JP3456556B2 - アブソリュートエンコーダ装置 - Google Patents

アブソリュートエンコーダ装置

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JP3456556B2
JP3456556B2 JP01547695A JP1547695A JP3456556B2 JP 3456556 B2 JP3456556 B2 JP 3456556B2 JP 01547695 A JP01547695 A JP 01547695A JP 1547695 A JP1547695 A JP 1547695A JP 3456556 B2 JP3456556 B2 JP 3456556B2
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康 大野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、M系列を応用したアブ
ソリュートエンコーダ装置に関するものであり、特にエ
ンコーダ本体であるアブソリュートエンコーダ部を小形
化するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアブソリュートエンコーダ装置の
一実施例は、図13のブロック図に示すように、アブソ
リュート検出手段21とインクリメンタル用検出手段27と
を有し、M系列を応用したアブソリュートエンコーダ装
置においては、アブソリュートエンコーダ部10にM系列
をバイナリデータに変換するための変換テ−ブル等の変
換手段を持ち、アブソリュートデータをバイナリデータ
として外部に出力する構成とされているものが多い。
【0003】さらに、アブソリュートエンコーダ部10
(以下単にエンコーダ部10という)と受信回路部50との
接続線数を少なくするために、バイナリデータをパラレ
ルシリアル変換回路によりシリアルデータとし、また、
シリアルデータとして出力するためにCRCチェック等
の誤り検出用ビットを付加するCRC回路、及び、同期
用のスタートビットやストップビット等の冗長ビットを
付加するためのモデムなどの回路もエンコーダ本体とな
るエンコーダ部10の内部に備え、モデムによりアブソリ
ュート検出手段21が出力するアブソリュートデータに基
づいたシリアルのバイナリデータを逐次出力している。
【0004】また、受信装置側の受信回路部50には、逐
次エンコーダ部10から出力されているシリアルデータを
受信し、スタートビット及びストップビットを検出して
パラレルデータに変換するシリアルパラレル変換器、更
に、CRCチェック等の誤り検出回路を設け、又、アブ
ソリュートデータの値を記憶し、インクリメンタル信号
によりアップカウント又はダウンカウントを行って疑似
アブソリュート信号を出力する可逆カウンタも設けてい
るものが多い。
【0005】そして、このアブソリュートエンコーダ装
置では、図14に示すように、例えば、4ビットのM系
列によるパターンが施されたアブソリュートトラック13
が形成される符号板11をエンコーダ部10に有し、このア
ブソリュートトラック13は、(数1)の原始多項式で表
される4ビットのM系列の先頭に0を付加したパターン
として形成されている。
【0006】
【数1】
【0007】又、このアブソリュートトラック13を検出
するアブソリュート用検出手段21は、4ビットのM系列
を検出する場合にも、通常7ビット分を検出する複数個
の検出器23で構成される。即ち、4ビットのM系列パタ
ーンの検出用には、一般的には4ビット分を検出する検
出器があれば足りるものであるも、誤り検出を行うため
に、7ビット分の検出器23を備えているものである。
【0008】更に、この符号板11はアブソリュートトラ
ック13と並べてインクリメンタルトラック15を有し、符
号板11の回転を検出するインクリメンタル用検出手段27
としての2個のインクリメンタル用検出器29a,29bが
設けられ、インクリメンタル信号のA相出力とインクリ
メンタル信号のB相出力とを形成している。そして、ア
ブソリュート用検出手段21は、信号の変化点における検
出誤りを防ぐため、1ビット当たり2個の検出器を用い
てインクリメンタル信号のA相出力により2個1組とし
た検出器23-1a,23-1b、23-2a,23-2b、23-3a,23
-3b、……、の一方を選択して使用するものとしている
ので、合計で14個の検出器23をもってアブソリュート
用検出手段21としている。
【0009】そして、このアブソリュート用検出手段21
からのアブソリュートデータを変換テーブルによりバイ
ナリデータとし、更にパラレルシリアル変換器によりア
ブソリュートシリアルデータとして1本の信号線により
受信回路部50に送り、シリアルパラレル変換回路により
パラレル信号に戻してアブソリュートデータとして種々
の演算制御を行い、又、アブソリュートデータとインク
リメンタル信号とによって疑似アブソリュートデータを
形成し、この疑似アブソリュートデータをアブソリュー
トデータとして使用することもある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
アブソリュートエンコーダ装置の構成においては、エン
コーダ本体であるエンコーダ部に組み込む電気回路の回
路数が増大し、エンコーダ本体の小形化に対して制約を
あたえている現状である。本発明は、前述の課題に鑑み
てなされたものであり、エンコーダ本体内から変換テー
ブル及び誤り検出用の回路等を削除し、これらの回路を
従来から受信装置側に備えられている受信回路部の一部
とすることにより、エンコーダ本体内の電気回路の削減
を図り、小形のエンコーダ部を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明においては、M系列のアブソリュートシリア
ルデータを出力するエンコーダ部と、エンコーダ部から
のアブソリュートシリアルデータを受信する受信回路部
とで構成し、受信回路部は、アブソリュートシリアルデ
ータをパラレルデータに変換するシリアルパラレル変換
器と、前期M系列のアブソリュートシリアルデータの誤
りをM系列の符号化式に基づいて検出する誤り検出手段
と、前記シリアルパラレル変換器の出力をバイナリデー
タに変換する変換テーブルと、を有するアブソリュート
エンコーダ装置とする。
【0012】又、エンコーダ部としては、アブソリュー
トシリアルデータと共にインクリメンタル信号を出力
し、且つ、アブソリュートシリアルデータはインクリメ
ンタル信号の信号変化に同期して出力するものとし、
又、受信回路部に、前記エンコーダ部からのインクリメ
ンタル信号の変化を検出し、前記インクリメンタル信号
が変化したときに前記シリアルパラレル変換器を作動さ
せる受信部タイミング発生手段を設けることもある。
【0013】更に、受信回路部に、前記バイナリデータ
における電源投入後の最初のデータを初期値としてロー
ドし、前記エンコーダ部から入力されるインクリメンタ
ル信号をカウントする可逆カウンタを設けることがあ
る。そして、エンコーダ部としては、アブソリュートパ
ターンが形成されたトラック及びインクリメンタルパタ
ーンが形成されたトラックを有する符号板と、符号板の
インクリメンタルパターンを読み取るインクリメンタル
用検出手段と、インクリメンタル用検出手段の出力変化
に同期してアブソリュートパターンを読み取ってパラレ
ルデータとするアブソリュート用検出手段と、アブソリ
ュートデータをシリアルデータとして外部に出力するパ
ラレルシリアル変換器と、インクリメンタル用検出器の
出力の変化を検出し、インクリメンタル用検出器の出力
が変化したときにパラレルシリアル変換器を作動させる
タイミング発生手段と、によりエンコーダ部を構成する
ものとする。
【0014】更にまた、電源投入時に強制的にインクリ
メンタル信号を変化させる初期作動手段をエンコーダ部
に設けることがある。そして、受信回路部に、電源投入
時に前記アブソリュートエンコーダから最初に送られて
きた前記アブソリュートシリアルデータが有効でないと
き、前記アブソリュートエンコーダの電源を再投入する
電源制御手段を設けることもある。
【0015】
【作 用】本発明のアブソリュートエンコーダにおいて
は、M系列アブソリュートパターンから読み取ったデー
タをそのまま出力するようにし、M系列アブソリュート
パターンの変換手段を受信回路側に設けたため、エンコ
ーダ部に変換テーブル等の変換手段を備える必要がな
く、M系列パターンそのものの誤りを検出する検出器を
受信回路部に有しているため、CRCチェック等の誤り
検出用ビットを付加するための回路もエンコーダ部に設
ける必要がない。
【0016】又、インクリメンタル信号の変化に同期し
てシリアルデータを出力するエンコーダ部とし、受信回
路部にインクリメンタル信号の変化を検出してシリアル
パラレル変換器を作動させる受信部タイミング発生手段
を設けたアブソリュートエンコーダ装置は、アブソリュ
ートシリアルデータをインクリメンタル信号と同期させ
て出力し、インクリメンタル信号をクロック信号として
利用できる故、データにスタートビット等の同期用のビ
ットも付加する必要がなく、受信回路部で同期を取って
正確にアブソリュートシリアルデータを読み込むことが
でき、そのための付加ビットを追加する回路もエンコー
ダ部に設ける必要がない。
【0017】更に、受信回路部にインクリメンタル信号
をカウントする可逆カウンタを設ければ、この可逆カウ
ンタにアブソリュートデータによる値を適宜プリセット
し、インクリメンタル信号をカウントすることにより疑
似アブソリュートデータを形成することができる。そし
て、初期作動手段を設けた場合は、電源投入時に符号板
が静止していても、強制的にインクリメンタル信号を変
化させることができ、インクリメンタル信号によりパラ
レルシリアル変換器を作動させるようにしたので、電源
投入後、直ちにエンコーダ部からアブソリュートデータ
を出力させ、エンコーダの絶対位置を知ることができ
る。
【0018】更に、電源投入時に前記エンコーダ部から
最初に送られてきた前記アブソリュートシリアルデータ
が無効であったとき、前記エンコーダ部の電源を再投入
する電源制御手段を設ける場合は、電源投入時に正確な
値のアブソリュートデータが出力されなかったとき、再
度電源投入を行って、もう一度、アブソリュートデータ
の読み込み直しをすることができる。
【0019】
【実施例】本発明に係るアブソリュートエンコーダ装置
におけるエンコーダ部の実施例は、図14に示したよう
な4ビットのM系列の符号板11を用いるものであり、図
1に示すように、インクリメンタル用検出手段27及びア
ブソリュート用検出手段21と、パラレルシリアル変換器
37、及び、初期作動手段41とタイミング発生手段31とを
有するものである。
【0020】この符号板11のアブソリュートトラック
は、前述のように、(数1)の原始多項式で表される4
ビットのM系列の先頭に0を付加したパターンで形成さ
れ、誤り検出を行うために、7ビット分の検出器23を備
え、また、信号の変化点における検出誤りを防ぐため、
1ビット当たり2個の検出器を用いて各検出器23-1a,
23-1b、23-2a,23-2b、23-3a,23-3b、……、をイ
ンクリメンタル信号A相出力で選択して使用すること
は、従来と同様である。
【0021】そして、アブソリュート用検出手段21のデ
ータセレクタ25は、S入力がHのとき14個の検出器の
内の7個の検出器からの入力端子1A〜7Aからの入力
を選択し、A入力端子から入力された各々の信号をQ出
力端子から出力し、又、S入力がLのとき7個の1B〜
7B入力端子から入力される各々の信号をQ出力端子か
ら出力するデータセレクタ25である。
【0022】又、パラレルシリアル変換器37は、タイミ
ング発生手段31からのスタート信号が入力されると、ク
ロック入力に同期して、D1〜D7入力を順次切り替え
て各入力の信号をシリアルデータとしてSOから出力す
るものである。そして、電源電圧検出回路42、ディレイ
回路43,44、および論理ゲート45,46は、電源投入時にイ
ンクリメンタル信号の変化を強制的に作り出す初期作動
手段41とするものであって、微分回路32、インバータ33
および論理ゲート34はインクリメンタル信号B相出力が
Lのときのインクリメンタル信号A相出力の変化を検出
し、パラレルシリアル変換器37にスタート信号を出力す
るタイミング発生手段31とするものである。
【0023】このアブソリュート用検出手段21では、図
2のタイミングチャートに示すように、Q1〜Q7の変
化点は、データセレクタ25の作動により、インクリメン
タル用検出器29aの変化点と一致させて同期を取るもの
である。尚、図3に低速回転時のエンコーダ出力信号タ
イミングチャートを示す。このとき、インクリメンタル
信号A相出力に同期してアブソリュートシリアルデータ
が出力されている。
【0024】又、図4に高速回転時のエンコーダ出力信
号タイミングチャートを示す。このときは、インクリメ
ンタル信号A相出力に同期してアブソリュートシリアル
データが出力されているが、アブソリュートシリアルデ
ータの送信時間よりもインクリメンタル信号A相の周期
のほうが短いため、7ビット分のデータが出力できない
ことになる。これについては、後述のように、受信装置
側の可逆カウンタ67などにより、疑似アブソリュート信
号を形成することにより対応することになる。
【0025】そして、図5にインクリメンタル用検出器
29aの出力がLであって、インクリメンタル用検出器29
bの出力がHの場合の電源投入時におけるエンコーダ出
力信号タイミングチャートを、図6にインクリメンタル
用検出器29aの出力がHであって、インクリメンタル用
検出器29bの出力がLの場合の電源投入時におけるエン
コーダ出力信号タイミングチャートを示す。
【0026】通常、電源投入時にはエンコーダは静止し
ていることが多く、インクリメンタル信号の変化は発生
せず、したがって、アブソリュートデータはエンコーダ
部10から出力されないことになる。しかし、本実施例
は、初期作動手段41とした電源電圧検出回路42、2個の
ディレイ回路43,44、及び論理ゲート45,46により、強制
的にインクリメンタル信号B相出力がLでインクリメン
タル信号A相出力が変化する状態を作り出し、パラレル
シリアル変換器37にスタート信号を入力し、電源投入時
のアブソリュートシリアルデータをパラレルシリアル変
換器37から出力させる。
【0027】この初期作動手段41により、電源投入時に
エンコーダが静止状態であっても、アブソリュートシリ
アルデータをエンコーダ部10から出力させることができ
るものである。又、図7に示すように、受信装置側であ
る受信回路部50は、受信部タイミング発生手段51、シリ
アルパラレル変換器57、誤り検出器61、変換テーブル6
3、ラッチ65や可逆カウンタ67、及び、データ読み込み
制御手段71などで構成するものである。
【0028】そして、微分回路52、インバータ53、論理
ゲート54はインクリメンタル信号B相出力がLのときの
インクリメンタル信号A相出力の変化を検出し、シリア
ルパラレル変換器57にスタート信号を出力する受信部タ
イミング発生手段51であり、エンコーダ部10に設けたタ
イミング発生手段31と同一の回路である。シリアルパラ
レル変換器57は、スタート信号が入力されるとクロック
に同期してSDに入力されるシリアルデータをQ7〜Q
1の7ビットのパラレルデータに変換する。ただし、こ
のときにインクリメンタル信号の周期が変換時間よりも
短くなると、シリアルデータをすべて受信する前に次の
スタート信号が発生してしまい、正確なアブソリュート
データが受信できなくなってしまう。これに対しては、
シリアルパラレル変換器57が7ビットのデータをすべて
受け取ったことを知らせるEND信号をシリアルパラレ
ル変換器57から出力させ、END信号が出力されたとき
だけ受信したデータを有効とし、変換テーブル63でM系
列データからバイナリデータに変換したアブソリュート
データをラッチ65や可逆カウンタ67に読み込ませるもの
である。
【0029】この変換テーブル63の内容を図8に示す。
この変換テーブル63では、受信したM系列データを昇降
順のバイナリーデータに変換して出力するものである。
そして、ラッチ65は、変換テーブル63の出力を保持する
4ビットのラッチ回路であり、可逆カウンタ67は、デー
タロード機能付きの可逆カウンタ67であって、ロード信
号が入力されたとき、D1〜D7のデータを読み込んで
プリセットし、このプリセット値をアップ信号、ダウン
信号により順次アップカウント又はダウンカウントする
ものである。
【0030】このアップ信号及びダウン信号は、方向弁
別パルス化回路69により形成するものであり、方向弁別
パルス化回路69にインクリメンタル信号A相出力及びB
相出力を入力し、方向弁別パルス化回路69はインクリメ
ンタル信号に基づいて方向弁別信号及びパルス信号を生
成し、可逆カウンタ67にアップ信号又はダウン信号を出
力させるものとしている。
【0031】又、誤り検出器61は、受信した7ビットの
M系列アブソリュートデータを(数1)の原始多項式と
照らし合わせることにより、データの誤り検出する誤り
検出手段としての検出器であり、図9に受信装置側の誤
り検出器61の一例を示す。なお、図9では、(数1)の
原始多項式が成立しない部分(0が4個続くデータ)に
ついての検出回路も付加されている。又、図9に示した
回路例は、同様の回路が3セットあるが、これは、7ビ
ットのデータをパラレルに処理するためであり、シリア
ルに処理すれば1セットでも行える。そして、図9に示
したように論理回路を組み合わせるのみでなく、プログ
ラム処理により誤りを検出する素子を用いることもでき
る。
【0032】更に、論理ゲート72,73,74及びD−フリッ
プフロップ75は、有効なデータが受信できた場合にイネ
ーブル及びロード信号を出力して可逆カウンタ67やのラ
ッチ65に変換テーブル63の出力信号を読み込ませるため
のデータ読み込み制御手段71であり、シリアルパラレル
変換器57がEND信号を出力したとき、誤り検出器61が
エラー信号を出力していなければ、ロード信号を可逆カ
ウンタ67やのラッチ65に出力し、最初のロード信号の出
力にあわせてイネーブル信号を立ち上げるものである。
【0033】又、インバータ82及び論理ゲート83,84は
誤り検出器61で、エラー信号が発生した時にエンコーダ
電源87にOFF−ON信号を出力する電源制御手段81で
あり、電源投入時、最初のインクリメンタル信号により
データ読み込み制御手段71がイネーブル信号を出力して
いない状態で誤り検出器61がエラー信号を出力すると、
エンコーダ電源87を一旦OFFとし、エンコーダ部10の
電源再投入を行わせるものである。
【0034】従って、この受信回路部50では、シリアル
パラレル変換器57は、スタート信号が入力されるとクロ
ックに同期してSDに入力されるシリアルデータをQ7
〜Q1の7ビットのパラレルデータに変換し、このシリ
アルパラレル変換器57は7ビットのデータをすべて受け
取ってQ7〜Q1を出力するときは、END信号端子か
らEND信号をも出力する。そして、シリアルパラレル
変換器57のQ7〜Q1出力は、誤り検出器61に入力さ
れ、原始多項式と照らしてデータが正しいか否かが判別
され、END信号が出力されたとき、誤り検出器61がエ
ラー信号信号を出力していなければ、データ読み込み制
御手段71がロード信号やイネーブル信号出力し、データ
読み込み制御手段71が出力するロード信号により、ラッ
チ65や可逆カウンタ67に変換テーブル63の出力であるバ
イナリデータを読み込ませ、受信したデータを有効とす
ることにより正確に7ビットのデータに基づくアブソリ
ュートデータを利用することができる。
【0035】尚、イネーブル信号は、受信部タイミング
発生手段51からのタイミング信号が入力された後、シリ
アルパラレル変換器57がEND信号を出力したとき、誤
り検出器61がHレベルのエラー信号信号を出力していな
ければデータ読み込み制御手段71から出力され、電源が
落とされるまで持続するものである。又、本実施例で
は、信号受信部50が受信したアブソリュートシリアルデ
ータは、アブソリュートデータを得るために必要な連続
する4ビットのみを変換テーブル63に入力するものであ
り、図8では、Q1〜Q4の4ビットを使用している。
【0036】図10に、データが誤りなく受信された場
合の、シリアルパラレル変換器57、誤り検出器61、及
び、エンコーダ電源87に対するOFF−ON信号のタイ
ミングチャートを示す。また図11に、データが誤って
受信された場合の、シリアルパラレル変換器57、誤り検
出器61、及び、エンコーダ電源87に対するOFF−ON
信号のタイミングチャートを示す。
【0037】このような場合、シリアルパラレル変換器
57は、スタート信号が入力されるとクロックに同期して
SDに入力されるシリアルデータをQ7〜Q1の7ビッ
トのパラレルデータに変換する。そして、END信号が
出力されたとき、誤り検出器61がHレベルのエラー信号
信号を出力している故、END信号とエラー信号とによ
りエンコーダ電源87をOFF−ONし、エンコーダ部10
にデータの再送信をおこなわせ、再度データを受信し直
すようにする。
【0038】又、インクリメンタル信号の周期が変換時
間よりも短いとき、シリアルデータをすべて受信する前
に次のスタート信号が発生してしまい、正確なアブソリ
ュートデータが受信できなくなってしまう。これに対し
ては、シリアルパラレル変換器57から7ビットのデータ
をすべて受け取ったことを知らせるEND信号が出力さ
れず、この受信回路部50では、前述のようにEND信号
が出力され、且つ、このときにエラー信号が出力されて
いなければ受信したデータを有効とするものとしている
故、このときシリアルパラレル変換器57が出力し変換テ
ーブル63から出力されている正確でないアブソリュート
データは、ラッチ65や可逆カウンタ67には入力されない
ものである。
【0039】図12に受信装置側全体のタイミングチャ
ートを示す。電源投入後、有効なデータが受信されると
可逆カウンタ67は、最初に受信した有効な、変換テーブ
ル63で変換されたバイナリデータを初期値としてロード
し、その後インクリメンタル信号B相出力がLの時のイ
ンクリメンタル信号A相出力の立ち上がりでアップカウ
ント、またインクリメンタル信号B相出力がLの時のイ
ンクリメンタル信号A相出力の立ち下がりでダウンカウ
ントする。インクリメンタル信号B相出力がLの時のイ
ンクリメンタル信号A相出力のエッジとアブソリュート
データの変化点は一致しているので、可逆カウンタ67の
カウントデータは、常にエンコーダの絶対位置と一致す
ることとなり、この可逆カウンタ67のカウントデータを
疑似アブソリュートデータとするものである。
【0040】このように、可逆カウンタ67のカウント値
による疑似アブソリュートデータを出力させることによ
り、エンコーダの回転が早く、アブソリュートシリアル
データがエンコーダ部10から正しく出力されない場合で
あっても、インクリメンタル信号により、常にエンコー
ダの絶対位置を得ることができる。また、可逆カウンタ
67は、動作中でもカウント値に関わらず有効なデータが
受信されるごとにそのときのアブソリュートデータをロ
ードし、疑似アブソリュートデータの値をアブソリュー
トデータの値と一致させる故、可逆カウンタ67にミスカ
ウントが生じた場合でも、エンコーダの回転速度が適切
になれば、アブソリュートデータをロードして疑似アブ
ソリュートデータの値を正しく保つようにすることがで
き、最後に受信された有効なデータはラッチ65にも保持
されることになる。
【0041】なお、図12に示したように、アブソリュ
ートデータの変化点とインクリメンタル信号の変化点は
同期しており、インクリメンタル信号は1周期内を4つ
の絶対位置に分けられることから4倍の分解能のアブソ
リュートデータすなわち6ビットのアブソリュートデー
タを得ることができる。また、多回転型アブソリュート
エンコーダであれば、M系列データとともに多回転デー
タを出力させることも可能であり、その他、アラーム等
の情報を同時に出力することも可能である。
【0042】そして、上記実施例は、4ビットM系列の
アブソリュートデータとしているも、アブソリュートデ
ータは、4ビットに限るものでなく、より多いビット数
のM系列とすることもある。以上述べたように、本実施
例におけるエンコーダ部10においては、前記第1トラッ
クに記録されているM系列アブソリュートパターンから
読み取ったデータをそのまま出力することにより、エン
コーダ本体内に変換テーブル63等の変換手段を必要とせ
ず、また、M系列パターンそのものの誤り検出能力を利
用することにより、CRCチェック等の誤り検出用ビッ
トを付加するための回路もエンコーダ本体とするエンコ
ーダ部10に必要としない。
【0043】さらに、インクリメンタル信号の変化に同
期してシリアルデータを出力するため、データにスター
トビット等の同期用のビットも付加する必要がないの
で、そのための回路もエンコーダ本体であるエンコーダ
部10の内部にもたない。したがって、エンコーダ本体内
の電気回路も少なくてすみ、小形のエンコーダ部10を提
供することができる。
【0044】また、電源投入時、エンコーダが静止して
いてもアブソリュートデータが出力されるように、強制
的にインクリメンタル信号を変化させることにより、前
記アブソリュート用検出手段21を作動させるようにした
ので、電源投入後直ちにエンコーダの絶対位置を知るこ
とができる。このように、本実施例は、インクリメンタ
ル用検出手段29と、インクリメンタル用検出手段29の出
力変化に同期してアブソリュートパターンを読み取って
パラレルデータとするアブソリュート用検出手段21と、
アブソリュートデータをシリアルデータとして外部に出
力するパラレルシリアル変換器37と、パラレルシリアル
変換器37を作動させるタイミング発生手段31と、により
エンコーダ部10を構成し、また、変換テーブル63及び誤
り検出手段としての誤り検出器61や受信部タイミング発
生手段51等を受信装置側である受信回路部50の一部とし
て設けることにより、エンコーダ本体内から、変換手段
及び冗長ビットの付加回路等を削除することを可能と
し、アブソリュートエンコーダ本体としてのエンコーダ
部10を小型としたアブソリュートエンコーダ装置を提供
することが可能となる。
【0045】尚、上記実施例は、エンコーダ部10にタイ
ミング発生手段31を設け、受信回路部50に受信部タイミ
ング発生手段51を設け、インクリメンタル信号を基準と
してエンコーダ部10と受信回路部50とにおけるシリアル
データのスタートを一致させているも、エンコーダ部10
からは、アブソリュートシリアルデータのみを出力さ
せ、受信回路部50から出力させるスタート基準信号によ
り、エンコーダ部10におけるパラレルシリアル変換器37
と受信回路部50におけるシリアルパラレル変換器57とを
同期させることもできる。
【0046】この場合は、エンコーダ部10と受信回路部
50との信号線としてアブソリュートデータ線とスタート
基準信号線との2本とし、エンコーダ部10を一層小型化
することができる利点を有することになる。尤、この場
合は、シリアル伝送速度により、エンコーダの高速回転
の使用は制限される場合もあることになる。
【0047】
【発明の効果】前述のように、本発明に係るアブソリュ
ートエンコーダ装置は、M系列のアブソリュートシリア
ルデータを出力するエンコーダ部と、このアブソリュー
トシリアルデータを受信してパラレルデータに変換する
シリアルパラレル変換器やM系列のアブソリュートシリ
アルデータの誤りをM系列の符号化式に基づいて検出す
る誤り検出手段を有する受信回路部とで構成している
故、受信回路部で正しいアブソリュートデータを読み取
ることができ、エンコーダ部に組み込む回路数を少なく
し、エンコーダ部を小型化することができる。
【0048】そして、インクリメンタル信号に同期した
アブソリュートシリアルデータをエンコーダ部が出力
し、受信回路部に受信部タイミング発生手段を設けたア
ブソリュートエンコーダ装置は、アブソリュートデータ
と併用されるインクリメンタル信号を用い、エンコーダ
部と受信回路部との同期をとってアブソリュートシリア
ルデータを正確に読み取ることが容易に実現できる。
【0049】更に、可逆カウンタを受信回路部に設けた
アブソリュートエンコーダ装置は、この可逆カウンタに
アブソリュートデータによる値を適宜プリセットロード
し、インクリメンタル信号をカウントすることにより疑
似アブソリュートデータを形成することができ、エンコ
ーダの高速回転によってエンコーダ部からアブソリュー
トシリアルデータが正確に出力されない場合にも、受信
回路部で形成した疑似アブソリュートデータにより、常
に正しい回転位置を検出することができる。
【0050】又、アブソリュートパターンやインクリメ
ンタルパターンが形成された符号板やアブソリュート用
検出手段、インクリメンタル用検出手段、更に、アブソ
リュート用検出手段のパラレル出力をシリアルデータと
して外部に出力するパラレルシリアル変換器やパラレル
シリアル変換器を作動させるタイミング発生手段を有す
るエンコーダ部は、容易にインクリメンタル信号に同期
したアブソリュートシリアルデータを形成することがで
き、インクリメンタル信号とこのインクリメンタル信号
に同期したアブソリュートシリアルデータを出力するエ
ンコーダ部を小型に製造することが容易に可能となる。
【0051】そして、電源投入時に前記インクリメンタ
ル用検出手段の出力の変化を強制的に発生させる初期作
動手段を有するエンコーダ部は、電源投入時にエンコー
ダが回転していなくても、インクリメンタル信号とアブ
ソリュートシリアルデータとを出力することができ、電
源投入時に常に受信回路部で回転位置を検出することが
できる。
【0052】又、電源投入時にアブソリュートシリアル
データが有効でないときは電源を再投入する電源制御手
段を受信回路部に設けたアブソリュートエンコーダ装置
は、再投入により常に正しい立上りを行わせることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアブソリュートエンコーダ装置の
実施例におけるエンコーダ部の回路ブロック図
【図2】本発明に係るアブソリュートエンコーダ装置に
おけるエンコーダ出力のタイミングチャート
【図3】本発明に係るアブソリュートエンコーダ装置に
おける低速回転時のエンコーダ出力信号タイミングチャ
ート
【図4】本発明に係るアブソリュートエンコーダ装置に
おける高速回転時のエンコーダ出力信号タイミングチャ
ート
【図5】本発明に係るアブソリュートエンコーダ装置に
おける電源投入時のエンコーダ出力信号タイミングチャ
ート
【図6】本発明に係るアブソリュートエンコーダ装置に
おける電源投入時のエンコーダ出力信号タイミングチャ
ート
【図7】本発明に係るアブソリュートエンコーダ装置の
実施例における受信装置側の回路ブロック図
【図8】本発明に係るアブソリュートエンコーダ装置の
実施例における変換テーブル
【図9】本発明に係るアブソリュートエンコーダ装置の
実施例における誤り検出器
【図10】本発明に係るアブソリュートエンコーダ装置
における電源投入時の受信装置側のタイミングチャート
【図11】本発明に係るアブソリュートエンコーダ装置
における電源投入時の受信装置側のタイミングチャート
【図12】本発明に係るアブソリュートエンコーダ装置
の実施例における受信装置側のタイミングチャート
【図13】従来例のアブソリュートエンコーダ装置のブ
ロック図
【図14】従来例及び本実施例における検出器の構成図
【符号の説明】
10 アブソリュートエンコーダ部 11 符号板 13 アブソリュートトラック 15 インクリメンタルトラック 21 アブソリュート用検出手段 23 アブソリュート用検出器 25 セレクタ 27 インクリメンタル用検出手段 29 インクリメンタル用検出器 31 タイミング発生手段 32 微分回路 33 インバータゲート 34 ANDゲート 35 発振器 37 パラレルシリアル変換器 41 初期作動手段 42 電源電圧検出回路 43 ディレイ回路 44 ディレイ回路 45 EORゲート 46 ANDゲート 50 受信回路部 51 受信部タイミング発生手段 52 微分回路 53 インバータ 54 NANDゲート 57 シリアルパラレル変換器 61 誤り検出器 63 変換テーブル 65 4ビットラッチ 67 可逆カウンタ 69 方向弁別パルス化回路 71 データ読み込み制御手段 72 ORゲート 73 ORゲート 75 D−フリップフロップ 74 ANDゲート 81 電源制御手段 82 インバータゲート 83 3入力ORゲート 84 ANDゲート 87 エンコーダ用電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 徹 東京都千代田区丸の内3−2−3 株式 会社ニコン内 (56)参考文献 特開 昭63−177019(JP,A) 特開 平3−274414(JP,A) 特開 平7−29082(JP,A) 特開 平2−28900(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 5/00 - 5/62 G08C 1/00 - 25/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 M系列のアブソリュートシリアルデータ
    を出力するアブソリュートエンコーダ部と、前記アブソ
    リュートシリアルデータを受信する受信回路部と、によ
    り構成され、前記受信回路部は、前記アブソリュートエ
    ンコーダ部からの前記アブソリュートシリアルデータを
    受信してパラレルデータに変換するシリアルパラレル変
    換器と、前期M系列のアブソリュートシリアルデータの
    誤りをM系列の符号化式に基づいて検出する誤り検出手
    段と、前記シリアルパラレル変換器の出力をバイナリデ
    ータに変換する変換テーブルと、を有することを特徴と
    するアブソリュートエンコーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記アブソリュートエンコーダ部は、前
    記アブソリュートシリアルデータと共にインクリメンタ
    ル信号を出力し、且つ、前記アブソリュートシリアルデ
    ータを前記インクリメンタル信号の信号変化に同期させ
    て出力するものとし、前記受信回路部に、前記アブソリ
    ュートエンコーダ部からの前記インクリメンタル信号の
    変化を検出し、前記インクリメンタル信号が変化したと
    きに前記シリアルパラレル変換器を作動させる受信部タ
    イミング発生手段を有することを特徴とする請求項1に
    記載されたアブソリュートエンコーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記受信回路部に、前記バイナリデータ
    における電源投入後の最初のデータを初期値としてロー
    ドし、前記アブソリュートエンコーダ部から入力される
    インクリメンタル信号をカウントする可逆カウンタを有
    することを特徴とする請求項2に記載されたアブソリュ
    ートエンコーダ装置。
  4. 【請求項4】 前記アブソリュートエンコーダ部は、M
    系列を応用したアブソリュートパターンが形成された第
    1トラックと、インクリメンタルパターンが形成された
    第2トラックとを有する符号板と、前記インクリメンタ
    ルパターンを読み取るインクリメンタル用検出手段と、
    前記インクリメンタル用検出手段の出力変化に同期して
    前記アブソリュートパターンを読み取ってパラレルデー
    タとして出力するアブソリュート用検出手段と、前記ア
    ブソリュート用検出手段のパラレル出力をシリアルデー
    タとしてアブソリュートエンコーダ部から外部に出力す
    るパラレルシリアル変換器と、前記インクリメンタル用
    検出器の出力の変化を検出し、前記インクリメンタル用
    検出器の出力が変化したときに前記パラレルシリアル変
    換器を作動させるタイミング発生手段と、を有すること
    を特徴とする請求項2又は請求項3に記載されたアブソ
    リュートエンコーダ装置。
  5. 【請求項5】 前記アブソリュートエンコーダ部に、電
    源投入時に前記インクリメンタル用検出手段の出力の変
    化を強制的に発生させる初期作動手段を有することを特
    徴とする請求項2乃至請求項4の何れかに記載されたア
    ブソリュートエンコーダ装置。
  6. 【請求項6】 前記受信回路部に、電源投入時に前記ア
    ブソリュートエンコーダ部から最初に送られてきた前記
    アブソリュートシリアルデータが有効でないとき、前記
    アブソリュートエンコーダ部の電源を再投入する電源制
    御手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5
    の何れかに記載されたアブソリュートエンコーダ装置。
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