JPS62106448A

JPS62106448A - 写真焼付け装置

Info

Publication number: JPS62106448A
Application number: JP24614385A
Authority: JP
Inventors: Kunio Takagi; 高木　国男
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1985-11-05
Filing date: 1985-11-05
Publication date: 1987-05-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、写真焼付は装置に関し、更に詳しくはペーパ
ーバランスを自動的に設定することができるようにした
写真焼付は装置に関するものである。

〔従来の技術〕

写真焼付は装置では、予め多数のプリントチャンネルが
用意されており、選択されたプリントチャンネルに応し
て露光量演算式の係数や定数を決定し、適正な濃度と良
好なカラーバランスを持ったプリント写真が仕上がるよ
うに露光量の制御を行っている。このプリントチャンネ
ルは、ペーパーバランス、レンズバランス、フィルムバ
ランス等の組合せにより決められるものである。前記ペ
ーパーバランスは、印画紙の種類を表すものであり、こ
れは感度、乳剤種１表面種の組合せによって決められて
いる。また、レンズバランスは、レンズの種類を表すも
のであり、これは焼付は倍率。

開口Ｆ値等の組合せによって決められている。フィルム
バランスは、写真フィルム例えばカラーネガフィルムの
種類を表すものであり、これはメーカー、感度、サイズ
の組合せによって決められている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前述した従来の写真焼（ｔ　＆：Ｉ装置では、印画紙を
変更した場合に、操作パネルを操作してペーパーバラン
スをマニュアルで入力しているため、その入力操作が面
倒であった。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点を解決するために、本発明は、印画紙を収納
したペーパーマガジンに、ペーパーバランス情報を表す
ポート部を設＆Ｊておき、ごのペーパーマガジンが写真
焼（＝Ｊり装置に装着された時に、ポート部に対面する
ように設りた読取り部でペーパーバランス情報を読み取
り、このペーパーバランス情報に応じて焼付は条イ／１
を変更するようにしたものである。

以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例を示すものである。

白色光源１０から放出された白色光は、拡散筒１）内で
充分に拡散されてから、焼付は位置にセットされたカラ
ーネガフィルム１２に達し、これを下から照明する。前
記白色光源１０と拡散筒１）との間には、青色露光を終
了させるためのイエローフィルタ１３と、緑色露光を終
了させるためのマゼンタフィルタ１４と、赤色露光を終
了させるためのシアンフィルタ１５とが配置されており
、フィルタ駆動部１６によって光路１７にそれぞれ挿入
される。

前記カラーネガフィルム１２は、ネガキャリヤ２０に保
持されて１コマずつ移送され、次に焼き付けられるコマ
が焼付は位置にセットされる。この焼付は位置には、カ
ラーネガフィルム１２の画面の大きさに対応した開口を
有するマスク２１が配置されており、カラーネガフィル
ム１２の平面性を確保するために、カラーネガフィルム
の移送後にこれを上から押え付ける。

前記焼付は位置の−Ｆ方には、レンズ２２が配置されて
おり、シャック２３が開いている間に、カラーネガフィ
ルム１２に記録されているネガ像がカラー印画紙２４に
結像される。このシャッタ２３は、シャッタ駆動部２５
によりその開閉が制御される。

供給用ペーパーマガジン２７は、未露光のカラー印画紙
２４を７Ｊｔ給リール２８にロール状に巻き付けた状態
で収納している。このカラー印画紙２４は、一対の引出
しローラ２９で１コマずつ引き出されて露光位置に送ら
れる。露光位置で露光されたカラー印画紙２４は、一対
の送りローラ３゜により巻取り用ペーパーマガジン３１
に送られ、この中に収納した巻取りリール３２に巻き取
られる。前記供給用ペーパーマガジン２７と、巻取り用
ペーパーマガジン３１とは、受り台３３．３４に着脱自
在に装着される。

前記供給用ベーパーマガジン２７の一部には、ペーパー
バランス情報を担持したポート部３６が形成されている
。このポート部３６に対面するように、読取り部３７が
配置されており、供給用ペーパーマガジン２７が装着さ
れた時に、読取り部３７がペーパーバランス情報を読み
取り、これを二値化回路３８で二値化してから、マイク
ロコンピユータ３９に入力する。

前記焼付は位置の斜め上方には、青色センサーユニット
４２．緑色センサーユニット４３．赤色センサーユニッ
ト４４がそれぞれ配置されており、焼付は位置にセント
されたコマの全面を透過した青色光、緑色光、赤色光を
それぞれ光電変換する。

前記青色センサーユニット４２は、レンズ４６と青色用
フォトセンサー例えばＣＣＤエリヤセンサー４７とから
構成されており、レンズ４６により青色用フォトセンサ
ー４７の受光面に結像されたネガ像を光電変換する。同
様に、緑色センサーユニット４３は、レンズ４８と緑色
用フォトセンサー４９とから構成され、また赤色センサ
ーユニット４４はレンズ５０と赤色用センサーユニット
５１とから構成されている。

前記フォトセンサー４７，４９．５１は、青色信号、緑
色信号、赤色信号をそれぞれ出力し、これをＡ／Ｄ変襖
器５２に送ってデジタル信号に変換する。これらのデジ
タル信号は、対数変換器５３に送られ、大面積平均透過
濃度Ｄｉ　　（ｉは青色。

＝６− 緑色、赤色のいずれか１つを表す）にそれぞれ変換され
てから、マイクロコンピュータ３９に取す込まれる。

前記マイクロコンピュータ３９ば、周知のようにＩ１０
ポート５５．ＣＰＵ５６．ＲＡＭ５７゜ＲＯＭ５８とか
ら構成され°Ｃおり、Ｔ；１０Ｍ５８に格納されたプロ
グラムにより、色ｊσの露光量の演算や各部の制御を行
なう。実際は、使用する白色光源を決めであるため、焼
伺し月ＩＳ間”ｌ゛ｉ（ｉは青色、緑色、赤色のいずれ
か１つを表す）が算出される。この焼付り時間Ｔ　ｉ　
ｔｉｔ、タイマー５９に送られ、シャッタ２３が開いた
タイミングで計時を開始し、フィルタ駆り３部１６の作
動開始のタイミングを決定する。表示器６０は、読取り
部３７で読み取ったペーパーバランス情や）】を表示す
るためのものである。

操作パネル６２は、カラーネガフィルＪ２の種類を表す
フィルムバランス情＋）ｊを入力するためのダイヤル６
３と、レンズ２２の種類を表すレンズバランス情報を入
力するためのダイヤル６４と、プリント開始キー６５と
が設けられている。なお、カラーネガフィルム１２には
、パーフォレーションの外側にフィルムの種類を表すバ
ーコードが写し込まれＣいるから、焼付は位置の手前に
バーコード読取り部を配置し、読み取ったフィルム種情
報をマイクロコンピュータ３９に入力すれば、ダイヤル
６３が不用になる。また、焦点距離が異なった複数のレ
ンズを保持したターレットを回転自在に設け、ダイヤル
６４を操作した時に、ターレットを回転させてレンズ切
換えを自動的に行なうようにすると便利である。また、
ダイヤル６３゜６４の代わりにテンキー等を設け、これ
を操作し一〇フィルムバランス情報とレンズバランス情
報とを入力してもよい。

第２図はペーパーバランス情報の読取り状態を示すもの
である。前記ペーパーバランスは、供給用ペーパーマガ
ジン２７に収納されたカラー印画紙の感度、乳剤種９表
面種の組合せから決められるものであり、このペーパー
バランスを表すために、供給用ペーパーマガジン２７の
出口付近にポート部３６が設けられている。このボー１
〜部３６は、白色部（反射部）３６ａと、黒色部３６ｂ
とを組み合わせたコードでペーパーバランス情報を表し
ている。この実施例においては、４ビツトのコードが用
いられているため、最大１６扛類のペーパーバランス情
報を表すごとが可能となるものである。

前記読取り部３７は、４個の反射形フォトセン−’１−
−３７ａ〜３７ｄから構成されており、各反射形フォト
センザ−３７ａ〜３７ｄばコードの各ビットに対面する
ように配置されている。

第３図はマイクロコンピュータの機能ブロックを示すも
のである。読取り部３７ば、ポート部３７のコードを電
気信号に変換し、これを二値化回路３８に送る。この二
値化回路３８は、読取り部３７からの電気信号を基準信
号と比較することにより二値化し、これをプリントチャ
ンネル部７０に送る。また、ダイヤル６３．６４からそ
れぞれ入力されたフィルムバランス情報とレンズバラン
ス情報は、Ａ／Ｄ変換器７１．７２でそれぞれデジタル
信号に変換されてから、プリントチャンネル部７０に送
られる。このプリントチャンネル部７０は、入力された
ペーパーバランス情報、フィルムバランス情報、レンズ
バランス情報とを組め合わせることにより、多数のプリ
ントチャンネルの中から１個のプリントチャンネルを選
択する。

これらの各プリントチャンネルには、露光量演算式に用
いられる係数、定数が記憶されており、選択されたプリ
ントチャンネルに記憶されているものが読み出されてレ
ジスタ７３に記憶される。なお、この実施例では、ペー
パーバランスが４種類であり、フィルムバランスが１０
種類であり、レンズバランスが１５種類である。また、
実際はこれらの他に１種類のマスターバランスがあるが
、これは個々の写真焼付は装置の特徴に応じて決められ
るものである。

前記青色センザーユニ７）４２で測定した青色平均透過
濃度Ｄｂは、メモリ７４に記憶されている。また緑色平
均透過濃度Ｄｇはメモリ７５に記憶されており、赤色平
均透過濃度Ｄｒはメモリ７６−１〇− に記憶されている。この各色の平均透過濃度Ｄ＋は、焼
付は時間演算部７７に送られ、次式を用いて焼付は時間
Ｔｉ（ｉは青色、緑色、赤色のいずれか１つを表してい
る）が算出される。

ｆｆｏｇＴｉ−αｉ　　（Ｄｉ−ＤＮｉ）→−Ｋｉここ
で、各記号は次の通りである。

αｉ　：係数Ｄｉ　：各色の平均透過濃度ＤＮｉ：三色成分の割合が等しい標準ネガの平均透過濃
度Ｋｉ　：標準ネガを焼き付けるのに要する時間これらの
αｉ　＋　Ｄ　Ｎ　＋　、Ｋ　ｉは、プリントチャンネ
ル部７０から読み出されてレジスタ７３に記憶されてい
る。

次に上記実施例の作用について簡単に説明する。

供給用ペーパーマガジン２７を受ムノ台３３の上に載せ
てから、この中に収納されているカラー印画紙２４の先
８１部を引き出す。このカラー印画紙２４の先端部は、
一対の引き出しし１−ラ２９と、一対の巻取りローラ３
０の間をｊｌｎされてから、巻取す用ペーパーマガジン
３１内の巻取りリール３２に固定される。前記供給用ペ
ーパーマガジン２７が受は台３３にセットされると、ポ
ート部３６に記録されたコードが読取り部３７で読み取
られる。

この読取り部３７の信号ば二値化回路３８で二値化され
てから、プリントチャンネル部７０に送られる。

ダイヤル６３を操作して、カラーネガフィルム１２の種
類に応じて決められているフィルムバランス情報を入力
する。また、ダイヤル６４を操作して、使用しているレ
ンズ２２に応じて決められたレンズバランス情報を入力
する。これらのフィルムバランス情報とレンズバランス
情報は、Ａ／Ｄ変換器７１．７２でデジタル信号に変換
されてから、プリントチャンネル部７０に送られる。こ
のプリン１〜チャンネル部７０は、ペーパーバランス、
フィルムバランス、レンズバランスとの組合せに応じて
１個のチャンネルが選択される。この選択されたプリン
トチャンネルに記憶されている係数αｉ、定数ＤＮ　ｉ
　、！：Ｋ　ｉとが読み出されてレジスタ７３に記↑、
ａされる。

前記ネガキャリヤ２ｏは、カラーネガフィルム１２を保
持して１コマずつ移送し、次に焼き付けられるコマを焼
付は位置にセントする。焼付は開始前には、各カラーフ
ィルタ１３〜１５は、光路１７から退避しているため、
白色光源１０がら放出された白色光は、拡ｔｌ（Ｊｉｌ
ｔを通る際に充分拡散されてから、カラーネガフィルＪ
・１２を照明する。

プリント開始キー６５を操作すれば、マイクロコンピュ
ータ３９は、白色光源１ｏで照明されたコマのネガ像の
平均透過濃度Ｄ　ｉの測定を開始する。すなわち、青色
センザーユニソ１−４２は、レンズ４６で青色用フォト
センサー４７の受光面に結像された青色光を光電変換し
て青色信号を出方する。同様に緑色センザーユニソト４
３は緑色信号を出力し、また赤色センザーユニット４４
は赤色信号を出力する。これらの色信号は、デジタル変
換処理、対数変換処理を受けて、青色平均透過濃度Ｄｂ
、緑色平均透過濃度Ｄｇ、赤色平均透過濃度Ｄｒに変換
されてから、マイクロコンピュータ３９に取り込まれ、
メモリ７４〜７６にそれぞれ記憶される。

前記焼付は時間演算部７７は、レジスタ７３に書き込ま
れているデータαｉ、ＤＮｉ、ｌ（ｉと、メモリ７４〜
７６にそれぞれ記憶された青色平均透過濃度Ｄｂ、緑色
平均透過濃度Ｄｇ、赤色平均透過濃度Ｄｒを読み出し、
前述した焼付は時間演算式から青色焼付は時間Ｔｂ、緑
色焼付は時間Ｔｇ、赤色焼付は時間Ｔｒをそれぞれ算出
する。得られた各色の焼付は時間Ｔｉは、タイマー５９
に送られる。

前述した測光が終了すると、マイクロコンピュータ３９
は、シャッタ駆動部２５に作動指令を送る。このシャッ
タ駆動部２５は、シャッタ２３を開いてカラー印画紙２
４の露光を開始させる。この焼付は開始時には、フィル
タ駆動部１６は、各フィルタ１３〜１５を光路１７から
退避させた状態に保持しており、タイマー５９から青色
焼付は時間Ｔｂが経過したことを示す信号が入力された
時に、イエローフィルタ１３を光路Ｉ７に挿入して青色
露光を終了さ・Ｕる。また、緑色焼伺１．Ｊ時間Ｔｇが
経過すると、マゼンタフィルタ１７１を光路１７に挿入
して緑色露光を終了さ・Ｉ、更に赤色焼イ１け時間Ｔｒ
が経過した時にシアンフィルタ１５を光路１７に挿入し
て赤色露光を終了させる。

１コマを露光するに充分な時間が経過すると、シャッタ
２３が閉じられ、その後フィルタ駆動部１Ｇは各カラー
フィルタ１３〜１５を光路１７から退避させる。また、
引き出しローラ２９と巻取りローラ３０及び巻取りリー
ル３２が回転して、露光済みカラー印画紙２４を１コマ
分巻取り用ペーパーマガジン３１内に巻ぎ取り、これと
ともに未露光のカラー印画紙２４を供給用ペーパーマガ
ジン２７から引き出して露光位１位に七ソ１〜する。

また、ネガキャリヤ２０は、カラーネガフィルム１２を
１コマ分移送して次に焼き付りられるコマを焼付は位置
に七ソトする。

第４図及び第５図番、１゛ボーＩ・部の別の実施例を示
すものである。この実施例の供給用ペーパーマガジン８
０は、切欠き８１ａの有無によりコード化したペーパー
バランス情報を担持したポート部８１が設けられている
。この切欠き８１ａによるコードを検出するために、複
数のマイクロスインチ８２２〜Ｂ２ｄが配置されており
、これらのマイクロスイッチ８２ａ〜８２ｄの０Ｎ−Ｏ
ＦＦ信号がマイクロコンピュータ３９に送られる。

前述した実施例では、ポート部はペーパーバランス情報
を担持しているが、その他の情報例えば印画紙の長さや
幅を示す情報等を表すコードを設げておき、例えば露光
済み部分の長さを測長することにより、未露光の印画紙
の長さを算出して表示すると便利である。また、前述し
た実施例では、写真フィルムとしてカラーネガフィルム
について説明したが、これはカラーポジフィルム等であ
ってもよい。

〔発明の効果〕

以」二詳細に説明したように、本発明によれば、ペーパ
ーバランス情報を読み取るための読取り部を設け、ペー
パーマガジンが装置された時に、そのポート部に担持さ
れたペーパーバランス情報を読み取って、印画紙の種類
に応じてプリン１−条件を自動的に変更するようにした
から、従来のように操作パネルからペーパーバランス情
報をマニヱアルで入力する必要がなくなり、そのため操
作が極めて簡便となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の写真焼イ（１げ装置の一実施例を示す
概略図である。第２図はペーパーバランスの読取り状態を示す説明図で
ある。第３図はマイクロコンピュータの機能ブロック図である
。第４図はポート部及び読取り部の別の実施例を示す斜視
図である。第５図はポート部部を断面で表した第４図の側面図であ
る。１２・・カラーネガフィルＪ２１３・・イエローフィルタ１４・・マゼンタフィルタ１５・・シアンフィルタ２３・・シャッタ２４・・カラー印画紙２７・・供給用ペーパーマガジン２８・・供給リール３１・・巻取り用ペーパーマガジン３２・・巻取りリール３６・・ポート部３６ａ・・白色部３６ｂ・・黒色部３７・・読取り部３７ａ〜３７ｄ・・フォトセンサー４２・・青色センサーユニット４３・・緑色センサーユニット４４・・赤色センザーユニソト６３・・フィルムバランス入力用ダイヤル６４・・レン
ズバランス入力用ダイヤル８１・・ポート部ｓｉａ・・切欠き部８２ａ〜８２ｄ・・マイクロスインチ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ペーパーマガジンから引き出した印画紙に、写真
フィルムに記録された画像を焼き付ける写真焼付け装置
において、前記ペーパーマガジンが装着された時に、これに形成さ
れたポート部から印画紙の種類を表すペーパーバランス
情報を読み取るための読取り部を設け、読み取ったペー
パーバランス情報に応じて焼付け条件を変更するように
したことを特徴とする写真焼付け装置。
（２）前記読取り部は、反射形フォトセンサーであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の写真焼付け
装置。