JPS6167432A - 離型油 - Google Patents
離型油Info
- Publication number
- JPS6167432A JPS6167432A JP18800984A JP18800984A JPS6167432A JP S6167432 A JPS6167432 A JP S6167432A JP 18800984 A JP18800984 A JP 18800984A JP 18800984 A JP18800984 A JP 18800984A JP S6167432 A JPS6167432 A JP S6167432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- weight
- fat
- mold release
- release oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Edible Oils And Fats (AREA)
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は製菓あるいは製パンの際使用する離型油に関じ
、特だスプレー使用に適した離型油に関する。
、特だスプレー使用に適した離型油に関する。
従来、製菓、製パンに使用されている離型油は固型、液
状、O/Wエマルジョン型等があり、そのうちで離型効
果が良いのは固型、液状、O/Wエマルジョン型の順で
ある。しかし、高生産型の生産ラインは離型効果の高い
困盟状の離型油はグリーサー等の高価な設備を必要とす
るために使用しているメーカーは少ない。固型て比較し
て効果は少し低いが設備の安価、および作業性の面より
スプレ一方式にて対応出来る液状、0/Wエマルジヨン
型が多く使用されている。
状、O/Wエマルジョン型等があり、そのうちで離型効
果が良いのは固型、液状、O/Wエマルジョン型の順で
ある。しかし、高生産型の生産ラインは離型効果の高い
困盟状の離型油はグリーサー等の高価な設備を必要とす
るために使用しているメーカーは少ない。固型て比較し
て効果は少し低いが設備の安価、および作業性の面より
スプレ一方式にて対応出来る液状、0/Wエマルジヨン
型が多く使用されている。
16935号)があるが、通常の食用油を用いているた
めに、十分な性能を有していなかった。
めに、十分な性能を有していなかった。
離型油に必要な性能としては、製菓、製パン類を焙焼す
る際、天板や型への付着やこげつきが無く製品が容易に
離型する性能がまず筆1であり、またスプレー用離型油
においてはスブンーノズルの詰まりかないこと、すなわ
ち油脂の曇点が低く低温でも流動性が良く固形物が析出
しないこと、安定性が良好で使用時に発煙がなく高温で
も劣化しないこと、さらに製品の風味を損なわないこと
等である。
る際、天板や型への付着やこげつきが無く製品が容易に
離型する性能がまず筆1であり、またスプレー用離型油
においてはスブンーノズルの詰まりかないこと、すなわ
ち油脂の曇点が低く低温でも流動性が良く固形物が析出
しないこと、安定性が良好で使用時に発煙がなく高温で
も劣化しないこと、さらに製品の風味を損なわないこと
等である。
従来の離型油は、通常の液状食用油を用いており、構成
脂肪酸中の多不飽和脂肪酸含量が20〜60%と多いの
で酸化安定性が悪く、高温のオープン内で酸化重合等が
起り、小麦粉や砂糖と一諸に混って天板表面に付着した
り、また発煙や製品の1虱味を損なう原因となり十分な
性能が得られなかった。また、不飽和脂肪酸含量の少な
い硬化油を用いると、令息が上昇して流動性が低下して
スプレー使用において難点が生じてくる〇〔問題を解決
するための手段〕 本発明者は、前記の欠点を改良した離型油を得るために
研究した結果、特定の性質を有するエステル交換油て特
定成分を配合したものが性能が医れていることを見いだ
して本発明を完成した。
脂肪酸中の多不飽和脂肪酸含量が20〜60%と多いの
で酸化安定性が悪く、高温のオープン内で酸化重合等が
起り、小麦粉や砂糖と一諸に混って天板表面に付着した
り、また発煙や製品の1虱味を損なう原因となり十分な
性能が得られなかった。また、不飽和脂肪酸含量の少な
い硬化油を用いると、令息が上昇して流動性が低下して
スプレー使用において難点が生じてくる〇〔問題を解決
するための手段〕 本発明者は、前記の欠点を改良した離型油を得るために
研究した結果、特定の性質を有するエステル交換油て特
定成分を配合したものが性能が医れていることを見いだ
して本発明を完成した。
すなわち、本発明は、下記の性質を有する油脂1ooz
量部にワックス0.1〜1重量部および分散剤0.′、
〜3重量部を配合してなる離型油を提供するものである
。
量部にワックス0.1〜1重量部および分散剤0.′、
〜3重量部を配合してなる離型油を提供するものである
。
一ン油、綿実油、ヌカ油等の液状油を、酸化安定性を向
上するために常法により水素添加して構成脂肪酸中の多
不飽和脂肪酸含量が17重量多以下にしたものである。
上するために常法により水素添加して構成脂肪酸中の多
不飽和脂肪酸含量が17重量多以下にしたものである。
脂肪酸からなる中鎖脂肪酸のグリセリンエステル所定量
混合して常法によりエステル交換して得た油脂であり、
エステル交換することてよう、水素添加によって上昇し
た令息および粘度を低下させるため発煙点を230℃以
上に保ち、発煙を抑制天板のすべりを良くして離型性を
改善する作用がある。ワックスの配合量は油脂100重
量部に対して01〜1重量部であり、0.1重量部未満
ではその効果がなく、1重量部を越えると製品のIt味
ン脂防酸七ノエステル、ノルビタン脂肪酸エステル、プ
ロビレ/グリコール脂肪酸エステルなどがあり、離型油
の表面張力を低下させ、スダン一時に天板等の表面に被
膜を良好になじませる作用があり、また、ワックスの分
散性を良くし低温での析出を防止する。分散剤の配合量
は油脂100重−:4°咄にズ′1して01〜3重i名
一部であり、01重量部未満ではその効果がなく、3重
量部を越えると製品の風味が悪くなる。
混合して常法によりエステル交換して得た油脂であり、
エステル交換することてよう、水素添加によって上昇し
た令息および粘度を低下させるため発煙点を230℃以
上に保ち、発煙を抑制天板のすべりを良くして離型性を
改善する作用がある。ワックスの配合量は油脂100重
量部に対して01〜1重量部であり、0.1重量部未満
ではその効果がなく、1重量部を越えると製品のIt味
ン脂防酸七ノエステル、ノルビタン脂肪酸エステル、プ
ロビレ/グリコール脂肪酸エステルなどがあり、離型油
の表面張力を低下させ、スダン一時に天板等の表面に被
膜を良好になじませる作用があり、また、ワックスの分
散性を良くし低温での析出を防止する。分散剤の配合量
は油脂100重−:4°咄にズ′1して01〜3重i名
一部であり、01重量部未満ではその効果がなく、3重
量部を越えると製品の風味が悪くなる。
本発明の離型油は、MCTを配合した特定のエステル交
換油にワックスと分散剤を適量配合しているので、離型
性が特に浸れており、天板をオープン内より搬出した時
に軽く拭き取るだけで固いコゲの付着を抑制することが
出来る。また、すでに固くなったコゲが付着している天
板においても本発明の離型油を使用することにより除々
に固いコゲが溶解し天板が清掃できる。さらに、低温で
の流動性が良好でスプレー使用に適しておシ、製品の風
味を損なうことがなく優れた性能を有している。
換油にワックスと分散剤を適量配合しているので、離型
性が特に浸れており、天板をオープン内より搬出した時
に軽く拭き取るだけで固いコゲの付着を抑制することが
出来る。また、すでに固くなったコゲが付着している天
板においても本発明の離型油を使用することにより除々
に固いコゲが溶解し天板が清掃できる。さらに、低温で
の流動性が良好でスプレー使用に適しておシ、製品の風
味を損なうことがなく優れた性能を有している。
実施例および比較例によって本発明を説明する。
以下%はM上製、部は重量部を示す。
実施例1〜8
it表に示す配合に従って、油脂を80℃に加熱し、ワ
ックスおよび分散剤を添加して均一になるまで混合して
離型油を製造した。
ックスおよび分散剤を添加して均一になるまで混合して
離型油を製造した。
なお、性能試験は、離型油を室温で・・/トスプレーを
用いて天板上に散布し、200℃のオーブン中で30分
間ケーキを・焼いて評価し、その結果を第1表に示した
。
用いて天板上に散布し、200℃のオーブン中で30分
間ケーキを・焼いて評価し、その結果を第1表に示した
。
油を製造し、同様に性能試験を行ない、その結果を第り
表て示した。
表て示した。
第1表−4i曲曲幌の結果から明らかがように、本発明
のものは離型性を含むすべての性能を満足しており、総
合的に比較例より優れていることがわかる。
のものは離型性を含むすべての性能を満足しており、総
合的に比較例より優れていることがわかる。
2)RWニライスワックス
BW 蜜ロウ
3)LE:し/チン
MG:グリセリン脂肪酸モノエステル
SO:ソルビタン脂肪酸エステル
PG プロピレングリコール脂肪酸エステル
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 下記の油脂100重量部にワック ス0.1〜1重量部および分散剤0.1〜3重量部を配
合してなる離型油 油脂:食用油脂90〜96重量%と中鎖トリグリセリド
4〜10重量%との混合油脂を エステル交換して得た油脂であり、その発煙点230℃
以上、曇点−5℃以下、構成脂肪酸中の 多不飽和脂肪酸含量が17重量%以下で ある。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18800984A JPS6167432A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 離型油 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18800984A JPS6167432A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 離型油 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6167432A true JPS6167432A (ja) | 1986-04-07 |
JPH0118701B2 JPH0118701B2 (ja) | 1989-04-06 |
Family
ID=16216045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18800984A Granted JPS6167432A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 離型油 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6167432A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01228427A (ja) * | 1988-03-09 | 1989-09-12 | Masatake Iimori | 油脂組成物及びその製造法 |
JP2014018170A (ja) * | 2012-07-20 | 2014-02-03 | Nisshin Oillio Group Ltd | 離型油 |
JP2017123882A (ja) * | 2017-04-27 | 2017-07-20 | 日清オイリオグループ株式会社 | 離型油 |
KR20190011351A (ko) * | 2017-07-24 | 2019-02-07 | 세종대학교산학협력단 | 식물성 천연 왁스와 식물성 유지를 혼합하여 제조된 올레오젤 및 이를 이용한 유탕면의 제조방법 |
JP2019154433A (ja) * | 2018-03-07 | 2019-09-19 | 株式会社明治 | 油中水型乳化油脂組成物 |
CN110301464A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-10-08 | 无锡优普克生物科技有限公司 | 一种酶法改进的食品用脱模剂及其制备方法 |
-
1984
- 1984-09-10 JP JP18800984A patent/JPS6167432A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01228427A (ja) * | 1988-03-09 | 1989-09-12 | Masatake Iimori | 油脂組成物及びその製造法 |
JP2014018170A (ja) * | 2012-07-20 | 2014-02-03 | Nisshin Oillio Group Ltd | 離型油 |
JP2017123882A (ja) * | 2017-04-27 | 2017-07-20 | 日清オイリオグループ株式会社 | 離型油 |
KR20190011351A (ko) * | 2017-07-24 | 2019-02-07 | 세종대학교산학협력단 | 식물성 천연 왁스와 식물성 유지를 혼합하여 제조된 올레오젤 및 이를 이용한 유탕면의 제조방법 |
JP2019154433A (ja) * | 2018-03-07 | 2019-09-19 | 株式会社明治 | 油中水型乳化油脂組成物 |
CN110301464A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-10-08 | 无锡优普克生物科技有限公司 | 一种酶法改进的食品用脱模剂及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0118701B2 (ja) | 1989-04-06 |
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