JPH0218653Y2 - - Google Patents

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JPH0218653Y2
JPH0218653Y2 JP10790982U JP10790982U JPH0218653Y2 JP H0218653 Y2 JPH0218653 Y2 JP H0218653Y2 JP 10790982 U JP10790982 U JP 10790982U JP 10790982 U JP10790982 U JP 10790982U JP H0218653 Y2 JPH0218653 Y2 JP H0218653Y2
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positive voltage
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は直流送電における潮流反転検出装置に
関する。
一般に直流送電において直流電流はA端からB
端の一定方向に流れるものであるが、例えばA端
の変換器T1が順変換器で、B端の変換器T2が逆
変換器として運転されている時にはA端、B端共
直流電圧の極性が正であるので、潮流方向はA端
からB端となる。またA端が逆変換器、B端が順
変換器として運転されている時にはA端、B端共
に直流電圧極性は負であるので潮流方向はB端か
らA端となる如く直流電圧極性を反転させること
により潮流反転を行つている。
第2図は潮流反転時の直流電流、直流電圧の変
化の様子を示すもので、潮流反転中は直流電圧は
低下する。従つて直流不足電圧リレーが動作する
ので、これをロツクする必要がある。
そのため、従来は第3図に示す潮流切替方式が
とられていた。この第3図において1は潮流方向
切替器で潮流方向がA端からB端の時は正電圧に
切り替わり、B端からA端の時は零V電位に切り
替わる。2はインバータ、31,32はワンシヨ
ツトマルチ回路で前記ワンシヨツトマルチ回路3
1,32への入力が零電圧から正電圧に変化した
瞬間からT時間の間のみ正出力を発生する。4は
NOR回路、5はAND回路、6は直流不足電圧リ
レーである。
次に第3図の従来装置について以下動作を説明
する。潮流の方向がA端よりB端への流れから、
B端よりA端への流れに反転する場合について考
える。まず、潮流反転指令EAが正電圧より零電
圧に切替る事により潮流反転が開始されるが、こ
の時の動作タイミングを第4図に示した。まず、
上記の動作に対してワンシヨツトマルチ回路31
の出力EBは零Vのままで変化はない。他方、ワ
ンシヨツトマルチ回路32の入力ECには正入力
が加わるのでワンシヨツトマルチ回路32の出力
EDはT時間だけ正の出力パルスを発生しNOR回
路4の出力EEとしてはT時間だけ零ボルトの出
力信号を発生する。一方、潮流反転中は直流電圧
が低下するので、直流不足電圧リレー6が動作す
るとその出力ERは正電圧となる。よつてAND回
路の最終出力EOは前記NOR回路の出力EEと直流
不足電圧リレー6の出力信号ERとのAND条件に
よりその出力信号を零ボルトの不動作状態に保持
する。潮流方向B端からA端への流れよりA端か
らB端の流れに切り替る時も同様でこの時はワン
シヨツトマルチ回路31の出力EBがT時間だけ
正電圧となるのでこの間直流不足電圧リレー6の
出力がロツクされる。
この様に従来の潮流反転検出装置はワンシヨツ
トマルチ回路31,32を用いたタイマーにより
構成され、一定時間だけ潮流反転中と見なして直
流不足電圧リレー6をロツクする方式であつたた
め、制御系の経時変化、あるいは故障等により、
反転時間が長くなると直流不足電圧リレー6が動
作中である時間よりロツク時間が短くなり、潮流
反転中に直流不足電圧リレーが動作出力を発生し
てしまう。又、タイマーの経時変化等によりワン
シヨツトマルチ回路31,32の出力パルス時間
Tが短かくなると、上記と同様の誤動作の原因と
なり、更に実際上の問題として経時変化によりタ
イマの時間Tが長くなると事故時に直流不足電圧
リレー6の動作時間が遅れる等の欠点があつた。
本考案は上記の様な従来の欠点を除去する為に
なされたもので、潮流反転時に直流電圧の極性と
直流電圧値そのものを検出する2組の正、負電圧
検出器とを備え、上記両検出器により検出された
直流電圧の極性が反転してから直流電圧値が所定
の値以上になる迄を潮流反転中として出力信号を
発生する潮流反転検出装置を提供する事を目的と
する。
以下、本考案の一実施例を図について説明す
る。図中、第3図と同一の部分は同一の符号をも
つて図示した第5図において7,8はフリツプフ
ロツプ回路で、セツト端子Sに正電圧が印加され
るとその出力端子Qは正電圧となり、逆にリセツ
ト端子Rに正電圧が印加されると出力端子Qは零
電圧となる。また、9は直流電圧VDAが正極性で
かつ所定電圧値以上の時に動作する正電圧検出
器、10は直流電圧VDAが負極性で、かつ所定電
圧値以上の時に動作する負電圧検出器である。そ
して、正電圧検出器9と負電圧検出器10の検出
電圧値は直流不足電圧リレー6の設定値よりも一
般に高くしておくことが必要である。11及び1
2はワンシヨツトマルチ回路で、その出力時間
T01,T02は次のフリツプフロツプ回路7,8が
セツトされるに必要な時間だけパルスを発生す
る。
尚、本考案の実施例では説明の都合上A端の場
合について述べるが、B端の場合、直流電圧を
VDBとして使用する以外はA端と全く同様の動作
をするものである。
次に本考案の動作について以下説明する。第6
図は第5図の動作状態を示したタイムチヤート図
でA点においては潮流方向がA端からB端への流
れよりB端からA端への流れに潮流反転を開始し
B点ではB端からA端への流れよりA端からB端
への流れに潮流反転を開始するものである。
まず、A点においては潮流方向反転指令EA
正電圧より零電圧に切り替る事により、潮流反転
が開始する。その時ワンシヨツトマルチ回路11
の出力EBは零Vのままであるので、フリツプフ
ロツプ7の出力EGも零Vのままである。一方、
インバータ回路2の出力ECが零電圧より正電圧
に切り替るのでワンシヨツトマルチ回路12の出
力EDはインバータ回路出力ECが正電圧になつた
瞬間からT01時間の間正電圧となり、その信号に
よりフリツプフロツプ8の出力EHは正電圧とな
る為NOR回路4の出力EJは零Vとなる。そして
反転が進み、直流電圧が負極性となり、かつ負電
圧検出器10の検出値以上となるとC点において
負電圧検出器10が動作しその負電圧検出器10
の出力EFが正電圧となる。そこでフリツプフロ
ツプ8の出力EHはリセツトされて零Vとなり、
NOR回路4の出力EJは正電圧となる。従つて、
この間の反転中に直流不足電圧リレー6は動作し
その出力ERは正電圧となつてもA点において潮
流反転指令が出力されてからC点にて負電圧検出
器10が動作する迄の間はNOR回路4の出力EJ
が零Vとなるので、結局最終出力EOとしては零
V(不動作)となる。
次にB点において潮流方向反転指令EAが零V
より正電圧に切り替ると、インバータ回路2の出
力ECが正電圧より零Vに変化するのでワンシヨ
ツトマルチ回路12の出力EDは零Vのままに保
持され、フリツプフロツプ8の出力EHも零Vの
ままとなる。一方、ワンシヨツトマルチ回路11
の出力EBは潮流方向反転指令EAが正になつた瞬
間からT02時間の間正電圧となるので、その動作
信号によりフリツプフロツプ7はセツトされその
出力EGは正電圧に反転する為NOR回路4の出力
EJは零Vとなる。そして反転が進行し直流電圧が
正極性となり、かつ正電圧検出器9の検出値以上
となるD点に達すると、正電圧検出器9が動作
し、その出力EEが正電圧となるので、フリツプ
フロツプ7の出力EGはリセツトされ零Vに反転
し、NOR回路4の出力EJは正電圧となる。従つ
て、この間の反転中に直流不足電圧リレー6は動
作しその出力ERは正電圧に切替わつてもB点に
おいて潮流反転指令が出てから、D点において正
電圧検出器9が動作する迄の間はNOR回路4の
出力EJが零Vであるので結局最終出力EOは零V
(不動作)となる。以上の様に、潮流反転指令が
発生してから直流電圧の極性が反転し、かつその
直流電圧値が所定の値以上になる迄の間は正電圧
検出器9の出力EEが零Vとなり、潮流反転中と
見なすことになる。
尚、上記の実施例では潮流反転中に直流不足電
圧リレーをロツクする場合について述べたが潮流
反転中に不必要な動作を防止したい場合のすべて
に上記実施例と同様の方式を使用することがで
き、上記実施例と同様の効果を得られる事は言う
までもない。
従つて、本考案によれば直流送電系の直流電圧
の極性及び直流電圧値を検出する2組の検出器を
用い直流電圧極性が反転し直流電圧値が所定の値
以上になる迄を潮流反転中として検出しているの
で、制御系の経時変化等により潮流反転時間が変
化した場合でも確実に潮流反転中である事を検出
できて信頼性が大幅に向上する優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は潮流反転時の直流電圧及び直流電流の
関係を示す概念図、第2図は第1図の動作状況を
示す波形図、第3図は従来の潮流反転検出装置を
示すブロツク図、第4図は第3図の動作を示すタ
イムチヤート図、第5図は本考案の一実施例によ
る潮流反転検出装置を示すブロツク図、第6図は
第5図の動作を示すタイムチヤート図である。 6……直流不足電圧リレー、7,8……フリツ
プフロツプ回路、9……正電圧検出器、10……
負電圧検出器、11,12……ワンシヨツトマル
チ回路。なお、図中、同一符号は同一、又は相当
部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流送電系における送電電圧の極性が正電圧
    で、かつ電圧値が所定値以上の時に作動する正電
    圧検出器と、前記送電電圧の極性が負極性で、か
    つ電圧値が所定値以上の時に作動する負電圧検出
    器と、前記夫々の正、負電圧検出器の出力信号を
    リセツト入力とし、潮流反転指令をセツト入力と
    する2組のフリツプフロツプ回路と、前記送電電
    圧の極性が反転し直流電圧値が所定値以上に達す
    るまでの期間を潮流反転中としてこの潮流反転中
    の不必要な動作を前記2組のフリツプフロツプ回
    路よりの異なる出力レベルによりロツク指令を出
    力するNOR回路とを備えた潮流反転検出装置。
JP10790982U 1982-07-14 1982-07-14 潮流反転検出装置 Granted JPS5913048U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10790982U JPS5913048U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 潮流反転検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10790982U JPS5913048U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 潮流反転検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5913048U JPS5913048U (ja) 1984-01-26
JPH0218653Y2 true JPH0218653Y2 (ja) 1990-05-24

Family

ID=30251957

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10790982U Granted JPS5913048U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 潮流反転検出装置

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JPS5913048U (ja) 1984-01-26

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