに沿つたパルスが
ラインXに沿つたパルスよりも進む。
発振器OSCによつてラインCLO及びに沿
つた発生されるパルスは、パルス発生器PG1が
回転する最高速度に対し、ラインXに沿つて発生
された各パルスとラインYに沿つて発生された各
パルスとの間に少くとも4つのパルスがライン
CLO及びの各々に現われる様な関係になつ
ているという事を理解されたい。その結果、ライ
ンX及びYに沿つた各パルスに対しD型フリツプ
―フロツプ1X、2X及び1Y、2Yは各々のラ
インX1、X2、Y1、Y2に沿つて出力信号を
発生する。これらの出力信号は排他的オアゲート
NO1、NO2、NO3に印加され、該ゲートの出
力は次いでデコーダBCDの3つの入力に印加さ
れる。YチヤンネルのパルスがXチヤンネルのパ
ルスよりも90゜進んで発生される状態では信号が
ラインY1、Y2、X1及びX2に沿つてその順
序で印加される。ラインY1に沿つたパルス発生
は排他的オアゲートNO1をしてデコーダBCDの
A入力へ信号を印加せしめる。それによつてデコ
ーダの出力1に対応信号が現われる。これは関連
ノアゲート及びインバータゲートU1及びU2へ送
られそしてライン4Uに沿つてパルスを発生せし
める。同様に、ラインY2に沿つたパルスの発生
は排他的オアゲートNO2をしてデコーダBCDの
入力Bへ信号を印加せしめるがこの時には何ら作
用が生じない。というのは、該デコーダのA及び
B入力に入力信号が印加された時に出力信号を発
生するデコーダBCDの出力3が回路接続されて
いないからである。ラインX1に沿つたパルスの
発生は排他的オアゲートNO3をしてデコーダ
BCDのC入力へ信号を発生させる。入力A、B
及びCに入力信号がある状態ではデコーダBCD
はその7出力に出力信号を発生する。これは関連
ノアゲート及びインバータゲートU1及びU2へ印
加されそしてライン4Uに沿つて第2パルスを発
生する。
ラインX2に沿つて印加されたパルスが排他的
オアゲートNO1、NO2、NO3に印加される時
は各々が出力信号の発生を終わらせる。その後、
ラインに沿つて印加されたクロツクパルス
がD型フリツプ―フロツプ1YをしてラインY1
のパルス信号を除去せしめる。これは排他的オア
ゲートNO1をして再び信号をデコーダBCDの入
力Aに印加せしめる。上記した様に、これはライ
ン4Uに沿つてパルスを発生せしめる。同様にラ
インY2及びX1に沿つたパルス信号の除去がデ
コーダBCDの出力7から信号を発生せしめそし
て別のパルスがライン4Uに沿つて発生される。
この様にしてラインX及びYに沿つて発生された
信号の各サイクルがライン4Uに沿つて4つのパ
ルスを発生し、従つて上記で仮定した方向の信号
発生器PG1の各回転がライン4Uに沿つて4096
個のパルスを発生する事になり、これはギヤ10
2の1つの歯に等価な各角度回転に対して16個の
かゝるパルスが発生される事を意味する。
ライン4Uに沿つた各パルスはノアゲートNA
1及びNA2をしてラインUDに対応パルスを発生
せしめる。ラインUDに沿つたこれらのパルスは
良く知られている様に、ライン4Uに沿つたパル
スによつて排他的オアゲートNO4からカウンタ
BC1への入力CT1へパルスが印加されるたびに
2進アツプ―ダウンカウンタBC1乃至BC5がそ
れらのカウントを増加できる様にする。
カウンタBC1の入力C11へ印加されるパル
ス数に基き、そして手前のカウンタBC1及びBC
2が一杯になるにつれてカウンタBC2及びBC3
の対応入力C12及びC13に印加されるパルス
数に基き出力がラインPP0乃至PP11に沿つて
印加される。ライン4Uに沿つて4096個のパルス
が発生されると、カウンタBC1乃至BC3が全て
一杯となり、その結果カウンタBC3のCO3出力
に出力が発生される。これはラインを経てカ
ウンタBC4の入力CI4へ印加され、該カウンタ
BC4はカウンタBC5と共に、入力CI4へライン
に沿つて印加された入力の数に基いてライン
PP12乃至PP19に出力信号を発生する。
シヤフト101の第1基準点が第1角度位置へ
戻るたびに、カウンタBC1乃至BC3がラインPP
0乃至PP11に零カウントを生じるところのそ
れらの初期状態に復帰される様に4096個のパルス
がライン4Uに発生される。シヤフト101の第
1基準点が第1角度位置へ戻つた際には1つ或い
はそれ以上のパルスがカウントされていないにも
拘わらずカウンタBC1乃至BC3がそれらの初期
状態に復帰される様にするため、シヤフト101
の第1基準点が第1角度位置にある時にインデツ
クスパルスがラインIM1に沿つて発生される。
このインデツクスパルスはラインIM1に沿つて
各カウンタBC1乃至BC3のP圧入力へ印加さ
れ、そしてこれらカウンタがまだ初期状態にない
場合には各カウンタのラインP1乃至P4の接地
電位をその出力ラインPP0乃至PP11へ連送せ
しめてこれらカウンタをそれらの初期状態へ復帰
せしめる。
明らかな様に、ギヤ104の方がギヤ102よ
りも歯が1つ多いのでシヤフト101の各々の回
転の際は、その基準点の角度位置がシヤフト10
6の第2基準点の角度位置よりも次第に進む。特
に、シヤフト106の第2基準点がその第2角度
位置へ戻りそして信号発生器PG2がラインIM2
に沿つてインデツクスパルスを発生するたびに、
シヤフト101の第1基準点はギヤ102の厳密
に1つの歯分だけ第1角度位置を越える。この作
用は蓄積的であり、そして4つの出力信号ビツト
を各々が与える2進カウンタBC1乃至BC3の構
成と、ギヤ102の1つの歯分に等価な16個のパ
ルスがシヤフト101の各角度回転に対してライ
ン4Uに印加されるという事とによつて、信号発
生器PG2のインデツクスパルスがラインIM2に
沿つて印加されるたびに、カウンタBC2及びBC
3はシヤフト101の第1基準点が最後に第1角
度位置にあつてからギヤ102が回転した歯数に
等価な数を含む。この数はシヤフト101の回転
数に等価である。この数はラインIM2に沿つた
第2インデツクスパルスをカウンタBC4及びBC
5のPE入力に印加する事によつてカウンタBC4
及びBC5の出力ラインPP12乃至PP19に転送
せしめられる。というのは、良く知られている様
に、かゝるパルスの印加がラインPP4乃至PP1
1の信号をラインPP12乃至PP19へ転送する
様に作動して、これらラインPP12乃至PP19
に対応信号が既に存在しない場合に該信号がこれ
らラインに沿つた現われる様にするからである。
上記説明より、カウンタBC3からラインに
沿つて印加された桁上げ信号をカウンタBC4及
びBC5が適正にカウントし損じたとすれば、カ
ウンタBC4及びBC5のカウントはシヤフト10
6の第2基準点がその第2角度位置へ戻るのに応
答して信号発生器PG2がそのインデツクスパル
スを発生するや否や補正されるという事は明らか
であろう。同様にシヤフト101の回転において
電源が失なわれたとすれば、第1及び第2インデ
ツクスパルスの両方がシヤフト101の第1基準
点の角度位置の正しい指示と同期して発生された
点からのシヤフト101の全回転数の正しい指示
が、電源が回復した後のラインIM1に沿つた第
1インデツクスパルスの第1の発生に続いてライ
ンIM2に沿つて第2インデツクスパルスが第1
に発生される際に発生される。
シヤフト101及び106の回転に応答してカ
ウンタがストアされた数を減少する様なこの実施
例の作動はライン4DNに沿つたパルスの発生に
応答して生じ、このパルスはライン4Uに沿つて
印加されるパルスと同様に、ラインXの信号がラ
インYの信号より進むのに応答して発生される。
この作動中はカウンタBC1乃至BC5はライン
UDに沿つたパルスの不存在に応答してそれらの
カウントを減少する。これらの動作は前記の説明
を考慮する事によつて当業者に明らかであり、説
明を簡潔にするためここでは詳細に説明しない。
シヤフト101の第1基準点の角度位置を表わ
すために第7図、第8A図及び第8B図の実施例
がいかに作用するかを理解するため、シヤフト1
01及び106の第1及び第2基準点が各々それ
らの第1及び第2角度位置にあるものと仮定す
る。又、シヤフト101及び106の基準点の位
置を上記の様に仮定した事により、2進1により
表わされる第1論理レベルから2進零により表わ
される第2論理レベルへと同時に移行される信号
を信号発生器PG3及びPG4が発生するものと仮
定する。更に、ラインIM3に沿つて印加される
信号はシヤフト101の第1基準点がその第1角
度位置から時計方向に180゜回転されるまでその
2進零レベルのまゝでありそしてラインIM4に
沿つて印加される信号はシヤフト106の第2基
準点がその第2角度位置から反時計方向に180゜
回転されるまでその2進零レベルのまゝであり、
シヤフト101及び106のこれら180゜の位置
においてはラインIM3及びIM4に沿つて印加さ
れる信号が2進1により表わされる論理レベルへ
移行されるものと仮定する。ギヤ102はギヤ1
04よりも歯数が1つ少ないので、シヤフト10
6の第2基準点はシヤフト101の第1基準点に
次第に遅れる様になりそしてこの作用はシヤフト
101の各回転に伴なつて蓄積されるという事が
理解されよう。
シヤフト101が360゜の各回転に亘つて回転
する時に信号発生器PG3はラインX3及びY3
の各々に1024サイクルの電気信号を印加し、そし
てシヤフト101が時計方向に回転する時はライ
ンY3に印加される信号がラインX3に印加され
る信号よりも90゜だけ進むものと仮定する。シヤ
フト101が360゜の各回転に亘つて反時計方向
に回転される時にも信号発生器PG3はラインX
3及びY3の各々に1024サイクルの信号を印加す
るが、この場合はラインY3に印加される信号が
ラインX3に印加される信号よりも90゜だけ遅れ
るという事が理解されよう。ラインX3及びY3
に沿つて印加される信号のこの位相関係から、信
号整調器COND2はシヤフト101が回転される
時のシヤフト101の回転方向を決定し、そして
シヤフト101が上記で仮定した時計方向に回転
するのに応答して以下で述べる様にナンドゲート
NND2の出力に2進1信号パルスを発生する。
これらの信号はラインU10に沿つて印加され、
シヤフト101の角度位置が時計方向に回転され
る時にライン4XUDに沿つてカウンタCN3に印
加されるパルスに応答して両方向性カウンタCN
3及びCN4にそれらのカウントを増加させる。
シヤフト101の上記で仮定した回転が反転され
た場合にはラソンY3に沿つて印加される信号が
ラインX3に沿つて印加される信号より遅れる事
によつてナンドゲートNND2が2進零レベル信
号をカウンタCN3及びCN4へ印加させる事にな
りそしてこれらカウンタにストアされたカウント
はライン4XUDに沿つてカウンタCN3に印加さ
れるパルスに応答して減少される事になろう。
初めに仮定された位置により、2進零レベル信
号がラインIM3及びIM4に沿つて各々反転差動
増巾器B3及びB4(第8A図)の入力へ印加さ
れ、該増巾器はラインIM3B及びIM4Bに沿つ
てレジスタDIC2へ2進1信号を印加する。シヤ
フト101がその初めに仮定された位置から回転
する前は、ライン4XU及び4XDに信号が存在せ
ず、従つて排他的オアゲートXOR4の出力は2
進零でありそしてラインIM3B及びIM4Bの信
号はレジスタDIC2へクロツクされない。従つて
2進零がラインIM3B1、IM3B2、IM4B
1、IM4B2に沿つて排他的オアゲートXOR1
及びXOR2へ印加され、該ゲート各々は2進零
信号を発生する。
シヤフト101が時計方向に回転を始める前は
信号発生器PG3がラインY3に沿つた信号の第
1サイクルのうちの負の半分を反転差動増巾器B
2の入力に与える。これはこの増巾器をして2進
1信号をデータラインY3Bに沿つてレジスタ
DIC1に印加せしめる。レズスタDIC1はライン
Y3Bのこの信号とライン1に沿つたクロ
ツクパルスとに応答してラインY3B1に信号を
発生し、該信号は2進―10進コンバータBCD3
へ印加される。この信号はコンバータBCDの1
出力から2進1出力信号を発生せしめ、これはノ
アゲートNOG1の関連入力に印加される。該ノ
アゲートはライン4に沿つて2進零を発生
し、これはインバータIA3へ印加されて該イン
バータに2進1信号をライン4XUに発生させ
る。ライン4XUに沿つた各2進1信号はナンド
ゲートNND2に印加され、該ゲートをして2進
1信号をラインU10に印加せしめる。ライン4
XUに沿つた各2進1信号は排他的オアゲート
XOR4へも印加される。これらの中で1番初め
はレジスタDIC2へ印加され、レジスタDIC2を
してラインIM3B及びIM4Bの2進1信号に応
答して、ラインIM3B1及びIM4B1に2進1
信号を発生せしめる。ラインIM3B1及びIM4
B1のこれらの2進1信号は排他的オアゲート
XOR1及びXOR2へ印加され、該ゲートは各々
ラインIM3BSTB及びIM4BSTBに2進1信号を
発生する。
ライン4XUに沿つた2進1信号はノアゲート
NOG3にも印加されてライン4XUDに沿つて2
進1信号を発生せしめ、該信号はカウンタBUD
1の入力CIN1へ印加される。然し乍らこの信号
はこの時には作用を及ぼさない。というのは、カ
ウンタBUD1及至BUD3のPE入力へラインIM
3BSTBに沿つて印加された2進1信号が、ライ
ン3Q0乃至3Q10の各々に印加された接地即
ち2進零信号をライン3P0乃至3P10へ印加
せしめるからである。同時に、ラインIM3B2
及びD10に沿つて排他的オアゲートXOR5へ
印加された2進零信号により、ライン3Q11に
沿つて2進零信号も印加される。ライン3Q11
に沿つたこの信号はラインIM3BSTBに沿つて印
加される2進1信号に応答してカウンタBUD3
によつてライン3P11へ転送される。
ライン4P4乃至4P11AはラインCO40
に沿つた入力信号が2進零状態にある事によりラ
イン3P4乃至3P11に沿つて印加された信号
を加算器ADDA及びADDBから受け取る。この状
態はライン3P11を経てノアゲートNOG4へ
2進零信号が印加され且つラインに沿つてノ
アゲートNOG4へ2進1信号が印加されること
によつて存在する。この後者の信号はラインIM
4B2及びD10に沿つて2進零信号を排他的オ
アゲートXOR7へ印加する事によつて2進1状
態となる。従つてラインBEに沿つた信号は2進
零状態である。この信号及びライン4P11Aに
沿つた2進零信号は共に排他的オアゲートXOR
8(第8B図)に印加され、そしてライン4P1
1に沿つて2進零信号を発生させる。ラインIM
4BSTBに沿つた2進1信号の存在は上記した様
にこれらの条件の下ではカウンタBUD4及び
BUD5をしてライン3P12乃至3P19に2
進零信号を発生せしめる。ライン3P0乃至3P
19全てが2進零信号の状態ではカウンタBUD
1乃至BUD5が全てそれらの初期状態にある。
シヤフト101が静止したまゝである間はライン
1に沿つた追加パルスが意味のある作用を
生じない。ライン1に沿つて印加されるこ
れらのパルスのうちの第1の追加パルスはレジス
タDIC1をしてラインY3B1の2進1信号に応
答して2進1出力をラインY3B2に発生せしめ
る。これは排他的オアゲートXOR3を通してコ
ンバータBCD3のB入力へ印加され、該コンバ
ータは1入力の2進1信号を2進零に戻させる。
これはノアゲートNOG1をして2進1信号をラ
イン4に発生させそしてインバータIA3を経
て2進零信号をライン4XUに発生させる。この
2進零信号は排他的オアゲートXOR4をして2
進零信号を発生させ何ら影響は及ぼされない。
さてシヤフト101が時計方向に回転し始める
と仮定する。上記した様に、この状態の下ではラ
インY3の信号がラインX3の信号よりも90゜進
む。発生器PG3及びPG4からの信号がカウンタ
BUD1乃至BUD5をしてシヤフト101の回転
を表わす出力をいかにして発生させるかという事
を理解するため、ライン4XUDに沿つたパルス
の発生の仕方を以下に簡単に説明する。
ライン1に沿つてレジスタDIC1へ印加さ
れる次の重要なクロツクパルスは2進1信号がラ
インX3Bに沿つてこのレジスタに印加される時
に生じる。このクロツクパルスはレジスタDIC1
をして2進1信号をラインX3B1に沿つて排他
的オアゲートXOR3の第2入力へ印加せしめ
る。その結果、排他的オアゲートXOR3は、2
進零信号をコンバータBCD3のB入力へ印加す
る。2進1信号がラインY3B1に沿つてコンバ
ータBCD3のA入力へまだ印加されているとい
うことを理解されたい。従つて、コンバータ
BCD3は2進1信号をその出力ライン1に発生
し、これはノアゲートNOG1へ印加されて2進
1信号をライン4XUにそして2進零信号をライ
ン4に生じさせる。ライン4XUに沿つたこの
2進1信号は排他的オアゲートXOR4に印加さ
れてレジスタDIC2をしてラインIM3B1及び
IM4B1の2進1信号をラインIM3B2及びIM
4B2へ印加せしめる。これら2つの信号はライ
ンIM3BSTB及びIM4BSTBの2進1信号を2進
零信号に換えて、カウンタCN3及びCN4がライ
ン4XUDに印加されたパルスをカウントできる
ようにする。
レジスタDIC1に印加される次のクロツクパル
スは該レジスタをして2進1信号をラインX3B
2に沿つてコンバータBCD3の入力Cへ印加せ
しめる。入力Cの2進1信号に応答してコンバー
タBCD3はその出力ライン1、2、4及び7の
各々に2進零信号を発生する。その結果、ライン
4に沿つて印加された2進零信号が2進1に
換えられそしてライン4XUに沿つて印加された
2進1信号が2進零に換えられる。
上記で仮定した回転方向によりラインY3に沿
つて印加された信号はラインX3に沿つて印加さ
れた信号より進むので、ラインY3に沿つて増巾
器B2に印加される信号の初めの半サイクルの終
りに該増巾器が2進零信号をラインY3Bに沿つ
てレジスタDIC1へ印加するという事が理解され
よう。この2進零信号がラインY3Bに沿つてレ
ジスタDIC1に印加された後に該レジスタに印加
される第1クロツクパルスは該レジスタをしてラ
インY3Bの2進零信号をラインY3B1に沿つ
てコンバータBCD3の入力Aへ印加せしめる。
この時には、2進1信号がラインY3B2及びX
3B1に沿つて排他的オアゲートXOR3の各入
力に印加されそして更に2進1信号がラインX3
B2に沿つてコンバータBCD3の入力Cに印加
されるということが理解されよう。これらの印加
された信号に応答してコンバータBCD3は2進
1信号をその出力ライン4からノアゲートNOG
1に印加し、該ノアゲートは2進1信号をライン
4XUに発生させる。次のクロツクパルスはレジ
スタDIC1をしてラインY3B1の2進零信号を
ラインY3B2に印加せしめる。その結果、排他
的オアゲートXOR3は2進1信号をコンバータ
BCD3のB入力へ印加し、該コンバータはそれ
に応答して2進零信号をその出力ライン1、2、
4及び7の各々に印加する。
時計方向回転を続けることにより2進零信号が
増巾器B1からラインX3Bに沿つてレジスタ
DIC1へ印加されるということを更に理解された
い。レジスタDIC1に印加される次のクロツクパ
ルスは該レジスタをしてラインX3Bの2進零信
号をラインX3B1に沿つて排他的オアゲートX
0R3の一方の入力に印加せしめる。この時に
は、2進零信号がラインX3B2に沿つてゲート
X0R3の第2入力へそしてY3B1に沿つてコ
ンバータBCD3へ印加されるということを理解
されたい。同時に、2進1信号がラインX3B2
に沿つてコンバータBCD3のC入力になお印加
され、従つて該コンバータは2進1信号をその出
力4からノアゲートNOG1の一方の入力に印加
する。その結果、2進1信号がライン4XUに沿
つて印加される。次のクロツクパルスがレジスタ
DIC1に印加される時は該パルスが該レジスタを
してラインX3B1の2進零信号をラインX3B
2に沿つてコンバータBCD3のC入力へ印加せ
しめる。入力A、B、C及びDの各々に2進零信
号が印加された結果として、コンバータBCD3
は、2進零信号をその出力ラインの各々に沿つて
ノアゲートNOG1及びNOG2へ印加する。
上記説明より、ノアゲートNOG1に印加され
た各2進1信号に応答して対応2進1信号がライ
ン4XUに沿つて印加されるということを理解す
べきである。従つて、ラインY3の信号がライン
X3の信号より進む時は、ラインY3に沿つて増
巾器B2に印加される信号の各サイクルごとに4
つのパルスがライン4XUに沿つて印加される。
同様にラインX3に印加される信号がラインY3
に印加される信号よりも進む時は、ラインX3に
沿つて増巾器B1に印加される信号の各サイクル
ごとに4つのパルスがライン4XDに沿つて印加
される。
第8A図に示されている様に、ライン4XU及
び4XDの信号はノアゲートNOG3の入力へ印加
される。上記説明より、ノアゲートNOG3はシ
ヤフト101の回転方向には関係なくシヤフト1
01の1回転当たり4096個のパルスをライン4
XUDに沿つてカウンタCN3の入力に印加すると
いう事は明らかであろう。
カウンタCN3の出力はシヤフト101の第1
基準点の位置を表わしそしてカウンタCN4はシ
ヤフト101の回転数を表わすということを理解
すべきである。シヤフト101が上記で仮定した
方向に回転される時は、第5図及び第6図の実施
例のカウンタCN1及びCN2に関して説明したよ
うにパルス累積器のやり方で、カウンタCN3は
ライン4XUDに沿つて印加された信号に応答し
そしてカウンタCN4はラインCO30に沿つて印
加された桁上げ信号に応答する。然し乍ら、いず
れかのカウンタがシヤフト101の第1基準点の
位置を誤まつて表わしたとすれば、シヤフト10
1の各回転中に各カウンタに補正が与えられる。
補正信号の印加について説明するため、シヤフ
ト101の第1基準点が、これが第1角度位置に
あるところの上記で仮定した初期位置から180゜
の角度に亘つて回転されたものと仮定する。従つ
て、2048個のパルスがライン4XUDに沿つてコ
ンバータCN3の入力に印加されることが理解さ
れよう。これら2048個のパルスの各々をカウント
することにより、カウンタCN3は10進数2048の
等価物を2進形態で表わしている信号をライン3
P0乃至3P11に発生する。
カウンタCN3により受け取られたパルス数を
表わすライン3P0乃至3P11の信号が何らか
の理由でエラーがあつた場合には、これらの信号
はシヤフト101の基準位置がその第1角度位置
から180゜である時に次のようにして補正され
る。
シヤフト101がその第1角度位置から時計方
向に180゜回転された時は、それに対応するパル
スが、パルス発生器PG3からのラインIM3の信
号が上記したように2進零レベルから2進1レベ
ルへ換わるのとほとんど同時に、ライン4XUD
に沿つてカウンタCN3の入力へ印加される。そ
れによつて差動増巾器B3(第8A図)は零レベ
ル信号をレジスタDIC2のデータラインIM3B
に印加する。この時排他的オアゲートXOR4に
印加されるライン4XUの2進1信号はレジスタ
DIC2をしてラインIM3Bの零レベル信号をそ
の出力ラインIM3B1へ転送する。上記説明よ
り理解されるように、シヤフト101の180゜回
転中はラインIM3Bに2進1信号が存在し続け
ることによりこの時にはラインIM3B2に2進
1信号が存在する。ラインIM3B2のこの2進
1レベル信号とラインIM3B1の2進零レベル
信号は排他的オアゲートXOR1をして信号を発
生せしめ、該信号はラインIM3BSTBに沿つてカ
ウンタCN3へ印加され、ライン3Q0乃至3Q
10の接地即ち2進零信号をライン3P0乃至3
P10へ印加せしめる。この時にはラインIM3
B2の2進1信号が排他的オアゲートXOR5に
も印加され、該ゲートはゲートXOR6と共に2
進1信号をライン3Q11に沿つてカウンタCN
3へ発生する。ライン3Q11に沿つたこの2進
1信号とライン3Q0乃至3Q10に沿つた2進
零信号は、ラインIM3BSTBに沿つてカウンタ
CN3に印加される信号によつてカウンタCN3の
出力ラインへ転送せしめられ、これら出力ライン
に対応信号が既に存在しない場合に該信号をこれ
ら出力ラインに発生するようにする。その結果、
このカウンタは180゜の回転中にライン4XUDに
沿つてその入力に印加されるパルスの数を2進形
態で正しく表わす。カウンタCN3はライン4XU
に沿つた次のパルスによつてカウントを続けるよ
うに可能化され、該パルスはラインIM3B2の
2進1を2進零信号に変え、2進零をラインIM
3BSTBに発生させる。この信号はライン4XUD
に沿つて受け取つたパルスをカウンタCN3がカ
ウントできる状態にカウンタCN3を復帰する。
同様に、シヤフト101の第1基準点がその第
1角度位置へ戻るたびにカウンタCN3も初期零
カウントを指示するように補正される。この状態
の下ではラインIM3の信号が2進1から2進零
に変化する。これはライン4XUに沿つたパルス
の同時の入力に応答してレジスタDIC2へクロツ
クされ、そしてラインIM3B1及びIM3BSTB
に2進1を発生せしめる。このラインIM3BSTB
の信号はライン3Q0乃至3Q10の接地即ち2
進零信号の転送を可能化してライン3P0乃至3
P10へ発生できるようにする。この時にはライ
ンIM3B2及びラインD10が共に2進零信号
を有することに応答してライン3Q11にも2進
零が現われる。従つて全てのライン3P0乃至3
P11は初期零カウントを表わす2進零信号を送
る。
カウンタCN4はシヤフト106の第2基準点
が第2角度位置にあるたびに及び該位置から180
゜離れるたびに必要ならばそのカウントを補正さ
せるように構成されている。これら補正手段の第
1のものは第5図及び第6図の実施例に設けられ
ているものと同様である。然し乍ら、180゜位置
に対して補正をなすため、更に別の装置が含まれ
ており、その作動を両補正手段に関して以下に説
明する。
シヤフト106の第2基準点が第2角度位置に
ある時はラインIM4に沿つた信号が2進1から
2進零に換えられる。これはライン4XUに沿つ
た同時パルスによつてラインIM4B1に2進1
を発生させる。ラインIM4B1のこの2進1信
号はラインIM4BSTBに沿つて同様の2進1信号
を発生せしめる。上記したように、これはライン
4P4乃至4P11の信号をカウンタCN4のラ
イン3P12乃至3P19に発生せしめ、かかる
信号がライン3P12乃至3P19に既に存在し
ない場合にかかる信号がこれらラインに現われる
ようにする。第5図及び第6図の構成体の説明よ
り、シヤフト106の第2基準点が第2角度位置
にある時は出力ライン3P4乃至3P11により
表わされるカウンタCN3のカウントが、シヤフ
ト101の第1基準点がその第1角度位置を通過
した回数を表わしているということが明らかであ
る。この数はシヤフト101の各特定回転中のカ
ウンタCN4の出力に対して正しい数であり、そ
してカウンタCN4がこの数をまだ発生していな
いならばラインIM4BSTBに沿つた2進1信号に
応答してカウンタCN4に送られる。これは加算
器ADD1がノアゲートNOG4から2進零信号を
受け取りそして排他的オアゲートXOR8がライ
ンBEから2進零信号を受け取るために生じる。
従つて、ライン3P4及至3P11に沿つた信号
はライン4P4乃至4P11に単に転送されそし
て更にカウンタCN4によつてライン3P12乃
至3P19へ転送される。ラインBEに沿つた信
号はシヤフト106の第2基準点が第2角度位置
にある時は2進零である。というのは、この時は
ラインIM4B2及びラインD10に沿つた信号
が上記で仮定した回転方向のために零であるから
である。ライン3P4乃至3P11の信号がライ
ン3P12乃至3P19へ転送される状態でカウ
ントが補正される。
ライン4XUに沿つた次のパルスはラインIM4
B2に沿つて2進1を発生させそしてラインIM
4BSTBに沿つた信号を2進零に換えさせる。従
つて、カウンタCN4のカウントはカウンタCN3
が4096個のパルスのカウントを終了する事によつ
てラインCO30に沿つて次の桁上げ信号を受け
取るか、又はラインIM4BSTBに沿つて次の補正
パルスを受け取るまで保持される。
シヤフト106の第2基準点が第2角度位置か
ら180゜離れた角度位置を通り越すたびにカウン
タCN4がいかに補正されるかを理解するため、
シヤフト101の回転がシヤフト106をこの位
置にある様にさせたと仮定する。これが生じた時
には、パルス発生器PG4によつて発生されてラ
インIM4に沿つて増巾器B4に印加される信号
が2進零から2進1へ変えられる。従つて、レジ
スタDIC2(第8A図)に印加されるライン4
XUに沿つた次の同時のパルスが該レジスタをし
て増巾器B4からIM4Bに沿つた2進零信号を
その出力ラインIM4B1へ印加せしめる。上記
説明より明らかな様に、この時までラインIM4
Bに2進1信号が存在した事は2進1信号をライ
ンIM4B2に印加せしめている。ラインIM4B
1の2進零信号は排他的オアゲートXOR2の1
方の入力へ印加され、ここで該信号はラインIM
4B2に沿つて該ゲートの第2入力に印加された
2進1信号と合成されてパルス信号を発生し、こ
れがラインIM4BSTBに沿つてカウンタCN4に
印加される。
シヤフト106の第2基準点が第2角度位置か
ら180゜離れた時は、ライン3P4乃至3P11
に沿つた信号により示されるカウンタCN3のカ
ウントは、シヤフト101の第1基準点が上記で
初めに仮定した状態からその第1角度位置を通つ
た回数と、シヤフト106がその第2基準点が第
2角度位置に最後にあつた時から回転したところ
の180゜に等価なシヤフト101の回転角度を示
す数との和を表わしているという事を理解すべき
である。この等価な角度はシヤフト106の第2
基準点が第2角度位置から180゜である時にライ
ン3P11の信号を、カウンタCN4に転送する
に望まれる数の補数である様にせしめる。排他的
オアゲートXOR8はライン3P11の信号が2
進零である時はライン4P11の信号を2進1に
させそしてこの逆にもさせる事によつてこれを補
償する。これは、シヤフト106の第2基準点が
その第2角度位置から上記で仮定した回転方向で
180゜移動した位置まで回転する間はラインIM4
B2に沿つて2進1信号が存在し続ける事により
シヤフト106の第2基準点がその第2角度位置
から180゜離れた時にラインBEに沿つた信号が2
進1であるために達成される。
ラインBEに沿つた信号が2進1であり、ライ
ン3P11に従つてライン4P11Aに沿つた信
号が2進1である状態では、排他的オアゲート
XOR8がライン4P11に2進零を発生する。
これとは逆に、ライン3P11及び4P11Aに
沿つた2進零はゲートXOR8がライン4P11
に2進1信号を発生できる様にする。従つてライ
ンIM4BSTBに沿つた信号の発生中はライン4P
11に転送さるべき適正な信号の補数がライン3
P11に存在する事により、カウンタCN4に転
送される数が不正確なものにはならない。
上記説明より、パルス発生器PG4により発生
されてラインIM4を経て信号整調器COND2へ
印加される信号は、パルス発生器PG3により発
生されてラインIM3を経て信号整調器COND2
へ印加される信号よりも、シヤフト101が更に
回転するに伴なつて次第に遅れるという事が理解
されよう。この様に次第に遅れる事によりシヤフ
ト101の基準点がその初期位置から128−1/2 回 転角度的に変位された時にはラインIM3に沿つ
て印加される信号の論理レベルが2進零信号から
2進1信号へと変化しそして同時にラインIM4
に沿つて印加される信号が2進1から2進零へ変
化する。ここに説明する様に、シヤフト101の
第1基準点がその初期角度位置を通して129回転
以上回転される場合は、上記した様にカウンタ
CN4に印加される時のデータライン4P4乃至
4P11の信号が第1基準点の回転数を不正確に
表わすことになろう。従つて全加算器ADD1、
ゲートXOR7、XOR8及びインバータIA5はラ
イン4P4乃至4P11の信号がカウンタCN4
の出力ライン3P12乃至3P19へ印加さるべ
き時にはこれら信号がシヤフト101の第1基準
点の回転数を正しく表わす様にするために信号変
換器として働く。
シヤフト101と106との間には次第に遅れ
があるので、シヤフト101の第1基準点はシヤ
フト106の第2基準点がその第2角度位置から
180゜の位置に更に位置するたびに第1角度位置
に次第に接近する様に動く。それにも拘わらず、
シヤフト106の第2基準点が180゜位置にある
時にオアゲートXOR8によりライン4P11A
に印加される信号及びライン3P4乃至3P10
に沿つてカウンタCN3から印加される信号はシ
ヤフト101の第1基準点が第1角度位置を通り
越した回転数を正しく表わす。これはシヤフト1
01の第1基準点がその第1角度位置から1/2歯
分にあり且つシヤフト106の第2基準点がその
第2角度位置から180゜にある時のシヤフト10
1の127番目の回転まで続く。従つてギヤ104
の257の歯を介してのシヤフト106の次の回転
中は、シヤフト101の第1基準点が第1角度位
置を2回通過する。というのは、256の歯を持つ
たそのギヤ102が257の歯を介して回転しなけ
ればならないからである。これは第1基準点を1/
2歯分だけ第1角度位置を越えたところにもつて
いく。従つて、この回転によりシヤフト106の
第2基準点がその第2角度位置から180゜の位置
に到達した時には、第1基準点が第1角度位置を
通過した回数を表わしているカウンタCN3のカ
ウントが、シヤフト106の第2基準点がその第
2角度位置から180゜離れた位置に1つ前に到達
した際のカウンタCN3のカウントよりも2つ大
きなものに等しくならねばならない。然し乍らカ
ウンタCN3のカウントは第1角度位置を通り越
したシヤフト101のかゝる回転が1つだけ生じ
たという事を示す様に現われる。更に追加のカウ
ントを与えるために、この到達の間に及びシヤフ
ト106の第2基準点がその180゜位置にその後
に到達するたびにノアゲートNOG4が2進1を
加算器ADD1へ印加する。
かゝる各々の到達に於いてはラインIM4B2
に沿つた信号が2進1であり、ラインに2進
零信号を発生する。又、シヤフト101の第1角
度位置に対する第1基準点の位置のために、この
到達の間に及びシヤフト106の第2基準点がそ
の180゜位置にその後に到達するたびに、かゝる
各時間に於けるライン3P11に沿つた信号も2
進零である。これはライン3P4乃至3P10に
沿つた信号に加えられる2進1信号をラインCO
40に沿つて発生し、そしてかゝる時間にエラー
があつたとすればカウンタCN4の出力を補正す
るために、第1基準点が第1角度位置を通過する
回数を表わす信号をかゝる回転中にラインP41
1に沿つた信号と共にライン3P12乃至3P1
9へ転送する。
上記説明より、シヤフト101の第1基準点が
その第1角度位置を通過した回数とシヤフト10
1の第1基準点の位置とを表わしている信号をカ
ウンタCN3又はCN4が正しく表わし損じたとす
れば、信号発生器PG3及びPG4により発生され
た信号の論理レベルが第1レベルから第2レベル
へ又は第2レベルから第1レベルへ変化されるた
びにこれらカウンタCN3及びCN4からの出力信
号が補正されるという事が明らかであろう。シヤ
フト101の各回転中にカウンタCN3を補正せ
しめるレベル変化は、シヤフト101の第1基準
点がその第1角度位置にある時及び第1基準点が
第1角度位置から180゜角度的に変位された時に
生じる様に選択されている。シヤフト101の各
回転中にカウンタCN4を補正せしめるレベル変
化はシヤフト106の第2基準点がその第2角度
位置にある時及び第2基準点がその第2角度位置
から180゜変位された時に生じる様に選択されて
いる。
ライン4XUDに印加される信号に応答してカ
ウンタがこれにストアされた数を減少する様にシ
ヤフト101及び106の回転に応答するこの実
施例の動作はラインU10に信号が存在しない際
に生じる。この不存在はラインX3の信号がライ
ンY3の信号より進むことによつて生じる。この
動作は上記説明を考慮する事により当業者にとつ
て明らかであり、説明を簡潔にするためここでは
述べない。然し乍ら、シヤフトの回転が逆である
ので、ラインIM3B2及びIM4B2に沿つた信
号は上記した様に排他的オアゲートXOR8及び
ノアゲートNOG4の所望の機能を生じるには悪
い状態にあるという事に注意されたい。これを解
消するため、入力信号がラインD10に沿つて排
他的オアゲートXOR5及びXOR7に印加され、
該信号が逆方向回転に対してラインIM3B2及
びIM4B2の信号により与えられる作動をもた
らす。
上記構成の色々な変更が当事者にとつて明らか
であり、従つてここに述べた構成は解説のための
ものであつて本発明を何らこれに限定するつもり
はないという事を理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の若干の機械的な要素の一般化
された形態を示す図、第2図は本発明の1つの実
施例のブロツク図、第3図及び第4図は第2図に
示された実施例に用いられた回路素子を示す図、
第5図は本発明の別の実施例のブロツク図、第6
図は第5図に示された実施例に用いられた回路素
子の配列を示す図、第7図は本発明の第3の実施
例を示すブロツク図、第8A図及び第8B図は第
7図に示された実施例に用いられた回路素子の配
列を示す図である。 101……入力シヤフト、102……第1ギ
ヤ、103……回転位置トランスジユーサ、10
4……別のギヤ、105……回転位置トランスジ
ユーサ、106……シヤフト、AREG……第1レ
ジスタ、ACON……グレイコード―2進コードコ
ンバータ、GAA……ゲート回路、SWA……選択
スイツチ、1STO,2STO……ストレージレジ
スタ、SWB……選択スイツチ、BREG……レジ
スタ、BCON……グレイコード―2進コードコン
バータ、SUBT……減算器回路、TSIG……タイ
ミング信号発生装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転シヤフトに接続され該回転シヤフトの回
    転数の2進表示を与える回転シヤフト位置トラン
    スジユーサにおいて、 感知しうる符号を有した第1及び第2のコード
    デイスクであつて、第1のコードデイスクが前記
    シヤフトの1回転毎に1回転し、前記第1のコー
    ドデイスクがnを零より大きい整数として2n
    転より1だけ多い回転、すなわち2n+1回転す
    るとき第2のコードデイスクが2n回転するよう
    に前記シヤフトによつて相互に関連して回転され
    るようになつた第1及び第2のコードデイスク
    と、 前記第1のコードデイスクに関連付けられそこ
    に付された前記符号を感知して回転基準位置から
    の前記第1のコードデイスクの1回転毎に2n
    の位置パルスと1つの基準パルスを与えるための
    第1の感知手段と、 前記第2のコードデイスクに関連付けられそこ
    に付された前記符号を感知して前記回転基準位置
    からの前記第2のコードデイスクの1回転毎に1
    つの基準パルスを与えるための第2の感知手段
    と、 前記第1および第2の感知手段に相互接続され
    前記第1および第2の感知手段からの前記基準パ
    ルスに応答して、前記第1のコードデイスクが前
    記回転基準位置から回転した回転数の2進信号表
    示として、前記第2の感知手段からの基準パルス
    とそれに続く前記第1の感知手段からの基準パル
    スとの間の間隔における前記第1の感知手段から
    の位置パルスの数の直接的な2進カウントを与え
    るための信号処理手段と を備えることを特徴とする回転シヤフト位置トラ
    ンスジユーサ。 2 前記第1のコードデイスクは、第2の2進
    数、すなわち、mとnと同程度の大きさとして2
    m個の感知しうる符号を持つた第1のコードトラ
    ツクを有し且つ1つ又はそれ以上の第1の感知し
    うる基準符号を有しており、 前記第2のコードデイスクは、1つ又はそれ以
    上の第2の感知しうる基準符号を有しており、 前記感知手段は、前記第1のコードデイスクの
    回転の結果として前記第1の基準符号を感知して
    それに応答して第1の信号を与える第1の手段、
    前記第2のコードデイスクの回転の結果として前
    記第2の基準符号を感知してそれに応答して第2
    の信号を与える第2の手段、及び前記第1のコー
    ドデイスクの回転の結果として前記第1のコード
    トラツクの符号を感知してそれに応答して第3の
    信号を与える第3の手段を含んでおり、 前記信号処理手段は、 複数の並列データ入力及び1つの並列エントリ
    命令入力を有し前記第3の手段に接続され前記第
    3の信号を計数してその出力に前記第1のコード
    デイスクの角度位置の前記2進信号表示を与え且
    つ前記第1のコードデイスクの完全な1回転を示
    すある数の前記第3の信号を計数する毎に桁上げ
    信号を与える第1の2進カウンタと、 複数の並列データ入力及び1つの並列データエ
    ントリ命令入力を有し前記第1のカウンタに接続
    され前記第1のカウンタからの桁上げ信号を計数
    する第2の2進カウンタとを備えており、 前記第1のカウンタの前記並列エントリ命令入
    力は、前記第1の手段に接続され、前記第1の信
    号に応答して前記並列データ入力を通して、K=
    0又は整数としてK個の半回転である前記第1の
    コードデイスクの回転位置を示す計数値をエント
    リし、 前記第2のカウンタの前記並列データエントリ
    命令入力は、前記第2の手段に接続されており、 前記第2のカウンタの前記並列データ入力は、
    前記第1のカウンタの出力に相互接続され、前記
    第2の信号に応答して前記第1のコードデイスク
    の回転位置を示す計数値を、前記第2のカウンタ
    へエントリし、前記第2のカウンタは、その出力
    に、前記第1のコードデイスクが前記回転基準位
    置から回転した回転数の前記2進信号表示を与
    え、 それにより、前記第1のカウンタ出力は、前記
    第1のコードデイスクの角度位置の2進指示及び
    前記第1及び第2のコードデイスクの間の相対的
    回転の部分回転指示の両方を与えるような特許請
    求の範囲第1項記載の回転シヤフト位置トランス
    ジユーサ。 3 K=1であり、 前記第1のコードデイスクは、前記回転基準位
    置及び前記回転基準位置から180゜の基準位置を
    示す感知しうる基準符号を有しており、それによ
    り、前記第1の信号は、前記第1のコードデイス
    クの半回転を示し、 前記第2のコードデイスクは、前記回転基準位
    置及び前記回転基準位置から180゜の基準位置を
    示す感知しうる基準信号を有しており、それによ
    り、前記第2の信号は、前記第2のコードデイス
    クの半回転を示し、 更に、前記第1、第2及び第3の信号に応答し
    前記コードデイスクの回転の方向及び相対位置を
    示す制御信号を与え、前記制御信号に応答して前
    記第1のカウンタの最高位の並列データ入力へあ
    る入力を与え且つ前記第1のカウンタの他の並列
    データ入力へ零を与え、選択的に、(1)前記第1の
    カウンタの出力によつて表わされる計数値への加
    算を行ない、及び/又は(2)前記制御信号に応答し
    て前記第2のカウンタの並列データ入力へ加えら
    れるとき、前記第1のカウンタの最高位の出力の
    2進有効性を反転して、それにより、前記カウン
    タが前記第1のコードデイスクの単一回転内にて
    揮発的に修正されるようにする手段が設けられて
    いるような特許請求の範囲第2項記載の回転シヤ
    フト位置トランスジユーサ。 4 K=0であり、 前記第1のカウンタの前記並列データ入力は、
    前記第1の信号に応答して零の整数値をエントリ
    するようにされており、前記第2のカウンタの前
    記並列データ入力は、前記第1のカウンタの対応
    する高位出力にすべて直接的に応答し、それによ
    り、前記カウンタは、前記第1のコードデイスク
    の2回転内に揮発的に修正されるような特許請求
    の範囲第2項記載の回転シヤフト位置トランスジ
    ユーサ。
JP51147625A 1975-12-18 1976-12-07 High resolution and wide range shaft position transducer Granted JPS5276952A (en)

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ES (1) ES454369A1 (ja)
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