JP2006215269A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の感光ドラムの回転位相を調整することにより色ずれを抑制する多色画像形成装置において、感光ドラムの回転位相検出に必要な時間を短縮し、キャリブレーション時間が長くなってしまうことがない画像形成装置を提供する。
【解決手段】 像担持用の複数の回転体と、これら回転体を駆動する、複数のモータを備え、回転体のホームポジションを検出する手段と、モータに対して、速度制御および位置制御を行うモータ制御手段と、回転体のホームポジションを検出した結果から各回転体間の位相差を検出する手段を備え、各回転体間の位相差を調整することにより色ずれを抑制する多色画像形成装置において、1つの回転体につき、すくなくとも2個所以上のホームポジション検出点と前記ホームポジション検出点を検出する一つの検出手段と、該複数のホームポジション検出点のそれぞれを識別するホームポジション検出点識別手段とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は画像形成装置に関し、例えば電子写真方式の画像形成装置および制御装置に関するものである。
図15は、4色すなわち、イエロー(以下Yと記述する)、マゼンタ(以下Mと記述する)、シアン(以下Cと記述する)、ブラック(以下Kと記述する)の画像形成手段を備えたカラー画像形成装置を示すもので、同図において、1は静電潜像を形成する感光ドラム(a、b、c、dは各々Y、M、C、K用を示す)で、6は各感光ドラムを駆動するモータである。
2は画像信号に応じて露光を行い感光ドラム1上に静電潜像を形成するレーザスキャナ、3は用紙を各色の画像形成部に順次搬送する、無端状の搬送ベルト、4は、モータとギア等でなる駆動手段と接続され、搬送ベルト3を駆動する駆動ローラ、6eは駆動ローラ4を駆動するモータ、5は用紙に転写されたトナーを溶融、固着する定着器である。
PCからプリントすべきデータがプリンタに送られ、プリンタエンジンの方式に応じた画像形成が終了しプリンタ可能状態となると、用紙カセットから用紙が供給され搬送ベルト3に到達し、搬送ベルト3により用紙が各色の画像形成部に順次搬送される。搬送ベルト3による用紙搬送とタイミングを合せて、各色の画像信号が各レーザスキャナ2に送られ、感光ドラム3上に静電潜像が形成され、図示しない現像器により、静電潜像がトナーで現像され、図示しない転写部で用紙上に転写される。同図においては、Y、M、C、Kの順に順次画像形成される。その後用紙は搬送ベルトから分離され、定着器で熱によってトナー像が用紙上に定着され、外部へ排出される。
また、Y、M、Cの感光ドラムと搬送ベルトは、図示しない、アクチュエータにより当接および離間状態を切り替えることができる。黒のみの印刷を行うモノカラーモードでは、Y、M、Cの感光ドラムと搬送ベルトを離間し、Y、M、Cの感光ドラムおよび各色用の現像器の駆動を行わず、Y、M、Cの感光ドラムおよび各色用の現像器の劣化、消耗を防止する。
ところで、以上延べたように構成される多色画像形成装置では、各色の画像形成位置の不一致が、色ずれとなって画像に現れ、画質の劣化をまねいてしまう。色ずれには、各色の現像装置の組み付け時の位置ずれなどにより発生する定常的な色ずれ(以下、DC色ずれと記述する)と、回転体の軸のフレなどにより発生する周期的な色ずれ(以下、AC色ずれと記述する)に大別できる。
このうち、AC色ずれ対策として、各色の回転体の回転位相を個別に制御し、各色の色ずれ発生周期の位相を揃え、色ずれを小さくする手法が知られている。
例えば、本出願人によって別途出願中の特許文献1では、ソフトウェアサーボによりモータを速度制御および位置制御するモータ制御手段を備え、各色の回転体の回転位相を個別に制御するとともに、同時に複数のモータを起動あるいは停止させる場合に、各モータの相対回転数が最小になるように制御することで、安価に精度よく、かつファーストプリントタイムが長くなってしまうことがない画像形成装置を提供する方法を提案した。
特開2003−21943号公報
しかしながら、前記出願の方法では、以下のような短所があった。
回転体の回転位相を調整する際の基準となる、回転体のホームポジション検出点が、回転体1個あたり、1個所しかない。このため、ホームポジション検出点を検出するまでに、最大で回転体が1回転分する時間必要であり、その分、各色の回転体の回転位相確認や、位相制御といったキャリブレーション時間が長くなっていた。
本発明は、以上の点に鑑み、ホームポジション検出に必要な時間を短縮し、キャリブレーション時間が長くなってしまうことがない画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、以下の構成を備える。
(1)像担持用の複数の回転体と、これら回転体を駆動する、複数のモータを備え、回転体のホームポジションを検出する手段と、モータに対して、速度制御および位置制御を行うモータ制御手段と、回転体のホームポジションを検出した結果から各回転体間の位相差を検出する手段を備え、各回転体間の位相差を調整することにより色ずれを抑制する多色画像形成装置において、1つの回転体につき、すくなくとも2個所以上のホームポジション検出点と前記ホームポジション検出点を検出する一つの検出手段と、該複数のホームポジション検出点のそれぞれを識別するホームポジション検出点識別手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
(2)上記(1)の構成において、ホームポジション検出点を検出する検出手段は、発光素子と受光素子からなる透過光検出タイプの光センサと、回転体と同期して回転し、かつ光センサの光路上を通過する、光を透過する複数の部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、光を透過する部分の大きさを変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、光の透過時間によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする。
(3)上記(1)または(2)の構成において、ホームポジション検出点を検出する検出手段は、発光素子と受光素子からなる透過光検出タイプの光センサと、回転体と同期して回転し、かつ光センサの光路上を通過する、光を遮断する複数の部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、光を遮断する部分の大きさを変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、光の遮断時間によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする。
(4)上記(1)〜(3)いずれかの構成において、ホームポジション検出点を検出する検出手段は、発光素子と受光素子からなる反射光検出タイプの光センサと、回転体と同期して回転し、かつ光センサの光路上を通過する、光を反射する複数の部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、光を反射する部分の大きさを変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、光の反射時間によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする。
(5)上記(1)〜(4)いずれかの構成において、ホームポジション検出点識別手段は、モータ回転速度情報と、ホームポジション検出部からの検出信号の出力時間幅から、複数のホームポジション検出点を識別し、そのおのおのにおいて、モータが一定の回転速度を保つ定常回転中以外でも、ホームポジションを検出することを特徴とする。
(6)上記(1)の構成において、ホームポジション検出点を検出する検出手段は、発光素子と受光素子からなる透過光検出タイプの光センサと、回転体と同期して回転し、かつ光センサの光路上を通過する、光を遮断する一つの部材からなり、前記の光遮断部材を回転体の半周分にわたって設け、該部材の2つのエッジのそれぞれにより、回転体のホームポジションを検出することを特徴とする。
(7)上記(1)〜(6)いずれかの構成において、ホームポジション検出点を検出する検出手段は、発光素子と受光素子からなる反射光検出タイプの光センサと、回転体と同期して回転し、かつ光センサの光路上を通過する、光を反射する一つの部材からなり、前記の光反射部材を回転体の半周分にわたって設け、ホームポジション検出点識別手段は、該部材の2つのエッジのそれぞれにより、回転体のホームポジションを検出することを特徴とする。
(8)上記(1)〜(7)いずれかの構成において、ホームポジション検出点を検出する検出手段は、発光素子と受光素子からなる透過光検出タイプの光センサと、回転体と同期して回転し、かつ光センサの光路上を通過する、光を透過する複数の部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、光を透過する部分の光透過量を変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、光の透過量によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする。
(9)上記(1)〜(8)いずれかの構成において、ホームポジション検出点を検出する検出手段は、発光素子と受光素子からなる反射光検出タイプの光センサと、回転体と同期して回転し、かつ光センサの光路上を通過する、光を反射する複数の部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、光を反射する部分の反射率を変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、光の反射量によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする。
(10)上記(1)〜(9)いずれかの構成において、ホームポジション検出点を検出する検出手段は、磁気センサと、回転体と同期して回転し、かつ磁気センサの近傍を通過する、1つの磁性部材からなり、前記の磁性部材を回転体の半周分にわたって設け、該部材の2つのエッジのそれぞれにより、回転体のホームポジションを検出することを特徴とする。
(11)上記(1)〜(10)いずれかの構成において、ホームポジション検出点を検出する検出手段は、磁気センサと、回転体と同期して回転し、かつ磁気センサの近傍を通過する、複数の磁性部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、磁性体のサイズを変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、磁気センサの感知時間によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする。
(12)上記(1)〜(11)いずれかの構成において、ホームポジション検出点を検出する検出手段は、磁気センサと、回転体と同期して回転し、かつ磁気センサの近傍を通過する、複数の磁性部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、磁性体の磁性の強さを変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、磁気センサの感知量によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする。
(13)上記(1)〜(12)いずれかの構成において、ホームポジション検出点を検出する検出手段は、2つの接点と、回転体と同期して回転し、かつ2つの接点に接触するように通過する、1つの導通部材からなり、前記の導通部材を回転体の半周分にわたって設け、該部材の2つのエッジのそれぞれにより、回転体のホームポジションを検出することを特徴とする。
(14)上記(1)〜(13)いずれかの構成において、ホームポジション検出点を検出する検出手段は、2つの接点と、回転体と同期して回転し、かつ2つの接点に接触するように通過する、複数の導通部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、導通部分の大きさ変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、導通時間の長さによりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする。
(15)上記(1)〜(14)いずれかの構成において、ホームポジション検出点を検出する検出手段は、2つの接点と、回転体と同期して回転し、かつ2つの接点に接触するように通過する、複数の導通部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、導通部分の抵抗値を変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、導通時の抵抗によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする。
(16)上記(1)〜(15)いずれかの構成において、ホームポジション検出点を検出する検出手段は、スイッチと、回転体と同期して回転し、かつスイッチに接触し、スイッチを動作させるよう通過する、複数の部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、スイッチに接触する部分の大きさを変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、スイッチ動作時間によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする。
(17)上記(1)〜(16)いずれかの構成において、ホームポジション検出点を検出する検出手段は、スイッチと、回転体と同期して回転し、かつスイッチに接触し、スイッチを動作させるよう通過する、複数の部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、スイッチに接触する部分の大きさを変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、スイッチ動作時間によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする。
(18)上記(1)〜(17)いずれかの構成において、ホームポジション検出点識別手段は、複数のホームポジション検出点を識別する閾値を保持する手段と、ホームポジション検出点を検出した結果と該識別閾値を比較する手段を持ち、比較した結果により、複数のホームポジション検出点のどの検出点を検出したのかを判断することを特徴とする。
(19)上記(1)〜(18)いずれかの構成において、ホームポジション検出点識別手段は、複数のホームポジション検出点のどの検出点を検出したのかを示す、ホームポジション検出点信号を出力することを特徴とする。
(20)上記(1)〜(19)いずれかの構成において、位相差算出部分は、ホームポジション検出部のホームポジション検出点信号に応じて、位相差算出結果を補正することを特徴とする。
(21)上記(1)〜(20)いずれかの構成において、デジタル信号処理により、ホームポジション検出を行うことを特徴とする請求項1〜20のいずれかに記載の画像形成装置。
以上説明したように、本発明によれば、ホームポジション検出に必要な時間を短縮し、キャリブレーション時間が長くなってしまうことがない画像形成装置を提供する。
以下、本発明を図示の実施例に基いて詳細に説明する。
本発明の実施例1を説明する。
本発明の実施例に係る画像形成装置の構成は図15と同様である。同図において、感光ドラム1a〜dについて、本発明により各ドラムの位相検知を行う。他の構成および動作は従来例と同様なので説明を省略する。
図2は本装置の制御システムの概略構成を示す。
10は画像形成装置としてのプリンタである。11はプリンタ内の各装置を制御するプリンタ制御部である。12はプリンタ内の各装置へ電力を供給する電源である。13はプリンタ内の各部の状況を検知するセンサ類である。14はプリンタ制御部の指示によりモータ類を制御する駆動制御部である。15はプリンタ内の各装置の動力源であるモータ類である。16はプリンタの動作状況をユーザに報知する表示部である。17はプリンタとホストコンピュータとの通信を行う通信コントローラである。18はプリンタに印刷するデータを転送するホストコンピュータである。49、50は、感光ドラムのホームポジションを検出するホームポジションセンサとホームポジション検出部である。
図1、3、4、5は本発明に係る主要部の構成を示す。
20はDSP、40はDCブラシレスモータ、30はモータへの電力を制御するドライバ、1はモータにより駆動される感光ドラムである。感光ドラムと一体に回転し、感光ドラムを駆動するギア52にはフラグ48a、48bを設け、感光ドラムの回転に伴い、いわゆるフォトインタラプタを用いたホームポジションセンサ49の光路を遮るようにする。48aと48bのフラグは、ギアの回転軸を中心に対向する位置に設置し、フラグの幅は差をつける。例えば、48aは幅1mm、48bは幅2mmのフラグとする。これにより感光ドラム1回転につき幅の異なる2回のパルス信号が出力される。例えばフラグ通過中は、Hレベルの信号が出力されるものとする。
ホームポジション検出部は、前述のパルス信号のパルス幅の違いにより、二つのフラグの識別を行う。
ホームポジションセンサ用フラグとしては、感光ドラムや、感光ドラムと一体のシャフトにフラグを設け、このフラグがフォトセンサを遮光するような構成としても良い。
また、反射光検出タイプのフォトセンサと、感光ドラムと同期して回転する反射部材を用いたり、磁気センサと、感光ドラムと同期して回転する磁性部材を用いたり、いわゆるマイクロスイッチと、感光ドラムと同期して回転する該マイクロスイッチを動作させる部材を用いたり、接点と、感光ドラムと同期して回転し該接点と接触する導電性部材を用いて、信号を出力するように構成してもよい。
50は、各ドラムのホームポジションを検出するホームポジション検出部であり、ホームポジションセンサ識別部とカウンタを備える。
DSPはDCブラシレスモータからのロータ位置信号により相切り替え制御、プリンタ制御部からの制御信号によるモータの始動、停止制御、およびプリンタ制御部からの速度信号と速度検知手段の出力とを比較し、ドライバを介して速度制御をおこなう。
DSPのブロック図を図5に示す。21はプログラムコントローラ、22は加減算や論理演算、積和演算をおこなう算術ユニット、23はデータ用メモリ、24はプログラム用メモリ、25はデータメモリバス、26はプログラムメモリバス、27はシリアルポート、28はタイマ、29はI/Oポートである。このように、メモリをデータ用とプログラム用に独立させ、バスもデータバスとプログラムバスに分離し、乗算と加算を1マシンサイクルで実行する算術ユニットを持つことで高速な演算を可能としている。
DCブラシレスモータ40はU、V、Wの3相スター結線されたコイル43とロータ44をもつ。さらにロータの位置検出手段としてロータの磁極を検知する3個のホール素子42を備え、その出力はDSPに接続されている。また、ロータの外周上に設けられた磁気的パターン45と磁気センサ41からなる回転速度検知手段を持ち、その出力はDSPに接続されている。
30はDCブラシレスモータを駆動するドライバであり、ハイ側トランジスタ31とロー側トランジスタ32を各3個備え、それぞれコイル43のU、V、Wに接続されている。
DSPはホール素子が発生するロータ位置信号HU〜Wにより、ロータの位置を特定し、相切り替え信号を生成する。相切り替え信号UU〜W、LU〜Wは、ドライバの各トランジスタをオンオフ制御し励磁する相を順次切り替えロータを回転させる。
さらにDSPは速度制御を行うために、回転速度目標値と回転速度情報を比較し、速度誤差情報を得る。また、位置制御を行うために、回転速度情報を積分したロータの位置情報と、位置目標値と比較し、位置誤差情報を得る。上記、速度誤差情報と位置誤差情報からモータ操作量を演算し、その結果に応じて、相切り替え信号UU〜WはPWM信号として出力される。そのPWM信号のDUTYに応じて、駆動電流のチョッピングが行われ、モータの回転速度を制御する。
また、ロー側トランジスタを全相オンすることにより、モータにブレーキをかけることができる。
さらに、駆動制御部は、プリンタ制御部に、速度誤差および位置誤差が所定の範囲内にあるか否かをしめす、モータレディ信号を出力する。
次に、ホームポジション検出部および駆動制御部、プリンタ制御部の動作について説明する。なお、説明では、基準となる回転体を感光ドラム1aとし、感光ドラム1bに対する制御について記述しているが、他の感光ドラム1c、1dに対する制御も同様である。
駆動制御部は、プリンタ制御部から、画像形成を実行するために、全モータの起動を指示されると(図6ステップ1)、モータ制御部は、各モータに対して速度制御および位置制御を行い、各モータの相対速度差を最小にするように、各モータを所定の加速カーブに従い速度指令および位置指令を更新して、加速していく(図6ステップ2)。全モータが定常回転速度に達したら加速を終了する(図6ステップ3)。
全モータの加速が終了し、定常回転速度に達したら、プリンタ制御部は、ホームポジション検出部に、回転位相の検出実行を指示する。
ホームポジション検出部は、プリンタ制御部からドラムの回転位相検出実行を指示されると、各感光ドラムの回転位相の検出を開始する。
なお、プリンタ制御部は、ホームポジション検出部に、ドラムの定常回転速度に応じて、フラグ48a、48bを識別する閾値をあらかじめ設定しておく。例えば、ドラムの定常回転速度が1rpsで、フラグが直径20mmの円周上に設置されている場合、48aは幅1mm、48bは幅2mmとすると、48aは、約16ms、48bは約32msのパルスとなる。そこで、48aの識別閾値は12ms〜19ms、48bの識別閾値は25ms〜38msと設定する。この閾値は、センサの応答時間等により、適宜調整してもよい。
ホームポジション検出部は、回転位相差の検出開始を指示されると(図7ステップ1)、時間計測用カウンタ値cntを一旦0にクリアし(図7ステップ2)、一定周期で増加させる。ホームポジションセンサからの信号の立ち上がりエッジでカウント値cntの値を、変数cnt1に保存し(図7ステップ3、4)、ホームポジションセンサからの信号の立下りエッジでカウント値cntの値を変数cnt2に保存する。次に、cnt2とcnt1の差、すなわち信号のパルス幅を求め(図7ステップ5、6)、該パルス幅を、あらかじめ設定してあるフラグ識別閾値と比較する(図7ステップ7、8)。48aまたは、48bの識別閾値内にあれば、いずれかのフラグを検出したものとして、カウンタ値cntのインクリメントを停止し、ホームポジション検出終了信号と、どのフラグを検出したのかを示すホームポジション検出点信号と、時間計測値Tを、プリンタ制御部に出力する(図7ステップ9)。
なお時間計測値は、cnt1+(cnt2−cnt1)/2により求める。すなわち、位相検出開始からフラグの中心を検出するまでの時間とする。
また、フラグ識別閾値を比較して、フラグ識別閾値内にない場合は、cnt1とcnt2の値を破棄し、カウンタ値cntのインクリメントを継続し、次のフォトセンサからの信号の立ち上がりエッジを待つ。
カウンタ値cntが所定の値に達した場合、カウンタ値cntのインクリメントを停止する。
ホームポジション検出部の動作は、感光ドラム1a、1bとも同様である。
プリンタ制御部は、感光ドラム1a、1bのホームポジション検出終了信号を受信すると、ホームポジション検出点信号と、時間計測値Tから感光ドラム1a、1bの位相差を求める。
感光ドラム1a、1bの時間計測値がTa、Tbであり、ホームポジション検出点信号が、ドラム1a、1bともフラグ48aだった場合、
位相差Pは、P=(Tb−Ta)/ドラム1回転分の時間×360度となる。
ホームポジション検出点信号がフラグ48bだった場合、時間計測値に、フラグ48aとフラグ48bとの時間差に相当する分の時間差Tfabを加算する。本実施例では、フラグ48aと48bは180度離して設置しているため、Tfab=ドラム半周分の時間、を加算するものとする。
例えば、ドラム1aはフラグ48aを検出し、ドラム1bはフラグ48bを検出した場合、位相差Pは
P=(Tb+Tfab−Ta)/ドラム1回転分の時間×360度、となる。
次に、AC色ずれを抑制するような、基準となる回転体との理想的な回転位相差から、前記位相差Pを減算し、各ドラムの位相ずらし量を求める。位相ずらし量が+の場合は、位相を進める方向、位相ずらし量が−の場合は、位相を遅らせる方向とする。
例えば、現在の位相差が20度で、理想的な回転位相差が50度だった場合は、50−30=20となり、20度位相を進ませる。
また、位相ずらし量の絶対値が180度を越えた場合は、その値が+であれば360度を減算、−であれば360度を加算し、新たな位相ずらし量とする。すなわち、位相ずらし量が300度だった場合、300−360=−60となり、300度進ませる代わりに60度遅らせる。位相ずらし量が−300度だった場合は、−300+360=60となり、300度遅らせる代わりに60度進ませる。
求めた位相ずらし量は、駆動制御部に指示する。駆動制御部は、指示された位相ずらし量を、位置制御ループに入力し、所定の位相となるように位置制御を行う。
なお、前記、各回転体の理想的な回転位相差は、各ドラムの回転位相を、基準となるドラムに対して所定の位相ずつ、ずらして色ずれ量を検出し、最良の回転位相を求める色ずれ調整シーケンスを実行することによりあらかじめ求めておく。
プリンタ制御部は各ドラムの時間計測値が、ドラム半周分以上の値だった場合、位相検出NGとし、位相差検出シーケンスを終了する。または、何回かリトライ処理をしてもよい。
プリンタ制御部は、回転位相検出実行指示から、ドラム半周分の時間以上待っても、各ドラムのホームポジション検出終了信号が受信できない場合は、位相検出NGとし、位相差検出シーケンスを終了する。または、何回かリトライ処理をしてもよい。
本発明の実施例2を説明する。
本装置の画像形成装置構成、制御システムの概略構成は実施例1と同様なので説明を省略する。
フラグの識別にモータ回転情報も用いる点が第1実施例と異なる。、
本回路の動作を図8、9に基づいて説明する。
駆動制御部は、プリンタ制御部から、画像形成を実行するために、全モータの起動を指示されると(図8ステップ1)、モータ制御部は、各モータに対して速度制御および位置制御を行い、各モータの相対速度差を最小にするように、各モータを所定の加速カーブに従い速度指令および位置指令を更新して、加速していく(図8ステップ2)。また、駆動制御部は、モータ駆動中は、ホームポジション検出部に各ドラムモータ回転速度情報を出力する。全モータが定常回転速度に達したら加速を終了する(図8ステップ3)。
このように、全モータを加速することで、加速から定常回転速度に達する間での各ドラムの位相のずれが抑えられるため、モータ加速中に、回転位相の検出を行っても、実用上問題ない精度で回転位相の検出ができる。
プリンタ制御部は、全モータの起動を確認したら、ホームポジション検出部に、回転位相の検出実行を指示する。
ホームポジション検出部は、プリンタ制御部からドラムの回転位相検出実行を指示されると、各ドラムの回転位相の検出を開始する。
なお、プリンタ制御部は、ホームポジション検出部に、ドラムモータの定常回転速度と、定常回転速度に応じた、フラグ48a、48bを識別する閾値をあらかじめ設定しておく。例えば、ドラムモータの定常回転速度が1800rpmで、ギア比が、1:30では、ドラムの回転速度が1rpsとなり、フラグが直径20mmの円周上に設置されている場合、48aは幅1mm、48bは幅2mmとすると、48aは、約16ms、48bは約32msのパルスとなる。そこで、ドラムモータ定常回転速度を1800rpm、48aの識別閾値は12ms〜19ms、48bの識別閾値は25ms〜38msと設定する。モータ加速中は、フラグ通過中にモータ速度が変化するため、誤検出しないようなフラグ識別閾値範囲とする。
ホームポジション検出部は、回転位相差の検出開始を指示されると(図9ステップ1)、時間計測用カウンタ値cntを一旦0にクリアし(図9ステップ2)、一定周期で増加させる。感光ドラム1bのフォトセンサからの信号の立ち上がりエッジでカウント値cntの値を、変数cnt1に保存するとともに、ドラムモータ回転速度を変数rev1に保存する(図9ステップ3、4)。さらに、フォトセンサからの信号の立下りエッジでカウント値cntの値を変数cnt2に保存し、cnt2とcnt1の差、すなわち信号のパルス幅を求める(図9ステップ5、6)。
次に、ドラムモータ回転速度rev1とあらかじめ設定してあるドラムモータ定常回転速度の比をもとめ、その値により、フラグ識別閾値を補正する。
例えば、rev1=900rpsだった場合、1800/900=2より、あらかじめ設定してあるフラグ識別閾値を2倍にする。あるいは、より正確に識別するために、信号の立下りエッジでモータ回転速度を変数rev2に保存し、rev1とrev2の平均値と、あらかじめ設定してあるドラムモータ定常回転速度の比をもとめ、フラグ識別閾値を補正しても良い。
次に、前記信号のパルス幅を、補正したフラグ識別閾値と比較する(図9ステップ8、9)。48aまたは、48bの識別閾値内にあれば、いずれかのフラグを検出したものとして、カウンタ値cntのインクリメントを停止し、ホームポジション検出終了信号と、どのフラグを検出したのかを示すホームポジション検出点信号と、時間計測値Tを、プリンタ制御部に出力する(図9ステップ10)。
その他の動作は実施例1と同様なので、説明を省略する。
本発明の実施例3を説明する。
本装置の画像形成装置構成、制御システムの概略構成は実施例1と同様なので説明を省略する。
光センサと、回転体と同期して回転し、かつ光センサの光路上を通過する光遮断部材を回転体の半周分にわたって設け、該部材の2つのエッジのそれぞれにより、回転体のホームポジションを検出する点が実施例1と異なる。
本回路の動作を図10、11に基づいて説明する。
図10に本実施例の構成を示す。、
感光ドラムと一体に回転し、感光ドラムを駆動するギア52にはフラグ48を設け、感光ドラムの回転に伴い、いわゆるフォトインタラプタを用いたフォトセンサ49の光路を遮るようにする。48は、回転体の半周分に渡って設ける。フラグ通過中は、Hレベルの信号が出力されるものとする。
あるいは、感光ドラムや、感光ドラムと一体のシャフトにフラグを設け、このフラグがフォトセンサを遮光するような構成としても良い。
また、反射光検出タイプのフォトセンサと、感光ドラムと同期して回転する反射部材を用いたり、磁気センサと、感光ドラムと同期して回転する磁性部材を用いたり、いわゆるマイクロスイッチと、感光ドラムと同期して回転する該マイクロスイッチを動作させる部材を用いたり、接点と、感光ドラムと同期して回転する導電性部材を用いて、信号を出力するように構成してもよい。
ホームポジション検出部は、前記信号の立ち上がりエッジ、または立下りエッジにより、ホームポジションを検出する。
プリンタ制御部、駆動制御部の動作は実施例1と同様なので説明を省略する。
ホームポジション検出部は、回転位相差の検出開始を指示されると(図11ステップ1)、時間計測用カウンタ値cntを一旦0にクリアし(図11ステップ2)、一定周期で増加させる。感光ドラム1bのフォトセンサからの信号の立ち上がりエッジまたは、立下りエッジでカウント値cntの値を、変数cnt1に保存し(図11ステップ3、4、5、6)、カウンタ値cntのインクリメントを停止し、ホームポジション検出終了信号と、立ち上がりエッジまたは立下りエッジのどちらを検出したのかを示すホームポジション検出点信号と、時間計測値Tを、プリンタ制御部に出力する(図11ステップ7)。
その他の動作は実施例1と同様なので説明を省略する。
本発明の実施例4を説明する。
本装置の画像形成装置構成、制御システムの概略構成は実施例1と同様なので説明を省略する。
光センサと、回転体と同期して回転し、かつ光センサの光路上を通過する、光を透過する複数の部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、光を透過する部分の光透過量を変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、光の透過量によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出する点が実施例1と異なる。
図12、13に本実施例のホームポジション検出部の構成をしめす。
感光ドラムを駆動するギア52にはフラグ48a、48bを設け、感光ドラムの回転に伴い、いわゆるフォトインタラプタを用いたフォトセンサ49の光路を遮るようにする。48aと48bのフラグは、ギアの回転軸を中心に対向する位置に設置し、フラグの光透過率には差をつける。例えば、48aは透過率0%、48bは透過率50%とする。これにより感光ドラム1回転につき信号レベルの異なる2回のパルス信号が出力される。例えばフラグ非通過中は0V、フラグ48a通過中は、5V、48b通過中は約2.5Vの信号が出力されるものとする。
あるいは、感光ドラムや、感光ドラムと一体のシャフトにフラグを設けるような構成としても良い。
また、反射光検出タイプのフォトセンサと、感光ドラムと同期して回転する反射部材を用いたり、磁気センサと、感光ドラムと同期して回転する磁性部材を用いたり、接点と、感光ドラムと同期して回転する導電性部材を用いて、信号を出力するように構成してもよい。
ホームポジション検出部は、カウンタ部およびフラグ識別部に加えて、A/Dポートを備える。
プリンタ制御部、駆動制御部の動作は実施例1と同様なので説明を省略する。
ホームポジション検出部は、プリンタ制御部からドラムの回転位相検出実行を指示されると、各ドラムの回転位相の検出を開始する。
なお、プリンタ制御部は、ホームポジション検出部に、フラグ48a、48bを識別する閾値をあらかじめ設定しておく。例えば、48aの識別閾値は、4.5V以上、48bの識別閾値は1.5V〜3.5Vと設定する。この閾値は、センサの劣化や、フラグの汚れ等を考慮し誤検出しないような値とする。
ホームポジション検出部は、回転位相差の検出開始を指示されると(図14ステップ1)、時間計測用カウンタ値cntを一旦0にクリアし(図14ステップ2)、一定周期で増加させる。感光ドラム1bのフォトセンサからの信号の立ち上がりエッジでカウント値cntの値を、変数cnt1に保存し、フォトセンサからの信号レベルを検出する(図14ステップ3、4)。信号レベルの検出は所定の期間連続して行い、その間の平均値を求めても良い。次に、信号レベルをあらかじめ設定してある、フラグ識別閾値を比較する(図14ステップ5、6)。48aまたは、48bの識別閾値内にあれば、いずれかのフラグを検出したものとして、カウンタ値cntのインクリメントを停止し、ホームポジション検出終了信号と、どのフラグを検出したのかを示すホームポジション検出点信号と、時間計測値Tを、プリンタ制御部に出力する(図14ステップ7)。
その他の動作は実施例1と同様なので説明を省略する。
実施例1の主要部の構成を説明する図 本発明の実施例に係る画像形成装置の制御システムの概略構成を説明する図 実施例1の主要部の構成を説明する図 実施例1の主要部の構成を説明する図 実施例1の主要部の構成を説明する図 実施例1の動作を説明する図 実施例1の動作を説明する図 実施例2の動作を説明する図 実施例2の動作を説明する図 実施例3の構成を説明する図 実施例3の動作を説明する図 実施例4の構成を説明する図 実施例4の構成を説明する図 実施例4の動作を説明する図 画像形成装置の全体を説明する図
符号の説明
1 感光ドラム
2 レーザスキャナ
3 搬送ベルト
4 駆動ローラ
5 定着器
6 モータ
10 プリンタ
11 プリンタ制御部
12 電源
13 センサ類
14 モータ制御部
15 モータ類
16 表示部
17 通信コントローラ
18 ホストコンピュータ
20 DSP
21 プラグラムコントローラ
22a ALU
22b MAC
23 データメモリ
24 プログラムメモリ
25 データメモリバス
26 プログラムメモリバス
27 シリアルポート
28 タイマ
29 I/Oポート
30 ドライバ
31 ハイ側トランジスタ
32 ロー側トランジスタ
33 ナンドゲート
34 電流検出抵抗
40 DCブラシレスモータ
41 磁気センサ
42 ホール素子
43 コイル
44 ロータ
45 磁気的パターン
46 回転体
47 回転軸
48 フラグ
49 ホームポジションセンサ
50 ホームポジション検出部
52 ギア

Claims (22)

  1. 像担持用の複数の回転体と、これら回転体を駆動する、複数のモータを備え、回転体のホームポジションを検出する手段と、モータに対して、速度制御および位置制御を行うモータ制御手段と、回転体のホームポジションを検出した結果から各回転体間の位相差を検出する手段を備え、各回転体間の位相差を調整することにより色ずれを抑制する多色画像形成装置において、1つの回転体につき、すくなくとも2個所以上のホームポジション検出点と前記ホームポジション検出点を検出する一つの検出手段と、該複数のホームポジション検出点のそれぞれを識別するホームポジション検出点識別手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. ホームポジション検出点を検出する検出手段は、発光素子と受光素子からなる透過光検出タイプの光センサと、回転体と同期して回転し、かつ光センサの光路上を通過する、光を透過する複数の部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、光を透過する部分の大きさを変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、光の透過時間によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. ホームポジション検出点を検出する検出手段は、発光素子と受光素子からなる透過光検出タイプの光センサと、回転体と同期して回転し、かつ光センサの光路上を通過する、光を遮断する複数の部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、光を遮断する部分の大きさを変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、光の遮断時間によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. ホームポジション検出点を検出する検出手段は、発光素子と受光素子からなる反射光検出タイプの光センサと、回転体と同期して回転し、かつ光センサの光路上を通過する、光を反射する複数の部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、光を反射する部分の大きさを変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、光の反射時間によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. ホームポジション検出点識別手段は、モータ回転速度情報と、ホームポジション検出部からの検出信号の出力時間幅から、複数のホームポジション検出点を識別し、そのおのおのにおいて、モータが一定の回転速度を保つ定常回転中以外でも、ホームポジションを検出することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. ホームポジション検出点を検出する検出手段は、発光素子と受光素子からなる透過光検出タイプの光センサと、回転体と同期して回転し、かつ光センサの光路上を通過する、光を遮断する一つの部材からなり、前記の光遮断部材を回転体の半周分にわたって設け、該部材の2つのエッジのそれぞれにより、回転体のホームポジションを検出することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  7. ホームポジション検出点を検出する検出手段は、発光素子と受光素子からなる反射光検出タイプの光センサと、回転体と同期して回転し、かつ光センサの光路上を通過する、光を反射する一つの部材からなり、前記の光反射部材を回転体の半周分にわたって設け、ホームポジション検出点識別手段は、該部材の2つのエッジのそれぞれにより、回転体のホームポジションを検出することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. ホームポジション検出点を検出する検出手段は、発光素子と受光素子からなる透過光検出タイプの光センサと、回転体と同期して回転し、かつ光センサの光路上を通過する、光を透過する複数の部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、光を透過する部分の光透過量を変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、光の透過量によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. ホームポジション検出点を検出する検出手段は、発光素子と受光素子からなる反射光検出タイプの光センサと、回転体と同期して回転し、かつ光センサの光路上を通過する、光を反射する複数の部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、光を反射する部分の反射率を変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、光の反射量によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. ホームポジション検出点を検出する検出手段は、磁気センサと、回転体と同期して回転し、かつ磁気センサの近傍を通過する、1つの磁性部材からなり、前記の磁性部材を回転体の半周分にわたって設け、該部材の2つのエッジのそれぞれにより、回転体のホームポジションを検出することを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. ホームポジション検出点を検出する検出手段は、磁気センサと、回転体と同期して回転し、かつ磁気センサの近傍を通過する、複数の磁性部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、磁性体のサイズを変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、磁気センサの感知時間によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. ホームポジション検出点を検出する検出手段は、磁気センサと、回転体と同期して回転し、かつ磁気センサの近傍を通過する、複数の磁性部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、磁性体の磁性の強さを変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、磁気センサの感知量によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. ホームポジション検出点を検出する検出手段は、2つの接点と、回転体と同期して回転し、かつ2つの接点に接触するように通過する、1つの導通部材からなり、前記の導通部材を回転体の半周分にわたって設け、該部材の2つのエッジのそれぞれにより、回転体のホームポジションを検出することを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. ホームポジション検出点を検出する検出手段は、2つの接点と、回転体と同期して回転し、かつ2つの接点に接触するように通過する、複数の導通部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、導通部分の大きさ変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、導通時間の長さによりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. ホームポジション検出点を検出する検出手段は、2つの接点と、回転体と同期して回転し、かつ2つの接点に接触するように通過する、複数の導通部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、導通部分の抵抗値を変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、導通時の抵抗によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする、請求項1〜14のいずれかに記載の画像形成装置。
  16. ホームポジション検出点を検出する検出手段は、スイッチと、回転体と同期して回転し、かつスイッチに接触し、スイッチを動作させるよう通過する、1つの部材からなり、前記の部材を回転体の半周にわたって設け、ホームポジション検出点識別手段は、スイッチON、OFFの2つのエッジのそれぞれにより、ホームポジションを検出することを特徴とする、請求項1〜15のいずれかに記載の画像形成装置。
  17. ホームポジション検出点を検出する検出手段は、スイッチと、回転体と同期して回転し、かつスイッチに接触し、スイッチを動作させるよう通過する、複数の部材からなり、前記の複数の部材のそれぞれは、スイッチに接触する部分の大きさを変えてあり、ホームポジション検出点識別手段は、スイッチ動作時間によりそれぞれの部材を判別し、そのおのおのにおいてホームポジションを検出することを特徴とする、請求項1〜16のいずれかに記載の画像形成装置。
  18. ホームポジション検出点識別手段は、複数のホームポジション検出点を識別する閾値を保持する手段と、ホームポジション検出点を検出した結果と該識別閾値を比較する手段を持ち、比較した結果により、複数のホームポジション検出点のどの検出点を検出したのかを判断することを特徴とする、請求項1〜17のいずれかに記載の画像形成装置。
  19. ホームポジション検出点識別手段は、複数のホームポジション検出点のどの検出点を検出したのかを示す、ホームポジション検出点信号を出力することを特徴とする、請求項1〜18のいずれかに記載の画像形成装置。
  20. 位相差算出部分は、ホームポジション検出部のホームポジション検出点信号に応じて、位相差算出結果を補正することを特徴とする、請求項1〜19のいずれかに記載の画像形成装置。
  21. デジタル信号処理により、ホームポジション検出を行うことを特徴とする請求項1〜20のいずれかに記載の画像形成装置。
  22. デジタル信号処理にDSPまたはマイコンまたはASICを用いることを特徴とする請求項1〜21のいずれかに記載の画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014191045A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Canon Inc 画像形成装置
US9134670B2 (en) 2013-03-04 2015-09-15 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that detects phase of photosensitive drum
US20150323881A1 (en) * 2014-05-07 2015-11-12 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2016128872A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 シャープ株式会社 画像形成装置及びその制御方法

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