JPS6032401B2 - 後退検知回路 - Google Patents

後退検知回路

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JPS6032401B2
JPS6032401B2 JP7575278A JP7575278A JPS6032401B2 JP S6032401 B2 JPS6032401 B2 JP S6032401B2 JP 7575278 A JP7575278 A JP 7575278A JP 7575278 A JP7575278 A JP 7575278A JP S6032401 B2 JPS6032401 B2 JP S6032401B2
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JP
Japan
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signal
circuit
speed
latch
detection circuit
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精作 舘
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は後退検知回路に関し、例えば軌道車両において
勾配等の原因で不用意に後退した場合後続の車両と衝突
することになるので、車両が後退開始したらこれを直ち
に検知してブレーキ指令を発生させ得るようにし、かく
して衝突事故を未然に防止できるようにしたものである
この種の後退検知回路として第1図のものがあり、次の
動作原理によって動作する。
例えば電気車においては通常速度検出器として2巻線速
度発電機が使用されているが、その各巻線の出力S・及
びS2の波形は第2図A及びBに示す如く90oの位相
差があり、例えば出力S,を基準にして出力S2が90
o位相遅れとなっている。これを波形整形してディジタ
ルICの論理レベルに変換すればそれぞれ第2図C及び
Dに示す如き論理速度信号TGX及びTOYになる。こ
こで、信号TOYが時点もで論理「1」から「0」に立
下れぱ、その後時点t,で信号TGXが論理「0」から
「1」に立上り、その後時点らで信号TGYが立上り、
時点らで信号TCXが立下り、時点t4で信号TGYが
立下り、かくして一巡動作が終る。そして以後この時点
toからLまでの−巡動作を繰り返すことになる。しか
るにこのような2巻線速度発電機の信号S,及びS2は
車両が後退したときには第2図A〜Dに対応させて第3
図A〜Dに示す如く、第2図A及びBの前進の場合と比
較して信号S,及びS2の位相関係が逆になり、信号S
2が信号S,に対して9ぴ進みになる。従ってこの場合
も論理速度信号TGX及びTGYが共に「0」になる時
点をLとして以下順次信号TGX,TGYの変化時点を
みれば、時点らで信号TGYが立上り、時点t2で信号
TGXが立上り、時点t3で信号TGYが立下り、時点
t4で信号TGXが立下り、かくして一巡動作を終る。
そして以後この時点toからt4までの一巡動作を繰り
返すことになる。第1図の従来の後退検知回路は速度信
号TGX及びTOYのこの位相のずれ方の変化に着目し
て後退の発生を検知しようとするもので、2段のDフリ
ップフロップ回路1及び2でなる読込同期信号回路3は
第2図の時点ら,t6・・・及び第3図の時点ら,t5
・・・において信号TGYが立上つたときクロックパル
スCPによって回路1、及2をセット動作させることに
より、読込同期パルスPRを発生させ、これを信号謙込
回路4に与える。
信号鈴込回路4はDフリツプフロツプ回路5に対するト
リガ信号として読込同期パルスPRをを受けたとき速度
信号TGXを読込む。しかるに車両が前進している時に
は信号TGXは「1」であるから回路5はセットし、そ
の「1」出力が出力用論理積ゲート6に直接入力され、
かつ「0」出力がインバータ7を介して入力されること
によりゲート6が開く。
従って論理ゲート6に与えられている一定の周波信号ご
Rが前進を意味する検知信号DTとして送出される。こ
れに対して車両が後退している時には信号TGXは「0
」であるから回路5はセットされず、これにより論理ゲ
ート6から周波信号CRが送出されないので、これによ
り車両の後退を検知できる。ところで第1図の従来の構
成において、フェールセーフが十分か否かの点から検討
するに、信号読込回路4のDフリツプフロップ回路5か
ら「IJ出力及び「0一世力を2重化して論理穣ゲート
6に与えるようにしていることにより一応の対策が採ら
れているが、例えばDフリップフロップ回路5の「1一
世力端側の回路8に開放故障又は断線事故が生じたり、
「0一世力端側の回路9に短絡故障が生じると、論理鏡
ゲート6が周波信号CRのみで動作することにより後退
の検知ができなくなり、依ってフェールセーフの点から
みて未だ不十分だということになる。
以上の点を考慮して本発明は従来のものに比較してフェ
ールセーフに対する信頼性を格段的に改善できる後退検
知回路を提案しようとするものである。
以下図面について本発明の一例を詳述するに、本発明は
次の原理の下に構成されている。
すなわち第2図及び第3図の論理速度信号TCX及びT
GYにおいて、両信号の論理状態が時間の経過と共にど
のように変化するかを一巡動作について示せば、前進時
には第4図Aに示す如く信号TGX,TGYについて「
00」、「10」、「11」、「01」・・・・・・の
順序で変化して行く。これに対して後退時には第4図B
に示す如く信号TGX,TGYについて「00」、「0
1ハ「11」、「10」・・・・・・の順序で変化して
行く。なお第3図においてt肌は各サイクルごとに信号
TGX,TOYが共に「0」となった時点を意味し、n
=0,1,2・・・・・・である。0 第4図A及びB
を対比すれば明らかなように、前進時と後退時とにおけ
る信号TGX及びTGYの変化はあたかも2ビットのグ
レィコードカウンタの出力をみているのと等価であるこ
とが分る。
そこで本発明はかかる点に着目して論理信号に変換され
た速度信号TGX,TGYを例えば高周波クロックパル
スによって周期的に読み込みラッチし、ラツチ信号の波
形変化時の立上り、立下りを高周波クロックパルスに同
期させ、この同期化パルスで2ビットグレィコードカゥ
ンタを駆動させ、このグレィコードカウンタのカウント
内容と速度信号ラッチ回路の内容とを比較し、その比較
結果の一致、不一致によって後退の有無を判知しようと
するものである。第5図において、11および12は論
理速度信号TGX及びTGYに対する速度信号ラッチ回
路で、例えばDーフリップフロップ回路ではない、高周
波クロックパルスCPによって論理速度信号TGX及び
TOYを議込み、かくしてその「1一世力端から第6図
A及びBに示す如き速度信号のラッチ信号D,及びD2
を送出する。
速度信号TGX用のラッチ回路1 1の「1」出力は第
1同期回路13に与えられ、その「0」出力機から速度
信号TGXの立上りによってクロックパルスCPと同期
した第1の同期化パルスP,を発生させる。
また速度信号TGX用のラッチ回路11の「0一世力は
第2同期回路14に与えられ、その「0」出力端から速
度信号TGXの立下りによってクロツクパルスCPと同
期した第2の同期化パルスP2を発生させる。一方速度
信号TGY用のラッチ回路1 2の「1」出力は第3同
期回鞍15に与えられ、その「0」出力端から速度信号
TOYの立上りによってクロックパルスCPと同期した
第3の同期化パルスP3を発生させる。
また速度信号TGY用のラッチ回路12の「0」出力は
第4同期回路16に与えられ、その「0」出力様から速
度信号TGYの立下りによってクロックパルスCPと同
期した第4の同期化パルスP4を発生させる。これら第
1〜第4の同期化パルスP・〜P4はナンドゲート17
によって合成されて第6図Eに示す如き駆動パルスTc
pとしてグレィコードカウンタ18に与えられる。
グレイコードカウンタ18は第8図に示す如く、それ自
体公知の2ビット構成のものを用いることができる。第
8図において21及び22は縦続接続されたDフリツプ
フロツプ回路、23は帰還用ナンドゲート、24は制御
用ナンドゲートであり、制御用ナンドゲート24に論理
「1」の制御信号CTが到来したとき、Dフリップフロ
ップ回路21及び22のトリガ端子に駆動信号としての
クロックパルスCPが入力されるごとに第4図Bに示す
と同様の真理値をもつ2ビットのグレイコード信号乙及
びZを送出する。しかるに第5図の場合グレィコードカ
ウンタ18の制御用ナンドゲート24には制御信号CT
として速度信号ラッチ回路11及び12の「0」出力が
入力ノアゲード19を介して与えられ、かくして速度信
号TGX及びTGYが到釆しているとき(すなわち車両
が走行しているとき)に限ってグレィコードカウンタ1
8がカウント動作をするようになされている。従ってグ
レイコードカウンタ18は同期化パルスTopによって
同期してカウント動作をし、これによりラッチ信号D,
及びD2(第6図A及びB)に同期したグレィコード信
号Z及びZ(第6図C及びD)を送出する。グレィコー
ド信号Z及びZは第1ビット及び第2ビット一致検出回
路31及び32に与えられ、ラッチ信号D,及びD2と
それぞれ比較される。
第2ビット一致検出回路32は排他的理和回路でなり、
その出力が例えばR−Sフリツプフロツプ回路構成の後
退検知出力回路33にセット信号として与えられる。ま
た第1ビット一致検出回路31は排他的論理和回路34
及びインバータ35でなり、その出力が後退検知出力回
路33にリセット信号として与えられる。第5図の構成
においてグレィコードカウンタ18の第1ビット及び第
2ビット、出力Z,及びZ2の変化は第4図Bに示す後
退時の速度信号TGX及びTOYの変化と同様である。
従って車両が前進していれば時点t4n〜t4n+,間
、及び時点t4n+2〜t仇十3間でラツチ信号D,及
びD2によって形成される真理値と、グレィコードカウ
ンタ18の出力Z及びZ2によって形成される真理値と
が一致し、これに対して時点t4n+,〜t4n十2間
、及び時点t4n十3〜t4(n川間で不一致となる。
従って後退検知出力回路33からは第6図Fに示す如如
く、一致、不一致が交互に生ずることにより交流的な出
力Xが得られ、従ってこの交流的波形が得られたとき車
両は前進しているものと検知し得る。これに対して車両
が後退すると、第6図A〜Fに対応させて第7図A〜F
に示す如く、ラッチ信号D,及びD2によって形成され
る真理値と、グレィコードカウンタ18の出力乙及びZ
2によって形成される真理値とが全区間に亘つて完全に
一致し、従って後退検知出力回路33の出力×は第7図
Fに示す如く交流的変化をしない直流的波形となり、依
ってこの直流的な出力Xが得られたとき車両は後退して
いるものと検知し得る。従って第5図の構成によれば、
車両が後退を開始したら第7図日こ示す如く検知出力X
が直流波形となることにより直ちに判知し得る。
そのフェールセーフ度を次に検討するに、第1に第5図
の構成は後退の検知をするにつき検知出力が直流波形に
なることを条件としてこれに対する措置がとれるように
なっているので、例えば後退検知回路自体に不動作の異
常が生じて出力がなくなったときも後退検知と同様の判
断をすることになるから、回路自体のフェールセーフを
なす構成であると言い得る。
第2にラッチ回路11のラッチ信号D,の出力回路が第
9図Aに示す如く開放故障を起した場合は第9図A〜E
に示す如く後退検知信号×は直流波形となり、従ってフ
ェールセーフになっている。
第3にラッチ回路12のラッチ信号D2の出力回路が第
10図Aに示す如く開放故障を起した場合にも、第10
図A〜Eに示す如く、第9図A〜Eの場合と同様にフェ
ールセーフである。
第4にグレィコードカウンタ18の第1ビット乙の回路
が開放故障を起した場合には、第11図A〜Eに示す如
く、後退検知信号Xのマークスペースの比が3:1とな
り、交流的にはかなり崩れた直流波形に近い波形となる
従ってこの場合もフエールセーフとなる。第5にグレィ
カゥンタ18の第2ビットZ2の回略が開放故障を起し
た場合も、第12図A〜Eに示す如く、第11図A〜B
の場合と全く同様にフエールセーフとなる。
上述のように本発明に依れば、従来の場合と比較して後
退検出回路としての部品点数は多少は増えるが、フェー
ルセーフ度に対する信頼性を大幅に改善でき、従って特
に最上の保安度が要求される列車自動制御装置(ATC
)等に適用すれば、安全連行上極めて大きな効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の後退検知回路を示す接続図、第2図及び
第3図はその動作原理の説明に供する信号波形図、第4
図は本発明の原理の説明に供する図表、第5図は本発明
に依る、後退検知回路の一例を示す接続図、第6図及び
第7図はその動作の説明に供する信号波形図、第8図は
第5図の一部の詳細構成を示す接続図、第9図ないし第
12図は第5図の後退検知回路のフェールセーフ度の説
明に供する信号波形図である。 3:謙込同期信号回路、4:信号読込回路、6:出力用
論理燈ゲート、7:ィンバータ、11,12:速度信号
ラッチ回路、13〜16:同期回路、18:グレィコー
ドカウンタ、31,32:一致検出回路、33:後退検
知出力回路。 第1図第2図 第7図 第9図 第10図 第11図 第12図 第3図 第4図 第5図 第6図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両の速度を検出する2巻線速度発電機の各巻線出
    力から相互に位相差のある論理速度信号を得、この2つ
    の論理速度信号相互間の位相のずれ方を判知するここと
    により上記車両の後退を検知するようになされた後退検
    知回路において、上記2つの論理速度信号を記憶する速
    度信号ラツチ回路と、そのラツチ信号に同期して変化す
    るグレイコード信号を発生するグレイコードカウンタと
    、上記ラツチ信号及び上記グレイコード信号の一致、不
    一致に基づいて後退検知信号を送出する一致検出回路と
    を具えたことを特徴とする後退検知回路。 2 上記速度信号ラツチ回路は高周波クロツクパルスに
    同期して上記論理速度信号の変化を逐次記憶することに
    より上記ラツチ信号を形成すると共に、上記グレイコー
    ドカウンタは上記ラツチ信号の変化ごとに上記高周波ク
    ロツクパルスに同期してカウント動作することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の後退検知回路。
JP7575278A 1978-06-21 1978-06-21 後退検知回路 Expired JPS6032401B2 (ja)

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JPS552353A JPS552353A (en) 1980-01-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6119039Y2 (ja) * 1980-08-04 1986-06-09
JPS62227699A (ja) * 1986-03-29 1987-10-06 後藤 啓 転写紙及びその転写方法
JPH02225100A (ja) * 1989-02-28 1990-09-07 Afuitsukusu:Kk 紋入り合成皮革用転写マークおよびその絵付け方法

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JPS552353A (en) 1980-01-09

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