JPH0571986A - 多回転アブソリユートエンコーダ - Google Patents

多回転アブソリユートエンコーダ

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JPH0571986A
JPH0571986A JP3230010A JP23001091A JPH0571986A JP H0571986 A JPH0571986 A JP H0571986A JP 3230010 A JP3230010 A JP 3230010A JP 23001091 A JP23001091 A JP 23001091A JP H0571986 A JPH0571986 A JP H0571986A
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JP
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signal
counter
track
incremental
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JP3230010A
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English (en)
Inventor
Yuji Yamazaki
雄二 山▲崎▼
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンコーダの出力を受信する受信装置に2系
統の入力回路を形成することなく、エンコーダの出力情
報(回転数、絶対位置、絶対位置からの移動量)を受信
できる多回転アブソリュートエンコーダを得ること。 【構成】 回転数をインクリメンタル信号に変換する変
換部20と(絶対位置、絶対位置からの移動量をインク
リメンタル信号にするものは公知)、3つの出力情報を
選択して出力するデータセレクタ35と、前記データセ
レクタから出力される出力情報の種類を判別する判別信
号を出力する判別信号出力手段(22、23、24、3
2、33、34、36)とを有する多回転アブソリュー
トエンコーダとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多回転アブソリュート
エンコーダに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、多回転アブソリュートエンコーダと
して、特開昭64−65415号に公報に示されたもの
が知られている。このエンコーダは、複数のトラックが
形成された符号板と、前記符号板に対して相対移動可能
な検出部とからなり、回転数は、回転数用トラックから
読取ってアスキーコードとし、絶対位置情報は、複数を
トラックからなるアブソリュートトラックから読取って
インクリメンタル信号に変換し、前記絶対位置からの移
動量は、インクリメンタルトラックから読取ってインク
リメンタル信号とし、同一の信号線を用いて、これらの
情報を出力している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなエンコーダ
は、前記したように出力される情報の信号形態が異なる
ため、前記情報を受取る受信装置は、信号形態に合わせ
て異なった入力回路を形成することが必要となり、装置
の大幅な偏向が必要となる。本発明はこのような問題に
鑑み、本発明の目的は、受信装置側にて、異なる入力回
路を形成することなく、回転数、絶対位置、絶対位置か
らの移動量、の情報を受取れるように、同一形態で情報
を出力する多回転アブソリュートエンコーダを提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の発明の多回転アブソリュートエンコー
ダは、アブソリュート用第1トラック(1)とインクリ
メンタル用第2トラック(2)と回転数計数用第3トラ
ック(3)とが形成された符号板(4)と、前記第3ト
ラックの回転数に基づき前記符号板の回転数に相当する
パルス数を発生する第3検出器(7)と、前記第3検出
器からのパルス数から前記符号板の回転数を計数し記憶
する第1カウンタ(13)と、要求信号を入力した時に
前記第1トラックのアブソリュート信号を読込み前記ア
ブソリュート信号をインクリメンタル信号のパルス数に
変換して出力する第1検出器(5)と、前記第2トラッ
クのインクリメンタル信号を読込み、前記インクリメン
タル信号を出力する第2検出器(6)と、を備えた検出
部とからなる多回転アブソリュートエンコーダにおい
て、前記検出部は、さらに、前記第1カウンタに記憶さ
れた回転数をインクリメンタル信号に変換する変換部
(20)と、前記変換部の出力、前記第1検出器の出
力、及び前記第2検出器の出力を順次きりかかて出力す
るデータセレクタ(35)と、前記データセレクタの出
力の種類を判別する判別信号出力手段(22、23、2
4、32、33、34、36)とを備えたものである。
【0005】また、請求項2記載の発明の多回転アブソ
リュートエンコーダは、請求項1記載の多回転アブソリ
ュートエンコーダにおいて、エンコーダ内部異常を検出
し警告信号を出力する警告検出部(38)を有し、前記
判別信号出力手段は、前記蛍光検出部からの警告信号を
前記判別信号に重畳させて出力するものである。
【0006】
【作用】本発明の多回転アブソリュートエンコーダによ
れば、変換部が前記第1カウンタに記憶された回転数を
インクリメンタル信号に変換することによって、検出部
で検出した符号板の回転数、絶対位置、前記絶対位置か
らの移動量の情報を同一の形態の(インクリメンタル)
信号に変換し、さらに、前記同一形態の信号は、データ
セレクタで同一の信号線に切換えて出力される。この際
に、前記判別信号出力手段は、前記信号線で出力される
前記同一形態の信号が、前記3つの情報のいづれの信号
であるかを示す判別信号を出力する。
【0007】
【実施例】図1は、本実施例にかかる実施例のエンコー
ダの概略平面図であり、図2は、同じく概略側面図であ
る。実施例のエンコーダは、大きく分けて符号板4と検
出部と符号板4を回転させる回転軸11とからなる。符
号板4は、同心円状に、アブソリュート・パターンを有
する第1トラック1、インクリメンタルパターンを有す
る第2トラック2、及び1回転に1パルスを発生させる
回転数計数用第3トラック3がそれぞれ独立に形成され
ている。前記トラック1、2は光学式の白黒パターンで
あり、トラック3は磁気式のSNパターンである。
【0008】検出部は、第3トラック3に沿って検出す
ることにより1回転に1パルスを発生させるMRセンサ
からなる回転数計数用第3検出器7と、第2トラック2
に沿ってインクリメンタル信号(移動量)を検出する第
2検出器6と、第1トラック1に沿って検出することに
より、電源投入時又は要求信号入力時に1回転内の絶対
位置を検出する第1検出器5とを含んでいる。
【0009】図2には、第1検出器5、第2検出器6、
第3検出器7の各端子8、9A、9B、10を示した
が、実際は、これらの端子は、図3の端子8、9A、9
B、10につながっている。第3検出器7で検出された
パルス(回転数に相当)は、端子10を経て、第1カウ
ンタ13に入力し、カウンタ13はそれまでの回転数が
2進法数信号として記憶されている。第1カウンタ13
は、別の電源電池(不図示)で駆動されており、主電源
がオフされても回転数を記憶している。
【0010】第1カウンタに保持される回転数の値は、
1回転内位置が2047→0(2048パルスの場合)
の時、第1カウンタがインクリメンタルされ、0→20
47の時、第1カウンタがデクリメントされなければな
らない。しかし、1回転内位置が2047→0に変化す
るのと同時に第1カウンタがインクリメンタルされるよ
うに第1トラックと第3トラックとを製造時に一致させ
ることは不可能に近い。
【0011】そのため、本実施例においては、次のよう
な工夫をこらしている。第3検出器7からの出力は図4
のタイミングチャート図に示すRAとRBの2本があ
り、1回転内絶対位置の0の位置がRAがH、RBがL
の範囲に調整されている。CW時にはRBの立ち上がり
で、第1カウンタ13がカウントされ、CCW時にはR
Bの立ち下がりでカウントされる。このような動作をす
ると、CW時とCCW時で第1カウンタ13の値が異な
る。これは、RBの立ち下がりの部分で、エンコーダが
振動した時、ミスカウントしないようにするためであ
る。
【0012】第1カウンタ13がインクリメンタルされ
る時は、RAでHがRBが立ち上がった後、RAがLで
RBが立ち下がった時であり、第1カウンタ13がデク
リメントされる時は、RAがLでRBが立ち上がった
後、RAがHでRBが立ち下がった時である。このよう
にすることで、多回転カウンタの動作にヒステリシスを
持たせたことになる。
【0013】CW時とCCW時の第1カウンタ13のず
れは、RBがHの時、CCW時の第1カウンタ13の値
から1を引くことで、CW時とCCW時の第1カウンタ
13の値を一致させてある。尚、CW時とCCW時の判
定はRBの立ち上がりの時に行われる。次に回転内絶対
位置と多回転数変化の位置とを合致させる方法について
説明する。
【0014】
【表1】
【0015】表1に示した多回転出力のための補正値を
回転方向による補正をした第1カウンタ13の出力に表
1の補正値を加えると、1回転内絶対位置に同期した多
回転数出力が第1カウンタに入れられることになる。リ
セットする時の動作は、1回転内データの最上位ビット
とRBの反転した値のアンドが多回転出力カウンタにロ
ードされる。
【0016】図3は、検出部の主要部を示す信号処理回
路図であって、端子12は、コントローラからの要求信
号入力端子である。データセレクタ35は、S0:L、
S1:Lのとき1A、1Bを選択してQA、QBに出力
し、S0:H、S1:Lのとき2A、2Bを選択してQ
A、QBに出力し、S0:H、S1:Hのとき3A、3
Bを選択してQA、QBに出力するものである。
【0017】以下順を追って動作の説明をする。要求信
号入力部21は端子12に要求信号が入力されると、出
力がL→Hになり、第1カウンタ13の値と、ROM2
5によりバイナリーデータに変換された絶対位置の最上
位ビットとが、ラッチ14に保持され、データ整合部1
5は、ラッチ14に保持されたデータから前述の回転内
絶対位置と、多回転数変化の位置との合致がなされる。
データ整合部15の出力は、比較器16の1方の入力と
して入力される。また、要求信号入力部21の出力によ
ってカウンタ17及び2bit カウンタ18のクリアが解
除されると、カウンタ17の出力は、比較器16の他方
の入力として入力される。
【0018】2bit カウンタ18の出力は、ゼロ検出1
9と回転数インクリメンタル信号発生部20に入力され
ている。2bit カウンタ18の値は、クリア解除時点で
はゼロになっており、その時のゼロ検出19の出力はH
である。この時、カウンタ17の値とデータ整合部15
の値とが異なると、比較器16の出力はLになり、アン
ドゲート22の入力はL、Hとなり、出力はLになる。
2bit カウンタ18はアンドゲート22の出力であるイ
ネーブルがLの時にカウント可能となり、カウントを開
始する。またカウンタ17は、2bit カウンタ18のキ
ャリーでカウント可能状態となり、2bitカウンタ18
の上位ビットとして動作する。比較器は、カウンタ17
のカウント値とデータ整合部15の出力とが一致すると
出力がHになる。また、2bitカウンタ18の出力がゼ
ロになると、ゼロ検出19の出力がHになり、アンドゲ
ート22の入力は、H、Hとなって、出力はHになる。
すると2bit カウンタ18のイネーブルがHになり、2
bit カウンタ18のカウント動作が停止する。
【0019】ここで、回転数インクリメンタル信号発生
部20では、2bitカウンタ18の出力が01→10→
11→00と変化するとインクリメンタル信号1周期が
出力されるようになっている。したがって、比較器16
においてカウンタ17の値とデータ整合部15の出力と
一致するまで、2bit カウンタ18がカウント動作を行
うことにより回点数インクリメンタル信号発生部20
は、回転数と同じ周期数のインクリメンタル信号を発生
する。
【0020】アンドゲート23の出力がHになるとタイ
マー24の入力がHになり、一定時間後にタイマー24
の出力がL→Hになる。したがってタイマー24の出力
かHになるとここまでLが入力されていたデータセレク
タ35のS0にはHが入力され、タイマー33の入力が
Hになり、一定時間後にタイマー33の出力がHにな
る。したがってアンドゲート32は、ここまで一方の入
力はLであり、出力もLであった。ラッチ34は、電源
投入時、入力、出力ともLであり、一度Hが入力される
と出力がHになり、その状態を保持する。したがって、
ラッチ34の出力がHになるまで、データセレクタ35
のS1の入力はLである。データセレクタ35は、タイ
マー24がHになるまでS0:L、S1:Lであるの
で、この間は1A、1Bが選択されてQA、QBに出力
されている。よって、ここまでの間に、回転数を示すイ
ンクリメンタル信号が外部に出力される。
【0021】また、タイマー24の出力はエクスクルー
シブオアゲート36を通じて判別信号出力1となる。こ
の時、異常検出部38は、異常が検出されていなけれ
ば、出力はLであり、したがって、タイマー24の出力
がLの時、判別信号出力1はLであり、また、ラッチ3
4の出力は、そのまま判別信号出力2として外部に出力
されるため、ラッチ34の出力がLの時、判別信号出力
2はLである。
【0022】したがって、ここまで、判別信号出力1及
び判別信号出力2はともにLである。外部の装置は判別
信号はともにLである。この状態から現在出力されてい
る情報が回転数であることを知ることができる。次に、
タイマー33の出力がHになると、ゲート32の一方の
入力がHになるとともにU/Dカウンタ30のクリアが
解除される。U/Dカウンタ30の出力は大小比較器2
9のB入力として入力されている。
【0023】ここで、大小比較器入力のA入力側につい
て説明する。ROM25は、端子8に入力されている絶
対位置をバイナリーデータに変換する。また、インクリ
メンタル・バイナリー変換回路は、端子9A、9Bから
の移動量インクリメンタル信号を2bit のバイナリーデ
ータに変換する。ここで、移動量インクリメンタル信号
と絶対位置の変化点とは完全に同期がとれているので、
インクリメンタル・バイナリー変換28の出力はそのま
ま絶対位置の下位2bit として扱うことができる。
【0024】方向弁別回路パルス発生回路26は、エン
コーダの絶対位置が変化している時、ROM25の出力
のバイナリーデータをモニターし、ROM25の出力が
オールLからオールHへ変化した時にU/Dカウンタ2
7にダウンカウントの信号と、クロックを出力する。ま
た、ROM25は、出力がオールHからオールLに変化
した時にU/Dカウンタ27にアップカウントの信号と
クロックを出力する。したがって、U/Dカウンタ27
は、ROM25の出力が、オールLからオールHに変化
した時1カウントダウンし、オールHからオールLに変
化した時1カウントアップする。このU/Dカウンタ2
7の出力は、バイナリー変換された絶対位置の上位ビッ
トとして扱うことができる。
【0025】これらは、要求信号入力時から、絶対位置
が移動した時の、補正をするための回路である。なぜな
ら、絶対位置のバイナリーデータがオールH→オールL
またはオールLからオールHに変化した時、回転数も1
変化するが、回転数は要求信号入力時にラッチ14に保
持されてしまうので、この変化分は回転数データとして
出力されない。したがってU/Dカウンタ27がない場
合、回転数を含む絶対位置情報が1回転分ずれてしまう
という不具合が生じる。したがって、U/Dカウンタ2
7を付加し、回転数データ出力中の回転数情報を計数
し、これを1回転内絶対位置のデータを出力する際に同
時に出力することにより、不具合をふせぐことができ
る。この場合、回転数1回転分のデータは、絶対位置の
1回転分のインクリメンタル信号で出力されることにな
る。U/Dカウンタ30がクリア解除され、大小比較器
のA=B出力がLの時、U/Dカウンタ30はイネーブ
ルがLになりカウント動作をはじめる。U/Dカウンタ
30のビット数は、インクリメンタル・バイナリー変換
の出力2bit と、絶対位置のビット数と、U/Dカウン
タ27のビット数をたしたbit 数以上である。
【0026】大小比較器29の入力A、Bが、A>Bの
ときU/Dカウンタ30はアップカウントし、A<Bの
ときダウンカウントする。U/Dカウンタ30の出力は
1回転内絶対位置インクリメンタル信号発生部31に入
力され、ROM25の最下位ビットつまり、大小比較器
29のA入力の下位3bit 目に対応するU/Dカウンタ
30のビット位置の出力が、H→LまたはL→Hに変化
する間に1周期分のインクリメンタル信号が出力される
ようになっている。
【0027】U/Dカウンタ30がカウント動作を行な
い、大小比較器29のAB入力の位が一致すると、A=
Bの出力がHになりアンドゲート32の他方の入力がH
になるとともに、U/Dカウンタ30は、イネーブルが
Hになりカウント不能状態にする。アンドゲート32の
出力がHになるとラッチ34の出力はHになり、その後
Hを保持する。
【0028】ここまでの間、データセレクタ35のS0
入力はH、S1入力はLであり、この時2A、2Bが選
択されてQA、QBに出力されインクリメンタル信号1
及び2として出力されている。したがってここまでの間
に、絶対位置に相当する周期数のインクリメンタル信号
が、移動補正を含んだ形で出される。また大小比較器2
9のA=BがHになった時、移動量9A、9Bに入力さ
れている論理レベルと1回転内絶対位置インクリメンタ
ル信号発生部31から出力されているインクリメンタル
信号の論理レベルは一致している。
【0029】また、判別信号出力1及び出力2はそれぞ
れH、Lとなっており外部では、この状態を判別して、
現在出力されている信号が絶対位置であることを知るこ
とができる。ラッチ34の出力がHになると、データセ
レクタ35のS1入力がHになり、S0はHになってい
るのて、3A、3Bが選択されてQA、QBに出力され
る。この場合、移動量インクリメンタル信号が選択され
出力されるので今後は、絶対位置からの相対的な移動量
をカウントすることにより、現在の絶対位置を知ること
ができる。また、判別信号出力1及び出力2は、今後
H、Hを保つことになる。外部ではこの状態を判別し
て、現在出力されている信号が移動量であることを知る
ことができる。
【0030】以上の一連の動作により、現在の絶対位置
を外部に知らせることができる。また、異常検出部38
は異常を検出すると、出力がHになりエクスクルーシブ
オアゲート36の一方の入力がL→Hになるので、判別
信号出力1は通常と反転した出力になる。したがって、
通常動作に対して反転した動作をした場合、(例えば、
タイマー24の出力がHのになった後は通常は必ずHで
あるはずのエクスクルージブオアゲート36がLとなっ
た時など)エンコーダ内部で異常が発生したことを外部
に知らせることができる。
【0031】
【発明の効果】以上の様に、本発明(請求項第1項)に
よれば、第1カウンタに記憶された回転数をインクリメ
ンタル信号の変換して出力するパルス変換部を付加した
ので、エンコーダ(回転数、1回転内の絶対位置及び移
動量の情報)をインクリメンタル信号として出力するこ
とができ、また、判別信号出力手段を付加したことによ
りデータセレクタによりそれぞれの出力を同一の信号線
を使って出力した際、情報の種類を外部で知ることがで
きる。したがってエンコーダの出力を受け取る応用装置
側では、従来のエンコーダ信号入力回路に、判別信号の
入力回路を付加するだけで、本エンコーダを使用するこ
とができる。
【0032】また請求項2項の発明によれば、異常を外
部に知らせる手段を、判別信号に重畳させたので、特に
信号線を付加することなく異常を外部に知らせることが
でき、信頼性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のエンコーダの概略平面図である
【図2】実施例のエンコーダの概略側面図である
【図3】実施例のエンコーダの概略ブロック図である
【図4】実施例のエンコーダの検出部のタイミングチャ
ート図である
【主要部分の符号の説明】
1…アブソリュート用第1トラック 2…インクリメンタル用第2トラック 3…回転数計測用第3トラック 4…符号板 5…第1検出器 6…第2検出器 7…第3検出器 8〜10…端子 11…回転軸 12…端子 13…第1カウンタ 35…データセレクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アブソリュート用第1トラックとインクリ
    メンタル用第2トラックと回転数計数用第3トラックと
    が形成された符号板と、 前記第3トラックの回転数に基づき前記符号板の回転数
    に相当するパルス数を発生する第3検出器と、前記第3
    検出器からのパルス数から前記符号板の回転数を計数し
    記憶する第1カウンタと、要求信号を入力した時に前記
    第1トラックのアブソリュート信号を読み込み、前記ア
    ブソリュート信号をインクリメンタル信号のパルス数に
    変換して出力する第1検出器と、前記第2トラックのイ
    ンクリメンタル信号を読込み、前記インクリメンタル信
    号を出力する第2検出器とを備えた、前記符号板に対し
    て相対移動可能な検出部と、からなる多回転アブソリュ
    ートエンコーダにおいて、 前記検出部は、さらに、 前記第1カウンタに記憶された回転数をインクリメンタ
    ル信号に変換する変換部と、 前記変換部の出力、前記第1検出器の出力、及び前記第
    2検出器の出力を順次切換えて出力するデータセレクタ
    と、 前記データセレクタの出力を種類を判別する判別信号を
    出力する判別信号出力手段とを備えたことを特徴とする
    多回転アブソリュートエンコーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多回転アブソリュートエ
    ンコーダにおいて、 エンコーダ内部異常を検出し、警告信号を出力する警告
    検出部を有し、 前記判別信号出力手段は、前記蛍光検出部からの警告信
    号を前記判別信号に重畳させて出力することを特徴とす
    る多回転アブソリュートエンコーダ。
JP3230010A 1991-09-10 1991-09-10 多回転アブソリユートエンコーダ Pending JPH0571986A (ja)

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JP (1) JPH0571986A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017227470A (ja) * 2016-06-20 2017-12-28 富士電機株式会社 速度センサインタフェース回路
KR20210120835A (ko) 2020-03-27 2021-10-07 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 반송시스템, 입력회로

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