JP3034623B2 - アブソリュートエンコーダ信号の出力方法 - Google Patents

アブソリュートエンコーダ信号の出力方法

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JP3034623B2
JP3034623B2 JP3055109A JP5510991A JP3034623B2 JP 3034623 B2 JP3034623 B2 JP 3034623B2 JP 3055109 A JP3055109 A JP 3055109A JP 5510991 A JP5510991 A JP 5510991A JP 3034623 B2 JP3034623 B2 JP 3034623B2
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重夫 関
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アブソリュートエンコ
ーダ信号の出力方法に関し、特に、アブソリュートエン
コーダ信号におけるある一定周期ごとに各々の位置の差
分を演算してビット数が少ない差分データのみを出力す
ることにより、データ長を短くし、モータの高速制御を
容易化するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の回転式エ
ンコーダ(例えば、特開平1−173625号公報に開
示)においては、一般に、図2に示されるように、アブ
ソリュートエンコーダ1から得られたアブソリュートエ
ンコーダ信号1aは、32ビットデータ1aAの出力信
号1aBとして送出されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のアブソリュート
エンコーダ信号は、以上のように構成されていたため、
次のような課題が存在していた。すなわち、出力信号が
32ビットデータで構成されている場合、この32ビッ
トデータ全部をそのままの状態で送っていたため、伝送
時間が長くなり、モータの高速制御が困難であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、アブソリュートエンコーダ
信号におけるある一定周期ごとに各々の位置の差分を演
算してビット数が少ない差分データのみを出力すること
により、データ長を短くし、モータの高速制御を容易化
するようにしたアブソリュートエンコーダ信号の出力方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるアブソリュ
ートエンコーダ信号の出力方法は、アブソリュートエン
コーダに設けられた回転する符号板を介して検出された
アブソリュートエンコーダ信号を第1ビット数の出力信
号として出力するようにしたアブソリュートエンコーダ
信号の出力方法において、前記出力信号を前記アブソリ
ュートエンコーダ内に設けられた演算器に入力し、前記
アブソリュートエンコーダ信号における一定周期ごとに
前記第1ビット数よりも少ないビット数の第2ビット数
よりなると共にLSBから所定ビット数よりなる各々の
位置の差分データを前記演算器からシリアル信号として
出力する方法である。
【0006】
【作用】本発明によるアブソリュートエンコーダ信号の
出力方法においては、アブソリュートエンコーダ信号に
おける一定周期ごとに各々の位置の差分データを出力す
るため、データ長を大幅に短くすることができ、モータ
の高速制御に追従することができる。例えば、32ビッ
トのアブソリュートエンコーダ信号を出力するマルチタ
ーンエンコーダにおいて、18ビット/1回転+14ビ
ット多回転の場合、3000RPMで回転させ、200μ
s周期でデータを出力すると、18ビット×200μs
(転送周期)/20ms(1回転速度)=18ビット×
1/100≒12ビットとなり、LSBから12ビット
の差分データを送ることにより処理が可能となる。従っ
て、32ビットのうち12ビット送出すればよいことに
なり、200μsと云う時間差で、回転軸が移動した量
は12ビットの容量で送ることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるアブソリュー
トエンコーダ信号の出力方法の好適な実施例について詳
細に説明する。なお、従来例と同一又は同等部分につい
ては、同一符号を用いて説明する。図1において符号1
で示されるものは、所定のパルスの符号を有する回転型
の符号板(図示せず)を有する多回転型のアブソリュー
トエンコーダであり、このアブソリュートエンコーダ1
から得られたアブソリュートエンコーダ信号1aは、例
えば、第1ビット数である32ビットの32ビットデー
タ1aAの出力信号1aBとして前記アブソリュートエ
ンコーダ1内に設けられた演算器10に送られる。
【0008】例えば、アブソリュートエンコーダ1が3
2ビットのアブソリュートエンコーダ信号1aを出力す
るマルチターンエンコーダを用い、18ビット/1回転
+14ビット多回転の場合、3000RPMで回転させ、
200μs周期でデータを出力すると、18ビット×2
00μs(転送周期)/20ms(1回転速度)=18
ビット×1/100≒12ビットとなり、前記第1ビッ
ト数より少ないビット数の第2ビット数であるLSBか
ら12ビット(所定ビット数)の差分データを送るよう
に演算器10で演算されて、演算器10から12ビット
の差分データ1aCが送り出される。
【0009】従って、この演算器10からは、出力され
るアブソリュートエンコーダ信号1aにおける一定周期
ごとに各々の位置(符号板の回転位置)の差分データ1
aCが200μsの周期でシリアルに送出される。
【0010】従って、200μsと云う時間差で符号板
の回転軸が移動した量は、12ビットの容量で送ること
ができ、32ビットのうち12ビット分のデータを送出
することにより、モータの回転を高速で制御することが
できる。
【0011】
【発明の効果】本発明によるアブソリュートエンコーダ
信号の出力方法は、以上のように構成されているため、
次のような効果を得ることができる。すなわち、エンコ
ーダから得られるアブソリュートエンコーダ信号のビッ
ト数を少なくして差分データとして送ることができるた
め、データ長を短くすることができ、高速制御を行うこ
とができる。また、この演算器をエンコーダ内に設けて
いるため、差分データよりなるアブソリュートエンコー
ダ信号を直接出力信号として得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアブソリュートエンコーダ信号の
出力方法を示すブロック図である。
【図2】従来のアブソリュートエンコーダ信号の出力方
法を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a アブソリュートエンコーダ信号 1aC 差分データ 1 アブソリュートエンコーダ 1aB 出力信号 10 演算器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アブソリュートエンコーダ(1)に設けら
    れた回転する符号板を介して検出されたアブソリュート
    エンコーダ信号(1a)を第1ビット数の出力信号(1aB)と
    して出力するようにしたアブソリュートエンコーダ信号
    の出力方法において、前記出力信号(1aB)を前記アブソ
    リュートエンコーダ(1)内に設けられた演算器(10)に入
    力し、前記アブソリュートエンコーダ信号(1a)における
    一定周期ごとに前記第1ビット数よりも少ないビット数
    の第2ビット数よりなると共にLSBから所定ビット数
    よりなる各々の位置の差分データ(1aC)を前記演算器(1
    0)からシリアル信号として出力することを特徴とするア
    ブソリュートエンコーダ信号の出力方法。
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