JP2021155178A - 搬送システム、入力回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンコーダの種類に依存しないソフトウェア開発が可能な搬送システムを提供する。【解決手段】印刷機用の搬送システムにおいて、モータ2は、ローラ102を回転させる。エンコーダ6は、モータ2の位置を検出する。プロセッサ14は、ソフトウェアプログラムを実行し、モータ2を制御する。入力回路200は、エンコーダ6とプロセッサ14の間に設けられる。インタフェース回路202は、アブソリュート方式のエンコーダ6Bから、モータ2の回転位置を示すアブソリュート信号ABSを定期的に取得する。仮想Z相信号生成部208は、アブソリュート信号ABSの値が、所定のしきい値とクロスするとアサートされる仮想Z相信号Z’を生成する。【選択図】図3

Description

本発明は、搬送システムに関する。
コータ装置や印刷機は、紙などのウェブを搬送する搬送システムが用いられる。一般に、搬送システムは、ウェブを巻き付ける複数のローラを備える。複数のローラは、同期して回転制御される複数のモータにより駆動される。
図1は、搬送システムのブロック図である。搬送システム1は、モータ2A,2B、モータ2A,2Bを駆動するドライバ4A,4B、モータ2A,2Bの位置を検出するエンコーダ6A,6B、ドライバ4A,4Bを制御するコントローラ10を備える。なお、ここではモータの個数を2としたが、モータの個数は、システムの規模や種類に応じてさまざまである。
コントローラ10は、入力回路12と、プロセッサ14を備える。入力回路12は、プロセッサ14とエンコーダ6A,6Bのインタフェースであり、エンコーダ6A,6Bの出力を、プロセッサ14が利用可能な態様に変換して受け渡す。
プロセッサ14は、マイコンやCPU(Central Processing Unit)であり、制御プログラム16A,16Bを実行し、入力回路12から受信するエンコーダの情報S1,S2に応じて、ドライバ4A,4Bを制御する。
特開2009−81931号公報 特開平8−210876号公報 特開平5−71986号公報 特開2008−125183号公報 特開2006−194766号公報
エンコーダの方式は、インクリメンタル方式と、アブソリュート方式に分けられる。図1のシステム1では、エンコーダ6Aがインクリメンタル方式、エンコーダ6Bがアブソリュート方式となっている。インクリメンタルエンコーダ6Aは、A相信号、B相信号およびZ相信号を生成する。Z相信号は、モータの1回転ごとにアサートされるパルス信号である。A相信号およびB相信号は、位相差が90度であり、モータが所定角回転するごとにレベルが変化するパルス信号である。モータの回転方向に応じて、A相信号とB相信号が現れる順序が変化する。一方、アブソリュートエンコーダ6Bは、モータの回転位置を絶対値として出力する。
一般に搬送システムは、複数のモータを備えており、モータごとにエンコーダが設けられる。このような場合において、アブソリュート方式のエンコーダとインクリメンタル方式のエンコーダ6が混在する場合がある。この場合に、プロセッサ14が入力回路12から受け取る情報S1,S2は、エンコーダ6の種類に応じて異なる。したがって、システムの設計者は、エンコーダ6の種類ごとに、プロセッサ14が実行する制御プログラム16A,16Bを用意する必要がある。
本発明は、こうした状況に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、エンコーダの種類に依存しないソフトウェア開発が可能な搬送システムの提供にある。
本発明のある態様は、印刷機用の搬送システムに関する。搬送システムは、ローラを回転させるモータと、モータの位置を検出するエンコーダと、ソフトウェアプログラムを実行し、モータを制御するプロセッサと、エンコーダとプロセッサの間に設けられる入力回路と、を備える。入力回路は、アブソリュート方式のエンコーダから、モータの回転位置を示すアブソリュート信号を定期的に取得するインタフェース回路と、アブソリュート信号の値が所定のしきい値とクロスするとアサートされる仮想Z相信号を生成する仮想Z相信号生成部と、を備える。
この態様によると、入力回路は、アブソリュート方式のエンコーダの出力を、インクリメンタル方式のエンコーダの出力に対応付けることができ、2つのエンコーダの出力の形式を揃えてプロセッサに受け渡すことができる。したがってシステムの設計者は、プロセッサが実行する制御プログラムを、エンコーダの種類を意識せずに開発することが可能となり、多くの制御コードを共通化できる。
入力回路は、アブソリュート信号の前回値と現在値との差分を積算する積算カウンタをさらに備えてもよい。
搬送システムは、モータとローラの間に設けられた減速機をさらに備えてもよい。入力回路は、ローラが1回転するごとにアサートされる近接信号と、仮想Z相信号を受け、第1モードにおいて、近接信号と仮想Z相信号がともにアサートされると、積算カウンタのカウント値をラッチするラッチ回路をさらに備えてもよい。
第2モードにおいて、ラッチ回路は、仮想Z相信号がアサートされると、積算カウンタのカウント値をラッチしてもよい。
仮想Z相信号生成部は、アブソリュート信号の値に代えて、積算カウンタのカウント値を参照し、積算カウンタのカウント値がしきい値とクロスすると、仮想Z相信号をアサートしてもよい。
本発明の別の態様は、入力回路である。入力回路は、モータの位置を検出するエンコーダと、ソフトウェアプログラムを実行し、モータを制御するプロセッサとの間に設けられる。入力回路は、アブソリュート方式のエンコーダから、モータの回転位置を示すアブソリュート信号を定期的に取得するインタフェース回路と、アブソリュート信号の値が、所定のしきい値とクロスするとアサートされる仮想Z相信号を生成する仮想Z相信号生成部と、を備える。この態様の入力回路は、エンコーダとプロセッサを備える既存の搬送システムの入力回路と置換することも可能である。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、エンコーダの種類に依存しないソフトウェア開発が可能となる。
搬送システムのブロック図である。 実施の形態に係る搬送システムを模式的に示す図である。 実施形態に係る搬送システムのブロック図である。 図3の入力回路のインタフェースユニットの動作を示す図である。 図3の入力回路のインタフェースユニットの動作を示す図である。 変形例1に係る搬送システムのブロック図である。
図2は、実施の形態に係る搬送システム100を模式的に示す図である。搬送システム100は、グラビア印刷機やダンボール印刷機に組み込まれ、印刷対象である紙やフィルムなどの帯状またはシート状のウェブWを搬送し、位置決めする。
搬送システム100は、複数のローラ(回転体)102A,102Bを備える。ウェブWの位置は、ローラ102A,102Bの回転角に応じて制御される。
図3は、実施形態に係る搬送システム100のブロック図である。モータ2#(#=A,B)は、減速機104#を介してローラ102#と接続される。その限りでないが、たとえば減速機104#の減速比は、3:1あるいは4:1程度である。
ドライバ4#は、プロセッサ14が生成する制御信号にもとづいて、モータ2#を駆動する。ドライバ4#は、インバータと、ゲートドライブ回路などを含む。
エンコーダ6Aは、インクリメンタルエンコーダであり、モータ2Aの回転情報であるA相信号、B相信号およびZ相信号を生成する。
エンコーダ6Bは、アブソリュートエンコーダであり、モータ2Bの回転情報である検出信号(アブソリュート信号)ABSを生成する。たとえばアブソリュート信号ABSは、18ビットであり、その値は、ロータの位置に応じて、0から218(=262144)の範囲で変化する。
入力回路200は、エンコーダ6Aの出力であるA相信号、B相信号、Z相信号を受け、プロセッサ14が読み出し可能な形式の回転情報S1Aに変換し、プロセッサ14に受け渡す。また入力回路200は、エンコーダ6Bの出力であるアブソリュート信号ABSを受け、プロセッサ14が読み出し可能な形式の回転情報S1Bに変換し、プロセッサ14に受け渡す。入力回路200からプロセッサ14に受け渡す回転情報S1A,S1Bの形式は、エンコーダの種類に依存しないように統一される。
その限りでないが、入力回路200はFPGA(Field Programmable Gate Array)やPL(Programmable Logic)回路で構成することができる。あるいは入力回路200は、専用に設計された機能IC(Integrated Circuit)であってもよい。
プロセッサ14は、回転情報S1Aにもとづいて、制御信号S2Aを生成し、ドライバ4Aに供給する。またプロセッサ14は、回転情報S1Bにもとづいて、制御信号S2Bを生成し、ドライバ4Bに供給する。
続いて入力回路200の構成を説明する。
はじめに、エンコーダ6Bとプロセッサ14の間のインタフェースユニット200Bについて説明する。
インタフェース回路202は、エンコーダ6Bからアブソリュート信号ABSを受信する。たとえばインタフェース回路202とエンコーダ6Bは、インタフェース回路202がマスターデバイス、エンコーダ6Bがスレーブデバイスであるシリアルインタフェースを形成している。インタフェース回路202は、所定の周期でエンコーダ6Bに、リード命令を送信し、アブソリュート信号ABSの値を取得する。
仮想Z相信号生成部208は、インタフェース回路202が受信したアブソリュート信号ABSを監視し、その値が所定のしきい値THZとクロスすると、仮想Z相信号Z’をアサートする。仮想Z相信号生成部208は、比較器を含んでもよい。
積算カウンタ204は、アブソリュート信号ABSの前回値と現在値との差分ΔCを積算する。積算カウンタ204の動作は、カウンタコントローラ206によって制御される。
積算カウンタ204は、ビット拡張カウンタとして構成してもよく、そのビット数は、たとえば24ビットあるいは32ビットである。
ローラ102Bには、近接センサ8Bが取り付けられており、近接センサ8Bは、ローラ102Bが1周するごとに、近接信号PRXをアサートする。
入力回路200の出力段には、ラッチ回路210が設けられる。ラッチ回路210は、積算カウンタ204のカウント値CNTBをラッチする。本実施の形態において、ラッチ動作のトリガーはモードに応じて切りかえ可能となっている。
第1モードでは、近接信号PRXと仮想Z相信号Z’がともにアサートされると、ラッチ回路210により、積算カウンタ204のカウント値CNTBをラッチする。第2モードでは、近接信号PRXの値にかかわらず、仮想Z相信号Z’がアサートされると、ラッチ回路210により、積算カウンタ204のカウント値CNTBをラッチする。
モードの切り替えのために、論理ゲート212,214が設けられる。論理ゲート212は、ORゲートであり、近接信号PRXとモード信号MODEの論理和を生成する。モード信号MODEは、第1モードにおいてロー、第2モードにおいてハイとなる。モード信号MODEは、プロセッサ14がソフトウェアプログラムにもとづいて生成してもよい。
論理ゲート214は、ANDゲートであり、仮想Z相信号Z’と論理ゲート214の出力の論理積を生成し、ラッチ回路210のゲート端子に供給する。
なお、モードの切り替えるための構成は特に限定されない。
たとえば、入力回路200は、ラッチ回路210の値(カウントラッチ値)およびラッチのトリガーとして使用した信号(Z出力という)を、回転情報S1Bとしてプロセッサ14に送信してもよい。
回転情報S1Bの送信方法は特に限定されない。たとえば、Z出力は、割り込み信号としてプロセッサ14に入力される。プロセッサ14は、この割り込みを検出すると、ラッチ回路210の値をリードしてもよい。
あるいは、入力回路200に、Z出力を格納するレジスタを設け、プロセッサ14がポーリングなどの手法により、その値を監視するようにしてもよい。そして、Z出力のアサートを検出すると、ラッチ回路210の値をリードしてもよい。
続いて、エンコーダ6Aとプロセッサ14の間のインタフェースユニット200Aについて説明する。
カウンタコントローラ220には、パルス信号であるA相信号およびB相信号が入力される。カウンタコントローラ220は、それらの論理レベルの組み合わせに応じたアップダウン信号UP/DNを生成する。アップダウン信号UP/DNは、A相信号およびB相信号の位相関係が、モータ2Aが順方向に回転していることを示すときにアップ状態、それらの位相関係が、モータ2Aが逆方向に回転していることを示すときにダウン状態となる。
カウンタ222のカウント値CNTAは、アップダウン信号UP/DNの状態に応じて増減する。
ラッチ回路224は、カウンタ222のカウント値CNTAをラッチする。本実施の形態において、ラッチ回路224のラッチ動作のトリガーも、モードに応じて切りかえ可能となっている。具体的には、論理ゲート226,228によって、トリガーが生成される。
第1モードでは、近接信号PRXとZ相信号Zがともにアサートされると、ラッチ回路224により、カウンタ222のカウント値CNTAをラッチする。第2モードでは、近接信号PRXの値にかかわらず、Z相信号Zがアサートされると、ラッチ回路224により、カウンタ222のカウント値CNTAをラッチする。
入力回路200は、ラッチ回路224の値(カウントラッチ値)およびラッチのトリガーとして使用した信号(Z出力という)を、回転情報S1Aとしてプロセッサ14に送信してもよい。
以上が搬送システム100の構成である。続いて搬送システム100の動作を説明する。図4は、図3の入力回路200のインタフェースユニット200Bの動作を示す図である。
アブソリュート信号ABSは、モータ2Bの回転に応じたランプ波形となる。
仮想Z相信号生成部208は、アブソリュート信号ABSがしきい値THZとクロスするたびに、仮想Z相信号Z’をアサートする。この例では、減速機104Bの減速比は3:1であり、モータ2Bが3回転するたびにローラ102Bが1回転するようになっており、近接信号PRXは、モータの3回転ごとに1回の割合でアサートされる。
積算カウンタ204の値CNTBは、アブソリュート信号ABSの値に応じてカウントアップしていく。
第1モードでは、近接信号PRXと仮想Z相信号Z’が両方アサートされると、ラッチ回路210にトリガーが入力され、カウント値CNTBの値が取り込まれる。
第2モードでは、仮想Z相信号Z’がアサートされるたびに、ラッチ回路210にトリガーが入力され、カウント値CNTBの値が取り込まれる。
図5は、図3の入力回路200のインタフェースユニット200Aの動作を示す図である。
カウンタコントローラ220は、A相信号およびB相信号にもとづいて、アップダウン信号UP/DNを生成する。この例では、モータ2Aは順方向に回転しており、アップダウン信号UP/DNはアップ状態を示しており、カウンタ222のカウント値は、A相信号(B相信号)のパルスごとにインクリメントされる。
第1モードでは、近接信号PRXとZ相信号Zが両方アサートされると、ラッチ回路224にトリガーが入力され、カウント値CNTAの値が取り込まれる。
第2モードでは、Z相信号Zがアサートされるたびに、ラッチ回路224にトリガーが入力され、カウント値CNTAの値が取り込まれる。
以上が搬送システム100の動作である。この搬送システム100によれば、アブソリュートエンコーダにもとづく回転情報と、インクリメンタルエンコーダにもとづく回転情報を、同じ形式でプロセッサ14に受け渡すことが可能となる。
その結果、プロセッサ14が実行する制御プログラム16A,16Bの一部、あるいは全部を共通化することができ、ソフトウェア開発の負担を軽減できる。
なお、実施形態に係る入力回路200は、図1に示す従来の搬送システム1の入力回路12と置き換えて設置することが可能である。その場合、それ以降のプロセッサ14が実行する制御プログラム16A,16Bを共通化することができる。
以上、実施の形態に係るダンサシステムについて説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下変形例を示す。
(変形例1)
図6は、変形例1に係る搬送システム100Aのブロック図である。この変形例において、仮想Z相信号生成部208は、インタフェース回路202が受信したアブソリュート信号ABSに代えて、積算カウンタ204のカウント値CNTBを監視し、カウント値CNTBがしきい値THZとクロスすると、仮想Z相信号Z’をアサートする。なお、積算カウンタ204のビット数がアブソリュート信号ABSのビット数より大きい場合、積算カウンタ204のカウント値CNTBの下位18ビットを、しきい値THZと比較すればよい。
(変形例2)
入力回路200からプロセッサ14に受け渡す回転情報のフォーマットは、実施形態で説明したそれに限定されない。たとえばラッチ回路224、210を省略し、プロセッサ14から、カウント値CNTA,CNTBにアクセスできるようにしてもよい。
上述した実施の形態と変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施の形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施の形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。
100 搬送システム
W ウェブ
102 ローラ
104 減速機
2 モータ
4 ドライバ
6 エンコーダ
8 近接センサ
14 プロセッサ
200 入力回路
202 インタフェース回路
204 積算カウンタ
206 カウンタコントローラ
208 仮想Z相信号生成部
210 ラッチ回路
212,214 論理ゲート
220 カウンタコントローラ
222 カウンタ
224 ラッチ回路
226,228 論理ゲート

Claims (6)

  1. ローラを回転させるモータと、
    前記モータの位置を検出するエンコーダと、
    ソフトウェアプログラムを実行し、前記モータを制御するプロセッサと、
    前記エンコーダと前記プロセッサの間に設けられる入力回路と、
    を備え、
    前記入力回路は、
    アブソリュート方式の前記エンコーダから、前記モータの回転位置を示すアブソリュート信号を定期的に取得するインタフェース回路と、
    前記アブソリュート信号の値が、所定のしきい値とクロスするとアサートされる仮想Z相信号を生成する仮想Z相信号生成部と、
    を備えることを特徴とする搬送システム。
  2. 前記入力回路は、前記アブソリュート信号の前回値と現在値との差分を積算する積算カウンタをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の搬送システム。
  3. 前記搬送システムは、前記モータと前記ローラの間に設けられた減速機をさらに備え、
    前記入力回路は、
    前記ローラが1回転するごとにアサートされる近接信号と、前記仮想Z相信号を受け、第1モードにおいて、前記近接信号と前記仮想Z相信号がともにアサートされると、前記積算カウンタのカウント値をラッチするラッチ回路をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の搬送システム。
  4. 第2モードにおいて、前記ラッチ回路は、前記仮想Z相信号がアサートされると、前記積算カウンタの前記カウント値をラッチすることを特徴とする請求項3に記載の搬送システム。
  5. 前記仮想Z相信号生成部は、前記アブソリュート信号の値に代えて、前記積算カウンタのカウント値を参照し、前記積算カウンタのカウント値が前記しきい値とクロスすると、前記仮想Z相信号をアサートすることを特徴とする請求項2に記載の搬送システム。
  6. モータの位置を検出するエンコーダと、ソフトウェアプログラムを実行し、前記モータを制御するプロセッサとの間に設けられる入力回路であって、
    アブソリュート方式の前記エンコーダから、前記モータの回転位置を示すアブソリュート信号を定期的に取得するインタフェース回路と、
    前記アブソリュート信号の値が、所定のしきい値とクロスするとアサートされる仮想Z相信号を生成する仮想Z相信号生成部と、
    を備えることを特徴とする入力回路。
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